JP2021030127A - 酢酸アリル製造用触媒の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
即ち、本開示は、以下の[1]から[9]を包含する。
以下の工程をこの順で含む、(a)パラジウム、(b)金、(c)銅、ニッケル、亜鉛及びコバルトからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を有する第4周期金属化合物、(d)アルカリ金属塩化合物及び(e)担体を含む酢酸アリル製造用触媒の製造方法。
工程1.パラジウムを含む化合物、金を含む化合物及びパラジウム原子1モル当たり1.0〜17.0モル量の(f)1価陽イオンの塩化物の均一溶液を調製し、(e)担体と接触させて前記パラジウムを含む化合物及び前記金を含む化合物を担体上に担持させる工程
工程2.工程1で得られた担体に(g)アルカリ性液体を接触させ、含浸させる工程
工程3.工程2で得られた担体に還元処理を行う工程
工程4.工程3で得られた担体に(c)銅、ニッケル、亜鉛及びコバルトからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を有する第4周期金属化合物及び(d)アルカリ金属塩化合物を担持させる工程
[2]
(f)1価陽イオンの塩化物が、アルカリ金属塩化物である、[1]に記載の酢酸アリル製造用触媒の製造方法。
[3]
(f)1価陽イオンの塩化物が、塩化ナトリウムである、[1]に記載の酢酸アリル製造用触媒の製造方法。
[4]
(c)第4周期金属化合物が、銅又は亜鉛を有する化合物である、[1]〜[3]のいずれかに記載の酢酸アリル製造用触媒の製造方法。
[5]
(c)第4周期金属化合物が、酢酸銅である、[1]〜[3]のいずれかに記載の酢酸アリル製造用触媒の製造方法。
[6]
(d)アルカリ金属塩化合物が、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム及び酢酸セシウムからなる群より選ばれる少なくとも1種である、[1]〜[5]のいずれかに記載の酢酸アリル製造用触媒の製造方法。
[7]
(b)金の量が、(a)パラジウム100質量部に対し、1.7〜14質量部である、[1]〜[6]のいずれかに記載の酢酸アリル製造用触媒の製造方法。
[8]
[1]〜[7]のいずれかに記載した方法により製造された触媒を用いることを特徴とする、プロピレン、酸素及び酢酸を原料とする酢酸アリルの製造方法。
[9]
[1]〜[7]のいずれかに記載した方法により製造された触媒であって、(a)パラジウム、(b)金、(c)銅、ニッケル、亜鉛及びコバルトからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を有する第4周期金属化合物、及び(d)アルカリ金属塩化合物の質量比が、(a):(b):(c):(d)=1:0.00125〜22.5:0.02〜90:0.2〜450である酢酸アリル製造用触媒。
一実施形態の酢酸アリル製造用触媒は、(a)パラジウム、(b)金、(c)銅、ニッケル、亜鉛及びコバルトからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を有する第4周期金属化合物、(d)アルカリ金属塩化合物及び(e)担体の各成分を含み、以下に示す工程をこの順で含む方法によって製造することができる。なお、必要に応じて上記成分以外の成分や下記工程以外の工程を含んでもよい。
工程1.パラジウムを含む化合物、金を含む化合物及びパラジウム原子1モル当たり1.0〜17.0モルの(f)1価陽イオンの塩化物の均一溶液を調製し、(e)担体と接触させてパラジウムを含む化合物及び金を含む化合物を担体上に担持させる工程
工程2.工程1で得られた担体に(g)アルカリ性液体を接触させ、含浸させる工程
工程3.工程2で得られた担体に還元処理を行う工程
工程4.工程3で得られた担体に(c)銅、ニッケル、亜鉛及びコバルトからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を有する第4周期金属化合物及び(d)アルカリ金属塩化合物を担持させる工程
(a)パラジウムは、いずれの価数を持つものであってもよいが、好ましくは金属パラジウムである。本開示における「金属パラジウム」とは、0価の価数を持つものである。金属パラジウムは、通常、2価又は4価のパラジウムイオンを、還元剤であるヒドラジン、水素などを用いて還元することにより得ることができる。この場合、全てのパラジウムが金属状態になくてもよい。
(b)金は、金を含む化合物の形で担体に担持されるが、最終的には実質的にすべてが金属金であることが好ましい。本開示における「金属金」とは、0価の価数を持つものである。金属金は、通常、1価又は3価の金イオンを、還元剤であるヒドラジン、水素などを用いて還元することにより得ることができる。この場合、全ての金が金属状態になくてもよい。
(c)第4周期金属化合物としては、銅、ニッケル、亜鉛及びコバルトからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素の硝酸塩、炭酸塩、硫酸塩、有機酸塩、ハロゲン化物などの可溶性塩を使用することができる。触媒活性をより高めることができることから、(c)第4周期金属化合物は銅又は亜鉛を有する化合物であることが好ましい。有機酸塩としては酢酸塩などが挙げられる。一般には、入手しやすく、水溶性である化合物が好ましい。好ましい化合物としては、硝酸銅、酢酸銅、硝酸ニッケル、酢酸ニッケル、硝酸亜鉛、酢酸亜鉛、硝酸コバルト、酢酸コバルトなどが挙げられる。これらの中では、原料の安定性、入手のしやすさの観点から、酢酸銅が最も好ましい。(c)第4周期金属化合物は、単独の化合物を用いてもよく、複数の種類の化合物を併用することもできる。
(d)アルカリ金属塩化合物としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウムなどの水酸化物、酢酸塩、硝酸塩、炭酸水素塩などを使用することができる。酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、及び酢酸セシウムが好ましく、酢酸カリウム、及び酢酸セシウムがより好ましい。アルカリ金属塩化合物は、単独の化合物を用いてもよく、複数の種類の化合物を併用することもできる。
(e)担体として、特に制限はなく、触媒用担体として一般に用いられている多孔質物質を使用することができる。好ましい担体の例としては、シリカ、アルミナ、シリカ−アルミナ、珪藻土、モンモリロナイト、チタニア及びジルコニアが挙げられる。シリカを用いることがより好ましい。担体としてシリカを主成分として含むものを用いる場合には、担体のシリカ含有量は、担体の質量に対して、好ましくは少なくとも50質量%、より好ましくは少なくとも90質量%である。
1.担体約5gを天秤で精秤し、100mLのビーカーに入れる。このときの質量をw1とする。
2.担体が完全に覆われるように、純水(イオン交換水)約15mLをビーカーに加える。
3.30分間放置する。
4.担体から上澄みの純水を除く。
5.担体の表面に付着した水を、表面の光沢がなくなるまで、紙タオル等で軽く押さえて除去する。
6.担体及び純水の合計質量を精秤する。このときの質量をw2とする。
7.以下の式から担体の吸水率を算出する。
吸水率(g−水/g−担体)=(w2−w1)/w1
したがって、担体の吸水量(g)は担体の吸水率(g−水/g−担体)×使用する担体の質量(g)により計算される。
(f)1価陽イオンの塩化物としてはアルカリ金属の塩化物が好ましい。即ち、1価陽イオンの塩化物として、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウムなどの塩化物などを使用することができる。なかでも塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウムが好ましく、より好ましくは塩化ナトリウムである。1価陽イオンの塩化物は、単独の化合物を用いてもよく、複数の種類の化合物を併用することもできる。1価陽イオンの塩化物を使用することで、溶液中の塩化物イオン濃度を変化させ、工程2におけるパラジウム化合物及び金化合物の、酸化物又は水酸化物への変換速度を制御することができる。
工程2において用いる(g)アルカリ性液体としては特に制限はなく、いかなるアルカリ性の液体でも用いることができる。(g)アルカリ性液体はそれ自体がアルカリ性の液体であってもよく、アルカリ性物質の溶液であってもよい。アルカリ性液体の原料となるアルカリ性物質としては、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の重炭酸塩、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の炭酸塩、アルカリ金属又はアルカリ土類金属のケイ酸塩などが挙げられる。アルカリ金属としてはリチウム、ナトリウム、及びカリウムが好ましく、アルカリ土類金属としてはバリウム及びストロンチウムが好ましい。特に好ましいアルカリ性化合物としては、メタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウムなどが挙げられる。アルカリ性液体との接触により、パラジウム化合物の一部又は全部、金化合物の一部又は全部を酸化物又は水酸化物に変換することができる。
本工程では、パラジウム原料(金属パラジウム又はその前駆体)、金原料(金属金又はその前駆体)及び1価陽イオンの塩化物を含む均一溶液を調製し、得られた均一溶液を担体に接触させてこれらの原料の担持を行う。これらの原料の担体への担持状態としては、いわゆる「エッグシェル型」であることが好ましい。この場合、パラジウム原料及び金原料を含む均一溶液の担体への担持方法としては、結果的にエッグシェル型担持触媒が得られる方法であれば特に制限はない。エッグシェル型担持触媒とは、担体粒子又は成形体における活性成分(例えば、金属パラジウム)の分布状態に関して、ほとんどの活性成分が担体粒子又は成形体の外表面に存在する担持触媒のことをいう。エッグシェル型担持触媒の製造方法としては、具体的には、水、アセトンなどの適当な溶媒、又は塩酸、硝酸、酢酸などの無機酸若しくは有機酸若しくはそれらの溶液に原料を溶解させ、担体の表層に直接的に又は間接的に担持させる方法などが挙げられる。直接的に担持させる方法としては、含浸法及びスプレー法を挙げることができる。間接的に担持させる方法としては、後述のように、先にパラジウム原料、金原料及び1価陽イオンの塩化物を含む均一溶液を担体に接触させてこれらの原料を担体上に担持させ(工程1)、次いで(g)アルカリ性液体との接触含浸(工程2)によって内部のパラジウム原料と金原料を表面に移動させた後、還元処理を行う(工程3)方法などを挙げることができる。
本工程は、工程1で得られた担体(A)に(g)アルカリ性液体を接触含浸させ、含浸担体(B)を得る工程である。工程2の(g)アルカリ性液体で用いるアルカリ性物質は、そのもの自体が液体であればそのまま使用することもできるが、溶液の形態で供給されることが好ましい。アルカリ性液体は、水若しくはアルコール又は水とアルコールの混合溶媒の溶液であることが好ましい。担体(A)とアルカリ性液体との接触条件には特に制限はないが、接触時間は0.5〜100時間の範囲が好ましく、3〜50時間の範囲がより好ましい。0.5時間以上であると十分な性能を得ることができ、一方で100時間以下であると担体の不要な損傷を防止することができる。
本工程は、工程2で得られた含浸担体(B)に還元処理を行う工程である。還元方法としては、液相還元及び気相還元のどちらを用いることもできる。本工程で得られる金属担持担体を金属担持担体(C)とする。
本工程は、工程3で得られた金属担持担体(C)に、(c)第4周期金属化合物及び(d)アルカリ金属塩化合物を担持させる工程である。
酢酸アリル製造用触媒における(a)パラジウム、(b)金、(c)銅、ニッケル、亜鉛及びコバルトからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を有する第4周期金属化合物及び(d)アルカリ金属塩化合物の質量比は、好ましくは(a):(b):(c):(d)=1:0.00125〜22.5:0.02〜90:0.2〜450であり、より好ましくは(a):(b):(c):(d)=1:0.0025〜0.14:0.04〜50:0.4〜250であり、特に好ましくは(a):(b):(c):(d)=1:0.008〜0.1:0.04〜50:0.4〜250である。(a)、(b)及び(c)については成分元素の質量、(d)についてはアルカリ金属塩化合物の質量に基づく。
酢酸アリルを製造するための反応は、プロピレン、酸素及び酢酸を原料とし、気相で行うことが好ましい。気相反応の形式としては、特に制限はなく、公知の方法、例えば、固定床、流動床などの形式を取ることができる。好ましくは、耐食性を有する反応管に前述の触媒を充填した固定床流通反応を採用することが実用上有利である。反応式は次式のとおりである。
CH2=CHCH3+CH3COOH+1/2O2→
CH2=CHCH2OCOCH3+H2O
シリカ球状担体(球体直径5mm、比表面積155m2/g、平均細孔直径24nm、吸水率0.85g−水/g−担体、上海海源化工科技有限公司製HSV−D、以下単に「シリカ担体」という。)を用い、以下の手順で製造を行った。
塩化ナトリウムの量を9.89gから39.54gに変更した以外は実施例1の操作を繰り返して、触媒Bの製造を行った。
塩化ナトリウムを添加せずに、実施例1の操作を繰り返して、触媒Cの製造を行った。
塩化ナトリウムの量を9.89gから79.12gに変更した以外は実施例1の操作を繰り返して、触媒Dの製造を行った。
実施例1、2及び比較例1、2で得た触媒A〜Dのそれぞれ10.5mLを31.5mLのセラミックボールで均一に希釈した後、反応管(SUS316L製、内径25mm)に充填した。反応温度150℃、及び反応圧力0.75MPaG(ゲージ圧)の条件下、ガス組成がプロピレン:酸素:酢酸:水=35:6:8:23(容積比)である混合ガスを、空間速度2070h−1にて導入して、プロピレン、酸素及び酢酸から酢酸アリルを製造した。反応生成物の分析は反応開始から200時間経過後に行った。
酢酸アリルの選択率は、以下の算出式によって求めた。
酢酸アリル選択率(プロピレン基準)(%)=[酢酸アリル生成量(mol)/消費プロピレン量(mol)]×100
Claims (9)
- 以下の工程をこの順で含む、(a)パラジウム、(b)金、(c)銅、ニッケル、亜鉛及びコバルトからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を有する第4周期金属化合物、(d)アルカリ金属塩化合物及び(e)担体を含む酢酸アリル製造用触媒の製造方法。
工程1.パラジウムを含む化合物、金を含む化合物及びパラジウム原子1モル当たり1.0〜17.0モル量の(f)1価陽イオンの塩化物の均一溶液を調製し、(e)担体と接触させて前記パラジウムを含む化合物及び前記金を含む化合物を担体上に担持させる工程
工程2.工程1で得られた担体に(g)アルカリ性液体を接触させ、含浸させる工程
工程3.工程2で得られた担体に還元処理を行う工程
工程4.工程3で得られた担体に(c)銅、ニッケル、亜鉛及びコバルトからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を有する第4周期金属化合物及び(d)アルカリ金属塩化合物を担持させる工程 - (f)1価陽イオンの塩化物が、アルカリ金属塩化物である、請求項1に記載の酢酸アリル製造用触媒の製造方法。
- (f)1価陽イオンの塩化物が、塩化ナトリウムである、請求項1に記載の酢酸アリル製造用触媒の製造方法。
- (c)第4周期金属化合物が、銅又は亜鉛を有する化合物である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酢酸アリル製造用触媒の製造方法。
- (c)第4周期金属化合物が、酢酸銅である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酢酸アリル製造用触媒の製造方法。
- (d)アルカリ金属塩化合物が、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム及び酢酸セシウムからなる群より選ばれる少なくとも1種である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の酢酸アリル製造用触媒の製造方法。
- (b)金の量が、(a)パラジウム100質量部に対し、1.7〜14質量部である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の酢酸アリル製造用触媒の製造方法。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載した方法により製造された触媒を用いることを特徴とする、プロピレン、酸素及び酢酸を原料とする酢酸アリルの製造方法。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載した方法により製造された触媒であって、(a)パラジウム、(b)金、(c)銅、ニッケル、亜鉛及びコバルトからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を有する第4周期金属化合物、及び(d)アルカリ金属塩化合物の質量比が、(a):(b):(c):(d)=1:0.00125〜22.5:0.02〜90:0.2〜450である酢酸アリル製造用触媒。
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