JP2021000846A - 乗物用シートバックフレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】重量及び部品点数の増加を抑えつつ、バックフレームの強度を高められる乗物用シートバックフレームを提供する。【解決手段】本開示の一態様は、第1サイドフレーム及び第2サイドフレームと、第1サイドフレームと第2サイドフレームとを連結するアッパーパネルとを備える乗物用シートバックフレームである。第1サイドフレーム、第2サイドフレーム及びアッパーパネルは、一体品である。第1サイドフレームは、シート幅方向と交差する板面を有する板状のフレーム本体と、フレーム本体のシート前後方向における一方の端部からシート幅方向に突出する第1側壁とを有する。第1側壁の少なくとも一部は、上方から下方に向かってシート前後方向の幅が大きくなる。【選択図】図5
Description
本開示は、乗物用シートバックフレームに関する。
乗物用シートのバックフレームにおいて、2つのサイドフレーム及びアッパーパネルが一体成形されたものが知られている(特許文献1参照)。
バックフレームでは、一般に上下方向の位置によって求められる剛性が異なる。一体形成されたバックフレームにおいて、サイドフレームのシート前後方向の幅を剛性に合わせて大きくすると、サイドフレームの重量が増加する。また、剛性を高めるためにプレート等の補強部材をサイドフレームに取り付けると、部品及び製造工程が増加する。
本開示の一局面は、重量及び部品点数の増加を抑えつつ、バックフレームの強度を高められる乗物用シートバックフレームを提供することを目的としている。
本開示の一態様は、シート幅方向に互いに離間して配置される第1サイドフレーム(51)及び第2サイドフレーム(52)と、第1サイドフレーム(51)の上端部と第2サイドフレーム(52)の上端部とをシート幅方向に連結するアッパーパネル(53)と、を備える乗物用シートバックフレーム(5)である。
第1サイドフレーム(51)、第2サイドフレーム(52)及びアッパーパネル(53)は、一体品である。第1サイドフレーム(51)は、シート幅方向と交差する板面を有する板状のフレーム本体(51A)と、フレーム本体(51A)のシート前後方向における一方の端部からシート幅方向に突出する第1側壁(51B)とを有する。第1側壁(51B)の少なくとも一部は、上方から下方に向かってシート前後方向の幅が大きくなる。
このような構成によれば、フレーム本体(51A)よりも剛性の向上への寄与が大きい第1側壁(51B)の幅を、求められる剛性が高くなる下方に向けて大きくすることで、第1サイドフレーム(51)全体の幅の増大が抑えられる。そのため、重量及び部品点数の増加を抑えつつ、乗物用シートバックフレーム(5)の強度を高められる。
本開示の一態様では、第1側壁(51B)の少なくとも一部は、上方から下方に向かって幅が連続的に大きくなってもよい。このような構成によれば、第1サイドフレーム(51)の剛性が連続的に変化するため、応力の集中による第1サイドフレーム(51)の変形及び損傷を抑制できる。
本開示の一態様では、第1側壁(51B)は、フレーム本体(51A)のシート前方の端部からシート幅方向に突出してもよい。第1サイドフレーム(51)は、フレーム本体(51A)のシート後方の端部からシート幅方向に突出する第2側壁(51C)をさらに有してもよい。第2側壁(51C)の少なくとも一部は、上方から下方に向かってシート前後方向の幅が大きくなってもよい。このような構成によれば、第1側壁(51B)と第2側壁(51C)との幅の調整によって第1サイドフレーム(51)の剛性を効率的よく向上できるため、第1サイドフレーム(51)の幅の増大がより一層抑制される。
本開示の一態様では、第1サイドフレーム(51)は、第1側壁(51B)と、第2側壁(51C)とを連結する少なくとも1つの補強部(51D)をさらに有してもよい。このような構成によれば、補強部(51D)によってシート前後方向の荷重に対する強度が向上する。その結果、フレーム本体(51A)の肉厚を小さくできるため、乗物用シートバックフレーム(5)が軽量化される。
本開示の一態様では、第1側壁(51B)は、フレーム本体(51A)から第2サイドフレーム(52)とは反対側に向かって突出してもよい。このような構成によれば、乗物用シートバックフレーム(5)の成形が容易となるため、乗物用シート(1)の製造コストが低減できる。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す乗物用シート1は、シートクッション2と、シートバック3と、クッションフレーム4と、バックフレーム5と、シートベルト6と、リトラクタ7とを備える。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す乗物用シート1は、シートクッション2と、シートバック3と、クッションフレーム4と、バックフレーム5と、シートベルト6と、リトラクタ7とを備える。
本実施形態の乗物用シート1は、自動車の座席シートとして使用される。なお、以下の説明及び各図面における方向は、乗物用シート1を乗物(つまり自動車)に組み付けた状態における方向を意味する。また、本実施形態では、シート幅方向は、乗物の左右方向に一致し、シートの前方は、乗物の前方に一致する。
シートクッション2は、着席者の臀部等を支持するための部位である。シートクッション2は、クッションフレーム4によって支持されている。シートバック3は、着席者の背部を支持するための部位である。シートバック3は、バックフレーム5によって支持されている。
シートベルト6は、シートバック3の一方の肩部(本実施形態では右肩部)から、シートバック3をシート幅方向に横断しながらシートクッション2のシート幅方向端部(本実施形態では左側端部)に向かって架け渡されることで、着席者に装着される。
<バックフレーム>
バックフレーム5は、図2に示すように、第1サイドフレーム51と、第2サイドフレーム52と、アッパーパネル53と、ロアパネル54と、ベルトアンカ55とを有する。
バックフレーム5は、図2に示すように、第1サイドフレーム51と、第2サイドフレーム52と、アッパーパネル53と、ロアパネル54と、ベルトアンカ55とを有する。
本実施形態では、第1サイドフレーム51、第2サイドフレーム52、アッパーパネル53、ロアパネル54及びベルトアンカ55は、一体品である。つまり、バックフレーム5は、金属又は樹脂によって一体成形されている。バックフレーム5は、例えば、アルミダイカストで構成される。
このようにバックフレーム5が一体品であることで、各パーツを溶接又は締結によって連結する作業が不要となる。また、一体品ではパーツ間の連結部分が存在しないため、荷重の伝達経路が連結部分に集中せず、荷重が他のパーツに効率的に伝達される。
(第1サイドフレーム)
第1サイドフレーム51は、後述するアッパーパネル53とロアパネル54とを上下方向に連結している。
第1サイドフレーム51は、後述するアッパーパネル53とロアパネル54とを上下方向に連結している。
本実施形態では、第1サイドフレーム51は、バックフレーム5の右側の枠を構成している。また、第1サイドフレーム51の上端部には、後述するベルトアンカ55が連結されている。
第1サイドフレーム51は、図3A,3Bに示すように、フレーム本体51Aと、第1側壁51Bと、第2側壁51Cと、複数の補強部51Dと、フランジ51Eと、複数の補助リブ51Fとを有する。
フレーム本体51Aは、シート幅方向と交差する板面を有する板状の部材である。フレーム本体51Aは、上下方向に延伸している。フレーム本体51Aは、シート幅方向と直交する第1板部511と、第1板部511のシート後方端部からシート幅方向内側(つまり左側)に向かって湾曲した第2板部512とを有する。
フレーム本体51Aのシート前後方向の幅は、上下に変化している。具体的には、フレーム本体51Aの幅が最小となる基準位置Pよりも下方では、フレーム本体51Aの幅は、上方から下方に向かって幅が連続的に大きくなっている。基準位位置Pよりも上方では、フレーム本体51Aの幅が上方から下方に向かって小さくなる部位が存在する。
基準位置Pは、リトラクタ7(図1参照)の下端よりも下方に位置する。少なくともフレーム本体51Aの上下方向の中間点よりも下方では、フレーム本体51Aの幅は、上方から下方に向かって幅が連続的に大きくなっている。
第1側壁51Bは、図4に示すように、フレーム本体51Aのシート前方の端部からシート幅方向に突出している。具体的には、第1側壁51Bは、フレーム本体51Aから第2サイドフレーム52とは反対側(つまり右側)に突出している。
第2側壁51Cは、フレーム本体51Aのシート後方の端部から、第1側壁51Bと同じようにシート幅方向に突出している。具体的には、第2側壁51Cは、フレーム本体51Aから第2サイドフレーム52とは反対側(つまり右側)に突出している。
図5に示すように、第1側壁51Bの下端には、クッションフレーム4と連結するための第1連結部513が設けられている。同様に、第2側壁51Cの下端には、クッションフレーム4と連結するための第2連結部514が設けられている。第1連結部513及び第2連結部514には、それぞれ、貫通孔が設けられている。
第1側壁51Bのうち基準位置Pよりも下方の部分(特に、フレーム本体51Aの上下方向の中間点よりも下方の部分)は、上方から下方に向かってシート前後方向の幅D1が連続的に大きくなっている。同様に、第2側壁51Cのうち基準位置Pよりも下方の部分は、上方から下方に向かってシート前後方向の幅D2が連続的に大きくなっている。
第1側壁51B及び第2側壁51Cそれぞれの幅の変化量(ある位置から単位距離下にずれた位置における幅の増加量)は、一定ではなく、上下方向の位置によって変化する。ただし、これらの幅の変化量は一定であってもよい。
本実施形態では、基準位置Pよりも下方、かつ第1連結部513及び第2連結部514よりも上方の領域において、フレーム本体51Aのうち第1側壁51Bと第2側壁51Cとの間の部分の幅D3も、上方から下方に向かって大きくなっている。
なお、第1側壁51B及び第2側壁51Cは、シート幅方向又はシート前後方向に凹んだ溝を有してもよい。例えば、第1側壁51B及び第2側壁51Cのシート幅方向の端面(右端面)に溝が形成されてもよい。この場合の第1側壁51B及び第2側壁51Cの幅は、溝が無い場合の幅と同じ(つまり各側壁の前端と後端との距離)である。
複数の補強部51Dは、第1側壁51Bと、第2側壁51Cとを連結する。複数の補強部51Dは、互いに上下方向に離間して配置されている。補強部51Dは、それぞれ、ボス515と、第1リブ516と、第2リブ517と、第3リブ518と、第4リブ519とを有する。
ボス515は、第1側壁51Bと第2側壁51Cとにシート前後方向に挟まれる位置において、フレーム本体51Aからシート幅方向に突出する円筒状の部位である。ボス515は、第1側壁51B及び第2側壁51Cから離間している。
各リブは、それぞれ、フレーム本体51Aの板面上に配置されている。第1リブ516は、ボス515から上前方に延伸し、第1側壁51Bに連結されている。第2リブ517は、ボス515から下前方に延伸し、第1側壁51Bに連結されている。第3リブ518は、ボス515から上後方に延伸し、第2側壁51Cに連結されている。第4リブ519は、ボス515から下後方に延伸し、第2側壁51Cに連結されている。
第1リブ516の長手方向と第4リブ519の長手方向とは平行である。第2リブ517の長手方向と第3リブ518の長手方向とは平行であり、第1リブ516の長手方向と直交する。
フランジ51Eは、バックフレーム5に部品を取り付けるための板状の部位である。フランジ51Eは、フレーム本体51Aのシート後方の端部から、第2側壁51Cとは反対側に突出している。フランジ51Eの板面は、シート前後方向と交差する。
複数の補助リブ51Fは、第2側壁51Cの後方面に上下方向に離間して配置されている。補助リブ51Fは、第2側壁51Cの右側端部とフランジ51Eとを連結するようにシート幅方向に延伸している。
(第2サイドフレーム)
図2に示す第2サイドフレーム52は、第1サイドフレーム51と共に、アッパーパネル53とロアパネル54とを上下方向に連結している。本実施形態では、第2サイドフレーム52は、バックフレーム5の左側の枠を構成している。
図2に示す第2サイドフレーム52は、第1サイドフレーム51と共に、アッパーパネル53とロアパネル54とを上下方向に連結している。本実施形態では、第2サイドフレーム52は、バックフレーム5の左側の枠を構成している。
第2サイドフレーム52は、第1サイドフレーム51に対してシート幅方向に離間して配置されている。第2サイドフレーム52は、上下方向に延伸する1枚の板状のフレームで構成されている。第2サイドフレーム52の板面は、シート幅方向と直交する。
(アッパーパネル)
アッパーパネル53は、第1サイドフレーム51の上端部と第2サイドフレーム52の上端部とをシート幅方向に連結する板状の部材である。アッパーパネル53の板面は、シート前後方向と交差する。
アッパーパネル53は、第1サイドフレーム51の上端部と第2サイドフレーム52の上端部とをシート幅方向に連結する板状の部材である。アッパーパネル53の板面は、シート前後方向と交差する。
(ロアパネル)
ロアパネル54は、第1サイドフレーム51の下端部と第2サイドフレーム52の下端部とをシート幅方向に連結する板状の部材である。ロアパネル54の板面は、シート前後方向と交差する。
ロアパネル54は、第1サイドフレーム51の下端部と第2サイドフレーム52の下端部とをシート幅方向に連結する板状の部材である。ロアパネル54の板面は、シート前後方向と交差する。
(ベルトアンカ)
ベルトアンカ55は、バックフレーム5において、シートベルト6の取り出し口を構成する部位である。
ベルトアンカ55は、バックフレーム5において、シートベルト6の取り出し口を構成する部位である。
ベルトアンカ55は、アッパーパネル53よりもシート前方に配置されている。ベルトアンカ55は、第1サイドフレーム51とアッパーパネル53とに連結されている。ベルトアンカ55は、第1サイドフレーム51とアッパーパネル53と共に、リトラクタ7から取り出されるシートベルト6が挿通される開口を形成している。
<リトラクタ>
リトラクタ7は、シートベルト6を巻き取る装置である。リトラクタ7は、バックフレーム5の肩部に取り付けられている。
リトラクタ7は、シートベルト6を巻き取る装置である。リトラクタ7は、バックフレーム5の肩部に取り付けられている。
具体的には、リトラクタ7は、アッパーパネル53に固定されると共に、上方から視て、ベルトアンカ55、アッパーパネル53及び第1サイドフレーム51に囲まれた空間に配置されている。
[1−2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)フレーム本体51Aよりも剛性の向上への寄与が大きい第1側壁51Bの幅を、求められる剛性が高くなる下方に向けて大きくすることで、第1サイドフレーム51全体の幅の増大が抑えられる。そのため、重量及び部品点数の増加を抑えつつ、バックフレーム5の強度(特にベルトアンカ55から伝達されるシートベルト6の荷重に対する剛性)を高められる。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)フレーム本体51Aよりも剛性の向上への寄与が大きい第1側壁51Bの幅を、求められる剛性が高くなる下方に向けて大きくすることで、第1サイドフレーム51全体の幅の増大が抑えられる。そのため、重量及び部品点数の増加を抑えつつ、バックフレーム5の強度(特にベルトアンカ55から伝達されるシートベルト6の荷重に対する剛性)を高められる。
(1b)第1側壁51B及び第2側壁51Cの幅が連続的に大きくなることで、第1サイドフレーム51の剛性が連続的に変化するため、応力の集中による第1サイドフレーム51の変形及び損傷を抑制できる。
(1c)第1側壁51Bと第2側壁51Cとの幅の調整によって第1サイドフレーム51の剛性を効率的よく向上できるため、第1サイドフレーム51の幅の増大がより一層抑制される。
(1d)複数の補強部51Dによってシート前後方向の荷重に対する強度が向上する。その結果、フレーム本体51Aの肉厚を小さくできるため、バックフレーム5が軽量化される。
(1e)第1側壁51B及び第2側壁51Cがフレーム本体51Aから第2サイドフレーム52とは反対側に向かって突出することで、バックフレーム5の成形が容易となる。その結果、乗物用シート1の製造コストが低減できる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態の乗物用シート1において、第1側壁51B及び第2側壁51Cの幅は、上方から下方に向かって必ずしも連続的に大きくならなくてもよい。例えば、上記幅は、上方から下方に向かって段階的又は断続的に大きくなってもよい。
(2b)上記実施形態の乗物用シート1において、第1側壁51B及び第2側壁51Cは、必ずしも第2サイドフレーム52とは反対側に向かって突出しなくてもよい。つまり、第1側壁51B及び第2側壁51Cは、第2サイドフレーム52に向かって突出してもよい。
(2c)上記実施形態の乗物用シート1において、第1サイドフレーム51は、必ずしも第2側壁51Cを有しなくてもよい。また、第1サイドフレーム51が第2側壁51Cを有しない場合は、第1側壁51Bは、フレーム本体51Aのシート後方に配置されてもよい。
(2d)上記実施形態の乗物用シート1において、第1サイドフレーム51は、必ずしも複数の補強部51Dを有しなくてもよい。つまり、第1サイドフレーム51は、1つの補強部51Dを有してもよい。また、第1サイドフレーム51は、補強部51Dを有しなくてもよい。
(2e)上記実施形態の乗物用シート1において、ロアパネル54は、必ずしも第1サイドフレーム51、第2サイドフレーム52及びアッパーパネル53と一体品でなくてもよい。例えば、ロアパネル54は、第1サイドフレーム51及び第2サイドフレーム52に締結や溶接により固定されてもよい。
(2f)上記実施形態の乗物用シート1において、リトラクタ7は、左肩部に設けられてもよい。また、乗物用シート1は、左右両方の肩部に1つずつ配置された複数のリトラクタ7を備えてもよい。
(2g)上記実施形態の乗物用シート1は、上述した自動車に用いられるシート以外に、自動車以外の例えば、鉄道車両、船舶、航空機等の乗物に用いられるシートにも適用できる。
(2h)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…乗物用シート、2…シートクッション、3…シートバック、
4…クッションフレーム、5…バックフレーム、6…シートベルト、7…リトラクタ、
51…第1サイドフレーム、51A…フレーム本体、51B…第1側壁、
51C…第2側壁、51D…補強部、51E…フランジ、51F…補助リブ、
52…第2サイドフレーム、53…アッパーパネル、54…ロアパネル、
55…ベルトアンカ、511…第1板部、512…第2板部、513…第1連結部、
514…第2連結部、515…ボス、516…第1リブ、517…第2リブ、
518…第3リブ、519…第4リブ。
4…クッションフレーム、5…バックフレーム、6…シートベルト、7…リトラクタ、
51…第1サイドフレーム、51A…フレーム本体、51B…第1側壁、
51C…第2側壁、51D…補強部、51E…フランジ、51F…補助リブ、
52…第2サイドフレーム、53…アッパーパネル、54…ロアパネル、
55…ベルトアンカ、511…第1板部、512…第2板部、513…第1連結部、
514…第2連結部、515…ボス、516…第1リブ、517…第2リブ、
518…第3リブ、519…第4リブ。
Claims (5)
- シート幅方向に互いに離間して配置される第1サイドフレーム及び第2サイドフレームと、
前記第1サイドフレームの上端部と前記第2サイドフレームの上端部とをシート幅方向に連結するアッパーパネルと、
を備え、
前記第1サイドフレーム、前記第2サイドフレーム及び前記アッパーパネルは、一体品であり、
前記第1サイドフレームは、
シート幅方向と交差する板面を有する板状のフレーム本体と、
前記フレーム本体のシート前後方向における一方の端部からシート幅方向に突出する第1側壁と、
を有し、
前記第1側壁の少なくとも一部は、上方から下方に向かってシート前後方向の幅が大きくなる、乗物用シートバックフレーム。 - 請求項1に記載の乗物用シートバックフレームであって、
前記第1側壁の少なくとも一部は、上方から下方に向かって前記幅が連続的に大きくなる、乗物用シートバックフレーム。 - 請求項1又は請求項2に記載の乗物用シートバックフレームであって、
前記第1側壁は、前記フレーム本体のシート前方の端部からシート幅方向に突出し、
前記第1サイドフレームは、前記フレーム本体のシート後方の端部からシート幅方向に突出する第2側壁をさらに有し、
前記第2側壁の少なくとも一部は、上方から下方に向かってシート前後方向の幅が大きくなる、乗物用シートバックフレーム。 - 請求項3に記載の乗物用シートバックフレームであって、
前記第1サイドフレームは、前記第1側壁と、前記第2側壁とを連結する少なくとも1つの補強部をさらに有する、乗物用シートバックフレーム。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の乗物用シートバックフレームであって、
前記第1側壁は、前記フレーム本体から前記第2サイドフレームとは反対側に向かって突出する、乗物用シートバックフレーム。
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