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JP2020536191A - コンクリート成形システム - Google Patents

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Abstract

コンクリート壁の枠組、打設、及び硬化に必要な時間及び労力を削減するためのコンクリート成形システム。コンクリート成形システムは一般に、第1壁と、第1壁に対向する第2壁と、一対の側壁とを含むコンクリート型枠を含む。空洞は、それらの壁の間に成形され、開口は、空洞に流体接続されている。第1車両は第1壁に接続され、第2車両は第2壁に接続される。車両を使用して、壁の位置及び向きが調整されてもよい。壁が配置されて、方向付けられた後、コンクリートが開口を通して空洞へ打設されるとき、車両は、壁を所定の位置に保持する。コンクリートは構造に硬化することができ、その後、車両及び壁は、工程を繰り返すために別の位置に移動されてもよい。【選択図】図1

Description

例示的実施形態は一般に、コンクリート壁の枠組、打設、及び硬化に必要な時間及び労力を削減するためのコンクリート成形システムに関する。
本明細書を通じて、関係技術に関するいずれの議論も、かかる関連技術が広く知られ又は本分野において技術常識の一部を形成していることを認めるものと決してみなすべきではない。
壁は、聖書の時代から使用されている。壁は従来、ブロック、木材、金属、又はコンクリートから構築されてきた。コンクリート壁を構築するとき、生コンクリートは一般に、型枠に注入されて、固いコンクリート壁に加硫に許される。型枠は、造られる各壁のためにかなり多くの時間及び労力を必要とする現場で構築されてもよい。
これまでのコンクリート成形システムは、型枠を構築するために、多数の独立型パネルの設置に依存している。パネルは、手動で設置して、整列させ、次いで、所定の位置に留めるために相互に結合する必要がある。より大きなプロジェクトでは、このことが、それぞれ手動で移動させて異なる位置に再設置しなければならないかなり多くのパネルを必要とする可能性があり、これは非常に労力集約的且つ時間集約的である。
パネルが適切に整列されなければ、構築される壁に大きな影響を与える可能性があり、時には、そのような不完全な壁を取り壊し、工程を再び開始することさえ必要となる。パネルが適切に相互接続されなければ、同様に、結果として得られる壁に構造的欠陥が生じる可能性がある。たとえば、2枚の独立型パネルが適切に相互結合されていない場合、コンクリート壁を造る構築クルーの一部にかなりの洗浄を必要とする打設工程中に、パネルのうちの1枚が倒れることがある。
現在の成形システムは大型パネルで利用可能であるが、人的資源及び昇降装置とともに大規模な現場労力を必要とする。これらのシステムは、打設前の設置、相互結合、及び固化に数日を要する。次の打設手順を行うために分解して再設置する別の時間とともに、工程を繰り返す。完了後、次に、各打設作業者は完成した壁に戻って相互結合を取り外し、及び又は、相互結合の後に残った穴を塞ぐ必要がある。
例示的実施形態は、コンクリート成形システムを対象とする。コンクリート成形システムは、第1壁と、第1壁に対向する第2壁と、第1側壁と、第2側壁とを含むコンクリート型枠を含む。空洞は、それらの壁の間に成形され、開口は、空洞に流体接続されている。第1車両のアーム上のアームカプラは、第1壁上の対応するカプラに接続されている。第2車両のアーム上のアームカプラは、第2壁上の対応するカプラに接続されている。車両を使用して、壁の位置及び向きが調整されてもよい。壁が配置されて、方向付けられた後、コンクリートが開口を通して空洞へ打設されるとき、車両は、壁を所定の位置に保持する。コンクリートは構造に硬化することができ、その後、車両及び壁は、工程を繰り返すために別の位置に移動されてもよい。
よって、コンクリート成形システムのいくつかの実施形態について、その詳細な説明をよりよく理解できるように、且つ、本技術分野に対する本発明の寄与をよりよく認識できるように、かなり大まかに概説している。以下に記載され、且つ、本明細書に添付された特許請求の範囲の主題を形成するコンクリート成形システムのさらなる実施形態がある。この点で、コンクリート成形システムの少なくとも1つの実施形態を詳細に説明する前に、コンクリート成形システムが、その用途において、構成の詳細に、あるいは、以下の説明において記載される又は図面に示される構成要素の配置に限定されないことが理解されるべきである。コンクリート成形システムは、他の実施形態を可能にし、さまざまな方法で実践し、且つ実行することが可能である。また、本明細書に使用される表現及び用語は、説明を目的としたものであり、限定するものとみなすべきではないことも、理解されるべきである。
例示的実施形態は、以下の本明細書の詳細な説明と、同様の要素が同様の参照文字によって表される添付図面とから、より完全に理解される。添付図面は、単に例示として示され、よって、本明細書の例示的実施形態を限定するものではない。
ある例示的実施形態によるコンクリート成形システムの斜視図である。 ある例示的実施形態によるコンクリート成形システムの前方上部斜視図である。 ある例示的実施形態によるコンクリート成形システムの後方上部斜視図である。 ある例示的実施形態によるコンクリート成形システムの底面斜視図である。 ある例示的実施形態によるコンクリート成形システムの前方分解図である。 ある例示的実施形態によるコンクリート成形システムの後方分解図である。 ある例示的実施形態によるコンクリート成形システムの使用時の正面図である。 ある例示的実施形態によるコンクリート成形システムの使用時の上部斜視図である。 ある例示的実施形態によるコンクリート成形システムの使用時の側面図である。 ある例示的実施形態によるコンクリート成形システムの使用時の側面斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、第1壁を支持する車両の上部斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、支持体が伸長された、第1壁を支持する車両の上部斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、第2壁を支持する車両の上部斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、第1パネルを支持するアームの側面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、車両に支持されている第2パネルの前方斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、2つの隣接した第1パネルの相互接続を示す断面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、一対の車両に支持されている一対の相互接続された第1パネルの上部斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、車両に支持されている4枚の壁の正面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、4組の壁を支持する4台の車両の上面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、車両に支持されている第2壁の上部斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、車両に支持されている第1壁の上部斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、第1方向への壁の回転を示す上面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、第2方向への壁の回転を示す上面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、第1方向に回転している第1壁の側面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、第2方向に回転している第1壁の側面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、コンクリートの打設時に車両に支持されている4組の壁の上部斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、既存の端部構造から間隙によって分離された一組の壁を支持する2台の車両の上部斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、その間に間隙がある2つの端部構造の上部斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、端部構造間の構造を完成させるのに使用されている2組の壁の上部斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、端部構造間の構造を完成させるためにコンクリートを硬化させるのに使用されている2組の壁の上部斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、完成した構造の上部斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、交互に構造を造るために利用されている4つのクルーを示す第1上面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、交互に構造を造るために利用されている4つのクルーを示す第2上面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、交互に構造を造るために利用されている4つのクルーを示す第3上面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、交互に構造を造るために利用されている4つのクルーを示す第4上面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、交互に構造を造るために利用されている4つのクルーを示す第5上面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、交互に構造を造るために利用されている4つのクルーを示す第6上面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、交互に構造を造るために利用されている4つのクルーを示す第7上面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、車両に支持されている壁の正面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、車両に支持されている壁の前方斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態によるアームカプラ及びアクチュエータの前方斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態によるアームカプラ及びアクチュエータの側面斜視図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、第1方向に回転している壁の正面図である。 コンクリート成形システムのある例示的実施形態による、第2方向に回転している壁の正面図である。
A.概要
例示的なコンクリート成形システム10は一般に、第1端部31と、第2端部32と、上端33と、下端34とを有する第1壁30を備える。図1〜図6に示されるように、システム10はまた、第1端部41と第2端部42と上端43と下端44とを有する第2壁40と、第1壁30の第1端部31と第2壁40の第1端部41との間に接続された第1側壁50と、第1壁30の第2端部32と第2壁40の第2端部42との間に接続された第2側壁55とを含んでもよい。空洞62は、第1壁30と、第2壁40と、第1側壁50と、第2側壁55との間に規定される。空洞62は、ある量のコンクリート12を受けて、硬化工程中、コンクリート12を保持するように適合されている。第1壁30の上端31と、第2壁40の上端41と、第1側壁50の上端と、第2側壁55の上端との中に成形された開口60は、空洞62と流体接続されており、開口60はコンクリート12を受けるように適合されている。地面17の横断に適した第1車両20も含まれる。第1車両20は、第1車両20から延在する第1アーム21と、第1アーム21の遠位部に接続された第1アームカプラ22と、第1モータに接続された複数の第1ホイール又はキャタピラ27とを含んでもよい。第1カプラ37は、第1壁30に接続されてもよく、第1カプラ37は、第1アームカプラ22に接続され、第1アーム21は、第2壁40に対して所望の位置に第1壁30を保持する。
いくつかの実施形態では、壁30、40はどちらも、車両20の対応するアーム21によって、最大3つの軸(ピッチ、ロール、及びヨー)を中心に回転してもよい。図11に示されるような例示的な実施形態では、ピッチアクチュエータ25は、第1アーム21と第1アームカプラ22との間に接続されてもよく、ピッチアクチュエータ25は、第1アーム21に対して第1アームカプラ22及び第1壁30のピッチを調整するように適合されている。ヨーアクチュエータ24は、第1アーム21と第1アームカプラ22との間に接続されて間に接続されてもよく、ヨーアクチュエータ24は、第1アーム21に対して第1アームカプラ22及び第1壁30のヨーを調整するように適合されている。ピッチアクチュエータ25は、第1アームカプラ22の上端の近くに接続されてもよく、ヨーアクチュエータ24は、第1アームカプラ22の側部の近くに接続されてもよい。第1支持体28は、第1車両20に移動可能に接続されてもよく、第1壁30に取り外し可能に接続されてもよい。
いくつかの実施形態では、地面17を横断するのに適した第2車両20は、第2車両20から延在する第2アーム21と、第2アーム21の遠位部に接続された第2アームカプラ22と、第2モータに接続された複数の第2ホイール又はキャタピラ27とを含んでもよい。このような実施形態では、第2カプラ47は、第2壁40に接続されてもよい。第2カプラ47は、第2車両20の第2アームカプラ22にも接続され、第2アーム21は、第1壁30に対して所望の位置に第2壁40を保持する。
第2車両20を利用する実施形態では、第1ピッチアクチュエータ25は、第1アーム21と第1アームカプラ22との間に接続されてもよく、第2ピッチアクチュエータ25は、第2アーム21と第2アームカプラ22との間に接続されてもよく、第1ピッチアクチュエータ25は、第1アーム21に対して第1アームカプラ22及び第1壁20のピッチを調整するように適合されており、第2ピッチアクチュエータ25は、第2アーム21に対して第2アームカプラ22及び第2壁40のピッチを調整するように適合されている。
このような実施形態はまた、第1アーム21と第1アームカプラ22との間に接続された第1ヨーアクチュエータ24と、第2アーム21と第2アームカプラ22との間に接続された第2ヨーアクチュエータ24とを含んでもよく、第1ヨーアクチュエータ24は、第1アーム21に対して第1アームカプラ22及び第1壁30のヨーを調整するように適合されており、第2ヨーアクチュエータ24は、第2アーム21に対して第2アームカプラ22及び第2壁40のピッチを調整するように適合されている。
このような実施形態はまた、第1車両20に移動可能に接続された第1支持体28と、第2車両20に移動可能に接続された第2支持体28とを含んでもよく、第1支持体28は、第1壁30に取り外し可能に接続され、第2支持体28は、第2壁40に取り外し可能に接続されている。
コンクリート成形システム10の別の例示的な実施形態では、第1端部31と第2端部32と上端33と下端34とを有する第1壁30と、第1端部41と第2端部42と上端43と下端44とを有する第2壁40とを備える壁の第1組が提供されてもよく、壁の第1組の第1壁30は、壁の第1組の第2壁40に対して、対向して離間した関係で位置付けられる。このような実施形態では、第1車両20は、壁の第1組の第1壁30を制御してもよく、第2車両20は、壁の第1組の第2壁40を制御してもよい。壁の第1組は、壁の第1組の、第1壁30の第1端部31と第2壁40の第1端部41との間に接続された第1側壁50を含んでもよい。同様に、第2側壁55は、壁の第1組の、第1壁30の第2端部32と第2壁40の第2端部42との間に接続されてもよい。
このような実施形態では、第1端部31と第2端部32と上端33と下端34とを有する第1壁30と、第1端部41と第2端部42と上端43と下端44とを有する第2壁40と、を備える壁の第2組が提供されてもよく、壁の第1組の第1壁30は、壁の第1組の第2壁40に対して、対向して離間した関係で位置付けられる。このような実施形態では、第3車両20は、壁の第2組の第1壁30を制御してもよく、第4車両20は、壁の第2組の第2壁40を制御してもよい。壁の第1組の第1壁30は、壁の第2組の第1壁30に取り外し可能に接続されてもよく、壁の第1組の第2壁40は、壁の第2組の第2壁40に取り外し可能に接続されてもよい。このような実施形態では、空洞62は、壁の第2組の第1壁30と壁の第2組の第2壁40との間で延在してもよい。いくつかの実施形態では、車両20の使用により相互結合が必要ないので、壁の第1組の第1壁30は、壁の第1組の第2壁40に接続されなくてもよい。
第1壁30を第1車両20によって、地面17上の前の位置から地面17上の第1位置まで移動させるステップであって、第1位置が前の位置に対して遠位に離間している、ステップと、第1壁30の下端34が地面17上の第1位置に保持されるように、第1壁30を第1車両20によって位置付けるステップと、第2壁40を第2車両20によって、地面17上の前の位置から地面17上の第2位置まで移動させるステップであって、第2位置が前の位置及び第1位置に対して遠位に離間している、ステップと、第2壁40の下端44が地面上の第2位置に保持されるように、第2壁40を第2車両20によって位置付けるステップであって、第1壁30と第2壁40との間に空洞62を規定するように、第1壁30が第2壁40に対して平行且つ遠位に離間している、ステップと、第1壁30と第2壁40との間の空洞62にある量のコンクリート12を充填するステップと、第1壁30と第2壁40との間の空洞62の中でコンクリート12を硬化させることによって、第1壁30と第2壁40との間に構造16を成形するステップとを含む、構造16を成形する方法も開示される。
B.車両
図面を通じて示されるように、車両20は一般に、コンクリート成形システム10の壁30、40を支持、移動、調整、及び保持するために利用される。図面は、掘削車を含む車両20を示すが、トラック、自動車、ローダなどの幅広い車両20が利用されてもよいことは認識されるべきである。
図8に最もよく示されているように、各車両20は、車両20に移動可能に接続されたアーム21を含んでもよい。アーム21は一般に、車両20の運転室内から制御されるが、いくつかの実施形態では、外部又は遠隔制御が利用されてもよい。アーム21は、アーム21を壁30、40と相互接続するために利用されるアームカプラ22をその遠位端に含む。アームカプラ22は一般に、図11に示されるように、ヒンジ23を介してアーム21にヒンジ式に接続される。
図8に最もよく示されているように、各車両20は、複数のキャタピラ27を使用して地面17を横断してもよい。示されていないが、車両20は代わりに、ホイール、又は、車両20による地面17の横断を可能にする知られている任意の他の装置を使用してもよいことは認識されるべきである。いくつかの実施形態では、車両20は、造られている構造16と並んで走るレール又は同様のものの上にあってもよい。
図11〜図12に最もよく示されているように、各車両20は、車両20に移動可能に接続された支持体28、29を含んでもよい。図15に示される実施形態では、車両20は、車両20の第1側から延在する第1支持体28、及び、車両20の第2側から延在する第2支持体29とともに示されている。支持体28、29は、支持体28、29が車両20によって支持されているとき、壁30、40にさらなる安定性を提供するために利用されてもよい。
図11〜図12に示される実施形態では、支持体28、29は、第1壁30の外面35に取り外し可能に接続されている。支持体28、29は、支持体28、29が壁30、40に接続されていない第1位置と、支持体28、29が壁30、40に接続されている第2位置との間で調整可能である。
支持体28、29は、壁30、40と接触するように下げられてもよく、又は、壁30、40を離すように上げられてもよい。支持体28、29が、摩擦係合によって壁30、40に接続されてもよく、又は、ブラケット、留め金、又は同様のものなどの他の固定機構を利用してもよいことは認識されるべきである。
図20に示されるように、第1支持体28は、車両20の第1側から延在し、第2支持体29は、車両20の第2側から延在する。第1支持体28は、第2支持体29に対して平行であってもよい。第1支持体28及び第2支持体29は、個々に制御可能であってもよく、それにより、第1支持体28が上げられるのと同時に第2支持体29が下げられてもよく、その逆もまた同じである。
一般に、第1支持体28は、車両20から延在して、壁30、40のその第1端部31、41の近くで、壁30、40の外面35、45の下端34、44と摩擦係合する。第2支持体29は、車両20から延在して、その第2端部32、42の近くで、壁30、40の外面35、45の下端34、44と摩擦係合してもよい。図20に示されるように、支持体28、29は、壁30、40の外面35、45に沿って延在するリブ69に(たとえば、摩擦係合によって)接続してもよい。
壁30、40を支持する車両20の使用により、型枠の第1壁30と第2壁40との間の相互結合又は任意の相互接続の省略が可能になる。車両20の支持により、相互結合又は壁30と40との間に接続される側壁50、55がなくても、壁30、40はコンクリート12の打設圧力に耐えることができる。車両20の重量により、打設中、壁30、40の中間点又は上方点で壁30、40を支持する地上の支柱も必要なくなる。
C.コンクリート型枠
図面を通じて示されるように、コンクリート成形システム10は、第1壁30と、第1壁30に対して離間して対向する関係にある第2壁40とを含んでもよい。このような構成は、構造16を成形するために、コンクリート12を打設し、硬化させることを可能にしてもよい空洞62を有するコンクリート型枠を作成する。
図1〜図10は、第1壁30と、第2壁40と、第1側壁50と、第2側壁55とを含む第1例示的な実施形態を示す。図1に示されるように、第1壁30は、第1端部31と、第2端部32と、上端33と、下端34と、外面35と、内面36とを含んでもよい。第1壁30の下端34は、地面17上に位置付けられて、車両20によって所定の位置に維持される。第1壁30は、車両20に面する外面35と、車両20の反対側に面し、図9に示されるように、第2壁40が所定の位置にあるとき、第2壁40に面する内面36とを含む。
図5〜図6に示されるように、第2壁40は同様に、第1端部41と、第2端部42と、上端43と、下端44と、第1側壁50と、第2側壁55とを含む。第2壁40の下端44は、地面17上に位置付けられて、車両20によって所定の位置に維持される。第2壁40は一般に、図26に示されるように、第1壁30に対して、対向する離間した関係で位置付けられる。第2壁40は、車両20に面する外面45と、車両20の反対側に面する内面46とを含んでもよい。
図1〜図8は、一対の側壁50、55を含む実施形態を示す。図5に最もよく示されているように、第1側壁50は、第1壁30の第1端部31と第2壁40の第1端部41との間に接続されてもよい。第2側壁55は、第1壁30の第2端部32と第2壁40の第2端部42との間に接続されてもよい。このようにして、空洞62は、第1壁30と、第2壁40と、第1側壁50と、第2側壁55との間に規定される。
第1壁30及び第2壁40は、異なる種類の構造16を作るために、異なる向きを備えてもよい。たとえば、第1壁30及び第2壁40はどちらも、均一な幅の壁を作成するために、直立した垂直の向きであってもよい。他の実施形態では、結果として得られる構造16上に傾斜面を作るように、第1壁30を斜めに向け、且つ、第2壁40を垂直に向けてもよい。両方の壁30、40は、三角形状の壁を作るために、互いに斜めに向けられる可能性がある。任意の他の向き又は構成が利用されてもよい。
図6に示されるように、第1側壁50は、上端51と下端52とを備えてもよい。第1側壁50は、第1壁30と第2壁40との間に取り外し可能に接続されてもよい。第2側壁55は、上端56と下端56とを備えてもよい。第2側壁55は、第1壁30と第2壁40との間に取り外し可能に接続されてもよい。他の実施形態では、側壁50、55は、第1壁30及び第2壁40に固定的に取り付けられる可能性があり、又は、第1壁30及び第2壁40と一体的に成形される可能性がある。
壁30の内面36及び壁40の内面46は好ましくは、コンクリート12が硬化及び固化するときに接着しない材料から構成される。換言すれば、壁30の内面36及び壁40の内面46は好ましくは、硬化後に、(たとえば、コンクリート12が壁30の内面36及び壁40の内面46に固着した場合に)固化したコンクリート12を小片に砕くことなく、壁30、40を固化したコンクリート12から引き離す又は別の方法で移動させることができる材料から構成される。
壁30の外面36及び壁40の外面46はそれぞれ、図8〜図10に示されるように、対応するアームカプラ22と取り外し可能に係合するように適合されたカプラ37、47を含む。第1壁30は、その外面36上に第1カプラ37を含んでもよく、第2壁40は、その外面46上に第2カプラ47を含んでもよい。図12に示されるように、カプラ37、47は、対応するアームカプラ22を接続することができる、ロッド、クリップ、ブラケット、又は同様のものなどの構造を備えてもよい。アームカプラ22は、カプラ37、47に取り外し可能に接続されてもよい。
いくつかの実施形態では、カプラ37、47は、迅速接続及び迅速切断カプラ37、47を備えてもよい。このような実施形態では、車両20のアーム21の操作は、アームカプラ22を、対応するカプラ37、47に簡単に接続するために、又は、アームカプラ22を、対応するカプラ37、47から切り離すために利用されてもよい。
車両20のアーム21が、アームカプラ22及びカプラ37、47を介して、壁30、40に連結されるとき、アーム21は、アーム21が接続される壁30、40を移動又は別の方法で調整するために操作されてもよい。このようにして、壁30、40は、生コンクリート12の硬化による構造16の成形に使用するために、地面17上の所望の位置に、所望の向きで位置付けられてもよい。
図8〜図10は、第1壁30と、第2壁40と、第1側壁50と、第2側壁55とから構成されるコンクリート型枠を支持するために利用されている一対の車両20a、20bを示す。第1車両20aは、第1壁30に接続されており、第1車両20aのアーム21は、第1壁40の第1カプラ37に接続されている。第2車両20bは、第2壁40に接続されており、第2車両20bのアーム21は、第2壁40の第2カプラ47に接続されている。このようにして、両方の壁30、40は、所定の位置に支持されており、コンクリート12は、空洞62に打設されて、生コンクリート12が構造16を成形するために固化コンクリート12に硬化する位置に保持される。
図8に示される実施形態では、足場64は、壁30、40、50、55の上端33、43、51、56を取り囲む。この足場64により、必要に応じて、個人が安全に壁30、40、50、55にサービスを提供することができる。壁30、40、50、55の上端33、43、51、56は、必要に応じて、壁30、40、50、55を移動させるためにブームに接続されてもよい、クリップ又は同様のものなどの壁アンカ68を含んでもよい。あるいは、作業者の安全ベルトは、怪我を防止するために、これらの壁アンカ68に接続されてもよい。
図11〜図26は、側壁50、55又は任意の種類の相互結合を使用せずに壁30、40を所定の位置に保持できるコンクリート成形システム10の実施形態を示す。換言すれば、壁30、40は、互いに接続されることなく、対向する離間した関係で保持され、第1壁30は、第2壁40に接続されない。これは、壁30、40を互いに対して相互接続する必要なしに、壁30、40を所定の位置に保持する車両20の使用により可能である。
図22〜図25に示されるように、このような実施形態は、壁30、40の向きを調整する際のさらなる操作性を可能にする。図20に示されるように、このような実施形態のアームカプラ22は、アーム21と壁30、40との間に接続される板状部材を備えてもよい。アームカプラ22は、たとえば、壁30、40上のカプラ37、47を介して、取り外し可能に又は固定的に、壁30、40に取り付けられてもよい。
いくつかの実施形態では、壁30、40の姿勢、位置、及び/又は向きを調整することが望ましいことがある。このような調整は、構造16を構築するときに遭遇することがある地形の変化に適応するために利用されてもよい。異なる実施形態は、特定の地域、地形、又は地面17の必要性に応じて、異なる数の軸を中心とした壁30、40の調整を可能としてもよい。いくつかの実施形態では、壁30、40は、地面17、又は特定の壁30、40が接続された車両20のアーム21に対して、最大3つの軸(ピッチ、ヨー、ロール)を中心に回転してもよい。
図22〜図25は、地面17に対するX軸(ピッチ)及び地面17に対するY軸(ヨー)の2つの軸を中心に回転可能である実施形態を示す。このような実施形態は、壁30、40が相互接続されるアーム21に対する壁30、40の姿勢又は向きを、回転又は別の方法で調整するために利用されるアクチュエータ24、25を含んでもよい。図22〜23に示されるように、一対のヨーアクチュエータ24は、アーム21とアームカプラ22との間に接続されてもよい。ヨーアクチュエータ24は、アームカプラ22のヨーをアーム21に対して調整するように適合されている。壁30、40は、たとえば、壁30、40上のカプラ37、47を介してアームカプラ22に接続されているので、壁30、40は同様に、アームカプラ22とともに調整される。
図22に示される実施形態では、第1ヨーアクチュエータ24は、ヒンジ23とアームカプラ22の第1側面との間に接続されている。第2ヨーアクチュエータ24は、ヒンジ23とアームカプラ22の第2側面との間に接続されている。第2ヨーアクチュエータ24を縮めながら第1ヨーアクチュエータ24を伸ばすことにより、アームカプラ22のヨーが第1方向に調整される。第2ヨーアクチュエータ24を伸ばしながら第1ヨーアクチュエータ24を縮めることにより、アームカプラ22(及び、結果として、壁30、40)のヨーが第2方向に調整される。
図24〜図25に示されるように、一対のピッチアクチュエータ25は、アーム21とアームカプラ22との間に接続されてもよい。ピッチアクチュエータ25は、アームカプラ22のピッチをアーム21に対して調整するように適合されている。壁30、40はアームカプラ22に接続されているので、壁30、40は同様に、アームカプラ22とともに調整される。
図24に示される実施形態では、第1ピッチアクチュエータ25は、アーム21とアームカプラ22の上端との間に接続されている。第2ピッチアクチュエータ25は、アーム21とアームカプラ22の下端との間に接続されている。第2ピッチアクチュエータ25を縮めながら第1ピッチアクチュエータ25を伸ばすことにより、アームカプラ22のピッチが第1方向に調整される。第2ピッチアクチュエータ25を伸ばしながら第1ピッチアクチュエータ25を縮めることにより、アームカプラ22(及び、結果として、壁30、40)のピッチが第2方向に調整される。
アクチュエータ24、25を利用することによって、壁30と壁40との間の空洞62に打設されるコンクリート12のために所定の位置に保持される前に、壁30、40を所望の向きに調整してもよい。壁30、40がそのように向けられるとき、さらなる安定性のために、車両20と壁30、40との間でさらなる支持体28、29を相互接続してもよい。
いくつかの実施形態では、壁30、40は、3つの軸を中心に回転するように調整されてもよい。図39〜図43は、地面17に対するX軸(ピッチ)、地面17に対するY軸(ヨー)、及び地面17に対するZ軸(ロール)の3つの軸を中心に回転可能である実施形態を示す。図24及び図25は、壁30、40のピッチを調整するために第1軸を中心に回転している壁30、40を示す。図22及び図23は、壁30、40のヨーを調整するために第2軸を中心に回転している壁30、40を示す。図43A及び図43Bは、壁30、40のロールを調整するために第3軸を中心に回転している壁30、40を示す。
図39〜図43は、アームカプラ80が接続されたアーム21に対する壁30、40の姿勢を調整するように適合されたアームカプラ80の代替の実施形態を示す(ロール、ピッチ、ヨー)。このようなアームカプラ80は、壁30、40上の対応するカプラ37、47に接続されるフレーム81を備えてもよい。
図39の例示的な実施形態では、第1壁30の第1カプラ37は、第1壁の第1端部31と第2端部32との間で延在する複数の細長部材を備えるように示されている。フレーム81は、第1壁30の第1カプラ37に対して垂直に延在する複数の細長部材を備える。フレーム81は、壁30、40のカプラ37、47に、固定的に又は取り外し可能に接続されてもよい。いくつかの実施形態では、フレーム81は、壁30、40のカプラ37、47に溶接されてもよい。
図40は、アームカプラ80が、ヒンジ85によって車両20のアーム21に接続されたハブ82を含むことを示す。ハブ82は、十字構成を備えるように示され、第1方向に延在する第1アーム83と、第2方向に延在する第2アーム84とを含む。ハブ82の代替の構成が利用されてもよいことは認識されるべきである。ハブ82は、壁30、40上の対応するカプラ37、47によって壁30、40に次に接続されるフレーム81に接続されるように示されている。ハブ82がフレーム81に接続される方法は、異なる実施形態では異なってもよい。ハブ82及びフレーム81は、一緒に溶接される可能性があり、又は、別の方法で相互接続される可能性がある。
図42に最もよく示されているように、アームカプラ80は、アームカプラ80の回転を可能にする軸受89を含んでもよい。より詳細には、図42の実施形態は、ハブ82が回転できるように、ハブ82の中心の近くに軸受89を含む。軸受89は、本明細書に論じられるロールアクチュエータ86を使用して、姿勢調整(ロール)を可能とするために利用される。
アーム21は、アクチュエータ86、87、88によってのみ、アームカプラ80に接続される。このようにして、アクチュエータ86、87、88は、アームカプラ80及び相互接続された壁30、40の姿勢を制御してもよい。軸受89は、壁30、40のロールが、地面17における変化に対応するように調整することができる。
図41に示されるように、複数のアクチュエータ86、87、88は、車両20のアーム21に対する壁30、40の3軸回転によって姿勢調整を実現するために利用される。第1軸(X軸)を中心とする壁30、40の回転を制御するロールアクチュエータ86が示されている。第2軸(Y軸)に対する壁30、40の回転を制御するヨーアクチュエータ87が示されている。第3軸(Z軸)を中心とする壁30、40の回転を制御するピッチアクチュエータ88が示されている。
図42に最もよく示されているように、ロールアクチュエータ86はそれぞれ、ハブ82とフレーム81との間に接続されている。ハブ82の軸受89により、フレーム81、ハブ82、そしてさらには壁30、40は、ロール調整のために軸受89を中心に回転することができる。これは、特に地形の変化に対して有用である。図面はわずかなロール調整(3〜5度)のみ示しているが、特定の地形のためにより大きな角度変化に対応してもよいことは認識されるべきである。
図41に示されるように、第1ロールアクチュエータ86は、ハブ82の第1アーム83とフレーム81との間に接続されてもよい。第2ロールアクチュエータ86は、ハブ82の第2アーム84とフレーム81との間に接続されてもよい。ロールアクチュエータ86は、フレーム81に対して平行な向きに、鉛直に延在するように示されている。ロールアクチュエータ86の伸縮により、壁30、40の姿勢(ロール)を調整する。図43Aは、第1アーム83上のロールアクチュエータ86の伸長によって壁30、40が第1方向をロールすることを示す。図43Bは、第2アーム84上のロールアクチュエータ86の伸長による壁30、40の第2方向へのロールを示す。
図41に示されるように、第1ヨーアクチュエータ87は、ヒンジ85とアームカプラ80のハブ82の第1アーム83との間に接続されてもよい。第2ヨーアクチュエータ87は同様に、ヒンジ85とアームカプラ80のハブ82の第2アーム84との間に接続されてもよい。ヨーアクチュエータ87は、図に示されるように、反対方向に延在してもよい。ヨーアクチュエータ87は、壁30、40のヨーを調整するために、伸長及び/又は収縮してもよい。
図41に示されるように、第1ピッチアクチュエータ88は、車両20のアーム21とアームカプラ80のハブ82の上端との間で延在する。第2ピッチアクチュエータ88は、車両20のアーム21とアームカプラ80のハブ82の下端との間で延在する。ピッチアクチュエータ88は、壁30、40のピッチを調整するために、伸長及び/又は収縮してもよい。
図13、図15、及び図21に示されるように、車両20は、車両20の第1側から延在する第1支持体28と、車両20の第2側から延在する第2支持体29とを含んでもよい。支持体28、29のそれぞれは、さまざまな構成、たとえば、図面に示されるようなロッドなどの細長部材を備えてもよい。支持体28、29は、車両20によって所定の位置に保持されるとき、壁30、40にさらなる支えを提供する。
支持体28、29は好ましくは、車両20に移動可能に接続され、支持体28、29は、収納/搬送位置に上げられてもよく、又は、壁30、40と係合する係合位置に下げられてもよい。図面では、支持体28、29は、垂直位置と水平位置との間で回転するように示されている。よって、支持体28、29は、図面に示されるように、ヒンジによって車両20にヒンジ式に接続されてもよい。支持体28、29の位置を調整するために、アクチュエータが設けられてもよい。支持体28、29が車両20に接続される位置は、それぞれの実施形態で異なってもよく、図面によって限定されると解釈すべきではない。
支持体28、29は、壁30、40と相互接続してもよく、又は、壁30、40と摩擦係合してもよい。図面では、支持体28、29は、関連する壁30、40の外面35、45の下端34、44のリブ69と係合するように示されている。支持体28、29は、異なる実施形態では、壁30、40上の任意の位置と相互接続してもよい。
支持体28、29は、図面に示されるように、互いに平行であってもよい。支持体28、29は、いくつかの実施形態では、個々に制御されてもよく、又は、他の実施形態では、一緒に制御されてもよい。壁30、40と係合されると、支持体28、29は、壁30、40の下端34、44にさらなる安定性を提供し、硬化中、その所望の向き及び位置に壁30、40を保持する。
図26に示されるように、それぞれが第1壁30と対向する第2壁40とを備える壁の複数の組は、デイジーチェーン接続されてもよい。そのように相互接続される壁30、40の数は、それぞれの実施形態において、異なる種類の結果として得られる構造16のために異なってもよい。たとえば、より長い構造16が望まれる場合、コンクリート12が硬化する空洞62の有効長さを延ばすために、さらなる壁30、40が端部にデイジーチェーン接続されてもよい。
壁30、40の相互接続を実現するために、コネクタ38、48及びレシーバ48、49が利用されてもよい。第1壁30は、その第1端部31上の第1コネクタ38と、その第2端部32上の第1レシーバ39とを含んでもよい。第2壁40は同様に、その第1端部41上の第2コネクタ48と、その第2端部42上の第2レシーバ49とを含んでもよい。
各コネクタ38、48は、図16及び図17に示されるように、隣接する壁上の対応するレシーバ39、49と取り外し可能に係合するように適合されている。コネクタ38、48はそれぞれ、ピンを備えてもよく、一方、レシーバ39、49はそれぞれ、隣接する壁30、40を相互接続するためにコネクタ38、48が挿入される開口を備えてもよい。
図19は、単一構造を成形するために互いに相互接続される4つの第1壁30a、30b、30c、30dを示す。同様に単一構造を成形するために互いに相互接続される4つの第2壁40a、40b、40c、40dは、4つの第1壁30a、30b、30c、30dに対向する。よって、空洞62は、相互接続された壁30a、30b、30c、30d、40a、40b、40c、40dのすべての間で延在する。容易に理解されるように、これは、空洞62の長さを延ばすことが可能である。図19に示される実施形態では、第1側壁50は、壁の第1組(第1壁30a及び第2壁40a)の間に接続されている。第2側壁55は、壁の第4組(第1壁30d及び第2壁40d)の間に接続されている。
図面を通じて示されるように、壁30、40は、コンクリート12が空洞62に打設される開口60を含んでもよく、又は、規定してもよい。図3に示される例示的な実施形態では、開口60は、第1壁30の上端33、第2壁40の上端43、第1側壁50の上端51、及び第2側壁50の上端56によって規定される。開口60は、壁30、40上の他の位置、たとえば、より下方にある可能性があり、ホース、導管、又は他の種類のフィーダが、生コンクリート12を空洞62に供給するために接続されてもよい。
図26に示されるように、生コンクリート12の打設前に、鉄筋66が空洞62内の壁30と壁40との間に位置付けられてもよい。鉄筋66は、いくつかの実施形態では、開口60を通して空洞62内に降ろされてもよい。他の実施形態では、図21に示されるように、第2壁40が第1壁30に対向する位置に移動される前に、鉄筋66を第1壁30に置いてもよい。
D.好ましい実施形態の作業
使用時、車両20は、壁などの構造16の成形に必要とされる時間及び手間を大きく削減する。図27は、第1構造セグメント14の隣に第2構造セグメント15を造るために利用されている第1壁30と、第2壁40と、第1側壁50と、第2側壁55とから構成されるコンクリート型枠を示し、その間の間隙18は、構造16を完成させるために埋められてもよい。本明細書に論じられるように、車両20及び利用可能な壁30、40、50、55によってより効率的に構造を造るために、構造セグメント14、15を交互にすることは有益であることがある。
図27に示されるように、一対の車両20a、20bは、コンクリート型枠を直立位置に支持するために利用されている。第1壁30は、第1車両20aに接続されて、第1車両20aによって支持されている。第2壁40は、第2車両20bに接続されて、第2車両20bによって支持されている。第1壁30は、第1アーム21aによって調整されてもよく、第2壁40は、第2アーム21bによって調整されてもよい。
第1車両20aのアーム21aは、第1壁30の第1カプラ37と係合するアームカプラ22aを介して第1壁30と相互接続される。第2車両20bのアーム21bは、第2壁40の第2カプラ47と係合するアームカプラ22bを介して第2壁40と相互接続される。アーム21a、21bの調整は、壁30、40の向き又は位置を変えるために利用されてもよい。さらに、車両20a、20b自体の移動が、壁30、40の位置を変えるために利用されてもよい。
図27に示される図では、車両20a、20bのアーム21は、地面17に成形された基礎11上で第1壁30及び第2壁40を直立した垂直位置に向けるように調整されている。車両20a、20bは、第1構造セグメント14からある距離を離して位置付けられており、その距離は、第1構造セグメント14と壁30、40の位置との間の間隙18である。このように壁を交互にすることによって、車両20a、20bの効率性及び位置決めを支援してもよい。
図面は、成形プロセス前に地面17に成形されている基礎11を示すことがあるが、いくつかの実施形態では、基礎11は省略されてもよいことは認識されるべきである。壁30、40、50、55が所定の位置にあると、鉄筋66は、第1壁30と、第2壁40と、第1側壁50と、第2側壁55との間に規定される空洞62内に降ろされてもよい。いくつかの実施形態では、鉄筋66は省略されてもよい。
鉄筋66が所定の位置に置かれた図29に示されるように、生コンクリート12は、壁30、40、50、55の上端31、41、51、56の開口60を通して空洞62に打設される。生コンクリート12は、壁30、40、50、55の下端34、44、52、57から始めて、空洞62に充填される。コンクリート12が空洞62に充填されるとき、壁30、40、50、55は、車両20a、20bによって所定の位置に保持される。
いくつかの実施形態では、空洞62は、コンクリート12で完全に充填されなくてもよい。いくつかの実施形態では、空洞62は、コンクリート12で完全に充填される。いずれの場合も、生コンクリート12の所望の量が、たとえば、ブーム又は同様のものなどのコンクリート供給装置13によって、空洞62に打設される又は別の方法で導入されると、生コンクリート12が硬化及び固化するとき、壁30、40、50、55は所定の位置に保持される。
コンクリート12が図30に示されるような固体の塊に硬化した後、壁30、40、50、55を、結果として得られた構造16のまわりから取り外してもよい。壁30、40、50、55は、任意の数の方法で取り外してもよい。1つの実施形態では、第1側壁50は、第1壁30の第1端部31及び第2壁40の第1端部41から分離される。第2側壁55は、第1壁30の第2端部32及び第2壁40の第2端部42から分離される。次いで、第1車両20aは、第1壁30とともに別の位置へ移動してもよく、一方、第2車両20bは、第2壁40とともに別の位置へ移動する。他の位置に至ると、車両20a、20bを設置し、側壁50、55を再び取り付け、工程を繰り返してもよい。別の実施形態では、車両20a、20bのアーム21a、21bは、構造16の壁30、40、50、55を取り外すために、一緒に持ち上げてもよい。
図26は、4組の第1壁30及び第2壁40の使用した、壁30、40のすべての組を通して延在する細長空洞62の作成を示す。図26に示される実施形態では、壁の各組は、第1壁30a、30b、30c、30dと、対向する第2壁40a、40b、40c、40dとを備える。第1車両20aは第1壁30dを保持し、第2車両20hは第2壁40aを保持する。第3車両20bは第1壁30cを保持し、第4車両20gは第2壁40bを保持する。第5車両20cは第1壁30bを保持し、第6車両20fは第2壁40cを保持する。第7車両20dは第1壁30aを保持し、第8車両20eは第2壁40dを保持する。アーム21a、21b、21c、21d、21e、21f、21g、21hは、アームカプラ22a、22b、22c、22d、22e、22f、22g、22hを介して、壁30a、30b、30c、30d、40a、40b、40c、40dに相互接続される。
壁30a、30b、30c、30d、40a、40b、40c、40dを設置する方法又は順番は、異なってもよい。いくつかの実施形態では、壁30a、30b、30c、30d、40a、40b、40c、40dの各組は、順番に設置される。まず、壁30a、40dの第1組が、車両20d、20eによって設置される。次に、壁30b、40cの第2組が、車両20c、20fによって設置され、第1壁30bが第1壁30aに接続され、第2壁40dが第2壁40cに接続される。次に、壁30c、40bの第3組が、車両20b、20gによって設置され、第1壁30cが第1壁30bに接続され、第2壁40bが第2壁40cに接続される。次に、壁30d、40aの第4組が、車両20d、20hによって設置され、第1壁30dが第1壁30cに接続され、第2壁40aが第2壁40bに接続される。
図19に示される実施形態では、第1側壁50は、第1壁30aの第1端部31及び第2壁40aの第1端部41に接続されている。第2側壁55は、第1壁30dの第2端部32及び第2壁40dの第2端部42に接続されている。よって、空洞62は、壁の第1組から壁の第4組まで延在し、側壁50、55が空洞62を取り囲んでいる。次いで、生コンクリート12が、空洞62に充填するために、空洞62の開口60を通して打設されてもよい。固化及び硬化することができたコンクリート12、その後、壁30a、30b、30c、30d、40a、40b、40c、40dは、取り外されてもよく、次いで、工程を繰り返すために移動されてもよい。図26は、同じ構成を示すが、側壁50、55がなく、鉄筋66が空洞62内に位置付けられている。このような構成は、2つの既存の構造セグメント14、15の間に一組の壁を築くために利用されてもよい。
図32〜図38は、構造16を完成させるために、交互の構成で異なる構造セグメント14、15を完成させるように利用されている車両20の複数の組を示す。示されるように、車両20及び壁30、40の組は、間隙18によって分離された離散的な構造セグメント14、15を成形するために利用される。次いで、同じ車両20は、間隙18を埋めて構造16を完成させるために利用されてもよく、一方、さらなる車両20は、交互にそれ自身が埋められる間隙18によって分離されたさらなる構造セグメント14、15を作成するために利用される。
構造16を完成させるこのような交互の方法により、複数のクルーが同時に働くことができる。コンクリート12が第1構造セグメント14を成形するために硬化する間、車両20の1つの組は第1位置にあるが、車両20のさらなる組は、第2構造セグメント15を成形するために、移動中であってもよく又は別の位置にあってもよい。間隙18により、車両20が互いの進路を塞がないことが保証される。さらに、間隙18は、高さの変化に対応するために利用されてもよく、第1及び第2構造セグメント14、15は高さの変化をまたいでいる。
図27〜図31は、構造16を成形するこのような方法を示す。図27に示されるように、第1構造セグメント14はすでに構築されている。一対の車両20a、20bは、空洞62に流体接続された開口60を有する壁30、40を支持している。鉄筋66は空洞62内に位置付けられていることが分かる。生コンクリート12は、開口60を介して空洞62へ打設されてもよく、コンクリート12は鉄筋66のまわりの空洞62に充填される。コンクリート12は、硬化することができてもよく、壁30、40、50、55は、車両20a、20bによって取り外される。
図28は、セグメント14とセグメント15との間の間隙18を有して構築された、第1構造セグメント14と第2構造セグメント15とを示す。図29に示されるように、2組の壁30a、30b、40a、40bは、間隙18に位置付けられ、4台の車両20a、20b、20c、20dによって保持されている。第1車両20aは第1壁30aを支持し、第2車両20bは第2壁40aを支持し、第3車両20cは第1壁30bを支持し、第4車両20dは第2壁40bを支持している。
引き続き図29を参照すると、第1壁30aは第1壁30bに接続されており、第1壁30a、30bはどちらも、間隙18において構造セグメント14と15との間に位置付けられている。第2壁40aは第2壁40bに接続されており、第2壁40a、40bはどちらも、間隙18において構造セグメント14と15との間に位置付けられている。第1壁30aは、第2壁40aに対して離間して、対向している。第1壁30bは、第2壁40bに対して離間して、対向している。第1壁30aは、第2壁40aに接続されていない。第1壁30bは、第2壁40bに接続されていない。このような構成は、対向する壁30a、30b、40a、40bの間の結合又は他の接続を使用せずに可能であり、それは、車両20a、20b、20c、20dが壁30a、30b、40a、40bを所定の位置に保持するためである。
図29から分かるように、空洞62は、壁30a、30b、40a、40bの両方の組にわたって延在する。生コンクリート12は、たとえば、ブームなどのコンクリート供給装置13によって、開口60を通して空洞62に打設される。コンクリート12は空洞62に充填され、図30に示されるように鉄筋66を囲む。生コンクリート12は、図30に示されるように、成形構造16を固化することができる。次いで、車両20a、20b、20c、20dは移動される。図31は、完成した構造16を示す。
図32〜図38は、複数のクルー70、72、74、76がコンクリート壁などの細長い構造16を完成させるために一緒に効率的に働くことができる方法を示す。各クルー70、72、74、76は、掘削車から構成される4台の車両20を含む。第1クルー70は、それぞれが第1壁30を支持する4つのアーム21を有する。第2クルー72は、それぞれが第2壁40を支持する4つのアーム21を有し、第1クルー70の第1壁30及び第2クルー72の第2壁40が、壁の第1組を成形する。
第3クルー74は同様に、それぞれが第1壁30を支持する4つのアーム21を有する。第4クルー76は、それぞれが第2壁40を支持する4つのアーム21を有し、第3クルー74の第1壁30及び第4クルー76の第2壁40が、硬化する生コンクリート12を受けるための第2空洞62を成形するように適合された壁の第2組を成形する。
図32に示されるように、3つの完成セグメント19a、19b、19cは、クルー70、72、74、76によって事前に完成されており、セグメント19a、19b、19cのそれぞれの間に間隙18を有する。図32の第1クルー70及び第2クルー72は、第1完成セグメント19aと第2完成セグメント19bとの間の位置に存在し、第4完成セグメント19dを成形するために打設されたコンクリート12を硬化させている。図32の第3クルー74及び第4クルー76は、第5完成セグメント19eを成形する位置に存在し、コンクリート12がコンクリート供給装置13から打設されている。第3完成セグメント19cと、第3クルー74及び第4クルー76によって成形されている第4完成セグメント19dとの間に、間隙18が存在している。
図33では、第1クルー70及び第2クルー72は、第4完成セグメント19dを完成させたことが分かる。第2クルー72は、第2完成セグメント19bと第3完成セグメント19cとの間の間隙18へ移動した。鉄筋66は、第2クルー72の壁30の隣に位置付けるために、所定の位置にある。図33〜図36では、第1クルー70の各車両20が、鉄筋66がセットされた後に、第2クルー72に対向するようにどのように移動するかが示されている。
第2クルー72が動いているとき、図36に示されるように、第5完成セグメント19eは硬化している。図37は、第5完成セグメント19eが完了したことを示す。第1クルー70及び第2クルー72はどちらも、所定の位置にあり、コンクリート供給装置13から硬化させるコンクリート12を受けている。第4クルー76は、第5完成セグメント19eと第4クルー76の位置との間に間隙18が存在するように、第5完成セグメント19eから距離を置いて位置付けられる。鉄筋66は、所定の位置に置かれている。図38では、第1クルー70と第2クルー72との間にコンクリート12が固化したことが分かる。ここで、これらのクルー70、72は、次の間隙18へ移動する準備ができている。コンクリート12は、第3クルー74と第4クルー76との間に打設されている。そのコンクリート12は、第1クルー70及び第2クルー72が次の間隙18に動いている間に固化する。
上記の図面及び説明で分かるように、完成セグメント19を間隙18と交互にする複数のクルー70、72、74、76を利用することによって、効率を大幅に向上させることができる。クルー70、72、74、76は、間隙18の使用のために互いを回避することができ、それにより、車両20の寸法のために難しい可能性がある、2組のクルー70、72、74、76が互いに隣接するということが常に防止される。さらに、高さ方向の障害物又は高さの変化が存在する場合、間隙18は、構造16の経路に沿った他の位置での作業を完了するのに使用することができる。
別途定義されない限り、本明細書で使用されるすべての技術的用語及び科学的用語は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されている意味と同じ意味を有する。本明細書に記載されているのと類似の又は均等の方法及び材料は、コンクリート成形システムの実施又は試験時に使用できるが、適切な方法及び材料は上で述べられている。本明細書で言及したすべての刊行物、特許出願、特許、及び他の参考文献は、適用法令及び規定によって許可される範囲で、その全体が参照することにより組み込まれる。コンクリート成形システムは、その精神又は基本的な属性から逸脱しない範囲で、他の特定の形態で具現化することができ、したがって、本実施形態があらゆる点において例示的であり限定的ではないとみなされることが望ましい。説明中に使用されるいずれの見出しも、単なる便宜上のものであり、法的効果も、限定する効果もない。

Claims (20)

  1. 第1端部と、第2端部と、上端と、下端とを有する第1壁と、
    第1端部と、第2端部と、上端と、下端とを有する第2壁と、
    前記第1壁の前記第1端部と前記第2壁の前記第1端部との間に接続された第1側壁と、
    前記第1壁の前記第2端部と前記第2壁の前記第2端部との間に接続された第2側壁と、
    前記第1壁と、前記第2壁と、前記第1側壁と、前記第2側壁との間に規定された空洞であって、前記空洞が、ある量のコンクリートを受けて、硬化中、前記コンクリートを保持するように適合されている、空洞と、
    前記第1壁の前記上端と、前記第2壁の前記上端と、前記第1側壁の上端と、前記第2側壁の上端との中に成形された開口であって、前記開口が前記空洞と流体接続されており、前記開口が前記コンクリートを受けるように適合されている、開口と、
    地面の横断に適した第1車両であって、前記第1車両が、前記第1車両から延在する第1アームと、前記第1アームの遠位部に接続された第1アームカプラと、第1モータに接続された複数の第1ホイール又は複数の第1キャタピラとを含む、第1車両と、
    前記第1壁に接続された第1カプラであって、前記第1カプラが前記第1アームカプラに接続され、前記第1アームが、前記第2壁に対して所望の位置に前記第1壁を保持する、第1カプラと、を備えるコンクリート成形システム。
  2. 前記第1アームと前記第1アームカプラとの間に接続された第1アクチュエータをさらに備え、前記第1アクチュエータが、前記第1アームに対して前記第1アームカプラ及び前記第1壁のピッチを調整するように適合されている、請求項1に記載のコンクリート成形システム。
  3. 前記第1アームと前記第1アームカプラとの間に接続された第2アクチュエータをさらに備え、前記第2アクチュエータが、前記第1アームに対して前記第1アームカプラ及び前記第1壁のヨーを調整するように適合されている、請求項2に記載のコンクリート成形システム。
  4. 前記第1アームカプラが、前記第1アームに対して前記第1アームカプラ及び前記第1壁のロールを調整するように適合された第3アクチュエータを含む、請求項3に記載のコンクリート成形システム。
  5. 前記第1アームカプラが、フレームに接続されたハブを備え、前記ハブが、前記第3アクチュエータが前記第1壁を回転させるとき、前記第1アームカプラがそのまわりを回転する軸受を含む、請求項4に記載のコンクリート成形システム。
  6. 前記第1車両に移動可能に接続された支持体をさらに備え、前記支持体が、前記第1壁に取り外し可能に接続される、請求項1に記載のコンクリート成形システム。
  7. 前記支持体が、前記支持体が前記第1壁に接続されていない第1位置と、前記支持体が前記第1壁に接続されている第2位置との間で調整可能である、請求項6に記載のコンクリート成形システム。
  8. 前記地面の横断に適した第2車両であって、前記第2車両が、
    前記第2車両から延在する第2アームと、
    前記第2アームの遠位部に接続された第2アームカプラと、
    第2モータに接続された複数の第2ホイール又は複数の第2キャタピラと、を含む、第2車両と、
    前記第2壁に接続された第2カプラであって、前記第2カプラが前記第2車両の前記第2アームカプラに接続され、前記第2アームが前記第1壁に対して所望の位置に前記第2壁を保持する、第2カプラと、をさらに備える、請求項1に記載のコンクリート成形システム。
  9. 前記第1アームと前記第1アームカプラとの間に接続された第1ピッチアクチュエータと、前記第2アームと前記第2アームカプラとの間に接続された第2ピッチアクチュエータと、をさらに備え、前記第1ピッチアクチュエータが、前記第1アームに対して前記第1アームカプラ及び前記第1壁のピッチを調整するように適合されており、前記第2ピッチアクチュエータが、前記第2アームに対して前記第2アームカプラ及び前記第2壁のピッチを調整するように適合されている、請求項8に記載のコンクリート成形システム。
  10. 前記第1アームと前記第1アームカプラとの間に接続された第1ヨーアクチュエータと、前記第2アームと前記第2アームカプラとの間に接続された第2ヨーアクチュエータと、をさらに備え、前記第1ヨーアクチュエータが、前記第1アームに対して前記第1アームカプラ及び前記第1壁のヨーを調整するように適合されており、前記第2ヨーアクチュエータが、前記第2アームに対して前記第2アームカプラ及び前記第2壁のヨーを調整するように適合されている、請求項9に記載のコンクリート成形システム。
  11. 前記第1車両に移動可能に接続された第1支持体と、前記第2車両に移動可能に接続された第2支持体と、をさらに備え、前記第1支持体が、前記第1壁に取り外し可能に接続され、前記第2支持体が、前記第2壁に取り外し可能に接続される、請求項10に記載のコンクリート成形システム。
  12. 第1端部と第2端部と上端と下端とを有する第1壁と、第1端部と第2端部と上端と下端とを有する第2壁とを備える壁の第1組であって、前記壁の第1組の前記第1壁が、前記壁の第1組の前記第2壁に対して、対向して離間した関係で位置付けられる、壁の第1組と、
    地面の横断に適した第1車両であって、前記第1車両が、
    前記第1車両から延在する第1アームと、
    前記第1アームの遠位部に接続された第1アームカプラと、
    第1モータに接続された複数の第1ホイール又は複数の第1キャタピラと、を含む、第1車両と、
    前記壁の第1組の前記第1壁に接続された第1カプラであって、前記第1カプラが前記第1アームカプラに接続され、前記第1アームが、前記壁の第1組の前記第2壁に対して所望の位置に前記壁の第1組の前記第1壁を保持する、第1カプラと、
    前記地面の横断に適した第2車両であって、前記第2車両が、
    前記第2車両から延在する第2アームと、
    前記第2アームの遠位部に接続された第2アームカプラと、
    第2モータに接続された複数の第2ホイール又は複数の第2キャタピラと、を含む、第2車両と、
    前記壁の第1組の前記第2壁に接続された第2カプラであって、前記第2カプラが前記第2車両の前記第2アームカプラに接続され、前記第2アームが、前記壁の第1組の前記第1壁に対して所望の位置に前記壁の第1組の前記第2壁を保持する、第2カプラと、
    前記壁の第1組の前記第1壁と前記第2壁との間に規定された空洞であって、前記空洞が、ある量のコンクリートを受けて、硬化中、前記コンクリートを保持するように適合されている、空洞と、を備えるコンクリート成形システム。
  13. 前記壁の第1組が、前記壁の第1組の、前記第1壁の前記第1端部と前記第2壁の前記第1端部との間に接続される第1側壁を含む、請求項12に記載のコンクリート成形システム。
  14. 前記壁の第1組が、前記壁の第1組の、前記第1壁の前記第2端部と前記第2壁の前記第2端部との間に接続される第2側壁を含む、請求項13に記載のコンクリート成形システム。
  15. 第1端部と第2端部と上端と下端とを有する第1壁と、第1端部と第2端部と上端と下端とを有する第2壁とを備える壁の第2組であって、前記壁の第2組の前記第1壁が、前記壁の第2組の前記第2壁に対して、対向して離間した関係で位置付けられる、壁の第2組と、
    前記地面の横断に適した第3車両であって、前記第3車両が、
    前記第3車両から延在する第3アームと、
    前記第3アームの遠位部に接続された第3アームカプラと、
    第3モータに接続された複数の第3ホイール又は複数の第3キャタピラと、を含む、第3車両と、
    前記壁の第2組の前記第1壁に接続された第3カプラであって、前記第3カプラが前記第3アームカプラに接続され、前記第3アームが、前記壁の第2組の前記第2壁に対して所望の位置に前記壁の第2組の前記第1壁を保持する、第3カプラと、
    前記地面の横断に適した第4車両であって、前記第4車両が、
    前記第4車両から延在する第4アームと、
    前記第4アームの遠位部に接続された第4アームカプラと、
    第4モータに接続された複数の第4ホイール又は複数の第4キャタピラと、を含む、第4車両と、
    前記壁の第2組の前記第2壁に接続された第4カプラであって、前記第4カプラが前記第4アームカプラに接続され、前記第4アームが、前記壁の第2組の前記第1壁に対して所望の位置の壁に前記第2組の前記第2壁を保持する、第4カプラと、をさらに備える、請求項12に記載のコンクリート成形システム。
  16. 前記壁の第1組の前記第1壁が、前記壁の第2組の前記第1壁に取り外し可能に接続される、請求項15に記載のコンクリート成形システム。
  17. 前記壁の第1組の前記第2壁が、前記壁の第2組の前記第2壁に取り外し可能に接続される、請求項16に記載のコンクリート成形システム。
  18. 前記空洞が、前記壁の第2組の前記第1壁と前記壁の第2組の前記第2壁との間で延在する、請求項17に記載のコンクリート成形システム。
  19. 前記壁の第1組の前記第1壁が、前記壁の第1組の前記第2壁に接続されない、請求項12に記載のコンクリート成形システム。
  20. 第1壁を第1車両によって、地面上の前の位置から前記地面上の第1位置まで移動させるステップであって、前記第1位置が前記前の位置に対して遠位に離間している、ステップと、
    前記第1壁の下端が前記地面上の前記第1位置に保持されるように、前記第1壁を前記第1車両によって位置付けるステップと、
    第2壁を第2車両によって、地面上の前記前の位置から前記地面上の第2位置まで移動させるステップであって、前記第2位置が前記前の位置及び前記第1位置に対して遠位に離間している、ステップと、
    前記第2壁の下端が前記地面上の前記第2位置に保持されるように、前記第2壁を前記第2車両によって位置付けるステップであって、前記第1壁と前記第2壁との間に空洞を規定するように、前記第1壁が前記第2壁に対して平行且つ遠位に離間している、ステップと、
    前記第1壁と前記第2壁との間の前記空洞にある量のコンクリートを充填するステップと、
    前記第1壁と前記第2壁との間の前記空洞の中でコンクリートを硬化させることによって、前記第1壁と前記第2壁との間に前記構造を成形するステップと、を含む、構造を成形する方法。
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