JP2020510525A - ブローガン - Google Patents
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Abstract
圧縮空気ブローガンは、シリンダ内で可動のスプールを備える弁を有する。スプールはピストンロッドに沿って互いに離間した2つのピストンヘッドを備える。加圧空気は2つのピストンヘッドの間にある空間に供給されることによってスプールは圧力が均衡し、トリガーは、加圧空気からの力に影響されずにシリンダ内でスプールを動かすために、スプールに接続する。トリガーを引くと、スプールが移動して出口があらわれ、空気がノズルへと通過できる。ブローガンは例えば反復運動過多損傷を引き起こすリスクを低減することにより作業環境の改善をもたらす。好ましい実施形態において、スプールおよびトリガーは一体型ユニットであり、スプールおよびシリンダは湾曲しており、部品の数は削減され、組み立ては容易になり、ノズルは消音ノズルであり、フィルタリング逆流防止弁がブローガンへの空気入口通路に設けられている。
Description
本発明は、内部媒体弁の作動により、高圧媒体流を制御可能に方向づけるためのブローガンに関し、ブローガンは
a)加圧媒体の供給源への接続のために適応した入口通路を有するガン本体と、
b)前記入口通路に連通する弁室であって、シリンダを画定する弁室と、
c)前記シリンダに収容されたスプールであって、前記シリンダと共に前記内部媒体弁を形成するスプールと、
d)前記媒体流を方向づけるためのノズル通路を備える出口ノズルを有する出口通路であって、前記弁室に連通している出口通路と、
e)ガン本体に取り付けられスプールに接続されており、操作者がシリンダ内でスプールを移動させて前記内部媒体弁を作動および停止させることを可能にする枢動トリガーレバーと、を有する。
a)加圧媒体の供給源への接続のために適応した入口通路を有するガン本体と、
b)前記入口通路に連通する弁室であって、シリンダを画定する弁室と、
c)前記シリンダに収容されたスプールであって、前記シリンダと共に前記内部媒体弁を形成するスプールと、
d)前記媒体流を方向づけるためのノズル通路を備える出口ノズルを有する出口通路であって、前記弁室に連通している出口通路と、
e)ガン本体に取り付けられスプールに接続されており、操作者がシリンダ内でスプールを移動させて前記内部媒体弁を作動および停止させることを可能にする枢動トリガーレバーと、を有する。
高圧の媒体、特に空気を吹き出すためのブローガンは広く知られている。加圧空気が供給されたブローガンは、産業においてあらゆるところで使用され、そして、主に機械の表面および内部室からほこりおよび異物を吹き飛ばすために使用される。環境に関する要求と優れた人間工学への要求はずっと増加し続けており、作業環境の最前線において、騒音レベルの低減とエネルギー消費の削減は常に繰り返される要求である。人間工学の面からは、反復運動過多損傷がますます注目されている。
現在におけるブローガンの多くはその設計が、良好な作業環境のための合理的な要求に答えることができていない。ガンの大部分は騒音レベルを低減できない設計になっている。人間工学の面からは、圧縮が大きくなれば、ガンの吹き出し強度を制御するために必要な力も増える。吹き出し強度を制御するために強い力で握るということは、長い時間同じ力で握り続けるため、反復運動過多損傷が引き起されることにもつながる。Larsonらによる特許文献1に開示されたタイプのガンでは、トリガーピンを押して吹き出しを開始すると、ガンに供給される加圧空気のすべての力を、操作者が抑え込む必要がある。
ブローガンは一般に多くの部品で構成されているため、耐用年数が短くなりやすい。同時に、多数の部品があるとガンの組み立てはより複雑になる(例えば特許文献2など参照)。別の例が、Tiberghienらによる特許文献3に開示されており、この例においてトリガーは2本腕の枢動レバーである。トリガーの一端を押し込むと、他端が振られて外側へと行くため、傾斜端を持つピストンが密着接触しているスリーブの傾斜端から、供給された加圧空気によって横にずれ、そこから加圧空気が流れる。反復運動過多損傷が起きる危険性は低減するが、部品が多数になるためガンの組み立てがますます複雑になる。
特許文献4は、広い部分と狭い部分とを有するシリンダと、シリンダ内で軸方向に可動で、かつシリンダの広い部分の直径に合う広いスプール部分と、シリンダの狭い部分の直径に合う狭いスプール部分とを有するスプールと、を有する弁を備えたブローガンを開示している。スプールには、広いスプール部分と狭いスプール部分との間に、圧縮空気が供給される管状空間をシリンダの壁と共に画定する、直径が狭くなった中央部分がある。狭いスプール部分の自由端は、シリンダの広い部分と狭い部分の間の移行部に設けられた、内側へ先細のシールリングと協働する先細プラグの形状を有する。らせんばねがスプールの中央部分を取り巻き、ばねの一端はスプールの広い部分で支えられ、他端は円板ばねを傾斜したシールリングに押し付ける。トリガーを押し込むと、スプールがシリンダ内を軸方向に動き、先細プラグが先細シールリングとの密着接触から持ち上げられることで、加圧空気が弁を通過してブローガンから吹き出す。したがって、操作者がトリガーを押して吹き出しを開始するたびに、加圧空気とばねとを合わせた圧力を抑え込む必要がある。そのため、いずれは反復運動過多損傷が起きる可能性もある。
ブローガンの大部分はその設計がゆえに、劣悪な作業環境が存在する一因ともなっており、また一般に多くの電力を消費する。公知の設計のブローガンでは、加圧空気の供給圧力を上げると、弁を開いて吹き出し操作を開始するにはトリガーに加える指の圧力を上げる必要がある。
さらに、トリガーに加える力も、弁の開口部品の圧力面積に比例して増加する。吹き出し強度を上げるには、ブローガンを通る空気の量も増やす必要があるが、それには流量面積を増やすことで対応する。そうなると比例して弁面積を増やさなければならない。トリガーへの力が弁直径の2乗に比例して増加すると、その力は急激に制御できないほど大きくなる。
本発明の目的は、改善された作業環境をもたらすことができる効率的なブローガンを提供することである。
本目的は、本発明の第1の実施形態によれば、上記第1段落で規定されたブローガンのスプールが、出口通路の始点に位置する第1ピストンヘッドと、第1ピストンヘッドから枢動レバーまで延びるピストンロッドと、入口通路と連通する管状空間の分、第1ピストンヘッドからピストンロッドに沿って離間した第2ピストンヘッドと、を有すること、および2つのピストンヘッドが均衡する、すなわち同じ直径および/または作業面積であることにより達成される。
こうして、ブローガンに供給された加圧空気は、2つのピストンヘッドの間にある管状空間へ入り、反対の方向に等しい力で2つのピストンヘッドに作用する。操作者がトリガーを引くのに必要な力に、加圧空気の瞬間的にかかる圧力が影響しないため、反復運動過多損傷を引き起こすリスクは大きく減少する。
この新しい設計の弁は従来の弁よりも部品の数が少ないため、ブローガンを組み立てるのも簡略化できる。好ましい実施形態において、枢動トリガーレバーとスプールとは一体型ユニットとして製造され、ガン本体と枢動トリガーレバーとスプールとは、一体型ユニットをガン本体にパチッと留めるような取り付け(snap mounting:以下「スナップ取り付け)ともいう)が可能な材料から作られることが好ましい。こうすることで、スプールとスナップ部材は損傷したり永久に変形したりせずに、一時的に変形できるため、ブローガンの組み立てが大幅に容易になる。
ガン本体、枢動トリガーレバーおよびスプールに適切な材料は繊維であり、好ましくは、ガラス繊維、例えば(ナイロン66樹脂(ポリ(ヘキサメチレンアジパミド))などの強化ポリマーである。この材料は非常に強靭で弾力性があり、非常に良好な形状記憶を有する、すなわち一時的に変形しても元の形状に戻る。
弁室シリンダおよびスプールは湾曲していることが好ましく、湾曲によってブローガンの組み立てが容易になる。弁室シリンダおよびスプールは、入口通路からノズルへの媒体の流れの方向に、適切に湾曲している。このような設計により、入口通路から弁室シリンダへと通過する際の、流れの方向の屈曲(deviate)を90°未満とすることができ、また弁室シリンダから出口通路へと通過する際の屈曲を90°未満とすることができる。屈曲を90°未満とすることで、圧力損失が減少し、より高い効率が得られる。公知のブローガンには通常2つの90°の屈曲が存在する。このように湾曲したピストンロッドでは、スプールが安全な作動圧力を危険なほど超える圧力の媒体にさらされると、スプールがまっすぐになり、弁室シリンダの内側に対するシールが破れ、媒体が漏れることがある。一旦媒体の圧力が安全なレベルまで低下すると、スプールは元の形状に戻り、弁室シリンダの内側に対して再びシールを形成する。
出口通路は弁室の壁における開口部として始まることが好ましく、そこで例えば、弁室の上端に向かって狭い幅で始まり幅が次第に広くなる先細の断面であるような、断面形状を適切に有する。そうすることで、弁を徐々に開くためにスプールが徐々に動くにつれて、次第に高圧媒体の流れができる。そのため、スプールの開動作の開始時には、開口面積は連続的に増加するため、吹き出し力は逐次増加する。開動作の終了時には、弁からの出口面積が急激に増加しうるため、促進効果が吹き出し力にかかり、吹き出し力は最大レベルに達する。
簡単な方法で、次第に進む流れを作るために、出口通路はその始点において、弁開放の際に高圧媒体を徐々に受け入れるための幅広の縦溝形状の凹部を有することが好ましい。
改善された作業環境を提供するために、ノズルは消音ブローノズルであることが好ましく、消音ブローノズルは、超音速の集中した中核流を生成する排出開口部を備えた少なくとも1つの中央ラバルノズルを有する中央部と、さらに、中央部を取り囲み、互いに離間した複数の二次ノズル開口部を備える複数の二次ノズルと、少なくとも1つの排出開口部とを有するさらなる周辺部とを有し、各二次ノズル開口部は、中核流の軸から分岐する流れを生成する。周辺ガス流の分岐した方向のために、中心ビームの集中は、中核流に平行な周辺ガス流と比較してより際立つ。より集中した中核流は、集中流によってさらに優れた吹き出し精度を得ることができるため、エネルギー消費がより低くなる。このためブロー時間が短縮され、エネルギー消費がさらに少なくなる。本発明のブローノズルでは乱流も減少するため、騒音レベルも低下し、作業環境も改善される。こうして、音の生成で無駄になるエネルギーが少なくなるため、吹き出し力がより高くなる。ガスの消費に関して、吹き出し力がより高くなるということは、ノズルの効率が向上することを意味する。
二次ノズルの少なくともいくつかはラバルノズルであることが好ましく、すべてがラバルノズルであることがより好ましい。この構成は可能な限り集中した中核流を得るのに役立つ。ラバルノズルの使用により、中核流の超音速よりも低速ではあるが、周辺流の超音速が可能となる。乱流をさらに減少させることができるため、雑音レベルが低下し作業環境が改善できる。この点において最適な効果が得られることから、すべてがラバルノズルであることが好ましい。
逆流防止弁が入口通路に位置することも好ましい。逆流防止弁は、加圧媒体が入口通路に入る際に起こる騒音を低減し、ブローガンを加圧媒体源から切り離した際に起こりうる爆発音を最小限に抑えることにより、作業環境を改善する。
逆流防止弁は、弾性プラスチック材料で作られた略指ぬき形状の弁本体であって、弁本体の軸方向圧縮および伸長を可能にする複数の横方向に延びるスリットを備える弁本体を有することが好ましい。弁本体は、ブローガンと加圧空気源との間の固定連結が切り離されると、ブローガンのニップルコネクタの台座に対して密着する。
弾性プラスチック材料は、良好な形状記憶を有し、耐油性である熱可塑性ポリウレタンエステル樹脂であることが好ましい。
弁本体のスリットはまた、媒体中に存在し得る望ましくない粒子が、ノズルに到達して塞がないようにするためのフィルターとなるように成形されることが好ましい。
さらに、弁本体は、完全に圧縮されていても、ブローガンを通過する媒体の流れを完全に通せることが好ましい。
以下では、好ましい実施形態および添付の図面を参照して、本発明をより詳細に説明する。
各図面は、内部媒体弁1の作動により、高圧媒体(通常は空気である)の流れを制御可能に方向づけるためのブローガンの好ましい実施形態を示す。ブローガンは、ガン本体2と、ガン本体2に取り付けられ、内部媒体弁1に接続された枢動トリガーレバー4を有する。図2が最もよく示すように、ガン本体2は、高圧媒体用の貫通導管を有し、入口通路201を備えたハンドル20と、出口通路211を備えた前方端部21とを有する。図面に示す好ましい実施形態において、ハンドル20と前方端部21は、通常鋭角、好ましくは約35°の角度を形成する。図1および図2に示す好ましい実施形態において、ブローガンは、懸架ブロック設備(図示せず)にブローガンを掛けるための掛け穴(hang up eye)23を備える。
図1が最もよく示すように、入口通路201から出口通路211へと向かう途中で、高圧媒体は弁1を通過する。弁1は、入口通路201と連通しシリンダ203を画定する弁室202を有する。入口通路201は、高圧媒体用の大きな入り口201’と、弁室202へのより小さな出口201”を備える。弁1は、さらにシリンダ203に収容されたスプール41も有する。図3がスプール41を最もよく示す。前方端部21は、弁室202と連通し、媒体流を方向づけるためのノズル通路31を有する出口ノズル30を備えた出口通路211を有する。ノズル30は、図6に関連して後ほど説明する。出口通路211は、弁室202の壁からの比較的小さな入り口211’を備え、その断面は、上へと先細となっていてもよく、狭い幅で始まり幅が広くなり、次第に流れができる。この出口通路は、前方端部21の端部に挿入された継手212の位置まで、より大きな下流部分211”を有してもよい。出口ノズル30はブローパイプ3の一端に取り付けられ、ブローパイプ3の他端は継手212に挿入される。所望に応じ、ブローパイプ3にその長さに沿って、排出粒子の吹き出しから操作者を保護する高圧媒体のシールドを形成するために、少なくとも1つの側部排出口34を設けてもよい。このような側部排出口34は継手212から近い距離に位置することが好ましい。さらにこの設計は、ノズル30の先端が詰まった場合に、側部排出口34またはその他の通気設計により圧力が30PSIを超えることを防ぐという点においてOSHAの要件を満たす。
図3が最もよく示す枢動トリガーレバー40は、ガン本体2に取り付けられスプール41に接続しており、操作者がシリンダ203内でスプール41を移動させて内部媒体弁1を作動および停止させることを可能にする。
本発明に応じて、改善された作業環境をもたらすことができる効率的なブローガンを提供するために、スプール41は、出口通路211の始点に位置する第1ピストンヘッド411と、第1ピストンヘッド411から枢動トリガーレバー40まで延びるピストンロッド412と、入口通路201と連通するリング状の管状空間414の分、第1ピストンヘッド411からピストンロッド412に沿って離間した第2ピストンヘッド413と、を有する。第1ピストンヘッド411と第2ピストンヘッド413の直径は同じである。ピストンヘッドには、シリンダ203の壁に対して密着するための公知のシールリングを設ける。
こうすることで、ブローガンに供給された加圧空気は、直径が同じである2つのピストンヘッド411、413の間にあるリング状の管状空間414へ入り、反対の方向に等しい力で2つのピストンヘッドに作用するため、圧力と弁面積の影響を中和することができる。操作者がトリガー40を引くのに必要な力に、高圧媒体の瞬間的にかかる圧力が影響しないため、反復運動過多損傷を引き起こすリスクは大きく減少する。
この新しい設計の弁1は従来技術の弁よりも部品の数が少ないため、ブローガンを組み立てるのも簡略化できる。好ましい実施形態において、枢動トリガーレバー40とスプール41とは一体型ユニット4として製造され、ガン本体2と枢動トリガーレバー40とスプール41とは、一体型ユニット4のガン本体2へのスナップ取り付けが可能な材料から製造される。こうすることで、スプール41とスナップ部材(すなわち、図3が最もよく示す、一体型ユニット4に設けられたスナップ部材44と、図2が最もよく示す、ガン本体ハンドル20の適合スナップ部材22)は損傷したり永久に変形したりせずに、一時的な変形が可能なため、ブローガンの組み立てが大幅に容易になる。一体型ユニット4をガン本体2に取り付ける際に、スナップ部材22がガン本体2へと入り、スナップ部材44の後ろに位置することにより一体型ユニット4がガン本体2に保持される。ガン本体2への一体ユニット4のスナップ取り付けを可能にするために使用する材料は、ガラス繊維強化ナイロン66樹脂(ポリ(ヘキサメチレンアジパミド))が好ましい。このような樹脂の2種類が、Zytel(登録商標)ST801およびZytel(登録商標)HTNの商品名でデュポンから販売されている。所望に応じて、同様の特性を持つ他の材料も使用できることはいうまでもない。
トリガーレバー40が枢動するためのシャフト部材42を図3が最もよく示しており、弁1が閉じる外側の位置に枢動トリガーレバー40を維持するためのばね43も示す。ばねは、板ばね43であることが好ましい。枢動トリガーレバー40をガンのハンドル20に向かって内側に引くと、弁1が開いて、高圧媒体が入口通路201から弁室202を通って出口通路211へと流れることができる。以上記載してきた弁1の設計では、弁圧力が均衡するため、操作者が枢動トリガーレバー40を引いた際に感じる唯一の抵抗は、ばね43からの力のみである。変動しうる高圧媒体の圧力は、枢動トリガーレバー40に影響しない。
ブローガンを使用しないときに、もっともよく使われるブローガンの保管方法は適切な支持体(図示せず)に掛けることである。ブローガンには、枢動トリガー40とガン本体20との間に形成された空間があるため、ブローガンを支持体に掛けることができる。ブローガン20の耐用期間を延ばすために、支持体に接触するブローガンの表面の摩耗保護のために、図2に示す部材45を設けることが好ましい。摩耗保護部材45は、例えばスナップ取り付けによって一体型ユニット4に付けてもよく、また金属製であってもよい。
ブローガンの組み立てを容易にするために、弁室シリンダ203とスプール41とは適切に湾曲しており、図1が最もよく示すように、入口通路201からノズル30への高圧媒体の流れの方向に湾曲していることが好ましい。このような設計により、ブローガンを通る媒体の流れは、従来のブローガンでよくあるような2つの90°偏向にさらされることなく、入口通路201から弁室202へ、および弁室202から出口通路211へと通過する両方の場合に、偏向の角度は90°未満だという利点がある。こうして圧力損失が大幅に減少し、弁とブローガンの効率が向上する。
出口通路211は、弁室202から始まり、その始まりにおける断面は、スプール41が徐々に移動して弁1が徐々に開くにつれ、高圧媒体が次第に流れるような適切な形状の断面である。そのため、スプール41の開動作の開始時には、開口面積は連続的に増加するため、吹き出し力は逐次増加する。開動作の終了時には、弁1からの出口面積が急激に増加するため、促進効果が吹き出し力にかかり、吹き出し力は最大レベルに達する。図5が示すように、簡単な方法で次第に進む流れを作るために、出口通路211は、その始点で弁1の開放につれて高圧媒体を徐々に受け入れるための幅広の縦溝形状の凹部211”’を有することが好ましい。
改善された作業環境を提供するために、ノズルは、図6に示す消音ブローノズル30であることが好ましい。そのようなノズルは、2015年6月15日に出願のスウェーデン特許出願番号1650842−6「消音ブローノズルおよびその製造方法」に開示されており、その開示内容はすべて本願に援用される。ブローノズル30は、例えば空気などの高圧媒体用の入口302を備えた主ハウジング301を有する。主ハウジング301は、入口302に隣接しブローパイプ3に接続するための雌ねじ303を有する。
3D印刷によって適切に製造されるノズル30は、軸を中心軸Cとした中核流を生成するように配置され、中央部32を備える。中央部32は、超音速の集中中核流A(図7に示す)を生成する、排出開口部322を有する少なくとも1つのラバルノズル321を備える。あるいは、中核流は、複数のラバルノズルによって生成されてもよいことを理解されたい。
ノズル30はさらに、中央部32を取り囲み、互いにおよび少なくとも1つの中央排出開口部322から離間した二次ノズル開口部332を備える複数の二次ノズル331を有するさらなる周辺部33を有する。それぞれの二次ノズル開口部は、その方向が中核流の軸Cから分岐する流れを生成する。この方向は、軸Cと角度αを形成する。図示した例では、角度αは4.75°であるが、1°から8°の範囲、好ましくは2.5°から5°の範囲であってもよい。二次ノズル331の少なくともいくつかはラバルノズルであることが適切だが、すべてがラバルノズルであることが好ましい。所望に応じて、他のマルチチャネルノズルを使用できることはいうまでもない。
高圧媒体の周辺流の分岐した方向のために、中心ビームの集中は、中核流に平行な周辺流と比較してより際立つ。従来技術のノズルによって生成されるものよりも集中した中核流は、集中流によってさらに優れた吹き出し精度を得ることができるため、エネルギー消費がより低くなる。このためブロー時間が短縮され、エネルギー消費がさらに少なくなる。図6のブローノズルでは乱流も減少するため、騒音レベルも低下し、作業環境も改善されることを意味する。こうして、音の生成で無駄になるエネルギーが少なくなるため、吹き出し力がより高くなるという利点が得られる。高圧媒体の消費に関して、吹き出し力がより高くなるということは、ノズルの効率が向上することを意味する。側面図7は図6のブローノズルで得られた中核流Aの形状を示す。従来技術によるブローノズルの中核流はBとして示す。図面から明らかなように、図6のブローノズルの中核流ははるかに集中している。
図1に示す好ましい実施形態において、逆流防止弁5はハンドル20の入口通路201内に位置する。逆流防止弁5は、加圧媒体が入口通路201に入る際に起こる騒音を低減し、ブローガンを加圧媒体源から切り離した際の爆発音を最小限に抑えることにより、作業環境を改善する。好ましい実施形態の逆流防止弁5の部品を図8および図9が最もよく示す。
逆流防止弁5は、熱可塑性ポリウレタン(TPU)などの弾性プラスチック材料で作られた略カップ形状または略指ぬき形状の弁本体50を有し、弁本体50は、その軸方向圧縮および伸長を可能にする複数の横方向に延びるスリット501を備える。弁本体50は、一端にフランジ502があり他端503は閉じている。横方向に延びるスリット501は、弁本体50の互いに対向する両側に対で配置され、それぞれの対は、隣接する対に対して90°回転している。
逆流防止弁5は、ブローガンの入口通路201に挿入され弁本体50の閉鎖端503用の台座205を備える継手204をさらに有する。継手204はさらに、ブローガンを高圧媒体の供給源に接続するための雌ねじ206と、入口通路201の内側円筒壁に対して密着するためのOリング207と、後方を向いているために継手204の入口通路201への挿入を容易にし、取り外しを困難にする隆起を円周方向に備えた有刺部分208とを有する。とげは、ガン本体2の材料に係合する。
ガン本体2の前方端部21に挿入される継手212は継手204と同じ材料で作られ、同じように出口通路211の内側円筒壁に対して密着するためのOリング207と、後方を向いているために継手212の出口通路211への挿入を容易にし、取り外しを困難にする隆起を円周方向に備えた有刺部分208とを有する。
ブローガンを高圧媒体の供給源に接続すると、弁本体50は軸方向に圧縮され、媒体はスリット501を通過する。材料の選択、寸法決め、および位置決めは、機能や特性に合わせて、および振動によって引き起こされる不快な音を避けるために決定されるものである。ブローガンが最大流量を送る場合も、高圧媒体はスリット501を通過できる。というのもスリット501が横方向に交互に配置していることで、中央では押しつぶされて媒体の流れは遮断されるが、端部は開いたままであるため高圧媒体が通過できるからである。ブローガンと高圧媒体の供給源との間の固定連結(図示せず)が切り離されると、弁本体50は縦方向に拡張し、閉鎖端503を台座205に対して密着させる。
弁本体50のスリット501はまた、ノズルに到達して塞ぐ可能性のある、媒体中の望ましくない粒子を除去するためのフィルターとなるように成形されることが好ましい。スリット501の大きさは、ノズル30の通路の直径寸法に依存する。
弾性プラスチック材料は、良好な形状記憶を有し、耐油性である熱可塑性ポリウレタンエステル樹脂であることが好ましい。このような材料は、ドイツのレバークーゼンにあるコベストロAGからDesmopan460の商品名で販売されている。所望に応じて、同様の特性を持つ他の材料も使用できることはいうまでもない。
図1に示すように、ハンドル20および枢動トリガー40には、操作者の手の平の手首に近い部分のためのソフトグリップ209と、手のひらの上で折り曲げることができる4本の指の裏側のためのソフトグリップ401が適切に設けられる。ソフトグリップ209および401に適切に使用される材料は、熱可塑性ゴムとも称される熱可塑性エラストマーである。ソフトグリップ209を備えたハンドル20と、とソフトグリップ401を備えた枢動トリガー40は、どちらも2成分成形で形成されることが好ましく、2成分成形において2つの材料は、化学結合とも呼ばれる結合を形成することにより、その界面において融合する。適切には、ソフトグリップ材料のショア硬さは約60である。このような材料の例には、Elasto Sweden AB製dryflex(登録商標)861005が挙げられる。ソフトグリップは改善された作業環境をもたらすのに貢献する。
ブローガンの材料は、製造業においてどの程度荒くブローガンが取り扱われるのか、およびブローガンが内圧にさらされることによる「リスク製品」であるという事実に応じて選択される。万一破裂した場合には操作者を傷つけかねない。材料の選択を独創的でユニークな設計と組み合わせることで、非常に強く安全な製品を提供できる。さらに、どれほど高い圧力にさらされても、この製品が割れたり一部が取れたりすることは通常ない。この設計のおかげで、極端なシステム圧力において、湾曲した弁室とスプールが真っ直ぐになることで、高圧媒体が通過して排出される。その後圧力が低下してこの部分は元の加工形状と位置に戻り、ブローガンは再び動作する準備が整う。
本明細書において、最も実用的かつ好ましい実施形態と思われる態様で本発明を記載してきた。しかしながら、本発明の範囲において逸脱が可能であり、当業者にとり自明な修正が見出されることもあることが認識される。一例として、好ましい材料を本明細書に記載してきたが、実質的に同じ特性を有する他の材料が使用されてもよく、また、ノズル30以外の他のマルチチャネルノズルが使用されてもよい。
本出願のブローガンは高圧媒体が供給され、産業における多くの用途に対して有用であり、そして、主に機械の表面および内部室からほこりおよび異物を吹き飛ばすために有用である。特に、作業環境の改善が望まれる場合に有用である。
Claims (16)
- 内部媒体弁(1)の作動により、高圧媒体流を制御可能に方向づけるためのブローガンであって、
a)加圧媒体の供給源への接続のために適応した入口通路(201)を有するガン本体(2)と、
b)前記入口通路(201)に連通する弁室(202)であって、出口端と共にシリンダ(203)を画定する弁室(202)と、
c)前記シリンダ(203)に収容されたスプール(41)であって、前記シリンダ(203)と共に前記内部媒体弁(1)を形成するスプール(41)と、
d)前記媒体流を方向づけるためのノズル通路(31)を備える出口ノズル(30)を有する出口通路(211)であって、前記弁室(202)の前記出口端に連通している出口通路(211)と、
e)前記ガン本体(2)に取り付けられ前記スプール(41)に接続されており、操作者が前記シリンダ(203)内で前記スプール(41)を移動させて前記内部媒体弁(1)を作動および停止させることを可能にする枢動トリガーレバー(40)と、を有し、
f)前記スプール(41)は、第1ピストンヘッド(411)と、前記第1ピストンヘッド(411)から前記枢動レバー(40)まで延びるピストンロッド(412)と、前記入口通路(201)と連通し弁開放位置で前記出口通路と連通しうるリング状の管状空間(414)の分、前記ピストンロッド(412)に沿って前記第1ピストンヘッド(411)から離間した第2ピストンヘッド(413)と、を有し、前記2つのピストンヘッド(411、413)は同じ直径および/または作業面積であり、
g)前記弁室シリンダ(203)および前記スプール(41)は湾曲している、ブローガン。 - 前記枢動トリガーレバー(40)と前記スプール(41)とは、一体型ユニット(4)として製造される、請求項1に記載のブローガン。
- 前記ガン本体(2)と前記枢動トリガーレバー(40)と前記スプール(41)とは、前記一体型ユニット(4)を前記ガン本体(2)へのスナップ取り付けが可能な材料から製造される、請求項2に記載のブローガン。
- 前記材料はガラス繊維強化ナイロン66樹脂(ポリ(ヘキサメチレンアジパミド))である、請求項3に記載のブローガン。
- 前記弁室シリンダ(203)と前記スプール(41)とは、前記入口通路(201)から前記ノズル(30)への前記媒体の流れの方向に湾曲している、請求項4に記載のブローガン。
- 前記入口通路(201)から前記弁室シリンダ(203)へと通過する際の、流れの方向の屈曲が90°未満である、請求項5に記載のブローガン。
- 前記弁室シリンダ(203)から前記出口通路(211)へと通過する際の、流れの方向の屈曲が90°未満である、請求項5または6に記載のブローガン。
- 前記出口通路(211)は前記弁室(202)の前記出口端から始まり、その始まりにおける断面形状は、前記スプールの開動作の開始時には開口面積は連続的に増加し、前記スプール(41)が徐々に移動して前記弁(1)が徐々に開くにつれ、前記高圧媒体が次第に流れるような断面形状である、請求項1〜7のいずれか1項に記載のブローガン。
- 前記ノズルは、超音速の集中した中核流を生成する排出開口部(322)を備えた少なくとも1つのラバルノズル(321)を有する中央部(32)と、さらに、前記中央部(32)を取り囲み、互いにおよび少なくとも1つの中央排出開口部(322)から離間した複数の二次ノズル開口部(332)を備える複数の二次ノズル(331)を有するさらなる周辺部(22)とを有し、各二次ノズル開口部(332)は、前記中核流(A)の軸(C)から分岐する流れを生成する消音ブローノズル(30)である、請求項1〜8のいずれか1項に記載のブローガン。
- 前記二次ノズル(331)の少なくともいくつかはラバルノズルであり、すべてがラバルノズルであることが好ましい、請求項9に記載のブローガン。
- 逆流防止弁(5)が前記入口通路(201)内に位置している、請求項1〜10のいずれか1項に記載のブローガン。
- 前記逆流防止弁(5)は、前記加圧媒体が前記入口通路(201)に入る際に起こる騒音を低減し、前記ブローガンを前記加圧媒体の供給源から切り離した際の爆発音を最小限に抑える、請求項11に記載のブローガン。
- 前記逆流防止弁(5)は、弾性プラスチック材料で作られた略指ぬき形状の弁本体(50)であって、前記弁本体(50)の軸方向圧縮および伸長を可能にする複数の横方向に延びるスリット(501)を備える弁本体(50)を有する、請求項11または12に記載のブローガン。
- 前記弾性プラスチック材料は、良好な形状記憶を有し、耐油性である熱可塑性ポリウレタンエステル樹脂である、請求項13に記載のブローガン。
- 前記弁本体(50)の前記スリット(501)はまた、前記ノズル(30)に到達して塞ぐ可能性のある、前記媒体中の望ましくない粒子を除去するためのフィルターとなるように成形されている、請求項13または14に記載のブローガン。
- 前記弁本体(50)は、完全に圧縮されていても、前記ブローガンを通過する媒体の流れを完全に通しうる、請求項13〜15のいずれか1項に記載のブローガン。
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