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JP2020507094A - レーザビーム走査式ディスプレイ機器及び拡張現実メガネ - Google Patents

レーザビーム走査式ディスプレイ機器及び拡張現実メガネ Download PDF

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JP2020507094A JP2018540105A JP2018540105A JP2020507094A JP 2020507094 A JP2020507094 A JP 2020507094A JP 2018540105 A JP2018540105 A JP 2018540105A JP 2018540105 A JP2018540105 A JP 2018540105A JP 2020507094 A JP2020507094 A JP 2020507094A
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Abstract

【課題】ディスプレイ機器の体積を低減して拡張現実デバイスに適用しやすくしたレーザビーム走査式ディスプレイ機器及び拡張現実メガネを提供する。【解決手段】本発明のレーザビーム走査式ディスプレイ機器は、集束レンズと、上記集束レンズの焦点に配置されたレーザエミッタと、ビームコンバイナと、微小電気機械モジュールと、投影レンズとを含む。レーザエミッタは三原色レーザ信号を発射し、集束レンズにより三原色レーザ信号をビームコンバイナに照射する。ビームコンバイナは、三原色レーザ信号を集束レーザ信号に集束して上記微小電気機械モジュールに発射する。微小電気機械モジュールは、受信した集束レーザ信号を走査して表示対象内容が得られる。投影レンズは、走査により得られた表示対象内容をスクリーンに表示する。当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、微小電気機械モジュールにより得られた表示対象内容を投影レンズによりレンズに表示し、レーザ信号反射装置や透過装置を必要としないため、体積を大幅に低減すことができ、拡張現実メガネに適用しやすい。【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示技術に関し、特にレーザビーム走査式ディスプレイ機器及び拡張現実メガネに関する。
拡張現実(Augmented Reality、以下、「AR」という)技術は、コンピュータビジョン技術により現実世界に存在しない仮想画像を生成し、仮想画像を現実世界の中で表示する技術である。この技術は、スクリーンに仮想画像及び現実世界を同時に表示でき、ユーザに新たな視聴方式を提供する。
拡張現実技術に基づく従来の拡張現実デバイスでは、表示モジュールが一般的に光源と、ガルバノスキャナと、光線透過装置と、光線反射装置とで構成される。光線透過装置及び光線反射装置はいずれも複数種の光学レンズで構成されるため、表示モジュールの体積が大きい。一方、実際に使用する拡張現実デバイスとしてARメガネやARヘルメットが一般的であり、ユーザはこのような大型の表示モジュールが搭載された拡張現実デバイスを利用するとき、着用しにくい場合がある。
そこで、本発明は、ディスプレイ機器の体積を減少して拡張現実デバイスに適用しやすい、レーザビーム走査式ディスプレイ機器及び拡張現実メガネを提供することを目的とする。
本発明にかかるレーザビーム走査式ディスプレイ機器は、集束レンズと、上記集束レンズの焦点に配置されたレーザエミッタと、ビームコンバイナと、微小電気機械モジュールと、投影レンズとを含む。上記レーザエミッタは、三原色レーザ信号を発射(発信)し、上記ビームコンバイナは、上記集束レンズにより上記三原色レーザ信号を集束することにより得られる集束レーザ信号を上記微小電気機械モジュールに反射し、上記微小電気機械モジュールは、受信した集束レーザ信号を走査して表示対象内容を生成し、上記投影レンズにより上記表示対象内容を拡張現実メガネのレンズに表示する。
上記ディスプレイ機器は、安全監視モジュールをさらに含んでもよい。上記安全監視モジュールは、上記レーザエミッタに接続し、且つ、取得した上記三原色レーザ信号における各レーザ信号のパワーに基づき上記レーザエミッタの動作状態を制御する。
上記安全監視モジュールは、上記三原色レーザ信号における各レーザ信号のパワーが所定の安全なパワー以下である場合、上記三原色レーザ信号を発射するように上記レーザエミッタを制御し、上記三原色レーザ信号におけるいずれかのレーザ信号のパワーが所定の安全なパワーを超えた場合、上記三原色レーザ信号の発射を停止するように上記レーザエミッタを制御する構成としてもよい。
上記ディスプレイ機器は、第1のドライバ及び第2のドライバをさらに含み、上記第1のドライバは、上記レーザエミッタに接続し、且つ、三原色にそれぞれ対応する3つの色チャネルにおける上記表示対象内容の各画素の色値に基づき所定期間の発光回数を決定するように上記レーザエミッタを駆動し、上記第2のドライバは、上記微小電気機械モジュールに接続し、且つ、受信した集束レーザ信号に基づき上記微小電気機械モジュールを駆動する構成としてもよい。
上記ディスプレイ機器は、コントローラをさらに含み、上記コントローラは、上記第1のドライバ及び前記第2のドライバにそれぞれ接続し、且つ、上記第1のドライバを駆動するための上記第1の駆動信号及び上記第2のドライバを駆動するための第2の駆動信号を生成する構成としてもよい。
上記表示対象内容のタイプは映像であり、上記ディスプレイ機器は、トランスコーダをさらに含み、上記トランスコーダは、上記コントローラに接続し、且つ、原映像内容に対してトランスコード処理を行うことにより、上記表示対象内容に対応するトランスコードされた映像内容を生成する構成としてもよい。
上記ディスプレイ機器は、第1のメモリ及び第2のメモリをさらに含み、上記第1のメモリは、上記トランスコーダに接続し、且つ、上記トランスコードされた映像内容を記憶し、上記第2のメモリは、上記トランスコーダに接続し、且つ、前記原映像内容を記憶する構成としてもよい。
上記コントローラは、さらに、上記微小電気機械モジュールに角度調整コマンドを送信し、上記微小電気機械モジュールは、上記角度調整コマンドに含まれる所定の調整角度に基づき上記微小電気機械モジュールに配置された反射ミラーの角度を調整することにより、所定の形状及び所定の走査方式で上記集束レーザ信号を走査する構成としてもよい。
上記コントローラは、さらに、上記反射ミラーの実際の調整角度と上記所定の調整角度との間の誤差角度を計算し、上記所定の調整角度及び上記誤差角度に基づき上記反射ミラーの調整角度を較正する構成としてもよい。
本発明にかかる拡張現実メガネは、レンズと、上記レンズを固定するフレームと、上記レーザビーム走査式ディスプレイ機器のいずれか1種とを含み、上記レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、上記フレームの外側に設けられ、上記レンズは、上記スクリーンである。
本発明の一実施態様によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器及び拡張現実メガネにおいて、レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、集束レンズと、上記集束レンズの焦点に配置されたレーザエミッタと、ビームコンバイナと、微小電気機械モジュールと、投影レンズとを含む。レーザビーム走査式ディスプレイ機器のレーザエミッタが三原色レーザ信号を発射したら、集束レンズにより三原色レーザ信号をビームコンバイナに照射させ、ビームコンバイナは、赤色、緑色及び青色の3つの三原色レーザ信号を集束レーザ信号に集束し、当該集束レーザ信号を微小電気機械モジュールに反射する。微小電気機械モジュールは、受信した集束レーザ信号を走査して表示対象内容を生成する。投影レンズは走査により生成された表示対象内容を拡張現実メガネのレンズに表示する。上記のとおり、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器では、集束レーザ信号を生成したのち、直接投影レンズにより、微小電気機械モジュールにより生成された表示対象内容を拡張現実メガネのレンズに表示でき、微小電気機械モジュールと投影レンズとの間にレーザ信号反射装置や透過装置を必要としない。また、レーザ信号反射装置や透過装置は、一般的に複数の反射ミラー又は透過ミラーで構成されるため、構造が複雑で体積も大きいが、本発明のレーザビーム走査式ディスプレイ機器は、このような大型のレーザ信号反射装置や透過装置を必要としないため、体積を大幅に減らすことができ、拡張現実デバイスに適用しやすい。
本発明の実施例1によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器の概略構造図である。 本発明の実施形態によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器の内部構造の一例を示す概略図である。 本発明の実施例2によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器の概略構造図である。 本発明の実施例1による拡張現実メガネの概略構造図である。
本発明の目的、技術的解決手段、及び利点を明らかにするために、図面を参照しながら本発明の実施例の技術的解決手段について詳しく説明する。記載される実施例は、本発明の実施例の一部であり、そのすべてではない。当業者が本発明の実施例に基づき、創作的行為をすることなく想到した他の実施例は、すべて本発明の技術的範囲に入るものである。
本発明の実施例の記載に用いられる用語は、特定の実施例を説明するのみであり、本発明を限定するものではない。本発明の実施例及び特許請求の範囲に関する記載に単数の意味で用いられる「1種」、「前記」及び「当該」は、複数の場合も含む。また、文脈の中で意味を限定しない限り、「複数種」は、少なくとも2種を含むことを意味するが、少なくとも1種を含む場合を除外しない。
なお、本明細書に用いられる「及び/又は」という用語は、関連対象間の関係性について説明するためのものであり、3種類の関係が存在することを表す。例えば、「A及び/又はB」は、Aが単独で存在する、A及びB両方が存在する、Bが単独で存在するといった3種類の状況を表すことができる。また、文中の「/」は、特記がない限り、両側の関連対象が「又は」の関係にあることを表す。
また、本発明の実施例で特定対象について記述するとき、「第1の」、「第2の」、「第3の」などの用語を用いることもあるが、当該特定対象はこれらの用語により限定されるものではない。これらの用語は、特定対象同士を互いに区別するためにだけ用いられる。例えば、本発明の技術的範囲から逸脱しない限り、第1の特定対象を第2の特定対象と呼ぶことができ、同様に、第2の特定対象を第1の特定対象と呼ぶこともできる。
文脈によっては、本明細書に用いられる「場合」、「とき」などの用語は、「特定の動作が発生したのであれば、提示した条件又は事項が満たされたのであれば、確定したのであれば、又は検出したのであれば」といった意味合いで解釈することが可能である。また、文脈によっては、「確定する場合、又は(提示した条件又は事項)を検出する場合」などの文言は、「確定したとき、確定したのであれば、又は(提示した条件又は事項)を検出するとき、(提示した条件又は事項)を検出したのであれば」といった意味合いで解釈することが可能である。
さらに、「含む」又はこれに類する他の表現は、非排他的な包括の場合を含み、一連の要素を含む製品又はシステムは、当該要素だけではなく、明記されていない他の要素や、このような製品又はシステムに固有の要素も含むことを意図するものである。更なる制限を加えない限り、文言「1つの…を含む」で限定された要素は、上記要素を含む製品又はシステムに別の同一要素も存在する場合を除外しない。
図1は、本発明の実施例1によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器の概略構造図である。図1に示すように、本実施例によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器は、集束レンズ11と、上記集束レンズの焦点に配置されたレーザエミッタ12と、ビームコンバイナ13と、微小電気機械モジュール14と、投影レンズ15とを含む。
レーザエミッタ12は三原色レーザ信号を発射する。三原色レーザ信号は少なくとも1組の三原色レーザ信号であり、各組の三原色レーザ信号は赤色、緑色及び青色の3つのレーザ信号を含んでもよい。レーザエミッタ12はN個(ただしN≧3)のレーザ発射管を含み、各レーザ発射管は所定波長のレーザ信号を直接発射でき、且つレーザ信号の所定波長は赤、緑、青の三色のいずれかと対応する構成としてもよい。レーザエミッタ12はN個のレーザ発射管及びN個のレーザ発射管にそれぞれ接続されたN個の周波数逓倍回路を含む構成としてもよい。N個の周波数逓倍回路はそれぞれ、レーザ発射管が発射したレーザ信号の波長を半減する。周波数逓倍処理により半減した波長は、赤、緑、青の三色のいずれかと対応する。且つ、上記構造が異なるレーザエミッタ12の各レーザ発射管が発射したレーザ信号はいずれも低いパワーを有し、通常レーザ安全規格に定められる0.385mwよりも低い。実際に使用するとき、レーザ信号のパワーは、通常、レーザ安全規格の規定値よりはるかに低い0.27mwとすることができる。
集束レンズ11がレーザエミッタ12の発射した同色のレーザ信号を集束するときの集束効果を最良にするために、上記レーザエミッタ12は通常集束レンズ11の焦点に配置する。集束レンズ11は、平凸レンズ、正凹凸レンズ、非球面ミラーなどの透過型レンズ、又は反射レンズなどの反射型レンズであってもよい。
ビームコンバイナ13は、複数の反射ミラーで構成されてもよい。レーザエミッタ12に関する上記の説明に続き、レーザエミッタ12の反射ミラーの数量はN+1個としてよく、これにより、三原色レーザ信号における各レーザ信号はいずれも1つの反射ミラーと対応する。レーザエミッタ12が3つのレーザ発射管を含む場合、それぞれ赤色レーザ信号、緑色レーザ信号及び青色レーザ信号を発信する構成としてもよい。赤色レーザ信号、緑色レーザ信号及び青色レーザ信号と対応する反射ミラーは、それぞれ反射ミラー1、反射ミラー2及び反射ミラー3としてもよい。これら3つの反射ミラーは、それぞれ赤色レーザ信号、緑色レーザ信号及び青色レーザ信号を反射する。また、ビームコンバイナ13に反射ミラー4がさらに設けられ、反射ミラー4は、反射ミラー1、反射ミラー2及び反射ミラー3により反射されたレーザ信号を集束できる。すなわち、ビームコンバイナ13により、レーザエミッタ12が発射した三原色レーザ信号を集束することにより集束レーザ信号を形成する。ビームコンバイナ13は、搭載された反射ミラー4により集束レーザ信号を微小電気機械モジュール14に反射できる。図2に、本実施例によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器の構造の一例の概略図を示す。
ビームコンバイナ13は、コリメータと反射ミラーとで構成されてもよい。この場合、コリメータは、レーザエミッタ12が発射した三原色レーザ信号を集束することにより集束レーザ信号を形成でき、ビームコンバイナ13は、搭載された反射ミラー4により集束レーザ信号を微小電気機械モジュール14に反射できる。
微小電気機械モジュール14は、集束レーザ信号を受信し、集束レーザ信号を投影レンズ15に反射できる。微小電気機械モジュール14は所定の方式で自ら角度を調整できるモジュールである。このため、投影レンズ15が受信した集束レーザ信号の投影レンズ15での位置も微小電気機械モジュール14の角度によって変化する。すなわち、微小電気機械モジュール14により集束レーザ信号を走査することにより表示対象内容を生成する。走査方式はプログレッシブ方式、又はインターレース方式としてもよい。
最終的に、レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、走査して生成した表示対象内容を、投影レンズによりスクリーンに表示する。当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器を拡張現実デバイスに適用する。拡張現実デバイスがARメガネである場合、ARメガネのレンズはスクリーンである。拡張現実デバイスがARヘルメットである場合、ARヘルメットに配置されたディスプレイはスクリーンである。
本実施例では、レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、集束レンズと、上記集束レンズの焦点に配置されたレーザエミッタと、ビームコンバイナと、微小電気機械モジュールと、投影レンズとを含む。レーザビーム走査式ディスプレイ機器のレーザエミッタが三原色レーザ信号を発射し、集束レンズにより三原色レーザ信号をビームコンバイナに照射し、ビームコンバイナは、赤色、緑色及び青色の三原色のレーザ信号を集束レーザ信号に集束し、当該集束レーザ信号を微小電気機械モジュールに反射する。微小電気機械モジュールは、受信した集束レーザ信号を走査して表示対象内容を生成する。投影レンズは走査により生成された表示対象内容をスクリーンに表示する。上記のとおり、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器では、集束レーザ信号を生成したのち、直接投影レンズにより、微小電気機械モジュールにより生成された表示対象内容を拡張現実メガネのレンズに表示できる。そのため、微小電気機械モジュールと投影レンズとの間にレーザ信号反射装置や透過装置を必要としない。通常、レーザ信号反射装置や透過装置は、複数の反射ミラー又は透過ミラーで構成されるため、構造が複雑で体積も大きい。しかし、本発明のレーザビーム走査式ディスプレイ機器は、このような大型のレーザ信号反射装置や透過装置を必要としないため、体積を大幅に低減することができ、拡張現実デバイスに適用しやすい。
本発明によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器を拡張現実デバイスに適用する場合、スクリーンとユーザの目との間の距離が短い。レーザ信号がユーザの目を傷つけることを回避するために、レーザ信号のパワーを監視する必要がある。そこで、図3には、本発明の実施例2によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器の概略構造図を示す。図3に示すように、本実施例によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器は、図1の実施例を基礎として、レーザエミッタ12に接続した安全監視モジュール21をさらに含んでもよい。
レーザエミッタ12は安全監視モジュール21にレーザ信号を発射(信)し、安全監視モジュール21が三原色レーザ信号を受信し、三原色レーザ信号の各レーザ信号のパワーを取得し、パワーの大きさに基いてレーザエミッタ12の動作状態を制御する。
レーザエミッタ12の動作状態を制御するルールを以下のとおりとすることができる。すなわち、三原色レーザ信号の各レーザ信号のパワーが所定の安全なパワー以下である場合、三原色レーザ信号を発射するようにレーザエミッタ12を制御する。集束レンズ11が当該三原色レーザ信号を受信し、三原色レーザ信号のいずれかのレーザ信号のパワーが所定の安全なパワーを超えた場合、レーザ信号のパワーが大きすぎることを示す。この状態で視聴するとユーザの目を傷つける可能性があり、このとき、安全監視モジュール21は、三原色レーザ信号の発射を停止するようにレーザエミッタ12を制御する。
当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、第1のドライバ22をさらに含んでもよい。第1のドライバ22は、レーザエミッタ12に接続し、且つ、第1の駆動信号を受信すると、レーザエミッタ12を駆動し、レーザエミッタ12は三原色レーザ信号を発射する。
当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、第2のドライバ23をさらに含んでもよい。第2のドライバ23は微小電気機械モジュール14に接続し、且つ、第2の駆動信号を受信すると、微小電気機械モジュール14を駆動する。
さらに、レーザエミッタ12が第1のドライバ22により駆動すると、レーザエミッタ12は三原色レーザ信号を発射する。三原色レーザ信号の各レーザ信号は、所定期間にのみ発光(射)し、且つ、当該所定期間にレーザ信号が連続的に発射するのではなく、間欠的に発射する構成としてもよい。すなわち、所定期間に、レーザエミッタ12が各レーザ信号で複数回発射するように制御する。実際に適用するときは、微小電気機械モジュール14により生成された表示対象内容は、1つ又は複数のフレームの画像で、且つ、いずれかのフレームの画像におけるすべての画素がいずれも異なるR値とG値とB値を有する。所定時間内にレーザエミッタ12が発射した三原色レーザ信号の赤色レーザ信号、緑色レーザ信号及び青色レーザ信号の発光回数は、画素のR値とG値とB値にそれぞれ対応するものとして理解してよい。例えば、特定の画素のR値、G値及びB値がそれぞれ242、156及び177であるとき、レーザエミッタ12が赤、緑、青の三色のレーザ信号を発射するレーザ発射管の所定時間内での発光回数はそれぞれ242回、156回及び177回である。すなわち、ビームコンバイナ13は、異なる回数で発光したレーザ信号を集束すると、異なる色の集束レーザ信号を生成できる。微小電気機械モジュール14が、異なる色の集束レーザ信号を走査すると、表示対象内容が生成できる。
上記説明から分かるように、第1のドライバ22及び第2のドライバ23はいずれも駆動信号により制御される。そのため、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、第1のドライバ22及び第2のドライバ23にそれぞれ接続したコントローラ24をさらに含んでもよい。コントローラ24は、第1のドライバ22を駆動するための第1の駆動信号及び第2のドライバ23を駆動するための第2の駆動信号を生成する。
実際に適用するとき、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、画像、映像など多種類の表示対象内容を表示できる。表示対象内容のタイプが映像である場合、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、コントローラ24に接続したトランスコーダ25をさらに含んでもよい。
トランスコーダ25は、原映像内容のデータフォーマットをレーザビーム走査式ディスプレイ機器に適用可能なデータフォーマットに変換する。すなわちトランスコードされた映像内容を生成する。上記第1の駆動信号及び第2の駆動信号は、トランスコード処理により生成されたものであってもよい。具体的には、コントローラ24は、トランスコーダ25がトランスコード処理を終了した後、第1のドライバ22に第1の駆動信号を、第2のドライバ23に第2の駆動信号を送信してもよい。または、コントローラ24は、トランスコーダ25がトランスコード処理を開始した後、第1のドライバ22に第1の駆動信号を、第2のドライバ23に第2の駆動信号を送信してもよい。
また、映像内容を管理するために、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器に独立した記憶空間を設けてもよい。そこで、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、トランスコーダ25に接続した第1のメモリ26及びトランスコーダ25に接続した第2のメモリ27をさらに含んでもよい。
なお、第1のメモリ26は、トランスコードされた映像内容を記憶し、第2のメモリ27はトランスコードする前の原映像内容を記憶する。
実施例1に関する上記説明から分かるように、微小電気機械モジュール14は、所定の方式で自ら角度を調整できるモジュールである。微小電気機械モジュール14に反射ミラーが配置されるが、通常は、当該反射ミラーの角度を微小電気機械モジュール14の角度と見なしてよい。当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器のコントローラ24は、さらに、微小電気機械モジュール14が所定の調整角度に基づき、さらには所定の形状及び所定の走査方式により集束レーザ信号を走査できるように、角度調整コマンドに含まれる所定の調整角度に基づき微小電気機械モジュール14に配置された反射ミラーの角度を調整することもできる。なお、角度調整コマンドは、所定の時間間隔で微小電気機械モジュール14に送信されてもよい。所定の形状は円錐形で、所定の走査方式はインターレース方式とすることもできる。中心点から外部に向かって走査すると、中心点の画像を最も鮮明にすることができ、ユーザが視聴するときの目に対する集束を満たすことができる。勿論、所定の走査方式はプログレッシブ方式とすることができる。
なお、すべてのモジュールには誤差があり、微小電気機械モジュール14も例外ではない。微小電気機械モジュール14の誤差とは、微小電気機械モジュール14に配置された反射ミラーの誤差、すなわち反射ミラーの実際の調整角度と角度調整コマンドにおける所定の調整角度とが一致しないものと理解してよい。これは、微小電気機械モジュールで走査して生成された表示対象内容の表示効果に影響を与える。誤差が大きすぎると、表示された画像を視聴できない可能性もある。このような問題を避けるために、レーザビーム走査式ディスプレイ機器のコントローラ24は、さらに、反射ミラーの実際の調整角度と所定の調整角度との間の誤差角度を計算し、所定の調整角度及び誤差角度に基づき反射ミラーの調整角度を較正する。
具体的には、コントローラ24は、反射ミラーの角度が調整されるたびに、角度調整後の反射ミラーの角度を取得する。反射ミラーのその時の角度が角度1であり、コントローラ24が角度調整コマンドを送信した後、反射ミラーが角度1より、角度調整コマンドに含まれる所定の調整角度に基づき反射ミラーの角度を調整することにより、角度2を得る。角度2と角度1との差は、反射ミラーの実際の調整角度である。そして、実際の調整角度及び所定の調整角度により両者の誤差角度を計算する。
コントローラ24は、当該誤差角度を微小電気機械モジュール14に送信し、微小電気機械モジュール14は当該誤差角度を記録する。コントローラ24が再度角度調整コマンドを微小電気機械モジュール14に送信すると、微小電気機械モジュール14の反射ミラーは、所定の調整コマンド及び算出された誤差角度に基づき反射ミラーの角度を調整でき、すなわち調整角度に対する較正を実現する。
本実施例では、実施例1をベースとし、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、さらに、安全監視モジュールを含む。上記安全監視モジュールは、レーザエミッタが発射した各レーザ信号のパワーが所定の安全なパワーを超えたか否かを判断し、レーザ信号のパワーが大きすぎる場合、レーザ信号の発射を停止するようにレーザエミッタを制御することにより、ユーザの目を保護する。また、表示対象内容のタイプが映像である場合、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、異なる処理段階の映像内容を記憶するために、独立した第1のメモリ及び第2のメモリをさらに含むことにより異なる処理段階の映像内容に対する管理を実現する。また、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器はコントローラをさらに含み、上記コントローラは、微小電気機械モジュールが完全で視聴効果に優れる表示対象内容を生成できるように、微小電気機械モジュールの調整角度を較正する。
図4は、本発明の実施例1による拡張現実メガネの概略構造図である。図4に示すように、当該拡張現実メガネは、レンズと、レンズを固定するフレームと、上述した実施例によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器とを含む。当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、フレームの外側に設けられ、上記レンズはスクリーンである。
当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器と拡張現実メガネのレンズとの間の位置関係は、図4に示すとおりである。実際に使用するときの当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器とレンズとの間の距離は、使用時のニーズに応じて設定してもよい。
本実施例で詳述していない部分は、図1、図2及び図3に示す実施例の関連説明を参照されたい。当該技術的解決手段の実行過程及び技術的効果については、詳細な説明を省略するので、図1、図2及び図3に示す実施例の関連記載を参照されたい。
上述したレーザビーム走査式ディスプレイ機器の実施例は、例示的なものである。このうち、別個のモジュールとして説明されたユニットは、物理的に分離していてもしていなくてもよい。ユニットとして表示されたモジュールは、物理的なユニットであってもそうでなくてもよい。すなわち、同じ場所に配置されていても、複数のネットワークユニットに分散されていてもよい。実際のニーズに応じて、上記の一部又はすべてのモジュールを選択して本実施例の解決手段の目的を達成できる。当業者であれば、創作活動をすることなく理解して実施することができる。
当業者であれば、実施例に関連する上記説明により、上記各実施例は、必要な汎用ハードウェアプラットフォームにおいて実現できる。無論、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせることによっても実現できることは自明である。そして、上記技術的解決手段の趣旨や従来技術に寄与する部分は、コンピュータ用製品の形で実現できる。当該コンピュータ用製品は、コンピュータ機器(PC、サーバ、又はネットワーク機器など)に各実施例、又は実施例の特定部分に記載の方法を実行するための複数のコマンドを含み、ROM/RAM、磁気ディスク、CDROMなどのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されていてもよい。
なお、上記の各実施例は、本発明の技術的解決手段を説明するためのものであり、限定を加えるものではない。上記の各実施例を参照しながら本発明について詳しく説明したが、当業者であれば、上記各実施例に記載の技術的解決手段を変更したり、一部の技術的特徴について同等の置換を行うこともできる。、しかし、これらの変更や置換により、当該技術的解決手段の趣旨が本発明の各実施例の技術的解決手段の技術的思想と技術的範囲から逸脱するものでないことは明らかである。
本発明は、画像表示技術に関し、特にレーザビーム走査式ディスプレイ機器及び拡張現実メガネに関する。
拡張現実(Augmented Reality、以下、「AR」という)技術は、コンピュータビジョン技術により現実世界に存在しない仮想画像を生成し、仮想画像を現実世界の中で表示する技術である。この技術は、仮想画像及び現実世界における真実の物体を積み重ねてユーザに示し、ユーザに新たな視聴方式を提供する。
拡張現実技術に基づく従来の拡張現実デバイスでは、表示モジュールが一般的に光源と、ガルバノスキャナと、光線透過装置と、光線反射装置とで構成される。光線透過装置及び光線反射装置はいずれも複数種の光学レンズで構成されるため、表示モジュールの体積が大きい。一方、実際に使用する拡張現実デバイスとしてARメガネやARヘルメットが一般的であり、ユーザはこのような大型の表示モジュールが搭載された拡張現実デバイスを利用するとき、着用しにくい場合がある。
そこで、本発明は、ディスプレイ機器の体積を減少して拡張現実デバイスに適用しやすい、レーザビーム走査式ディスプレイ機器及び拡張現実メガネを提供することを目的とする。
本発明にかかるレーザビーム走査式ディスプレイ機器は、集束レンズと、上記集束レンズの焦点に配置されたレーザエミッタと、ビームコンバイナと、微小電気機械モジュールと、投影レンズとを含む。上記レーザエミッタは、三原色レーザ信号を発射(発信)し、上記ビームコンバイナは、上記集束レンズにより上記三原色レーザ信号を集束することにより得られる集束レーザ信号を上記微小電気機械モジュールに反射し、上記微小電気機械モジュールは、受信した集束レーザ信号を走査して表示対象内容を生成し、上記投影レンズにより上記表示対象内容を拡張現実メガネのレンズに表示する。
上記ディスプレイ機器は、安全監視モジュールをさらに含んでもよい。上記安全監視モジュールは、上記レーザエミッタに接続し、且つ、取得した上記三原色レーザ信号における各レーザ信号のパワーに基づき上記レーザエミッタの動作状態を制御する。
上記安全監視モジュールは、上記三原色レーザ信号における各レーザ信号のパワーが所定の安全なパワー以下である場合、上記三原色レーザ信号を発射するように上記レーザエミッタを制御し、上記三原色レーザ信号におけるいずれかのレーザ信号のパワーが所定の安全なパワーを超えた場合、上記三原色レーザ信号の発射を停止するように上記レーザエミッタを制御する構成としてもよい。
上記ディスプレイ機器は、第1のドライバ及び第2のドライバをさらに含み、上記第1のドライバは、上記レーザエミッタに接続し、且つ、三原色にそれぞれ対応する3つの色チャネルにおける上記表示対象内容の各画素の色値に基づき所定期間の発光回数を決定するように上記レーザエミッタを駆動し、上記第2のドライバは、上記微小電気機械モジュールに接続し、且つ、受信した集束レーザ信号に基づき上記微小電気機械を駆動する構成としてもよい。
上記ディスプレイ機器は、コントローラをさらに含み、上記コントローラは、上記第1のドライバ及び前記第2のドライバにそれぞれ接続し、且つ、上記第1のドライバを駆動するための上記第1の駆動信号及び上記第2のドライバを駆動するための第2の駆動信号を生成する構成としてもよい。
上記表示対象内容のタイプは映像であり、上記ディスプレイ機器は、トランスコーダをさらに含み、上記トランスコーダは、上記コントローラに接続し、且つ、原映像内容に対してトランスコード処理を行うことにより、上記表示対象内容に対応するトランスコードされた映像内容を生成する構成としてもよい。
上記ディスプレイ機器は、第1のメモリ及び第2のメモリをさらに含み、上記第1のメモリは、上記トランスコーダに接続し、且つ、上記トランスコードされた映像内容を記憶し、上記第2のメモリは、上記トランスコーダに接続し、且つ、前記原映像内容を記憶する構成としてもよい。
上記コントローラは、さらに、上記微小電気機械モジュールに角度調整コマンドを送信し、上記微小電気機械モジュールは、上記角度調整コマンドに含まれる所定の調整角度に基づき上記微小電気機械モジュールに配置された反射ミラーの角度を調整することにより、所定の形状及び所定の走査方式で上記集束レーザ信号を走査する構成としてもよい。
上記コントローラは、さらに、上記反射ミラーの実際の調整角度と上記所定の調整角度との間の誤差角度を計算し、上記所定の調整角度及び上記誤差角度に基づき上記反射ミラーの調整角度を較正する構成としてもよい。
本発明にかかる拡張現実メガネは、レンズと、上記レンズを固定するフレームと、上記レーザビーム走査式ディスプレイ機器のいずれか1種とを含み、上記レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、上記フレームの外側に設けられ、上記レンズは、スクリーンである。
本発明の一実施態様によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器及び拡張現実メガネにおいて、レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、集束レンズと、上記集束レンズの焦点に配置されたレーザエミッタと、ビームコンバイナと、微小電気機械モジュールと、投影レンズとを含む。レーザビーム走査式ディスプレイ機器のレーザエミッタが三原色レーザ信号を発射したら、集束レンズにより三原色レーザ信号をビームコンバイナに照射させ、ビームコンバイナは、赤色、緑色及び青色の3つの三原色レーザ信号を集束レーザ信号に集束し、当該集束レーザ信号を微小電気機械モジュールに反射する。微小電気機械モジュールは、集束レーザ信号を走査して表示対象内容が得られる。投影レンズは走査により生成された表示対象内容を拡張現実メガネのレンズに表示する。上記のとおり、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器では、集束レーザ信号を生成したのち、直接投影レンズにより、微小電気機械モジュールにより走査して得られた表示対象内容を拡張現実メガネのレンズに表示でき、微小電気機械モジュールと投影レンズとの間にレーザ信号反射装置や透過装置を必要としない。また、レーザ信号反射装置や透過装置は、一般的に複数の反射ミラー又は透過ミラーで構成されるため、構造が複雑で体積も大きいが、本発明のレーザビーム走査式ディスプレイ機器は、このような大型のレーザ信号反射装置や透過装置を必要としないため、体積を大幅に減らすことができ、拡張現実デバイスに適用しやすい。
本発明の実施例1によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器の概略構造図である。 本発明の実施形態によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器の内部構造の一例を示す概略図である。 本発明の実施例2によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器の概略構造図である。 本発明の実施例1による拡張現実メガネの概略構造図である。
本発明の目的、技術的解決手段、及び利点を明らかにするために、図面を参照しながら本発明の実施例の技術的解決手段について詳しく説明する。記載される実施例は、本発明の実施例の一部であり、そのすべてではない。当業者が本発明の実施例に基づき、創作的行為をすることなく想到した他の実施例は、すべて本発明の技術的範囲に入るものである。
本発明の実施例の記載に用いられる用語は、特定の実施例を説明するのみであり、本発明を限定するものではない。本発明の実施例及び特許請求の範囲に関する記載に単数の意味で用いられる「1種」、「前記」及び「当該」は、複数の場合も含む。また、文脈の中で意味を限定しない限り、「複数種」は、少なくとも2種を含むことを意味するが、少なくとも1種を含む場合を除外しない。
なお、本明細書に用いられる「及び/又は」という用語は、関連対象間の関係性について説明するためのものであり、3種類の関係が存在することを表す。例えば、「A及び/又はB」は、Aが単独で存在する、A及びB両方が存在する、Bが単独で存在するといった3種類の状況を表すことができる。また、文中の「/」は、特記がない限り、両側の関連対象が「又は」の関係にあることを表す。
また、本発明の実施例で特定対象について記述するとき、「第1の」、「第2の」、「第3の」などの用語を用いることもあるが、当該特定対象はこれらの用語により限定されるものではない。これらの用語は、特定対象同士を互いに区別するためにだけ用いられる。例えば、本発明の技術的範囲から逸脱しない限り、第1の特定対象を第2の特定対象と呼ぶことができ、同様に、第2の特定対象を第1の特定対象と呼ぶこともできる。
文脈によっては、本明細書に用いられる「場合」、「とき」などの用語は、「特定の動作が発生したのであれば、提示した条件又は事項が満たされたのであれば、確定したのであれば、又は検出したのであれば」といった意味合いで解釈することが可能である。また、文脈によっては、「確定する場合、又は(提示した条件又は事項)を検出する場合」などの文言は、「確定したとき、確定したのであれば、又は(提示した条件又は事項)を検出するとき、(提示した条件又は事項)を検出したのであれば」といった意味合いで解釈することが可能である。
さらに、「含む」又はこれに類する他の表現は、非排他的な包括の場合を含み、一連の要素を含む製品又はシステムは、当該要素だけではなく、明記されていない他の要素や、このような製品又はシステムに固有の要素も含むことを意図するものである。更なる制限を加えない限り、文言「1つの…を含む」で限定された要素は、上記要素を含む製品又はシステムに別の同一要素も存在する場合を除外しない。
図1は、本発明の実施例1によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器の概略構造図である。図1に示すように、本実施例によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器は、集束レンズ11と、上記集束レンズの焦点に配置されたレーザエミッタ12と、ビームコンバイナ13と、微小電気機械モジュール14と、投影レンズ15とを含む。
レーザエミッタ12は三原色レーザ信号を発射する。三原色レーザ信号は少なくとも1組の三原色レーザ信号であり、各組の三原色レーザ信号は赤色、緑色及び青色の3つのレーザ信号を含んでもよい。レーザエミッタ12はN個(ただしN≧3)のレーザ発射管を含み、各レーザ発射管は所定波長のレーザ信号を直接発射でき、且つレーザ信号の所定波長は赤、緑、青の三色のいずれかと対応する構成としてもよい。レーザエミッタ12はN個のレーザ発射管及びN個のレーザ発射管にそれぞれ接続されたN個の周波数逓倍回路を含む構成としてもよい。N個の周波数逓倍回路はそれぞれ、レーザ発射管が発射したレーザ信号の波長を半減する。周波数逓倍処理により半減した波長は、赤、緑、青の三色のいずれかと対応する。且つ、上記構造が異なるレーザエミッタ12の各レーザ発射管が発射したレーザ信号はいずれも低いパワーを有し、通常レーザ安全規格に定められる0.385mwよりも低い。実際に使用するとき、レーザ信号のパワーは、通常、レーザ安全規格の規定値よりはるかに低い0.27mwとすることができる。
集束レンズ11がレーザエミッタ12の発射した同色のレーザ信号を集束するときの集束効果を最良にするために、上記レーザエミッタ12は通常集束レンズ11の焦点に配置する。集束レンズ11は、平凸レンズ、正凹凸レンズ、非球面ミラーなどの透過型レンズ、又は反射レンズなどの反射型レンズであってもよい。
ビームコンバイナ13は、複数の反射ミラーで構成されてもよい。レーザエミッタ12に関する上記の説明に続き、レーザエミッタ12の反射ミラーの数量はN+1個としてよく、これにより、三原色レーザ信号における各レーザ信号はいずれも1つの反射ミラーと対応する。レーザエミッタ12が3つのレーザ発射管を含む場合、それぞれ赤色レーザ信号、緑色レーザ信号及び青色レーザ信号を発信する構成としてもよい。赤色レーザ信号、緑色レーザ信号及び青色レーザ信号と対応する反射ミラーは、それぞれ反射ミラー1、反射ミラー2及び反射ミラー3としてもよい。これら3つの反射ミラーは、それぞれ赤色レーザ信号、緑色レーザ信号及び青色レーザ信号を反射する。また、ビームコンバイナ13に反射ミラー4がさらに設けられ、反射ミラー4は、反射ミラー1、反射ミラー2及び反射ミラー3により反射されたレーザ信号を集束できる。すなわち、ビームコンバイナ13により、レーザエミッタ12が発射した三原色レーザ信号を集束することにより集束レーザ信号を形成する。ビームコンバイナ13は、搭載された反射ミラー4により集束レーザ信号を微小電気機械モジュール14に反射できる。図2に、本実施例によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器の構造の一例の概略図を示す。
ビームコンバイナ13は、コリメータと反射ミラーとで構成されてもよい。この場合、コリメータは、レーザエミッタ12が発射した三原色レーザ信号を集束することにより集束レーザ信号を形成でき、ビームコンバイナ13は、搭載された反射ミラー4により集束レーザ信号を微小電気機械モジュール14に反射できる。
微小電気機械モジュール14は、集束レーザ信号を受信し、集束レーザ信号を投影レンズ15に反射できる。微小電気機械モジュール14は所定の方式で自ら角度を調整できるモジュールである。このため、投影レンズ15が受信した集束レーザ信号の投影レンズ15での位置も微小電気機械モジュール14の角度によって変化する。すなわち、微小電気機械モジュール14により集束レーザ信号を走査することにより表示対象内容を生成する。走査方式はプログレッシブ方式、又はインターレース方式としてもよい。
最終的に、レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、走査して生成した表示対象内容を、投影レンズによりスクリーンに表示する。当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器を拡張現実デバイスに適用する。拡張現実デバイスがARメガネである場合、ARメガネのレンズはスクリーンである。拡張現実デバイスがARヘルメットである場合、ARヘルメットに配置されたディスプレイはスクリーンである。
本実施例では、レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、集束レンズと、上記集束レンズの焦点に配置されたレーザエミッタと、ビームコンバイナと、微小電気機械モジュールと、投影レンズとを含む。レーザビーム走査式ディスプレイ機器のレーザエミッタが三原色レーザ信号を発射し、集束レンズにより三原色レーザ信号をビームコンバイナに照射し、ビームコンバイナは、赤色、緑色及び青色の三原色のレーザ信号を集束レーザ信号に集束し、当該集束レーザ信号を微小電気機械モジュールに反射する。微小電気機械モジュールは、受信した集束レーザ信号を走査して表示対象内容が得られる。投影レンズは走査により生成された表示対象内容をスクリーンに表示する。上記のとおり、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器では、集束レーザ信号を生成したのち、直接投影レンズにより、微小電気機械モジュールが走査して得られた表示対象内容を拡張現実メガネのレンズに表示できる。そのため、微小電気機械モジュールと投影レンズとの間にレーザ信号反射装置や透過装置を必要としない。通常、レーザ信号反射装置や透過装置は、複数の反射ミラー又は透過ミラーで構成されるため、構造が複雑で体積も大きい。しかし、本発明のレーザビーム走査式ディスプレイ機器は、このような大型のレーザ信号反射装置や透過装置を必要としないため、体積を大幅に低減することができ、拡張現実デバイスに適用しやすい。
本発明によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器を拡張現実デバイスに適用する場合、スクリーンとユーザの目との間の距離が短い。レーザ信号がユーザの目を傷つけることを回避するために、レーザ信号のパワーを監視する必要がある。そこで、図3には、本発明の実施例2によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器の概略構造図を示す。図3に示すように、本実施例によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器は、図1の実施例を基礎として、レーザエミッタ12に接続した安全監視モジュール21をさらに含んでもよい。
レーザエミッタ12は安全監視モジュール21にレーザ信号を発射(信)し、安全監視モジュール21が三原色レーザ信号を受信し、三原色レーザ信号の各レーザ信号のパワーを取得し、パワーの大きさに基いてレーザエミッタ12の動作状態を制御する。
レーザエミッタ12の動作状態を制御するルールを以下のとおりとすることができる。すなわち、三原色レーザ信号の各レーザ信号のパワーが所定の安全なパワー以下である場合、三原色レーザ信号を発射するようにレーザエミッタ12を制御する。集束レンズ11が当該三原色レーザ信号を受信し、三原色レーザ信号のいずれかのレーザ信号のパワーが所定の安全なパワーを超えた場合、レーザ信号のパワーが大きすぎることを示す。この状態で視聴するとユーザの目を傷つける可能性があり、このとき、安全監視モジュール21は、三原色レーザ信号の発射を停止するようにレーザエミッタ12を制御する。
当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、第1のドライバ22をさらに含んでもよい。第1のドライバ22は、レーザエミッタ12に接続し、且つ、第1の駆動信号を受信すると、レーザエミッタ12を駆動し、レーザエミッタ12は三原色レーザ信号を発射する。
当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、第2のドライバ23をさらに含んでもよい。第2のドライバ23は微小電気機械モジュール14に接続し、且つ、第2の駆動信号を受信すると、微小電気機械モジュール14を駆動する。
さらに、レーザエミッタ12が第1のドライバ22により駆動すると、レーザエミッタ12は三原色レーザ信号を発射する。レーザエミッタ12は、三原色レーザ信号を連続的に発射するのではなく、所定期間に搭載されたレーザ発射管により複数回発射する構成としてもよい。且つ、所定期間に異なる色のレーザを発射するレーザ発射管の発光回数は異なる。実際に適用するときは、微小電気機械モジュール14により生成された表示対象内容は、1つ又は複数のフレームの画像で、且つ、いずれかのフレームの画像におけるすべての画素がいずれも異なるR値とG値とB値を有する。レーザエミッタ12が所定時間内に発射した赤色レーザ信号、緑色レーザ信号及び青色レーザ信号の発光回数は、画素のR値とG値とB値にそれぞれ対応するものとして理解してよい。例えば、特定の画素のR値、G値及びB値がそれぞれ242、156及び177であるとき、レーザエミッタ12が赤、緑、青の三色のレーザ信号を発射するレーザ発射管の所定時間内での発光回数はそれぞれ242回、156回及び177回である。ビームコンバイナ13は、赤、緑、青の三色のレーザ信号を集束すると、異なる色の集束レーザ信号が得られる。微小電気機械モジュール14が、異なる色の集束レーザ信号を走査すると、表示対象内容が得られる。
上記説明から分かるように、第1のドライバ22及び第2のドライバ23はいずれも駆動信号により制御される。そのため、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、第1のドライバ22及び第2のドライバ23にそれぞれ接続したコントローラ24をさらに含んでもよい。コントローラ24は、第1のドライバ22を駆動するための第1の駆動信号及び第2のドライバ23を駆動するための第2の駆動信号を生成する。
実際に適用するとき、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、画像、映像など多種類の表示対象内容を表示できる。表示対象内容のタイプが映像である場合、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、コントローラ24に接続したトランスコーダ25をさらに含んでもよい。
トランスコーダ25は、原映像内容のデータフォーマットをレーザビーム走査式ディスプレイ機器に適用可能なデータフォーマットに変換する。すなわちトランスコードされた映像内容を生成する。上記第1の駆動信号及び第2の駆動信号は、トランスコード処理により生成されたものであってもよい。具体的には、コントローラ24は、トランスコーダ25がトランスコード処理を終了した後、第1のドライバ22に第1の駆動信号を、第2のドライバ23に第2の駆動信号を送信してもよい。または、コントローラ24は、トランスコーダ25がトランスコード処理を開始した後、第1のドライバ22に第1の駆動信号を、第2のドライバ23に第2の駆動信号を送信してもよい。
また、映像内容を管理するために、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器に独立した記憶空間を設けてもよい。そこで、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、トランスコーダ25に接続した第1のメモリ26及びトランスコーダ25に接続した第2のメモリ27をさらに含んでもよい。
なお、第1のメモリ26は、トランスコードされた映像内容を記憶し、第2のメモリ27はトランスコードする前の原映像内容を記憶する。
実施例1に関する上記説明から分かるように、微小電気機械モジュール14は、所定の方式で自ら角度を調整できるモジュールである。微小電気機械モジュール14に反射ミラーが配置されるが、通常は、当該反射ミラーの角度を微小電気機械モジュール14の角度と見なしてよい。当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器のコントローラ24は、さらに、微小電気機械モジュール14が所定の調整角度に基づき、さらには所定の形状及び所定の走査方式により集束レーザ信号を走査できるように、角度調整コマンドに含まれる所定の調整角度に基づき微小電気機械モジュール14に配置された反射ミラーの角度を調整することもできる。なお、角度調整コマンドは、所定の時間間隔で微小電気機械モジュール14に送信されてもよい。所定の形状は円錐形で、所定の走査方式はインターレース方式とすることもできる。中心点から外部に向かって走査すると、中心点の画像を最も鮮明にすることができ、ユーザが視聴するときの目に対する集束を満たすことができる。勿論、所定の走査方式はプログレッシブ方式とすることができる。
なお、すべてのモジュールには誤差があり、微小電気機械モジュール14も例外ではない。微小電気機械モジュール14の誤差とは、微小電気機械モジュール14に配置された反射ミラーの誤差、すなわち反射ミラーの実際の調整角度と角度調整コマンドにおける所定の調整角度とが一致しないものと理解してよい。これは、微小電気機械モジュールで走査して生成された表示対象内容の表示効果に影響を与える。誤差が大きすぎると、表示された画像を視聴できない可能性もある。このような問題を避けるために、レーザビーム走査式ディスプレイ機器のコントローラ24は、さらに、反射ミラーの実際の調整角度と所定の調整角度との間の誤差角度を計算し、所定の調整角度及び誤差角度に基づき反射ミラーの調整角度を較正する。
具体的には、コントローラ24は、反射ミラーの角度が調整されるたびに、角度調整後の反射ミラーの角度を取得する。反射ミラーのその時の角度が角度1であり、コントローラ24が角度調整コマンドを送信した後、反射ミラーが角度1より、角度調整コマンドに含まれる所定の調整角度に基づき反射ミラーの角度を調整することにより、角度2を得る。角度2と角度1との差は、反射ミラーの実際の調整角度である。そして、実際の調整角度及び所定の調整角度により両者の誤差角度を計算する。
コントローラ24は、当該誤差角度を微小電気機械モジュール14に送信し、微小電気機械モジュール14は当該誤差角度を記録する。コントローラ24が再度角度調整コマンドを微小電気機械モジュール14に送信すると、微小電気機械モジュール14の反射ミラーは、所定の調整コマンド及び算出された誤差角度に基づき反射ミラーの角度を調整でき、すなわち調整角度に対する較正を実現する。
本実施例では、実施例1をベースとし、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、さらに、安全監視モジュールを含む。上記安全監視モジュールは、レーザエミッタが発射した各レーザ信号のパワーが所定の安全なパワーを超えたか否かを判断し、レーザ信号のパワーが大きすぎる場合、レーザ信号の発射を停止するようにレーザエミッタを制御することにより、ユーザの目を保護する。また、表示対象内容のタイプが映像である場合、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、異なる処理段階の映像内容を記憶するために、独立した第1のメモリ及び第2のメモリをさらに含むことにより異なる処理段階の映像内容に対する管理を実現する。また、当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器はコントローラをさらに含み、上記コントローラは、微小電気機械モジュールが完全で視聴効果に優れる表示対象内容を生成できるように、微小電気機械モジュールの調整角度を較正する。
図4は、本発明の実施例1による拡張現実メガネの概略構造図である。図4に示すように、当該拡張現実メガネは、レンズと、レンズを固定するフレームと、上述した実施例によるレーザビーム走査式ディスプレイ機器とを含む。当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、フレームの外側に設けられ、上記レンズはスクリーンである。
当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器と拡張現実メガネのレンズとの間の位置関係は、図4に示すとおりである。実際に使用するときの当該レーザビーム走査式ディスプレイ機器とレンズとの間の距離は、使用時のニーズに応じて設定してもよい。
本実施例で詳述していない部分は、図1、図2及び図3に示す実施例の関連説明を参照されたい。当該技術的解決手段の実行過程及び技術的効果については、詳細な説明を省略するので、図1、図2及び図3に示す実施例の関連記載を参照されたい。
上述したレーザビーム走査式ディスプレイ機器の実施例は、例示的なものである。このうち、別個のモジュールとして説明されたユニットは、物理的に分離していてもしていなくてもよい。ユニットとして表示されたモジュールは、物理的なユニットであってもそうでなくてもよい。すなわち、同じ場所に配置されていても、複数のネットワークユニットに分散されていてもよい。実際のニーズに応じて、上記の一部又はすべてのモジュールを選択して本実施例の解決手段の目的を達成できる。当業者であれば、創作活動をすることなく理解して実施することができる。
当業者であれば、実施例に関連する上記説明により、上記各実施例は、必要な汎用ハードウェアプラットフォームにおいて実現できる。無論、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせることによっても実現できることは自明である。そして、上記技術的解決手段の趣旨や従来技術に寄与する部分は、コンピュータ用製品の形で実現できる。当該コンピュータ用製品は、コンピュータ機器(PC、サーバ、又はネットワーク機器など)に各実施例、又は実施例の特定部分に記載の方法を実行するための複数のコマンドを含み、ROM/RAM、磁気ディスク、CDROMなどのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されていてもよい。
なお、上記の各実施例は、本発明の技術的解決手段を説明するためのものであり、限定を加えるものではない。上記の各実施例を参照しながら本発明について詳しく説明したが、当業者であれば、上記各実施例に記載の技術的解決手段を変更したり、一部の技術的特徴について同等の置換を行うこともできる。、しかし、これらの変更や置換により、当該技術的解決手段の趣旨が本発明の各実施例の技術的解決手段の技術的思想と技術的範囲から逸脱するものでないことは明らかである。

Claims (10)

  1. レーザビーム走査式ディスプレイ機器であって、
    集束レンズと、前記集束レンズの焦点に配置されたレーザエミッタと、ビームコンバイナと、微小電気機械モジュールと、投影レンズとを含み、
    前記レーザエミッタは、三原色レーザ信号を発射し、
    前記ビームコンバイナは、前記集束レンズにより前記三原色レーザ信号を集束することにより得られる集束レーザ信号を前記微小電気機械モジュールに反射し、
    前記微小電気機械モジュールは、受信した集束レーザ信号を走査して表示対象内容を生成し、前記投影レンズにより前記表示対象内容を拡張現実メガネのレンズに表示することを特徴とするレーザビーム走査式ディスプレイ機器。
  2. 前記レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、安全監視モジュールをさらに含み、
    前記安全監視モジュールは、前記レーザエミッタに接続し、且つ、取得した前記三原色レーザ信号の各レーザ信号のパワーに基づき前記レーザエミッタの動作状態を制御することを特徴とする請求項1に記載のレーザビーム走査式ディスプレイ機器。
  3. 前記安全監視モジュールは、
    前記三原色レーザ信号の各レーザ信号のパワーが所定の安全なパワー以下である場合、前記三原色レーザ信号を発射するように、前記レーザエミッタを制御し、
    前記三原色レーザ信号のいずれかのレーザ信号のパワーが所定の安全なパワーを超えた場合、前記三原色レーザ信号の発射を停止するように、前記レーザエミッタを制御することを特徴とする請求項2に記載のレーザビーム走査式ディスプレイ機器。
  4. 前記レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、第1のドライバ及び第2のドライバをさらに含み、
    前記第1のドライバは、前記レーザエミッタに接続し、且つ、三原色にそれぞれ対応する3つの色チャネルの前記表示対象内容の各画素の色値に基づき所定期間の発光回数を決定するように、前記レーザエミッタを駆動し、
    前記第2のドライバは、前記微小電気機械モジュールに接続し、且つ、受信した集束レーザ信号に基づき前記微小電気機械モジュールを駆動することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレーザビーム走査式ディスプレイ機器。
  5. 前記レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、コントローラをさらに含み、
    前記コントローラは、前記第1のドライバ及び前記第2のドライバにそれぞれ接続し、且つ、前記第1のドライバを駆動するための第1の駆動信号及び前記第2のドライバを駆動するための第2の駆動信号を生成することを特徴とする請求項4に記載のレーザビーム走査式ディスプレイ機器。
  6. 前記表示対象内容のタイプは、映像であり、
    前記レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、トランスコーダをさらに含み、
    前記トランスコーダは、前記コントローラに接続し、且つ、原映像内容に対してトランスコード処理を行うことにより、前記表示対象内容に対応するトランスコードされた映像内容を生成することを特徴とする請求項5に記載のレーザビーム走査式ディスプレイ機器。
  7. 前記レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、第1のメモリ及び第2のメモリをさらに含み、
    前記第1のメモリは、前記トランスコーダに接続し、且つ、前記トランスコードされた映像内容を記憶し、
    前記第2のメモリは、前記トランスコーダに接続し、且つ、前記原映像内容を記憶することを特徴とする請求項6に記載のレーザビーム走査式ディスプレイ機器。
  8. 前記コントローラは、さらに、前記微小電気機械モジュールに角度調整コマンドを送信し、
    前記微小電気機械モジュールは、前記角度調整コマンドに含まれる所定の調整角度に基づき前記微小電気機械モジュールに配置された反射ミラーの角度を調整することにより、所定の形状及び所定の走査方式で前記集束レーザ信号を走査することを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載のレーザビーム走査式ディスプレイ機器。
  9. 前記コントローラは、さらに、
    前記反射ミラーの実際の調整角度と前記所定の調整角度との誤差角度を計算し、
    前記所定の調整角度及び前記誤差角度に基づき前記反射ミラーの調整角度を較正することを特徴とする請求項8に記載のレーザビーム走査式ディスプレイ機器。
  10. 拡張現実メガネであって、
    レンズと、前記レンズを固定するフレームと、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のレーザビーム走査式ディスプレイ機器とを含み、
    前記レーザビーム走査式ディスプレイ機器は、前記フレームの外側に設けられ、
    前記レンズは、スクリーンであることを特徴とする拡張現実メガネ。
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