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JP2020198337A - 回路基板、及び電子部品 - Google Patents

回路基板、及び電子部品 Download PDF

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JP2020198337A
JP2020198337A JP2019102330A JP2019102330A JP2020198337A JP 2020198337 A JP2020198337 A JP 2020198337A JP 2019102330 A JP2019102330 A JP 2019102330A JP 2019102330 A JP2019102330 A JP 2019102330A JP 2020198337 A JP2020198337 A JP 2020198337A
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晃宜 門田
Akinobu Kadota
晃宜 門田
淳毅 朝井
Atsutake Asai
淳毅 朝井
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Abstract

【課題】複数の電極面に対するコネクタの端子の接続パターンを容易に変更できる回路基板、及び電子部品を提供する。【解決手段】回路基板100は、基板部15と、複数の電極面10とを備える。基板部15は、配線パターン18を有する。複数の電極面10は、基板部15上に配置され、第1方向Xに沿って並列に並ぶ。複数の電極面10には、コネクタ200の端子20が接続可能である。複数の電極面10は、第1方向Xに対して垂直な第2方向Yに沿って複数に分断される第1分断電極面11を含む。【選択図】図8

Description

本発明は、回路基板、及び電子部品に関する。
特許文献1に記載の配線基板は、電極面列と、固定パッド列とを備える。固定パッド列の中間に位置している中間固定パッドは、端部導電面に重ならない形のパッド要素に分割されている。端部導電面は、幅広コネクタの導電部列に含まれる。
特許文献1に記載の配線基板では、電極面列に接続されるコネクタが幅狭コネクタと幅広コネクタとの間で変更されることで、2つの接続パターンが生成される。接続パターンは、電極面列に対するコネクタの接続パターンである。
特開2006−041141号公報
しかし、接続パターンを変更するために、形状の異なる2種類のコネクタ(幅狭コネクタ、及び幅広コネクタ)を用意しなければならず、煩雑であった。
本発明は、複数の電極面に対するコネクタの端子の接続パターンを容易に変更できる回路基板、及び電子部品を提供することを目的としている。
本発明の第1の局面によれば、回路基板は、基板部と、複数の電極面とを備える。基板部は、配線パターンを有する。複数の電極面は、前記基板部上に配置され、第1方向に沿って並列に並ぶ。前記複数の電極面には、コネクタの端子が接続可能である。前記複数の電極面は、前記第1方向に対して垂直な第2方向に沿って複数に分断される分断電極面を含む。
本発明の第2の局面によれば、電子部品は、前記回路基板と、前記コネクタとを備える。
本発明によれば、複数の電極面に対するコネクタの端子の接続パターンを容易に変更できる。
本発明の実施形態に係る電子部品を示す模式図である。 複数の電極面を示す模式図である。 第1接続パターンで接続された端子を示す模式図である。 図3に示す回路基板のIV−IV断面図である。 図3に示す回路基板のV−V断面図である。 図3に示す回路基板のVI−VI断面図である。 配線パターンを示す模式図である。 第1回路パターンを示す図である。 第1回路パターンの等価回路である第1等価回路を示す図である。 第2接続パターンで接続された端子を示す模式図である。 図10に示す回路基板のVI−VI断面図である。 図10に示す回路基板のVII−VII断面図である。 図10に示す回路基板のVIII−VIII断面図である。 第2回路パターンを示す図である。 第2回路パターンの等価回路である第2等価回路を示す図である。 電子部品を示す模式図である。 第3回路パターンを示す図である。 第4回路パターンを示す図である。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る電子部品Gについて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る電子部品Gを示す模式図である。
図1に示すように、電子部品Gは、回路基板100と、コネクタ200とを備える。
本実施形態の回路基板100は、プリント基板である。回路基板100は、基板部15と、複数の電極面10とを備える。
基板部15は、配線パターン18(図7参照)が形成された板状の部材である。基板部15上には、複数の電極面10が配置される。配線パターン18は、例えば、銅により形成される。配線パターン18の説明は後述する。
複数の電極面10の各々は、例えば、銅により形成される。複数の電極面10は、基板部15に設けられた配線パターン18に接続される。複数の電極面10には、コネクタ200の端子20が接続可能である。
以下では、コネクタ200について説明する。
コネクタ200は、基板15に取り付けられる。コネクタ200は、複数の端子20と、本体部25とを備える。
複数の端子20の各々は、例えば、銅により形成される。複数の端子20は、並列に並んでいる。複数の端子20は、第1端子21と、第2端子22と、第3端子23と、第4端子24とを含む。
複数の端子20は、それぞれ、複数の電極面10に接続される。接続されることは、互いに接続される部材間で信号を伝達可能な状態になることを示す。本実施形態では、端子20が電極面10にはんだHにより固定されることで、端子20が電極面10に接続される。
本体部25は、コネクタ200の主たる構造体を成す部材である。本体部25は、例えば、樹脂により形成される。本体部25は、中空の部材である。本体部25には、本体部25の内部に通じる開口部25aが形成される。
本体部25には、複数の端子20が取り付けられる。本体部25のうち開口部25aの反対側に位置する面からからは、複数の端子20が突出している。また、複数の端子20は、本体部25の内部に亘って延在している。
コネクタ200には、ケーブル300が接続又は嵌合される。
ケーブル300は、例えば、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)である。ケーブル300は、開口部25aを通じて本体部25の内部に挿入されることによって、コネクタ200に接続される。
ケーブル300の内部には、複数の信号線が配置される。本実施形態では、複数の信号線は、第1信号線31と、第2信号線32と、第3信号線33と、第4信号線34とを含む。ケーブル300がコネクタ200に接続されることで、本体部25の内部において、複数の信号線が、それぞれ、複数の端子20に接触する。その結果、複数の信号線が、それぞれ、複数の端子20に接続される。
本実施形態では、ケーブル300がコネクタ200に接続されると、第1信号線31が第1端子21に接続され、第2信号線32が第2端子22に接続され、第3信号線33が第3端子23に接続され、かつ、第4信号線34が第4端子24に接続される。
次に、図1及び図2を参照して、複数の電極面10についてさらに説明する。図2は、複数の電極面10を示す模式図である。
図1及び図2に示すように、複数の電極面10は、第1方向Xに沿って並列に並ぶ。隣り合う電極面10は、第1方向Xに沿って互いに間隔を空けて配置される。複数の電極面10の各々は、第2方向Yに沿って延びる。第2方向Yは、第1方向Xに対して垂直な方向である。
複数の電極面10は、第1分断電極面11と、第1連続電極面12と、第2連続電極面13と、第2分断電極面14とを含む。
第1分断電極面11と、第1連続電極面12と、第2連続電極面13と、第2分断電極面14とは、第1方向Xに沿って、第1分断電極面11、第1連続電極面12、第2連続電極面13、及び第2分断電極面14の順番に並列に配置される。
第1分断電極面11と第2分断電極面14との各々は、第2方向Yに沿って複数に分断されている。本実施形態では、第1分断電極面11と第2分断電極面14との各々は、第2方向Yに沿って2つに分断されている。これに対し、第1連続電極面12と第2連続電極面13との各々は、分断されておらず、第2方向Yに沿って連続している。
第1分断電極面11は、第1分断部分11aと、第2分断部分11bとを含む。第1分断部分11aと第2分断部分11bとの各々は、第2方向Yに長手の形状を有する。第1分断部分11aと第2分断部分11bとは、第2方向Yに沿って間隔G1を空けて並んでいる。第1分断部分11aは、第2分断部分11bと絶縁されている。
第2分断電極面14は、第3分断部分14aと、第4分断部分14bとを含む。第3分断部分14aと第4分断部分14bとの各々は、第2方向Yに長手の形状を有する。第3分断部分14aと第4分断部分14bとは、第2方向Yに沿って間隔G2を空けて並んでいる。第3分断部分14aは、第4分断部分14bと絶縁されている。
回路基板100は、位置決め部16をさらに含む。位置決め部16は、複数の電極面10にコネクタ200の端子20が接続される際に、基板部15に対してコネクタ200を位置決めする。
位置決め部16は、基板部15に形成される孔である。位置決め部16は、第1位置決め部16aと、第2位置決め部16bとを含む。第1位置決め部16aと、第2位置決め部16bとは、第2方向Yに沿って互いに間隔を空けて配置される。
第1位置決め部16a及び第2位置決め部16bの各々は、一対設けれれる。一対の第1位置決め部16a、及び一対の第2位置決め部16bの各々は、第1方向Xに沿って互いに間隔を空けて配置される。
次に、複数の電極面10に対するコネクタ200の端子20の接続パターンについて説明する。複数の電極面10は、複数の接続パターンを有する。本実施形態では、複数の接続パターンは、第1接続パターンQ1(図3参照)と、第2接続パターンQ2(図10参照)とで構成される。
図3〜図6を参照して、第1接続パターンQ1について説明する。図3は、第1接続パターンQ1で接続されたコネクタ200の端子20を示す模式図である。図4は、図3に示す回路基板100のIV−IV断面図である。図5は、図3に示す回路基板100のV−V断面図である。図6は、図3に示す回路基板100のVI−VI断面図である。
図3〜図6に示すように、第1接続パターンQ1において、第1端子21が第1分断電極面11の第1分断部分11aに接続され、第2端子22が第1連続電極面12に接続され、第3端子23が第2連続電極面13に接続され、かつ、第4端子24が第2分断電極面14の第3分断部分14aに接続される。
なお、第1接続パターンQ1において、第1端子21は第1分断電極面11の第2分断部分11bと未接続である。また、第1接続パターンQ1において、第4端子24は、第2分断電極面14の第4分断部分14bと未接続である。
以下では、コネクタ200の複数の端子20が複数の電極面10に第1接続パターンQ1で接続されたときの基板部15に対するコネクタ200の位置を、第1位置P1と記載することがある。
以下では、コネクタ200と第1位置決め部16aとの構成について説明する。
コネクタ200は、突起25bを含む。突起25bは、本体部25から突出する。コネクタ200が第1位置P1に位置するとき、コネクタ200の突起25bが第1位置決め部16aに挿入される。その結果、コネクタ200が第1位置P1に位置する状態が保持され、コネクタ200の位置が第1位置P1に位置決めされる。
第1位置決め部16aによりコネクタ200の位置が第1位置P1に位置決めされることで、コネクタ200の複数の端子20と、複数の電極面10とがはんだ付けされる際に、コネクタ200が第1位置P1から位置ズレすることが抑制される。その結果、複数の電極面10に対し、コネクタ200の複数の端子20を第1接続パターンQ1で容易に接続することができる。
次に、図7を参照して、基板部15に形成される配線パターン18について説明する。図7は、配線パターン18を示す模式図である。
図7に示すように、基板部15は、配線パターン18を有する。
配線パターン18は、第1導電路18aと、第2導電路18bと、第3導電路18cと、第4導電路18dと、第5導電路18eと、第6導電路18fとを含む。
第1導電路18aは、第2分断部分11bと、第5導電路18eとに接続される。第2導電路18bは、第1連続電極面12に接続される。第3導電路18cは、第2連続電極面13に接続される。第4導電路18dは、第4分断部分14bと、第6導電路18fとに接続される。
基板部15上において、第2導電路18bと第5導電路18eとの間と、第3導電路18cと第6導電路18fとの間とには、部品Z(図8参照)を設置するための設置スペースSが形成される。
本実施形態では、部品Zは、レベルシフタである。なお、部品Zは、レベルシフタに限定されない。部品Zは、例えば、信号を処理するための部品であればよい。
配線パターン18上には、複数の信号ルートが形成される。信号ルートは、信号が流れるルートを示す。複数の信号ルートは、第1ルートR1と、第2ルートR2と、第3ルートR3と、第4ルートR4とを含む。
第1ルートR1は、第1導電路18aから第5導電路18eへ信号が流れるルートを示す。第2ルートR2は、第2導電路18bから第5導電路18eへ信号が流れるルートを示す。第3ルートR3は、第3導電路18cから第6導電路18fへ信号が流れるルートを示す。第4ルートR4は、第4導電路18dから第6導電路18fへ信号が流れるルートを示す。
次に、図8を参照して、ケーブル300を流れる信号の一例について説明する。図8は、回路基板100に対し、コネクタ200を介してケーブル300が接続された状態を示す模式図である。
図8に示すように、ケーブル300の第1信号線31と第2信号線32とには、信号A1が流れる。第1信号線31を流れる信号A1は、第1端子21に送られる。第2信号線32を流れる信号A1は、第2端子22に送られる。
ケーブル300の第3信号線33と第4信号線34とには、信号B1が流れる。第3信号線33を流れる信号B1は、第3端子23に送られる。第4信号線34を流れる信号B1は、第4端子24に送られる。
次に、図7〜図9を参照して、第1回路パターンC1について説明する。
第1回路パターンC1は、電極面10に対して端子20が第1接続パターンQ1で接続され、かつ、基板15上の設置スペースSに部品Zが設置される場合に、基板部15上に形成される回路のパターンを示す。
図8は、第1回路パターンC1を示す図である。図9は、第1回路パターンC1の等価回路である第1等価回路C2を示す図である。
図7〜図9に示すように、第1回路パターンC1(第1等価回路C2)において、第1分断部分11aは、第2分断部分11bと未接続であり、第2分断部分11bと絶縁されている。従って、第1信号線31から第1端子21を介して第1分断部分11aへ流れた信号A1は、第2分断部分11bに送られない。その結果、第1ルートR1には、信号A1が流れない。
第1回路パターンC1において、第2導電路18bは、部品Zを介して第5導電路18eと接続される。従って、第2信号線32から第2端子22及び第1連続電極面12を介して第2導電路18bへ流れた信号A1は、部品Zを介して第5導電路18eに送られる。その結果、第2ルートR2には、信号A1が流れる。
第1回路パターンC1において、第3導電路18cは、部品Zを介して第6導電路18fと接続される。従って、第3信号線33から第3端子23及び第2連続電極面13を介して第3導電路18cへ流れた信号B1は、部品Zを介して第6導電路18fに送られる。その結果、第3ルートR3には、信号B1が流れる。
第1回路パターンC1において、第3分断部分14aは、第4分断部分14bと未接続であり、第4分断部分14bと絶縁されている。従って、第4信号線34から第4端子24を介して第3分断部分14aへ流れた信号B1は、第4分断部分14bに送られない。その結果、第4ルートR4には、信号B1が流れない。
図8及び図9は、信号A2を示す。信号A2は、第5導電路18eを流れる信号である。図7、図14、及び図15に示すように、第1回路パターンC1(第1等価回路C2)では、信号A1が、第1ルートR1及び第2ルートR2のうち第2ルートR2のみを経由することで第5導電路18eに到達して、信号A2になる。従って、第1回路パターンC1では、第2ルートR2において、レベルシフタである部品Zにより電圧が変換される。その結果、信号A2の電位が信号A1の電位と異なる。
図8及び図9は、信号B2を示す。信号B2は、第6導電路18fを流れる信号である。図7、図14、及び図15に示すように、第1回路パターンC1(第1等価回路C2)では、信号B1が、第3ルートR3及び第4ルートR4のうち第3ルートR3のみを経由することで第6導電路18fに到達して、信号B2になる。従って、第1回路パターンC1では、第3ルートR3において、レベルシフタである部品Zにより電圧が変換される。その結果、信号B2の電位が信号B1の電位と異なる。
図10〜図13を参照して、第2接続パターンQ2について説明する。図10は、第2接続パターンQ2で接続されたコネクタ200の端子20を示す模式図である。図11は、図10に示す回路基板100のVI−VI断面図である。図12は、図10に示す回路基板100のVII−VII断面図である。図13は、図10に示す回路基板100のVIII−VIII断面図である。
図10〜図13に示すように、第2接続パターンQ2において、第1端子21が第1分断電極面11の第2分断部分11bに接続され、第2端子22が第1連続電極面12に接続され、第3端子23が第2連続電極面13に接続され、かつ、第4端子24が第2分断電極面14の第4分断部分14bに接続される。
以下では、コネクタ200の複数の端子20が複数の電極面10に第2接続パターンQ2で接続されたときの基板部15に対するコネクタ200の位置を、第2位置P2と記載することがある。
コネクタ200が第2位置P2に位置するとき、コネクタ200の突起25bが第2位置決め部16bに挿入される。その結果、コネクタ200が第2位置P2に位置する状態が保持され、コネクタ200の位置が第2位置P2に位置決めされる。
第2位置決め部16bによりコネクタ200の位置が第2位置P2に位置決めされることで、コネクタ200の複数の端子20と、複数の電極面10とがはんだ付けされる際に、コネクタ200が第2位置P2から位置ズレすることが抑制される。その結果、複数の電極面10に対し、コネクタ200の複数の端子20を第2接続パターンQ2で容易に接続することができる。
次に、図7、図14、及び図15を参照して、第2回路パターンD1について説明する。
第2回路パターンD1は、電極面10に対して端子20が第2接続パターンQ2で接続され、かつ、基板15上の設置スペースSに部品Zが設置されない場合に、基板部15上に形成される回路のパターンを示す。
図14は、第2回路パターンD1を示す図である。図15は、第2回路パターンD1の等価回路である第2等価回路D2を示す図である。
図7、図14、及び図15に示すように、第2回路パターンD1(第2等価回路D2)において、第2分断部分11bが第1端子21と接続されている。従って、第1信号線31から第1端子21へ流れた信号A1は、第2分断部分11b及び第1導電路18aを介して、第5導電路18eに送られる。その結果、第1ルートR1に信号A1が流れる。
第2回路パターンD1において、第2回路パターンD1において、基板15上の設置スペースSに部品Zが設置されないので、第2導電路18bが第5導電路18eと絶縁されている。従って、第2信号線32から第2端子22及び第1連続電極面12を介して第2導電路18bへ流れた信号A1は、第5導電路18eに送られない。その結果、第2ルートR2には、信号A1が流れない。
第2回路パターンD1において、基板15上の設置スペースSに部品Zが設置されないので、第3導電路18cが第6導電路18fと絶縁されている。従って、第3信号線33から第3端子23及び第2連続電極面13を介して第3導電路18cへ流れた信号B1は、第6導電路18fに送られない。その結果、第3ルートR3には、信号B1が流れない。
第2回路パターンD1において、第4分断部分14bが第4端子24と接続されている。従って、第4信号線34から第4端子24へ流れた信号B1は、第4分断部分14b及び第4導電路18dを介して、第6導電路18fに送られる。その結果、第4ルートR4に信号B1が流れる。
第2回路パターンD1では、信号A1が、第1ルートR1及び第2ルートR2のうち第1ルートR1のみを経由することで第5導電路18eに到達して、信号A2になる。従って、第2回路パターンD1では、第2ルートR2が経由されないので、レベルシフタである部品Zにより電圧が変換されない。その結果、信号A2の電位が信号A1の電位と同じになる。
第2回路パターンD1では、信号B1が、第3ルートR3及び第4ルートR4のうち第4ルートR4のみを経由することで第6導電路18fに到達して、信号B2になる。従って、第2回路パターンD1では、第3ルートR3が経由されないので、レベルシフタである部品Zにより電圧が変換されない。その結果、信号B2の電位が信号B1の電位と同じになる。
以上、図3〜図15を参照して説明したように、複数の電極面10は、第2方向Yに沿って複数に分断される第1分断電極面11を含む。従って、コネクタ200の第1端子21の接続先を、第1分断電極面11の第1分断部分11aと第2分断部分11bとの間で切り替えることで、複数の電極面10に対するコネクタ200の端子20の接続パターンを第1接続パターンQ1と第2接続パターンQ2との間で切り替えることができる。その結果、共通のコネクタ200を用いてコネクタ200の端子20の接続パターンを変更することができるので、接続パターン毎に専用のコネクタを用意する必要がなく、コネクタ200の端子20の接続パターンを容易に変更できる。
また、接続パターン毎に、基板部15に対するコネクタ200の位置が第2方向Yに沿って異なっている(図3及び図10参照)。従って、作業者は、基板部15に対するコネクタ200の位置を視認することで、コネクタ200の端子20の接続パターンを容易に確認できる。
また、基板部15上には、複数の回路パターン(第1回路パターンC1、及び第2回路パターンD1)のうちのいずれかが形成される。複数の回路パターンは、それぞれ、複数の接続パターンと対応している。
本実施形態では、第1回路パターンC1は第1接続パターンQ1と対応している。言い換えれば、基板部15上に第1回路パターンC1が形成される場合は、コネクタ200の端子20が、複数の電極面10に第1接続パターンQ1で接続される。
また、本実施形態では、第2回路パターンD1は第2接続パターンQ2と対応している。言い換えれば、基板部15上に第2回路パターンD1が形成される場合は、コネクタ200の端子20が、複数の電極面10に第2接続パターンQ2で接続される。
また、基板部15上に形成される回路パターンと、基板部15上のコネクタ200の位置との間には、相関がある。本実施形態では、基板部15上に第1回路パターンC1が形成される場合には、コネクタ200が第1位置P1に配置される(図8参照)。基板部15上に第2回路パターンD1が形成される場合には、コネクタ200が第2位置P2に配置される(図14参照)。その結果、作業者は、基板部15上のコネクタ200の位置を確認するだけで、基板部15上に形成される回路パターンの種類を判断できるので、回路パターンの種類を容易に判断することができる。
また、図14に示すように、基板部15上に第2回路パターンD1を形成する場合、第1端子21を第2導電路18bに接続すればよい。従って、第1端子21を第1導電路18aに接続して、第1導電路18aと第2導電路18bとを0Ωの抵抗の導電材で接続する必要が無いので、導電材のような冗長な部材が不要になる。その結果、導電材の設置スペースを確保する必要がないので、基板15の面積が増大することを抑制でき、かつ、回路基板100の製造コストを低減できる。
以上、図面(図1〜図15)を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、(1)〜(3))。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の個数等は、図面作成の都合から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本実施形態では、回路基板100は、4つの電極面10(第1分断電極面11、第1連続電極面12、第2連続電極面13、及び第2分断電極面14)を含む。しかし、本発明はこれに限定されない。回路基板100は、2つ以上の電極面10を含んでいればよい。
(2)本実施形態では、回路基板100は、第1分断電極面11及び第2分断電極面14のような分断電極面と、第1連続電極面12及び第2連続電極面13のような連続電極面とを、2つずつ含む。しかし、本発明はこれに限定されない。回路基板100は、分断電極面と、連続電極面とを、少なくとも1つずつ含んでいればよい。
(3)本実施形態では、第1分断電極面11は、第2方向Yに沿って2つに分断されている。そして、コネクタ200の端子20の接続先が、2つの分断部分(第1分断部分11a、及び第2分断部分11b)の間で切り替えられることで、2つの接続パターン(第1接続パターンQ1、及び第2接続パターンQ2)、及び、2つの回路パターン(第1回路パターンC1、及び第2回路パターンD1)が生成される。しかし、本発明はこれに限定されない。
第1分断電極面11は、第2方向Yに沿って3つ以上に分断されていてもよい。言い換えれば、第1分断電極面11は、第2方向Yに沿って間隔を空けて並ぶ分断部分を、3つ以上含んでいてもよい。この場合、コネクタ200の端子20の接続先が、第1分断電極面11の3つ以上の分断部分の間で切り替えられることで、3つ以上の接続パターン、及び、3つ以上の回路パターンが生成される。
また、第2分断電極面14が、第2方向Yに沿って3つ以上に分断されていてもよい。その結果、コネクタ200の端子20の接続先が、第2分断電極面14の3つ以上の分断部分の間で切り替えられることで、3つ以上の接続パターン、及び、3つ以上の回路パターンが生成される。
図16〜図18を参照して、電子部品Gの変形例である電子部品G10について説明する。以下では、主に、電子部品Gと異なる点を説明する。
図16は、電子部品G10を示す模式図である。図17は、第3回路パターンC3を示す図である。第3回路パターンC3は、図8に示す第1回路パターンC1の変形例である。図18は、第4回路パターンD3を示す図である。第4回路パターンD3は、図14に示す第2回路パターンD1の変形例である。
図16に示すように、電子部品G10は、回路基板100の変形例である回路基板101と、コネクタ200の変形例であるコネクタ201とを備える。
回路基板101は、複数の電極面10を備える。複数の電極面10は、第1分断電極面11と、第2分断電極面14とを含む。
コネクタ201の端子20は、第2端子22と、第3端子23とを含む。
回路基板101には、配線パターン18の変形例である配線パターン181が形成される。
配線パターン181は、第1導電路18a〜第6導電路18fを含む。第1導電路18aは、第2分断部分11bと、第5導電路18eとに接続される。第2導電路18bは、第1分断部分11aに接続される。第3導電路18cは、第3分断部分14aに接続される。第4導電路18dは、第4分断部分14bと、第6導電路18fとに接続される。
ケーブル300の変形例であるケーブル301の内部には、第2信号線32と、第3信号線33とが配置される。
図17を参照して、第3回路パターンC3について説明する。
図17に示すように、第3回路パターンC3は、電極面10(図16参照)に対して端子20が第3接続パターンQ3で接続され、かつ、基板15上の設置スペースSに部品Zが設置される場合に、基板部15上に形成される回路のパターンを示す。
第3接続パターンQ3は、図8に示す第1接続パターンQ1の変形例である。第3接続パターンQ3において、第2端子22が第1分断電極面11の第1分断部分11aに接続され、かつ、第3端子23が第2分断電極面14の第3分断部分14aに接続される。なお、第3接続パターンQ3において、第2端子22は、第1分断電極面11の第2分断部分11bと未接続である。また、第3接続パターンQ3において、第3端子23は、第2分断電極面14の第4分断部分14bと未接続である。
図17に示すように、第3接続パターンQ3において、第2信号線32から第2端子22及び第1分断部分11aを介して第2導電路18bへ流れた信号A1は、部品Zを介して第5導電路18eに送られる。その結果、第2ルートR2(図7参照)には、信号A1が流れる。
第3接続パターンQ3において、第3信号線33から第3端子23及び第3分断部分14aを介して第3導電路18cへ流れた信号B1は、部品Zを介して第6導電路18fに送られる。その結果、第3ルートR3(図7参照)には、信号B1が流れる。
第3接続パターンQ3において、第1分断部分11aが第2分断部分11bと分断されているので、第1ルートR1(図7参照)には信号A1が流れない。また、第3接続パターンQ3において、第3分断部分14aが第4分断部分14bと分断されているので、第4ルートR4(図7参照)には信号B1が流れない。
なお、図9に示す第1等価回路C2は、第3回路パターンC3の等価回路である。
図18を参照して、第4回路パターンD3について説明する。
図18に示すように、第4回路パターンD3は、電極面10(図16参照)に対して端子20が第4接続パターンQ4で接続され、かつ、基板15上の設置スペースSに部品Zが設置されない場合に、基板部15上に形成される回路のパターンを示す。
第4接続パターンQ4は、図14に示す第2接続パターンQ2の変形例である。第4接続パターンQ4において、第2端子22が第1分断電極面11の第2分断部分11bに接続され、かつ、第3端子23が第2分断電極面14の第4分断部分14bに接続される。なお、第3接続パターンQ3において、第2端子22は、第1分断電極面11の第1分断部分11aと接続されていてもよく、未接続でもよい。また、第3接続パターンQ3において、第3端子23は、第2分断電極面14の第3分断部分14aと接続されていてもよく、未接続でもよい。
図18に示すように、第4接続パターンQ4において、第2信号線32から第2端子22及び第2分断部分11bを介して第1導電路18aへ流れた信号A1は、第5導電路18eに送られる。その結果、第1ルートR1(図7参照)には、信号A1が流れる。
第4接続パターンQ4において、第3信号線33から第3端子23及び第4分断部分14bを介して第4導電路18dへ流れた信号B1は、第6導電路18fに送られる。その結果、第4ルートR4(図7参照)には、信号B1が流れる。
第4接続パターンQ4において、第2導電路18bが第5導電路18eと分断されているので、第2ルートR2(図7参照)には信号A1が流れない。また、第4接続パターンQ4において、第3導電路18cが第6導電路18fと分断されているので、第3ルートR3(図7参照)には信号B1が流れない。
なお、図15に示す第2等価回路D2は、第4回路パターンD3の等価回路である。
以上、図16〜図18を参照して説明したように、複数の分断電極面の各々に、配線パターン181の導電路が接続される。従って、ケーブル301の信号線(第2信号線32、及び第3信号線33)の本数と、電極面10(第1分断電極面11、及び第2分断電極面14)の個数とを同数にできるので、回路基板101をコンパクトに構成できる。
本発明は、回路基板、及び電子部品の分野に利用可能である。
10 電極面
11 第1分断電極面
14 第2分断電極面
15 基板部
18 配線パターン
20 端子
100 回路基板
200 コネクタ
G 電子部品
X 第1方向
Y 第2方向

Claims (9)

  1. 配線パターンを有する基板部と、
    前記基板部上に配置され、第1方向に沿って並列に並ぶ複数の電極面と
    を備え、
    前記複数の電極面には、コネクタの端子が接続可能であり、
    前記複数の電極面は、前記第1方向に対して垂直な第2方向に沿って複数に分断される分断電極面を含む、回路基板。
  2. 前記複数の電極面は、前記複数の電極面に対する前記コネクタの端子の接続パターンを複数有する、請求項1に記載の回路基板。
  3. 前記接続パターン毎に、前記基板部に対する前記コネクタの位置が、前記第2方向に沿って異なる、請求項2に記載の回路基板。
  4. 前記分断電極面は、前記第2方向に沿って間隔を空けて並ぶ複数の分断部分を含み、
    前記コネクタの端子は、前記複数の分断部分のうちのいずれかに接続され、
    前記コネクタの端子の接続先が、前記複数の分断部分の間で切り替えられる毎に異なる前記接続パターンが生成される、請求項2又は請求項3に記載の回路基板。
  5. 前記接続パターン毎に異なる回路パターンが生成される、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の回路基板。
  6. 前記複数の電極面は、連続電極面をさらに含み、
    前記分断電極面は、
    第1分断部分と、
    前記第1分断部分に対して前記第2方向に沿って間隔を空けて配置される第2分断部分と
    を含み、
    前記連続電極面と、前記第1分断部分及び前記第2分断部分のうちのいずれか1つの分断部分とが、前記配線パターンに接続され、
    前記コネクタの端子は、第1端子と、第2端子とを含み、
    前記複数の接続パターンは、
    前記コネクタの第1端子が前記第1分断部分に接続され、かつ、前記コネクタの第2端子が前記連続電極面に接続される第1接続パターンと、
    前記コネクタの第1端子が前記第2分断部分に接続され、かつ、前記コネクタの第2端子が前記連続電極面に接続される第2接続パターンと
    を有する、請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の回路基板。
  7. 前記分断電極面は、
    第1分断部分と、
    前記第1分断部分に対して前記第2方向に沿って間隔を空けて配置される第2分断部分と
    を含み、
    前記配線パターンは、
    前記第2分断部分に接続される第1導電路と、
    前記第1分断部分に接続される第2導電路と
    を含み、
    前記複数の接続パターンは、
    前記コネクタの端子が前記第1分断部分に接続される第1接続パターンと、
    前記コネクタの端子が前記第2分断部分に接続される第2接続パターンと
    を有する、請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の回路基板。
  8. 前記複数の電極面に前記コネクタの端子が接続される際に、前記接続パターン毎に、前記基板部に対して前記コネクタを位置決めする位置決め部をさらに備える、請求項2から請求項7のいずれか1項に記載の回路基板。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の回路基板と、
    前記コネクタと
    を備える、電子部品。
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