JP2020189650A - 飲料水容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】スパウトを有してウォーターサーバーに設置可能な飲料水容器であって、密封性に優れ、かつ開封が安全で容易な飲料水容器の提供を課題とする。【解決手段】飲料水を収納することのできる容器本体と、容器本体に接着されているスパウトからなる飲料水容器であって、容器本体は、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体から製袋されてなり、スパウトは、プラスチック成型品からなり、スパウトは、容器本体から先端部を外側に突き出して配置される円筒と、容器本体への接着部分であるフランジとで構成され、円筒の内側には、隔壁が設けられて、飲料水容器は密封されており、隔壁には、円筒の内側の壁に接続する部分に、溝が円筒の内側の壁に沿って設けられており、溝の部分では、隔壁の肉厚が隔壁の他の部分に比べて、薄くなっていることを特徴とする飲料水容器である。【選択図】図1
Description
本発明は飲料水容器に関するものである。特に、ウォーターサーバーに設置して、内容物の液体を、スパウトを開封してウォーターサーバー側に供給することのできる、飲料水容器に関するものである。
近年、水への関心が高まっており、例えば天然水やRO水を飲料用にする目的や、乳児用のミルクのための安全な水などを、家庭や店舗、あるいは各種施設で手軽に使うことを目的として、ウォーターサーバーの需要が徐々に増えているといわれる。それに伴って、ウォーターサーバー用の飲料水容器もニーズが高まっており、様々な形態のものが商品化されている。
多くは、天然水やRO水が充填されたボトルをウォーターサーバーに装着して、取水口を介して必要量をくみ出すことができるというものである。その一方では、特許文献1に提案されているように、ボトルを用いるのではなく、軟素材を用いた飲料水容器による飲料水容器が提案されている。
例えば特許文献1に示されているように、一般にこのようなウォーターサーバー用の容器は、飲料水容器を受けるボトルホルダーの底部に設けられたニードルによって袋の底に穴があけられて飲料水が注出され、冷却タンクまたは加熱タンクに貯められる仕組みになっている。
しかしながら、このような飲料水容器は、穿孔される箇所に筒状の穿孔補助部材が設けられ、穿孔時のニードルと飲料水容器との位置あわせや、穿孔してセットした後の位置ズレの防止が必要となる。
また、流通過程において、穿孔補助部材内の、容器本体に付着した塵埃が穿孔の際に飲料水に混入することを防ぐために、穿孔補助部材の上端に剥離可能な蓋材を粘着材を用いて取り付ける場合があった。したがって容易な開封以前の、容器としての品質に関わる問題が解決されていない状況である。
しかしながら粘着材を用いて取り付けた場合、剥離後に穿孔補助部材に残った粘着剤が飲料水に触れることによって、粘着材の臭いが飲料水に移って飲料水の味の劣化を引き起こすおそれがあった。
また、特許文献2には、口栓自体に突き刺す部分を設けるものとして、口栓およびゴムパッキンを設けたものが提案されている。しかし、針が細いものであれば貫通させることができるが、たとえば多量に内容液を取り出そうとして、針を太くする場合にはうまく貫通させることができなかった。したがって、安定した作業とはいえず、容易な開封とは言えないものである。
他に特許文献3には、内部に流路を有する中空のニードルを有する、差し込みパーツを用いて液体容器のスパウトを開封する提案がなされているが、開封作業において、ニードルの尖った先端に手指が誤って触れる恐れがあり、怪我に繋がることが危惧されている状況である。これもまた、容易な開封とは言えないものである。
なお、飲料水容器は内容物として飲料水を充填する場合に限らず、液体であれば飲料水
同様に充填して液体容器として用いることが可能である。
同様に充填して液体容器として用いることが可能である。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、スパウトを有してウォーターサーバーに設置可能な飲料水容器であって、密封性に優れ、かつ開封が安全で容易な飲料水容器の提供を課題とする。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、
飲料水を収納することのできる容器本体と、容器本体に接着されているスパウトからなる飲料水容器であって、
容器本体は、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体から製袋されてなり、
スパウトは、プラスチック成型品からなり、
スパウトは、容器本体から先端部を外側に突き出して配置される円筒と、容器本体への接着部分であるフランジとで構成され、
円筒の内側には、隔壁が設けられて、飲料水容器は密封されており、
隔壁には、円筒の内側の壁に接続する部分に、溝が円筒の内側の壁に沿って設けられており、
溝の部分では、隔壁の肉厚が隔壁の他の部分に比べて、薄くなっていることを特徴とする飲料水容器である。
飲料水を収納することのできる容器本体と、容器本体に接着されているスパウトからなる飲料水容器であって、
容器本体は、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体から製袋されてなり、
スパウトは、プラスチック成型品からなり、
スパウトは、容器本体から先端部を外側に突き出して配置される円筒と、容器本体への接着部分であるフランジとで構成され、
円筒の内側には、隔壁が設けられて、飲料水容器は密封されており、
隔壁には、円筒の内側の壁に接続する部分に、溝が円筒の内側の壁に沿って設けられており、
溝の部分では、隔壁の肉厚が隔壁の他の部分に比べて、薄くなっていることを特徴とする飲料水容器である。
また、請求項2に記載の発明は、
前記スパウトの円筒の外側には、螺子山が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の飲料水容器である。
前記スパウトの円筒の外側には、螺子山が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の飲料水容器である。
また、請求項3に記載の発明は、
前記隔壁の溝を設けた部分では、隔壁の肉厚は0.1mm〜1.0mmであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料水容器である。
前記隔壁の溝を設けた部分では、隔壁の肉厚は0.1mm〜1.0mmであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料水容器である。
また、請求項4に記載の発明は、
前記飲料水容器の開封は、隔壁の溝を設けた部分を破壊して行うことができることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の飲料水容器である。
前記飲料水容器の開封は、隔壁の溝を設けた部分を破壊して行うことができることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の飲料水容器である。
また、請求項5に記載の発明は、
前記隔壁の溝は、円筒の内側の壁に接続する円周の、一部分を残して形成されていることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の飲料水容器である。
前記隔壁の溝は、円筒の内側の壁に接続する円周の、一部分を残して形成されていることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の飲料水容器である。
また、請求項6に記載の発明は、
前記スパウトの材質は、低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂のうちいずれかであることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の飲料水容器である。
前記スパウトの材質は、低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂のうちいずれかであることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の飲料水容器である。
また、請求項7に記載の発明は、
前記スパウトの先端部には、ごみの付着防止用のシール、またはキャップがとりつけられていることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の飲料水容器である。
前記スパウトの先端部には、ごみの付着防止用のシール、またはキャップがとりつけられていることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の飲料水容器である。
本発明によれば、スパウトを有してウォーターサーバーに設置可能な飲料水容器であって、密封性に優れ、かつ開封が安全で容易な飲料水容器の提供が可能である。
本発明における特徴の一つとして、円筒の内側には、隔壁が設けられて、飲料水容器は密封されており、隔壁には、円筒の内側の壁に接続する部分に、溝が円筒の内側の壁に沿って設けられており、溝の部分では、隔壁の肉厚が隔壁の他の部分に比べて、薄くなっていることがあげられるが、この隔壁の肉厚が隔壁の他の部分に比べて、薄くなっていることによって、この部分には脆弱性が付与されており、密封性に優れる一方、開封の容易性に関して効果的である。
また、特に請求項2に記載の発明によれば、スパウトの円筒の外側には、螺子山が形成されていることによって、外部からの接続パーツの取り付けにも利便性があり、その嵌合を強固に安定して行うことを可能にする。
また、特に請求項3に記載の発明によれば、隔壁の溝を設けた部分では、隔壁の肉厚は0.1mm〜1.0mmの範囲であることによって、密封性に優れることと、開封の容易性を確保することの両立を図ることが可能である。
また、特に請求項4に記載の発明によれば、飲料水容器の開封は、隔壁の溝を設けた部分を破壊して行うことができることによって、密封性に優れることと、開封の容易性を確保することの両立を図ることが可能である。また、隔壁の破壊はスパウトの円筒の内部で行われるために、スパウトの開封は、より安全な作業となる。
また、特に請求項5に記載の発明によれば、隔壁の溝は、円筒の内側の壁に接続する円周の、一部分を残して形成されていることによって、開封による流路を妨げることなく、また隔壁が円盤状に切り取られたものが、容器本体側に入り込むことを防止することが可能である。
また、特に請求項6に記載の発明によれば、スパウトの材質は、低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂のうちいずれかであることによって、例えば金型を用いた射出成型などの適性を持ち、製造においての生産性の点で有利であり、したがってコストにおいても利点がある。また、飲料水容器という観点においても、安全な材料である。
また、これらの材料は、スパウトのフランジと、容器本体の積層体との接着が、例えば熱による融着などによる場合においても適性を有するものである。
また、特に請求項7に記載の発明によれば、スパウトの先端部には、ごみの付着防止用のシール、またはキャップがとりつけられていることによって、飲料水容器として衛生管理面において、より良い状態での保管、開封が可能である。
以下、本発明を図1〜図3を参照しながら、更に詳しい説明を加える。ただし本発明は、ここに示す例にのみ限定されるものではない。本発明は、請求項によって限定されるものである。
図1は本発明に関わる飲料水容器の一実施態様を説明するための、部分断面模式図である
本発明は、飲料水を収納することのできる容器本体(10)と、容器本体(10)に接着されているスパウト(20)からなる飲料水容器(100)に関するものである。
本発明は、飲料水を収納することのできる容器本体(10)と、容器本体(10)に接着されているスパウト(20)からなる飲料水容器(100)に関するものである。
図1に示す例においては、図の上方は飲料水容器(100)の外側であって、また図の下方は容器本体(10)側である。
容器本体(10)は、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体(11)から製袋されてなる。
製袋は、積層体(11)のシーラント層同士を対向させて重ね、シールして製袋するものである。
スパウト(20)は、プラスチック成型品からなり、スパウト(20)は、容器本体(10)から、先端部(24)を外側に突き出して配置される円筒(26)と、容器本体(10)への接着部分であるフランジ(21)とで構成される。
フランジ(21)と容器本体(10)との接着は、例えば熱による溶着などによって行うことができる。接着剤を使わない方法によれば、飲料水容器として、接着剤に起因する臭気などの問題を回避することが可能である。
また、円筒(26)の内側には、隔壁(22)が設けられて、飲料水容器(100)は密封されている。隔壁(22)はスパウト(20)の成型時に、一体に設けることができ、このような隔壁(22)による密封であれば、たとえばプラスチックパーツの螺合などによる密閉に比べて、より完全な密封が可能である。
したがって、本発明による飲料水容器(100)は、容器本体(10)のシール、スパウト(20)と容器本体(10)との接着、およびスパウトの隔壁(22)によって、閉じた空間を形成し、高度に密封されている。
また、本発明による飲料水容器(100)において、スパウト(20)の円筒(26)の内側に位置する隔壁(22)には、円筒(26)の内側の壁に接続する部分に、隔壁(22)の肉厚が、隔壁(22)の他の部分に比べて薄くなっている溝が、円筒(26)の内側の壁に沿って設けられており、本発明による飲料水容器(100)の特徴の一つになっている。
溝については、図1には示されてはいないが、A部分の拡大図である、図2の説明において、後述する。
この隔壁(22)の肉厚が、隔壁(22)の他の部分より薄くなっている溝によって、この部分は比較的容易に破壊することが可能であって、破壊によってスパウト(20)が開封され、内容物の飲料水は、飲料水容器(100)の外部へ導き出すことができる。
たとえば、飲料水容器(100)をウォーターサーバーに設置する場合には、内容物である飲料水は、スパウト(20)を経由して、ウォーターサーバー側への供給が可能になる。
図2は、本発明に関わる飲料水容器の一実施態様のうち隔壁の溝を説明するための、図1におけるA部分の、拡大部分断面模式図である。
図2に示す、図1のA部分の拡大図は、スパウト(20)の内側の隔壁(22)に設けられた、隔壁(22)の溝の部分の詳細を説明しようとするものである。
図2に示す例においては、隔壁(22)に設けられた溝は、隔壁(22)の上側の溝(27)および隔壁(22)の下側の溝(28)の、上下両側に設けられた例が示されている。
本発明においては、隔壁(22)に設けられる溝は、この図で示すように上下両側に設けてもよく、どちらか一方でもよい。
図2において見て取れるように、隔壁の肉厚(29)は、溝が設けられた部分においては、隔壁(22)の他の部分に比べて、肉薄になっており、溝部分の肉厚(30)となっている。
この部分が、隔壁(22)の他の部分に比べて、肉薄となっていることによって、溝部分は隔壁(22)の機械的強度において脆弱部となるために、この部分を破壊してスパウト(20)を容易に開封することができる。
我々は、本発明を検討する過程で、この隔壁(22)の肉厚について鋭意検討を重ねた結果、隔壁(22)の溝を設けた部分では、隔壁(22)の溝部分の肉厚(30)は、
0.1mm≦溝部分の肉厚(30)≦1.0mm
の範囲であることが、液体用容器(100)の密封性を保ち、その一方でより容易で安定した隔壁(22)の破壊、スパウト(20)の開封に、より効果的であることを見出した。
0.1mm≦溝部分の肉厚(30)≦1.0mm
の範囲であることが、液体用容器(100)の密封性を保ち、その一方でより容易で安定した隔壁(22)の破壊、スパウト(20)の開封に、より効果的であることを見出した。
この隔壁(22)の破壊による開封には、特段の制約を設けるものではないが、たとえば、先端に尖りを備えた金属パーツを用いて行うことが可能である。
図3は、本発明に関わる飲料水容器の、開封の一例を説明するための、部分断面模式図である。
図3における開封の一例は、先端に尖り(41)を備えた金属パーツ(40)による隔壁(22)の破壊、スパウト(20)の開封の例を説明しようとするものである。
まず飲料水容器(100)に対して、そのスパウト(20)に外部から接続パーツ(43)を嵌合して固定する。このときスパウト(20)の円筒(26)の外側には、螺子山(25)を形成しておくことができ、この場合には接続パーツ(43)の内側に設けた螺子構造との螺合によって、より強固な固定が可能である。
続いて、先端に尖り(41)を備えた金属パーツ(40)を、接続パーツとの螺子構造によって回転させ、下方への移動をさせることによって、尖り部分(41)での、隔壁(22)の破壊が行われる。
このような開封の場合には、隔壁(22)の破壊は、円筒(26)の内側の壁に接続する円周に沿って形成されている溝部分が破壊されて行われるが、たとえば、この円周の一部分を残しておくことも可能であり、たとえば、円周の一部だけに溝を設けない形状とするなどの方法がある。
その場合には、破壊された円盤状の隔壁(22)は、溝を設けない部分によって完全に分離せずに、スパウト(20)の円筒内にとどまることが可能であり、容器本体(10)に入りこむことを回避することが可能である。
また、スパウト(20)の材質は、低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂のうちいずれかとすることができる。
このような樹脂を材料として用いる場合には、例えば金型を用いた射出成型などの適性を持ち、製造においての生産性の点で有利であり、したがってコストにおいても利点がある。
また、スパウトの先端部(24)の開口部(23)には、ごみの付着防止用のシール、またはキャップがとりつけることが可能であり、飲料水容器(100)として衛生面でより良い状態での保管、開封が可能である。
このようにして、本発明によればスパウトを有してウォーターサーバーに設置可能な飲料水容器であって、密封性に優れ、かつ開封が安全で容易な飲料水容器の提供が可能である。
10・・・容器本体
11・・・積層体
20・・・スパウト
21・・・フランジ
22・・・隔壁
23・・・開口部
24・・・先端部
25・・・螺子山
26・・・円筒
27・・・上側の溝
28・・・下側の溝
30・・・溝部分の肉厚
40・・・金属パーツ
41・・・尖り
43・・・接続パーツ
100・・・飲料水容器
11・・・積層体
20・・・スパウト
21・・・フランジ
22・・・隔壁
23・・・開口部
24・・・先端部
25・・・螺子山
26・・・円筒
27・・・上側の溝
28・・・下側の溝
30・・・溝部分の肉厚
40・・・金属パーツ
41・・・尖り
43・・・接続パーツ
100・・・飲料水容器
Claims (7)
- 飲料水を収納することのできる容器本体と、容器本体に接着されているスパウトからなる飲料水容器であって、
容器本体は、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体から製袋されてなり、
スパウトは、プラスチック成型品からなり、
スパウトは、容器本体から先端部を外側に突き出して配置される円筒と、容器本体への接着部分であるフランジとで構成され、
円筒の内側には、隔壁が設けられて、飲料水容器は密封されており、
隔壁には、円筒の内側の壁に接続する部分に、溝が円筒の内側の壁に沿って設けられており、
溝の部分では、隔壁の肉厚が隔壁の他の部分に比べて、薄くなっていることを特徴とする飲料水容器。 - 前記スパウトの円筒の外側には、螺子山が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の飲料水容器。
- 前記隔壁の溝を設けた部分では、隔壁の肉厚は0.1mm〜1.0mmであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料水容器。
- 前記飲料水容器の開封は、隔壁の溝を設けた部分を破壊して行うことができることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の飲料水容器。
- 前記隔壁の溝は、円筒の内側の壁に接続する円周の、一部分を残して形成されていることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の飲料水容器。
- 前記スパウトの材質は、低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂のうちいずれかであることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の飲料水容器。
- 前記スパウトの先端部には、ごみの付着防止用のシール、またはキャップがとりつけられていることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の飲料水容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019095214A JP2020189650A (ja) | 2019-05-21 | 2019-05-21 | 飲料水容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019095214A JP2020189650A (ja) | 2019-05-21 | 2019-05-21 | 飲料水容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020189650A true JP2020189650A (ja) | 2020-11-26 |
Family
ID=73454958
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019095214A Pending JP2020189650A (ja) | 2019-05-21 | 2019-05-21 | 飲料水容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020189650A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102021127759A1 (de) | 2020-11-13 | 2022-05-19 | Mitsubishi Electric Corporation | Halbleitervorrichtung und Halbleitereinrichtung |
JP2023039138A (ja) * | 2021-09-08 | 2023-03-20 | 富士電機株式会社 | 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ |
-
2019
- 2019-05-21 JP JP2019095214A patent/JP2020189650A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102021127759A1 (de) | 2020-11-13 | 2022-05-19 | Mitsubishi Electric Corporation | Halbleitervorrichtung und Halbleitereinrichtung |
JP2023039138A (ja) * | 2021-09-08 | 2023-03-20 | 富士電機株式会社 | 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ |
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