JP2020186676A - 制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】内燃機関の吸気圧力値の極小値に近似する値を求めることができる技術を提供する。【解決手段】前記制御部は、少なくとも1回の前記燃焼サイクルが行われる過程で前記吸気圧センサによって検出される複数の時点における吸気圧力値のうちで、ある時点(tn)の吸気圧力値(Pn)が、その時点(tn)の1個前の時点(tn−1)の吸気圧力値(Pn−1)よりも大きく、かつ、その時点(tn)の1個後の時点(tn+1)の吸気圧力値(Pn+1)よりも大きくなる吸気圧力値(Pn)を極大圧力値(Qn)として特定し、複数の時点における前記吸気圧力値のうちで、前記極大圧力値(Qn)から所定の圧力低下値(X)を減算した値である基準圧力値(Tn)よりも小さい少なくとも1個の吸気圧力値を極小圧力値(Rn)として特定する。【選択図】図3
Description
本明細書に開示する技術は、内燃機関システムの制御装置に関する。
特許文献1に制御装置が開示されている。特許文献1の制御装置では、平均化処理部が、内燃機関の回転数に応じた所定範囲内の吸気圧換算値を、内燃機関の回転数に応じた第1の所定のタイミングで平均化処理して所定範囲内の吸気圧換算値の平均値を算出する。内燃機関の回転数は、クランクセンサの検出値に基づいて算出される。そして、燃料噴射量算出部が、吸気圧換算値の平均値に基づいて内燃機関の燃料噴射量を算出する。
特許文献1の制御装置では、クランクセンサの精度によって、算出される内燃機関の回転数にバラツキが生じることがある。そのため、クランクセンサの精度が悪い場合には、内燃機関の回転数に応じた所定範囲が予定している範囲からずれることがある。また、吸気バルブの製品誤差等によって、吸気圧力値の極小値を取得するタイミングにバラツキが生じることがあり、内燃機関の回転数に応じた所定範囲が予定している範囲からずれることがある。また、吸気圧センサの経年劣化等による応答性変化が原因で、所定範囲内に吸気圧力値を取得できないことがある。そのため、内燃機関の吸気圧力値の極小値を正確に求めることが非常に困難である。そこで、本明細書は、内燃機関の吸気圧力値の極小値に近似する値を求めることができる技術を提供する。
本明細書に開示する制御装置は、吸気行程と排気行程を含む燃焼サイクルが行われる内燃機関と、前記内燃機関の吸気圧力値を検出する吸気圧センサと、を備える内燃機関システムの制御装置である。制御装置は、制御部を備えており、前記制御部は、少なくとも1回の前記燃焼サイクルが行われる過程で前記吸気圧センサによって検出される複数の時点における吸気圧力値のうちで、ある時点(tn)の吸気圧力値(Pn)が、その時点(tn)の1個前の時点(tn−1)の吸気圧力値(Pn−1)よりも大きく、かつ、その時点(tn)の1個後の時点(tn+1)の吸気圧力値(Pn+1)よりも大きくなる吸気圧力値(Pn)を極大圧力値(Qn)として特定してもよい。前記制御部は、複数の時点における吸気圧力値のうちで、前記極大圧力値(Qn)から所定の圧力低下値(X)を減算した値である基準圧力値(Tn)よりも小さい少なくとも1個の吸気圧力値を極小圧力値(Rn)として特定してもよい。
この構成によれば、極大圧力値(Qn)から圧力低下値(X)を減算した値である基準圧力値(Tn)よりも小さい吸気圧力値を極小圧力値(Rn)として特定するので、内燃機関の吸気圧力値の極小値に近似する値を求めることができる。
前記制御部は、複数回の前記燃焼サイクルが行われる過程で圧力低下値(X)に所定の加算値(ΔX)を逐次加算してもよい。この構成によれば、圧力低下値(X)が逐次修正されるので、それに伴って基準圧力値(Tn)が逐次修正される。これによって、内燃機関の吸気圧力値の極小値に近似する基準圧力値(Tn)を求めることができる。
前記内燃機関では少なくとも1回の前記燃焼サイクルを含む燃焼サイクル群が複数回行われてもよい。m+1回目の前記燃焼サイクル群における圧力低下値(Xm+1)が、下記の式(1)、(2)及び(3)に基づいて算出されてもよい。
圧力低下値(Xm+1)=圧力低下値(Xm)+加算値(ΔXm+1)・・・(1)
加算値(ΔXm+1)=−極小判定率(Vm)/加算値(ΔXm)×α(αは、1未満の任意の数)・・・(2)
極小判定率(Vm)=m回目の前記燃焼サイクル群における前記極小圧力値(Rm)の個数(Sm)/m回目の前記燃焼サイクル群における前記燃焼サイクルの回数(Wm)・・・(3)
圧力低下値(Xm+1)=圧力低下値(Xm)+加算値(ΔXm+1)・・・(1)
加算値(ΔXm+1)=−極小判定率(Vm)/加算値(ΔXm)×α(αは、1未満の任意の数)・・・(2)
極小判定率(Vm)=m回目の前記燃焼サイクル群における前記極小圧力値(Rm)の個数(Sm)/m回目の前記燃焼サイクル群における前記燃焼サイクルの回数(Wm)・・・(3)
この構成によれば、圧力低下値(X)が逐次修正されるので、内燃機関の吸気圧力値の極小値に近似する基準圧力値(Tn)を求めることができる。
前記制御部は、前記式(3)に基づいて算出される前記極小判定率(Vm)が1を含む所定の第1の範囲外である場合は、前記圧力低下値(Xm)に前記加算値(ΔXm+1)を加算してもよい。この構成によれば、所定の条件が満たされない場合に圧力低下値(X)の学習を続行することができる。そのため、圧力低下値(X)が適切な値になるように圧力低下値(X)の学習を行うことができる。
前記制御部は、前記式(3)に基づいて算出される前記極小判定率(Vm)が1である、又は1を含む所定の第1の範囲内である場合は、前記圧力低下値(Xm)に前記加算値(ΔXm+1)を加算しなくてもよい。この構成によれば、所定の条件が満たされない場合に圧力低下値(X)の学習を終了することができる。そのため、圧力低下値(X)が適切な値になるように圧力低下値(X)の学習を行うことができる。
前記制御部は、前記式(3)に基づいて算出される前記極小判定率(Vm)が所定の第2の範囲外である場合は、前記圧力低下値(Xm)を初期値にリセットしてもよい。この構成によれば、圧力低下値(Xm)をリセットして改めて圧力低下値Xの学習を行うことができる。極小判定率(Vm)が所定の条件から逸脱した場合に圧力低下値(X)の学習をやり直すことができる。
前記制御部は、前記内燃機関の動作状態に応じた複数個の領域毎に前記極大圧力値(Qn)と前記極小圧力値(Rn)を特定してもよい。この構成によれば、内燃機関の動作状態に応じた複数個の領域毎に、吸気圧力値の極小値に近似する値を求めることができる。
実施例に係る内燃機関システムの制御装置について説明する。図1は、実施例に係る内燃機関システム1の模式図である。図1に示すように、内燃機関システム1は、内燃機関2と、吸気圧センサ3と、回転センサ4と、制御装置20とを備えている。図1に示す内燃機関システム1は、例えば、ガソリン自動車、ハイブリッド自動車及び電気自動車等の車両に搭載されている。
内燃機関2は、シリンダ11、ピストン12及びクランクシャフト13を備えている。シリンダ11とピストン12の間には燃焼室15が形成されている。燃焼室15において空気と燃料の混合気体が燃焼することによってシリンダ11内でピストン12が往復動する。ピストン12が往復動することによってクランクシャフト13が回転する。クランクシャフト13はクランクケース15内に収容されている。クランクケース15内には回転センサ4が配置されている。回転センサ4は、クランクシャフト13の回転角度を検出する。回転センサ4の検出角度値は、回転センサ4から制御装置20に送信される。
内燃機関2は、吸気通路31と排気通路32を備えている。吸気通路31は、燃焼室15に吸入される空気が流れる通路である。排気通路32は、燃焼室15から排出される燃焼ガスが流れる通路である。
吸気通路31には吸気圧センサ3が配置されている。吸気圧センサ3は、吸気通路31を流れる空気の圧力を検出する。すなわち、吸気圧センサ3は、内燃機関2の吸気圧力値を検出する。吸気圧センサ3の検出圧力値は、吸気圧センサ3から制御装置20に送信される。
図1に示す内燃機関2は、例えば、4ストローク/1燃焼サイクルの構成である。この内燃機関2では、吸気行程、圧縮行程、燃焼・膨張行程、及び、排気行程が行われる。また、内燃機関2は、2ストローク/1燃焼サイクルの構成であってもよい。また、内燃機関2は、車両の走行用のモータに供給するための電力を発電する発電用の構成であってもよい。
図2に示すように、制御装置20は、制御部21と記憶部22を備えている。制御装置20は、例えば、車両に搭載されるECU(Electronic Control Unit)である。制御部21は、例えばCPUを備えている。制御部21は様々な制御や処理を実行する。例えば、制御部21は、記憶部22に記憶されているプログラムに基づいて後述する圧力値特定処理、圧力低下値算出処理、及び、圧力低下値リセット処理等を実行する。記憶部22は、例えばROM及びRAMを備えている。記憶部22には様々な情報が記憶されている。例えば、記憶部22には後述する圧力値特定処理、圧力低下値算出処理、及び、圧力低下値リセット処理を実行するためのプログラム等が記憶されている。
次に、内燃機関2の動作について説明する。上記の内燃機関2では、吸気行程と排気行程を含む燃焼サイクルが複数回行われる。吸気行程は、吸気通路31を通じて燃焼室15に空気が吸入される行程である。排気行程は、燃焼室15から排気通路32を通じて燃焼ガスが排出される行程である。内燃機関2では、図3に示すように、複数回の燃焼サイクルが繰り返される過程で、吸気通路31を流れる空気の圧力が繰り返し変動する。そのため、吸気圧センサ3によって検出される吸気圧力値が、複数回の燃焼サイクルが行われる過程で繰り返し上下動する。内燃機関2の吸気圧力値は、排気行程が完了した時点で極大になり、吸気行程が行われる過程で減少してゆく。
(圧力値特定処理;図4)
次に、上記の制御装置20が実行する圧力値特定処理について説明する。図4は、圧力値特定処理のフローチャートである。圧力値特定処理は、例えば、内燃機関2が始動すると開始される。図4に示すように、圧力値特定処理のS10では、制御装置20の制御部21が、吸気圧センサ3によって検出される内燃機関2の吸気圧力値を所定の時間間隔で取得する。所定の時間間隔は、例えば、1ms間隔である。制御部21は、図3に示すように、複数回の燃焼サイクルが行われる過程で、複数の時点(例えば、・・・tn−1、tn、tn+1・・・)における吸気圧力値(例えば、・・・Pn−1、Pn、Pn+1・・・)を取得する。制御部21は、初期時点から現時点までに取得した複数の時点の吸気圧力値を記憶部22に記憶する。初期時点は任意の時点である。初期時点は、例えば、圧力値特定処理が開始された時点である。
次に、上記の制御装置20が実行する圧力値特定処理について説明する。図4は、圧力値特定処理のフローチャートである。圧力値特定処理は、例えば、内燃機関2が始動すると開始される。図4に示すように、圧力値特定処理のS10では、制御装置20の制御部21が、吸気圧センサ3によって検出される内燃機関2の吸気圧力値を所定の時間間隔で取得する。所定の時間間隔は、例えば、1ms間隔である。制御部21は、図3に示すように、複数回の燃焼サイクルが行われる過程で、複数の時点(例えば、・・・tn−1、tn、tn+1・・・)における吸気圧力値(例えば、・・・Pn−1、Pn、Pn+1・・・)を取得する。制御部21は、初期時点から現時点までに取得した複数の時点の吸気圧力値を記憶部22に記憶する。初期時点は任意の時点である。初期時点は、例えば、圧力値特定処理が開始された時点である。
続いて、図4に示すS11では、制御部21が、極大圧力値Qnを特定する。より詳細には、制御部21が、図3に示すように、取得した複数の時点(例えば、・・・tn−1、tn、tn+1・・・)の吸気圧力値(例えば、・・・Pn−1、Pn、Pn+1・・・)のうちで、ある時点tnの吸気圧力値Pnが、その時点tnの1個前の時点tn−1の吸気圧力値Pn−1よりも大きく、かつ、その時点tnの1個後の時点tn+1の吸気圧力値Pn+1よりも大きくなる吸気圧力値Pnのうちで直近のものを極大圧力値Qnとして特定する。極大圧力値Qnは、Pn>Pn−1、かつ、Pn>Pn+1の条件を満たすPnである。
続いて、図4に示すS12では、制御部21が、上記のS11で特定した極大圧力値Qnに基づいて基準圧力値Tnを特定する。より詳細には、制御部21は、図3に示すように、上記のS11で特定した極大圧力値Qnから所定の圧力低下値Xを減算した値を基準圧力値Tnとして特定する。所定の圧力低下値Xは、後述する圧力低下値算出処理(図5参照)によって算出される値である。
続いて、図4に示すS13では、制御部21が、極小圧力値Rnを特定する。図3に示すように、極小圧力値Rnは、上記のS12で特定した基準圧力値Tnよりも小さい値を示す吸気圧力値である。制御部21は、基準圧力値Tnよりも小さい吸気圧力値を極小圧力値Rnとして特定する。制御部21は、上記のS11で今回の極大圧力値Qnを特定した時点tnから次回の極大圧力値(Qn)を特定する時点までの間における極小圧力値Rnを特定する。基準圧力値Tnよりも小さい吸気圧力値が複数個存在する場合は、制御部21は、複数個の極小圧力値Rnを特定する。基準圧力値Tnよりも小さい吸気圧力値が1個しか存在しない場合は、制御部21は、1個の極小圧力値Rnを特定する。
続いて、図4に示すS14では、制御部21が、上記のS13で特定した極小圧力値Rn(すなわち、基準圧力値Tnよりも小さい値を示す吸気圧力値)の個数yを特定する。図3に示す例では、今回の極小圧力値Rnの個数yは3個である。
続いて、図4に示すS15では、制御部21が、極小圧力値Rnの合計個数Sを算出する。制御部21は、上記のS14で特定した極小圧力値Rnの個数yを累計する。より詳細には、制御部21は、今回の極大圧力値Qnを特定した時点tnまで(すなわち前回まで)に累計した極小圧力値Rnの合計個数Sに今回の極小圧力値Rnの個数y(例えば3個)を加算する。その後、制御部21は、上記の各処理を繰り返す。制御部21は、例えば、上記の各処理を100回繰り返す。
(圧力低下値算出処理;図5)
上記の内燃機関2では、複数回の燃焼サイクルが行われる。また、上記の内燃機関2では、複数回の燃焼サイクルを含む燃焼サイクル群が複数回行われる。例えば、100回の燃焼サイクルを含む燃焼サイクル群が50回行われる。合計で、5000回の燃焼サイクルが行われる。燃焼サイクルの回数及び燃焼サイクル群の回数は特に限定されるものではない。以下では、前回の燃焼サイクル群がm−1回目の燃焼サイクル群であり、今回の燃焼サイクル群がm回目の燃焼サイクル群であり、次回の燃焼サイクル群がm+1回目の燃焼サイクル群であると仮定して説明する。
上記の内燃機関2では、複数回の燃焼サイクルが行われる。また、上記の内燃機関2では、複数回の燃焼サイクルを含む燃焼サイクル群が複数回行われる。例えば、100回の燃焼サイクルを含む燃焼サイクル群が50回行われる。合計で、5000回の燃焼サイクルが行われる。燃焼サイクルの回数及び燃焼サイクル群の回数は特に限定されるものではない。以下では、前回の燃焼サイクル群がm−1回目の燃焼サイクル群であり、今回の燃焼サイクル群がm回目の燃焼サイクル群であり、次回の燃焼サイクル群がm+1回目の燃焼サイクル群であると仮定して説明する。
上記の制御装置20が実行する圧力低下値算出処理について説明する。図5は、圧力低下値算出処理のフローチャートである。圧力低下値算出処理は、上記の圧力値特定処理(図4参照)が終了した後に開始される。圧力低下値算出処理は、例えば、1回の燃焼サイクル群(100回の燃焼サイクル)毎に実行される。
図5に示すように、圧力低下値算出処理のS20では、制御部21が、今回(m回目)の燃焼サイクル群における極小判定率Vmを算出する。今回(m回目)の燃焼サイクル群における極小判定率Vmは、下記の式(A)に基づいて算出される。下記の式(A)において、Smは、今回(m回目)の燃焼サイクル群における極小圧力値Rnの合計個数Sである。Smは、上記のS15(図4参照)の処理によって算出される。Wmは、今回(m回目)の燃焼サイクル群における燃焼サイクルの回数(例えば100回)である。Wmは、例えば、回転センサ4の検出角度に基づいて算出される。
Vm=Sm/Wm・・・(A)
Vm=Sm/Wm・・・(A)
続いて、図5に示すS21では、制御部21が、上記のS20で算出した極小判定率Vmが所定の第1の範囲内であるか否かを判断する。所定の第1の範囲は、例えば、0.9以上かつ1.1以下である。上記の式(A)における極小圧力値Rnの合計個数Smと、燃焼サイクルの回数Wm(例えば100回)とが近似する場合は、極小判定率Vmが所定の第1の範囲内(例えば、0.9以上かつ1.1以下)になる。極小判定率Vmが所定の第1の範囲内である場合は、S21で制御部21がYESと判断してS25に進む。一方、上記のS21で極小判定率Vmが所定の第1の範囲内でない場合は、制御部21がNOと判断してS22に進む。
S21でNOの後のS22では、制御部21が、加算値ΔXm+1を算出する。加算値ΔXm+1は、圧力低下値X(図3参照)の学習を行うための値である。加算値ΔXm+1は、次回(m+1回目)の燃焼サイクル群で使用される圧力低下値Xm+1を算出するための値である。加算値ΔXm+1は、下記の式(B)に基づいて算出される。下記の式(B)において、Vmは、上記の式(A)に基づいて算出された今回(m回目)の燃焼サイクル群における極小判定率である。ΔXmは、前回(m−1回目)の燃焼サイクル群において下記の式(B)に基づいて算出された加算値である。αは、1未満の任意の数であり、圧力低下値Xの学習回数に基づいて設定される。例えば、圧力低下値Xの学習が10回行われる場合は、α=0.1(=1/10)である。
ΔXm+1=−Vm/ΔXm×α・・・(B)
ΔXm+1=−Vm/ΔXm×α・・・(B)
続いて、図4に示すS23では、制御部21が、次回(m+1回目)の燃焼サイクル群における圧力低下値Xm+1を算出する。圧力低下値Xm+1は、次回(m+1回目)の燃焼サイクル群における上記の圧力値特定処理(図4参照)のS12の処理で使用される。圧力低下値Xm+1は、下記の式(C)に基づいて算出される。下記の式(C)において、Xmは、前回(m−1回目)の燃焼サイクル群において下記の式(C)に基づいて算出された圧力低下値である。Xmは、今回(m回目)の燃焼サイクル群における上記の圧力値特定処理(図4参照)のS12の処理で使用された圧力低下値である。ΔXm+1は、上記の式(B)に基づいて算出された加算値である。
Xm+1=Xm+ΔXm+1・・・(C)
Xm+1=Xm+ΔXm+1・・・(C)
その後、制御部21は、圧力低下値算出処理を終了する。制御部21は、図6に示すように、今回(m回目)の燃焼サイクル群において上記の圧力低下値算出処理(図5参照)のS23で算出したXm+1(式(C)参照)を、次回(m+1回目)の燃焼サイクル群における上記の圧力値特定処理(図4参照)のS12の処理で使用する。なお、初回(1回目)の燃焼サイクル群における圧力低下値X1は、予め設定された値であり、例えば、0.01である。圧力低下値Xmは、複数回の燃焼サイクル群が行われる過程で、上記の圧力低下値算出処理(図5参照)によって逐次修正される。
一方、上記のS21でYESの後のS25では、制御部21が、完了フラグを設定する。制御部21は、完了フラグを記憶部22に記憶する。完了フラグは、圧力低下値Xmの学習が完了したことを示す情報である。また、制御部21は、S21でYESと判断した時点における圧力低下値Xmを記憶部22に記憶する。その後、制御部21は、圧力低下値算出処理を終了する。
(圧力低下値リセット処理;図7)
次に、上記の制御装置20が実行する圧力低下値リセット処理について説明する。図7は、圧力低下値リセット処理のフローチャートである。圧力低下値リセット処理は、例えば、内燃機関2が始動すると開始される。図7に示すように、圧力低下値リセット処理のS30では、制御部21が、今回(m回目)の燃焼サイクル群における極小判定率Vmを算出する。S30の処理は、上記の圧力低下値算出処理(図5参照)のS20の処理と同様なので詳細な説明を省略する。
次に、上記の制御装置20が実行する圧力低下値リセット処理について説明する。図7は、圧力低下値リセット処理のフローチャートである。圧力低下値リセット処理は、例えば、内燃機関2が始動すると開始される。図7に示すように、圧力低下値リセット処理のS30では、制御部21が、今回(m回目)の燃焼サイクル群における極小判定率Vmを算出する。S30の処理は、上記の圧力低下値算出処理(図5参照)のS20の処理と同様なので詳細な説明を省略する。
続いてS31では、制御部21が、上記のS30で算出した極小判定率Vmが所定の値未満であるか否かを判断する。所定の値は、例えば0.9である。極小判定率Vmが所定の値未満である場合は、S31で制御部21がYESと判断してS32に進む。そうでない場合は、制御部21がNOと判断してリターンに進む。
続いてS32では、制御部21が、圧力低下値Xを初期値にリセットする。圧力低下値Xの初期値は、例えば0.01である。続いてS33では、制御部21が、完了フラグを非設定にする。完了フラグは、圧力低下値Xmの学習が完了したことを示す情報である。その後、制御部21は、上記の各処理を繰り返す。
次に、内燃機関2の燃料噴射量を算出する処理について説明する。この処理では、制御部21が、上記の圧力値特定処理(図4参照)のS13で特定した極小圧力値Rnに基づいて内燃機関2の燃料噴射量を算出する。制御部21は、複数個の極小圧力値Rnが存在する場合は、複数個の極小圧力値Rnの平均値に基づいて内燃機関2の燃料噴射量を算出する。極小圧力値Rnが1個である場合は、制御部21は、1個の極小圧力値Rnに基づいて内燃機関2の燃料噴射量を算出する。燃料噴射量は、例えば、下記の式(D)に基づいて算出される。燃料噴射量は、内燃機関2の燃焼室15に噴射される燃料の量である。下記の式(D)において、Bは燃料噴射量[μs]であり、Cは排気量[cc]であり、aは気体定数[J/kg/K]であり、Dは吸気温度[K]であり、eは燃焼空燃比であり、fはガソリン密度[g/L]であり、gはインジェクタ流量[cc/min]であり、Rnは上記のS12で特定した基準圧力値Tnよりも小さい吸気圧力値である極小圧力値[Pa]である。
(効果)
以上、実施例に係る内燃機関システム1の制御装置20について説明した。上記の説明から明らかなように、上記の制御装置20では、制御部21が、吸気圧センサ3によって検出される複数の時点(例えば、・・・tn−1、tn、tn+1・・・)における吸気圧力値(例えば、・・・Pn−1、Pn、Pn+1・・・)のうちで、Pn>Pn−1、かつ、Pn>Pn+1となる吸気圧力値Pnを極大圧力値Qnとして特定する(図3、図4のS11参照)。また、制御部21が、極大圧力値Qnから所定の圧力低下値Xを減算した値である基準圧力値Tnよりも小さい複数個の吸気圧力値を極小圧力値Rnとして特定する。この構成によれば、基準圧力値Tnよりも小さい吸気圧力値を極小圧力値Rnとして特定することによって、内燃機関2の吸気圧力値の極小値に近似する値を求めることができる。
以上、実施例に係る内燃機関システム1の制御装置20について説明した。上記の説明から明らかなように、上記の制御装置20では、制御部21が、吸気圧センサ3によって検出される複数の時点(例えば、・・・tn−1、tn、tn+1・・・)における吸気圧力値(例えば、・・・Pn−1、Pn、Pn+1・・・)のうちで、Pn>Pn−1、かつ、Pn>Pn+1となる吸気圧力値Pnを極大圧力値Qnとして特定する(図3、図4のS11参照)。また、制御部21が、極大圧力値Qnから所定の圧力低下値Xを減算した値である基準圧力値Tnよりも小さい複数個の吸気圧力値を極小圧力値Rnとして特定する。この構成によれば、基準圧力値Tnよりも小さい吸気圧力値を極小圧力値Rnとして特定することによって、内燃機関2の吸気圧力値の極小値に近似する値を求めることができる。
また、上記の制御装置20では、制御部21が、学習を完了するまでの期間において、複数回の燃焼サイクルが行われる過程で圧力低下値Xに所定の加算値ΔXを逐次加算する。より詳細には、制御部21が、式(A)、(B)及び(C)に基づいてm+1回目の燃焼サイクル群における圧力低下値Xm+1を算出する(図5のS20−S23、図6参照)。この構成によれば、圧力低下値Xが逐次修正され、それに伴って基準圧力値Tnが逐次修正される。これによって、内燃機関2の吸気圧力値の極小値に近似する基準圧力値Tnを求めることができる。
また、上記の制御装置20では、制御部21は、極小判定率Vmが所定の第1の範囲外である場合(例えば、0.9以上かつ1.1以下でない場合)は、圧力低下値Xmに加算値ΔXm+1を加算する(図5のS21でNO、S22、S23参照)。一方、制御部21は、極小判定率Vmが所定の第1の範囲内である場合(例えば、0.9以上かつ1.1以下である場合)は、圧力低下値Xmに加算値ΔXm+1を加算しない(図5のS21でYES参照)。この構成によれば、所定の条件が満たされない場合には圧力低下値Xの学習を続行することができる。一方、所定の条件が満たされた場合には圧力低下値Xの学習を終了することができる。圧力低下値Xが適切な値になるように圧力低下値Xの学習を行うことができる。
また、上記の制御装置20では、制御部21は、極小判定率Vmが所定の第2の範囲外である場合(例えば、0.9未満である場合)は、圧力低下値Xmを初期値にリセットする(図6のS31でYES、S32参照)。この構成によれば、圧力低下値Xmがリセットされるので、改めて圧力低下値Xの学習を行うことができる。極小判定率Vmが所定の条件から逸脱した場合には、圧力低下値Xの学習をやり直すことができる。
また、上記の制御装置20では、制御部21が、基準圧力値Tnに基づいて内燃機関2の燃料噴射量を算出する。この構成によれば、内燃機関2の吸気圧力値の極小値に近似する値に基づいて燃料噴射量を算出することができる。そのため、適切な燃料噴射量を求めることができる。上記の構成は、内燃機関2の吸気圧力値に基づいて燃料噴射量を決定する内燃機関2において特に有効である。吸気圧センサ3によって検出される複数の時点における吸気圧力値にはバラツキがあるので、その吸気圧力値に基づいて燃料噴射量が算出されると燃料噴射量のバラツキが生じるが、上記の構成によれば、が、基準圧力値Tnに基づいて内燃機関2の燃料噴射量が算出されるので、燃料噴射量のバラツキを抑制することができる。
(対応関係)
上記の式(A)が特許請求の範囲における式(3)に対応する。上記の式(B)が特許請求の範囲における式(2)に対応する。上記の式(C)が特許請求の範囲における式(1)に対応する。上記の圧力低下値リセット処理(図7参照)のS31で極小判定率Vmが0.9未満であることは、極小判定率Vmが所定の第2の範囲外であることの一例である。
上記の式(A)が特許請求の範囲における式(3)に対応する。上記の式(B)が特許請求の範囲における式(2)に対応する。上記の式(C)が特許請求の範囲における式(1)に対応する。上記の圧力低下値リセット処理(図7参照)のS31で極小判定率Vmが0.9未満であることは、極小判定率Vmが所定の第2の範囲外であることの一例である。
以上、一実施例について説明したが、具体的な態様は上記実施例に限定されるものではない。以下の説明において、上記の説明における構成と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
(他の実施例)
(1)上記の実施例では、1回の燃焼サイクル群が複数回(例えば100回)の燃焼サイクルを含んでいたが、1回の燃焼サイクル群に含まれる燃焼サイクルの回数は特に限定されるものではない。例えば、1回の燃焼サイクル群が1回の燃焼サイクルのみを含む構成であってもよい。
(1)上記の実施例では、1回の燃焼サイクル群が複数回(例えば100回)の燃焼サイクルを含んでいたが、1回の燃焼サイクル群に含まれる燃焼サイクルの回数は特に限定されるものではない。例えば、1回の燃焼サイクル群が1回の燃焼サイクルのみを含む構成であってもよい。
(2)上記の実施例では、圧力低下値算出処理(図5参照)のS21で、制御部21が、極小判定率Vmが所定の範囲内(例えば、0.9以上かつ1.1以下)であるか否かを判断していたが、この構成に限定されるものではない。他の実施例では、図8に示すように、S21で制御部21が、極小判定率Vmが所定の値(例えば、1)であるか否かを判断してもよい。上記の式(A)における極小圧力値Rnの合計個数Smと、燃焼サイクルの回数Wmとが一致する場合は、極小判定率Vmが1になる。この構成によれば、極小圧力値Rnの合計個数Smが少ない状態になるので、内燃機関2の吸気圧力値の極小値に近似する基準圧力値Tnを求めることができる。
(3)他の実施例では、制御部21が、内燃機関2の動作状態に応じた複数個の領域毎に上記の圧力値特定処理(図4参照)、圧力低下値算出処理(図5参照)及び圧力低下値リセット処理(図7)を実行してもよい。例えば、制御部21が、内燃機関2のクランクシャフト13の回転数に応じた複数個の領域を抽出し、回転数に応じた複数個の領域毎に上記の各処理を実行してもよい。また、例えば、制御部21が、内燃機関2のスロットル開度に応じた複数個の領域を抽出し、回転数に応じた複数個の領域毎に上記の各処理を実行してもよい。この構成によれば、内燃機関2の動作状態に応じた複数個の領域毎に、吸気圧力値の極小値に近似する値を求めることができる。
(4)制御部21は、内燃機関2の吸気圧力値が周期的に変動する定常状態のときに上記の各処理を実行する。すなわち、制御部21は、内燃機関2の吸気圧力値が乱雑に変動する過渡期でないときに上記の各処理を実行する。この構成によれば、極小吸気圧力値を精度高く検出できるため、適切な燃料噴射量を求めることができる。
(5)他の実施例では、制御部21が、上記の圧力値特定処理(図4参照)のS12で特定した基準圧力値Tnに基づいて内燃機関2の燃料噴射量を算出してもよい。
(6)他の実施例では、上記の内燃機関システム1が、例えばドローンのようなモビリティに搭載されてもよい。上記の内燃機関システム1はセンサの個数が少ないので、ドローンのような重量制限のあるモビリティにおいて好適である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書又は図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:内燃機関システム、2:内燃機関、3:吸気圧センサ、4:回転センサ、11:シリンダ、12:ピストン、13:クランクシャフト、15:燃焼室、20:制御装置、21:制御部、22:記憶部、31:吸気通路、32:排気通路
Claims (7)
- 吸気行程と排気行程を含む燃焼サイクルが行われる内燃機関と、前記内燃機関の吸気圧力値を検出する吸気圧センサと、を備える内燃機関システムの制御装置であって、
制御部を備えており、
前記制御部は、
少なくとも1回の前記燃焼サイクルが行われる過程で前記吸気圧センサによって検出される複数の時点における吸気圧力値のうちで、ある時点(tn)の吸気圧力値(Pn)が、その時点(tn)の1個前の時点(tn−1)の吸気圧力値(Pn−1)よりも大きく、かつ、その時点(tn)の1個後の時点(tn+1)の吸気圧力値(Pn+1)よりも大きくなる吸気圧力値(Pn)を極大圧力値(Qn)として特定し、
複数の時点における吸気圧力値のうちで、前記極大圧力値(Qn)から所定の圧力低下値(X)を減算した値である基準圧力値(Tn)よりも小さい少なくとも1個の吸気圧力値を極小圧力値(Rn)として特定する、制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
前記制御部は、複数回の前記燃焼サイクルが行われる過程で圧力低下値(X)に所定の加算値(ΔX)を逐次加算する、制御装置。 - 請求項1又は2に記載の制御装置であって、
前記内燃機関では少なくとも1回の前記燃焼サイクルを含む燃焼サイクル群が複数回行われ、
m+1回目の前記燃焼サイクル群における圧力低下値(Xm+1)が、下記の式(1)、(2)及び(3)に基づいて算出される、制御装置。
圧力低下値(Xm+1)=圧力低下値(Xm)+加算値(ΔXm+1)・・・(1)
加算値(ΔXm+1)=−極小判定率(Vm)/加算値(ΔXm)×α(αは、1未満の任意の数)・・・(2)
極小判定率(Vm)=m回目の前記燃焼サイクル群における前記極小圧力値(Rm)の個数(Sm)/m回目の前記燃焼サイクル群における前記燃焼サイクルの回数(Wm)・・・(3) - 請求項3に記載の制御装置であって、
前記制御部は、前記式(3)に基づいて算出される前記極小判定率(Vm)が1を含む所定の第1の範囲外である場合は、前記圧力低下値(Xm)に前記加算値(ΔXm+1)を加算する、制御装置。 - 請求項3又は4に記載の制御装置であって、
前記制御部は、前記式(3)に基づいて算出される前記極小判定率(Vm)が1である、又は1を含む所定の第1の範囲内である場合は、前記圧力低下値(Xm)に前記加算値(ΔXm+1)を加算しない、制御装置。 - 請求項3から5のいずれか一項に記載の制御装置であって、
前記制御部は、前記式(3)に基づいて算出される前記極小判定率(Vm)が所定の第2の範囲外である場合は、前記圧力低下値(Xm)を初期値にリセットする、制御装置。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の制御装置であって、
前記制御部は、前記内燃機関の動作状態に応じた複数個の領域毎に前記極大圧力値(Qn)と前記極小圧力値(Rn)を特定する、制御装置。
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