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JP2020181133A - 投射型表示装置 - Google Patents

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JP2020181133A JP2019085458A JP2019085458A JP2020181133A JP 2020181133 A JP2020181133 A JP 2020181133A JP 2019085458 A JP2019085458 A JP 2019085458A JP 2019085458 A JP2019085458 A JP 2019085458A JP 2020181133 A JP2020181133 A JP 2020181133A
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Abstract

【課題】スペックルを抑制したレーザープロジェクタを提供する。【解決手段】投射型表示装置10は、空間光変調器11,12,13と、空間光変調器11,12,13のそれぞれが出射した光LR,LG,LBを同一光軸の光LClrとする色合成プリズム5と、色合成プリズム5の光の出射側に配置され、投影する画像の寸法を制御する投射レンズ6および光LClrの偏光方向を変化させる偏光制御素子70と、を備え、偏光制御素子70が、交流電源PSに接続した一対の電極で液晶を挟んだ液晶素子7と、その光の出射側に配置された波長板8と、を備え、前記液晶に印加する電圧の大きさを時間的に変化させる構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、スクリーンに画像を表示する投射型表示装置に関する。
次世代の映像規格である4K、8K放送では、従来よりも広い色域の色域規格(ITU−R勧告 BT.2020)が採用される。このような広い色域の表色系の色をディスプレイで完全に再現するためには、R,G,Bの三原色の光に単波長光源のレーザー光源が用いられる。ところが、レーザー光はコヒーレンシー(可干渉性)が高いので、相互に干渉し易い。そのため、液晶パネル等からスクリーンに画像を投影するプロジェクタにおいては、スクリーンで反射した光がスクリーン表面の微小な凹凸によって相互干渉し、局所的に明暗の変化を生じる。この明暗の変化による斑点(スペックル)模様が発生し、見かけ上、画像にざらつきを生じて画質を低下させることになる。
スペックルは、画像上に固定されたパターンであることにより視認されるので、パターンを時間的に変化させることで、積分効果によって視認され難くすることができる。そこで、スクリーンを振動させるスクリーン用のアクチュエータが開示されている(例えば、特許文献1)。また、偏光ビームスプリッタ(PBS:Polarizing Beam Splitter)で入射光をS偏光とP偏光とに分離して、一方の偏光を2枚のミラーで多重反射させて光路長の異なる無数のスペックルパターンを生成し、重畳してスペックルのコントラストを低減するプロジェクタが開示されている(例えば、特許文献2)。また、スペックルパターンが偏光方向にも依存することから、レーザー光の偏光方向を時間的に変化させながら、走査型MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーデバイスやDMD(Digital Micromirror Device)で構成された空間光変調器(SLM:Spatial Light Modulator)に入射する画像投射装置が開示されている(例えば、特許文献3,4)。特許文献3に記載された装置は、回転する1/2波長板、または電気光学結晶(ニオブ酸リチウム)や可変ファラデー回転子による偏波制御器で偏光方向を回転させている。特許文献4に記載された装置は、液晶素子で、印加電圧を変化させて偏光方向を回転させている。
特表2017−507347号公報 特開2013−238858号公報 特開2006−47422号公報 特許第5673544号公報
しかし、特許文献1に記載された装置は、スクリーンが大画面化すると実用困難になる。また、特許文献2に記載された装置は、PBSやミラー等の光学素子の配置、構成が複雑である。また、特許文献3に記載された装置は、大判の1/2波長板を機械的手段で高速回転させるのは困難であり、また、電気光学結晶や可変ファラデー回転子は、大型のものは製造困難で製造コストが増大する。そのため、空間光変調器等に入力する前の小さい光径の光に対して偏光方向を変化させてから、レンズで必要な光径に拡大する必要があり、一定の偏光方向の光を入射する液晶空間光変調器等には適用困難である。特許文献4に記載された装置は、走査型MEMSミラーデバイスによる装置であるので、フレームを形成する期間に偏光方向を回転させることができない。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、大型化、複雑化することなく、スペックルを低減した高画質の画像をスクリーンに投影することができる、投射型表示装置を提供することを課題とする。
本発明に係る投射型表示装置は、互いに波長域の異なる光を出射する2以上の空間光変調器と、前記2以上の空間光変調器のそれぞれが出射した光を同一光軸とする光合成手段と、前記光合成手段の光の出射側に配置され、投影する画像の寸法を制御する投射レンズおよび光の偏光方向を変化させる偏光制御素子と、を備え、前記偏光制御素子が、交流電源に接続した一対の電極で液晶を挟んだ液晶複屈折制御素子と、前記液晶複屈折制御素子の光の出射側に配置された波長板と、を備え、前記液晶に印加する電圧の大きさを時間的に変化させる構成とする。
かかる構成により、投射型表示装置は、偏光方向を回転させながら光をスクリーンに投影するので、スクリーンに表示された画像において、見かけ上、スペックルを低減することができる。また、偏光制御素子に液晶を用いることにより、製造容易で大きな光径の光に対して使用することができ、また、偏光方向の回転角度や回転のタイミングの制御が容易である。また、複数の単波長の光を合成した光を偏光制御素子に入射するので、装置が大型化せず、かつ複雑化しない。
本発明に係る投射型表示装置によれば、大型化、複雑化させることなく、レーザー光源を用いて、スペックルの低減された高画質のカラー画像をスクリーンに投射することができる。
本発明に係る投射型表示装置の構造を説明する模式図である。 本発明に係る投射型表示装置に使用される偏光制御素子の構造を模式的に説明する断面図である。 図2に示す偏光制御素子による、光の偏光方向について第1の例の制御動作を説明する模式図である。 図2に示す偏光制御素子による、光の偏光方向について第2の例の制御動作を説明する模式図である。 図2に示す偏光制御素子による、光の偏光方向について第3の例の制御動作を説明する模式図である。 図2に示す偏光制御素子による、光の偏光方向について第4の例の制御動作を説明する模式図である。 図2に示す偏光制御素子への印加電圧と光の偏光方向の変化との相関を説明する表である。 図2に示す偏光制御素子への印加電圧について、第1の例のタイムチャートである。 図2に示す偏光制御素子への印加電圧について、第2の例のタイムチャートである。 図2に示す偏光制御素子への印加電圧について、第3の例のタイムチャートである。 本発明に係る投射型表示装置に使用される別の偏光制御素子の構造を模式的に説明する断面図である。 図6に示す偏光制御素子への印加電圧のタイムチャートである。
本発明に係る投射型表示装置を実施するための形態について、図を参照して説明する。図面に示す投射型表示装置およびその要素は、説明を明確にするために、大きさや位置関係等を誇張していることがあり、また、形状を単純化していることがある。
〔投射型表示装置〕
図1に示すように、本発明の実施形態に係る投射型表示装置10は、フルカラー画像をスクリーンSに投影するプロジェクタである。投射型表示装置10は、三原色の光LR,LG,LBを照射する光源装置31,32,33と、光LR,LG,LBの1つを変調して出射する空間光変調器11,12,13と、空間光変調器11,12,13のそれぞれから出射した光LR,LG,LBを一体にまとめる色合成プリズム(光合成手段)5と、一体にまとめられた光LClrを所望の寸法に拡大してスクリーンSに投射する投射レンズ6と、スクリーンSに投射される光LClrの偏光方向を制御する偏光制御素子70と、を備える。偏光制御素子70は、液晶素子(液晶複屈折制御素子)7および波長板8を備える。投射型表示装置10はさらに、PBS(偏光ビームスプリッタ)21,22,23、波長板24,25,26、フィールドレンズ41,42,43、および反射ミラー44,45を備える。投射型表示装置10は、公知の3枚方式のカラー液晶プロジェクタに、偏光制御素子70を追加した構成であるといえる。以下、各要素について詳細に説明する。
(光源装置)
光源装置31,32,33は、それぞれ1ないし配列された複数の半導体レーザー(レーザーダイオード)を備えるレーザー光源であり、互いに異なる波長域の三原色の光LR,LG,LBを照射する。光源装置31は、光LRを発光する半導体レーザーを備える。光LRは、例えば中心波長λR=630nmの赤色光である。光源装置32は、光LGを発光する半導体レーザーを備える。光LGは、例えば中心波長λG=532nmの緑色光である。光源装置33は、光LBを発光する半導体レーザーを備える。光LBは、例えば中心波長λB=467nmの青色光である。光源装置31,32,33は、後記するように、光LR,LG,LBがPBS21,22,23で反射して空間光変調器11,12,13に入射されるように配置され、必要に応じて間に反射ミラー44,45が配置される。
(空間光変調器)
空間光変調器11,12,13は、それぞれ画素が二次元配列され、入射した光を画素毎に変調して出射する。空間光変調器11は光LRを、空間光変調器12は光LGを、空間光変調器13は光LBを、それぞれ入射される。本実施形態において、空間光変調器11,12,13は、反射型の液晶空間光変調器であり、入射した光を、偏光方向を変化させて反射し、入射面から出射する。反射型の液晶空間光変調器としては、高開口率で比較的高精細化の容易なLCOS(Liquid Crystal On Silicon)型が挙げられる。LCOS−SLMは、シリコン(Si)基板に駆動回路を形成してその上に金属電極材料で形成した光反射率の高い画素電極を備え、ガラス等の透明基板上にインジウム−スズ酸化物(Indium Tin Oxide:ITO)等の透明電極材料で形成した対向電極との間に液晶が封入された構成であり、対向電極側を光の入出射面とする。液晶は、ねじれネマティック(TN:Twisted Nematic)方式、垂直配向(VA:Vertical Alignment)方式、OCB(Optically Compensated Bend)方式等の、液晶ディスプレイに適用される公知の材料が挙げられる。
投射型表示装置10において、空間光変調器11,12,13は、それぞれ光の出射面(入出射面)を、色合成プリズム5の光LR,LG,LBの各入射面に対向させて配置される。さらに、空間光変調器11と色合成プリズム5の間には、波長板24、PBS21が配置され、空間光変調器12と色合成プリズム5の間には、波長板25、PBS22が配置され、空間光変調器13と色合成プリズム5の間には、波長板26、PBS23が配置される。
(偏光ビームスプリッタ)
PBS21,22,23は、光源装置31,32,33から照射された、様々な方向の偏光を含む光LR,LG,LBから、P偏光とそれに直交するS偏光の2つの直線偏光に分離して取り出す光学素子である。図1に示すPBS21,22,23は、2つの直角プリズムを接合したキューブタイプの偏光ビームスプリッタである。PBS21,22,23は、それぞれ空間光変調器11,12,13の入出射面に対向し、かつ入出射面に対して界面(接合面)を45°傾斜させて配置される。図1においては、PBS21,22,23はいずれも、界面を紙面方向に45°回転させて配置されている。
(波長板)
波長板24,25,26は、空間光変調器11,12,13の液晶による光の位相差を補償するために設けられる位相差板であり、液晶空間光変調器を搭載した液晶ディスプレイに一般的に使用される1/4波長板(λ/4板)や1/2波長板(λ/2板)が適用される。波長板24は、空間光変調器11とPBS21の間に配置され、位相差を補償する光LRの波長λRに対応したものが選択される。波長板25は、空間光変調器12とPBS22の間に配置され、光LGの波長λGに対応したものが選択される。波長板26は、空間光変調器13とPBS23の間に配置され、光LBの波長λBに対応したものが選択される。ここでは、波長板24,25,26は、1/4波長板とし、遅相軸を、入射する光(PBS21,22,23の界面で反射したS偏光)の偏光方向に対して45°にして配置される。
(フィールドレンズ)
フィールドレンズ41は、PBS21と光源装置31の間の光LRの光路上に設けられ、空間光変調器11への入射光の光径や光強度、拡がり等を調整する。同様に、フィールドレンズ42は、PBS22と光源装置32の間の光LGの光路上に設けられ、空間光変調器12への入射光について調整する。フィールドレンズ43は、PBS23と光源装置33の間の光LBの光路上に設けられ、空間光変調器13への入射光について調整する。投射型表示装置10において、フィールドレンズ41,42,43は必要に応じて設けられ、図1ではそれぞれ1枚の凸レンズで表されているが、2枚以上のレンズで構成されたり、コリメータレンズを備えて、平行光が空間光変調器11,12,13に入射されるように構成されたりしてもよい。
(反射ミラー)
反射ミラー44は、光源装置31から照射された光LRを、PBS21に入射するように進行方向を変えるために、必要に応じて設けられる。反射ミラー45は、光源装置33から照射された光LBを、PBS23に入射するように進行方向を変えるために、必要に応じて設けられる。したがって、反射ミラー44,45は、投射型表示装置10におけるPBS21と光源装置31の位置関係、PBS23と光源装置33の位置関係、さらにはPBS22と光源装置32の位置関係にそれぞれ基づき、1枚ないし複数枚配置される。
投射型表示装置10はさらに、光源装置31とPBS21の間、光源装置32とPBS22の間、光源装置33とPBS23の間に、それぞれ必要に応じて、光LR,LG,LBの波長域を狭くするための光学フィルタや、照射領域における光強度を均一化するフライアイレンズ(インテグレータ)等の光学素子を備えていてもよい。また、空間光変調器11,12,13および光源装置31,32,33は、それぞれ電源(図示省略)が接続されている。
(色合成プリズム)
色合成プリズム5は、空間光変調器11から出射して、波長板24、PBS21を透過して進行する光LR、空間光変調器12から出射して、波長板25、PBS22を透過して進行する光LG、空間光変調器13から出射して、波長板26、PBS23を透過して進行する光LB、の3つの進行方向(光軸)の異なる光を一体にまとめる光学素子である。色合成プリズム5は、ダイクロイックプリズム(クロスダイクロイックプリズム、フィリップスタイプ)や複数枚のダイクロイックミラー等の、公知の色分解・合成光学系が適用される。図1に示す色合成プリズム5は、クロスダイクロイックプリズムであり、立方体の3側面に、それぞれ光LR,LG,LBが入射し、残りの1側面(光LGの入射面と対向する面)から一体となった光LClrが出射する。
(投射レンズ)
投射レンズ6は、空間光変調器11,12,13に基づく小さな光径の光LClr(LR,LG,LB)を、所望の寸法の画像に拡大してスクリーンSに投射するための投射光学系である。投射レンズ6は、図1では簡潔に1枚の凸レンズで表されるが、一般に、2枚以上のレンズを備え、光軸方向に移動可能に構成されていることが好ましい。
(偏光制御素子)
偏光制御素子70は、光LClrの偏光方向を時間的に変化(回転)させてスクリーンSに投射する光学素子である。偏光制御素子70は、光LClrの入射側から順に、液晶素子7、波長板8を備える。偏光制御素子70は、投射型表示装置10において投射レンズ6の光の出射側に配置されるので、投射レンズ6によって発散した光LClrの全体が入射する寸法に設計される。以下、偏光制御素子70について、図2を参照して詳細に説明する。
液晶素子7は、交流電源PSに接続した一対の電極73,73で液晶層(液晶)71を挟んだ可変位相差板である。液晶素子7は、光LClrすなわち可視光を透過するように構成される。このような液晶素子7として、それぞれ片面に透明電極膜からなる電極73および配向膜72を成膜した2枚の透明基板74,74の間に液晶材料を封入した透過型液晶セルを適用することができる。すなわち、液晶素子7は、液晶層71を挟んでその両外側のそれぞれに、配向膜72、電極73、透明基板74を順に備える。
液晶素子7は、液晶層71の液晶の複屈折性によって、電極73,73からの印加電圧に応じて透過する直線偏光の偏光状態を変化させ、後記するように波長板8と合わせて偏光方向の変化した直線偏光を得ることができる。液晶の動作モードとしては、液晶の配向を透明基板74に水平方向とし、電圧印加により液晶分子の長軸の向きを制御する複屈折モード(ECBモード)、初期配向で液晶分子を透明基板74と垂直方向となるように配向し、電圧印加によって液晶分子が基板と水平となる方向に変位する垂直配向(VA)モード、液晶の配向を初期スプレー配向から弓状のベント配向に遷移させた状態で動作させるOCB(Optically Compensated Birefringence)モード等を適用することができる。特に、OCBモードは、中間調電圧間も含めて高速応答性に優れるため、偏光制御素子70が短時間で偏光方向を切り換えることができ、積分効果によるスペックル低減に好適である。
液晶層71は、上記の動作モードに対応した液晶材料として、液晶ディスプレイと同様にネマティック液晶が適用される。液晶層71は、リタデーション(Δnd)が電圧印加によって最大で波長λ以上となる、すなわち透過した光の偏光方向の回転角が180°以上となる厚さdに設計されることが好ましい。一方で、液晶の応答時間は厚さの2乗に略比例するので、液晶層71の厚さdが大きくなるにしたがい、液晶素子7の応答速度が遅くなる。液晶素子7の応答時間は、中間調電圧間も含めて、4ms以下であることが好ましい。
配向膜72は、液晶層71の液晶分子の向きを制御するために、液晶層71の両側に接触して設けられる。配向膜72によって、液晶層71が光の入射面全体で一様な方向の複屈折光学軸(遅相軸、進相軸)を示す。配向膜72は、ポリイミド等の有機膜やSi酸化物(SiOx)等の無機膜であり、液晶の動作モードに対応した公知の材料が適用される。
電極73は、一対で液晶層71を挟んで液晶層71に電圧を印加する透明電極膜である。電極73は、ITO等の公知の透明電極材料を、透明基板74の一面上に成膜して形成される。透明基板74は、電極73および配向膜72を形成するための土台であり、液晶層71を両側から挟んで支持するための土台である。透明基板74は、公知の透明基板材料が適用され、具体的にはガラス基板が挙げられる。
波長板8は、波長板24,25,26と同様、液晶層71による光の位相差を補償するために設けられる位相差板であり、1/4波長板または3/4波長板が適用される。ただし、波長板8は、光LClrすなわち光LR,LG,LBのすべての光の位相差を補償するように、中心波長λR,λG,λBの3波長域に対応する波長板とする。または、波長板8は、可視光全域に対応する広帯域波長板であってもよい。なお、波長板8は、例えば、光LR,LBについては1/4波長板として機能し、光LGについては3/4波長板として機能する構成であってもよい。
偏光制御素子70において、液晶素子7と波長板8は、互いの光学軸(遅相軸または進相軸)を45°ずらして組み合わされる。また、偏光制御素子70は、液晶素子7(液晶層71)の光学軸が、入射する光LClrの偏光方向に対して45°(または135°)傾斜した向きに配置される。このような構成により、偏光制御素子70は、後記するように、印加電圧を変化させて、回転角0°から45°刻みで回転した直線偏光を出射することができる。
〔投射型表示装置の動作〕
本実施形態に係る投射型表示装置による画像の投影を、図1を参照して説明する。
光源装置31から照射された光LRは、反射ミラー44、フィールドレンズ41を経由して、PBS21に入射する。光LRは、PBS21の界面でP偏光成分とS偏光成分とに分離され、P偏光が界面を透過して直進し、S偏光が反射して空間光変調器11に向かって進行する。図1においては、紙面に垂直な偏光方向の光がS偏光である。PBS21で反射した光LRは、波長板24を透過して円偏光となって空間光変調器11に入射する。空間光変調器11で反射して出射したLRは、画素毎に偏光が変調され、再び波長板24を透過してPBS21に入射する。PBS21は、P偏光を界面で透過させて直進させる。この、空間光変調器11から出射してPBS21を直進した光LRは、偏光方向が図1の紙面方向の直線偏光(偏光方向を両矢印で表す)であり、また、画素毎に強さが異なる明暗のパターンを有する。そして、紙面方向の直線偏光となった光LRは、色合成プリズム5の一面に入射する。光源装置32から照射された光LG、光源装置33から照射された光LBも、それぞれ空間光変調器12,13によって画素毎に強さの異なる紙面方向の直線偏光となって、色合成プリズム5のそれぞれ異なる面に入射する。
色合成プリズム5の3側面にそれぞれ入射した光LR,LG,LBは、同じ光軸となって残りの1面から光LClrとして出射し、投射レンズ6、偏光制御素子70を順次透過してスクリーンSへ投射され、スクリーンSの表面にフルカラーの画像を投影する。光LClrは、投射レンズ6により、所望の光径でスクリーンSの表面に投射されるように発散され、偏光制御素子70によって、図1の紙面方向の偏光方向の直線偏光から、時間毎に異なる偏光方向に変化しながらスクリーンSに投射される。
(偏光制御素子の動作)
偏光制御素子70による光の偏光方向の制御動作を、図3A〜3Dおよび図4を参照して説明する。図3A〜3Dにおいては、偏光制御素子70を、簡略化して液晶層71および波長板8のみで示す。また、液晶層71、波長板8のそれぞれの遅相軸の向きを、網掛けを付した両矢印で表す。ここでは、入射する光Lの偏光方向(白抜き両矢印で表す)を0°として、液晶層71の遅相軸を135°(=−45°)、波長板8の遅相軸を0°として配置する。また、波長板8はλ/4板である。また、液晶の動作モードとして垂直配向(VA)モードの液晶素子7を用いた場合を例に説明する。なお、OCBモード液晶では、印加電圧に対するリタデーション増減の関係がVAモードと逆になるが、偏光制御素子の基本的な作用については同じである。
液晶の動作モードがVAモードである液晶素子7への印加電圧が0V(無印加)のときは、液晶層71はリタデーションがなくΔnd=0であり、図3Aに示すように、液晶層71を透過した光Lは、偏光方向0°の直線偏光のままである。そして、波長板8に入射する光Lは、偏光方向が遅相軸と同じ方向であるので位相ずれを生じず、偏光方向0°の直線偏光が出射する。すなわち、偏光制御素子70は、無印加においては光Lの偏光方向を変化させない(回転角0°)。
液晶素子7に電圧を印加すると、液晶層71の液晶分子の向きが変化してリタデーションを生じ、電圧V1(>0V)でΔnd=λ/4となる。図3Bに示すように、このときの液晶層71に入射する光Lは、偏光方向が遅相軸に対して+45°傾斜しているので、液晶層71を透過した光Lは右円偏光(RCP)になる。そして、波長板8は、右円偏光を、遅相軸に対して+45°傾斜した直線偏光にする。したがって、偏光制御素子70は、液晶素子7に電圧V1を印加されたとき、光Lの偏光方向を+45°回転させる。
液晶素子7への印加電圧を大きくすると、液晶層71のリタデーションが増大し、電圧V2(>V1)でΔnd=λ/2となる。このような液晶層71は、入射する光Lの偏光方向を、光学軸に対する角度の2倍の角度に回転させる。したがって、図3Cに示すように、液晶層71を透過した光Lは偏光方向が90°回転し、偏光方向90°の直線偏光になる。そして、波長板8に入射する光Lは、遅相軸方向の偏光成分を含まないので位相ずれを生じず、偏光方向90°の直線偏光が出射する。したがって、偏光制御素子70は、液晶素子7に電圧V2を印加されたとき、光Lの偏光方向を90°回転させる。
液晶素子7への印加電圧をさらに大きくして、電圧V3(>V2)でΔnd=3/4λとなる。このときの液晶層71は、Δnd=λ/2の液晶層71(図3C参照)とΔnd=λ/4の液晶層71(図3B参照)を合わせたものと同等の光学素子であり、その結果、図3Dに示すように、液晶層71を透過した光Lは左円偏光(LCP)になる。そして、波長板8は、左円偏光を、遅相軸に対して−45°傾斜した直線偏光にする。したがって、偏光制御素子70は、液晶素子7に電圧V3を印加されたとき、光Lの偏光方向を+135°(−45°)回転させる。
液晶素子7にΔnd=λとなる電圧V4(>V3)を印加されると、このときの液晶層71を透過した光Lは偏光方向が180°回転し、見かけ上、図3Aに示すように、Δnd=0のときと同様に偏光方向が変化しない。したがって、偏光制御素子70は、液晶素子7に電圧V4を印加されたとき、光Lの偏光方向を変化させない。
以上のように、液晶素子7と波長板8を所定の光学軸の向きに配置した偏光制御素子70は、段階的に電圧を変化させて印加することにより、図4に示すように直線偏光の偏光方向を45°刻みで回転させることができる。投射型表示装置10からスクリーンSに投射される光LClrは、直前の偏光方向との角度の差が大きいほど画像のスペックルパターンの変化が大きく、したがってスペックル低減効果が高く、45°以上であれば十分な効果が得られる。また、偏光方向の切替えの遷移期間が長いとスペックル低減効果が低下する。したがって、短時間で偏光方向を切り替えて断続的に偏光方向を回転させることが好ましい。また、積分効果によるスペックル低減効果を十分なものとするために、1フレームと同等の1/60秒(=16.7ms)毎に偏光方向を変化させることが好ましく、より短時間毎に偏光方向を変化させることがさらに好ましい。
次に、電圧変化による偏光制御素子70による偏光方向の変化のパターンについて、図5A〜5Cを参照して説明する。なお、図5A〜5Cにおいて、電圧0VからV4まで電圧が一定の差となっているが、実際には異なる電圧であってよい。一般に、液晶は、極性が一定で電圧を印加されると劣化するので、交流電圧が適用される。そのため、図5Aに示すように、電圧の大きさの段階毎に電圧の極性が双方となるように、例えば、1/120秒毎に電圧の大きさを変化させる場合には、交流電圧の周波数は120Hzとする。
図5Aにおいては、電圧の大きさをV4→V3→V2→V1→V4→V3→…と繰り返すことにより、光LClrの偏光方向が見かけ上、時計回りに45°刻みで回転する。また、偏光方向の回転のタイミングすなわち電圧の大きさの切替えタイミングは、空間光変調器11,12,13のフレームの切換えと合わせなくてもよいし、同期させてもよい。例えば、1/120秒毎に、すなわち1/2フレーム周期で偏光方向を変化させる場合には、1回おきにフレームの切換えに合わせる。
前記したように偏光方向の変化角度は45°以上であれば十分な効果が得られ、したがって最大の90°でもよい。例えば図5Bに示すように、V4→V2→V3→V1→V4→V2→…と繰り返すことにより、90°の変化と45°の変化が交互に行われる。また、電圧の大きさの切替え毎に極性を反転させてもよい。この場合、大きな電圧が同じ極性に偏らないように、例えば図5Cに示すように、+V4→−V3→+V2→−V1→+V3→−V2→+V1→−V4→+V3→…と、同じ大きさの電圧において前回と極性が反転するようにする。
図5A〜5Cにおいては、偏光方向0°(=180°)を最大電圧のV4を印加することで出射しているが、0V、または極めて小さな電圧を印加してもよい。このように駆動すれば、液晶層71は、リタデーションΔndが最大で3/4λ以上となればよいので厚さdを小さくして、応答時間を短縮することができる。あるいはさらに、リタデーションΔndを最大でλ/2以上となる厚さdに設計して、偏光方向を、0°,45°,90°で切り換えてもよい。
偏光制御素子70は、色合成プリズム5で一体にまとめられた直後の平行光でも、投射レンズ6で発散させた光でも、その偏光方向を制御することができる。本実施形態に係る投射型表示装置10においては、図1に示すように、偏光制御素子70は、投射レンズ6の出射側に配置され、投射レンズ6で発散させた光LClrについてその偏光方向を回転させる構成としている。投射レンズ6の入射側に偏光制御素子70を配置すると、偏光制御素子70を構成する液晶素子7の各部品および波長板8の面精度や光学特性に起因する波面収差の影響が、投影された画像により顕著に現れる傾向がある。したがって、偏光制御素子70は、投射レンズ6の入射側に配置されてもよいが、その場合には、構成部材に高い波面収差精度が要求される。また、光源装置31,32,33が高輝度レーザーを備える高輝度プロジェクタである場合には、光LClrのエネルギーが大きく、投射レンズ6の入射側では光束が高密度で集中するので、偏光制御素子70はこのような光路上に配置されると、耐光性、耐熱性について考慮する必要がある。投射型表示装置10において、偏光制御素子70は、投射レンズ6の出射側に配置することにより、投射光学系に高い結像特性が要求される高精細プロジェクタであっても、構成部材の波面収差の精度や、耐光性、耐熱性を緩和することができる。
(変形例)
前記したように、液晶素子の液晶が厚くなると、応答時間が長くなり、偏光制御素子による偏光方向の断続的な回転が困難になる。そこで、液晶の厚さの小さい液晶素子を複数並べた構成とすることで、応答時間を短縮しつつ、偏光方向を大きく回転させることができる。以下、変形例として、本発明に係る投射型表示装置に使用される別の偏光制御素子について、図6を参照して説明する。
偏光制御素子70Aは、光LClrの入射側から順に、液晶素子(液晶複屈折制御素子)7A、液晶素子7A、波長板8を備える。液晶素子7Aは、液晶層71Aの厚さが液晶層71よりも小さいこと以外は、液晶素子7と同じ構造である。液晶層71Aは、リタデーション(Δnd)が電圧印加によって最大で波長λ/2以上となる厚さdに設計されることが好ましい。具体的には、液晶層71Aは、厚さが液晶層71の1/2である。また、2つの液晶素子7Aは、それぞれの液晶層71の光学軸の向きを揃えて並べる。このように2つの液晶素子7Aを光LClrの進行方向に並べた構造により、これら2つの液晶素子7Aを透過する光に対する複屈折位相差は最大でλとなり、実質的に前記実施形態の液晶素子7の1つ分と等価となる。
偏光制御素子70Aは、2つの液晶素子7Aに交流電源PSを並列に接続して、同じ大きさの電圧を印加して、合計でΔnd=λ/4,λ/2,3/4λ,λになるように切り換えることができる。あるいは、2つの液晶素子7Aのそれぞれに交流電源を接続して、同期させつつ、図7に示すように、交互に電圧の大きさを切り換えてΔndの合計を切り換えることもできる。なお、図7において、V1は液晶層71Aのリタデーションをλ/4とする電圧、V2はλ/2とする電圧である。
投射型表示装置10は、このような構造の偏光制御素子70Aを備えることで、光LClrを、より高速で断続的に45°刻みまたは90°刻みで偏光方向を回転させながら、投射することができる。なお、偏光制御素子は、3以上の液晶素子を光LClrの進行方向に並べて備える構成としてもよく、その1つあたりの液晶層の厚さを小さくして、いっそう応答時間を短くすることができる。
前記実施形態に係る投射型表示装置10の光源装置31,32,33は、三色の半導体レーザーを内蔵して白色光を照射する一体のユニットであってもよい。投射型表示装置10は、このような光源装置を適用する場合には、ダイクロイックミラー等を備えて各色の光LR,LG,LBに分解する。また、広い色域を要しない場合には、青色の半導体レーザーと蛍光体を組み合わせて光LR,LG,LBを照射する構成としてもよい。
前記実施形態に係る投射型表示装置10の空間光変調器11,12,13は、透過型の液晶空間光変調を適用してもよい。あるいは、液晶空間光変調器に限られず、磁気光学材料を用いた磁気光学式空間光変調器や、半導体素子を搭載した可動式の微小鏡面をアレイ状に配置したDMD(Digital Micromirror Device)で構成された空間光変調器を適用することもできる。
以上、本発明に係る投射型表示装置を実施するための各実施形態について述べてきたが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。
10 投射型表示装置
11,12,13 空間光変調器
31,32,33 光源装置
5 色合成プリズム(光合成手段)
6 投射レンズ
70,70A 偏光制御素子
7,7A 液晶素子(液晶複屈折制御素子)
71,71A 液晶層(液晶)
73 電極
8 波長板
PS 交流電源
S スクリーン

Claims (6)

  1. 互いに波長域の異なる光を出射する2以上の空間光変調器と、前記2以上の空間光変調器のそれぞれが出射した光を同一光軸とする光合成手段と、前記光合成手段の光の出射側に配置され、投影する画像の寸法を制御する投射レンズおよび光の偏光方向を変化させる偏光制御素子と、を備え、
    前記偏光制御素子は、交流電源に接続した一対の電極で液晶を挟んだ液晶複屈折制御素子と、前記液晶複屈折制御素子の光の出射側に配置された波長板と、を備え、前記液晶に印加する電圧の大きさを時間的に変化させることを特徴とする投射型表示装置。
  2. 前記偏光制御素子は、2以上の前記液晶複屈折制御素子を光の進行方向に並べて備えることを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。
  3. 前記偏光制御素子が、前記投射レンズの光の出射側に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の投射型表示装置。
  4. 前記偏光制御素子は、光の偏光方向を断続的に変化させることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の投射型表示装置。
  5. 前記偏光制御素子は、光の偏光方向を互いに45°以上異なる3通り以上に変化させるように、前記液晶に印加する電圧の大きさを段階的に変化させることを特徴とする請求項4に記載の投射型表示装置。
  6. 前記液晶複屈折制御素子は、OCB方式であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の投射型表示装置。
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