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JP2020162359A - グロメット、及び、ワイヤハーネス - Google Patents

グロメット、及び、ワイヤハーネス Download PDF

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JP2020162359A
JP2020162359A JP2019061316A JP2019061316A JP2020162359A JP 2020162359 A JP2020162359 A JP 2020162359A JP 2019061316 A JP2019061316 A JP 2019061316A JP 2019061316 A JP2019061316 A JP 2019061316A JP 2020162359 A JP2020162359 A JP 2020162359A
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grommet
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竜平 豊田
Ryuhei Toyoda
竜平 豊田
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Yazaki Corp
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Abstract

【課題】多様な配索材を挿通する際に適正な作業性を確保することができるグロメット、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。【解決手段】グロメット1は、取付対象100を軸線方向Xに沿って貫通する貫通孔101に嵌合し当該貫通孔101を止水すると共に内部に軸線方向Xに沿って第1配索材W1及び第2配索材W2を挿通可能である本体部10と、本体部10と一体で筒状に形成され内部に軸線方向Xに沿って第1配索材W1を挿通可能である第1筒状部20と、第1筒状部20とは別に本体部10と一体で筒状に形成され内部に軸線方向Xに沿って第2配索材W2を挿通可能である第2筒状部30と、第2筒状部30の軸線方向Xの一方側の開口30cに着脱可能に設けられ、当該開口30cに装着された状態で当該開口30cを塞ぎ止水する止水キャップ50とを備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、グロメット、及び、ワイヤハーネスに関する。
車両に搭載される従来のグロメットとして、例えば、特許文献1には、ワイヤハーネスが挿通される車体パネルに形成された貫通孔に取付けられるグロメットが開示されている。このグロメットは、小径筒部と、拡径筒部と、閉鎖面部と、補助筒部とを備える。小径筒部は、ワイヤハーネスが挿通される挿通孔を形成する。拡径筒部は、小径筒部から外側に拡がるとともに小径筒部の軸方向に延びるように形成され、その外周部に貫通孔の周縁部を嵌め込み可能な環状溝が形成される。閉鎖面部は、拡径筒部の内周面から径方向内側に延びて拡径筒部を閉鎖する。補助筒部は、閉鎖面部から軸方向一方側に延びており、ワイヤハーネスが挿通される挿通孔を形成する。
特開2017−010638号公報
ところで、上述の特許文献1に記載のグロメットは、例えば、車両の仕様に応じて、配索材として、電線の他、ウォッシャホース等が選択的に挿通される場合があるが、このような場合に各配索材を挿通する際の作業性の確保の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、多様な配索材を挿通する際に適正な作業性を確保することができるグロメット、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るグロメットは、取付対象を軸線方向に沿って貫通する貫通孔に嵌合し当該貫通孔を止水すると共に内部に前記軸線方向に沿って第1配索材及び第2配索材を挿通可能である本体部と、前記本体部と一体で筒状に形成され内部に前記軸線方向に沿って前記第1配索材を挿通可能である第1筒状部と、前記第1筒状部とは別に前記本体部と一体で筒状に形成され内部に前記軸線方向に沿って前記第2配索材を挿通可能である第2筒状部と、前記第2筒状部の前記軸線方向の一方側の開口に着脱可能に設けられ、当該開口に装着された状態で当該開口を塞ぎ止水する止水キャップとを備えることを特徴とする。
また、上記グロメットでは、前記第2筒状部に対して前記止水キャップを支持するヒンジ部とを備え、前記本体部、前記第1筒状部、前記第2筒状部、前記止水キャップ、及び、前記ヒンジ部は、一体で形成されるものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する第1配索材と、内部に流体が流通可能な第2配索材と、前記第1配索材、及び、前記第2配索材に設けられるグロメットとを備え、前記グロメットは、取付対象を軸線方向に沿って貫通する貫通孔に嵌合し当該貫通孔を止水すると共に内部に前記軸線方向に沿って前記第1配索材及び前記第2配索材が挿通される本体部と、前記本体部と一体で筒状に形成され内部に前記軸線方向に沿って前記第1配索材が挿通される第1筒状部と、前記第1筒状部とは別に前記本体部と一体で筒状に形成され内部に前記軸線方向に沿って前記第2配索材が挿通される第2筒状部と、前記第2筒状部の前記軸線方向の一方側の開口に着脱可能に設けられ、当該開口に装着された状態で当該開口を塞ぎ止水する止水キャップを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、 導電性を有する第1配索材と、前記第1配索材に設けられるグロメットとを備え、前記グロメットは、取付対象を軸線方向に沿って貫通する貫通孔に嵌合し当該貫通孔を止水すると共に内部に前記軸線方向に沿って前記第1配索材が挿通される本体部と、前記本体部と一体で筒状に形成され内部に前記軸線方向に沿って前記第1配索材が挿通される第1筒状部と、前記第1筒状部とは別に前記本体部と一体で筒状に形成される第2筒状部と、前記第2筒状部の前記軸線方向の一方側の開口に装着され、当該開口を塞ぎ止水する止水キャップとを備えることを特徴とする。
本発明に係るグロメット、及び、ワイヤハーネスは、取付対象に形成された貫通孔に本体部が嵌合することで当該貫通孔を止水する。この場合、グロメットは、第1筒状部と本体部とに渡って内部に第1配索材が挿通される。また、グロメットは、必要に応じて第2筒状部と本体部とに渡って内部に第2配索材が挿通される。この構成において、グロメットは、第2筒状部に対する第2配索材の挿通の有無に応じて第2筒状部の開口に対して止水キャップが着脱される。すなわち、グロメットは、第2筒状部に対して第2配索材を挿通しない場合には第2筒状部の開口に止水キャップが装着された状態とされることで、当該止水キャップによって当該第2筒状部の開口を塞ぎ止水することができる。一方、グロメットは、第2筒状部に対して第2配索材を挿通する場合には第2筒状部の開口から止水キャップが取り外された状態とされることで、第2筒状部に対して当該第2配索材を挿通可能な状態とすることができる。この結果、グロメット、及び、ワイヤハーネスは、多様な配索材を挿通する際に適正な作業性を確保することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係るグロメットが適用されるワイヤハーネスの概略構成を表す斜視図である。 図2は、実施形態に係るグロメットが適用されるワイヤハーネスの概略構成を表す斜視図である。 図3は、実施形態に係るグロメットが適用されるワイヤハーネスの概略構成を表す断面斜視図である。 図4は、実施形態に係るグロメットが適用されるワイヤハーネスの概略構成を表す斜視図である。 図5は、実施形態に係るグロメットが適用されるワイヤハーネスの概略構成を表す断面斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1、図2、図3、図4、図5に示す本実施形態のグロメット1は、車両等に配索されるワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ここで、ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、複数の配索材Wを束にして集合部品とし、当該複数の配索材Wを各機器に接続するようにしたものである。本実施形態のワイヤハーネスWHは、配索材Wとして、第1配索材W1を備えると共に、適用される車両の仕様等に応じて選択的に第2配索材W2も備える。つまり、本実施形態のワイヤハーネスWHは、図1、図2、図3に示すように、適用される車両の仕様等に応じた第1の使用態様では、第1配索材W1と、第2配索材W2と、グロメット1とを備える。この場合、グロメット1は、第1配索材W1、及び、第2配索材W2に設けられ当該第1配索材W1、及び、当該第2配索材W2が挿通される。一方、本実施形態のワイヤハーネスWHは、図4、図5に示すように、適用される車両の仕様等に応じた第2の使用態様では、第1配索材W1と、グロメット1とを備える。この場合、グロメット1は、第1配索材W1に設けられ当該第1配索材W1のみが挿通される。なお、ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、コルゲートチューブ、樹脂テープ、プロテクタ等の外装部材、電気接続箱、固定具など種々の構成部品を含んで構成されてもよい。
ここで、第1配索材W1は、典型的には、導電性を有する配索材Wである。第1配索材W1は、車両に搭載される各機器間を接続し、電源供給や信号通信に用いられる。第1配索材W1は、例えば、金属棒、電線、電線束等によって構成される。金属棒は、導電性を有する棒状部材の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線は、複数の導電性を有する金属素線からなる導体部(芯線)の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線束は、当該電線を束ねたものである。一方、第2配索材W2は、典型的には、内部が中空状に形成され、当該内部に流体が流通可能な配索材Wである。第2配索材W2は、車両に搭載される各機器間を接続し、流体供給に用いられる。第2配索材W2の内部を流通する流体は、例えば、ワイパ等で用いられるウォッシャ液であり、この場合、第2配索材W2は、いわゆるウォッシャホースを構成する。
そして、グロメット1は、取付対象である取付パネル100に形成された貫通孔101を介して当該取付パネル100を境界にして区画される2つの空間に渡って配索材W(第1配索材W1、第2配索材W2)を配索する際に当該貫通孔101に適用されるものである。取付パネル100は、例えば、車両のボデー等を構成する金属板であり、貫通孔101は、当該取付パネル100を板厚方向に沿って貫通する。取付パネル100を境界にして区画される2つの空間とは、典型的には、車内空間(例えば、キャビン)と車外空間(例えば、エンジンコンパートメント)である。そして、グロメット1は、当該ワイヤハーネスWHの配索材Wが挿通され当該配索材Wの周囲に外装された状態で貫通孔101に組み付けられることで、貫通孔101を通る配索材Wを保護すると共に当該貫通孔101を止水(防水)するものである。グロメット1は、貫通孔101の防水の他、防塵、遮音等の機能も有する。そして、本実施形態のグロメット1は、上記のような第1の使用態様、及び、第2の使用態様のいずれの使用態様にも対応できるよう汎用性を持たせた構造となっている。以下、各図を参照してグロメット1の構成について詳細に説明する。
なお、各図は、配索材W(第1配索材W1、第2配索材W2)、取付パネル100を二点鎖線で省略して図示している。また、以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「軸線方向X」といい、第2方向を「幅方向Y」といい、第3方向を「高さ方向Z」という。軸線方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、典型的には、相互に直交する。ここでは、軸線方向Xは、上述した取付パネル100の板厚方向に相当し、貫通孔101に対する配索材W、グロメット1の挿通方向に相当する。言い換えれば、軸線方向Xは、グロメット1に挿通された配索材Wの延在方向に沿う方向である。幅方向Y、高さ方向Zは、取付パネル100の延在方向に相当する。ここでは、説明をわかり易くするため便宜的に、配索材Wが軸線方向Xに沿って直線状に配索されるものとして説明するがこれに限らず、グロメット1が取付パネル100に取り付けられた状態で、軸線方向Xが屈曲した方向とされ、当該グロメット1、及び、配索材Wが一部で屈曲されて設けられるものであってもよい。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、グロメット1が取付パネル100に組み付けられた状態での方向として説明する。
具体的には、本実施形態のグロメット1は、図1、図2、図3に示すように、内部に配索材W(第1配索材W1、第2配索材W2)が軸線方向Xに沿って挿通され、取付パネル100の貫通孔101との間を止水可能なシール部材である。グロメット1は、本体部10と、第1筒状部20と、第2筒状部30とを備え、これらが一体となって弾性体として形成される。グロメット1は、例えば、ゴムや熱可塑性エラストマー等、剛性が低く高い可撓性を有する絶縁性の弾性樹脂材料(例えば、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)等)により形成される。
本体部10は、貫通孔101に嵌合し当該貫通孔101を止水すると共に内部に軸線方向Xに沿って配索材Wが挿通される部分である。ここでは、本体部10は、配索材Wとして、第1配索材W1、及び、第2配索材W2の双方を挿通可能な部分として形成される。本体部10は、隔壁部11、環状基部12、嵌合溝部13、及び、リップ部14を含んで構成される。
隔壁部11は、軸線方向Xに沿った主中心軸線Cを中心とした円環板状に形成される。環状基部12は、軸線方向Xに沿った主中心軸線Cを中心とした円環枠状に形成される。隔壁部11と環状基部12とは、軸線方向Xに沿って対向し隔壁部11の外周部10Aで一体化されている。ここで、外周部10Aとは、隔壁部11において径方向(主中心軸線Cと直交する方向)の外側に位置する端部である。隔壁部11は、環状基部12から軸線方向Xに沿って一方側に膨出した形状に形成される。隔壁部11と環状基部12とは、外周部10Aで一体化された状態で、全体として隔壁部11の内部が中空のドーム状に形成され、軸線方向Xの環状基部12側が開口する。隔壁部11は、軸線方向Xの環状基部12側とは反対側の面に第1筒状部20、及び、第2筒状部が接続される。
嵌合溝部13は、隔壁部11と環状基部12とが一体化された外周部10Aに形成される溝である。嵌合溝部13は、当該外周部10Aに、主中心軸線Cを中心とした円環状の溝部として形成される。嵌合溝部13は、本体部10が貫通孔101に嵌合した状態で、取付パネル100において貫通孔101を形成する縁部が嵌合される。
リップ部14は、嵌合溝部13に沿って形成される襞状の止水部である。ここでは、リップ部14は、嵌合溝部13における隔壁部11側の端部に嵌合溝部13に沿って円環状に形成される。つまり、リップ部14は、嵌合溝部13に、主中心軸線Cを中心とした円環状に形成される。リップ部14は、貫通孔101の縁部が嵌合溝部13に嵌合した状態で当該縁部の表面(ここでは、環状基部12側の面)に接触し当該表面との間を止水する。リップ部14は、弾性変形によって当該貫通孔101を形成する縁部の表面に密着し、貫通孔101の全周縁をシールするよう構成される。
第1筒状部20、及び、第2筒状部30は、本体部10と一体で筒状に形成され内部に軸線方向Xに沿って配索材Wが挿通される部分である。ここでは、第1筒状部20は、内部に軸線方向Xに沿って第1配索材W1を挿通可能である。一方、第2筒状部30は、第1筒状部20とは別に形成され、内部に軸線方向Xに沿って第2配索材W2を挿通可能である。
第1筒状部20は、隔壁部11から軸線方向Xに沿って一方側(環状基部12とは反対側)に突出するように形成される。第1筒状部20は、軸線方向Xに沿った第1中心軸線C1を中心とした円筒状に形成され、軸線方向Xに沿って延在する。ここで、第1中心軸線C1は、主中心軸線Cと平行で、かつ、当該主中心軸線Cに対して高さ方向Zの一方側にオフセットされて位置する。第1筒状部20は、隔壁部11より小径の円筒状に形成される。第1筒状部20は、軸線方向Xの一方側の端部が開口し、他方側の端部が隔壁部11に接続される。第1筒状部20は、隔壁部11において、幅方向Yの略中央位置で、かつ、高さ方向Zの略中央位置から一方側にオフセットされた位置に接続される。第1筒状部20は、内周面に複数のリップ部20aが形成されている(図3参照)。複数のリップ部20aは、それぞれ周方向(第1中心軸線C1周りの方向)に沿って円環状に形成される襞状の止水部であり、軸線方向Xに沿って間隔をあけて位置する。各リップ部20aは、内部に第1配索材W1が挿通された状態で当該第1配索材W1の外表面に接触し当該外表面との間を止水する。各リップ部20aは、弾性変形によって当該第1配索材W1の外表面に密着し、第1配索材W1の全周をシールするよう構成される。ここでは、第1筒状部20は、軸線方向Xの隔壁部11側の端部が当該隔壁部11に近づくほど径が大きくなるように形成されている。また、第1筒状部20は、軸線方向Xの隔壁部11側とは反対側の端部に、円環板状に形成されたフランジ部20bが形成されている。
第2筒状部30は、第1筒状部20と同様に、隔壁部11から軸線方向Xに沿って一方側(環状基部12とは反対側)に突出するように形成される。第2筒状部30は、軸線方向Xに沿った第2中心軸線C2を中心とした円筒状に形成され、軸線方向Xに沿って延在する。ここで、第2中心軸線C2は、主中心軸線C、第1中心軸線C1と平行で、かつ、当該主中心軸線Cに対して高さ方向Zの他方側(第1中心軸線C1側とは反対側)にオフセットされて位置する。第2筒状部30は、隔壁部11より小径で、かつ、第1筒状部20よりやや小径の円筒状に形成される。第2筒状部30は、第1筒状部20と同様に、軸線方向Xの一方側の端部が開口し、他方側の端部が隔壁部11に接続される。第2筒状部30は、隔壁部11において、幅方向Yの略中央位置で、かつ、高さ方向Zの略中央位置から他方側(第1筒状部20側とは反対側)にオフセットされた位置に接続される。第2筒状部30は、内周面にリップ部30aが形成されている(図3参照)。リップ部30aは、周方向(第2中心軸線C2周りの方向)に沿って円環状に形成される襞状の止水部であり、第2筒状部30の内周面において軸線方向Xの隔壁部11側の端部に形成されている。リップ部30aは、内部に第2配索材W2が挿通された状態で当該第2配索材W2の外表面に接触し当該外表面との間を止水する。リップ部30aは、弾性変形によって当該第2配索材W2の外表面に密着し、第2配索材W2の全周をシールするよう構成される。ここでは、第2筒状部30は、外径がほぼ一定となるように形成されている。そして、第2筒状部30は、軸線方向Xの隔壁部11側とは反対側の端部に、円環板状に形成されたフランジ部30bが形成されている。
上記のように構成されるグロメット1は、本体部10、第1筒状部20、及び、第2筒状部30の内部空間部が挿通空間部40として機能する。挿通空間部40は、配索材Wが挿通される空間部であり、本体部10、第1筒状部20、及び、第2筒状部30に渡って連続する。
より具体的には、挿通空間部40は、第1挿通空間部41と、第2挿通空間部42とを含んで構成される。第1挿通空間部41は、配索材Wのうち第1配索材W1が挿通される空間部である。第1挿通空間部41は、本体部10、及び、第1筒状部20の内部空間部によって構成される。第1挿通空間部41は、軸線方向Xに沿って第1筒状部20、及び、本体部10に渡って連続する。第2挿通空間部42は、配索材Wのうち第2配索材W2が挿通される空間部である。第2挿通空間部42は、本体部10、及び、第2筒状部30の内部空間部によって構成される。第2挿通空間部42は、軸線方向Xに沿って第2筒状部30、及び、本体部10に渡って連続する。第1挿通空間部41と第2挿通空間部42とは、第1筒状部20の内部と第2筒状部30の内部とでそれぞれ分離して区画され、かつ、本体部10の内部で合流するように形成されている。
グロメット1は、第1筒状部20、及び、本体部10に渡って連通して形成される第1挿通空間部41に対して、軸線方向Xに沿って第1配索材W1を挿通可能である。また、グロメット1は、第2筒状部30、及び、本体部10に渡って連通して形成される第2挿通空間部42に対して、軸線方向Xに沿って第2配索材W2を挿通可能である。グロメット1は、上述した第1の使用態様で使用される場合、第1挿通空間部41に第1配索材W1が挿通されると共に、第2挿通空間部42に第2配索材W2が挿通される(図1、図2、図3参照)。一方、グロメット1は、上述した第2の使用態様で使用される場合、第1挿通空間部41に第1配索材W1が挿通される一方、第2挿通空間部42には第2配索材W2が挿通されない(図4、図5参照)。
そして、本実施形態のグロメット1は、さらに、止水キャップ50を備えることで、上述した第1の使用態様と、第2の使用態様とを適正に使い分けることができる構成を実現している。ここではさらに、グロメット1は、ヒンジ部60も備え、本体部10、第1筒状部20、第2筒状部30、止水キャップ50、及び、ヒンジ部60が一体で形成されている。
具体的には、止水キャップ50は、第2筒状部30の軸線方向Xの一方側の開口30cに着脱可能に設けられ、当該開口30cに装着された状態で当該開口30cを塞ぎ止水するものである。止水キャップ50が装着される開口30cは、第2筒状部30において、軸線方向Xの隔壁部11側とは反対側の端部に形成されたフランジ部30bの内周部分として形成される。ここでは、当該開口30cは、第2中心軸線C2を中心とした円形状に形成される。止水キャップ50は、グロメット1が第1の使用態様で使用される場合には、当該開口30cから取り外された状態とされる(図1、図2、図3参照)。一方、止水キャップ50は、グロメット1が第2の使用態様で使用される場合には、当該開口30cに装着された状態とされる(図4、図5参照)。
本実施形態の止水キャップ50は、開口30cに嵌合可能な栓状体として形成される。止水キャップ50は、円形状に形成された開口30cに対して嵌合可能な形状に形成される。より詳細には、止水キャップ50は、基部50a、栓体部50b、及び、把持部50cを含んで構成され、これらが一体となって全体として略いかり形状に形成される。
基部50aは、円形板状に形成される部分である。基部50aは、止水キャップ50が開口30cに装着された状態で中心軸線が第2中心軸線C2と一致するような円形板状に形成される(図4、図5参照)。栓体部50bは、基部50aから当該基部50aの中心軸線に沿った方向の一方側に突出して形成される部分である。栓体部50bは、止水キャップ50において、実際に開口30cに嵌合する部分である。栓体部50bは、突出先端側が先細りとなる略円錐台形状に形成される。栓体部50bは、止水キャップ50が開口30cに装着された状態で当該開口30cに嵌合し中心軸線が第2中心軸線C2と一致するような略円錐台形状に形成される。栓体部50bは、底面側の外径が第2筒状部30の内径よりも大径となるように形成される。栓体部50bは、開口30cに嵌合した状態で当該底面側の外周部が第2筒状部30の内周面に接触し当該内周面との間を止水する。栓体部50bは、弾性変形によって当該第2筒状部30の内周面に密着し、当該内周面の全周縁をシールするよう構成される。把持部50cは、基部50aから当該基部50aの中心軸線に沿った方向の他方側に突出して形成される部分である。把持部50cは、止水キャップ50を開口30cから取り外す際に作業員が把持可能な部分である。ここでは、把持部50cは、略矩形板状に形成される。
ヒンジ部60は、第2筒状部30に対して止水キャップ50を支持する部分である。ここでは、ヒンジ部60は、略矩形帯状に形成され、止水キャップ50の基部50aの外周面と、第2筒状部30の外周面とを連結する。ヒンジ部60は、弾性変形可能に止水キャップ50と第2筒状部30とを連結し、止水キャップ50を開口30cに嵌合させた状態と、止水キャップ50を開口30cから取り外した状態との双方で、止水キャップ50を第2筒状部30に支持することができる。この構成により、グロメット1は、例えば、第2の使用態様で使用する場合に、開口30cから取り外した止水キャップ50をヒンジ部60を介して第2筒状部30に支持しておくことが可能となる。
上記のように構成されたグロメット1は、挿通空間部40に配索材Wを挿通するようにして当該配索材Wに装着される。
この場合、より詳細には、グロメット1は、第1の使用態様で用いられる場合、図1、図2、図3に示すように、止水キャップ50が第2筒状部30の開口30cから取り外された状態とされる。グロメット1は、止水キャップ50が開口30cに装着されている状態であれば、作業員によって把持部50cが把持されて当該開口30cから止水キャップ50が取り外される。そして、グロメット1は、第1挿通空間部41に第1配索材W1が挿通されると共に、第2挿通空間部42に第2配索材W2が挿通される。
一方、グロメット1は、第2の使用態様で用いられる場合、図4、図5に示すように、止水キャップ50が第2筒状部30の開口30cに装着された状態とされる。これにより、グロメット1は、第2筒状部30の開口30cが止水キャップ50の栓体部50bによって塞がれ止水された状態となる。そして、グロメット1は、第1挿通空間部41に第1配索材W1が挿通される。
グロメット1は、上記のようにして配索材Wに装着された後、配索材Wの末端と共に第1筒状部20、第2筒状部30が貫通孔101に挿通される。そして、グロメット1は、本体部10の嵌合溝部13に貫通孔101の縁部を嵌合させるようにして本体部10が貫通孔101に嵌合されることで、取付パネル100に組み付けられる。グロメット1は、この状態で、リップ部14が弾性変形しつつ貫通孔101の周縁の表面に密着し、貫通孔101の全周縁をシールする。なお、グロメット1は、挿通空間部40に挿通された配索材W(第1配索材W1、第2配索材W2)と第1筒状部20、第2筒状部30とに渡って巻きテープ等が巻き回されることでさらに止水されるようにしてもよい。
以上で説明したグロメット1、ワイヤハーネスWHは、取付パネル100に形成された貫通孔101に本体部10が嵌合することで当該貫通孔101を止水する。この場合、グロメット1は、第1筒状部20と本体部10とに渡って内部に第1配索材W1が挿通される。また、グロメット1は、必要に応じて第2筒状部30と本体部10とに渡って内部に第2配索材W2が挿通される。この構成において、グロメット1は、第2筒状部30に対する第2配索材W2の挿通の有無に応じて第2筒状部30の開口30cに対して止水キャップ50が着脱される。
すなわち、グロメット1は、第2筒状部30に対して第2配索材W2を挿通しない場合には第2筒状部30の開口30cに止水キャップ50が装着された状態とされることで、当該止水キャップ50によって当該開口30cを塞ぎ止水することができる。
一方、グロメット1は、第2筒状部30に対して第2配索材W2を挿通する場合には第2筒状部30の開口30cから止水キャップ50が取り外された状態とされることで、第2筒状部30に対して当該第2配索材W2を挿通可能な状態とすることができる。この場合、本実施形態のグロメット1は、例えば、端部が閉塞されて形成された第2筒状部の当該端部を切断工具等によって切断するような作業を行うことなく、止水キャップ50を取り外すことで開口30cに第2配索材W2を挿通可能な状態とすることができる。つまり、本実施形態のグロメット1は、切断工具等を用いることなく、作業員の手動で容易に開口30cに第2配索材W2を挿通可能な状態とすることができるので、第2配索材W2を第2筒状部30に挿通する際の作業性を向上することができる。
したがって、グロメット1は、上記のように、第2の使用態様においては止水キャップ50によって第2筒状部30の開口30cの止水性能を確実に確保した上で、第1の使用態様で使用可能な状態にするための作業性を向上することができる。この結果、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、上記のような第1の使用態様、及び、第2の使用態様のいずれの使用態様にも対応できるよう汎用性を持たせた上で、多様な配索材Wを挿通する際に適正な作業性を確保することができる。
また、以上で説明したグロメット1、ワイヤハーネスWHは、第2筒状部30に対してヒンジ部60を介して止水キャップ50を支持することができる。この構成により、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、第2筒状部30の開口30cから止水キャップ50が取り外された状態で、当該止水キャップ50をグロメット1から分離させずに保持しておくことができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係るグロメット、及び、ワイヤハーネスは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、グロメット1は、ヒンジ部60を備え、本体部10、第1筒状部20、第2筒状部30、止水キャップ50、及び、ヒンジ部60が一体で形成されるものとして説明したがこれに限らない。グロメット1は、ヒンジ部60を備えず、止水キャップ50は、本体部10、第1筒状部20、第2筒状部30等とは別体で分離して形成されていてもよい。
以上の説明では、止水キャップ50は、第2筒状部30の開口30cに嵌合可能な栓状体として形成されるものとして説明したがこれに限らない。止水キャップ50は、第2筒状部30の開口30cに装着された状態で当該開口30cを塞ぎ止水するものであればよく、例えば、フランジ部30bに被せられ開口30cを覆うことで当該開口30cを塞ぎ止水するものであってもよい。
以上の説明では、第1配索材W1は、導電性を有する電線等であり、第2配索材W2は、内部に流体が流通可能なウォッシャホース等であるものとして説明したがこれに限らず、例えば、この逆であってもよい。
以上の説明では、グロメット1は、第1筒状部20と、第2筒状部30とを備えるものとして説明したが、さらに、第3筒状部を備えていてもよい。グロメット1は、少なくとも第1筒状部20、及び、第2筒状部30の2つの筒状部を備えていればよく、3つ以上の筒状部を備えていてもよい。そして、グロメット1は、複数の筒状部の1つに止水キャップ50が着脱可能に設けられるように構成されていればよい。
本実施形態に係るグロメット、及び、ワイヤハーネスは、以上で説明した実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
1 グロメット
10 本体部
10A 外周部
11 隔壁部
12 環状基部
13 嵌合溝部
14 リップ部
20 第1筒状部
30 第2筒状部
30c 開口
40 挿通空間部
41 第1挿通空間部
42 第2挿通空間部
50 止水キャップ
50a 基部
50b 栓体部
50c 把持部
60 ヒンジ部
100 取付パネル(取付対象)
101 貫通孔
C 主中心軸線
C1 第1中心軸線
C2 第2中心軸線
W 配索材
W1 第1配索材
W2 第2配索材
WH ワイヤハーネス
X 軸線方向
Y 幅方向
Z 方向

Claims (4)

  1. 取付対象を軸線方向に沿って貫通する貫通孔に嵌合し当該貫通孔を止水すると共に内部に前記軸線方向に沿って第1配索材及び第2配索材を挿通可能である本体部と、
    前記本体部と一体で筒状に形成され内部に前記軸線方向に沿って前記第1配索材を挿通可能である第1筒状部と、
    前記第1筒状部とは別に前記本体部と一体で筒状に形成され内部に前記軸線方向に沿って前記第2配索材を挿通可能である第2筒状部と、
    前記第2筒状部の前記軸線方向の一方側の開口に着脱可能に設けられ、当該開口に装着された状態で当該開口を塞ぎ止水する止水キャップとを備えることを特徴とする、
    グロメット。
  2. 前記第2筒状部に対して前記止水キャップを支持するヒンジ部を備え、
    前記本体部、前記第1筒状部、前記第2筒状部、前記止水キャップ、及び、前記ヒンジ部は、一体で形成される、
    請求項1に記載のグロメット。
  3. 導電性を有する第1配索材と、
    内部に流体が流通可能な第2配索材と、
    前記第1配索材、及び、前記第2配索材に設けられるグロメットとを備え、
    前記グロメットは、
    取付対象を軸線方向に沿って貫通する貫通孔に嵌合し当該貫通孔を止水すると共に内部に前記軸線方向に沿って前記第1配索材及び前記第2配索材が挿通される本体部と、
    前記本体部と一体で筒状に形成され内部に前記軸線方向に沿って前記第1配索材が挿通される第1筒状部と、
    前記第1筒状部とは別に前記本体部と一体で筒状に形成され内部に前記軸線方向に沿って前記第2配索材が挿通される第2筒状部と、
    前記第2筒状部の前記軸線方向の一方側の開口に着脱可能に設けられ、当該開口に装着された状態で当該開口を塞ぎ止水する止水キャップとを備えることを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
  4. 導電性を有する第1配索材と、
    前記第1配索材に設けられるグロメットとを備え、
    前記グロメットは、
    取付対象を軸線方向に沿って貫通する貫通孔に嵌合し当該貫通孔を止水すると共に内部に前記軸線方向に沿って前記第1配索材が挿通される本体部と、
    前記本体部と一体で筒状に形成され内部に前記軸線方向に沿って前記第1配索材が挿通される第1筒状部と、
    前記第1筒状部とは別に前記本体部と一体で筒状に形成される第2筒状部と、
    前記第2筒状部の前記軸線方向の一方側の開口に装着され、当該開口を塞ぎ止水する止水キャップとを備えることを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
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