JP2020148986A - 表示ユニットおよび表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】低いコストでアルファベットや記号などの文字を容易に表示する。【解決手段】行列配置された複数の表示素子Sとして、平面視略四角形状をなし、列方向の長さが基準長である第1の表示素子S13,S21,S22,S23,S24,S25,S33と、平面視略四角形状をなし、列方向の長さが基準長とは異なる第2の表示素子とを含む。【選択図】 図1
Description
本発明は、LEDやLCDなどの表示素子を複数備え、入力信号に応じてこれら表示素子を選択的に点灯することにより、数字、文字、または記号を表示する表示ユニットに関する。
従来、LEDやLCDなどからなる複数の表示素子を備える表示ユニットには、セグメント式の表示ユニットと、ドットマトリクス式の表示ユニットがある。
セグメント式の表示ユニットは、縦、横、斜めに配置されたセグメントと呼ばれる線状の表示素子を、数字、文字、または記号に合わせて配置し、任意のセグメントを点灯することにより、各種の数字、文字、または記号を表示する(例えば、特許文献1など参照)。一般に、セグメント式の表示ユニットはセグメント数に応じて分類され、代表的なものとして、7つセグメントが数字の8の字に沿って配置された7セグメントディスプレイ(seven-segment display)がある。この他、セグメント数を増やした11セグメントディスプレイ、14セグメントディスプレイ、16セグメントディスプレイなどのタイプもある。
セグメント式の表示ユニットは、縦、横、斜めに配置されたセグメントと呼ばれる線状の表示素子を、数字、文字、または記号に合わせて配置し、任意のセグメントを点灯することにより、各種の数字、文字、または記号を表示する(例えば、特許文献1など参照)。一般に、セグメント式の表示ユニットはセグメント数に応じて分類され、代表的なものとして、7つセグメントが数字の8の字に沿って配置された7セグメントディスプレイ(seven-segment display)がある。この他、セグメント数を増やした11セグメントディスプレイ、14セグメントディスプレイ、16セグメントディスプレイなどのタイプもある。
一方、ドットマトリクス式の表示ユニットは、形および大きさが等しいドットと呼ばれる点状の表示素子を、M行×N列のマトリクス状に複数配置し、任意のドットを点灯することにより、各種の数字、文字、または記号を表示する(例えば、特許文献2など参照)。一般に、ドットマトリクス式の表示ユニットは、縦横に配置したドットの数に応じて分類され、代表的なものとして、縦に5つ分、横に3つ分、合わせて5×3=15個のドットを配置した、5×3ドットマトリクスディスプレイがある。
図24は、従来の5×3ドットマトリクスディスプレイの構成を示す説明図である。図25は、図24の表示ユニットでの表示例を示す説明図である。従来の5×3ドットマトリクスディスプレイにおいて、各ドットの行方向および列方向における長さLはすべて等しく、正面視正方形状をなしている。
このような5×3ドットマトリクスディスプレイの他、ドット数を増やした7×5ドットマトリクスディスプレイ、16×16ドットマトリクスディスプレイなどのタイプもある。ドットの形状については、正方形、長方形、円形などの形状があり、特許文献2には、正方形をなす1つのドットを三角形の4つのドットで構成した例が示されている。
このような5×3ドットマトリクスディスプレイの他、ドット数を増やした7×5ドットマトリクスディスプレイ、16×16ドットマトリクスディスプレイなどのタイプもある。ドットの形状については、正方形、長方形、円形などの形状があり、特許文献2には、正方形をなす1つのドットを三角形の4つのドットで構成した例が示されている。
しかしながら、このような従来のセグメント式あるいはドットマトリクス式の表示ユニットの場合には一長一短があり、数字より複雑な文字や記号を、低コストで表示することができないという問題点があった。
すなわち、セグメント式の表示ユニットの場合、表示素子の数が少ないため低コスト化できるが、数字だけでなく文字や記号を表示するためには7セグメントより多くのセグメントを用いる必要があり、コストアップの要因となる。また、ドットマトリクス式の表示ユニットの場合、より詳細なアルファベットや記号などの文字を容易に表示できるものの、多くのドットを必要とするため、コストアップを回避できない。
すなわち、セグメント式の表示ユニットの場合、表示素子の数が少ないため低コスト化できるが、数字だけでなく文字や記号を表示するためには7セグメントより多くのセグメントを用いる必要があり、コストアップの要因となる。また、ドットマトリクス式の表示ユニットの場合、より詳細なアルファベットや記号などの文字を容易に表示できるものの、多くのドットを必要とするため、コストアップを回避できない。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、低いコストでアルファベットや記号などの文字を容易に表示できる表示ユニットを提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる表示ユニットは、複数の行と複数の列に沿って縦横に行列配置された複数の表示素子を有し、これら表示素子を用いて、数字、文字、または記号をアルファニューメリック字体で表示する表示ユニットであって、前記複数の表示素子は、平面視略四角形状をなし、列方向の長さが基準長である第1の表示素子と、平面視略四角形状をなし、列方向の長さが前記基準長とは異なる第2の表示素子とを含むものである。
また、本発明にかかる上記表示ユニットの一構成例は、前記複数の表示素子のすべてが、行方向の長さが同一であるものである。
また、本発明にかかる上記表示ユニットの一構成例は、前記複数の列が、前記第1の表示素子のみが配置された列と、前記第1の表示素子と前記第2の表示素子とが配置された列とからなるものである。
また、本発明にかかる上記表示ユニットの一構成例は、前記複数の列のすべてが、前記第1の表示素子と前記第2の表示素子とが配置された列からなるものである。
また、本発明にかかる上記表示ユニットの一構成例は、前記第1の表示素子と前記第2の表示素子とが配置された列が、当該列の両端位置に、列方向の長さが前記基準長より長い表示素子を含むものである。
また、本発明にかかる上記表示ユニットの一構成例は、前記第1の表示素子と前記第2の表示素子とが配置された列が、当該列の両端位置に、列方向の長さが前記基準長より短い表示素子を含むものである。
また、本発明にかかる上記表示ユニットの一構成例は、前記複数の行の中央に位置する行が、1辺の長さが前記基準長からなる平面視略正方形状をなす表示素子のみが配置されているものである。
また、本発明にかかる上記表示ユニットの一構成例は、前記複数の表示素子が、5行×3列で行列配置されているものである。
また、本発明にかかる表示装置は、複数の表示ユニットを用いて数値や文字情報を表示する表示装置であって、前記表示ユニットとして前述したいずれかに記載の表示ユニットを備えている。
本発明によれば、高さが異なる表示素子がいずれかの列に含まれているため、豊かな表現力が得られる。したがって、セグメント式の表示ユニットと比較して、数字、さらにはより複雑な形状のアルファベットや記号を、アルファニューメリック字体で容易に表示することが可能となる。また、すべての表示素子が同一サイズで正面視正方形状をなすドットマトリクス式の表示ユニットと比較して、表示素子数を増やすことなく低コストで表示することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる表示ユニット10について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる表示ユニットの構成を示す説明図である。
この表示ユニット10は、図1に示すように、複数の行と複数の列に沿ってM(Mは5以上の整数)行×N(Nは3以上の整数)列で縦横に行列配置された複数の表示素子Sを有し、入力信号に基づいてこれら表示素子Sを点消灯させることにより、数字、文字、または記号をアルファニューメリック字体で表示する回路部品である。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる表示ユニット10について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる表示ユニットの構成を示す説明図である。
この表示ユニット10は、図1に示すように、複数の行と複数の列に沿ってM(Mは5以上の整数)行×N(Nは3以上の整数)列で縦横に行列配置された複数の表示素子Sを有し、入力信号に基づいてこれら表示素子Sを点消灯させることにより、数字、文字、または記号をアルファニューメリック字体で表示する回路部品である。
以下では、行に沿った方向すなわち紙面に向かって横(幅)方向を行方向と云い、列に沿った方向すなわち紙面に向かって縦(高さ)方向を列方向と云う。また、行方向における表示素子Sの長さを幅Wと云い、列方向における表示素子Sの長さを高さHと云う。
なお、理解を容易とするため、以下では、行数M=5で列数N=3である場合を例として説明するが、これに限定されるものではなく、これら以外の行数および列数を持つ場合にも同様にして適用できる。
なお、理解を容易とするため、以下では、行数M=5で列数N=3である場合を例として説明するが、これに限定されるものではなく、これら以外の行数および列数を持つ場合にも同様にして適用できる。
図1には、M=5でN=3の構成例が示されており、紙面向かって左端に位置する左端列N1は、表示素子S11,S12,S13,S14,S15から構成され、中央に位置する中央列N2は、表示素子S21,S22,S23,S24,S25から構成され、右端に位置する右端例N3は、表示素子S31,S32,S33,S34,S35から構成されている。
本発明は、これら表示素子として、平面視略四角形状をなし、列方向の長さが基準長L0である第1の表示素子と、平面視略四角形状をなし、列方向の長さが基準長L0とは異なる第2の表示素子とを含むことを特徴としている。
なお、各列N1,N2,N3の表示素子Sの幅W1,W2,W3はすべて等しいものとし、この長さは予め設定された基準長L0とする(W1=W2=W3=L0)。
なお、各列N1,N2,N3の表示素子Sの幅W1,W2,W3はすべて等しいものとし、この長さは予め設定された基準長L0とする(W1=W2=W3=L0)。
図1に示すように、中央列N2は第1の表示素子からなり、これら表示素子S21,S22,S23,S24,S25の高さH21,H22,H23,H24,H25は互いに等しいものとし、この長さは基準長L0である(L0=H21=H22=H23=H24=H25)。したがって、表示素子S21,S22,S23,S24,S25は、平面視正方形状をなしている。また、中央行M3の表示素子S13,S23,S33の高さH13,H23,H33は互いに等しいものとし、この長さは基準長L0である(L0=H13=H23=H33)。したがって、表示素子S13,S33は、平面視正方形状をなしている。
一方、左端列N1のうち、列方向の両端位置には、高さの異なる第2の表示素子が配置されている。すなわち、左端列N1の両端に位置する第2の表示素子S11,S15の高さH11,H15は、基準長L0より高いL1(L1>L0)である(L1=H11=H15)。また、左端列N1の中間に位置する第2の表示素子S12,S14の高さH12,高さH14は、基準長L0より低いL2(L0>L2)である(L2=H12=H14)。実際には、行数M=5であり、高さH13=L0であるため、H11+H12=H15+H14=L1+L2=L0×2となる。
同様に、右端列N3のうち、列方向の両端位置にも、高さの異なる第2の表示素子が配置されている。すなわち、右端列N3の両端に位置する第2の表示素子S31,S35の高さH31,H35は、基準長L0より高いL1(L1>L0)である(L1=H31=H35)。また、右端列N3の中間に位置する第2の表示素子S32,S34の高さH32,H34は、基準長L0より低いL2(L0>L2)である(L2=H32=H34)。実際には、行数M=5であり、高さH33=L0であるため、H31+H32=H35+H34=L1+L2=L0×2となる。
図2は、表示装置の構成を示す説明図である。本実施の形態にかかる表示装置1は、複数の表示ユニットを用いて数値や文字情報を表示する装置であり、図2に示すように、前述した複数の表示ユニット10が、行方向に沿って並べて配置されている。この際、各表示ユニット10の右下に小数点を示す表示素子Dを付加してもよく、小数を表示することも可能である。
図3は、図1の表示ユニットでの表示例を示す説明図である。図3には、数字とアルファベットの表示例が示されている。例えば、数字「1」の場合、表示素子S12,S21,S22,S23,S24,S25が点灯し、他の表示素子が消灯する。また、アルファベット「A」の場合、表示素子S12,S13,S14,S15,S21,S22,S24,S32,S33,S34,S35が点灯し、他の表示素子が消灯する。
図4は、図1の表示ユニットでの他の表示例を示す説明図である。図4には、表示ユニット10の各表示素子の角の外側を円弧で装飾した場合の表示例が示されている。
図4は、図1の表示ユニットでの他の表示例を示す説明図である。図4には、表示ユニット10の各表示素子の角の外側を円弧で装飾した場合の表示例が示されている。
また、図5は、第1の実施の形態にかかる表示ユニットの他の構成を示す説明図である。図6は、図5の表示ユニットでの表示例を示す説明図である。図1では、中央列N2が第1の表示素子のみからなる場合を例として説明したが、図5には、左端列N1が第1の表示素子のみからなり、中央列N2と右端列N3には第1の表示素子と第2の表示素子とを配置し、さらにこれら列N2,N3の両端位置に、列方向の長さが基準長L0より短い表示素子を配置した表示ユニット11が示されている。
具体的には、中央列N2の両端に位置する第2の表示素子S21,S25の高さH21,H25は、第1の表示素子S23の高さL0より低いL2(L0>L2)である(L2=H21=H25)。また、中央列N2の中間に位置する第2の表示素子S22,S24の高さH22,H24は、第1の表示素子S13の高さL0より高いL1(L1>L0)である(L1=H22=H24)。実際には、行数M=5であり、H13=L0であるため、H22+H21=H24+H25=L1+L2=L0×2となる。
また、右端列N3の両端に位置する第2の表示素子S31,S35の高さH31,H35は、第1の表示素子S33の高さL0より低いL2(L0>L2)である(L2=H31=H35)。また、中央列N2の中間に位置する第2の表示素子S32,S34の高さH32,H34は、第1の表示素子S33の高さL0より高いL1(L1>L0)である(L1=H32=H34)。実際には、行数M=5であり、H33=L0であるため、H32+H31=H34+H35=L1+L2=L0×2となる。
また、各表示素子の幅W1,W2,W3は、基準長L0に限定されるものではなく、アプリケーションに応じて調整してもよい。図7および図8は、第1の実施の形態にかかる表示ユニットの他の構成を示す説明図である。図7の表示ユニット10Aは、図1の表示ユニット10における各表示素子の幅W1,W2,W3を基準長L0より長くした例(W1,W2,W3=L0×1.3)である。また、図8の表示ユニット10Bは、図1の表示ユニット10における各表示素子の幅W1,W2,W3を基準長L0より短くした例(W1,W2,W3=L0×0.75)である。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、行列配置された複数の表示素子として、平面視略四角形状をなし、列方向の長さが基準長である第1の表示素子と、平面視略四角形状をなし、列方向の長さが基準長とは異なる第2の表示素子とを含むようにしたものである。
具体的には、図1に示すように、各列を、第1の表示素子のみが配置された列N2と、第1の表示素子と第2の表示素子とが配置された列N1,N3とから構成してもよい。
このように、本実施の形態は、行列配置された複数の表示素子として、平面視略四角形状をなし、列方向の長さが基準長である第1の表示素子と、平面視略四角形状をなし、列方向の長さが基準長とは異なる第2の表示素子とを含むようにしたものである。
具体的には、図1に示すように、各列を、第1の表示素子のみが配置された列N2と、第1の表示素子と第2の表示素子とが配置された列N1,N3とから構成してもよい。
これにより、高さが異なる表示素子がいずれかの列に含まれているため、豊かな表現力が得られる。したがって、セグメント式の表示ユニットと比較して、数字、さらにはより複雑な形状のアルファベットや記号を、アルファニューメリック字体で容易に表示することが可能となる。また、すべての表示素子が同一サイズで正面視正方形状をなすドットマトリクス式の表示ユニットと比較して、表示素子数を増やすことなく低コストで表示することが可能となる。
また、本実施の形態において、各表示素子の行方向の長さすなわち幅をすべて同一にしてもよい。これにより、数字、アルファベット、記号を、行方向において安定感のあるアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
また、本実施の形態において、第1の表示素子と第2の表示素子とが配置された列については、当該列の両端位置に、列方向の長さが基準長より長い表示素子を含むようにしてもよい。図1の例では、左端列N1や右端列N3の表示素子S11,S15,S31,S35に相当する。これにより、数字やアルファベットの字体として広く使用されているセリフ体(serif_style)のような、可読性に優れたアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
また、本実施の形態において、第1の表示素子と第2の表示素子とが配置された列については、当該列の両端位置に、列方向の長さが基準長より短い表示素子を含むようにしてもよい。図5の例では、中央列N2や右端列N3の表示素子S21,S25,S31,S35に相当する。これにより、セリフ体(serif_style)のような、上下端の横棒部分がすっきりとした、美しいアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
また、本実施の形態において、中央に位置する行については、1辺の長さが基準長からなる平面視略正方形状をなす表示素子のみを配置するようにしてもよい。図1の例では、中央行M3の表示素子S13,S23,S33に相当する。これにより、中央行M3に配置された表示素子が、正面視正方形状となるため、数字、アルファベット、記号を、文字の中心部分において安定感のあるアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
また、本実施の形態において、図1に示すように、各表示素子を5行×3列で行列配置してもよい。これにより表示素子数を最小限まで削減でき、多くの種類の数字、アルファベット、記号を、低コスト化で表示することができる。
[第2の実施の形態]
次に、図9を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる表示ユニット12について説明する。図9は、第2の実施の形態にかかる表示ユニットの構成を示す説明図である。
図9に示すように、本実施の形態にかかる表示ユニット12は、各列のすべてが、第1の表示素子と第2の表示素子とが配置された列から構成されている。
次に、図9を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる表示ユニット12について説明する。図9は、第2の実施の形態にかかる表示ユニットの構成を示す説明図である。
図9に示すように、本実施の形態にかかる表示ユニット12は、各列のすべてが、第1の表示素子と第2の表示素子とが配置された列から構成されている。
図9に示すように、左端列N1のうち、列方向の両端位置には、高さの異なる第2の表示素子が配置されている。すなわち、左端列N1の両端に位置する第2の表示素子S11,S15の高さH11,H15は、基準長L0より高いL1(L1>L0)である(L1=H11=H15)。また、左端列N1の中間に位置する第1の表示素子S12,S13,S14の高さH12,H13,H14は、基準長L0に等しい(L0=H12=H13=H14)。
同様に、右端列N3のうち、列方向の両端位置にも、高さの異なる第2の表示素子が配置されている。すなわち、右端列N3の両端に位置する第2の表示素子S31,S35の高さH31,H35は、基準長L0より高いL1(L1>L0)である(L1=H31=H35)。また、右端列N3の中間に位置する第1の表示素子S32,S33,S34の高さH32,H33,H34は、基準長L0に等しい(L0=H32=H33=H34)。
同様に、中央列N2のうち、列方向の両端位置にも、高さの異なる第2の表示素子が配置されている。すなわち、中央列N2の中間に位置する第2の表示素子S22,S24の高さH22,H24は、基準長L0より高いL1(L1>L0)である(L1=H22=H24)。また、中央列N2の両端および中央に位置する第1の表示素子S21,S23,S25の高さH21,H23,H25は、基準長L0に等しい(L0=H21=H23=H25)。したがって、表示素子S21,S22,S23,S24,S25は、平面視正方形状をなしている。
図10は、図9の表示ユニットでの表示例を示す説明図である。図10には、数字とアルファベットの表示例が示されている。例えば、数字「1」の場合、表示素子S12,S21,S22,S23,S24,S25が点灯し、他の表示素子が消灯する。また、アルファベット「A」の場合、表示素子S12,S13,S14,S15,S21,S22,S24,S32,S33,S34,S35が点灯し、他の表示素子が消灯する。
図11は、図9の表示ユニットでの他の表示例を示す説明図である。図11には、表示ユニット10の各表示素子の角の外側を円弧で装飾した場合の表示例が示されている。
図11は、図9の表示ユニットでの他の表示例を示す説明図である。図11には、表示ユニット10の各表示素子の角の外側を円弧で装飾した場合の表示例が示されている。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態にかかる表示ユニット12は、各列のすべてを、第1の表示素子と第2の表示素子とが配置された列から構成したものである。
これにより、高さが異なる表示素子が各列に含まれているため、豊かな表現力が得られる。したがって、第1の実施の形態と同様に、セグメント式の表示ユニットと比較して、数字、さらにはより複雑な形状のアルファベットや記号を、アルファニューメリック字体で容易に表示することが可能となる。また、すべての表示素子が同一サイズで正面視正方形状をなすドットマトリクス式の表示ユニットと比較して、表示素子数を増やすことなく低コストで表示することが可能となる。
このように、本実施の形態にかかる表示ユニット12は、各列のすべてを、第1の表示素子と第2の表示素子とが配置された列から構成したものである。
これにより、高さが異なる表示素子が各列に含まれているため、豊かな表現力が得られる。したがって、第1の実施の形態と同様に、セグメント式の表示ユニットと比較して、数字、さらにはより複雑な形状のアルファベットや記号を、アルファニューメリック字体で容易に表示することが可能となる。また、すべての表示素子が同一サイズで正面視正方形状をなすドットマトリクス式の表示ユニットと比較して、表示素子数を増やすことなく低コストで表示することが可能となる。
[第3の実施の形態]
次に、図面を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる表示ユニット13〜18について説明する。本実施の形態にかかる表示ユニット13〜18は、各表示素子の角部を円弧または直線で修飾したものである。
なお、本実施の形態では、図9の表示ユニット12を元にして説明するが、これに限定されるものではなく、図1の表示ユニット10や図5の表示ユニット11など、本発明にかかる他の表示ユニットにも同様して適用できる。
次に、図面を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる表示ユニット13〜18について説明する。本実施の形態にかかる表示ユニット13〜18は、各表示素子の角部を円弧または直線で修飾したものである。
なお、本実施の形態では、図9の表示ユニット12を元にして説明するが、これに限定されるものではなく、図1の表示ユニット10や図5の表示ユニット11など、本発明にかかる他の表示ユニットにも同様して適用できる。
まず、図12および図13を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる表示ユニット13について説明する。図12は、第3の実施の形態にかかる表示ユニットの構成を示す説明図である。図13は、図12の表示ユニットでの表示例を示す説明図である。
図12の表示ユニット13は、図9の表示ユニット12の各表示素子のうち、上端行M1に配置された表示素子S11,S21,S31の上端角、および、下端行M5に配置された表示素子S15,S25,S35の下端角の外側を円弧で装飾したものである。これにより、図13に示すように、数字、アルファベット、記号を、より豊かで柔らかなアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
図12の表示ユニット13は、図9の表示ユニット12の各表示素子のうち、上端行M1に配置された表示素子S11,S21,S31の上端角、および、下端行M5に配置された表示素子S15,S25,S35の下端角の外側を円弧で装飾したものである。これにより、図13に示すように、数字、アルファベット、記号を、より豊かで柔らかなアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
次に、図14および図15を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる他の表示ユニット14について説明する。図14は、第3の実施の形態にかかる他の表示ユニットの構成を示す説明図である。図15は、図14の表示ユニットでの表示例を示す説明図である。
図14の表示ユニット14は、図12の表示ユニット13の各表示素子のうち、中央列N2の表示素子S22の上端角を円弧で装飾し、中央列N2の表示素子S24の下端角を円弧で装飾したものである。これにより、図15に示すように、数字、アルファベット、記号を、より豊かで柔らかなアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
図14の表示ユニット14は、図12の表示ユニット13の各表示素子のうち、中央列N2の表示素子S22の上端角を円弧で装飾し、中央列N2の表示素子S24の下端角を円弧で装飾したものである。これにより、図15に示すように、数字、アルファベット、記号を、より豊かで柔らかなアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
次に、図16および図17を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる他の表示ユニット15について説明する。図16は、第3の実施の形態にかかる他の表示ユニットの構成を示す説明図である。図17は、図16の表示ユニットでの表示例を示す説明図である。
図16の表示ユニット15は、図12の表示ユニット13の各表示素子のうち、中央行M3の表示素子S13の左端角を円弧で装飾し、中央行M3の表示素子S33の右端角を円弧で装飾したものである。これにより、図17に示すように、数字、アルファベット、記号を、より豊かで柔らかなアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
図16の表示ユニット15は、図12の表示ユニット13の各表示素子のうち、中央行M3の表示素子S13の左端角を円弧で装飾し、中央行M3の表示素子S33の右端角を円弧で装飾したものである。これにより、図17に示すように、数字、アルファベット、記号を、より豊かで柔らかなアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
次に、図18および図19を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる他の表示ユニット16について説明する。図18は、第3の実施の形態にかかる他の表示ユニットの構成を示す説明図である。図19は、図18の表示ユニットでの表示例を示す説明図である。
図18の表示ユニット16は、図16の表示ユニット15のうち、表示素子S21の上端角および表示素子S25の下端角に対する装飾を除外したものである。これにより、図19に示すように、数字、アルファベット、記号を、より豊かで柔らかなアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
図18の表示ユニット16は、図16の表示ユニット15のうち、表示素子S21の上端角および表示素子S25の下端角に対する装飾を除外したものである。これにより、図19に示すように、数字、アルファベット、記号を、より豊かで柔らかなアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
次に、図20および図21を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる他の表示ユニット17について説明する。図20は、第3の実施の形態にかかる他の表示ユニットの構成を示す説明図である。図21は、図20の表示ユニットでの表示例を示す説明図である。
図20の表示ユニット17は、図16の表示ユニット15のうち、円弧に代えて直線で装飾したものである。これにより、図20に示すように、数字、アルファベット、記号を、より豊かで力強いアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
図20の表示ユニット17は、図16の表示ユニット15のうち、円弧に代えて直線で装飾したものである。これにより、図20に示すように、数字、アルファベット、記号を、より豊かで力強いアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
次に、図22および図23を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる他の表示ユニット18について説明する。図22は、第3の実施の形態にかかる他の表示ユニットの構成を示す説明図である。図23は、図22の表示ユニットでの表示例を示す説明図である。
図22の表示ユニット18は、図18の表示ユニット16のうち、円弧に代えて直線で装飾したものである。これにより、図23に示すように、数字、アルファベット、記号を、より豊かで力強いアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
図22の表示ユニット18は、図18の表示ユニット16のうち、円弧に代えて直線で装飾したものである。これにより、図23に示すように、数字、アルファベット、記号を、より豊かで力強いアルファニューメリック字体で表示することが可能となる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
1…表示装置、10,10A,10B,11,12,13,14,15,16,17,18…表示ユニット、S,S11,S12,S13,S14,S15,S21,S22,S23,S24,S25,S31,S32,S33,S34,S35…表示素子、L0…基準長、L1…基準長、L1…基準長より長い長さ、L2…基準長より短い長さ、W,W1,W2,W3…幅、H,H11,H12,H13,H14,H15,H21,H22,H23,H24,H25,H31,H32,H33,H34,H35…高さ。
Claims (9)
- 複数の行と複数の列に沿って縦横に行列配置された複数の表示素子を有し、これら表示素子を用いて、数字、文字、または記号をアルファニューメリック字体で表示する表示ユニットであって、
前記複数の表示素子は、
平面視略四角形状をなし、列方向の長さが基準長である第1の表示素子と、
平面視略四角形状をなし、列方向の長さが前記基準長とは異なる第2の表示素子と
を含むことを特徴とする表示ユニット。 - 請求項1に記載の表示ユニットにおいて、
前記複数の表示素子のすべては、行方向の長さが同一であることを特徴とする表示ユニット。 - 請求項1または請求項2に記載の表示ユニットにおいて、
前記複数の列は、
前記第1の表示素子のみが配置された列と、
前記第1の表示素子と前記第2の表示素子とが配置された列と
からなることを特徴とする表示ユニット。 - 請求項1または請求項2に記載の表示ユニットにおいて、
前記複数の列のすべては、前記第1の表示素子と前記第2の表示素子とが配置された列からなることを特徴とする表示ユニット。 - 請求項3または請求項4に記載の表示ユニットにおいて、
前記第1の表示素子と前記第2の表示素子とが配置された列は、当該列の両端位置に、列方向の長さが前記基準長より長い表示素子を含むことを特徴とする表示ユニット。 - 請求項3または請求項4に記載の表示ユニットにおいて、
前記第1の表示素子と前記第2の表示素子とが配置された列は、当該列の両端位置に、列方向の長さが前記基準長より短い表示素子を含むことを特徴とする表示ユニット。 - 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の表示ユニットにおいて、
前記複数の行の中央に位置する行は、1辺の長さが前記基準長からなる平面視略正方形状をなす表示素子のみが配置されていることを特徴とする表示ユニット。 - 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の表示ユニットにおいて、
前記複数の表示素子は、5行×3列で行列配置されていることを特徴とする表示ユニット。 - 複数の表示ユニットを用いて数値や文字情報を表示する表示装置であって、
前記表示ユニットとして請求項1〜請求項8のいずれかに記載の表示ユニットを備えることを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019048077A JP2020148986A (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 表示ユニットおよび表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019048077A JP2020148986A (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 表示ユニットおよび表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020148986A true JP2020148986A (ja) | 2020-09-17 |
Family
ID=72429601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019048077A Pending JP2020148986A (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 表示ユニットおよび表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020148986A (ja) |
-
2019
- 2019-03-15 JP JP2019048077A patent/JP2020148986A/ja active Pending
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