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JP2020145524A - モニタリングシステム及びその制御方法 - Google Patents

モニタリングシステム及びその制御方法 Download PDF

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JP2020145524A JP2019039064A JP2019039064A JP2020145524A JP 2020145524 A JP2020145524 A JP 2020145524A JP 2019039064 A JP2019039064 A JP 2019039064A JP 2019039064 A JP2019039064 A JP 2019039064A JP 2020145524 A JP2020145524 A JP 2020145524A
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貴志 万殿
Takashi Mandono
貴志 万殿
靖之 石原
Yasuyuki Ishihara
靖之 石原
諭 田中
Satoshi Tanaka
諭 田中
史生 大倉
Fumio Okura
史生 大倉
八木 康史
Yasushi Yagi
康史 八木
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Osaka University NUC
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Aida Engineering Ltd
Osaka University NUC
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Abstract

【課題】 本発明は、監視対象に対する犯罪行為に繋がる行動や利用方法に困っている行動を未然に検出することのできるモニタリングシステム及びその制御方法を提供することを目的とする。【解決手段】監視対象を監視するためのモニタリングシステムにおいて、前記監視対象を撮影し、画像情報及び被写体までの距離情報を含む距離画像データを生成する撮影部と、生成された前記距離画像データから画像中の人物を抽出する抽出部と、抽出した前記人物が対応を必要とする人物であるか否かを判断する判断部と、を備えるようにした。【選択図】図7

Description

本発明は、監視対象を監視するためのモニタリングシステム及びその制御方法に関する。
従来、コインパーキング内の状況、特に精算機を監視対象として監視するために用いられるモニタリングシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のモニタリングシステムは、コインパーキングで用いられる際には、コインパーキング内の様子をカメラで撮影し、遠隔地にて駐車場管理者が監視したり録画したりしていた。また、コインパーキングは通常、24時間運営の為、駐車場管理者や機械メーカーは24時間のトラブル対応が必要である。
特開2006−295366
しかしながら、上記従来の技術によるモニタリングシステムでは、迅速なトラブル対応のために駐車場管理者が小まめにモニタを介してコインパーキング内の様子を確認する必要があるため、体力面及び精神面の負担が大きかった。
また、精算機内の現金を狙った犯罪が発生した場合、未遂に終わった場合も含めて犯罪行為により精算機等の機械装置が破壊されるケースが少なくなく、修理等に伴う費用面の負担も大きかった。更に修理対応中はコインパーキングの閉鎖が必要となり、売上損失にも繋がっていた。
さらに、コインパーキングでは犯罪対応の課題と合わせて、精算機の利用方法が分からない、といった利用者からの問い合わせ件数も少なくない。駐車場管理者は問い合わせに対し、電話にて対応を行っているが、24時間対応の為体力面及び精神面の負担が大きい。また、駐車場管理者が小まめにモニタを確認して利用方法に困っている利用者の有無を監視することも可能であるが、上記同様24時間対応の負担が大きい。
本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、監視対象に対する犯罪行為に繋がる行動や利用方法に困っている行動を未然に検出することのできるモニタリングシステム及びその制御方法を提供することにある。
本発明は、監視対象を監視するためのモニタリングシステムにおいて、前記監視対象を撮影し、画像情報及び被写体までの距離情報を含む距離画像データを生成する撮影部と、生成された前記距離画像データに基づいて画像中の人物を抽出する抽出部と、抽出した前記人物が対応を必要とする人物であるか否かを判断する判断部と、を備えたことを特徴とする。
この場合において、前記判断部は、対応を必要とする人物であると判断される前記人物の行動が誤認を防止し得る所定の時間以上続いたときに、前記人物が対応を必要とする人物であると判断してもよい。前記監視対象の周囲に警戒領域を予め設定し、前記判断部は、前記人物が前記警戒領域内に位置するときに、対応を必要とする人物であると判断してもよい。前記判断部は、前記人物の高さ方向の長さが、前記人物がしゃがんでいると判断できる所定の長さ以下であるときに、対応を必要とする人物であると判断してもよい。前記判断部は、複数の前記人物を抽出したときに、前記人物が対応を必要とする人物であると判断してもよい。前記抽出部は、前記距離画像データに対応する画像内で動いている物体を楕円に置き換えて、前記人物を抽出してもよい。前記抽出部は、前記楕円の大きさに基づいて、前記人物を抽出してもよい。前記抽出部は、前記楕円の形状に基づいて前記人物を抽出してもよい。前記抽出部は、前記監視対象を上方から見た画像に対応する上面画像データを前記距離画像データに基づいて生成してもよい。前記監視対象は駐車場の精算機であってもよい。
また、本発明は、監視対象を監視するためのモニタリングシステムの制御方法において、前記監視対象を撮影し、画像情報及び被写体までの距離情報を含む距離画像データを生成するステップと、生成された前記距離画像データに基づいて画像中の人物を抽出するステップと、抽出した前記人物が対応を必要とする人物であるか否かを判断するステップと、を備えたことを特徴とする。
この場合において、前記判断するステップは、対応を必要とする人物であると判断される前記人物の行動が誤認を防止し得る所定の時間以上続いたときに、前記人物が対応を必要とする人物であると判断してもよい。前記監視対象の周囲に警戒領域を予め設定し、前記判断するステップは、前記人物が前記警戒領域内に位置するときに、対応を必要とする人物であると判断してもよい。前記判断するステップは、前記人物の高さ方向の長さが、前記人物がしゃがんでいると判断できる所定の長さ以下であるときに、対応を必要とする人物であると判断してもよい。前記判断するステップは、複数の前記人物を抽出したときに、前記人物が対応を必要とする人物であると判断してもよい。前記抽出するステップは、前記距離画像データに対応する画像内で動いている物体を楕円に置き換えて、前記人物を抽出してもよい。前記抽出するステップは、前記楕円の大きさに基づいて、前記人物を抽出してもよい。前記抽出するステップは、前記楕円の形状に基づいて前記人物を抽出してもよい。前記抽出するステップは、前記監視対象を上方から見た画像に対応する上面画像データを前記距離画像データに基づいて生成してもよい。前記監視対象は駐車場の精算機であってもよい。
本発明では、監視対象に対する犯罪行為に繋がる行動や利用方法に困っている行動を未然に検出することのできるモニタリングシステム及びその制御方法を提供することができる。
本実施形態に係るモニタリングシステムが適用された駐車場管理システムを示す模式図を示す。 本実施形態に係るモニタリングシステムのブロック図を示す。 不審な人物がいるときの駐車場の様子の画像を示す。 抽出画像データに対応する画像を示す。 警戒領域に不審な人物がいるときの画像を示す。 カメラ設置位置計算ソフトウェアを用いる際の処理を示す。 モニタリングソフトウェアによる不審な人物の検出処理のフローチャートの1例を示す。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るモニタリングシステムが適用された駐車場管理システムを示す模式図を示す。
本実施形態に係るモニタリングシステム10が適用された駐車場管理システム100は、図1に示すように、精算機1、スピーカ2、通信機器3、カメラ(撮影部)11、及び情報処理端末12が配置されたコインパーキングである駐車場Pと、駐車場Pから離れた場所にあり、パソコンである端末4が配置されたコールセンターCと、駐車場P及びコールセンターCから離れた場所にある警備会社Sとからなる。
精算機1は、駐車場の使用料を精算するための装置であり、本実施形態に係るモニタリングシステム10の監視対象である。
スピーカ2は、コールセンターCの端末4等に電気的にまたは通信により接続されており、コールセンターCから出力された信号を音に変換して出力するように設けられている。
情報処理端末12は、カメラ11と電気的に接続されており、カメラ11で撮影した被写体が対応を必要とする人物であるか否か、すなわち不審であるか否かを判断し、判断結果を通信機器3に出力するようになっている。なお、本実施形態では情報処理端末12を駐車場P内に配置されており、駐車場Pで情報処理端末12が不審者であると判断したときのみにその旨をコールセンターCに通知すればよいため、コールセンターCに配置する場合に比べて、駐車場PとコールセンターCとの通信量を少なくすることができるようになっている。
通信機器3は、情報処理端末12と電気的に接続されており、コールセンターCの端末4と通信して、情報処理端末12の判断結果をコールセンターCの端末4に送信するように設けられている。
図2は、本実施形態に係るモニタリングシステムのブロック図を示す。図3は、不審な人物がいるときの駐車場の様子の画像を示す。図4は、抽出画像データに対応する画像を示す。図5は、警戒領域に不審な人物がいるときの画像を示す。図3において、図3(a)は、距離画像データに対応する画像を示し、図3(b)は、上面画像データに対応する画像を示す。また、図5において、図5(a)は距離画像データに対応する画像を示し、図5(b)は、抽出画像データに対応する画像を示す。
モニタリングシステム10は、駐車場P(図1参照)に設置されて精算機の監視に用いられ、図1に示すように、カメラ11と情報処理端末12とを備えている。この情報処理端末12は、図2に示すように、入力部13、画像処理部14、抽出部15、判断部16、出力部(通信部)17、演算部18、及び記憶部19を有している。
カメラ11は、図1に示すように、駐車場Pに設置されて精算機1及びその周辺を撮影している。カメラ11は、精算機1や精算機1近傍にいる人物Aや車両等を斜め上方から撮影可能な位置に設置されている。カメラ11は、RGBDカメラ等であり、図3(a)に示すような被写体の二次元画像を撮影するとともに奥行き、すなわち被写体までの距離を計測して、画像情報及び被写体までの距離情報を含む距離画像データを生成するように設けられている。カメラ11は、図2に示すように、生成した距離画像データを駐車場Pに設置された情報処理端末12の入力部13に送信する。尚、監視対象が撮像できれば、カメラ位置は精算機の上部等、どこでも良い。
入力部13は、カメラ11(図1参照)と通信可能に設けられた通信装置である。入力部13は、カメラ11との通信により距離画像データを受信すると、受信した距離画像データを画像処理部14に出力する。
画像処理部14は、画像データを加工処理可能に設けられている。具体的には、画像処理部14は、画像から不要な部分を取り除いたり、斜視図を上面図に変換するように画像データを加工処理したりすることができる。これにより、画像処理部14は、カメラ11が斜め上方から撮影した画像の監視対象の範囲設定、また、不要な背景部分を取り除くとともに、図3(b)に示すように、監視対象である精算機1及びその周辺を真上から見たように見える画像になるように距離画像データを加工処理して上面画像データを生成することができる。なお、距離画像データは、精算機1や人物Aを斜め上方から撮影して生成されているため、精算機1や人物Aの影になる後ろ側の様子は上面画像データに対応する画像には表されていない。画像処理部14は、図2に示すように、生成した上面画像データを抽出部15に送るように設けられている。尚、影になる箇所を排除する為、カメラを上部に設置し、監視対象を上部から撮像しても良い。
抽出部15は、画像処理部14から取得した上面画像データから、画像中の人物を抽出する。具体的には、抽出部15は、図4に示すように、上面画像データに対応する画像内で動いている物体、すなわち被写体を楕円に置き換えて単純化する。このとき、画像内で動いている物体が車の場合の楕円の形状は大きくて円形状に近い楕円となるが、人物Aの場合は車よりも小さく、楕円の長軸が人物Aの両肩を通る細長い楕円となる。抽出部15は、被写体を楕円に置き換えることにより、上方から見た駐車場P内の精算機1と人物Aとの位置関係を単純化することができる。なお、抽出部15は、距離画像データから直接的に人物等を抽出してもよい。また、図4中に示す数値hは、距離画像データに含まれていた距離情報に基づいて算出した人物Aの高さを示している。
抽出部15は、楕円の大きさ及び形状に基づいて人物Aを抽出すると、抽出画像データを生成する。抽出部15は、図2に示すように、生成した抽出画像データを判断部16に出力するように設けられている。
判断部16は、抽出部15から取得した抽出画像データを参照し、抽出部15で抽出した人物Aが不審であるか否かを判断する。より具体的には、判断部16は、人物Aの高さ方向の長さ、すなわち実際の駐車場Pの鉛直方向の長さが、人物Aがしゃがんでいると判断できる所定の長さ以下であるときに不審であると判断する。
また、判断部16は、監視対象である精算機1の側方及び後方を囲むように警戒領域R(図5(b)参照)を予め設定し、図5(a)に示すように、駐車場P内の人物Aが精算機1の側方等にいるとき、すなわち警戒領域R内にいるときに不審であると判断するようになっている。このとき、抽出画像データに対応する画像では、図5(b)に示すように、人物Aが警戒領域R内にいることが明確にわかる。
さらに、判断部16は、複数の人物Aを抽出したときにこれらの人物Aが不審であると判断するようになっている。
ここで、判断部16は、実際は不審ではない人物Aを誤認により不審であると判断してしまうことを防止すべく、不審であると判断される人物Aの行動が誤認を防止し得る所定の時間以上続いたとき、例えば、不審であると判断してから一定時間以上経過したときに人物Aが不審であると判断するようになっている。
出力部17は、図1に示すように、通信機器3と通信してアラートを出力可能に設けられており、本実施形態に係る出力部17は通信機器3を介してコールセンターCに設置された端末4と通信するように設けられている。抽出部15で抽出した人物Aが不審であると判断部16が判断したときに、コールセンターCに配置された端末4にその旨を通知するようになっている。これにより、端末4を介して通知を受けたコールセンターCにいる人は、例えば、カメラ11やカメラ11とは別の監視カメラを使用して駐車場Pの状況を確認し、必要に応じて警備会社Sや管理会社へ通報を行うことができる。このとき、コールセンターCにいる人は、駐車場Pに設置されたスピーカ2から不審者であると判断された人物Aに音声による警告を発したり、LED回転灯等を用いた光による警告を行ったりすることができるようになっている。
演算部18は、演算を行うためのCPUであり、図2に示すように、情報処理端末12内に搭載されて、入力部13、画像処理部14、抽出部15、判断部16、出力部17、及び記憶部19と接続されている。演算部18は、記憶部19に格納されたソフトウェアを読み出し、読み出したソフトウェアに従って入力部13、画像処理部14、抽出部15、判断部16、及び出力部17を制御するように設けられている。
記憶部19は、ROMやRAM等の記憶媒体であり、情報処理端末12に内蔵または接続されて演算部18に接続されている。記憶部19は、カメラ11の設置時や、カメラ11の位置が動いた場合に用いられるためのカメラ設置位置計算ソフトウェアと、設置されたカメラ11でモニタリングする際に用いられるモニタリングソフトウェアとを格納している。なお、カメラ11やカメラ11とは別の監視カメラで得られた画像を記憶部19に記憶してもよい。また、記憶部が複数あり、カメラ11やカメラ11とは別の監視カメラに記憶部が内蔵または接続されてもよい。
以下、カメラ設置位置計算ソフトウェアについて説明する。
図6は、カメラ設置位置計算ソフトウェアを用いる際の処理を示す。図6において、図6(a)は、距離画像データに対応する画像を示し、図6(b)は上面画像データに対応する画像を示している。
カメラ設置位置計算ソフトウェアは、カメラ11の新規設置時や、カメラ11の位置や方向がずれた場合に使用される。本ソフトウェアは、精算機1とカメラ11との相対的な位置関係を計算するようになっている。
カメラ設置位置計算ソフトウェアを用いる際には、先ず、図6(a)に示すように、距離画像データに対応する距離画像をパソコン等のモニタ画面に表示させ、距離画像内に示された地表の任意の4つの点p1,p2,p3,p4を操作者がマウスを用いてクリックし、位置情報として登録させる。
地表の任意の4点を登録すると、次に操作者は精算機1上の任意の1つの点p5及び精算機1の前方の任意の1つの点p6をクリックし、位置情報として登録させる。
地表の任意の4つの点p1,p2,p3,p4、精算機1上の1つの点p5、及び精算機1の前方の1つの点p6が登録されると、演算部18は、登録されたこれらの点p1乃至p6の位置情報に基づいて、精算機1に対するカメラ11の位置及び方向を自動的に計算し、カメラ位置情報として記憶部19に記憶させる。これにより、駐車場Pに対応する画像内の距離画像データにおける座標が設定され、図6(b)に示すように、上方から見た画像に変換して表示させたときに、精算機1を中心にX軸とY軸とが延びる座標系で位置情報が表示される。カメラ設置位置計算が終了すると、モニタリングの準備が完了する。
次に、モニタリングソフトウェアについて説明する。
図7は、モニタリングソフトウェアによる不審な人物の検出処理のフローチャートの1例を示す。
モニタリングシステム10は、カメラ11を用いて常に精算機1及びその周辺の画像を撮影している。カメラ11は、撮影した画像に対応する距離画像データを生成し(ステップS1)、入力部13を介して、生成した距離画像データを画像処理部14に出力する。
距離画像データを取得すると、画像処理部14は、距離画像データを加工処理して距離画像データに対応する画像の背景を取り除く(ステップS2)。
距離画像データに対応する画像の背景を取り除くと、画像処理部14は、上面図に対応する上面画像データを生成し(ステップS3)、上面画像データを抽出部15に出力する。
上面画像データを取得すると、抽出部15は、上面画像データに対応する画像上で移動する被写体に楕円を当てはめ(ステップS4)、当てはめた楕円の大きさが人物の大きさであるか否かを判断する(ステップS5)。
ステップS5において、楕円の大きさが人物の大きさで無いと判断すると(ステップS5:No)、モニタリングシステム10は、ステップS1から一連の処理を繰り返す。
一方、ステップS5において、楕円の大きさが人物の大きさであると判断すると(ステップS5:Yes)、抽出部15は、上面画像データの楕円の形状が人物の形状であるか否かを判断する(ステップS6)。
ステップS6において、楕円の形状が人物の形状で無いと判断すると(ステップS6:No)、モニタリングシステム10は、ステップS1から一連の処理を繰り返す。
一方、ステップS6において、楕円の大きさが人物の大きさであると判断すると(ステップS6:Yes)、抽出部15は、人物Aが抽出された抽出画像データを生成して判断部16に出力する。
抽出画像データを取得した判断部16は、人物Aが警戒領域R内にいるか否かを判断する(ステップS7)。
ステップS7において、人物Aが警戒領域R内にいると判断すると(ステップS6:No)、モニタリングシステム10は、ステップS10の処理に移行する。
一方、ステップS7において、人物Aが警戒領域Rにいないと判断すると(ステップS7:No)、判断部16は、人物Aがしゃがんでいるか否かを判断する(ステップS8)。このとき、人物Aがしゃがんでいるか否かは、距離画像データに含まれていた人物Aの高さに対応するデータに基づいて判断する。
ステップS8において、人物Aがしゃがんでいると判断すると(ステップS8:Yes)、モニタリングシステム10は、ステップS10の処理に移行する。
一方、ステップS8において、人物Aがしゃがんでいないと判断すると(ステップS8:No)、判断部16は、人物Aが複数人数であるか否かを判断する(ステップS9)。
ステップS9において、人物Aが複数人数でないと判断すると(ステップS9:No)、モニタリングシステム10は、ステップS1の処理に移行する。
一方、ステップS9において、人物Aが複数人数であると判断すると(ステップS9:Yes)、判断部16は、人物Aの行動がステップS7乃至9の状態になってから所定の時間だけ経過したか否かを判断する(ステップS10)。
ステップS10において、所定の時間が経過していないと判断すると(ステップS10:No)、モニタリングシステム10は、ステップS1の処理に移行する。
一方、ステップS10において、所定の時間が経過したと判断すると(ステップS10:Yes)、モニタリングシステム10は、コールセンターCに不審人物がいる旨のアラートを出力(ステップS11)し、一連の処理を終了する。このとき、コールセンターCにいる人は、駐車場Pの状況をカメラ11の画像や映像で確認し、必要に応じて駐車場P内のスピーカ2から音声やLED回転灯等の光により警告する。
以上の処理により、判断部16は、監視対象である精算機1の周囲に警戒領域Rを予め設定し、駐車場P内の人物Aが警戒領域R内に位置するときに、人物Aが不審であると判断することができる(ステップS7)。
また、判断部16は、人物Aの高さ方向の長さが、人物Aがしゃがんでいると判断できる所定の長さ以下であるときに、人物Aが不審であると判断することができる(ステップS8)。
さらに、判断部16は、複数の人物Aを抽出したときに、人物Aが不審であると判断することができる(ステップS9)。
さらに、判断部16は、不審であると判断される人物Aの行動が誤認を防止し得る所定の時間以上続いたときのみに人物Aが不審であると判断することにより、誤認を防止することができる。
本実施形態に係るモニタリングシステム10は、監視対象である精算機1を撮影し、画像情報及び被写体までの距離情報を含む距離画像データを生成するカメラ11と、生成された距離画像データに基づいて画像中の人物Aを抽出する抽出部15と、抽出した人物Aが不審であるか否かを判断する判断部16と、を備えている。これにより、画像に映った人物が不審であるか否かを判断することができるため、監視対象に対する犯罪行為に繋がる行動や利用方法に困っている行動を未然に検出することができる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明してきたが、本発明はこれに限定されない。上記実施形態では、一フローチャート例に基づいて説明をしてきたが、本発明はこれに限定されない。モニタリングシステムは、対象物の位置、対象物の高さ、対象物の数、に時間軸情報を用いて、使用用途(精算機・ATM等)や環境(レイアウト)に合わせて人物等の判断条件を設定し、対応を必要とする人物として、判断結果を用いて防犯だけでなく装置等の利用方法の補助等も行うようなフローチャートを作成してもよい。このときの判断条件の設定は、対象物の位置と対象物の高さと対象物の数と時間軸情報とを用いたり、対象物の位置と時間軸情報とを用いたり、対象物の位置と対象物の高さと時間軸情報とを用いたり、対象物の高さと時間軸情報とを用いたり、対象物の数と時間軸情報とを用いたり、対象物の高さと対象物の数と時間軸情報とを用いる等の組み合わせがある。すなわち、構成要素は4つあり、時間軸情報は必須な構成要素である。
また、例えば、上記実施形態では、駐車場Pの精算機1を監視対象としてモニタリングシステム10を適用しているが、カメラを用いて監視することのできる監視対象であれば、コインパーキングでない駐車場、銀行やコンビニエンスストアのATM、家屋、自動販売機等のその他の物を監視対象としてもよい。
1…精算機
2…スピーカ
3…通信機器
4…端末
10…モニタリングシステム
11…カメラ(撮影部)
12…情報処理端末
13…入力部
14…画像処理部
15…抽出部
16…判断部
17…出力部(通信部)
18…演算部
19…記憶部
100…駐車場管理システム
A…人物
C…コールセンター
P…駐車場
R…警戒領域
S…警備会社

Claims (20)

  1. 監視対象を監視するためのモニタリングシステムにおいて、
    前記監視対象を撮影し、画像情報及び被写体までの距離情報を含む距離画像データを生成する撮影部と、
    生成された前記距離画像データに基づいて画像中の人物を抽出する抽出部と、
    抽出した前記人物が対応を必要とする人物であるか否かを判断する判断部と、を備えたことを特徴とするモニタリングシステム。
  2. 請求項1に記載のモニタリングシステムにおいて、前記判断部は、対応を必要とする人物であると判断される前記人物の行動が誤認を防止し得る所定の時間以上続いたときに、前記人物が対応を必要とする人物であると判断することを特徴とするモニタリングシステム。
  3. 請求項1または2に記載のモニタリングシステムにおいて、前記監視対象の周囲に警戒領域を予め設定し、前記判断部は、前記人物が前記警戒領域内に位置するときに、対応を必要とする人物であると判断することを特徴とするモニタリングシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモニタリングシステムにおいて、前記判断部は、前記人物の高さ方向の長さが、前記人物がしゃがんでいると判断できる所定の長さ以下であるときに、不審であると判断することを特徴とするモニタリングシステム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のモニタリングシステムにおいて、前記判断部は、複数の前記人物を抽出したときに、前記人物が対応を必要とする人物であると判断することを特徴とするモニタリングシステム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のモニタリングシステムにおいて、前記抽出部は、前記距離画像データに対応する画像内で動いている物体を楕円に置き換えて、前記人物を抽出することを特徴とするモニタリングシステム。
  7. 請求項6に記載のモニタリングシステムにおいて、前記抽出部は、前記楕円の大きさに基づいて、前記人物を抽出することを特徴とするモニタリングシステム。
  8. 請求項6または7に記載のモニタリングシステムにおいて、前記抽出部は、前記楕円の形状に基づいて前記人物を抽出することを特徴とするモニタリングシステム。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のモニタリングシステムにおいて、前記抽出部は、前記監視対象を上方から見た画像に対応する上面画像データを前記距離画像データに基づいて生成することを特徴とするモニタリングシステム。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のモニタリングシステムにおいて、前記監視対象は駐車場の精算機であることを特徴とするモニタリングシステム。
  11. 監視対象を監視するためのモニタリングシステムの制御方法において、
    前記監視対象を撮影し、画像情報及び被写体までの距離情報を含む距離画像データを生成するステップと、
    生成された前記距離画像データに基づいて画像中の人物を抽出するステップと、
    抽出した前記人物が対応を必要とする人物であるか否かを判断するステップと、を備えたことを特徴とするモニタリングシステムの制御方法。
  12. 請求項11に記載のモニタリングシステムの制御方法において、前記判断するステップは、対応を必要とする人物であると判断される前記人物の行動が誤認を防止し得る所定の時間以上続いたときに、前記人物が対応を必要とする人物であると判断することを特徴とするモニタリングシステムの制御方法。
  13. 請求項11または12に記載のモニタリングシステムの制御方法において、前記監視対象の周囲に警戒領域を予め設定し、前記判断するステップは、前記人物が前記警戒領域内に位置するときに、対応を必要とする人物であると判断することを特徴とするモニタリングシステムの制御方法。
  14. 請求項11乃至13のいずれか1項に記載のモニタリングシステムの制御方法において、前記判断するステップは、前記人物の高さ方向の長さが、前記人物がしゃがんでいると判断できる所定の長さ以下であるときに、対応を必要とする人物であると判断することを特徴とするモニタリングシステムの制御方法。
  15. 請求項11乃至14のいずれか1項に記載のモニタリングシステムの制御方法において、前記判断するステップは、複数の前記人物を抽出したときに、前記人物が対応を必要とする人物であると判断することを特徴とするモニタリングシステムの制御方法。
  16. 請求項11乃至15のいずれか1項に記載のモニタリングシステムの制御方法において、前記抽出するステップは、前記距離画像データに対応する画像内で動いている物体を楕円に置き換えて、前記人物を抽出することを特徴とするモニタリングシステムの制御方法。
  17. 請求項16に記載のモニタリングシステムの制御方法において、前記抽出するステップは、前記楕円の大きさに基づいて、前記人物を抽出することを特徴とするモニタリングシステムの制御方法。
  18. 請求項16または17に記載のモニタリングシステムの制御方法において、前記抽出するステップは、前記楕円の形状に基づいて前記人物を抽出することを特徴とするモニタリングシステムの制御方法。
  19. 請求項11乃至18のいずれか1項に記載のモニタリングシステムの制御方法において、前記抽出するステップは、前記監視対象を上方から見た画像に対応する上面画像データを前記距離画像データに基づいて生成することを特徴とするモニタリングシステムの制御方法。
  20. 請求項11乃至19のいずれか1項に記載のモニタリングシステムの制御方法において、前記監視対象は駐車場の精算機であることを特徴とするモニタリングシステムの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102231244B1 (ko) * 2021-02-10 2021-03-23 주식회사 에이치투테크 버스정보안내장치 및 버스정보안내방법
WO2022044750A1 (ja) 2020-08-31 2022-03-03 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 計画システム、計画方法及びプログラム

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