JP2020128249A - 液体用包装袋 - Google Patents
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Abstract
Description
合して、折りたたんだ状態を維持することができるパウチ容器が提案されているが、スパウトはパウチ容器とは別部材となるために、材料コスト、および製造コストが増大することに加えて、スパウト自身もまた廃棄物となる欠点を有している。
液体用包装袋であって、
包装袋は、プラスチックフィルムを基材として、少なくともシーラント層を有する積層体からなり、
包装袋は、胴部を形成する前側積層体と後ろ側積層体とを、シーラント層同士を向かい合わせにして周縁部をシールしてなり
前記周縁部の一部には、注ぎ出し口を有しており、
前記注ぎ出し口は、積層体の一部を切り裂いて開口部を形成可能であり、
前記胴部の上辺において、左右の両端部のシール部には、表裏を貫通する穴が設けてあり、
前記包装袋は、液体を注ぎ出したのちに、胴部を一回以上、順次折りたたむことが可能であって、
折りたたんで重なった胴部は、その折線の角の部分を、前記穴に挿入して固定可能であることを特徴とする、液体用包装袋である。
請求項1に記載の液体用包装袋において、胴部底端部から胴部上端部までの長さ(胴部の高さ)をT1、第1回目の折りたたみの幅をT2、折りたたみの回数をNとしたときに、
T1=T2×(N+1)+3〜8mm×N
を満たしていることを特徴とする、液体用包装袋である。
前記底部は、前記胴部の下部における胴部前側の積層体と、胴部後ろ側積層体との間に、シーラント層を外側にして折り込んだ底板の積層体を挿入し、底板が拡張可能にシーラント同士でシールしてなることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の液体用包装袋である。
包装袋の胴部前側、また胴部後ろ側には、分岐が設けてあり、
分岐は、胴部における分岐の高さ位置に、胴部の上方向または下方向のいずれにも折り返し可能な折り返し線を有しており、
分岐は、胴部上方から連続する上部胴部積層体と、胴部下方から連続する下部胴部積層体とを重ね、側端部および先端部をシールしてなることを特徴とする、請求項1〜請求項
3のいずれかに記載の液体用包装袋である。
前記分岐の先端から、折り返し線までの長さと、折り返し線から胴部底端部までの長さとは、その長さの差が10mm以内であることを特徴とする、請求項4に記載の液体用包装袋である。
前記注ぎ出し口は、胴部周縁部の上辺から外側に突き出して設けてあり、折りたたんで固定した胴部に、注ぎ出し口の開口部を挟み込んで固定することが可能であることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の液体用包装袋である。
胴部の折りたたみは、折りたたむための位置が示されて、包装袋外側から可視であることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の液体用包装袋である。
前記折りたたむための位置には、折りたたみを容易に行なうことのできる、折り曲げ誘導加工が施してあることを特徴とする、請求項7に記載の液体用包装袋である。
折りたたみの回数をNとしたときに、
T1=T2×(N+1)+3〜8mm×N
を満たしていることによって、1回以上の順次の折りたたみによる、折線の角の部分を、穴に固定し易い適当な位置とすることができる。
底部は、前記胴部の下部における胴部前側積層体の積層体と胴部後ろ側積層体積層体との間に、シーラント層を外側に折り込んだ底板の積層体を挿入し、底板が拡張可能にシーラント同士でシールしてなることによって、包装袋は自立性を与えられ、また内容量も大きくすることができる。
包装袋の前記胴部前側積層体には、分岐が設けてあり、分岐は、胴部における分岐の高さ位置での折り返し線において、前胴部の上方向または下方向のいずれにも折り返し可能に
、前胴部上方から連続する上部前胴部積層体と、前胴部下方から連続する下部前胴部積層体とを重ね、側端部および先端部をシールしてなることによって、胴部に分岐を有した包装袋とすることができる。
分岐の先端から分岐の高さ位置での折り返し線までの長さと、分岐の高さ位置での折り返し線から胴部底端部までの長さは、その差が10mm以内であることによって、分岐と胴部を重ねたまま折りたたんで、折り返し線の角部を穴に入れることが、容易に可能になる。
注ぎ出し口は、胴部周縁部の上辺から外側に突き出して設けてあり、胴部を折りたたんで、その折線の角の部分を前記穴に挿入した際には、胴部を折りたたんで重なった部分に注ぎ出し口の開口部を差し込んで固定することが可能であることによって、廃棄に際してより小さくたたむことができ、また残った内容液の不用意な漏れ出しもなくすことが可能になる。
胴部の折りたたみは、折りたたむための位置が示されて、包装袋外側から可視であることによって、折りたたみの作業をより容易かつ正確に行なうことを可能にできるため利便性が高い。
折りたたむための位置には、折りたたみを容易に行なうことのできる、折り曲げ誘導加工が施してあることによって、折りたたみの作業をより容易かつ正確に行なうことを可能にできるためさらに利便性が高い。
T1=T2×(N+1)+3〜8mm×N
とすることができる。
図5に示す状態は、内容物の液体の注ぎ出しが終わった状態であって、注ぎ出し口(8)は、先端部で切り取られた状態である。また胴部(1)は内容物の液体が注ぎだされて空になり、平らに潰された状態となっている。
T1=T2×(N+1)+3〜8mm×N
とすることができる。
N=3
である。
T3=T2+3〜8mmである。
この3〜8mmのゆとりがあるために、胴部の折りたたみあるいは分岐と重ねての折りたたみに際して、厚みの増大を吸収することができ、折りたたみに困難を生じることがない。
T4=T2+3〜8mmである。
この場合も同様に、この3〜8mmのゆとりがあるために、胴部の折りたたみあるいは分岐と重ねての折りたたみに際して、厚みの増大を吸収することができ、折りたたみに困難を生じることがない。
T1=T2×(N+1)+3〜8mm×N
において、N=3の例である。
このとき折りたたみ線(33)の稜線(35)は折りたたまれた包装袋の外側となる。
T1=T2×(N+1)+3〜8mm×N
であって、
T5は、胴部上端部(4)から、第3回目の折りたたみ線(33)までの長さであるから、N=2までの部分をT1から引き去ったものである。
T5=T1−(T2×3+3〜8mm×2)であり、
T5=T2+3〜8mm
である。
2・・・底部
3・・・分岐
4・・・胴部上端部
5・・・胴部底端部
6・・・折り返し線
7・・・底板
8・・・注ぎ出し口
9・・・開封予定線
10・・・胴部前側積層体
11・・・左右の側端部シール部
12・・・底部シール部
13・・・上部シール部
14・・・注ぎ出し口シール部
15・・・分岐シール部
16・・・穴
17・・・上辺左右両端部のシール部
18・・・分岐の先端
19・・・底板の折り返し線
20・・・胴部後ろ側積層体
24・・・矢印
25・・・流路
26・・・矢印
27・・・内容液
28・・・開口部
29・・・斜辺
30・・・角の部分
31・・・第1回目の折りたたみ線
32・・・第2回目の折りたたみ線
33・・・第3回目の折りたたみ線
34・・・稜線
35・・・稜線
36・・・折りたたみ位置表示
37・・・折りたたみ位置表示
38・・・折りたたみ位置表示
39・・・折り曲げ誘導加工
40・・・折り曲げ誘導加工
41・・・折り曲げ誘導加工
100・・・液体用包装袋
Claims (8)
- 液体用包装袋であって、
包装袋は、プラスチックフィルムを基材として、少なくともシーラント層を有する積層体からなり、
包装袋は、胴部を形成する前側積層体と後ろ側積層体とを、シーラント層同士を向かい合わせにして周縁部をシールしてなり
前記周縁部の一部には、注ぎ出し口を有しており、
前記注ぎ出し口は、積層体の一部を切り裂いて開口部を形成可能であり、
前記胴部の上辺において、左右の両端部のシール部には、表裏を貫通する穴が設けてあり、
前記包装袋は、液体を注ぎ出したのちに、胴部を一回以上、順次折りたたむことが可能であって、
折りたたんで重なった胴部は、その折線の角の部分を、前記穴に挿入して固定可能であることを特徴とする、液体用包装袋。 - 請求項1に記載の液体用包装袋において、胴部底端部から胴部上端部までの長さ(胴部の高さ)をT1、第1回目の折りたたみの幅をT2、折りたたみの回数をNとしたときに、
T1=T2×(N+1)+3〜8mm×N
を満たしていることを特徴とする、液体用包装袋。 - 前記底部は、前記胴部の下部における胴部前側の積層体と、胴部後ろ側積層体との間に、シーラント層を外側にして折り込んだ底板の積層体を挿入し、底板が拡張可能にシーラント同士でシールしてなることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の液体用包装袋。
- 包装袋の胴部前側、また胴部後ろ側には、分岐が設けてあり、
分岐は、胴部における分岐の高さ位置に、胴部の上方向または下方向のいずれにも折り返し可能な折り返し線を有しており、
分岐は、胴部上方から連続する上部胴部積層体と、胴部下方から連続する下部胴部積層体とを重ね、側端部および先端部をシールしてなることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の液体用包装袋。 - 前記分岐の先端から、折り返し線までの長さと、折り返し線から胴部底端部までの長さとは、その長さの差が10mm以内であることを特徴とする、請求項4に記載の液体用包装袋。
- 前記注ぎ出し口は、胴部周縁部の上辺から外側に突き出して設けてあり、折りたたんで固定した胴部に、注ぎ出し口の開口部を挟み込んで固定することが可能であることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の液体用包装袋。
- 胴部の折りたたみは、折りたたむための位置が示されて、包装袋外側から可視であることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の液体用包装袋。
- 前記折りたたむための位置には、折りたたみを容易に行なうことのできる、折り曲げ誘導加工が施してあることを特徴とする、請求項7に記載の液体用包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019022494A JP2020128249A (ja) | 2019-02-12 | 2019-02-12 | 液体用包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019022494A JP2020128249A (ja) | 2019-02-12 | 2019-02-12 | 液体用包装袋 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2019022494A Pending JP2020128249A (ja) | 2019-02-12 | 2019-02-12 | 液体用包装袋 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019146983A (ja) * | 2016-08-15 | 2019-09-05 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2024098620A (ja) * | 2023-01-11 | 2024-07-24 | 大成建設株式会社 | 放射性廃棄物処分場の坑道の埋戻し構造と埋戻し方法 |
JP7652628B2 (ja) | 2021-06-02 | 2025-03-27 | 株式会社フジシール | パウチ |
Citations (5)
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---|---|---|---|---|
JP2005239211A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Toppan Printing Co Ltd | 二液混合包装袋 |
JP2014015245A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Fuji Seal International Inc | パウチ容器 |
JP2016120944A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 三笠産業株式会社 | 容器 |
JP2017165470A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 花王株式会社 | スパウト付パウチ容器 |
JP2019014529A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | 凸版印刷株式会社 | 注ぎ口を有する包装袋 |
-
2019
- 2019-02-12 JP JP2019022494A patent/JP2020128249A/ja active Pending
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JP7652628B2 (ja) | 2021-06-02 | 2025-03-27 | 株式会社フジシール | パウチ |
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