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JP2020113409A - バックライトユニット - Google Patents

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JP2020113409A
JP2020113409A JP2019002182A JP2019002182A JP2020113409A JP 2020113409 A JP2020113409 A JP 2020113409A JP 2019002182 A JP2019002182 A JP 2019002182A JP 2019002182 A JP2019002182 A JP 2019002182A JP 2020113409 A JP2020113409 A JP 2020113409A
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backlight unit
substrate
fpc
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正一 駒野
Shoichi Komano
正一 駒野
幸太 米澤
Kota Yonezawa
幸太 米澤
明美 坂崎
Akemi Sakazaki
明美 坂崎
幸一 滝澤
Koichi Takizawa
幸一 滝澤
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

【課題】バックライトユニットを狭額縁化しつつもバックライトユニットを形成する導光板と基板との接着強度の低下を抑制する技術を提供する。【解決手段】本発明は、表示装置の表示部分の背面に設けられ、表示部分を照らすバックライトユニットであって、表示部分の背面に設けられる導光板と、導光板の側方向に設けられ、導光板の方向へ光を照射する発光素子と、表示部分から見て導光板及び発光素子のさらに背面側に設けられ、発光素子が実装される基板を含む基板ユニットと、導光板の背面と、基板ユニットと、の間に設けられ、導光板と基板ユニットと、を接着させる接着部材と、を備え、基板ユニットは、導光板と対向する部分に段差部分を有し、接着部材は、導光板と、段差部分の導光板から離れた方の部分との間に設けられる。【選択図】図3

Description

本発明は、バックライトユニットに関する。
携帯電話機等の電子機器には、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置が搭載されている。表示装置には、例えば特許文献1に開示されるようなLED(Light Emitting Diode)を含む照明装置が設けられる。
特許第4655087号公報
電子機器において表示装置が収容される部分の面積を変えずに同一面積で表示画面を最大化する場合、表示装置を囲むフレームが狭額縁化されることが考えられる。図1は、フレームの狭額縁化に対応した、表示装置の表示部分の背面に設けられる照明装置(以降、バックライトユニットという)の構造の一例を示している。ここで、図1(A)は、バックライトユニット1を表示対象の表示方向から見た概要の部分拡大図、図1(B)は、図1(A)におけるA−A矢印断面における部分拡大図である。
バックライトユニット1は、表示部分の背面に設けられる導光板10と、導光板10の側方向に設けられるLED11と、LED11よりも更に背面側に位置し、LED11が実装されるフレキシブルプリント回路基板(以降、FPCという)12と、を備える。ここで、FPC12は、基材13と、基材13の両面に形成される銅箔14と、を備える。また、FPC12の表面には、銅箔とめっきから形成されるパッド15が設けられる。そして、LED11は、パッド15とはんだ16を介してFPC12の表面と接合される。また、バックライトユニット1は、パッド15と、LED11が実装される基材13の裏面に形成される銅箔14とを導通させるスルーホール17を備える。また、バックライトユニット1は、当該基材13の裏面に形成される銅箔14を覆い、銅箔14を系外と絶縁させるカバーレイ18を備える。また、バックライトユニット1は、FPC12とカバーレイ18とを接着させる接着剤19を備える。また、バックライトユニット1は、導光板10とFPC12の表面とを接着させる両面テープ20を備える。
上記のようなバックライトユニット1の場合、導光板10とFPC12の表面とを接着させる両面テープ20は、LED11とLED11との間に設けられていない。このような構造によれば、LED同士の距離が狭められることにより、フレームの狭額縁化に対応可能であると考えられる。
しかしながら、図1の構造を有するバックライトユニット1の場合、導光板10の裏面には反射シートなどの部材が設けられる場合があるため、図1(B)に示される両面テープ20の幅は、所定の長さに制限される可能性が考えられる。すなわち、本発明者は、バックライトユニット1を狭額縁化する場合、両面テープ20の幅を取ることが困難であり、バックライトユニット1を形成する導光板と基板との接着強度が低下する虞のあることを見出した。
本発明は、一側面では、このような実情を鑑みてなされたものであり、その目的は、バックライトユニットを狭額縁化しつつもバックライトユニットを形成する導光板と基板との接着強度の低下を抑制する技術を提供することである。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
すなわち本発明の一側面に係るバックライトユニットは、表示装置の表示部分の背面に設けられ、前記表示部分を照らすバックライトユニットであって、前記表示部分の背面に設けられる導光板と、前記導光板の側方向に設けられ、前記導光板の方向へ光を照射する発光素子と、前記表示部分から見て前記導光板及び前記発光素子のさらに背面側に設けられ、前記発光素子が実装される基板を含む基板ユニットと、前記導光板の背面と、前記基板ユニットと、の間に設けられ、前記導光板と前記基板ユニットと、を接着させる接着部材と、を備え、前記基板ユニットは、前記導光板と対向する部分に段差部分を有し、前記接着部材は、前記導光板と、前記段差部分の前記導光板から離れた方の部分との間に設けられる。
当該構成によれば、接着部材が発光素子と発光素子との間に設けられていない。よって、基板に実装される発光素子同士を近づけることができ、バックライトユニットの狭額縁化が実現される。
また、当該構成によれば、段差部分がない構造と比較し、導光板から基板ユニットまでの接着部材の厚みを厚くとることができる。よって、導光板と基板ユニットとの間の接着強度の低下は抑制される。
上記一側面に係るバックライトユニットにおいて、前記基板ユニットは、前記発光素子が実装される第一の基板と、前記発光素子と前記導光板とが並ぶ方向の長さが前記第一の基板の前記方向の長さよりも長い第二の基板と、を有し、前記段差部分は、前記第二の基板の上に前記第一の基板が重ねられることにより形成されてもよい。
当該構成によれば、基板に多くの配線パターンを形成することができる。よって、設計の自由度が向上する。また、当該構成によれば、段差部分がない構造と比較し、導光板から基板ユニットまでの接着部材の厚みを厚くとることができる。よって、導光板と基板ユニットとの間の接着強度の低下は抑制される。
上記一側面に係るバックライトユニットにおいて、前記第一の基板には、部品が実装可能な面のうち、前記発光素子が実装される面に配線パターンが形成され、前記第二の基板には、部品が実装可能な両面に配線パターンが形成されてもよい。
当該構成によれば、第二の基板の両面の夫々に配線パターンを形成する場合に、配線パターンを形成する装置を共通して使用することができる。すなわち、バックライトユニットの生産性を向上させることができる。
上記一側面に係るバックライトユニットにおいて、前記第一の基板には、部品が実装可能な面のうち、前記発光素子が実装される面に配線パターンが形成され、前記第二の基板には、部品が実装可能な面のうち、前記第一の基板と反対側の面に配線パターンが形成されてもよい。
当該構成によれば、配線パターンが第一の基板及び第二の基板の片面に形成される。よって、バックライトユニットの厚みの増大を抑制することができる。
上記一側面に係るバックライトユニットにおいて、前記基板ユニットは、前記基板の前記発光素子が実装される面の裏面を覆い、前記発光素子と前記導光板とが並ぶ方向の長さが前記基板の前記方向の長さよりも長い被覆部材をさらに備え、前記段差部分は、前記被覆部材の上に前記基板が重ねられることにより形成されてもよい。
当該構成によれば、複数の基板を重ねる構造ではないため、バックライトユニットの厚みの増大は抑制される。
上記一側面に係るバックライトユニットにおいて、前記発光素子が前記基板の実装面に対して傾くことを抑制する抑制手段を更に備えてもよい。
当該構成によれば、発光素子から照射される光が導光板の中へ効率よく入射する。また、発光素子と基板ユニットとの間の接着強度を向上させることができる。
本発明によれば、バックライトユニットを狭額縁化しつつもバックライトユニットを形成する導光板と基板との接着強度の低下を抑制する技術を提供することができる。
図1は、フレームの狭額縁化に対応した従来のバックライトユニットの構造の一例を示している。(A)は、バックライトユニットを表示対象の表示方向から見た概要の部分拡大図、(B)は、(A)におけるA−A矢印断面における部分拡大図である。 図2は、従来のバックライトユニットの構造の概要の一例を示している。(A)は、バックライトユニットを表示対象の表示方向から見た場合の部分拡大図、(B)は、(A)におけるA−A矢印断面における部分拡大図である。 図3は、実施形態に係るバックライトユニットの構造の概要の一例を示す。(A)は、バックライトユニットを表示対象の表示方向から見た場合の部分拡大図、(B)は、(A)におけるA−A矢印断面における部分拡大図である。 図4は、実施形態の変形例に係るバックライトユニットの構造の概要の一例を示す。 図5は、実施形態の変形例に係るバックライトユニットの構造の概要の一例を示す。 図6は、実施形態の変形例に係るバックライトユニットの構造の概要の一例を示す。(A)は図3の実施形態に対応する変形例、(B)は図4の実施形態に対応する変形例、(C)は図5の実施形態に対応する変形例である。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
§1 構成例
図2は、従来のバックライトユニット5の構造の概要の一例を示している。ここで、図2(A)は、バックライトユニット5を表示対象の表示方向から見た場合の部分拡大図、図2(B)は、図2(A)におけるA−A矢印断面における部分拡大図である。
バックライトユニット5は、表示装置の表示部分の背面に設けられる導光板50と、導
光板50の側方向に設けられるLED51と、LED51の上面側に位置し、LED51が実装されるFPC52と、を備える。LED51のFPC52への実装は、例えばはんだ付けにより実現される。ここで、LED51の近傍では、導光板が櫛歯状の部分59を有し、LED51とLED51との間に当該櫛歯状の部分59が入り込む構造となっている。また、バックライトユニット5は、筐体の一部であるベゼル53と、樹脂フレーム54を備える。また、バックライトユニット5は、表示部分に対して導光板50よりも更に背面側に反射シート55を備える。また、バックライトユニット5は、導光板50とFPC52、及び樹脂フレーム54とFPC52と、を夫々接着させる両面粘着テープ56を備える。また、バックライトユニット5は、導光板50の上面に光学シート57を備える。また、バックライトユニット5は、FPC52の上面と、光学シート57の上面との間に貼られる遮光両面粘着テープ58を備え、LED51から発せられた光が系外へ漏れることを遮る。
ここで、LED51の出射光を効率よく導光板50に入射させるためには、LED51と導光板50の光軸を合わせる(同じ高さで平行に対向させる)必要がある。従来の導光板50及びLED51と、FPC52との固定方法は、両面粘着テープ56を導光板50の櫛歯状の部分59と、LED51が実装されるFPC52の実装面との間にさらに設ける方法である。このような構造の場合、導光板の上部に位置することとなる表示装置の表示部分と、LED51との間の距離Aは、例えば1.9mm以上開くこととなる。また、LED51同士の距離Bは、2.5mm程度となる。
上記のようなバックライトユニット5のフレーム内の部品を、図1に示されるような狭額縁化されたフレームに収容することを考えた場合、LED51同士の間には両面粘着テープ56が設けられているため、収容は困難と考えられる。そこで、図1に示されるように、導光板10と基材13の表面とを接着させる両面テープ20が、LED11同士の間に設けられていない構造とすることが考えられる。すなわち、LED11同士の距離が狭められたバックライトユニットは、狭額縁化に対応可能であると考えられる。
しかしながら、図1の構造を有するバックライトユニット1の場合、導光板10の裏面には反射シートなどの部材が設けられる場合があるため、図1(B)に示される両面テープ20の幅は例えば0.4mm程度に制限される。すなわち、バックライトユニット1を狭額縁化する場合、両面テープ20の幅を取ることが困難となり、バックライトユニット1を形成する導光板10と基材13の表面との間の接着強度は低下する。
そこで、図1の構造で両面テープ20を厚くするために、LED11がFPC12にはんだ付けされる部分の厚みを増やすことが考えられる。しかしながら、はんだ付け部のパッドを厚くするためには、銅箔やメッキを厚くすることになり、FPCの製造上困難である。また、はんだ付け部を厚くする場合、実装時のLED11の位置ズレが生じる、又はFPC12の実装面に対してLED11が傾いた状態で実装される虞がある。
図3は、本実施形態に係るバックライトユニット3の構造の概要の一例を示す。ここで、図3(A)は、バックライトユニット3を表示対象の表示方向から見た場合の部分拡大図、図3(B)は、図3(A)におけるA−A矢印断面における部分拡大図である。
バックライトユニット3は、表示装置の表示部分の背面に設けられる導光板30と、導光板30の側方向に設けられるLED31と、表示部分に対してLED31よりも更に背面側に位置し、LED31が実装されるFPC32と、FPC32と重ねて設けられるFPC33と、を備える。ここで、FPC32は、基材34と、基材34の片面に形成される銅箔35と、を備える。また、FPC33は、基材36と、基材36の両面に形成される銅箔37と、を備える。また、LED31は、本発明の「発光素子」の一例である。ま
た、FPC32は、本発明の「第一の基板」の一例である。また、FPC33は、本発明の「第二の基板」の一例である。また、銅箔35及び銅箔37は、所望の配線パターンとなるように加工される。
また、FPC32の表面には、銅箔とめっきから形成されるパッド38が設けられる。そして、LED31は、パッド38とはんだ39を介してFPC32の表面に接合される。また、バックライトユニット3は、パッド38と、基材36の裏面に形成される銅箔37とを導通させるスルーホール40を備える。また、バックライトユニット3は、基材36の両面に形成される銅箔37同士を導通させるスルーホール41を備える。また、バックライトユニット3は、FPC33の裏面を覆い、基材36の裏面に形成される銅箔37を系外から絶縁させるカバーレイ42を備える。また、バックライトユニット3は、FPC32とFPC33、及びFPC33とカバーレイ42を接着させる接着剤43を備える。また、バックライトユニット3は、導光板30とFPC33とを接着させる固定テープ44を備える。ここで、FPC32、FPC33、カバーレイ42及び接着剤43は、本発明の「基板ユニット」の一例である。また、固定テープ44は、本発明の「導光板と基板ユニットとを接着させる接着部材」の一例である。また、カバーレイ42は、本発明の「被覆部材」の一例である。
また、図3(B)に示されるように、FPC33は、LED31と導光板30とが並ぶ方向の長さがFPC32の当該方向の長さよりも長い。そして、FPC32とFPC33とが重なって設けられ、段差部分が形成されている。そして、当該段差部分に、固定テープ44が設けられる構造となっている。図3(B)のような構造の場合、固定テープ44の厚みは例えば100μm程度となる。
[作用・効果]
上記のようなバックライトユニット3によれば、図1に示される構造のように段差部分が無い構造と比較し、固定テープ44の厚みを厚くすることができる。よって、固定テープ44の糊の厚みを厚くとることが可能となる。よって、固定テープ44が、糊の厚みに応じて接着力が増すテープである場合、バックライトユニット3を形成する導光板30とFPC33との接着強度の低下は低減される。
また、上記のようなバックライトユニット3によれば、固定テープ44の厚みが100μ
m程度であるため、固定テープ44に粘着テープに限らず、熱交換型の接着テープを使用することができる。よって、固定テープ44に熱交換型の接着テープが使用される場合、導光板30とFPC33との接着強度の低下はさらに低減される。
また、上記のようなバックライトユニット3によれば、FPC33の基材36の両面に銅箔37が形成されている。すなわち、上記のようなバックライトユニット3によれば、基材36の両面の夫々に銅箔を形成する場合に、基材の上に銅箔を形成する装置を共通して使用することができる。すなわち、バックライトユニット3の生産性は向上する。
また、上記のようなバックライトユニット3によれば、LED31とLED31との間に固定テープ44は設けられていない。すなわち、LED31の間隔を狭めることが可能となる。よって、各LED31から発せられる光は、線光源から発せられた光のように見える。よって、表示部分に表示される表示対象の品位を保つことができる。また、LED31の間隔が狭められたバックライトユニット3は、フレームの狭額縁化に対応することができる。すなわち、上記のようなバックライトユニット3は、狭額縁化を実現しつつも導光板30とFPC33との接着強度の低下を抑制することができる。
§2 変形例
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。例えば、以下のような変更が可能である。なお、以下では、上記実施形態と同様の構成要素に関しては同様の符号を用い、上記実施形態と同様の点については、適宜説明を省略した。以下の変形例は適宜組み合わせ可能である。
<2.1>
図4は、本実施形態の変形例に係るバックライトユニット7の構造の概要の一例を示す。バックライトユニット3では、片面に銅箔が形成されたFPC32と、両面に銅箔が形成されたFPC33とが重ねられていたが、バックライトユニット7では、いずれも片面に銅箔が形成されたFPCが重ねられる。ここで、図4は、図3(B)と同様の断面の部分拡大図である。
バックライトユニット7は、表示装置の表示部分の背面に設けられる導光板70と、導光板70の側方向に設けられるLED71と、表示部分に対してLED71よりも更に背面側に位置し、LED71が実装されるFPC72と、FPC72と重ねて設けられるFPC73と、を備える。ここで、FPC72は、基材74と、基材74の片面に形成される銅箔75と、を備える。また、FPC73は、基材76と、基材76の片面であって、FPC72と反対側の面に形成される銅箔77と、を備える。
また、FPC72の表面には、銅箔とめっきから形成されるパッド78が設けられる。そして、LED71は、パッド78とはんだ79を介してFPC72の表面に接合される。また、バックライトユニット7は、パッド78と、基材76の裏面に形成される銅箔77とを導通させるスルーホール80を備える。また、バックライトユニット7は、FPC73の裏面を覆い、基材76の裏面に形成される銅箔77を系外から絶縁させるカバーレイ81を備える。また、バックライトユニット7は、FPC72とFPC73、及びFPC73とカバーレイ81を接着させる接着剤82を備える。また、バックライトユニット7は、導光板70とFPC73とを接着させる固定テープ83を備える。
また、図4に示される通り、FPC73は、LED71と導光板70とが並ぶ方向の長さがFPC72の当該方向の長さよりも長い。そして、FPC72とFPC73とが重なって設けられることにより、段差部分が形成されている。そして、当該段差部分に、固定テープ83が設けられる構造となっている。図4のような構造の場合、固定テープ83の厚みは例えば85μm程度となる。
[作用・効果]
上記のようなバックライトユニット7によっても、図1に示される構造のように段差部分が無い構造と比較し、固定テープ83の厚みを厚くすることができる。また、LED71とLED71との間に固定テープ83は設けられていない。よって、本実施形態と同様に、バックライトユニット7は、狭額縁化を実現しつつも導光板70とFPC73との接着強度の低下を抑制することができる。
また、上記のようなバックライトユニット7によれば、FPC72及びFPC73の何れも片面に銅箔が形成される基板である。よって、両面に銅箔が形成される基板を含む場合と比較して、バックライトユニット7の厚みの増大を抑制することができる。
<2.2>
図5は、本実施形態の変形例に係るバックライトユニット9の構造の概要の一例を示す。バックライトユニット3は、2枚のFPCが重ねられた構造であるが、バックライトユニット9では、FPCの枚数は1枚である。そして、FPCとカバーレイとが段差部分を
有する構造である。ここで、図5は、図3(B)と同様の断面の部分拡大図である。
バックライトユニット9は、表示装置の表示部分の背面に設けられる導光板90と、導光板90の側方向に設けられるLED91と、表示部分に対してLED91よりも更に背面側に位置し、LED91が実装されるFPC92を備える。ここで、FPC92は、基材93と、基材93の両面に形成される銅箔94と、を備える。
また、FPC92の表面には、銅箔とめっきから形成されるパッド95が設けられる。そして、LED91は、パッド95とはんだ96を介してFPC92の表面に接合される。また、バックライトユニット9は、パッド95と、基材93の裏面に形成される銅箔94とを導通させるスルーホール97を備える。また、バックライトユニット9は、FPC92の裏面を覆い、基材93の裏面に形成される銅箔94を系外から絶縁させるカバーレイ98を備える。また、バックライトユニット9は、FPC92とカバーレイ98を接着させる接着剤99を備える。また、バックライトユニット9は、導光板90とカバーレイ98とを接着させる固定テープ100を備える。
また、図5に示される通り、カバーレイ98は、LED91と導光板90とが並ぶ方向の長さがFPC92の当該方向の長さよりも長い。そして、カバーレイ98とFPC92とが重なって設けられることにより、段差部分が形成されている。そして、当該段差部分に、固定テープ100が設けられる構造となっている。図5のような構造の場合、固定テープ100の厚みは例えば100μm程度となる。
[作用・効果]
上記のようなバックライトユニット9によっても、図1に示される構造のように段差部分が無い構造と比較し、固定テープ100の厚みを厚くすることができる。また、LED91とLED91との間に固定テープ100は設けられていない。よって、本実施形態と同様に、バックライトユニット9は、狭額縁化を実現しつつも導光板90がバックライトユニット9内において固定される際の接着強度の低下を抑制することができる。
また、上記のようなバックライトユニット9によれば、FPCの枚数が1枚である。よって、バックライトユニット9の厚みの増大を抑制することができる。
<2.3>
図6は、本実施形態の変形例に係るバックライトユニットの構造の概要の一例を示す。図6は、図3(B)と同様の断面の部分拡大図である。図6(A)におけるバックライトユニット3Aは、バックライトユニット3の構造に加えて、固定テープ45を備える。そして、固定テープ45は、LED31とFPC32との間に設けられ、LED31とFPC32とを接着させる。また、図6(B)におけるバックライトユニット7Aは、同様にバックライトユニット7の構造に加えて、固定テープ45を備えた一例である。また、図6(C)におけるバックライトユニット9Aは、同様にバックライトユニット9の構造に加えて、固定テープ45を備えた一例である。また、固定テープ45は、本発明の「発光素子が基板の実装面に対して傾くことを抑制する抑制手段」の一例である。
[作用・効果]
上記のようなバックライトユニット3A、7A、9Aによれば、LEDがFPCの表面に対して傾くことは抑制される。よって、LEDから発せられた光が効率良く導光板の中へ入射する。また、LEDがFPCへ接着されるため、LEDが固定される強度は向上する。
<その他変形例>
上記の実施形態や変形例において、バックライトユニットが有するFPCの枚数は何枚でもよい。また、それらのFPCは、片面に銅箔が形成されていても、両面に銅箔が形成されていてもどちらでもよい。
以上で開示した実施形態や変形例はそれぞれ組み合わせる事ができる。
なお、以下には本発明の構成要件と実施例の構成とを対比可能とするために、本発明の構成要件を図面の符号付きで記載しておく。
<付記1>
表示装置の表示部分の背面に設けられ、前記表示部分を照らすバックライトユニット(3,3A,7,7A,9,9A)であって、
前記表示部分の背面に設けられる導光板(30等)と、
前記導光板(30等)の側方向に設けられ、前記導光板(30等)の方向へ光を照射する発光素子(31等)と、
前記表示部分から見て前記導光板(30等)及び前記発光素子(31等)のさらに背面側に設けられ、前記発光素子(31等)が実装される基板(32等)を含む基板ユニット(32,33,42,43等)と、
前記導光板(30等)の背面と、前記基板ユニット(32,33,42,43等)と、の間に設けられ、前記導光板(30等)と前記基板ユニット(32,33,42,43等)と、を接着させる接着部材(44等)と、を備え、
前記基板ユニット(32,33,42,43等)は、前記導光板(30等)と対向する部分に段差部分を有し、
前記接着部材(44等)は、前記導光板(30等)と、前記段差部分の前記導光板(30等)から離れた方の部分との間に設けられる、
バックライトユニット(3,3A,7,7A,9,9A)。
<付記2>
前記基板ユニット(32,33,42,43等)は、前記発光素子(31等)が実装される第一の基板(32等)と、前記発光素子(31等)と前記導光板(30等)とが並ぶ方向の長さが前記第一の基板(32等)の前記方向の長さよりも長い第二の基板(33等)と、を有し、
前記段差部分は、前記第二の基板(33等)の上に前記第一の基板(32等)が重ねられることにより形成される、
付記1に記載のバックライトユニット(3,7等)。
<付記3>
前記第一の基板(32)には、部品が実装可能な面のうち、前記発光素子(31)が実装される面に配線パターンが形成され、
前記第二の基板(33)には、部品が実装可能な両面に配線パターンが形成される、
付記2に記載のバックライトユニット(3)。
<付記4>
前記第一の基板(72)には、部品が実装可能な面のうち、前記発光素子(71)が実装される面に配線パターンが形成され、
前記第二の基板(73)には、部品が実装可能な面のうち、前記第一の基板(72)と反対側の面に配線パターンが形成される、
付記2に記載のバックライトユニット(7)。
<付記5>
前記基板ユニット(92,98,99)は、前記基板(92)の前記発光素子(91)が実装される面の裏面を覆い、前記発光素子(91)と前記導光板(90)とが並ぶ方向の長さが前記基板(92)の前記方向の長さよりも長い被覆部材(98)をさらに備え、
前記段差部分は、前記被覆部材(98)の上に前記基板(92)が重ねられることにより形成される、
付記1に記載のバックライトユニット(9)。
<付記6>
前記発光素子(31等)が前記基板(32等)の実装面に対して傾くことを抑制する抑制手段(45)を更に備える、
付記1から5のうち何れか1項に記載のバックライトユニット(3A,7A,9A)。
1 :バックライトユニット
3 :バックライトユニット
3A :バックライトユニット
5 :バックライトユニット
7 :バックライトユニット
7A :バックライトユニット
9 :バックライトユニット
9A :バックライトユニット
10 :導光板
11 :LED
12 :FPC
13 :基材
14 :銅箔
15 :パッド
16 :はんだ
17 :スルーホール
18 :カバーレイ
19 :接着剤
20 :両面テープ
30 :導光板
31 :LED
32 :FPC
33 :FPC
34 :基材
35 :銅箔
36 :基材
37 :銅箔
38 :パッド
39 :はんだ
40 :スルーホール
41 :スルーホール
42 :カバーレイ
43 :接着剤
44 :固定テープ
45 :固定テープ
50 :導光板
51 :LED
52 :FPC
53 :ベゼル
54 :樹脂フレーム
55 :反射シート
56 :両面粘着テープ
57 :光学シート
58 :遮光両面粘着テープ
59 :部分
70 :導光板
71 :LED
72 :FPC
73 :FPC
74 :基材
75 :銅箔
76 :基材
77 :銅箔
78 :パッド
79 :はんだ
80 :スルーホール
81 :カバーレイ
82 :接着剤
83 :固定テープ
90 :導光板
91 :LED
92 :FPC
93 :基材
94 :銅箔
95 :パッド
96 :はんだ
97 :スルーホール
98 :カバーレイ
99 :接着剤
100 :固定テープ

Claims (6)

  1. 表示装置の表示部分の背面に設けられ、前記表示部分を照らすバックライトユニットであって、
    前記表示部分の背面に設けられる導光板と、
    前記導光板の側方向に設けられ、前記導光板の方向へ光を照射する発光素子と、
    前記表示部分から見て前記導光板及び前記発光素子のさらに背面側に設けられ、前記発光素子が実装される基板を含む基板ユニットと、
    前記導光板の背面と、前記基板ユニットと、の間に設けられ、前記導光板と前記基板ユニットと、を接着させる接着部材と、を備え、
    前記基板ユニットは、前記導光板と対向する部分に段差部分を有し、
    前記接着部材は、前記導光板と、前記段差部分の前記導光板から離れた方の部分との間に設けられる、
    バックライトユニット。
  2. 前記基板ユニットは、前記発光素子が実装される第一の基板と、前記発光素子と前記導光板とが並ぶ方向の長さが前記第一の基板の前記方向の長さよりも長い第二の基板と、を有し、
    前記段差部分は、前記第二の基板の上に前記第一の基板が重ねられることにより形成される、
    請求項1に記載のバックライトユニット。
  3. 前記第一の基板には、部品が実装可能な面のうち、前記発光素子が実装される面に配線パターンが形成され、
    前記第二の基板には、部品が実装可能な両面に配線パターンが形成される、
    請求項2に記載のバックライトユニット。
  4. 前記第一の基板には、部品が実装可能な面のうち、前記発光素子が実装される面に配線パターンが形成され、
    前記第二の基板には、部品が実装可能な面のうち、前記第一の基板と反対側の面に配線パターンが形成される、
    請求項2に記載のバックライトユニット。
  5. 前記基板ユニットは、前記基板の前記発光素子が実装される面の裏面を覆い、前記発光素子と前記導光板とが並ぶ方向の長さが前記基板の前記方向の長さよりも長い被覆部材をさらに備え、
    前記段差部分は、前記被覆部材の上に前記基板が重ねられることにより形成される、
    請求項1に記載のバックライトユニット。
  6. 前記発光素子が前記基板の実装面に対して傾くことを抑制する抑制手段を更に備える、
    請求項1から5のうち何れか1項に記載のバックライトユニット。
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