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JP2020104263A - 画像形成装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Yoshiha Hiraike
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Abstract

【課題】 電源スイッチ押下時に操作パネルへ起動時間を短縮するモードが選択されていることをユーザーへ知らせることで、電源コンセント引き抜きを防ぐように注意喚起を行う。【解決手段】 電源スイッチ押下時に操作パネルへ、起動時間を短縮するモードか電源オフかを選択させる画面を所定時間表示することで、特に起動時間を短縮するモードが設定されている場合に、電源コンセント引き抜きの注意喚起を行う。また、ソフトウェアのハングアップ時も電源オフできるように、電源スイッチ押下から所定時間内に電源断するハードウェア構成の場合、起動時間を短縮するモードと電源オフの移行までに掛かる処理時間の長い方を差し引いた制限時間内で選択画面を表示する。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置、その制御方法及びプログラムに関する。
近年、画像形成装置は起動に要する時間が長くなる傾向にある。
その要因の一つは、画像形成装置の多機能化等に伴い、起動時にROMからRAMへ展開すべきデータの量が大きくなってきているからである。
これに対して、ユーザーが電源スイッチをオフにした際にRAMのデータをそのまま保持しておき、次回ユーザーが電源スイッチをオンにした際にはROMからRAMへのデータの展開を省略することにより、起動に要する時間を短縮する技術がある。
この様な技術としては、RAMへの通電を継続することによってRAMのデータを保持するサスペンドという技術がある(特許文献1参照)。
また、この様な技術としては、RAMのデータをHDDに一時退避させることによってRAMのデータを保持するハイバネーションという技術もある(特許文献2参照)。
この様な技術では、ユーザーからは装置の電源スイッチがオフになっているように見えつつも、一方では起動時間を短縮することができる。
特開平9−34578号公報 特開2000−82014号公報
起動時間を短縮するモードが初期設定であった場合、それに気づかず電源コンセント引き抜きを行う可能性が高まる。
電源スイッチ押下時に、RAMのデータを不揮発性メモリへ書き戻しするシステムであった場合、電源コンセント引き抜きによりその処理を実行できなくなる。
その結果、RAMのデータを不揮発性メモリへ書き戻しすることが出来ず、不揮発性メモリへ書き戻し済みのデータと書き戻し出来なかったデータが混在してデータ不整合が生じ、次回起動が出来なくなる場合がある。
そこで本発明は、電源スイッチ押下時に操作パネルへ起動時間を短縮するモードが選択されていることをユーザーへ知らせることで、電源コンセント引き抜きを防ぐように注意喚起を行うことを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、
電源スイッチ押下によりコンデンサの放電を開始し、コンデンサに蓄積している放電を終えるまではソフトウェアの動作を可能とする手段と、
電源スイッチ押下時に操作パネルへ、起動時間を短縮するモードか電源オフかを選択させる画面を表示する手段と、
コンデンサの放電時間から、起動時間を短縮するモードや電源オフの移行までに掛かる処理時間を差し引いた時間内に上記選択画面を表示する手段と、
を有することを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置によれば、電源スイッチ押下時に操作パネルへ、起動時間を短縮するモードか電源オフかを選択させる画面を所定時間表示することで、特に起動時間を短縮するモードが設定されている場合に、電源コンセント引き抜きの注意喚起を行うことを可能とする。また、ソフトウェアのハングアップ時も電源オフできるように、電源スイッチ押下から所定時間内に電源断するハードウェア構成の場合、起動時間を短縮するモードと電源オフの移行までに掛かる処理時間の長い方を差し引いた制限時間内で選択画面を表示する。
本発明に係る画像形成装置の構成を示すブロック図 本発明に係る画像形成装置のコントローラの構成を示すブロック図 本発明に係る画像形成装置の電力供給状態を示す図 本発明に係る画像形成装置の処理時間の遷移を示す図 本発明に係る画像形成装置の主電源スイッチ押下のフローチャートを示す図 本発明に係る画像形成装置のプリンタエンジンの断面図 本発明に係る画像形成装置の主電源スイッチ押下のフローチャートを示す図 本発明に係る画像形成装置の操作部への表示を示す図
以下の説明では、情報処理装置の一例としてプリンタ(画像形成装置)について説明するが、画像形成装置は複合機等のように他の装置であってもよい。
〔第1の実施形態〕
<装置の構成>
まず、本発明に係る装置の構成について、図1〜図3を用いて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
データ処理装置102は、例えばコンピュータであり、画像形成装置101に対してLAN等の通信インタフェースを介して印刷ジョブの発行や機器の指示等を行う。
画像形成装置101は、以下の構成を有する。コントローラ202は、各モジュールに指示を出す事により、画像形成装置を統括的に制御する。プリンタエンジン205は、コントローラ202より共有される画像情報に従ってデジタル画像を紙に出力する。操作部201は、画像形成装置101の操作を行なうためのものである。そして、操作部201は、ユーザーが画像形成装置101を設定するための操作ボタンや、ユーザーに画像形成装置101の各種情報を提示するための表示部としての液晶画面等の表示パネルを備える。ハードディスク装置203は、他のストレージ装置であってもよく、デジタル画像やそのデジタル画像の生成時に使用するリソース情報等を記憶する。電源ユニット204は、AC電源に接続され、画像形成装置101内の各ユニットに対して電力を供給する。
なお、本実施例において適用される画像形成装置は、プリンタに限られるものではなく、画像形成機能を有するデジタル複合機でもよい。
図2は、本発明に係る画像形成装置のコントローラの構成を示すブロック図である。なお、CPU301やCPU321には、チップセット、バスブリッジ、クロックジェネレータ等のCPU周辺ハードウェアが多数含まれているが、本図では簡略化して記載している。
コントローラ202は、メインボード300とサブボード320を有する。
メインボード300は、汎用CPUシステムであり、以下の構成を有する。CPU301は、メインボード300全体を制御する。ROM302は、CPU301およびCPU321のプログラムを記憶する。不揮発性メモリ303は、画像形成装置101の設定情報や印刷に関連するカウンタ情報を記憶し、電源断された場合であっても情報を保持する。USBコントローラ304は、USBメモリ206に対するデータの入出力を制御する。USBメモリ206は、画像形成装置で使用すべき各種データを記憶する。ディスクコントローラ305は、ハードディスク装置203に対する入出力を制御する。バスコントローラ310は、サブボード320のバスコントローラ330とのブリッジ機能を持つ。リセット回路331は、メインボード300のH/Wの設定をリセットする。
サブボード320は、比較的小さな汎用CPUシステムと、画像処理ハードウェアからなり、以下の構成を有する。CPU321は、サブボード320全体を制御する。ネットワークコントローラ322は、LANを介してデータ処理装置102との間でデータの入出力を行う。電源監視H/W323は、本システムの電源制御を監視する。CPU321が正常に動作できる場合、CPU321の指示に従い、リセット回路331およびリセット回路311を介してシステムにリセットを掛けることが可能である。
電源監視H/W323にはコンデンサ350を搭載し、電源スイッチ360の押下により蓄えた電気の放電を終えるまでの所定時間はソフトウェアの動作を可能とする。また、CPU321に電源が供給されていない状態では、電源スイッチ360の入力に従ってコントローラ202の電源を投入することができる。これは、ASIC等の場合、小さなCPUシステムでもよい。
リセット回路331は、サブボード320のH/Wの設定をリセットする。画像処理プロセッサ324は、リアルタイムデジタル画像処理を行う。デバイスコントローラ325は、プリンタエンジン205を制御する。バスコントローラ330は、メインボード300のバスコントローラ310とのブリッジ機能を持つ。これらの他に、コントローラ202は、RAM340を有する。RAM340は、CPU301とCPU321のそれぞれからアクセス可能であり、それぞれの主記憶メモリと使用される。CPU301は、ROM302の初期プログラムに従って、CPU301とCPU321のそれぞれのメインプログラムをROM302よりから読み出し、RAM340に記憶する。
図3は、本発明に係る画像形成装置の電力供給状態(省電力モード)を示す図である。なお、以下の説明において、電力供給が停止されるとは、電力供給が0になる場合だけでなく、電力の供給先が正常に動作しない程度の微量な電力供給が行われている場合も含むものとする。
図3(a)は、電源オン状態を示す図である。この状態では、画像形成装置101の各構成へ電力供給が行われる。電源オン状態において、何も機能が実行されないまま所定の時間が経過すると、図3(c)の節電状態へ移行する。また、電源オン状態において、電源スイッチ押下による電源オフ操作されると、所定の条件下で、図3(b)の電源オフ状態に移行する。
図3(b)の電源オフ状態に移行するケースとしては、所定の時間以上電源スイッチ押下状態にするような電源ボタンの長押し操作も対象にしてよい。また、電源オン状態において、電源スイッチ押下による電源オフ操作されると、所定の条件下で、図3(d)の高速起動待機状態に移行する。図3(b)は、電源オフ状態を示す図である。この状態では、画像形成装置101の各構成への電力供給が停止される。電源オフ状態において、電源スイッチ押下による電源オン操作されると、図3(a)の電源オン状態に移行する。この時には、CPU301とCPU321のそれぞれのメインプログラムをROM302よりから読み出してRAM340に展開するため、図3(d)の高速起動待機状態からの起動に比べて起動完了までの時間が長くなる。
図3(c)は、節電状態を示す図である。この状態では、CPU321、RAM340、ネットワークコントローラ322、電源ユニット204への電力供給が維持され、その他の構成への電力供給は停止される。節電状態において、ネットワークコントローラ322へデータが入力されたり、ユーザーによって操作部201の節電解除ボタンが押されたりすると、図3(a)の電源オン状態に移行する。また、節電状態において、電源スイッチ押下による電源オフ操作されると、所定の条件下で、図3(b)の電源オフ状態に移行する。図3(b)の電源オフ状態に移行するケースとしては、所定の時間以上電源スイッチ押下状態にするような電源スイッチの長押し操作も対象にしてよい。また、節電状態において、電源スイッチ押下による電源オフ操作されると、所定の条件下で、図3(d)の高速起動待機状態に移行する。
図3(d)は、高速起動待機状態を示す図である。この状態では、CPU321、RAM340への電力供給が維持され、その他の構成への電力供給は停止される。高速起動待機状態において、電源スイッチ押下による電源オン操作されると、図3(a)の電源オン状態に移行する。この時には、CPU301はRAM340に展開済みのメインプログラムを使用するため、図3(b)の電源オフ状態からの起動に比べて起動完了までの時間が短くなる。
図3(a)〜図3(d)を消費電力が大きい順に状態を並べると、図3(a)>図3(c)>図3(d)>図3(b)となる。また、図3(b)〜図3(d)を図3(a)への移行が速い順に並べると、図3(c)>図3(d)>図3(b)となる。高速起動待機状態において、所定の時間以上電源スイッチ押下状態にするような電源スイッチの長押し操作されたときには、図3(b)の電源オフ状態に移行する構成であってもよい。
次に、本発明に係る装置の機能について説明する。
まず、画像形成装置101は、以下のような印刷機能を備える。
CPU321は、データ処理装置102から送信された例えばページ記述言語による印刷データを受信し、RAM340に保存する。CPU301は、CPU321による印刷データ受信を確認すると、ページ記述言語を解析し、画像プロセッサ324がビットマップデータに変換可能な中間データとしてRAM340に保存する。
CPU321は、中間データの生成を確認すると、RAM340から読み出した中間データを画像処理プロセッサ324に入力し、画像プロセッサ324はCPU321を介してメモリ340にビットマップデータを出力する。CPU321は、ビットマップデータの生成に従ってデバイスコントローラ325を介してプリンタエンジン205に印刷要求を送信するとともに、画像プロセッサ324にRAM340の画像データ(ビットマップデータ)の位置を教える。
CPU321は、プリンタエンジン205からの画像転送同期信号に従って、RAM340上の画像データを画像処理プロセッサ324とデバイスコントローラ325を介してプリンタエンジン205に送信する。プリンタエンジン205は、コントローラ202より転送されたデジタル画像データを所定の電子写真プロセスに従って紙に印刷する。
次に、本発明に係る装置の動作について、図4〜図5を用いて説明する。なお、各フローチャートに示す動作は、CPU301およびCPU321が、RAM340に展開したそれぞれのメインプログラムを実行することによって実現される。
図4は、本発明に係る画像形成装置の処理時間の遷移を示す図である。
図4(a)は、電源オン操作により、図3(b)から(a)への遷移時の処理を示す図である。CPU301は、ROM302の初期プログラムに従って、プログラム400をROM302より読み出し、RAM340へ記憶する。プログラム400の初期化が行われ、不揮発性メモリ303やハードディスク装置203に記憶しているデータを読み出し、RAM340へ記憶し、プログラムを動作可能な状態へ遷移させる。プログラム400の初期化動作を電源オン処理410で示す。また、同期してプリンタエンジン205の初期化動作が行われ、印刷が可能な状態へ遷移する。プリンタエンジン205の初期化動作を電源オン処理420で示す。
図4(b)は、電源オフ操作により、図3(a)から(b)への遷移時の処理を示す図である。電力供給を停止する前に、RAM340に記憶しているデータを不揮発性メモリ303やハードディスク装置203へ退避させ、安全な状態で電源を落とすことが出来る状態に遷移させる。RAM340のデータを不揮発性メモリ303やハードディスク装置203へ退避させる際において、データへのアクセス方法がファイルシステムであれば、全データの書き込みを完了し、ファイルクローズさせるまでの制御を行う。プログラム400の終了動作を電源オフ処理430で示す。
また、同期してプリンタエンジン205の終了動作が行われ、電力供給の停止を可能な状態へ遷移する。プリンタエンジン205の終了動作を電源オフ処理440で示す。図2のコンデンサ350の放電時間を450で示す。この放電時間450が完了するまでの間に、電源オフ処理430と440を完了する必要がある。
図4(c)は、高速起動待機操作により、図3(a)から(d)への遷移時の処理を示す図である。プログラム400は、RAM340に記憶しているデータを不揮発性メモリ303やハードディスク装置203へ退避させずに、コントローラ202を節電状態に遷移させる。この制御を節電処理460で示す。また、同期してプリンタエンジン205の終了動作が行われ、電力供給の停止を可能な状態へ遷移する。プリンタエンジン205の終了動作を電源オフ処理450で示す。この状態で停電や電源コンセントの引き抜きが行われると、電力供給が停止するためRAM340に記憶しているデータが消滅することになる。その結果、RAMのデータを不揮発性メモリへ書き戻しすることが出来ず、不揮発性メモリへ書き戻し済みのデータと書き戻し出来なかったデータが混在してデータ不整合が生じ、次回起動が出来なくなる場合がある。
図4(d)は、高速起動復帰操作により、図3(d)から(a)への遷移時の処理を示す図である。プログラム400は、図4(c)の節電処理460で節電状態へ遷移させた状態を復帰動作させる制御を節電復帰処理470で示す。また、同期してプリンタエンジン205の初期化動作が行われ、印刷が可能な状態へ遷移する。プリンタエンジン205の初期化動作を電源オン処理420で示す。
図4(e)は、電源スイッチ押下時に図3(b)と(c)の選択画面表示の処理を示す図である。電源スイッチ押下すると、図3(b)電源オフと(c)高速起動待機の選択が可能な選択画面480を操作部201へ表示する。電源オフを選択した場合は電源オフ処理430を、高速起動待機を選択した場合は節電処理460の処理を行うが、選択画面480の表示時間を加算してコンデンサ放電時間450の処理時間内に収まる時間内で選択画面表示を行う。
例えば、電源オフ処理430を30秒、節電処理460を15秒、コンデンサ放電時間450を50秒とした場合、選択画面表示時間を10秒とすることで、コンデンサ放電時間450の50秒内に収まるように時間配分を行う。なお、操作部201へ、電源オフ処理430か節電処理460を選択する選択画面を表示する際は初期設定されている方を強調表示する。その結果、高速起動待機が設定されている場合に、コンセント引き抜きの注意喚起を行うことが可能となる。選択画面480の表示時間内に選択されなかった場合、初期設定されている方を自動選択する。
図5は、本発明に係る画像形成装置の図4(e)の動作を示すフローチャートである。電源スイッチ360の押下により本フローチャートの動作が開始する。
ステップ501では、高速起動待機を利用するか、電源オフへ切り替えるかの選択画面を操作部201へ表示する。ステップ502で選択が行われると、ステップ505において高速起動待機が選択されたか否かの判断を行う。
一方、選択が行われていない場合、ステップ503で所定時間を経過したか否かを判断し、所定時間を経過するまでの間はステップ501から503を繰り返す。所定時間については、図4(e)で説明した方法に従い予め時間を設定しておく。ステップ503において、所定時間を経過した場合はステップ504において、初期設定されている方を自動選択する。
ステップ505で高速起動待機が選択されている場合、ステップ506でプログラム400は節電処理460を、ステップ507でプリンタエンジン205の電源オフ処理440を行う。ステップ508では、ステップ506とステップ507の処理終了、もしくは、所定時間の経過を待ち続けている。ここの所定時間とは、図4(e)で説明した、コンデンサ放電時間450から選択画面表示時間を差し引いた時間内とすることで、コンデンサ放電時間450よりも先にプログラム400の節電処理460と、プリンタエンジン205の電源オフ処理440の処理を終えるように時間を設定する。
ステップ508において、ステップ506とステップ507の処理終了、もしくは、所定時間を経過した場合は、高速起動待機状態への移行を完了として以上のフローを終了する。
一方、ステップ505で電源オフが選択されている場合、ステップ509でプログラム400は電源オフ処理430を、ステップ510でプリンタエンジン205の電源オフ処理440を行う。ステップ511では、ステップ509とステップ510の処理終了、もしくは、所定時間の経過を待ち続けている。
ここの所定時間とは、図4(e)で説明した、コンデンサ放電時間450から選択画面表示時間を差し引いた時間内とすることで、コンデンサ放電時間450よりも先にプログラム400の電源オフ処理430と、プリンタエンジン205の電源オフ処理440の処理を終えるように時間を設定する。
ステップ511において、ステップ509とステップ510の処理終了、もしくは、所定時間を経過した場合は、電源オフ移行を完了として以上のフローを終了する。
図6は、本発明に係る画像形成装置の図1のプリンタエンジン205として、レーザービームプリント方式の場合を示している。
印刷画像データはビデオ信号に変換してレーザードライバ1002に出力する。レーザドライバ1002は半導体レーザ1003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレーザ光1004のオン・オフ切り換えを行なう。レーザ光1004は回転多面鏡1005で左右方向に振らされて静電ドラム1006上を走査露光する。これにより、静電ドラム1006上には出力画像の静電潜像が形成されることになる。
この潜像は、静電ドラム1006周囲に配設された現像ユニット1007により現像された後、印刷用紙に転写される。印刷用紙はプリントエンジン本体に装着した印刷用紙カセット1008に収納され、給紙ローラ1009、及び搬送ローラ1010、 1011により装置内に取り込まれて静電ドラム1006に供給される。
なお、本実施例を適用するプリンタとしては、レーザービームプリンタに限られたものではなく、インクジェットプリンタ、昇華プリンタ、銀塩プリンタなどの他のプリンタを用いてもよい。
以上のように、電源スイッチ押下時に操作パネルへ、起動時間を短縮するモードか電源オフかを選択させる画面を所定時間表示することで、特に起動時間を短縮するモードが設定されている場合に、電源コンセント引き抜きの注意喚起を行うことを可能とする。
また、ソフトウェアのハングアップ時も電源オフできるように、電源スイッチ押下から所定時間内に電源断するハードウェア構成の場合、起動時間を短縮するモードと電源オフの移行までに掛かる処理時間の長い方を差し引いた制限時間内で選択画面を表示する。
〔第2の実施形態〕
第1の実施形態では、図4(e)において、所定時間内に高速起動待機と電源オフの選択画面を表示する場合について説明した。第2の実施形態では、図4(e)において、選択画面表示以降に、電源コンセントの引き抜きの注意喚起を図る警告メッセージを表示する場合を説明する。第2の実施形態では、図4(e)において、プログラム400の電源オフ処理430や節電処理460の処理時間が長く、選択画面表示する時間が十分に取れない場合に、警告メッセージを表示することで、注意喚起を長く表示することを目的とする。
図7は、本発明に係る画像形成装置の図4(e)の動作を示すフローチャートである。図5のフローチャートとの違いは、ステップ505において高速起動待機が選択されている場合、次にステップ520において警告メッセージ表示を行う点である。この警告メッセージ表示は本フローチャートが終了するまで継続しても良い。
図8は、図7のステップ501とステップ520で表示する画面の一例である。図8(a)は、ステップ501で表示する選択画面の一例である。図8(b)は、ステップ520で表示する警告メッセージの一例である。
以上のように、電源オフ処理や節電処理の処理時間が長く、選択画面表示する時間が十分に取れない場合に、警告メッセージを表示することで、注意喚起を長く表示することを目的とする。
〔他の実施形態〕
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 画像形成装置、102 データ処理装置、201 操作部、
202 コントローラ、203 ハードディスク装置、204 電源ユニット、
205 プリンタエンジン、206 USBメモリ、301 CPU、
302 ROM、303 不揮発性メモリ、304 USBコントローラ、
305 ディスクコントローラ、300 メインボード、
310 バスコントローラ、311 リセット回路、320 サブボード、
321 CPU、322 ネットワークコントローラ、323 電源監視H/W、
324 画像処理プロセッサ、325 デバイスコントローラ、
330 バスコントローラ、331 リセット回路、350 コンデンサ、
360 電源スイッチ、410 プログラムの電源オン処理、
420 プリンタエンジンの電源オン処理、
430 プログラムの電源オフ処理、
440 プリンタエンジンの電源オフ処理、
450 コンデンサ放電時間、
460 プログラムの節電処理、
470 プログラムの節電復帰処理、
480 選択画面表示、1002 レーザドライバ、1003 半導体レーザ、
1004 レーザ光、1005 回転多面鏡、1006 感光体、
1007 現像ユニット、1008 印刷用紙カセット、
1009 給紙ローラ、1010 搬送ローラ、1011 搬送ローラ

Claims (2)

  1. コピー・スキャナー・ファクシミリ・プリンタ複合機において、
    電源スイッチ押下によりコンデンサの放電を開始し、コンデンサに蓄積している放電を終えるまではソフトウェアの動作を可能とする手段を有し、
    電源スイッチ押下時に操作パネルへ、起動時間を短縮するモードか電源オフかを選択させる画面を表示する手段を有し、
    コンデンサの放電時間から、起動時間を短縮するモードや電源オフの移行までに掛かる処理時間を差し引いた時間内に上記選択画面を表示する手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 起動時間を短縮するモードか電源オフかを選択させる画面を表示する時間が十分に取れない場合において、選択画面の表示後に電源コンセントの引き抜きの注意喚起を図る警告メッセージを表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
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