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JP2020098464A - 印刷システム、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

印刷システム、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Yoshiharu Fujii
義晴 藤井
秀幸 阿南
Hideyuki Anan
秀幸 阿南
直人 村杉
Naoto Murasugi
直人 村杉
光則 緒方
Mitsunori Ogata
光則 緒方
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Abstract

【課題】 ソーシャル・ネットワーキング・サービスを利用して寄せ書きを集めて画像形成装置に送信可能とすること【解決手段】ユーザ間の交流データの入力を受け付けてサーバに送信する入力値送信手段を有する情報処理端末と、情報処理端末に入力された交流データを受信する受信手段と交流データの履歴情報を記憶する記憶手段とを有するサーバと、記憶手段に記憶された交流データの履歴情報を所定のフォーマットに則って印刷する画像形成手段を有する画像形成装置と、を備える印刷システムであって、サーバは、記憶手段に記憶された履歴情報が所定の条件を満たすと、画像形成手段へ履歴情報を送信する送信手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)で行われる交流データを画像形成装置で印刷する技術に関する。
近年、ユーザ間の情報交換の方法としてリアルタイムで複数の人が文字を入力して会話を交わすソーシャル・ネットワーキング・サービスの機能が利用されている。
その中で、ソーシャル・ネットワーキング・サービスで行われている情報交換の内容を、情報処理端末の操作により画像形成装置で印刷したいという要望がある。
特許文献1では、ソーシャル・ネットワーキング・サービスで行われた交流の内容を、携帯通信端末を操作して画像形成装置に印刷する技術が開示されている。
国際公開第2017/187561号
しかしながら、特許文献1では、ソーシャル・ネットワーキング・サービスで印刷を行う内容は、ユーザ指定や時間指定であるため、選ばれたユーザが印刷して欲しくない内容まで印刷されてしまう可能性がある。これは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスで過去に交流が行われた内容を後から別の人間が印刷できるため、に生じる課題である。。
一方、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを使って、あるユーザへの寄せ書きを集めて色紙などに印刷し、そのユーザにプレゼントするという利用方法も考えられる。
本発明は、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを利用して寄せ書きを集めて画像形成装置に送信可能とすることを課題とする。
ユーザ間の交流データの入力を受け付けてサーバに送信する入力値送信手段を有する情報処理端末と、前記情報処理端末に入力された交流データを受信する受信手段と交流データの履歴情報を記憶する記憶手段とを有するサーバと、前記記憶手段に記憶された交流データの履歴情報を所定のフォーマットに則って印刷する画像形成手段を有する画像形成装置と、を備える印刷システムであって、前記サーバは、前記記憶手段に記憶された履歴情報が所定の条件を満たすと、前記画像形成手段へ履歴情報を送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを利用して寄せ書きを集めて画像形成装置に送信することが可能となる。
本発明の実施形態におけるシステム構成の一例を示す構成図である。 本発明の実施形態におけるSNSサーバ100、情報処理装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における画像形成装置300のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における情報処理端末400のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)サーバ100、情報処理装置200/情報処理端末400、画像形成装置300、の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るSNSサーバ100が情報処理装置200もしくは情報処理端末400からソーシャル・ネットワーク・サービスの交流データの印刷条件を受け付ける処理の流れを説明するフローチャートであ 本発明の実施形態に係る情報処理端末400からソーシャル・ネットワーク・サービスの交流データを受け付け、SNSサーバに交流データを保存し、画像形成装置に印刷させる処理の流れを説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係るSNSサーバが記憶するデータテーブルの一例である。 本発明の実施形態に係る情報処理端末400のディスプレイ410に表示される印刷条件入力画面のイメージを示す模式図である。 本発明の実施形態に係る印刷レイアウトをユーザに選択させるレイアウト選択画面の一例を示すイメージ図である。 本発明の実施形態に係る情報処理端末400におけるコメント入力画面の一例を示すイメージ図である。 本発明の実施形態に係る情報処理端末400のディスプレイ410に表示される顔画像要求画面の一例を示すイメージ図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置により印刷される紙面イメージの一例を示した模式図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置により印刷される紙面イメージの一例を示した模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るSNSサーバ100、情報処理装置200、画像形成装置300、情報処理端末(携帯端末)400を含む印刷システムの構成の一例を示すシステム構成図である。なお、SNSサーバ100は、画像形成装置300内のサービスとして実行する構成であってもよい。
図1に示すように、本実施形態のシステムでは、画像形成装置300、SNSサーバ100、情報処理装置200がインタネットやLAN(ローカルエリアネットワーク)を介して通信を行う。
SNSサーバ100は、インタネットを介して、複数の情報処理装置200や情報処理端末(携帯端末)400と通信可能なサーバであり、ソーシャル・ネットワーキング・サービスにより提供する会話や画像を含む交流データを複数の情報処理装置200や情報処理端末(携帯端末)400間で送受信する。また、同じくインタネットを介して、画像形成装置300とデータの送受信が可能な構成を有する。
情報処理装置200もしくは情報処理端末(携帯端末)400は、いわゆるパーソナルコンピュータやタブレット端末、スマートフォンなどであり、インタネットを介する通信によりSNSサーバ100との間でデータの送受信が可能な構成を有する。情報処理装置200もしくは情報処理端末(携帯端末)400は、インストールされている印刷プログラム、もしくは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスが動作するSNSサーバ100のWebアプリケーション画面からSNSサーバで行われている交流データを画像形成装置300に印刷させる命令を出すことができる。
画像形成装置300は、たとえば、プリンタ、コピー、ファックスなどの複数機能を備えたいわゆる複合機であり、インタネットやLANなどによりSNSサーバ100や情報処理装置200、情報処理端末(携帯端末)400とデータ送受信が可能である。画像形成装置300では、SNSサーバ100から送信されるデータの印刷が行われる。
以下、図2を参照して、図1に示したSNSサーバ100、情報処理装置200に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output
System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。
なお、SNSサーバ100の外部メモリ211には、ソーシャル・ネットワーク・サービスで交流された交流データが記憶されている。交流データの一例は、図8である。
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、入力デバイス209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、ディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。なお、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したインターネット)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
ハードウェア上で動作する各種プログラム(例えば、ブラウザ)は、外部メモリ211(記憶手段)に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
次に図3を参照して、本発明の画像形成装置としての画像形成装置300のハードウェア構成について説明する。
図3は画像形成装置300のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、コントローラユニット3000は、画像入力デバイスとして機能するスキャナ3015や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ3014と接続されるとともに、図1に示したインタネットや、例えばPSTNまたはISDN等の公衆回線(WAN)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行なう。
図3に示すように、コントローラユニット3000は、CPU3001、RAM3006、ROM3002、外部記憶装置(ハードディスクドライブ(HDD))3007、ネットワークインタフェース(Network I/F)3003、モデム(Modem)3004、操作部インタフェース(操作部I/F)3005、外部インタフェース(外部I/F)3009、イメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)3008、ラスタイメージプロセッサ(RIP)3010、プリンタインタフェース(プリンタI/F)3011、スキャナインタフェース(スキャナI/F)3012、画像処理部3013等で構成される。
CPU3001は、システム全体を制御するプロセッサである。
RAM3006は、CPU3001が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記憶するための画像メモリである。
ROM3002は、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。
外部記憶装置(ハードディスクドライブHDD)3007は、システムを制御するための各種プログラム、画像データ等を格納する。また、各種テーブルを記憶している。
操作部インタフェース(操作部I/F)3005は、操作部(UI)3018とのインタフェース部であり、操作部3018に表示する画像データを操作部3018に対して出力する。
また、操作部I/F3005は、操作部3018から本システム使用者が入力した情報(例えば、ユーザ情報等)をCPU3001に伝える役割をする。なお、操作部3018はタッチパネルを有する表示部を備え、該表示部に表示されたボタンを、ユーザが押下(指等でタッチ)することにより、各種指示を行うことができる。
ネットワークインタフェース(Network I/F)3003は、ネットワークに接続し、データの入出力を行なう。
モデム(MODEM)3004は公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
外部インタフェース(外部I/F)3009は、USB、IEEE1394、プリンタポート、RS−232C等の外部入力を受け付けるインタフェース部である。以上のデバイスがシステムバス上に配置される。
一方、イメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)3008は、システムバス3016と画像データを高速で転送する画像バス3017とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス3017は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス3017上には以下のデバイスが配置される。
ラスタイメージプロセッサ(RIP)3010は、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。
プリンタインタフェース(プリンタI/F)3011は、プリンタ3014とコントローラユニット3000を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
また、スキャナインタフェース(スキャナI/F)3012は、スキャナ3015とコントローラユニット3000を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
画像処理部3013は、入力画像データに対し、補正、加工、編集をおこなったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部3013は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナI/F3012に接続されるスキャナ3015は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部3018から読み取り起動指示することにより、CPU3001がスキャナに指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし、原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタI/F3011に接続されるプリンタ3014は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微小ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU3001からの指示によって開始する。尚、プリンタ3014には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部I/F3005に接続される操作部3018は、液晶ディスプレイ(LCD)表示部を有する。LCD上にはタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されると、その位置情報を操作部I/F3005を介してCPU3001に伝える。また、操作部3018は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、リセットキー等を備える。
ここで、操作部3018のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色のLEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態であるか否かを示す。また、操作部3018のストップキーは、稼動中の動作を止める働きをする。また、リセットキーは、操作部3018からの設定を初期化する時に用いる。
なお、本実施形態では、ソーシャル・ネットワーク・サービスの交流データをSNSサーバ100に記憶する構成としたが、画像形成装置300内に記憶して、SNSサーバと同様の動作を実現してもよい。
次に図4に示す図を参照して情報処理端末400のハードウェア構成の説明を行う。
図4は、情報処理端末400のハードウェア構成を示す図である。尚、図4に示すハードウェア構成はあくまで一例である。
情報処理端末400は、タッチパネルを備える装置である。本実施形態では、いわゆるスマートフォンやタブレット端末のような装置を想定して説明を行うが、特にこれに限らない。タッチパネルを備える装置であれば、パーソナルコンピュータであってもよい。
CPU401は、システムバスを介してメモリやコントローラを統括的に制御する。ROM402あるいはフラッシュメモリ414には、CPU401の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムが記憶されている。更には、情報処理端末400が実行する機能を実現するために必要な、後述する各種プログラム等が記憶されている。
RAM403は、CPU401の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU401は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM403にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
ディスプレイコントローラ404は、ディスプレイ410等の表示装置への表示を制御する。ディスプレイ410は例えば液晶ディスプレイである。また、ディスプレイ410の表面にはタッチパネル411が備えられている。タッチパネル411に対するタッチ操作の検知をタッチパネルコントローラ405が制御する。タッチパネルコントローラ405は、タッチパネル411に対する複数の箇所に対するタッチ操作(以下、マルチタッチという。)も検知することが可能である。
カメラコントローラ406は、カメラ412における撮影を制御する。カメラ412はデジタルカメラであり、カメラコントローラ406からの制御で撮像した画像を撮像素子でデジタルデータに変換する。カメラ412は静止画と動画を撮影することが可能である。
センサコントローラ407は、情報処理端末400が備える各種センサ413からの入力を制御する。情報処理端末400のセンサ413には様々なセンサが存在し、例えば方位センサ、加速度センサ等である。
ネットワークコントローラ408は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインタネット通信等が可能である。
フラッシュメモリコントローラ409は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するフラッシュメモリ414へのアクセスを制御する。本実施形態においては、フラッシュメモリとして説明を行うが、ハードディスクやフレキシブルディスク、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の記憶媒体であってもよい。
前述したCPU401、各メモリ、各コントローラは、1つのチップ415に統合されている。いわゆるSoC(System on Chip)の形態で情報処理端末400の内部に備えられている。
尚、CPU401は、例えばRAM403内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ410での表示を可能としている。
本発明の情報処理端末400が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等はフラッシュメモリ414に記録されており、必要に応じてRAM403にロードされることによりCPU401によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルはフラッシュメモリ414に格納されている。以上が、本実施形態におけるハードウェア構成である。
次に図5に示す図を参照してSNSサーバ100、情報処理装置200及び情報処理端末400、画像形成装置300の機能構成を説明する、なお、図5の機能構成図は一例であって用途や目的に応じて様々な構成例がある。
図5のSNSサーバでは、受信部511、記憶部512、送信部513、顔認識部514、顔画像依頼部515を有している。また、情報処理装置200及び/又は情報処理端末400は、入力値送信部521、画像送信部522を有しており、画像形成装置300は、画像形成部531を有している。
情報処理装置200及び/又は情報処理端末400が有する入力値送信部521はユーザにより入力された交流データ(コメント)をSNSサーバに送信する処理を行う。また、画像送信部522は、ユーザが入手した画像(自分の顔画像など)をSNSサーバに送信する処理を行う。
SNSサーバ100が有する受信部511は、情報処理装置200又は情報処理端末400から送信された交流データや画像情報を受信する処理を行い、記憶部512は、受信部511が受信した交流データを履歴情報として記憶する。送信部513は、記憶部512で記憶した履歴情報を所定の条件の際に画像形成装置300に送信する処理を行う。
顔認識部514は、ユーザの履歴情報や画像情報に顔画像が含まれているかを認識する処理を行い、顔画像依頼部515は、顔認識部514により顔画像がないと認識された場合に情報処理装置200又は情報処理端末400に顔画像を送信するように依頼をする処理を行う。
画像形成装置300が有する画像形成部531は、SNSサーバ100から送信された交流データ(文書情報や画像情報)を所定のフォーマット(レイアウト)に則って印刷する処理を行う。
次に、図6を参照して、本実施形態における画像形成装置への印刷条件の受付処理について説明する。
図6は、本発明の実施形態に係るSNSサーバ100が情報処理装置200もしくは情報処理端末400からソーシャル・ネットワーク・サービスの交流データの印刷条件を受け付ける処理の流れを説明するフローチャートであり、図中のS601〜S606は各ステップを示す。各ステップの処理は、それぞれのシステムの外部メモリ211、もしくはフラッシュメモリ414に格納されたアプリケーションプログラムを、それぞれのシステムのCPU201もしくはCPU401がRAM203もしくはRAM403上にロードして実行することにより実現される。
図6のフローチャートは、ユーザがたとえば、あるユーザへの寄せ書きを集めるためにSNSアプリケーションの寄せ書き機能を起動した際に開始されるフローチャートである。
まず、図6のステップS601において、情報処理装置200もしくは情報処理端末400は、SNSアプリケーションの寄せ書き印刷機能を開始するための印刷条件を設定する図示しない機能移行ボタンの押下を受け付ける。なお、以降の情報処理装置200もしくは情報処理端末400の処理は、情報処理端末400の処理として記載するが、情報処理装置200でも情報処理端末400でも実施が可能とする。
次に、ステップS602において、SNSサーバ100は、情報処理端末400から印刷条件設定依頼を受け付け、印刷条件入力画面の情報を生成する。生成する画面イメージは図9で後述する。
次に、ステップS603において、SNSサーバ100は、ステップS602で生成した印刷条件入力画面を情報処理端末400へ送信する。
次に、ステップS604において、情報処理端末400は、ステップS603により送信された印刷条件入力画面を表示する。表示される印刷条件入力画面のイメージを図9を参照して説明する。
図9は、本発明の実施形態に係る情報処理端末400のディスプレイ410に表示される印刷条件入力画面のイメージを示す模式図である。
図9において、900は情報処理端末400のディスプレイ410上に表示されている画面イメージであり、901がこれから投稿される交流データ(寄せ書き)の印刷が可能になる条件を設定する項目、903が印刷する交流データ(寄せ書き)に関する個人設定の項目、905は印刷する交流データ(寄せ書き)のレイアウトを選ぶ選択画面に飛ぶリンク情報である。
印刷開始可能条件である901には、交流データ(寄せ書き)の集まった数により、印刷を開始できる条件が入力される項目であり、図9の例では、「1人除くグループ全員が投稿」902のラジオボタンが選択されている。ここでグループとは、ソーシャル・ネットワーク・サービスにおけるユーザの集合を意味し、ユーザの中で予め設定された複数のユーザ間のみで交流データの交換を行えるグループを意味する。図8を参照して、ソーシャル・ネットワーク・サービスのグループについて説明する。
図8は、本発明の実施形態に係るSNSサーバが記憶するデータテーブルの一例である。
図8の800のテーブルの810の範囲において、ユーザとユーザの所属するグループが定義されている。812はそれぞれのユーザにユニークなIDであり、813はそれぞれのユーザの氏名やペンネームなどが登録されている。811はグループIDであり、このグループIDが共通のユーザを同一のグループと判断する。図9の例では、図8内のグループIDが「QUAC」である820の範囲のユーザをグループ内のユーザとする。
また、図9の「1人除くグループ全員が投稿」902のラジオボタンが選択されていると、1人除くユーザを908のプルダウンから選択する。プルダウン項目は印刷条件を設定しているユーザが所属するグループの中から選択される。図8の場合、印刷条件を設定しているユーザが821の「寿史」だった場合、908のプルダウン項目はグループIDが「QUAC」の820の中から選択可能になる。図9の908の例では、ユーザが821である「勝木」が選択されている。821の「勝木」が選択されているため、コメントを依頼するコメント依頼フラグ803は、821の「勝木」だけ823の欄のように0と設定し、他のグループIDが「QUAC」である820のユーザはコメント依頼フラグ803を1と設定している。
このように、グループに含まれるユーザだけを選択して、交流データ(寄せ書きなど)を入力してもらうことにより、グループに含まれる親しいユーザだけに寄せ書きをお願いできるなどの効果が生じる。
また、交流データから1人を除くことにより、グループの中にいる寄せ書きを渡す相手(除いた1人)に事前に寄せ書き情報が知られることなく寄せ書きが作成できるという効果も生まれる。図9の図面の説明に戻る。
図9の個人設定である903には、寄せ書きを印刷する際に、交流データを発信する投稿者の顔画像を印刷するために、顔画像を必須とするかの設定を受け付ける項目である。図9の例では、「顔画像必須」にラジオボタンが選択されており、顔画像もしくは、他の画像(ソーシャル・ネットワーク・サービスに登録されているスタンプなどでも良い)を寄せ書きに印刷するために必須としている。904の「ソーシャル・ネットワーク・サービスから顔画像取得」にチェックが入っているので、ソーシャル・ネットワーク・サービスに登録されているいわゆるプロフィール画像を自動的に取得する設定になっている。
903と904の個人設定における顔画像取得処理により、投稿するユーザは寄せ書きなどに顔画像を載せる際、わざわざ顔画像を撮影して送る必要がなく、手軽に寄せ書きなどが投稿できる効果を有する。
レイアウト選択リンクである905には、画像形成装置に印刷する際のレイアウトを選択する画面へのURLなどが登録されており、905をユーザが指でタップするなどで905のボタンを押下すると、図10のような印刷レイアウト選択画面が表示される。図10を参照して、レイアウト選択画面の例を説明する。
図10は、本発明の実施形態に係る印刷レイアウトをユーザに選択させるレイアウト選択画面の一例を示すイメージ図である。
図10が情報処理端末400のディスプレイ410に表示されているイメージであり、レイアウトの例が、1000、1010、1020、などである。それぞれのレイアウトの中には、ユーザの顔写真1011、1021などが配置されており、1002、1012、1022には投稿したユーザ名、1003、1013、1023には投稿された交流データ(寄せ書きなど)が配置されている。また、1004、1014、1024には印刷する原稿のタイトルが配置されている。具体的に配置された例は、図13,図14で後述する。これらのレイアウト1000、1010、1020…の中から、印刷するレイアウトをユーザから受け付けるためのチェックボックス1030、1031などを設けている。図10の場合は、1031のチェックボックスにチェックがはいっており、その場合は、結果的に後述する図13のようなイメージの印刷物を出力する。なお、図10のレイアウトは一例であり、ユーザの顔写真やユーザ名とコメントを組合せた他のレイアウトでも良い。以上で図10の画面の説明を終える。
図9の印刷条件入力画面には、他に印刷する紙のサイズや紙の種類(色紙か葉書、普通紙に印刷するかなどを選択可能)などの通常印刷時の印刷条件や、印刷する原稿のタイトルや交流データの入力をお願いするユーザへのコメントなどの入力項目を設けても良い。また、印刷開始可能条件としては、交流データを投稿したユーザの数でもよいし、投稿された交流データの文字数による制限でもよく、また、所定の期限日を設けて所定の期限日までは印刷を開始できず、所定の期限日以降は印刷可能と設定してもよい。以上で、印刷条件入力画面のイメージ図の説明を終え、図6のフローチャートの説明に戻る。
図6のステップS604において、情報処理端末400により表示された印刷条件入力画面に、ユーザからの入力を受け付け(ステップS605)、受け付けた条件をSNSサーバに送信する。
次のステップS606において、SNSサーバ100は、情報処理端末400から送信された印刷条件を受信し、外部メモリ211などに保存する。保存するデータはたとえば、図9や図10に入力されているデータやチェックボックスの選択を形式を変えて保存している。
以上で、印刷条件の受付処理の説明を終える。
次に、図7を参照して、本実施形態におけるユーザから交流データを受け付けて、画像形成装置へ印刷させる処理について説明する。
図7は、本発明の実施形態に係る情報処理端末400からソーシャル・ネットワーク・サービスの交流データを受け付け、SNSサーバに交流データを保存し、画像形成装置に印刷させる処理の流れを説明するフローチャートであり、図中のS701〜S716は各ステップを示す。各ステップの処理は、それぞれのシステムの外部メモリ211、フラッシュメモリ414もしくはHDD3007に格納されたアプリケーションプログラムを、それぞれのシステムのCPU201、CPU401もしくはCPU3001がRAM203、RAM403もしくはRAM3006上にロードして実行することにより実現される。
図7のフローチャートは、図6のフローチャートの処理に引き続いて開始されるフローチャートである。
まず、図7のステップS701において、SNSサーバ100は、図6のステップS606で受信したデータテーブルのコメント依頼フラグ803に基づいて、コメント投稿を求めるユーザの情報処理端末400に情報(コメント)入力依頼をするメッセージを送信する。
ステップS701の処理により、コメント投稿依頼を受け付けた情報処理端末400は、次のステップS702において、コメント入力画面を表示する。コメント入力画面の例を図11を参照して説明する。
図11は、本発明の実施形態に係る情報処理端末400におけるコメント入力画面の一例を示すイメージ図である。
図11の1100は、コメント入力画面を表示した例であり、1108には印刷に関するタイトルが表示されている。
1108には、印刷する原稿のタイトルが表示されており、1101には交流データの入力をお願いするユーザへのコメントが表示されている。
次に、図7のステップS703において、情報処理端末400は、ユーザからのコメント入力を受け付ける。入力を受け付ける画面イメージを図11を参照して説明する。
ステップS702において、図11のコメント入力画面が表示されると、コメントを入力するユーザは、1109の入力開始ボタンを押下する。1109を押下することにより、画面上にソフトウェアキーボードが表示され、メッセージを入力できる画面に切り替わる(不図示)。
ソフトウェアキーボードによる入力が終わると、次のステップS704へと処理を遷移し、情報処理端末400は、入力されたコメントをSNSサーバ100に送信する。
次に、ステップS705において、SNSサーバ100は、情報処理端末400より送信されたコメントをユーザと紐づけて図8のようなデータテーブルに記憶する。記憶後、記憶したコメントをそれぞれのユーザの情報処理端末400に送信する。送信された画面イメージの例を図11を参照して説明する。
図11の1110に表示された画像イメージは、それぞれ異なるユーザが入力したコメントが表示されている例である。最初に入力した1102のコメントが一番上に表示されており、下に行くに従って時系列に入力されたコメントが表示されるイメージである。なお、1106と1107はこの情報処理端末400から入力されていることを示しており、吹き出しの吹き出し口が右側からの表示になっている。すなわち、1106と1107は同じユーザから投稿されたコメントである。図7のフローチャートの説明に戻る。
次に、図9の印刷条件入力画面でのユーザの設定により、図7のステップS706以降の処理を行う。図9の個人設定項目903で顔画像必須である場合、ステップS706からS712の処理を行う。
ステップS706において、SNSサーバ100は、ステップS704で投稿したユーザの画像情報をSNSサーバ100が記憶しているかどうかの判断を行う。画像情報を記憶している場合は、ステップS712へと処理を遷移し、その画像情報を印刷紙面に印刷するために取得する。取得した画像情報のファイルの場所を記憶した例を図8を参照して説明する。
図8の801には、SNSサーバ100に記憶されているファイル名やファイルのパス名などが登録されている。なお、太字で表示されている804や805の登録欄は当初はソーシャル・ネットワーク・サービスのプロフィール画像がなかったため、空欄であったが、後述するステップS711の処理により新たに登録されたファイル名であることを示している。
ステップS712の処理が終わると、次のステップS713へと処理を遷移する。
一方、ステップS706において、SNSサーバ100にステップS704で投稿したユーザに関連する画像情報がない場合は、ステップS707へと処理を遷移する。
なお、ステップS706で取得した画像情報を解析し、画像情報が顔画像でないと判断された場合は、ステップS707へと処理を遷移しても良い。この処理により、SNSサーバに登録されている画像情報(プロファイル画像など)が顔画像ではなく風景画像などであった場合は、寄せ書きなどで印刷したい本人画像を再取得するステップS707以降の処理を実施することで、寄せ書きに載せる本人を特定しやすくなる効果を有する。
ステップS707へと処理を遷移すると、SNSサーバはステップS704でコメントを送信した情報処理端末400に本人の画像を送信するように要求する画面の情報を送信する。
次にステップS708において、情報処理端末400は、ディスプレイ410に本人の画像をSNSサーバに送信するための画面イメージを表示する。画像を送信する画面イメージを図12を参照して説明する。
図12は、本発明の実施形態に係る情報処理端末400のディスプレイ410に表示される顔画像要求画面の一例を示すイメージ図である。
図12において、1200は情報処理端末400のディスプレイ410上に表示されている画面イメージであり、1200には印刷する原稿のタイトルが表示されており、1202には、画像情報がなかったユーザの名前が表示されている。1203には顔画像の投稿を促すお願い文が表示され、1204には情報処理端末400のインカメラ(表示画面側のカメラ)で撮像されている画面イメージが表示される。1204に投稿ユーザ本人が表示されている段階で、撮像画像記憶ボタン(シャッターボタン)1205を押下すると、撮像された画像が記憶され(ステップS709)、投稿ユーザの了承後、その撮像画像をSNSサーバ100に送信する(ステップS710)。なお、自撮りではなく他の人から撮像される画像をSNSサーバ100に送信したい場合は、1206のインカメラ/アウトカメラ切り替えボタンにより、アウトカメラ(表示画面の背面側のカメラ)から撮像されたユーザの画像を送信しても良い。
次に、ステップS711において、SNSサーバ100は、情報処理端末400により送信された画像情報を受信して記憶し、記憶したファイル名をデータテーブルに保存場所として登録する。登録された画像ファイルの例が図8の804や805である。804と805の登録欄(太字部)はステップS712で画像情報が登録されなかったユーザのファイル名である。これらの処理が終わると、ステップS713の処理へと遷移する。
ステップS713に遷移すると、SNSサーバ100は、印刷開始可能条件を満たすかどうかを判断し、以後の処理を分ける。
印刷開始可能条件が、たとえば、図9の901と903の条件であった場合、1人を除くグループ全員が投稿しており、それぞれのユーザの顔画像が取得できていれば、印刷開始することができる。図8の例では、1人(「勝木」ユーザ)を除くグループユーザの全てのコメント802を受信しており、グループユーザの画像情報801も登録されているので、印刷開始可能な状態である。この場合、情報処理端末400からの命令により、ステップS714に処理を遷移することができる。
一方、印刷開始可能条件が、たとえば、図9の901と903の条件であった場合、図8のユーザのコメント802が1人でも欠けていると印刷開始できない。また、画像情報が1人でも登録されていないユーザがいれば、印刷を開始できない。
なお、印刷開始可能条件は前述した期限日以降は許可する仕様と組合せてもよく、ユーザのコメントや画像情報が揃わない場合でも、期限日以降は印刷開始可能としても良い。
印刷を開始できない場合は、ステップS705へと処理を戻し、ユーザからのコメント入力や顔画像登録処理を待つ。
ステップS713において、印刷開始可能条件を満たした場合は、ステップS714へと処理を遷移し、SNSサーバ100は、図8に登録している情報及び、印刷条件(レイアウト情報など)を画像形成装置に送信する。
次に、ステップS715において、画像形成装置は、ステップS714から送信された図8の情報及び印刷条件を受信し、次のステップS716において、印刷条件で指定されたレイアウトに則って、コメント(交流データ)、画像情報を印刷して処理を終える。
印刷される紙面イメージを図13、図14を参照して説明する。
図13は、本発明の実施形態に係る画像形成装置により印刷される紙面イメージの一例を示した模式図である。
図13は、図10のレイアウトの内、1010のレイアウトが選択された(1031のチェックボックスが選択された)場合のイメージ図である。
図13の場合、1010のレイアウト内に指定されているように、紙面1300の1301の位置にユーザの顔写真、1302にはユーザ名、1303にはユーザの投稿コメント(交流データ)を印刷している。これらのユーザそれぞれのデータを紙面の中心から放射状に配置したレイアウトである。1304には、印刷する原稿のタイトルである「勝木さん卒業おめでとう」の文字が配置されている。
図14は、本発明の実施形態に係る画像形成装置により印刷される紙面イメージの一例を示した模式図である。
図14は、図10のレイアウトの内、1020のレイアウトが選択された(1032のチェックボックスが選択された)場合のイメージ図、すなわち各ユーザのデータをである。
図14の場合、1020のレイアウト内に指定されているように、紙面1400の1401の位置にユーザの顔写真、1402にはユーザ名、1403にはユーザの投稿コメント(交流データ)を印刷している。これらのユーザそれぞれのデータを紙面にタイル状に配置したレイアウトである。1404には、印刷する原稿のタイトルを配置している。
以上のように、ソーシャル・ネットワーク・サービスに投稿した情報(交流データ)を画像形成装置に送信して印刷する際に、交流データが所定の条件を満たすと印刷可能とすることを特徴とし、これにより、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを利用して寄せ書きを集めて画像形成装置に送信することが容易にできる。
他の実施例として、図11と図13、図14を参照して発明の内容を説明する。
図11において、1103で投稿したユーザ(図8によると、「絵美」)が投稿したコメント(交流データ)に対し、1105において、別のユーザ(図8によると、「朋子」)が投稿したコメントが1103の投稿の返信として投稿(返送)された場合、1103の投稿への返信(返信交流データ)であることを示すために、1104のように、1103の投稿内容が再び表示される。このように、1103のコメントに返信としてコメントを返した情報(1104)は、返信されるコメント(1103)と関係があることが多い。
そのため、印刷する紙面においても、返信されたコメント(1104)を返信元のコメント(1103)の近傍に配置することを特徴とする。具体的には、図13の1305には返信元のコメント(1103)が配置され、返信されたコメントである1104は隣の1306へ配置されている。なお、1305と1306は関連があるコメントであるので、2つのコメント、もしくはユーザの顔写真などを線で結んで、関連付けて表示しても良い(たとえば、1307の矢印)。
図14の場合も同様に、1405には返信元のコメント(1103)が配置され、返信されたコメント(1104)は隣の1406に配置されている。
以上の処理のように、関連があるコメントを印刷する位置を近くに配置したり、ユーザ間を線で結んだりすることに、印刷するコメント間に関連があることを示すことができる。
また、他に実施例として、図11と図13、図14を参照して発明の内容を説明する。
図11において、1106と1107は、情報処理端末400を有するユーザ(図8によると、「順介」)が投稿したコメント(交流データ)の例であるが、1106と1107の入力の間に、1108のコメント(図8によると、「圭史」のコメント)が入力された場合の例である。1106と1107のコメントは同じユーザが投稿したコメントであるので、印刷する紙面においては、同じ位置に印刷する(図13の1308、図14の1408)ように制御することを特徴とする。
以上の処理のように、ソーシャル・ネットワーク・サービスで投稿された情報(交流データ)を紙面上に適切に配置し、交流データの蓄積が所定の条件(たとえば、ソーシャル・ネットワーク・サービスのグループ全員が投稿したなど)に従って、画像形成装置にデータを送信する構成により、ソーシャル・ネットワーク・サービスを使って所定の人に寄せ書きを依頼可能になり、依頼した結果を反映した印刷物を得ることができる効果を有する。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインタネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インタネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)サーバ
200 情報処理装置
300 画像形成装置
400 情報処理端末
511 受信部
512 記憶部
513 送信部
514 顔認識部
515 顔画像依頼部
521 入力値送信部
522 画像送信部
531 画像形成部

Claims (11)

  1. ユーザ間の交流データの入力を受け付けてサーバに送信する入力値送信手段を有する情報処理端末と、前記情報処理端末に入力された交流データを受信する受信手段と交流データの履歴情報を記憶する記憶手段とを有するサーバと、前記記憶手段に記憶された交流データの履歴情報を所定のフォーマットに則って印刷する画像形成手段を有する画像形成装置と、を備える印刷システムであって、
    前記サーバは、前記記憶手段に記憶された履歴情報が所定の条件を満たすと、前記画像形成手段へ履歴情報を送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記送信手段の所定の条件とは、前記記憶手段に記憶された履歴情報が予め設定された数になることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記サーバは、前記交流データの交流を行うユーザの集合を有し、
    前記送信手段の所定の条件とは、前記集合の中での所定の条件であることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷システム。
  4. 前記送信手段の所定の条件とは、前記記憶手段に記憶される履歴情報に、各ユーザの画像情報と文書情報とが揃うことを特徴とする請求項1乃至3に記載の印刷システム。
  5. 前記サーバが各ユーザに対応する画像情報を記憶している場合、該画像情報を、前記履歴情報として揃える画像情報とすることを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
  6. 前記サーバは、前記記憶手段に記憶される履歴情報の画像情報に顔画像があるか認識する顔認識手段と、
    前記顔認識手段により前記画像情報に顔画像でないと認識された場合、前記情報処理端末に画像送信を促す依頼を送信する顔画像依頼手段と、
    前記顔画像依頼手段による依頼を受信した前記情報処理端末は、依頼された画像を前記サーバに送信する画像送信手段と、
    前記受信手段は、前記画像送信手段により送信された画像を、前記履歴情報として揃える画像情報として受信することを特徴とする請求項4又は5に記載の印刷システム。
  7. 前記送信手段は、前記記憶手段に記憶される交流データの履歴情報の中で、1人のユーザからの交流データが複数に分かれている場合、まとめて画像形成手段に送信することを特徴とする請求項1乃至6に記載の印刷システム。
  8. 前記受信手段は、前記交流データへの返信として返送された交流データを返信交流データとして受信することができ、
    前記画像形成手段は、前記交流データへの返信として返送された返信交流データを該交流データの近傍に印刷することを特徴とする請求項1乃至7に記載の印刷システム。
  9. 前記画像形成手段は、前記返信交流データと該返信交流データによって返信した前記交流データとを関連付けて印刷することを特徴とする請求項8に記載の印刷システム。
  10. ユーザ間の交流データの入力を受け付けてサーバに送信する入力値送信部を有する情報処理端末と、前記情報処理端末に入力された交流データを受信する受信部と交流データの履歴情報を記憶する記憶部とを有するサーバと、前記記憶部に記憶された交流データの履歴情報を所定のフォーマットに則って印刷する画像形成部を有する画像形成装置と、を備える印刷システムにおける制御方法であって、
    前記サーバが、前記記憶部に記憶された履歴情報が所定の条件を満たすと、前記画像形成部へ履歴情報を送信する送信方法と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  11. 請求項10に記載された制御方法を実行するためのプログラム。

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