JP2020044607A - 研削盤 - Google Patents
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Abstract
Description
(1.研削盤1の全体構成)
第1実施形態の研削盤1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る研削盤1の全体構成を示す平面図である。研削盤1は、ワークWを加工するための研削盤である。ワークWは、軸状部材であって、偏心部Waを有する。偏心部Waは、ワークWの回転軸線に対して偏心した軸線を中心とした部位である。特に、偏心部Waは、円筒状外周面を有し、偏心部Waの中心軸線が、ワークの回転軸線に対して偏心している。
次に、CNC装置30の構成について、図2を参照しつつ説明する。図2は、第1実施形態に係るCNC装置30を示すブロック図である。CNC装置30は、駆動部20へ制御指令を行うコンピュータ数値制御装置であって、図2に示すように、NCプログラム記憶部31と、ハイト誤差記憶部32と、各種データ記憶部33と、プロフィール演算部34と、制御部35とを備えて構成される。
α=tan-1(h/x)
y2=x2+h2
y2+L2−2Lycos(π−θ+α)=(r+R)2
A=(r+R)2−(Lsinθ)2
x=−Lcosθ+√A
このようにして、ワークWと砥石17との幾何学的関係に基づいて、回転軸心Wcの回転角θ0,θ1,θ2・・・に対する心間距離x0,x1,x2・・・を表すプロフィールデータを演算により求めることができる。
このようにして、回転軸心Wcの回転角θ0,θ1,θ2・・・に対する心間距離x0,x1,x2・・・を表すプロフィールデータが得られる。
上述したように、研削盤1は、回転軸心Wcと砥石軸心Tcとの高さ方向の誤差の大きさを表すハイト誤差量hを登録するハイト誤差記憶部32を備え、プロフィール演算部34は、ハイト誤差量hに基づいて移動位置(心間距離x)を補正したプロフィールデータを演算するので、偏心部Waの加工精度を向上させることができる。また、回転軸心Wcと砥石軸心Tcとの高さ位置の一致精度に対する要求が緩和されるので、研削盤1の組み付けに要する作業時間の短縮を図ることができる。よって、機械的な組み付け誤差の影響を抑制してワークWの偏心部Waを高精度に研削加工することができるという効果を奏する。
次に、第2実施形態の研削盤1について図6及び図7を参照しつつ説明する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。図6は、第2実施形態に係るCNC装置30を示すブロック図であり、図7はワークWと砥石17との位置関係と理論プロフィールデータ及び補正プロフィールデータの演算とを説明する説明図である。尚、第1実施形態と同一部材には同一の符号を付し、それらについての詳細な説明を省略する。
L≧0.000001の場合、
αn=cos-1[{L2+(r+R)2−(x2+h2)}/2L(r+R)]
K2=sin-1[−h/{L+(r+R)}
K3=sin-1[−h/{L−(r+R)}
K3>0
・・・0≦θn<K3 → βn=−αn
・・・K3≦θn<180−K2 → βn=αn
・・・180−K2≦θn≦360 → βn=360−αn
K3≦0
・・・0≦θn<180−K2 → βn=αn
・・・180−K2≦θn<360+K3 → βn=360−αn
・・・360+K3≦θn≦360 → βn=360+αn
尚、L<0.000001の場合、0での除算を防止するため、以下の通りとする。
βn=tan-1{h/(r+R)}+θn
C={(r+R)−pGosa}
x=√{L2+C2−2LCcos(rRevis)−h2}
このようにして、ワークWと砥石17との幾何学的関係に基づいて、回転軸心Wcの回転角θ0,θ1,θ2・・・に対する心間距離x0,x1,x2・・・を表す補正プロフィールデータを演算により求めることができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変更を施すことが可能である。上記実施形態では、本発明をクランクシャフトのクランクピンを研削加工する研削盤に適用した例を示したが、これには限られない。例えば、カムシャフトを研削するカム研削盤にも適用可能である。要するに、本発明は、回転軸心から偏心した偏心部を有するワークを研削する研削盤に適用することができる。
Claims (4)
- 回転軸心から偏心した偏心部を有するワークについて前記回転軸心の回転角と砥石の移動位置とを定義するプロフィールデータを演算するプロフィール演算部と、前記プロフィールデータに従って砥石軸心回りに回転する前記砥石を前記ワークに対する切り込み方向へ相対移動させる制御を行う制御部と、を備え、前記ワークの前記偏心部を研削する研削盤であって、
前記回転軸心と前記砥石軸心との高さ方向の誤差の大きさを表すハイト誤差量を記憶するハイト誤差記憶部を備え、
前記プロフィール演算部は、前記ハイト誤差量に基づいて前記移動位置を補正した前記プロフィールデータを演算する、研削盤。 - 前記プロフィール演算部は、前記回転軸心と前記砥石軸心との心間距離xを下記の数式で演算する、請求項1に記載の研削盤。
A=(r+R)2−(Lsinθ)2
x=−Lcosθ+√A
但し、Lは前記偏心部中心の回転軌跡の半径、Rは前記砥石の半径、rは前記偏心部の半径、θは前記回転軸心の回転角(0≦θ≦2π)、hはハイト誤差量であって前記砥石軸心が理想位置より上の場合を正の値、下の場合を負の値とする。 - 試し研削した前記ワークの前記偏心部を測定器で測定して得られた測定誤差データを記憶する測定誤差記憶部をさらに備え、
前記プロフィール演算部は、前記ハイト誤差量に基づいて前記移動位置を補正した理論プロフィールデータを演算する理論プロフィール演算部と、前記測定誤差データに基づいて前記理論プロフィールデータを補正した補正プロフィールデータを演算する補正プロフィール演算部と、を備える請求項1又は2に記載の研削盤。 - 前記補正プロフィール演算部は、前記測定誤差データに基づいて前記回転軸心と前記砥石軸心との心間距離xを下記の数式で演算する、請求項3に記載の研削盤。
C={(r+R)−pGosa}
x=√{L2+C2−2LCcos(rRevis)−h2}
但し、Lは前記偏心部中心の回転軌跡の半径、Rは前記砥石の半径、rは前記偏心部の半径、rRevisは前記偏心部中心の回転角、pGosaは回転角rRevisでの測定誤差、hは前記ハイト誤差量であって前記砥石軸心が理想位置より上の場合を正の値、下の場合を負の値とする。
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JP2018174525A JP2020044607A (ja) | 2018-09-19 | 2018-09-19 | 研削盤 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2020044607A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112021001619T5 (de) | 2020-03-13 | 2023-03-23 | Denso Corporation | Beschleunigervorrichtung |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001179587A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-03 | Kobe Steel Ltd | 偏心軸部の加工方法 |
US20020182979A1 (en) * | 1999-12-06 | 2002-12-05 | Griffiths Selwyn Jonathan | Computer controlled grinding machine |
JP2014168837A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Shigiya Machinery Works Ltd | 工作機械及び、工作機械によるワークの加工方法 |
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2018
- 2018-09-19 JP JP2018174525A patent/JP2020044607A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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