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JP2020038017A - 加熱調理器 - Google Patents

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池田 茂
Shigeru Ikeda
茂 池田
太田 宣章
Nobuaki Ota
宣章 太田
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Abstract

【課題】調理開始前と調理開始後の両方で、自由に調理補助情報を表示させることが可能な加熱調理器を提供する【解決手段】「ハンバーグ」のメニューを選択した後の「ハンバーグ」のメニュー選択画面(a−3)と、「ハンバーグ」のメニューの調理を開始した後の進行状況通知画面(a−4)の両方から、項目選択手段への操作で共通の調理補助画面となる「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5),(a−8)を表示させるレシピボタンB34を、表示手段7に設ける。「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5),(a−8)には何れも、「ハンバーグ」のメニューの調理を行なうための手順を示すレシピ表示体H5と、その調理手順を実施したか否かを項目選択手段への操作で入力できるチェックボックスC1と、を表示する。【選択図】図3

Description

本発明は、選択したメニューに関する調理補助画面を、表示部に表示させる加熱調理器に関する。
例えば特許文献1には、調理するメニューを特定するなどの様々な調理操作を行なうための操作部と、操作部への操作に伴う様々な操作画面を表示する表示部とを備え、表示部をLCD(液晶ディスプレイ)で構成する一方で、操作部をスタートキーなどの機械式スイッチと、LCD上に設けられるタッチパネルとにより構成した加熱調理器が開示されている。そしてここでは、タッチパネルへの操作により、複数のメニューの中から特定のメニューを選択すると、選択した特定のメニューの材料と、各材料でチェック内容を入力できる内容入力部とを含んだ材料確認画面がLCDに表示され、材料確認画面中の全ての内容入力部に、チェック内容を肯定する「はい」が入力されると、スタートキーからの入力を受付けることで、調理を失敗することなく開始させる考えが提案されている。
特開2014−212866号公報
上記特許文献1では、特定のメニューを選択した後、その特定のメニューの調理を開始する前に、調理の補助情報となる材料確認画面を表示部に表示させることができる。しかし、調理を開始した後にはそうした調理補助情報を表示することができず、また調理を開始する前に、必ず材料確認画面を通過して、必要項目となる内容入力部への入力を行なわなければならないため、ユーザーの手間が増える問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、調理開始前と調理開始後の両方で、自由に調理補助情報を表示させることが可能な加熱調理器を提供することを目的とする。
また、本発明の別な目的は、調理補助情報に関する画面の通過を問わず、調理の開始を可能にして、ユーザーの利便性を向上させることにある。
本発明の加熱調理器は、調理操作を行なう操作部と操作画面を表示する表示部とを備え、前記表示部にはドットLCDを用い、前記操作部には前記表示部上に設けられるタッチパネルを備えた加熱調理器において、特定のメニューを選択した後の調理開始前画面と、前記特定のメニューの調理を開始した後の調理開始後画面の両方から、前記タッチパネルへの操作で共通の調理補助画面を表示させるキーを前記表示部に設け、前記調理補助画面には、前記特定のメニューの調理を行なうための手順と、前記手順を実施したか否かを前記タッチパネルへの操作で入力できるチェック欄と、を表示する構成としたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、特定のメニューを選択した後、調理を開始する前に操作画面として表示される調理開始前画面のみならず、特定のメニューの調理を開始した後に操作画面として表示される調理開始後画面からも、キー上のタッチパネルへの操作だけで、簡単に調理補助画面を表示させることができる。また調理補助画面では、選択した特定のメニューの手順と、手順の実施有無の確認をユーザーが直感的に行なえる。そのため加熱調理器として、調理開始前と調理開始後の両方で、自由に調理補助情報を表示させることができ、表示した調理補助情報をユーザーが直感的に確認できる。
請求項2の発明によれば、調理の進行度に応じて、表示部に表示される調理補助画面の手順やチェック欄が変わるので、特定のメニューに関する手順の確認を、ユーザーがより直感的に行なえる。
請求項3の発明によれば、加熱調理器が調理動作を行なっていない場合は、調理補助画面を表示させた状態で、指示手段への操作により何時でも調理を開始できるので、調理補助画面の通過を問わず、特定のメニューに関する手順の確認中に調理の開始を可能にして、ユーザーの利便性を向上できる。
請求項4の発明によれば、指示手段を操作して調理の開始を指示する際に、調理補助画面のチェック欄にチェックが入っていなければ、ポップアップ表示された調理開始の確認画面で調理手順の確認を促すので、ユーザーが調理手順の実施漏れを確認しやすくなる。
請求項5の発明によれば、ユーザーの意志により、調理開始の確認画面を表示させないようにすることもでき、確認画面の表示に関してユーザーの利便性を向上できる。
請求項6の発明によれば、次に同じ特定のメニューを選択して調理を実施する際に、調理補助画面を表示部に表示させると、チェック欄の入力状態が未入力の状態に戻っているので、チェック欄の使用に関してユーザーの利便性を向上できる。
請求項7の発明によれば、次に同じ特定のメニューで調理を実施する際に、調理補助画面を表示させたときに、チェック欄の入力状態を未入力の状態に戻さず、前回の調理終了時のままにすることもでき、ユーザーの嗜好に合わせた調理手順の確認を行なうことができる。
本発明の各実施形態に共通する加熱調理器の外観を示す正面図である。 本発明の第1実施形態における加熱調理器の主な電気的構成を示すブロック図である。 同上、特定のメニューを選択して、加熱調理を実施する際の表示部に表示される画面の遷移を示す図である。 本発明の第2実施形態における加熱調理器について、バックライトの明るさ設定を選択する際の表示部に表示される画面の遷移を示す図である。 本発明の第3実施形態における加熱調理器の主な電気的構成を示すブロック図である。 同上、通常の加熱調理を実施する際の表示部に表示される画面の遷移を示す図である。 同上、簡単な特定パターンの操作による検査モードへの移行の際の表示部に表示される画面の遷移を示す図である。 同上、複雑な特定パターンの操作による検査モードへの移行の際の表示部に表示される画面の遷移を示す図である。 同上、検査モードへの移行投入に関する制御手段の手順を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態における加熱調理器の主な電気的構成を示すブロック図である。 同上、電源電圧に連動して使用言語を選択する際の表示部の表示例を示す図である。 同上、電源電圧に連動して使用言語を選択する際の表示部の別な表示例を示す図である。 同上、使用する言語の選択が既になされている状態で、電源を入切した場合の表示部の表示例を示す図である。
以下、本発明に係る好ましい加熱調理器の各実施形態について、添付図面を参照しながら詳しく説明する。
図1は、これから説明する各実施形態に共通して、加熱調理器となるオーブンレンジの本体外観を示したものである。同図において、1は加熱動作を行なう箱状の調理器本体であり、調理器本体1の外郭をなすキャビネット2の内部には、前面を開口した調理室3が配設される。また、調理器本体1のほぼ前面を覆うように、調理室3の前面開口部を開閉する扉4が回動可能に取り付けられ、調理室3内に被調理物を出し入れできる構成となっている。
扉4の上部には、縦開きの扉4を開閉するときに手をかける開閉操作用のハンドル5を備えており、扉4の下右側には、表示や報知や操作のための操作パネル部6を備えている。操作パネル部6は、調理の設定内容や進行状況などを表示する表示手段7の他に、表示手段7の画面上をタッチ操作することで、調理のメニューや条件などを選択するための項目選択手段8と、調理室3内の被調理物に対する調理の開始を指示するスタートキーとなる調理開始指示手段9と、設定を取消したり調理を中止したりする取消しキーとなる取消し指示手段10が、ユーザーの手動操作が可能な操作手段としてそれぞれ配設される。表示手段7は、バックライト21付きのドットマトリックスLCD22(図2を参照)を使用しており、LCD22の背面をバックライト21で照射しながら、文字やイラストなどをLCD22のドットで表示できる。また、選択項目手段8は、表示手段7の手前(表面)側に配置され、複数の透明電極スイッチを有してなるタッチパネルであり、タッチされた位置が検出されるようになっている。
図2は、本実施形態におけるオーブンレンジの主な電気的構成を示すブロック図である。同図において、11は制御手段となるマイクロコンピュータで、このマイクロコンピュータ11は周知のように、演算処理手段としてのCPUや、計時手段としてのタイマーや、記憶手段としてのメモリや、入出力デバイスなどを備えている。本実施形態では計時手段として、加熱調理を開始した後の経過時間を計測する時間計測手段13を備え、記憶手段として、表示手段7に組み込まれたバックライト21の明るさ設定を記憶する明るさ設定記憶手段14や、調理器本体1の各部を動作させるのに必要な、あらゆる全ての情報を記憶する全情報記憶手段15などを備えている。ここでいうあらゆる全ての情報とは、表示手段7のLCD22に後述する様々な画面を表示させるための画面情報の他に、項目選択手段8で選択できる全ての調理メニューについて、加熱の進行手順や、お気に入りメニューとしての登録の有無や、材料や作りかたなどのレシピ情報や、調理条件として設定された仕上がり度や、調理メニューの名前と番号などを含む。但し、少ない材料で簡単に作れる単純な調理メニューでは、その調理メニューに対応したレシピ情報が含まれていない場合もある。
マイクロコンピュータ11の入力ポートには、前述した項目選択手段8や、調理開始指示手段9や、取消し指示手段10を含む操作手段23の他に、調理室3内の温度を検出する温度検出手段24と、扉4の開閉状態を検出する扉開閉検出手段25が、それぞれ電気的に接続され、マイクロコンピュータ11の出力ポートには、前述した表示手段7の他に、調理室3内の被調理物をレンジ加熱するためのマイクロ波加熱手段27と、調理室3内の被調理物をヒータ加熱するためのヒータ加熱手段28と、調理の終了などをユーザーにブザー音で知らせるブザー報知手段29が、それぞれ電気的に接続される。この中で、マグネトロンやその駆動手段を含むマイクロ波加熱手段27と、ヒータやその駆動手段を含むヒータ加熱手段28は、調理器本体1の内部に加熱手段として配設される。
マイクロコンピュータ11は、操作手段23からの各操作信号と、温度検出手段24や、扉開閉検出手段25からの各検出信号を受けて、必要な情報を全情報記憶手段15から読み出し、時間計測手段13からの計時に基づく所定のタイミングで、マイクロ波加熱手段27と、ヒータ加熱手段28に駆動用の制御信号を出力し、また表示手段7に表示用の制御信号を出力する機能を有する。こうした機能は、記憶媒体としての前記メモリに記録したプログラムを、マイクロコンピュータ11が読み取ることで実現するが、特に本実施形態では、マイクロコンピュータ11を加熱制御手段31と、表示制御手段32と、音声報知設定手段33として機能させるプログラムを備えている。
加熱制御手段31は、主に被調理物の加熱調理に係る各部の動作を制御するもので、調理開始指示手段9の操作に伴う操作信号を受け取ると、扉開閉検出手段25からの検出信号により、扉4が閉じていると判断した場合に、マイクロ波加熱手段27やヒータ加熱手段28に制御信号を送出して、被調理物に対する種々の加熱調理を制御する。本実施形態では、調理開始指示手段9を操作する前に、項目選択手段8からの操作により、加熱の種類(レンジ加熱またはヒータ加熱の選択)や、加熱の時間や、加熱の出力または温度をそれぞれ設定するための情報が、マイクロコンピュータ11に取り込まれると、加熱制御手段31がその設定した内容に基づきマイクロ波加熱手段27やヒータ加熱手段28を制御して、被調理物を加熱する手動調理機能と、こうした設定を行なうことなく、調理開始指示手段9を操作する前に、項目選択手段8からの操作により、ユーザーが意図して選択した特定の調理メニューの情報がマイクロコンピュータ11に取り込まれると、加熱制御手段31がその特定の調理メニューに対応する全ての情報を全情報記憶部15から読み出し、必要に応じてお気に入りメニューとしての登録の有無や、仕上がり度を書き換えた後に、当該特定の調理メニューに従う加熱手順でマイクロ波加熱手段27やヒータ加熱手段28を制御して、被調理物を自動的に加熱する自動調理機能と、をそれぞれ備えている。
表示制御手段32は、加熱制御手段31と連携して、表示手段7の表示に係る動作を制御するもので、ここでは操作手段23からの操作信号や、調理器本体1への通電開始を受けて、全情報記憶手段15に記憶される全ての画像情報の中から、LCD22に表示させるべき画像に対応した画像情報を選択して、その画像情報を表示用の制御信号として表示手段7に送出する機能を有する。また表示制御手段32は、明るさ設定記憶手段に記憶される設定された明るさや、操作手段23からの操作信号に基づき選択された明るさで、バックライト21がLCD22を照射するような別な表示用の制御信号を、表示手段7に送出する機能も有している。なお、表示制御手段32による表示手段7の具体的な画面表示構成については、後程詳しく説明する。
音声報知設定手段33は、表示制御手段32と連携して、項目選択手段8からの操作信号に基づき、ブザー報知手段29による音声報知の様々な設定を行なうものである。
次に、本実施形態のオーブンレンジについて、主に表示制御手段32による表示手段7への制御手順を詳しく説明する。
図3は、複数の調理メニューの中から「ハンバーグ」のメニューを選択して、加熱調理を実施する際の表示手段7の表示例を示している。同図において、(a)は調理器本体1への通電を開始した電源投入直後に、表示器となるLCD22に表示される初期画面である。初期画面(a)はいわゆるタブ形式の画面で、その上側には5つのタブボタン、すなわち使用頻度の高いメニューボタンを下側に表示する「毎日1」のタブボタンT1や「毎日2」のタブボタンT2と、手動調理のためのメニューボタンを下側に表示する「手動」のタブボタンT3と、料理集のメニューボタンを下側に表示する「料理集」のタブボタンT4と、ブザー報知手段29などの各種設定用のメニューボ夕ンを下側に表示する「設定」のタブボタンT5が横並びに配置される。また初期画面(a)では、「毎日1」に関連した6つのメニューボタン、すなわち「レンジ」メニューボタンB1と、「お気に入り」メニューボタンB2と、「履歴」メニューボタンB3と、「ごはん」メニューボタンB4と、「おかず」メニューボタンB5と、「二品あたため」メニューボタンB6が、項目選択キーとして各々表示される。
初期画面(a)が表示される状態で、「料理集」のタブボタンT4上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、LCD22の画面表示を初期画面(a)から「料理集」の選択画面(a−1)に切替える。「料理集」の選択画面(a−1)は、付属の料理集(図示せず)に記載されたメニューの検索方法を選択する画面であり、ここでは「お料理選択」用の選択ボタンB7と、「献立選び」用の選択ボタンB8と、「レシピ付きメニュー」用の選択ボタンB9と、「食材」用の選択ボタンB10と、「メニュー番号」用の選択ボタンB11と、「50音」用の選択ボタンB12が、項目選択キーとして各々表示される。
「料理集」の選択画面(a−1)が表示される状態で、「メニュー番号」用のメニューボタンB11上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、LCD22の画面表示を「メニュー番号」の決定画面(a−2)に切替える。「メニュー番号」の決定画面(a−2)は、料理集に記載された選択したいメニューの番号を入力するための画面であり、メニューの番号として、「1」,「2」,「3」,「4」,「5」,「6」,「7」,「8」,「9」,「0」の各数字をそれぞれ入力するための数字入力ボタンB21〜B30と、入力したメニューの番号を示す番号表示体H1と、入力したメニューの番号をクリアするためのクリアボタンB31と、入力したメニューの番号を決定するための決定ボタンB32と、直前の画面(ここでは、「料理集」の選択画面(a−1))に表示を戻すための戻るボタンB33が、各々表示される。
ここで、「1」の数字入力ボタンB21上をタッチ操作して、入力した「1」のメニュー番号を番号表示体1に表示させてから、決定ボタンB32上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、全情報記憶手段15に記憶されている全ての調理メニューの中から、入力したメニュー番号「1」に対応する特定の調理メニュー、すなわちハンバーグのメニューを選択して、LCD22の画面表示を「メニュー番号」の決定画面(a−2)から、「ハンバーグ」のメニュー選択画面(a−3)に切替える。
調理開始前画面となる「ハンバーグ」のメニュー選択画面(a−3)は、選択した「ハンバーグ」のメニューの概要を、調理室3内の被調理物への調理開始前にユーザーへ知らせるための画面であり、前述した戻るボタンB33の他に、全情報記憶手段15から読み出されたメニューの番号として例えば「No.1」と、その番号に対応するメニューの名前として例えば「ハンバーグ」を示したメニュー表示体H2や、選択したメニューの完成した状態を画像で示した画像表示体H3や、ここからスタートキーとなる調理開始指示手段9の操作を促すために、例えば「スタートできます」のようなメッセージを示したスタート促進表示体H4や、選択した「ハンバーグ」のメニューのレシピを表示させるためのレシピボタンB34が、各々表示される。
「ハンバーグ」のメニュー選択画面(a−3)が表示される状態で、レシピボタンB34上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、LCD22の画面表示を「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)に切替える。調理補助画面となる「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)は、選択した「ハンバーグ」のメニューに関して、全情報記憶手段15から読み出されたレシピ情報を、調理の補助のためにユーザーへ知らせるための画面であり、ここでは前述したメニュー表示体H2の他に、レシピ情報に含まれる調理を行なうための手順を示したレシピ表示体H5と、レシピ表示体H5に表示されるそれぞれの手順について、当該手順を実施したか否かを、その上でのタッチ操作により入力できるようにする調理手順のチェックボックスC1と、調理室3内を照明する庫内灯(図示せず)を点灯(ON)または消灯(OFF)に切替える庫内灯切替ボタンB35のそれぞれが、少なくとも表示される。なお、レシピ情報には特定のメニューの作りかただけでなく、使用する材料(具材)を含めてもよい。
ところで、LCD22の一画面を1ページとすると、レシピ情報が材料や作りかたを含めて数ページにもなる場合があり、例えば図3に示す「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)では、LCD22の一画面上に材料が2ページ、作りかたが4ページにも渡って表示される。これをユーザーに知らせるために、「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)には、レシピ表示体H5の上右側に、作りかたに関する全体のページ数と、現在表示されている作りかたのページを、例えば「[1/4ページ]」のように示したページ表示体H7と、材料と作りかたを含めたレシピ情報に関する全体のページ数と、現在表示されているレシピ情報のページを、例えば「1/6」のように示したページ表示体H8が、付加的に表示される。これに付随して、「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)には、現在表示されているページから、前ページの画面に戻すための前ページ切替ボタンB36と、次ページの画面に進めるためのページ切替ボタンB37が、それぞれ表示される。
この「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)で、チェックボックスC1の四角で囲まれた「1」の部分上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、レシピ表示画面(a−6)のように、チェックボックスC1の四角で囲まれた部分に、そのチェックボックスC1に対応する手順を実施したことを示すチェック印を重ねて表示させる。また加熱制御手段31は、「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−6)で、全ページに渡る一乃至複数のチェックボックスC1の全てにチェック印が表示されると、調理開始指示手段9からの操作信号の入力を受けて、調理室3内への加熱調理を無条件で開始させる。
前述した「ハンバーグ」のメニュー選択画面(a−3)をLCD22に表示させた状態で、調理開始指示手段9を押動操作すると、加熱制御手段31は「ハンバーグ」のメニューに関する加熱調理に必要な全ての情報を全情報記憶部15から読み出し、その情報に基づいて調理室3内に入れられた被調理物を、所定の手順に従って自動的に加熱調理する。また表示制御手段32は、調理開始指示手段9からの操作信号を受けて、被調理物への調理の開始と共に、LCD22の画面表示を「ハンバーグ」のメニュー選択画面(a−3)から、加熱調理開始後の進行状況をユーザーに知らせるための進行状況通知画面(a−4)に切替える。
調理開始後画面となる進行状況通知画面(a−4)には、前述したメニュー表示体H2や、レシピボタンB34や、庫内灯切替ボタンB35の他に、例えば「予熱中」などのメッセージで調理の進行状況を示す進行状況表示体H11と、全情報記憶手段15から読み出した仕上がり度を示す仕上がり度表示体H12が、それぞれ表示される。ここで注目すべきは、加熱制御手段31により被調理物への加熱調理を開始した後も、進行状況通知画面(a−4)に配置されたレシピボタンB34上をタッチ操作すれば、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、LCD22の画面表示を、調理補助画面となる「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−8)に何時でも切替えられる、という点にある。この加熱調理開始後の画面遷移についても、前述のレシピ表示画面(a−5)と同様に、レシピ表示体H5やチェックボックスC1を含んだ「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−8)が、制御表示手段32によってLCD22に表示される。つまりレシピボタンB34は、「ハンバーグ」のメニューを選択した後、加熱調理を開始する前に表示される「ハンバーグ」のメニュー選択画面(a−3)と、「ハンバーグ」のメニューに関する加熱調理を開始した後に表示される進行状況通知画面(a−4)の両方から、その上へのタッチ操作により、何れも調理補助画面となる「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5),(a−8)をLCD22に表示させる共通のキーとなっている。
また加熱制御手段31は、加熱調理開始前にLCD22の表示を「ハンバーグ」のメニュー選択画面(a−3)からレシピ表示画面(a−5)に遷移させた場合は、加熱調理が進行していないので、最初に第1ページの作りかたをレシピ表示体H5に表示させるが、加熱調理開始後にLCD22の表示を進行状況通知画面(a−4)からレシピ表示画面(a−8)に遷移させた場合は、加熱調理が進行している途中なので、調理の進行状況に対応したページの作りかたをレシピ表示体H5に表示させる。図3に示す例では、加熱制御手段31により調理室3内の予熱をしている最中に、LCD22の表示をレシピ表示画面(a−8)に切替えているので、画面の切替え直後には、予熱の際の手順を示した第3ページの作りかたがレシピ表示体H5に表示され、それと共にページ表示体H7の表示は「[3/4ページ]」となり、ページ表示体H8の表示は「3/6」となる。一方、予熱以外の動作中にLCD22の表示をレシピ表示画面(a−8)に切替えた場合は、そのときの動作の手順を示したページの作りかたがレシピ表示体H5に表示される。このように本実施形態では、レシピボタンB34上の項目選択手段8をタッチ操作した際に表示される「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−8)において、加熱調理を開始した後の調理の進行度に応じて、レシピ表示体H5の表示が変わるように、表示制御手段32が表示手段7を制御する構成となっている。
前述した「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−6)が表示された状態で、オーブンレンジが調理開始前であれば、若しくは加熱調理中に取消し指示手段10が押動操作された後、調理中断中で調理動作を行なっていなければ、そのレシピ表示画面(a−6)の表示中であっても、加熱制御手段31は調理開始指示手段9からの操作信号の入力を受付けて、調理室3内への加熱調理を開始する。これにより、従来の加熱調理器のような調理補助画面を通過した後でなければ、加熱調理を開始できない不便さを解消できる。
その一方で、調理補助画面となる「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−6)の表示中に、加熱制御手段31が調理開始指示手段9からの操作信号を受けて、加熱調理を無条件で開始させるのは、レシピ表示画面(a−6)で全ページに渡るチェックボックスC1の全てにチェック印が表示されている場合に限られる。つまり、前述した「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)が表示されている状態では、チェックボックスC1の少なくとも一つに、その上面へのタッチ操作に伴うチェック印が入っておらず、ここから加熱制御手段31が調理開始指示手段9への押動操作に伴う操作信号を受付けても、無条件では加熱調理を開始させず、表示制御手段32はLCD22の画面表示を調理開始の確認画面(a−7)に切替える。
調理開始確認画面(a−7)は、それまでの「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)上に、調理手順の確認を促すメッセージを含んだ手順確認表示体H13をポップアップ表示させたものであり、ポップアップ表示された手順確認表示体H13を含む調理開始確認画面(a−7)により、ユーザーが調理手順の実施漏れを確認しやすくなる。調理開始確認画面(a−7)が表示された状態で、LCD22上のどこかがタッチ操作されれば、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、調理開始確認画面(a−7)の表示を取消し、LCD22の画面表示を「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)に戻す。それに対して、調理開始確認画面(a−7)が表示された状態で、調理開始指示手段9が押動操作されると、加熱制御手段31はそこからの操作信号を受付けて、調理室3内への加熱調理を開始する。これにより、「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)を表示させた状態で、チェックボックスC1の全てにチェック印が入らなければ、加熱調理を開始できない不便さを解消できる。
加熱制御手段31による加熱調理が進行し、LCD22に進行状況通知画面(a−4)が表示された状態から、加熱調理が終了する所定の時間が経過すると、表示制御手段32はLCD22の画面表示を、調理終了通知画面(a−9)に切替える。
調理終了通知画面(a−9)には、前述したメニュー表示体H2や、仕上がり度表示体H12の他に、例えば「終了しました 高温注意!」などのメッセージで加熱調理の終了と使用上の注意を示す調理終了表示体H14が表示される。
ここで取消し指示手段10を押動操作するなどして、次に加熱調理を行なう前の初期画面(a)に戻った後に、LCD22の表示を例えば「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)や(a−8)に再び遷移させると、表示制御手段32は前回の調理で実施した際に入力したチェックボックスC1の入力状態を未入力、すなわちチェックボックスC1の全てがチェック印の入らない実施前の状態に戻している。これにより、次に同じ「ハンバーグ」のメニューを選択して調理を実施する際に、前回の調理でチェックを入れたチェックボックスC1をいちいち未入力の状態に戻さなくても、再びチェックボックスC1を利用して手順の実施有無を確認でき、ユーザーの利便性を向上できる。
次に、上述したレシピ表示画面(レシピ画面)の設定に関する手順を説明すると、最初の初期画面(a)が表示される状態で、「設定」のタブボタンT5上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、LCD22の画面表示を初期画面(a)から「設定」の選択画面(a−10)に切替える。「設定」の選択画面(a−10)には、オーブンレンジの各部を設定するための各種設定メニューボタンとして、「ブザー」設定用のメニューボタンB38と、「液晶の明るさ」設定用のメニューボタンB39と、「お気に入り削除」設定用のメニューボタンB40と、「庫内灯」設定用のメニューボタンB41と、「お手入れ」設定用のメニューボタンB42と、「レシピ画面設定」用のメニューボタンB43が、項目選択キーとして各々表示される。
「設定」の選択画面(a−10)が表示される状態で、「レシピ画面設定」用のメニューボタンB43上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、LCD22の画面表示を「レシピ画面設定」用の画面(a−11)に切替える。「レシピ画面設定」用の画面(a−11)には、前述した戻るボタンB33の他に、設定の対象を例えば「レシピ画面設定」として示す設定対象表示体H14と、前述の調理開始確認画面(a−7)を表示させるか否かを選択する「する/しない」切替ボタンB45と、調理終了時にチェックボックスC1の入力状態を消去して、未入力に戻すか否かを選択する「する/しない」切替ボタンB46と、切替ボタンB45,B46による「する/しない」の選択を決定して、マイクロコンピュータ11のメモリに設定記憶させる決定ボタンB47が、項目選択キーとして各々表示される。
「レシピ画面設定」用の画面(a−11)が表示される状態で、切替ボタンB45上をタッチ操作する毎に、表示制御手段32は切替ボタンB45の表示を「する」または「しない」に切替える。ここで、切替ボタンB45の表示を「する」にして、決定ボタンB47上をタッチ操作すると、表示制御手段32は前述の調理開始確認画面(a−7)を表示させた一連の動作手順を実行する。一方、切替ボタンB45の表示を「しない」にして、決定ボタンB47上をタッチ操作すると、表示制御手段32によりLCD22の表示を前述した画面(a)〜(a−5)まで順に遷移させた後、そこから調理開始指示手段9を押動操作すると、表示制御手段32は次に調理開始確認画面(a−7)を表示させずに、進行状況通知画面(a−4)を表示させ、また加熱制御手段31は選択したメニューの加熱調理を開始する。このように、例えば調理開始確認画面(a−7)の表示が毎回煩わしいと感じる場合には、「レシピ画面設定」用の画面(a−11)で、切替ボタンB45や決定ボタンB47の上面でタッチ操作すれば、調理開始確認画面(a−7)を意図的に表示させないようにすることもでき、調理開始確認画面(a−7)の表示に関してユーザーの利便性を向上できる。
また、同じ「レシピ画面設定」用の画面(a−11)が表示される状態で、切替ボタンB46上をタッチ操作する毎に、表示制御手段32は切替ボタンB46の表示を「する」または「しない」に切替える。ここで、切替ボタンB46の表示を「する」にして、決定ボタンB47上をタッチ操作すると、表示制御手段32は前述のように、加熱調理の動作が終了するとチェックボックスC1に対するそれまでの入力状態を全て消去して、次にLCD22の表示を前述した画面(a)〜(a−5)まで順に遷移させたときには、全てのチェックボックスC1の入力状態を未入力に戻している。一方、切替ボタンB46の表示を「しない」にして、決定ボタンB47上をタッチ操作すると、表示制御手段32は加熱調理の動作が終了しするとチェックボックスC1の入力状態を全てメモリに記憶保存させ、次にLCD22の表示を前述した画面(a)〜(a−5)まで順に遷移させたときに、メモリに保存してある前回実施された入力状態を読み出して、チェックボックスC1に表示させる。このように、例えば同じメニューで何度も調理を行なっていて、最初から必要以上にチェックボックスC1への入力操作を行ないたくない場合には、「レシピ画面設定」用の画面(a−11)で、切替ボタンB46や決定ボタンB47の上面でタッチ操作すれば、前回の調理終了時におけるチェックボックスC1の入力状態から、調理手順のチェックを再開することもでき、ユーザーの嗜好に合わせた調理手順の確認を行なうことができる。
以上のように本実施形態では、調理操作を行なう操作部としての操作手段23と、この操作手段23による様々な操作画面(a)〜(a−11)を表示する表示部としての表示手段7とを備え、表示手段7にはドットLCD22を用い、操作手段23には少なくとも表示手段7のLCD22上に設けられるタッチパネルとしての項目選択手段8を備えた加熱調理器となるオーブンレンジにおいて、特定の例えば「ハンバーグ」のメニューを選択した後の調理開始前画面となる「ハンバーグ」のメニュー選択画面(a−3)と、「ハンバーグ」のメニューの調理を開始した後の調理開始後画面となる進行状況通知画面(a−4)の両方から、項目選択手段8への操作で共通の調理補助画面となる「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5),(a−8)を表示させるキーとして、表示手段7のLCD22にレシピボタンB34を設け、「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5),(a−8)には何れも、「ハンバーグ」のメニューの調理を行なうための手順を示すレシピ表示体H5と、その調理手順を実施したか否かを項目選択手段8への操作で入力できるチェック欄としてのチェックボックスC1と、を表示する構成となっている。
この場合、例えば「ハンバーグ」のメニューを選択した後、調理を開始する前に操作画面として表示される「ハンバーグ」のメニュー選択画面(a−3)のみならず、「ハンバーグ」のメニューの調理を開始した後に操作画面として表示される進行状況通知画面(a−4)からも、レシピボタンB34上の項目選択手段8への操作だけで、簡単に調理補助画面となる「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5),(a−8)を表示させることができる。また、「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5),(a−8)では、選択した「ハンバーグ」のメニューの調理手順と、その調理手順の実施有無の確認をユーザーが直感的に行なえる。そのため加熱調理器として、調理開始前と調理開始後の両方で、自由に「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5),(a−8)を表示させることができ、表示した「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5),(a−8)をユーザーが直感的に確認できる。
また本実施形態では、「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−8)が複数のページに渡る場合、レシピボタンB34を操作した際に表示される「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−8)は、調理を開始した後の調理の進行度に応じて変わる構成となっている。
これにより、加熱調理器による調理の進行度に応じて、表示手段7のLCD22に表示される例えば「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−8)に表示される手順やチェックボックスC1が変わるので、「ハンバーグ」のメニューに関する手順の確認を、ユーザーがより直感的に行なえる。
また、本実施形態の操作手段23は、調理の開始を指示する調理開始指示手段9をさらに備え、オーブンレンジが調理開始前若しくは調理中断中で、調理動作を行なっていないときには、調理補助画面となる「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−6)の表示中でも、調理開始指示手段9からの入力を受けて、調理を開始できる構成としている。
これにより、オーブンレンジが調理動作を行なっていない場合は、「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−6)を表示させた状態で、調理開始指示手段9への操作により何時でも調理を開始できるので、「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−6)の通過を問わず、「ハンバーグ」のメニューに関する調理手順の確認中に調理の開始を可能にして、ユーザーの利便性を向上できる。
また本実施形態では、調理補助画面となる「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)の表示中に、調理開始指示手段9からの入力を受付ける状態で、チェックボックスC1の少なくとも1つが入力されていないときには、調理開始指示手段9を操作すると、調理開始の確認画面(a−7)を表示手段21のLCD22にポップアップ表示させる構成となっている。
これにより、調理開始指示手段9を操作して調理の開始を指示する際に、「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)のチェックボックスC1にチェックが入っていなければ、ポップアップ表示された調理開始の確認画面(a−7)で調理手順の確認を促すので、ユーザーが調理手順の実施漏れを確認しやすくなる。
また本実施形態では、操作手段23を構成するの項目選択手段8へのタッチ操作により、「レシピ画面設定」用の画面(a−11)で、調理開始の確認画面(a−7)の表示の有無を選択できる構成となっている。
これにより、ユーザーの意志により、調理開始の確認画面(a−7)を表示させないようにすることもでき、調理開始の確認画面(a−7)の表示に関してユーザーの利便性を向上できる。
また本実施形態では、「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5),(a−6),(a−8)におけるチェックボックスC1の入力状態を、調理終了時に調理手順の実施前の状態に戻すように構成している。
これにより、次に同じ「ハンバーグ」のメニューを選択して調理を実施する際に、調理補助画面となる「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)を表示手段7のLCD22に表示させると、チェックボックスC1の入力状態が未入力の状態に戻っているので、チェックボックスC1の使用に関してユーザーの利便性を向上できる。
また本実施形態において、次の調理で「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)に最初に表示されるチェックボックスC1の入力状態は、操作手段23を構成するの項目選択手段へのタッチ操作により、「レシピ画面設定」用の画面(a−11)で、調理終了時に調理手順の実施前の状態に戻すか否かを選択できる構成となっている。
これにより、次に同じ「ハンバーグ」のメニューで調理を実施する際に、「ハンバーグ」のレシピ表示画面(a−5)を最初に表示させたときに、チェックボックスC1の入力状態を未入力の状態に戻さず、前回の調理終了時のままにすることもでき、ユーザーの嗜好に合わせた調理手順の確認を行なうことができる。
次に、本発明の第2実施形態における加熱調理器としてのオーブンレンジについて説明する。本実施形態のオーブンレンジの本体外観は、図1で示したものと共通する。但し後述のように、LCD22に表示される画面構成が若干異なる。また、オーブンレンジの電気的構成も、図2で示したものと共通するが、本実施形態の表示制御手段32は、操作手段23の項目選択手段8へのタッチ操作により、表示手段7のバックライト21の明るさを可変設定するバックライト調節機能を有している。それ以外の構成と作用効果については、第1実施形態で説明した通りである。
次に、本実施形態のオーブンレンジについて、主に表示制御手段32による表示手段7への制御手順を詳しく説明する。
図4は、バックライト22の明るさ設定を選択する際の表示手段7の表示例を示している。同図において、(b)は調理器本体1への通電を開始した電源投入直後に、LCD22に表示される初期画面である。ここでも初期画面(b)はタブ形式の画面で、その上側には5つのタブボタンで、すなわち使用頻度の高いメニューボタンを下側に表示する「毎日」のタブボタンT11と、手動調理のためのメニューボタンを下側に表示する「手動」のタブボタンT12と、自動調理のためのメニューボタンを下側に表示する「自動」のタブボタンT13と、ユーザーに勧める自動調理のためのメニューボタンを下側に表示する「おすすめ」のタブボタンT14と、ブザー報知手段29などの各種設定用のメニューボ夕ンを下側に表示する「設定」のタブボタンT15が横並びに配置される。また初期画面(b)では、「毎日」に関連した6つのメニューボタン、すなわち「レンジ600W」メニューボタンB51と、「あたため」メニューボタンB52と、「のみもの」メニューボタンB53と、「3つの解凍」メニューボタンB54と、「ノンフライ」メニューボタンB55と、「トースト」メニューボタンB56が、ユーザーの使用頻度の高いメニューの設定画面に遷移させる項目選択キーとして各々表示される。
初期画面(b)が表示される状態で、「設定」のタブボタンT15上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、LCD22の画面表示を初期画面(b)から「設定」の選択画面(b−1)に切替える。「設定」の選択画面(b−1)には、オーブンレンジの各部を設定するための各種設定メニューボタンとして、「ブザー」設定用のメニューボタンB57と、「明るさ」設定用のメニューボタンB58と、「お気に入り」設定用のメニューボタンB59と、「手間なしお手入れ」設定用のメニューボタンB60と、「パイプの水抜き」設定用のメニューボタンB61と、「脱臭」用のメニューボタンB62が、項目選択キーとして各々表示される。
「設定」の選択画面(b−1)が表示される状態で、「明るさ」設定用のメニューボタンB58上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、LCD22の画面表示をバックライト21の「明るさ調節」用の画面(b−2)に切替える。この「明るさ調節」用の画面(b−2)では、ユーザーがバックライト21の明るさ設定を複数の段階から選択できるようになり、直前の画面(ここでは、「設定」の選択画面(b−1))に表示を戻すための戻るボタンB63や、設定の対象を例えば「明るさ調節」として示す設定対象表示体H21の他に、バックライト21の明るさ設定の大きさを示す明るさ設定表示体H22と、明るさ設定表示体H22に表示される明るさ設定の大きさを減らすための減量ボタンB64と、明るさ設定表示体H22に表示される明るさ設定の大きさを増やすための増量ボタンB65と、減量ボタンB64や増量ボタンB65上をタッチ操作することで選択され、明るさ設定表示体H22にも表示される明るさ設定を、明るさ設定記憶手段14に書換え更新して記憶させるための決定ボタンB66が、項目選択キーとして各々表示される。
そしてここでは、減量ボタンB64上をタッチ操作するたびに、選択された明るさ設定の大きさが1段階ずつ減り、増量ボタンB65上をタッチ操作するたびに、選択された明るさ設定の大きさが1段階ずつ増える。選択されている明るさ設定の大きさは、ユーザーが直感的に理解できるように、明るさ設定表示体H22で左右にスライド移動する四角記号の位置と、その記号の中の数字により表示される。つまり減量ボタンB64と増量ボタンB65は、バックライト21の明るさ設定を変更するための明るさ変更キーに相当する。
例として、「明るさ調節」用の画面(b−2)を表示させた状態で、増量ボタンB65上を1回タッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、バックライト21の明るさ設定を「4」から「5」のレベルに変更し、次の「明るさ調節」用の画面(b−3)のように、変更された明るさ設定のレベルを明るさ設定表示体H22に表示させる。また、「明るさ調節」用の画面(b−2)を表示させた状態で、増量ボタンB65上を1回タッチ操作すると、表示制御手段32は次の「明るさ調節」用の画面(b−3)以外の画面に遷移することなく、変更された明るさ設定のレベルに基づいて、LCD22を照らすバックライト21の明るさを1段階上げる。このように、減量ボタンB64上や増量ボタンB65上へのタッチ操作に連動して、同じ「明るさ調節」用の画面(b−3)で、バックライト21の明るさが変化するので、ユーザーが明るさ設定の調節をより容易に行なうことができる。
「明るさ調節」用の画面(b−3)が表示される状態から、次の「明るさ調節」用の画面(b−4)のように、決定ボタンB66上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、現在のバックライト21の明るさを保持したまま、LCD22の表示を別の画面、すなわち「設定」の選択画面(b−5)に遷移させる。また表示制御手段32は、現在選択されているバックライト21の明るさ設定の大きさ(ここでは「5」のレベル)を、明るさ設定記憶手段14に書換え更新して記憶させ、これ以降、LCD22の画面表示が切替わっても、再び前述した「明るさ調節」用の画面(b−3)に遷移するまでは、明るさ設定記憶手段14に記憶した明るさ設定の大きさで、バックライト21からLCD22を照射させる。したがって、減量ボタンB64上や増量ボタンB65上へのタッチ操作により、バックライト21の明るさ設定を所望のレベルに変更した後に、「明るさ調節」用の画面(b−4)で決定ボタンB66上をタッチ操作すれば、それ以降は選択されている変更後の明るさ設定のレベルが明るさ設定記憶手段14に記憶され、変更後のレベルでバックライト21からLCD22への照射が行われるので、ユーザーの意図しない明るさ設定が選択されるのを防止できる。
一方、「明るさ調節」用の画面(b−3)が表示される状態から、次の「明るさ調節」用の画面(b−6)のように、決定ボタンB66ではなく戻るボタンB63上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、バックライト21の明るさを「明るさ調節」用の画面(b−2)に遷移する直前の明るさ設定のレベルに戻し、別の画面である「設定」の選択画面(b−7)に遷移させる。この場合、戻るボタンB63上をタッチ操作する直前の明るさ設定のレベルは、明るさ設定記憶手段14に記憶されず、「明るさ調節」用の画面(b−2)に遷移する直前の明るさ設定のレベルがそのまま残る。したがって表示制御手段32は、LCD22の表示が「設定」の選択画面(b−7)に切替わってから、再び前述した「明るさ調節」用の画面(b−3)に遷移するまでは、「明るさ調節」用の画面(b−2)に遷移する直前の明るさ設定の大きさで、バックライト21からLCD22を照射させる。
このように、「明るさ調節」用の画面(b−6)で、決定ボタンB66以外の手段で、別の画面である「設定」の選択画面(b−7)に遷移した場合には、「明るさ調節」用の画面(b−2)に遷移する直前の明るさ設定のレベルに戻して、バックライト21からLCD22への照射が行われるので、ユーザーが意図しない明るさ設定が選択された場合には、これを解除して元の明るさ設定の状態に戻すことができる。
前述のように、初期画面(b)は電源投入直後におけるLCD22の画面表示であり、この状態で調理器本体1への通電を遮断すると、LCD22の表示は電源遮断画面(b−8)のように消える。ここから再度電源を投入して、調理器本体1への通電を開始すると、表示制御手段32は明るさ設定記憶手段14に記憶される明るさ設定の大きさを読み出し、電源再投入直後の初期画面(b−9)のように、電源遮断前の初期画面(b)での明るさ設定状態を保持して、初期画面(b)と同じ明るさでバックライト21からLCD22を照射させる。そのためユーザーは、電源を投入するたびに、バックライト21の明るさ設定をし直す必要がなくなる。
ところで従来の加熱調理器では、表示部の視認性向上のための手段として、表示部を照らすバックライトを当該表示部に備えている。しかし、加熱調理器の使用環境によってはバックライトが明るすぎたり、逆に暗すぎたりすることで、必ずしも視認性の向上につながらない場合があった。
そこで本実施形態では、バックライト21の明るさ設定を記憶する明るさ設定記憶手段14を備え、「明るさ調節」用の画面(b−2)で、減量ボタンB64上や増量ボタンB65上の項目選択手段8をタッチ操作することで、バックライト21の明るさ設定を複数の段階から選択できる構成としている。
これにより、ユーザーが使用環境に合わせて、バックライト21の明るさ設定を選択することができ、ユーザー側で表示手段7の明るさを容易に調節して、視認性を向上させることが可能になる。
また本実施形態では、バックライト21の明るさ設定を変更するための明るさ変更キーとして、減量ボタンB64と増量ボタンB65を備えた明るさ調節画面となる「明るさ調節」用の画面(b−2)をLCD22に表示させ、減量ボタンB64上や増量ボタンB65上へのタッチ操作により、バックライト21の明るさ設定の選択を行なえるように構成している。
これにより、ユーザーは減量ボタンB64上や増量ボタンB65上でタッチ操作を行なうだけで、表示手段7のバックライト21の明るさ設定を直感的に行なうことが可能になる。
また本実施形態では、減量ボタンB64上や増量ボタンB65上への操作で、「明るさ調節」用の画面(b−3)以外の画面に遷移することなく、バックライト21の明るさが変化する構成となっている。
これにより、ユーザーが明るさ設定の調節をより容易に行なうことができる。
また本実施形態では、「明るさ調節」用の画面(b−2)〜(b−4)に、現在選択されているバックライト21の明るさ設定を、明るさ設定記憶手段14に記憶させるための決定キーとして決定ボタンB66を備えており、この決定ボタンB66上へのタッチ操作により、バックライト21の明るさを保持したまま、「明るさ調節」用の画面(b−4)から別な画面である「設定」の選択画面(b−5)に遷移させる構成となっている。
これにより、現在選択されている明るさ設定の大きさが明るさ設定記憶手段14に記憶され、その大きさでバックライト21からLCD22への照射が行われるので、ユーザーの意図しない明るさ設定が選択されるのを防止できる。
また本実施形態では、「明るさ調節」用の画面(b−6)で、決定ボタンB66以外の手段で、別の画面である「設定」の選択画面(b−7)に遷移した場合には、「明るさ調節」用の画面(b−2)に遷移する直前の明るさ設定のレベルに戻す構成となっている。
これにより、ユーザーが意図しない明るさ設定が選択された場合に、元の明るさ設定の状態に戻すことができ、再設定の手間を省いて利便性を向上させることができる。
また本実施形態では、オーブンレンジへの電源を遮断してオフにしても、明るさ設定記憶手段14にバックライト21の明るさ設定が記憶保持される構成となっている。
これにより、ユーザーはオーブンレンジの電源を投入するたびに、バックライト21の明るさ設定をし直す必要がなくなり、利便性が向上する。
次に、本発明の第3実施形態における加熱調理器としてのオーブンレンジについて説明する。本実施形態のオーブンレンジの本体外観は、図1で示したものと共通する。但し後述のように、LCD22に表示される画面構成が若干異なる。
図5は、本実施形態におけるオーブンレンジの主な電気的構成を示すブロック図である。ここでは通常の加熱調理とは別に、オーブンレンジの各部を診断する検査モードに関連したマイクロコンピュータ11の構成を図示する。したがって、マイクロコンピュータ11は、前述した加熱制御手段31や、表示制御手段32や、音声報知設定手段33の他に、ここには図示しない時間計測手段13や、明るさ設定記憶手段14や、全情報記憶手段15を備えている。
マイクロコンピュータ11は、前述の時間計時手段13と共に計時手段を構成する検査モード簡易操作受付可能時間計時手段41を備える。検査モード簡易操作受付可能時間計時手段41は、後述する検査モード投入の簡易操作を受付ける時間を計測するものである。またマイクロコンピュータ11は、検査モードに関連したソフトウェア構成として、検査モード画面移行判定手段42と、検査モード実行手段43をそれぞれ備える。検査モード画面移行判定手段42は、操作手段23からの操作信号を受けて、検査モード画面への移行のための操作がされたか否かを判定するものであり、検査モード実行手段43は、選択された検査モードを実行するために、通常の加熱調理とは異なる制御信号を、負荷となる表示手段7や、マイクロ波加熱手段27や、ヒータ加熱手段28や、ブザー報知手段29に送出するものである。こうした検査モード画面移行判定手段42や検査モード実行手段43の各機能は、マイクロコンピュータ11がメモリに記録したプログラムを読み取ることで実現する。
その他、マイクロコンピュータ11のメモリには、前述の明るさ設定記憶手段14や全情報記憶手段15と共に、記憶手段を構成する通常調理実行履歴記憶手段44を備える。通常調理実行履歴記憶手段44は、通常の加熱調理が実行されたか否かを記憶するものである。以上が、マイクロコンピュータ11の検査モードに関連した主な構成である。
次に、本実施形態のオーブンレンジについて、マイクロコンピュータ11による各部の制御手順を詳しく説明する。
図6は、通常の加熱調理を実施する際の表示手段7の表示例を示している。同図において、(c)は調理器本体1への通電を開始した電源投入直後に、表示器となるLCD22に表示される初期画面である。初期画面(c)では、左側に手動や設定などを行なう画面に移行するための「手動・設定」選択ボタンB51と、右側に自動調理のメニュー選択を行なう画面に移行するための「オート」選択ボタンB52が、項目選択キーとして各々配置される。
初期画面(c)が表示される状態で、「手動・設定」選択ボタンB51上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、LCD22の画面表示を初期画面(c)から「手動・設定」の出力選択画面(c−1)に切替える。「手動・設定」の出力選択画面(c−1)は、「レンジ」用の選択ボタンB53と、「オーブン」用の選択ボタンB54と、「グリル」用の選択ボタンB55と、「発酵」用の選択ボタンB56と、「設定」用の選択ボタンB57が、項目選択キーとして各々配置され、この中で「レンジ」用の選択ボタンB53上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、LCD22の画面表示を「レンジ」の出力選択画面(c−2)に切替える。
「レンジ」の出力選択画面(c−2)には、主なレンジ出力として、「1000W」,「600W」,「500W」,「200W」,「100W」,「煮込み」の出力選択ボタンB58〜B63が、項目選択キーとして各々表示される。この中で、例えば「1000W」の出力選択ボタンB58上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、LCD22の画面表示を「レンジ」の時間設定画面(c−3)に切替える。「レンジ」の時間設定画面(c−3)には、選択した出力を例えば「1000W」として示す選択出力表示体H31と、加熱調理前に設定した加熱時間を例えば「30秒」として示す時間表示体H32が、各々表示されると共に、加熱時間を「1分」単位で設定するための時間設定ボタンB64と、加熱時間を「10秒」単位で設定するための時間設定ボタンB65が、項目選択キーとして各々表示される。
ここで、「1分」の時間設定ボタンB64や、「10秒」の時間設定ボタンB65の上を一乃至複数回タップ操作すると、加熱制御手段31は項目選択手段8からの操作信号を受けて加熱時間を設定し、その後、調理開始指示手段9としてハードキーであるスタートキーが押動操作されると、調理開始指示手段9からの操作信号を受けて、調理室3内の被調理物に対する加熱調理を開始する。加熱調理中に加熱制御手段31は、予め設定した出力1000Wで調理室3内へのレンジ加熱が30秒間行われるように、マイクロ波加熱手段27の動作を制御する。また表示制御手段32は、設定した加熱時間に代わって、加熱調理の残時間を時間表示体H32に時々刻々と表示させる。
一方、前述の初期画面(c)が表示される状態で、「オート」選択ボタンB52上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、LCD22の画面表示を初期画面(c)から「オートメニュー」の選択画面(d−1)に切替える。「オートメニュー」の選択画面(d−1)は、「お気に入り」の選択ボタンB66と、「料理集から」の選択ボタンB67と、「食材から」の選択ボタンB68と、「目的・効果」からの選択ボタンB69が、項目選択キーとして各々配置され、この中で「お気に入り」の選択ボタンB66上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、LCD22の画面表示を「お気に入り」登録されているメニューの一覧画面(d−2)に切替える。
「お気に入り」メニューの一覧画面(d−2)には、前述の全情報記憶手段15に記憶され、既に登録されているお気に入りメニューと、必要に応じて標準以外の設定された仕上がり度を一覧で示して、その中の一つを選択できるようにした複数のメニュー選択ボタンB70−1,B70−2,B−70−3と、メニュー選択ボタンB70−1,B70−2,B−70−3に表示されていない上側や下側のお気に入りメニューを表示させるための上スクロールボタンB71や下スクロールボタンB72が、項目選択キーとして各々表示される。
ここで、例えば「網焼きポーク 強め1」と表示されたメニュー選択ボタンB70−2上をタッチ操作すると、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、お気に入りメニューの中で「網焼きポーク」のメニューが選択されたのを示すために、LCD22の画面表示を「網焼きポーク」のメニュー選択画面(d−3)に切替える。「網焼きポーク」のメニュー選択画面(d−3)には、選択されたメニューを例えば「網焼きポーク」として示すメニュー表示体H33と、そのメニューでの仕上がり度を例えば「強め1」として示す仕上がり度表示体H34と、加熱調理が終了するまでの残時間を時々刻々と表示する残時間表示体H35が、それぞれ表示される。そして、ここから調理開始指示手段9が押動操作されると、加熱制御手段31は項目選択手段8からの操作信号を受けて、「網焼きポーク」のメニューによる加熱調理を開始する。
図7は、検査モードへの移行時における表示手段7の第1表示例を示している。同図において、(e)は操作パネル部6の要部構成を示しており、ここでは操作パネル部6の左側に表示器となるLCD22を含む表示手段7が配置され、表示手段7の右側にハードキーであるスタートキーが調理開始指示手段9として配置され、調理開始指示手段9の右側にハードキーであるとりけしキーが取消し指示手段10として配置される。
調理器本体1に電源が投入されると、検査モード簡易操作受付可能時間計時手段41による検査モード簡易操作受付可能時間のカウントが開始し、検査モード画面移行判定手段42は、検査モード簡易操作受付可能時間計時手段41でカウントした時間が、所定の時間として予め設定した例えば3分を超えたか否かを判断する。電源投入後にカウントされる検査モード簡易操作受付可能時間が3分以下の場合は、第1操作手順として、取消し指示手段10を1回押した後に、調理開始指示手段9を押すと、表示制御手段32は検査モード画面移行判定手段42からの判定結果により、LCD22の画面表示を、前述の初期画面(c)から「検査・調整モード選択1」の検査選択画面(e−1)に切替える。
「検査・調整モード選択1」の検査選択画面(e−1)では、左側に加熱出力の検査を行なうための「出力検査」選択ボタンB75と、右側にセンサの検査を行なうための「センサ検査」選択ボタンB76が、項目選択キーとして各々配置される。ここで例えば、「センサ検査」選択ボタンB76上をタップ操作すると、マイクロコンピュータ11は項目選択手段8からの操作信号を受けて、検査モード実行手段43による第1検査モードに移行し、表示制御手段32はLCD22の画面表示を「センサ検査」の実行中画面(e−2)に切替える。「センサ検査」の実行中画面(e−2)には、検査の対象を例えば「センサ検査」として示す検査項目表示体H36と、検査モード実行手段43が行なうセンサの検査結果として、温度検出手段24で検出した温度を例えば「30℃」として示す検査結果表示体H37が、各々表示される。検査結果表示体H37に表示される温度表示を視認することで、センサである温度検出手段24が正しく動作しているのか否かを検査できる。
また、前述の電源投入後にカウントされる検査モード簡易操作受付可能時間が3分以下の場合に、第2操作手順として、取消し指示手段10を2回押した後に、調理開始指示手段9を押すと、表示制御手段32は検査モード画面移行判定手段42からの判定結果により、LCD22の画面表示を、前述の初期画面(c)から「検査・調整モード選択2」の検査選択画面(f−1)に切替える。
「検査・調整モード選択2」の検査選択画面(f−1)では、左側に調理器本体1内に設けた各種ファン(図示せず)の検査を行なうための「ファン検査」選択ボタンB77と、右側に調理器本体1内に設けた各種リレー(図示せず)の検査を行なうための「リレー検査」選択ボタンB78が、項目選択キーとして各々配置される。ここで例えば、「ファン検査」選択ボタンB77上をタップ操作すると、マイクロコンピュータ11は項目選択手段8からの操作信号を受けて、検査モード実行手段43による第2検査モードに移行し、表示制御手段32はLCD22の画面表示を「ファン検査」の実行中画面(e−2)に切替える。「ファン検査」の実行中画面(e−2)には、ここでも検査の対象を例えば「ファン検査」として示す検査項目表示体H36と、検査モード実行手段43が行なうファンの検査結果を例えば「FAN1」として示す検査結果表示体H37が、各々表示される。
図8は、検査モードへの移行時における表示手段7の第2表示例を示している。同図において、電源投入直後にLCD22に表示される初期画面(c)は、前述のように左側に「手動・設定」選択ボタンB51と、右側に「オート」選択ボタンB52が各々配置される。この初期画面(c)で、左上の破線で囲んだR1の領域と、右上の破線で囲んだR2の領域は、何れも選択ボタンB51,B52を外れていて、通常の加熱調理の設定などには使用しない部分にあり、この上をタッチしても画面の遷移は起こらない。図中の破線は説明のために記載したものであり、実際のLCD22には表示されない。
ここで、電源投入後にカウントされる検査モード簡易操作受付可能時間が、所定の時間である3分以下であるか否かに拘らず、第3操作手順として、初期画面(c)におけるR1の領域を3回タッチし、その後にR2の領域を3回タッチした場合に、表示制御手段32は検査モード画面移行判定手段42からの判定結果により、LCD22の画面表示を、前述の「検査・調整モード選択1」の検査選択画面(e−1)に切替える。以後、ここで例えば「センサ検査」選択ボタンB76上をタップ操作すると、検査モード実行手段43による第1検査モードに移行し、LCD22の画面表示が「センサ検査」の実行中画面(e−2)に切替わるのは、前述した通りである。
また、やはり電源投入後にカウントされる検査モード簡易操作受付可能時間が、所定の時間である3分以下であるか否かに拘らず、第4操作手順として、初期画面(c)におけるR2の領域を3回タッチし、その後にR1の領域を3回タッチした場合に、表示制御手段32は検査モード画面移行判定手段42からの判定結果により、LCD22の画面表示を、前述の「検査・調整モード選択2」の検査選択画面(f−1)に切替える。以後、ここで例えば「ファン検査」選択ボタンB77上をタップ操作すると、検査モード実行手段43による第2検査モードに移行し、LCD22の画面表示が「ファン検査」の実行中画面(f−2)に切替わるのは、前述した通りである。
つまり本実施形態では、例えば調理器本体1への通電開始のタイミングで、検査モード簡易操作受付可能時間のカウントを開始し、検査モード簡易操作受付可能時間が所定の時間以下の場合は、検査モード画面移行判定手段42の判断により、ハードキーである調理開始指示手段9や取消し指示手段10だけを利用した簡単な特定パターンの操作で、最終的に検査モード(第1検査モードまたは第2検査モード)に移行できるようにする。これにより、検査モードへの移行の操作を簡単にすることができる。一方、検査モード簡易操作受付可能時間が所定の時間を超えたら、タッチパネルとなる検査項目手段8を利用して、通常では使用しない領域を特定のパターンでタッチすることにより検査モードとなり、タッチする順番などの操作のパターンを変えることで、投入される検査モードが異なり、第1検査モードまたは第2検査モードの何れかに切替えることができる。この複雑な特定パターンでの操作による検査モードへの移行投入は、検査モード簡易操作受付可能時間が所定の時間である3分より大きい場合にも有効であるが、一般のユーザーが誤って検査モードに入る可能性は極力小さくなる。
また別な例として、前述の検査モード簡易操作受付可能時間が3分以下の場合の第1操作手順は、電源投入後に調理開始指示手段9と取消し指示手段10を同時に押すことにし、第2操作手順は、電源投入後に取消し指示手段10を押した後に、調理開始指示手段9と取消し指示手段10を同時に押すことにしてもよい。2つのハードキーを同時に押すことは、通常では行わない操作であり、一般のユーザーが無意識に検査モードへの移行投入の操作を行なってしまう可能性を小さくできると共に、検査モードに投入するキー操作のパターンの操作回数を減らすことができる。
この場合に利用するハードキーは、設定の取消しや調理の中止を行なうために操作される取消しキーとしての取消し指示手段10と、調理の開始を行なうために操作されるスタートキーとしての調理開始指示手段9を含むのが好ましい。これらは加熱調理器でよく使用するキーであり、操作しやすい利点がある。
さらに、検査モード簡易操作受付可能時間計時手段41がカウントする検査モード簡易操作受付可能時間は、調理機本体1内に組み込まれるプリント基板(図示せず)の製造時に、プリント基板に実装される不揮発性のメモリに0分の値を書き込むことで、その初期値が設定され、検査モード簡易操作受付可能時間計時手段41は0からカウントを開始する。したがって、簡単な特定パターンの操作で、検査モードへの移行投入が有効になるのは、プリント基板が製造されてから、プリント基板の動作している時間が3分以内に限られることになり、製造から所定時間が経過するまでにのみ、簡単な特定パターンの操作による検査モードへの移行が可能なように設定できる。
次に、検査モードへの移行投入に関するマイクロコンピュータ11の一連の手順について、図8のフローチャートを参照して説明する。前述のように、調理器本体1が電源オンになって通電を開始すると、検査モード画面移行判定手段42はステップS1で、検査モード簡易操作受付可能時間計時手段41でカウントした検査モード簡易操作受付可能時間を読み込むと共に、検査モード簡易操作受付可能時間計時手段41による時間のカウントを開始させ、次のステップS2で、そのカウントしている検査モード簡易操作受付可能時間が、所定の時間となる3分を超えたか否かを判断する。
検査モード簡易操作受付可能時間が3分以下の場合、検査モード画面移行判定手段42は、次のステップS3で、上述した簡単な特定パターンの操作、すなわち簡易操作があったか否かを判断する。簡単操作がなければ検査モードには移行せず、後述のステップS7に移行するが、簡単操作があった場合、検査モード画面移行判定手段42は、次のステップS4で、通常調理実行履歴記憶手段44に通常調理の実施が記憶されているか否かを判断する。ここでいう通常調理とは、例えば図6で示した1000W/30秒のレンジ加熱調理や、網焼きポークのメニューに基づく加熱調理などであり、こうした通常の調理が実施されると、マイクロコンピュータ11は不揮発性メモリからなる通常調理実行履歴記憶手段44に、通常調理の実施を記憶保存する。
検査モード画面移行判定手段42は、通常調理実行履歴記憶手段44に通常調理の実施が記憶されていなければ、検査モードには移行せず、後述のステップS7に移行するが、通常調理の実施が記憶されていれば、次のステップS5で、扉開閉検出手段25からの検出信号を取り込んで、扉4の開閉状態を判断する。扉4が開いていると判断したら、ステップS6に移行して、タッチ操作により選択された検査モードでの検査が、検査モードのタッチ処理として検査モード実行手段43で行われる。一方、扉4が閉じていると判断したら、ステップS7に移行して、タッチ操作により選択された通常の調理が、通常のタッチ処理として加熱制御手段31で行われる。
また前述のステップS2で、検査モード簡易操作受付可能時間が3分を超える場合、検査モード画面移行判定手段42は、次のステップS8で、上述した簡単な特定パターンよりも複雑な特定パターンの操作、すなわち複雑操作があったか否かを判断する。複雑操作がなければ検査モードには移行せず、前述のステップS7に移行して、加熱制御手段31による通常のタッチ処理を行なうが、複雑操作があった場合は、通常調理の実施の有無や、扉4の開閉に関係なく、検査モード実行手段43による検査モードのタッチ処理を無条件で行なう。
上述したステップS4の手順で、検査モード簡易操作受付可能時間が3分以下の場合に、簡単な特定パターンの操作による検査モードへの移行投入は、通常調理実行履歴記憶手段44に通常調理の実施が記憶されておらず、通常の調理が一度も実施されていないと検査モード画面移行判定手段42が判断した場合にのみ有効であり、通常の調理が一度でも実施された場合には、検査モードへは移行しない。このような判断を行なう構成を検査モード画面移行判定手段42に入れておけば、一般のユーザーが誤って検査モードにしてしまう可能性を小さくできる。
また、ステップS5の手順で、検査モード簡易操作受付可能時間が3分以下の場合、簡単な特定パターンの操作による検査モードへの移行投入は、扉4を開けている状態で操作された場合にのみ受付け、扉4が閉じた状態では受付けずに、検査モードへは移行しない。通常は、ハードキーやタッチパネルへの操作が、扉4を閉じた状態で行われることから、このような判断を行なう構成を検査モード画面移行判定手段42に入れておけば、一般のユーザーの操作により、誤って検査モードに入る可能性を小さくできる。
その後の手順を説明すると、ステップS9において、マイクロコンピュータ11は操作手段23からの操作入力を監視し、検査モード簡易操作受付可能時間を0にクリアするための特定の操作として、例えば取消し指示手段10を5回押した後に、調理開始指示手段9を5回押すような操作が行われたたか否かを判断し、特定の操作が行われたと判断すれば、次のステップS10で、不揮発メモリに記憶する検査モード簡易操作受付可能時間を0にクリアする。このように、本実施形態では操作手段23に対し特定の操作を行なうと、検査モード簡易操作受付可能時間をリセットできるため、サービスなどで再検査が必要になった場合にも、簡単な特定パターンの操作による検査モードへの移行投入が再度可能となる。また、リセット後は検査モード簡易操作受付可能時間を0からカウントし、前述した3分になれば、再び簡単な特定パターンの操作による検査モードへの移行投入が無効になる。
なお、ステップS10ではさらに、マイクロコンピュータ11が検査モード簡易操作受付可能時間を0にクリアするだけでなく、通常調理実行履歴記憶手段44に記憶される通常調理の実施履歴をクリアしてもよい。この場合も、サービスなどで再検査が必要になった場合に、簡単な特定パターンの操作による検査モードへの移行投入が再度可能となる。
またステップS11において、マイクロコンピュータ11は通常調理が開始すると、前述の時間計測手段14による経過時間のカウントを開始させ、操作手段23からの操作入力を監視して、通常料理を開始してからの経過時間となる通算時間が、所定の時間である例えば10秒未満の間に、調理開始指示手段9が押されたか否かにより、通常調理の実施の有無を判断する。ここで、通常料理を開始してから、調理開始指示手段9を押すことなく10秒以上の経過時間となり、通常料理を10秒以上実施した場合には、次のステップS12で、通常料理実行履歴記憶手段44に通常調理を実施した履歴を記憶させる。一方、通常料理を開始してからの通算時間が10秒未満の間に、調理開始指示手段9を押して調理を中止した場合には、ステップS12を行なわず、通常料理実行履歴記憶手段44に通常料理を実施したとは記憶しない。つまり、検査モードに投入移行するつもりで、誤って通常の調理を開始させたとしても、そこから所定の時間内にすぐに取消せば、簡単な特定パターンの操作による検査モードへの移行投入ができなくなることはない。
上述した一連の手順は、ステップS13で調理器本体1の電源をオンし続ける限り繰り返され、調理器本体1への通電を遮断して電源をオフにすると、次のステップS14で、それまでの検査モード簡易操作受付可能時間がメモリに書き込まれる。したがって、ステップS10で検査モード簡易操作受付可能時間を0にクリアしない限り、メモリに記憶される検査モード簡易操作受付可能時間は、調理器本体1への電源のオン/オフに伴い次第に増加してゆく。
ところで従来のタッチパネルを搭載した加熱調理器は、ボタン部分をタッチすると次の画面に遷移して、ボタンの位置や機能がそれまでと変わるため、ボタンのタッチの順番などを通常とは変えるなどの操作で、検査のための検査モードに移行させようとすると、操作が複雑になる。また、表示や操作の仕様が変更になると、検査モードに移行する操作の方法に影響を及ぼし、プログラムの変更が必要となる。また、操作部としてハードキーを用いた場合は、通常では押すことのない2つのキーを同時に押すことで、検査モードに移行する方法もあるが、操作部がタッチパネルの場合は、2つのボタン上で同時にタッチされたか否かを判断するのに、マルチタッチを判定できる構成を必要とし、シングルタッチよりもコストアップを強いられるので、検査モードへの移行のためだけに、マルチタップ対応のタッチパネルを搭載するのは現実的ではない。
ハードキーのみで検査モードに移行する構成では、ハードキーの数が少ないため、操作のパターンが複雑にならざるを得ず、検査モードに移行するまでに時間がかかって、検査の効率が低下する。その一方で、操作のパターンを簡単にすると、一般のユーザーが無意識に検査モードに入ってしまう懸念を生じる。
そこで本実施形態では、調理操作を行なう操作部としての操作手段23と、この操作手段23による様々な操作画面を表示する表示部としての表示手段7とを備え、操作手段23がハードキーによる調理開始指示手段9や取消し指示手段10と、表示手段7のLCD22上に設けられる静電容量式のタッチパネルとなる項目選択手段8とを備えた加熱調理器となるオーブンレンジにおいて、検査モード簡易操作受付可能時間をカウントする計時手段としての検査モード簡易操作受付可能時間計時手段41と、検査モードへの移行のための操作がされたか否かを判断する判定手段としての検査モード画面移行判定手段42とを備え、検査モード簡易操作受付可能時間が所定時間以下の場合は、ハードキーによる調理開始指示手段9や取消し指示手段10の簡単な特定パターンでの操作により、検査モードへの移行の操作が有効となり、検査モード簡易操作受付可能時間が所定時間を超える場合は、タッチパネルとなる項目選択手段8とにより、前記簡単な特定パターンよりも複雑な特定パターンで操作することにより、検査モードへの移行の操作が有効となるように、検査モード画面移行判定手段42を構成している。
これにより、検査モード簡易操作受付可能時間が所定時間以下の場合は、簡単な特定パターンでの操作を利用することで、検査モードへの移行の操作を簡単にできる。また、検査モード簡易操作受付可能時間が所定時間を超えると、複雑な特定パターンでの操作を利用しない限り、検査モードへの移行の操作が有効にはならず、一般のユーザーが誤って検査モードに入る懸念を小さくできる。
なお、ここでいう「簡単な特定パターンの操作」と「複雑な特定パターンの操作」については、本実施形態で説明した操作手順に限定されない。どのキーやボタンを使用してもよいし、回数や順番についても限定されないし、どの領域をどのようにタッチしても構わない。但し、タッチパネルへの操作に関しては、表示手段7のコストアップを避けるために、シングルタッチの操作とするのが好ましい。
また本実施形態では、調理室3内に被調理物を出し入れするための扉4と、扉4の開閉状態を検出する扉開閉検出手段25とを備え、ハードキーの簡単な特定パターンの操作による検査モードへの移行投入は、扉開閉検出手段25により扉4が開いた状態を検出したときにのみ有効とするように、検査モード画面移行判定手段42が判断する構成としている。
これにより、簡単の特定パターンによる検査モードへの移行投入は、扉4を開けている状態で操作された場合にのみ受付けることになるので、一般のユーザーが誤って検査モードに入る可能性を小さくできる。
また本実施形態では、ハードキーを複数備え、このハードキーによる簡単な特定パターンでの操作は、複数個のハードキーを同時に押す操作が含まれるように構成される。これにより、一般のユーザーが無意識に検査モードにしてしまう可能性を小さくできる。
また、本実施形態の検査モード簡易操作受付可能時間計時手段41は、プリント基板の製造後に0からカウント開始する構成となっている。これにより、製造から所定時間が経過するまでにのみ、簡単な特定パターンの操作による検査モードへの移行が可能なように設定できる。
また本実施形態では、操作手段23による特定のパターンでの操作があると、これを受付けて検査モード簡易操作受付可能時間を0にクリアする手段を、マイクロコンピュータ11に組み込んでいる。
これにより、サービスなどで簡単な特定パターンの操作による検査モードを再度行わなければならない場合に、迅速に対応できる。
また本実施形態では、通常調理の実施を記憶保存する通常調理実行履歴記憶手段44をさらに備え、通常調理の実施が通常調理実行履歴記憶手段44に記憶されていた場合は、検査モード簡易操作受付可能時間が所定時間以下であっても、簡単な特定パターンでの操作による検査モードへの移行投入を禁止するように、検査モード画面移行判定手段42が判断する構成としている。
これにより、オーブンレンジで通常の調理が一度でも実施された場合には、検査モード簡易操作受付可能時間が所定時間以下であっても、検査モードへは移行せず、一般のユーザーが誤って検査モードにしてしまう可能性を小さくできる。
また本実施形態では、通常の調理を開始してからの通算時間が所定時間であることを条件として、通常調理実行履歴記憶手段44に通常調理の実施を記憶保存する構成となっている。
これにより、検査の過程で誤って通常の調理を実行してしまっても、所定の時間内であれば、通常調理実行履歴記憶手段44には通常調理の実施履歴が記憶されず、簡単な特定パターンの操作による検査モードへの移行投入が禁止されることはなくなる。
また本実施形態では、操作手段23による特定のパターンでの操作があると、これを受付けて常調理実行履歴記憶手段44に記憶される通常調理の実施をクリアする手段を、マイクロコンピュータ11に組み込んでいる。
これにより、サービスなどで簡単な特定パターンの操作による検査モードを再度行わなければならない場合に、迅速に対応できる。
また本実施形態におけるハードキーは、取消しキーとしての取消し指示手段10と、スタートキーとしての調理開始指示手段9を含むのが好ましい。これらは何れもよく使用するキーであり、操作しやすい利点がある。
次に、本発明の第4実施形態における加熱調理器としてのオーブンレンジについて説明する。本実施形態のオーブンレンジの本体外観は、図1で示したものと共通する。
図10は、本実施形態におけるオーブンレンジの主な電気的構成を示すブロック図である。ここでは通常の加熱調理とは別に、表示手段7に表示される言語を選択し記憶する構成を図示する。したがって、ここでもマイクロコンピュータ11は、前述した加熱制御手段31や、表示制御手段32や、音声報知設定手段33の他に、ここには図示しない明るさ設定記憶手段14や、全情報記憶手段15を備えている。また、第3実施形態のような検査モードに関連した構成を組み込んでもよい。
本実施形態において、マイクロコンピュータ11の入力ポートには、調理器本体1に接続された電源(図示せず)の電圧を検知する電源検知手段51がさらに電気的に接続される。また、マイクロコンピュータ11には外付けで、表示手段7への表示で用いる複数の言語の各種データを記憶する言語データ記憶手段52が接続される。言語データ記憶手段52は、前述の明るさ設定記憶手段14と共に、マイクロコンピュータ11を構成する不揮発性のメモリに組み込んでもよい。
マイクロコンピュータ11は、表示手段7で使用する言語の選択に関連したソフトウェア構成として、電源電圧検知手段51の検知結果から、言語データ記憶手段に記憶された言語のうち、表示手段7で用いる言語の選択判定を行なう使用言語候補選択手段53を備える。こうした使用言語候補選択手段53の機能は、マイクロコンピュータ11がメモリに記録したプログラムを読み取ることで実現する。
次に、本実施形態のオーブンレンジについて、マイクロコンピュータ11による各部の制御手順を詳しく説明する。
図11は、電源電圧に連動して使用言語を選択する際の表示手段7の表示例を示している。同図において、55は調理器本体1に設けられ、図示しない家庭用コンセントに挿抜可能な電源プラグ付きコードである。本実施形態では、交流100V,120V,または220Vの電源電圧を有するコンセントの何れかに、電源プラグ付きコード55を接続して調理器保体1内に電源を投入した場合、電源電圧検知手段51が電源電圧を検知する。次に、検知された電源電圧の結果と、言語データ記憶手段52に格納記憶された言語データとを使用言語候補選択手段53で比較する。使用言語候補選択手段53は、比較の結果として電源電圧の結果に応じた適切な言語の候補を選択し、その候補となる言語をリスト形式で表示手段7のLCD22に表示させる。LCD22に表示されるリスト形式のボタン上でタッチ操作を行なうと、表示制御手段32は項目選択手段8からの操作信号を受けて、そのボタンに対応した言語データを言語データ記憶手段52から読み込み、当該言語データによる様々な操作画面を、表示手段7のLCD22に表示させる。これによりユーザーは、使用言語候補選択手段53がある程度絞り込んだ言語候補から、表示手段7に表示して使用する言語を選択することができ、使用する言語の選択を容易に行なうことが可能になる。
例として、言語データ記憶手段52には、表示手段7に表示が可能な日本語/英語/中国語/韓国語のそれぞれの言語データが格納されており、図中左側に示すように、電源電圧が100V近辺であると電源電圧検知手段51が検知した場合には、100Vの電源電圧を使用する主な地域に対応した日本語が、表示手段7で表示使用する言語の候補として使用言語候補選択手段53により選択される。使用言語候補選択手段53は、電源電圧が100Vの使用言語選択画面で、候補となる「日本語」と表示した選択ボタンB81を表示手段7のLCD22に表示させ、この選択ボタンB81上でタッチ操作が行われると、表示制御手段32はこれ以降、日本語による様々な操作画面を、表示手段7のLCD22に表示させる。
また、図中中央に示すように、電源電圧が120V近辺であると電源電圧検知手段51が検知した場合には、120Vの電源電圧を使用する主な地域に対応した英語が、表示手段7で表示使用する言語の候補として使用言語候補選択手段53により選択される。使用言語候補選択手段53は、電源電圧が120Vの使用言語選択画面で、候補となる「英語」と表示した選択ボタンB82を表示手段7のLCD22に表示させ、この選択ボタンB82上でタッチ操作が行われると、表示制御手段32はこれ以降、英語による様々な操作画面を、表示手段7のLCD22に表示させる。
さらに、図中中央に示すように、電源電圧が220V近辺であると電源電圧検知手段51が検知した場合には、220Vの電源電圧を使用する主な地域に対応した中国語と韓国語が、表示手段7で表示使用する言語の候補として使用言語候補選択手段53により選択される。使用言語候補選択手段53は、電源電圧が220Vの使用言語選択画面で、何れも候補となる「中国語」と表示した選択ボタンB83と、「韓国語」と表示した選択ボタンB84を、表示手段7のLCD22にそれぞれリスト形式で上下に並べて表示させる。選択ボタンB83上でタッチ操作が行われると、表示制御手段32はこれ以降、中国語による様々な操作画面を、表示手段7のLCD22に表示させ、選択ボタンB84上でタッチ操作が行われると、表示制御手段32はこれ以降、韓国語による様々な操作画面を、表示手段7のLCD22に表示させる。
図12は、電源電圧に連動して使用言語を選択する際の表示手段7の別な表示例を示している。同図において、例えば220Vの電源電圧を使用する地域で、調理器本体1への通電を遮断した電源切の状態(図中左側に示すように、LCD22の表示が消えた状態)から、電源付きコード55をコンセントに差し込んで電源を投入すると、前述の使用言語候補選択手段53による選択結果から、図中右側に示すように、中国語と韓国語の言語データを候補として選択した電源電圧が220Vの使用言語選択画面が、最初の初期画面で表示される。この使用言語選択画面には、選択結果となる中国語と韓国語の各言語で、それぞれ「使用する言語を選択してください。(各言語)」と表示した選択ボタンB83’,B84’が、上下に並んで配置される。
つまり、電源を投入した直後に、使用言語候補選択手段53の選択結果が最初に使用言語選択画面として表示手段7のLCD22に表示される。そのため、ユーザーが表示手段7に表示して使用する言語の選択を、初期の使用言語選択画面から遷移なく、より容易に行なうことができる。また、この初期の使用言語選択画面では、使用言語候補選択手段53の選択結果として、選択ボタンB83’,B84’に表示される言語が、ユーザーの普段使用している言語となるため、ユーザーは言語の選択をより容易に行なうことが可能となる。
図13は、表示手段7で表示して使用する言語の選択が既になされている状態で、電源を入切した場合の表示手段7の別な表示例を示している。同図において、例えば100Vの電源電圧を使用する地域で、表示手段7で表示使用する言語を既に日本語と選択している場合、図中左側に示すように、通常の加熱調理で表示手段7のLCD22に表示される操作画面(図4の初期画面(b)に相当する)は、言語データ記憶手段52から選択的に読み出された日本語の表示となる。ここから図中中央に示すように、LCD22の表示が消えた電源切の状態に一旦した後、次に100Vが供給された状態で電源を入れると、使用言語候補選択手段53は、電源電圧検知手段51の検知結果が、前回と同じ状態の100V近辺の電源電圧であるとして、図中右側に示すように、上述した使用言語選択画面ではなく、通常の加熱調理における操作画面を、電源投入直後から表示手段7のLCD22に表示させる。これにより、電源電圧が前回の使用時と同じであるにも拘らず、電源を投入するたびに、一度選択した言語の再選択を強いられる煩わしさが回避できる。
また、調理器本体1への電源を再投入すると、使用言語候補選択手段53は、電源電圧検知手段51の検知結果が、前回と同様に100V近辺の電源電圧であれば、表示手段7のLCD22に表示される操作画面を、前回と同じく日本語にする。これにより、電源電圧が前回の使用時と同じであれば、電源を再投入した直後から、その電源電圧に対応した言語で、表示手段7への表示を引き続き行なうことが可能になる。
ところで従来は、ユーザーの利便性を高めるために、表示部で使用する言語を選択し、記憶する手段を備えた加熱調理器の構成が知られている。しかし、このような構成では、ユーザーが使用する言語を設定するのに、初期画面から自分で言語選択用の設定画面に遷移して、操作設定を行なう必要が有り、初期画面にあらわれる言語がユーザーの普段使用している言語でなければ、選択に困難が伴うことが予想される。
そこで本実施形態では、電源電圧を検知する電源電圧検知部としての電源電圧検出手段51と、調理操作を行なう操作部としての操作手段23と、この操作手段23による様々な操作画面を表示する表示部としての表示手段7と、表示手段7で使用する複数の言語データを格納する言語データ記憶部としての言語データ記憶手段52と、を備え、表示手段7にはドットLCD22を用いた加熱調理器において、電源電圧検知手段51の検知結果情報に基づいて、言語データ記憶手段52に格納された言語データから、表示手段7で表示使用する言語の候補を選択する使用言語候補選択部としての使用言語候補選択手段53を備え、表示手段7のLCD22には使用言語候補選択手段53の選択結果として、選択した言語の候補を示すボタンB81〜B84が表示され、そのボタンB81〜B84上をタッチ操作することで、表示手段7で表示使用する言語データを選択できる構成としている。
これによりユーザーは、使用言語候補選択手段53がある程度絞り込んだ言語候補から、表示手段7に表示して使用する言語を選択することができ、使用する言語の選択を容易に行なうことが可能になる。
また本実施形態では、使用言語候補選択手段53の選択結果が、電源を入れた際の初期画面で、使用言語選択画面として表示手段7のLCD22に表示される構成となっている。
これにより、ユーザーが表示手段7に表示して使用する言語の選択を、画面の遷移なく、より容易に行なうことができる。
また本実施形態では、電源電圧検知手段51の検知結果が、調理器本体1への通電を遮断する前の使用時と同様である場合には、使用言語選択画面を表示手段7のLCD22に表示させないように、使用言語候補選択手段53を構成している。
この場合、一度ユーザーが使用する言語を選択してしまえば、それ以降は電源電圧が変わらない限り、再度言語の選択を行なう必要がなく、言語選択の手間を省くことができる。
その他、使用言語候補選択手段53の選択結果を、使用言語選択画面に選択した各言語で表示する構成とするのが好ましい。
これにより、使用言語候補選択手段53の選択結果として使用言語選択画面で使用する言語が、ユーザーの普段使用している言語となり、ユーザーが表示手段7に表示して使用する言語の選択を、より容易に行なうことができる。
また、電源電圧検知手段51の検知結果が、調理器本体1への通電を遮断する前の使用時と同様である場合は、そのときと同じ言語で表示手段7への表示を行なう構成とするのが好ましい。
つまり、一度ユーザーが使用する言語を選択してしまえば、それ以降は電源電圧が変わらない限り、再度言語の選択を行なう必要がなく、前回と同じ言語で引き続き表示を行なうことが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更可能である。例えば各実施形態における画面の遷移はあくまでも一例で、加熱調理器の仕様などを考慮して適宜変更しても構わない。また、各実施形態における技術的特徴を適宜組み合わせた加熱調理器としても構わない。
7 表示手段(表示部)
8 項目選択手段(タッチパネル)
9 調理開始指示手段(指示手段)
22 LCD(ドットLCD)
23 操作手段(操作部)
a−3 「ハンバーグ」のメニュー選択画面(調理開始前画面)
a−4 進行状況通知画面(調理開始後画面)
a−5,a−8 「ハンバーグ」のレシピ表示画面(調理補助画面)
B34 レシピボタン(キー)
C1 チェックボックス(チェック欄)

Claims (7)

  1. 調理操作を行なう操作部と操作画面を表示する表示部とを備え、
    前記表示部にはドットLCDを用い、前記操作部には前記表示部上に設けられるタッチパネルを備えた加熱調理器において、
    特定のメニューを選択した後の調理開始前画面と、前記特定のメニューの調理を開始した後の調理開始後画面の両方から、前記タッチパネルへの操作で共通の調理補助画面を表示させるキーを前記表示部に設け、
    前記調理補助画面には、前記特定のメニューの調理を行なうための手順と、前記手順を実施したか否かを前記タッチパネルへの操作で入力できるチェック欄と、を表示する構成としたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記調理補助画面が複数のページに渡る場合、
    前記キーを操作した際に表示される前記調理補助画面は、前記調理を開始した後の調理の進行度に応じて変わる構成としたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記操作部は、調理の開始を指示する指示手段をさらに備え、
    前記加熱調理器が調理開始前若しくは調理中断中で、調理動作を行なっていないときには、前記調理補助画面の表示中でも、前記指示手段からの入力を受けて、調理を開始できる構成としたことを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
  4. 前記操作部は、調理の開始を指示する指示手段をさらに備え、
    前記調理補助画面の表示中に、前記指示手段からの入力を受付ける状態で、前記チェック欄の少なくとも1つが入力されていないときには、前記指示手段を操作すると、調理開始の確認画面を前記表示部にポップアップ表示させる構成としたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の加熱調理器。
  5. 前記操作部への操作により、前記確認画面の表示の有無を選択できる構成としたことを特徴とする請求項4記載の加熱調理器。
  6. 前記調理補助画面における前記チェック欄の入力状態を、調理終了時に前記手順の実施前の状態に戻すように構成したことを特徴としたことを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の加熱調理器。
  7. 前記調理補助画面における前記チェック欄の入力状態は、前記操作部への操作により、調理終了時に前記手順の実施前の状態に戻すか否かを選択できる構成としたことを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の加熱調理器。
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