JP2020013037A - 投影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示対象をより好適に視認可能な投影装置を提供する。【解決手段】 投影装置は、光を投影する投影部と、投影部から出射された光を反射する反射部と、反射部によって反射された光が投影され、投影された光の少なくとも一部を透過するスクリーンと、投影部と、反射部と、スクリーンとが設置される筐体とを備え、反射部は、スクリーンに対して傾いて筐体に設置される。【選択図】図1
Description
本発明は、投影装置に関する。
特許文献1には、透明な風防の中に不透明で高速回転させるスクリーンを設け、表示対象を立体的に表示させる立体画像表示装置が記載されている。しかしながら、特許文献1では、表示対象を、ユーザに好適に表示できない場合があった。
本発明の一態様に係る投影装置は、光を投影する投影部と、投影部から出射された光を反射する反射部と、反射部によって反射された光が投影され、投影された光の少なくとも一部を透過するスクリーンと、投影部と、反射部と、スクリーンとが設置される筐体とを備え、反射部は、スクリーンに対して傾いて筐体に設置される。
<法的事項の遵守>
本明細書に記載の開示は、通信の秘密など、本開示の実施に必要な実施国の法的事項遵守を前提とすることに留意されたい。
本開示に係る投影装置を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。
本明細書に記載の開示は、通信の秘密など、本開示の実施に必要な実施国の法的事項遵守を前提とすることに留意されたい。
本開示に係る投影装置を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る投影装置1は、光を投影するプロジェクタ4(限定ではなく、投影部の一例)と、プロジェクタ4から出射された光を反射するミラー5(限定ではなく、反射部の一例)と、ミラー5で反射された光が投影されるスクリーン3とを備える。ここで、図1に示すように、ミラー5は、スクリーン3に対して傾いて設置される。また、スクリーン3は、投影される光の少なくとも一部を透過する性質を備える。これにより、例えば、図2に示すように、スクリーン3にはプロジェクタ4によって投影されたキャラクタや人物(以下、キャラクタ等という)の画像Icが映る。ユーザは、例えば、投影装置1の正面方向からスクリーン3に映し出された画像Icを見ることができる。これらのプロジェクタ4、ミラー5及びスクリーン3の光学系構成部材は、図2及び図3に示す内部が空洞の円筒状で、少なくとも一部が透明等の透光性を有する筐体2に設置される。このように、ミラー5は、スクリーン3に対して傾いて設置することで、プロジェクタをスクリーンに対して略垂直に配置することが可能になり、装置全体のコンパクト化に寄与することができる。
〈ミラーの傾き〉
ここで、図1に示すように、ミラー5をスクリーン3に対して傾けて設置することで、プロジェクタ4からスクリーン3までの光路を、ミラー5をスクリーン3と並行に設置する場合や、プロジェクタ4からスクリーン3までを直線とする場合と比較して短くすることが可能となる。また、スクリーン3に対しミラー5を傾けて設置することで、ミラー5からの投影範囲を拡張することが可能となり、スクリーン3とミラー5とが平行の場合と比較しミラー5のサイズもコンパクトにすることができる。さらに、プロジェクタ4からスクリーン3までの光路距離が短くなることで、光路距離が短い場合と比較しスクリーン3での輝度を向上させることができる。
具体的には、図4(a)に示すように、プロジェクタ4から投影される光の投影方向は、スクリーン3に対して垂直な方向である。このとき、仮に、ミラー5がスクリーン3と並行に配置されるとミラー5からの光はプロジェクタ4に戻ることになりスクリーン3に画像が投影されない。したがって、ミラー5は、スクリーン3に対して角度θの傾きを設けて配置される。例えば、ミラー5は、スクリーン3に対して5〜20°に配置することができるし、好ましくは、7〜15°傾くように配置することができる(また、好ましくはθ=11°に配置してもよい)。なお、このスクリーン3の傾きは、プロジェクタ4、ミラー5及びスクリーン3の仕様等によって定められる。なお、プロジェクタ4からの光は厳密にスクリーン3に垂直である必要はなく、ほぼ垂直に投影されてもよいし、1〜10°傾けて配置されてもよい。
仮に、図4(b)に示すように、ミラー5がスクリーン3に対して略平行であったとしても、プロジェクタ4からの光がミラー5に傾斜して投影されれば、スクリーン3に画像を投影することができる。しかしながら、図4(b)に示すように、その時に必要な光路L2は、図4(a)の場合の光路L1と比較して長くなる。
すなわち、図4(a)に示すように、プロジェクタ4からの光をスクリーン3に垂直とし、ミラー5をスクリーン3に傾けた構成とする方が、図4(b)に示すように、プロジェクタ4からの光をミラー5に傾斜して投影させた構成よりも光学系構成部分をコンパクトにすることができる。これにより、光学系構成部を図4(b)の構成にするよりも、図4(a)の構成としたほうが、投影装置1自体もコンパクトにすることができる。このとき、図4(b)の構成にするよりも、図4(a)の構成としたほうがミラー5自体もコンパクトにすることができる。
また、光路L1<光路L2となることから、仮に、プロジェクタ4から出力される光の輝度が同一である場合、スクリーン3に投影される画像の明るさは、図4(b)の構成よりも、図4(a)の構成の方が明るくなる。したがって、図4(a)の構成の場合、図4(b)の構成と比較して、スクリーン3に使用する散乱部材の拡散性の性質が弱いものであっても高画質の画像を投影できる。例えば、図4(a)の構成では、弱い拡散性の散乱部材であっても、図4(b)の構成と比較して投影される光の輝度が向上する。したがって、図4(a)に示す構成では、スクリーン3における輝度を担保し、高画質の画像を投影させることができる。なお散乱部材の具体的な成分等については後述する。なお、図4(a)に示す例において、スクリーン3に投影される画像の上方側と下方側、すなわちスクリーン3の上端側と下端側を比較すると、上方側の方がプロジェクタ4からの光路が短く、下方側の方がプロジェクタ4からの光路が短いため、上方側の輝度は下方側の輝度より強い性質がある。
〈ミラーの種類〉
ミラー5には、プロジェクタ4からの映像光を反射することができる種々のミラーを使用することができる。具体的には、表面鏡などである。また後述で詳しく説明するが、表面鏡に代えて、多層膜ミラー、部分反射ミラー、ハーフミラー、などをミラー5として用いることができる。
ミラー5には、プロジェクタ4からの映像光を反射することができる種々のミラーを使用することができる。具体的には、表面鏡などである。また後述で詳しく説明するが、表面鏡に代えて、多層膜ミラー、部分反射ミラー、ハーフミラー、などをミラー5として用いることができる。
ここで、表面鏡は、表面反射鏡ともいわれるガラスの表面に鏡面処理が施される反射鏡である。表面鏡は、ミラーに入射する角度による光の反射率の差が大きくない。したがって、ミラー5の調整が容易である。
[投影装置の構成]
実施形態に係る投影装置1は、図1及び図2を用いて上述したように、円形状の筐体2の内部に、プロジェクタ4、ミラー5及びスクリーン3が設けられており、また、筐体2の上方、下方、背面側に、上部収容部21、下部収容部22、柱部6が設けられている。
実施形態に係る投影装置1は、図1及び図2を用いて上述したように、円形状の筐体2の内部に、プロジェクタ4、ミラー5及びスクリーン3が設けられており、また、筐体2の上方、下方、背面側に、上部収容部21、下部収容部22、柱部6が設けられている。
図5及び図6に示すように、筐体2では、透明な半円柱状の第1ウィンドウ部材2aと、透明な長軸方向に湾曲された第2ウィンドウ部材2b及び第3ウィンドウ部材2cと、非透光性の背面カバー部2dとで円筒形状の空間が形成される。筐体2は、第1ウィンドウ部材2aの一端と第2ウィンドウ部材2bの一端とが第1の支柱23bで支持され、第1ウィンドウ部材2aの他端と第3ウィンドウ部材2cの一端とが第2の支柱23cで支持される。さらに、第2ウィンドウ部材2b及び第3ウィンドウ部材2cの他端は、背面カバー部2dによって支持される。そして、各ウィンドウ部材2a〜2cは、例えば、アクリルまたはガラスを材料とすることができるが、これらに限定するものではなく透光性を有する材料であればよい。
図6に示すように、筐体2の背面側上部、具体的には、背面カバー部2dの上部は、開口があり、ミラー5からの光が直接スクリーン3に到達できるようにしている。
筐体2を円筒形状にすることで、正面及び左右のどの角度からでもスクリーン3に投影される映像を適切に視認することができる。また、非透光性の背面カバー部2dを設けることで、スクリーン3に室内の照明等が入り込むことを防ぎ、スクリーン3に表示される映像を見易くすることができる。
なお、支柱23b,23cは透明な部材で形成されていてもよく、この場合、筐体2のほぼ全部を透明にすることができる。ただし、支柱23は、不透明や半透明であってもよい。
図示していないが、筐体2の上底面にあたる円形部には、遮光塗料の塗布等、遮光処理を施してもよいし、施さなくてもよい。これにより、スクリーン3に室内の照明等が入り込むことを防ぐことができ、スクリーン3に表示される映像を見易くすることができる。
また筐体2には、第1ウィンドウ部材以外の透光性を有さない、異なるウィンドウ部材または付属部材を背面等の一部に備え、それら部品の表面に艶があるものを用いてもよい。これにより、より多くの映り込みが存在することで、さらにスクリーン3への映り込みを認識するのが困難になる。そして、ユーザが表示対象を自然に視認することができるという効果を奏する。この異なる第1ウィンドウ部材または、付属部材は、樹脂、エラストマー、金属、ガラス、またはそれらに塗装したものであってもよい。これにより、生産性、耐久性、機能性、デザイン性等が向上する。
ミラー5は、具体的には、図7に示す取付部51によって、適切な角度や向きに調整された状態で取り付けられている。このミラー5は、プロジェクタ4からの映像光を反射し、その反射光によって映像をスクリーン3に投影するようにしている。
スクリーン3は矩形状であり、筐体2の内部の中央付近にほぼ垂直になるように立設されている。
具体的には、図6に示すように、スクリーン3は、台座221の両端に立設された2本の支柱23b,23cによって支持され、これにより、表面が正面側(背面側)を向きつつ、台座221の中央に垂直に立設させている。
下部収容部22は、プラスチック等からなる箱体であり、プロジェクタ4の出力制御を含む種々の制御動作を行う制御ボードその他の機器を取り付けるスペースを有する。下部収容部22に収納される制御ボード等については、図8(c)を用いて後述する。
図5に示すように、下部収容部22には、着脱可能な下部カバー222が設けられる。この下部カバー222を取り付けることで内部を隠すことができ、下部カバー222を取り外すことで内部の機器のメンテナンス等を可能としている。また、この下部カバー222を、例えば、メッシュ状の部材によって形成されてもよい。
図2に示すように、スクリーン3や第1ウィンドウ部材2a,第2ウィンドウ部材2b,第3ウィンドウ部材2cは、支柱23及び背面カバー部2dにより支持されることで台座221上に一体的に立設される。
これにより、図2に示すように、第1ウィンドウ部材2a,第2ウィンドウ部材2b及び第3ウィンドウ部材2cと背面カバー部2dとともに台座221上で円形状に立設され、スクリーン3は、例えば、側部が筐体2の内側に内接しつつ、下部(下端)が台座221の上面(表面)に沿うように設けられる。
台座221は、図2に示すように、筐体2内に表示されるキャラクタ等を仮想的に載置する台としても機能する。すなわち、台座221は、人形や模型を展示可能に収容するディスプレイケースのベース基材のように見せることができる。
本実施形態では、図7に示す取付部51によりミラー5の角度や向きを調整することで、スクリーン3の下端に、キャラクタ等の足元を一致させて表示させるようにしている。
このようにすることで、キャラクタ等が台座221の上に実際に立っているように見せることができる。台座には、プロジェクタ4の投影範囲が重なってもよい。
また、図5に示すように、台座221の下には台座下収容部24が設けられ、例えば、この台座下収容部24には、温湿度センサ及びスピーカ等の機器を取り付けることができる。スピーカは、音声や音楽などの音情報を、増幅器を介して出力する。
上部収容部21は、映像出力を行うプロジェクタ4などの機器を取り付けるスペースを有する。上部収容部21に収納される機器については、図8(a)を用いて後述する。
具体的には、図5に示すように、上部収容部21は、柱部6の上部に連結された上部機器取付部211を設けている。この上部機器取付部211の下面にプロジェクタ4が取り付けられている。
上部収容部21には、図5に示すように、着脱可能な上部カバー212が設けられる。この上部カバー212を取り付けることで、上部機器取付部211やプロジェクタ4等の機器を隠すことができ、上部カバー212を取り外すことで内部の機器のメンテナンス等を可能としている。
次に、本実施形態の投影装置に搭載される機器について図8を参照しながら説明する。
図8(a)は、上部収容部に設置される機器、図8(b)は、柱部に設置される機器、図8(c)は、下部収容部に設置される機器の模式図である。
図8(a)は、上部収容部に設置される機器、図8(b)は、柱部に設置される機器、図8(c)は、下部収容部に設置される機器の模式図である。
[上部収容部の設置機器]
図8(a)に示すように、上部収容部21には、プロジェクタ4、人感センサ702、赤外線LED703、マイク704及びカメラ722が設けられている。
図8(a)に示すように、上部収容部21には、プロジェクタ4、人感センサ702、赤外線LED703、マイク704及びカメラ722が設けられている。
プロジェクタ4は、既述したように、ミラー5を介してスクリーン3に映像を投射する。プロジェクタ4から出力される映像には、例えば、様々な漫画やアニメに登場する各キャラクタや実在の人物等、物品等の2D映像や3D映像がある。
人感センサ702(検出部)は、赤外線の変化量を検知して人の所在を検出するセンサであり、正面側の左右に設けている。
赤外線LED703は、左右にそれぞれ設けられ、上部収容部21に設けられているものと同様、赤外線リモコンとして機能する。
マイク704(検出部)は、左右にそれぞれ設けられ、ユーザから発せられる音声を入力する。
人感センサ702(検出部)は、赤外線の変化量を検知して人の所在を検出するセンサであり、正面側の左右に設けている。
赤外線LED703は、左右にそれぞれ設けられ、上部収容部21に設けられているものと同様、赤外線リモコンとして機能する。
マイク704(検出部)は、左右にそれぞれ設けられ、ユーザから発せられる音声を入力する。
前記筐体の周囲を検出する検出部である人感センサ702及びマイク704は、筐体2の外部に設置されてもよいし、されなくてもよい。筐体2内部に人感センサ702及びマイク704を設けた場合、第1ウィンドウ部材2aの存在により検出率が劣るためである。また、マイク704は、下部収容部22に配置するよりも、上部収容部21に配置した方が音声を検出しやすいため、上部収容部21に配置することが好ましい。
カメラ(撮像部)722は、前方に設けられ、静止画や動画を撮影する撮像手段である。このカメラ722は、筐体2の内部に配置される。また、カメラ722は、図7に示すように、検出部である人感センサ702やマイク704よりスクリーン3に近い位置に配置される。
これは、カメラ722で撮影される画像を用いた画像認識の精度を向上させるためである。例えば、カメラが722で撮像するユーザの画像を画像認識で使用する際、カメラとユーザとの位置が近い場合には、画像認識が困難となる。ユーザは、筐体2を見るときに、キャラクタを近くで見ようとする、キャラクタに近づくため、ユーザが筐体2に近づく傾向にある。したがって、カメラ722の位置をできるだけユーザと遠ざけて顔認識範囲を広げるため、カメラ722を筐体2の内側に配置する。すなわち、図7に示す例では、カメラ722を、奥行き方向においてスクリーン3に近い位置に配置することで画像認識の精度を向上させることが可能となる。
また、カメラ722は、上下方向でプロジェクタ4とスクリーン3の上端との間に配置される。具体的には、図1に示すプロジェクタ4よりも下側であり、かつ、図2に示すユーザに見えるスクリーン3の上端より上側である。これは、ユーザがスクリーン3に表示されるキャラクタを見るため、キャラクタの近くにカメラ722を配置することで、画像認識の精度を向上させることができるためである。
[柱部の設置機器]
図8(b)に示すように、柱部6には、既述のミラー5に加え、振動センサ712、騒音センサ713が設けられている。
図8(b)に示すように、柱部6には、既述のミラー5に加え、振動センサ712、騒音センサ713が設けられている。
振動センサ712は、振動を検知するためのセンサであり、例えば、ピエゾ振動センサが相当する。振動センサ712によって検出される振動としては、地震のような大きな揺れのほか、足音やドアの開け閉めを識別可能な比較的小さな振動がある。
騒音センサ713は、室内の環境音を検出するためのセンサである。騒音センサ713によって検出される環境音としては、例えば、所定の基準音量に基づいて判別されるユーザの生活音(テレビの音を含む)、近所の環境音、騒音がある。
[下部収容部の設置機器]
図8(c)に示すように、下部収容部22には、制御ボード701、赤外線LED703、演出用LED706、赤外線受光部707、ステータスLED708、起動ボタン709、USBハブ710のほか、Wi−Fi(登録商標)モジュールやBluetooth(登録商標)モジュール等が設置されている。
図8(c)に示すように、下部収容部22には、制御ボード701、赤外線LED703、演出用LED706、赤外線受光部707、ステータスLED708、起動ボタン709、USBハブ710のほか、Wi−Fi(登録商標)モジュールやBluetooth(登録商標)モジュール等が設置されている。
制御ボード701は、CPU、ROM、RAM、HDMI(登録商標)ポート、LANポート、USBポート、各種入出力ポートなどが搭載された一又は複数の制御チップが搭載され、各種センサ等から入力された情報に基づき、映像、音声を含む様々な出力動作を所定の機器に実行させる。
赤外線LED703は、左右にそれぞれ設けられ、いわゆる赤外線リモコンの受信機として機能する。具体的には、赤外線を周囲に出力することで、テレビや掃除機などの外部の機器の遠隔操作を可能としている。
演出用LED706は、台座221における発光手段である。
赤外線受光部707は、正面側に設けられ、テレビや照明器具のリモコンから、そのリモコンで用いられるリモコン操作に関する赤外線情報を受信する。
演出用LED706は、台座221における発光手段である。
赤外線受光部707は、正面側に設けられ、テレビや照明器具のリモコンから、そのリモコンで用いられるリモコン操作に関する赤外線情報を受信する。
ステータスLED708は、投影装置1の状態(例えば、電源オン、スリープ中、エラー発生、通信中等)を示す報知手段であって、特定の点滅パターンや発光色等によって各種状態を識別可能に報知する。
起動ボタン709は、投影装置1本体の電源のオン/オフを行うための操作手段である。
USBハブ710は、USB機器を複数接続するためのハブである。
起動ボタン709は、投影装置1本体の電源のオン/オフを行うための操作手段である。
USBハブ710は、USB機器を複数接続するためのハブである。
Wi−Fi(登録商標)モジュールは、USBハブに接続された無線LANモジュールであり、アクセスポイントとして無線LAN子機にインターネット環境を提供したり、無線LAN子機として他のアクセスポイントを通じてインターネットに接続したりすることができる。
Bluetooth(登録商標)モジュールは、所定規格に対応したキーボードやマウスなどの周辺機器と無線通信を可能とする無線通信インタフェースである。
次に、既述した各機器によって実現される機能について図9を参照して説明する。
図9は、本実施形態の投影装置1の機能ブロック図である。
図9に示すように、本実施形態の投影装置1は、制御部71、入力部72、出力部73、操作部74、記憶部75、及び通信部76を備える。
入力部72は、各種センサによって検出された様々な情報の入力を行う入力部である。
図9は、本実施形態の投影装置1の機能ブロック図である。
図9に示すように、本実施形態の投影装置1は、制御部71、入力部72、出力部73、操作部74、記憶部75、及び通信部76を備える。
入力部72は、各種センサによって検出された様々な情報の入力を行う入力部である。
入力部72により入力されるデータには、例えば、人感センサ702が人を検知したときに人感センサ702から出力される識別情報、マイク704を介して入力された音声情報、温湿度センサによって検出される室内の温度や湿度の情報、振動センサ712が検出した振動の大きさや変化を識別可能な情報、騒音センサ713を介して入力された音量情報、カメラ722によって撮像された静止画・動画の情報、照度情報等がある。
出力部73は、所定の命令にもとづいて信号や情報の出力を行う出力部である。
出力部73は、所定の命令にもとづいて信号や情報の出力を行う出力部である。
出力部73によって出力される信号や情報には、例えば、赤外線LED703から出力される外部機器の動作を制御するための赤外線信号、スピーカを介して出力される音声情報、演出用LED706から発光される光、プロジェクタ4から出力される映像等がある。
操作部74は、ユーザによる操作手段であり、例えば、図示しないキーボードやマウスが相当する。
操作部74によって行われる操作には、例えば、起動ボタン709による装置本体の電源のオン/オフ等がある。
操作部74は、ユーザによる操作手段であり、例えば、図示しないキーボードやマウスが相当する。
操作部74によって行われる操作には、例えば、起動ボタン709による装置本体の電源のオン/オフ等がある。
記憶部75は、例えば、制御部71を構成するRAMや、EEPROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ等により構成され、投影装置1の有する各種機能を実行するためのプログラムやデータを記憶する記憶手段である。
記憶部75に記憶されるデータには、テレビや照明器具などの外部機器のリモコンに関するリモコン情報、カレンダーサイトで登録したカレンダー情報、ユーザの属性情報、装置本体や各機器の属性情報、センサから入力した情報、キャラクタ等の名前の文字列などの識別情報等に紐付けられたキャラクタ等の映像や音声の情報、音楽情報等がある。
記憶部75に記憶されるプログラムには、後述する各種制御動作を実行するためのプログラムの他、音声認識プログラムや人工知能プログラム等がある。
通信部76は、有線又は無線により、外部の機器との間で双方向又は片方向のデータ通信処理を行う通信手段である。
記憶部75に記憶されるプログラムには、後述する各種制御動作を実行するためのプログラムの他、音声認識プログラムや人工知能プログラム等がある。
通信部76は、有線又は無線により、外部の機器との間で双方向又は片方向のデータ通信処理を行う通信手段である。
例えば、インターネットに接続された機器との間で、LANポートに接続されたLANケーブルやWi−Fi(登録商標)モジュールに基づく無線を介して、各種データの送受信が可能である。
通信部76により受信可能なデータには、例えば、天気情報サイトから受信可能な天気情報、カレンダーサイトに登録したカレンダー情報などのインターネットを介して取得可能な情報がある。
制御部71は、所定のプログラムに従って、各種制御動作を行う。
例えば、制御部71は、本体装置の起動時に天気情報サイトにアクセスして、その日の天気情報を取得して記憶部75に記憶させることができる。
制御部71は、所定のプログラムに従って、各種制御動作を行う。
例えば、制御部71は、本体装置の起動時に天気情報サイトにアクセスして、その日の天気情報を取得して記憶部75に記憶させることができる。
また、制御部71は、ユーザのスケジュールが登録されているカレンダーサイトに定期的にアクセスして、これにより得られる最新のカレンダー情報を記憶部75に記憶させることができる。
また、テレビや照明などの外部機器のリモコンから当該外部機器に関するリモコン情報(赤外線情報)を赤外線受光部707により受信させて記憶部75に記憶(学習)させることができ、このリモコン情報に基づいて、外部機器を操作するための赤外線情報を赤外線LED703から発信させることができる。
また、制御部71は、制御部として動作することで、入力した情報に基づいて、投影部による映像を含む情報の出力を制御する。
また、制御部71は、制御部として動作することで、入力した情報に基づいて、投影部による映像を含む情報の出力を制御する。
〈映り込みの防止〉
ユーザが、正面から筐体2を覗く際、スクリーン3に表示されるキャラクタの後方に配置されるミラー5に、ユーザ自身が映ることがあり得る。例えば、ユーザは、キャラクタを近くで見るために投影装置1に近寄る。このとき、ユーザが投影装置1の下方側から筐体2内を覗き込むと、ユーザにミラー5が見え得る。また、ユーザにミラー5が見えると、ユーザがミラー5に映ることがある。このようにユーザ自身がミラーに映ると、現実感が高くなり、キャラクタの実在感が低下する恐れがある。特に、本実施例の構成のように、ミラー5が、スクリーン3に対して傾けて配置されている場合、よりミラー5にユーザ自身が映りこんでユーザに視認される可能性が高くなる。このような、ユーザ自身がミラー5に映り込むことを防止するため、ミラー5の種類やミラー5の反射率を調整することが好ましい。例えば、ミラー5にユーザが映り込まないようなミラー5の角度を調整したり、ミラー5表面をユーザが見えないように調整したりしてもよい。
ユーザが、正面から筐体2を覗く際、スクリーン3に表示されるキャラクタの後方に配置されるミラー5に、ユーザ自身が映ることがあり得る。例えば、ユーザは、キャラクタを近くで見るために投影装置1に近寄る。このとき、ユーザが投影装置1の下方側から筐体2内を覗き込むと、ユーザにミラー5が見え得る。また、ユーザにミラー5が見えると、ユーザがミラー5に映ることがある。このようにユーザ自身がミラーに映ると、現実感が高くなり、キャラクタの実在感が低下する恐れがある。特に、本実施例の構成のように、ミラー5が、スクリーン3に対して傾けて配置されている場合、よりミラー5にユーザ自身が映りこんでユーザに視認される可能性が高くなる。このような、ユーザ自身がミラー5に映り込むことを防止するため、ミラー5の種類やミラー5の反射率を調整することが好ましい。例えば、ミラー5にユーザが映り込まないようなミラー5の角度を調整したり、ミラー5表面をユーザが見えないように調整したりしてもよい。
具体的に、ミラー5には、プロジェクタ4からの映像光を反射することができる種々のミラーを使用することができる。例えば、多層膜ミラー、部分反射ミラー、ハーフミラーをミラー5として用いることができる。
多層膜ミラー、または誘電体多層膜ミラーは、複数の異なる屈折率の誘電体膜を重ねた反射鏡である。この多層膜ミラーでは、ミラーに入射する角度による光の反射率の差が大きい。この場合、ミラー5の傾きを調整することで、プロジェクタ4から出力される光がミラー5に入射する角度を調整し、スクリーン3への投影を調整することができる。多層膜ミラーを使用する場合、ミラー5の反射面に対して垂直に入射する光の反射率よりも、ミラー5の反射面に対して垂直から30〜45度程度傾けた角度から入射した光の反射率のほうが、反射率が高いものとしてもよいし、しなくてもよい。これにより、ユーザがスクリーン3を見る際に、ミラー5にユーザ自身が通常映ってしまうが、ミラーに対して垂直に近い角度からユーザが覗きこんだ場合、多層膜ミラーの反射率の調整によって、ユーザがこれを視認しづらくすることができる。
次に、ミラー5として、部分反射ミラーを利用した場合について説明する。部分反射ミラーとは、入射光の一部のみ反射させ、入射光の一部を透過させる性質を持つミラーである。部分反射ミラーとは、例えば、反射率が60〜90%等のミラーである。部分反射ミラーには、反射率が50%のハーフミラーを含む。このように、反射率を低減することにより、ユーザがスクリーン3を見る際に、ミラー5にユーザ自身が映るが、反射率が低減するため、ユーザがこれを視認しづらくなる。
なお、ミラー5が部分反射ミラーのようにプロジェクタ4からの光の入射面とは反対の面が見えるものであるとき、プロジェクタ4から出射された光を反射する面とは反対側の面に光の反射を抑制する処理が施されることが好ましい。すなわち、部分反射ミラーを使用する場合、部分反射ミラーの裏面側がユーザに見えることを防止するため、部分反射ミラーの裏面に光が透過しないための加工等を施すことが好ましい。例えば、部分反射ミラーの裏側に非透過性の物質を塗布してもよいし、部分反射ミラーの裏側に非透過性の膜等を貼付してもよい。
また、ミラー5として、ミラー5の反射面の少なくとも一部に凹凸を設けるような構成であってもよい。ミラー5に凹凸をつける方法として、ミラー5にアルミ等の反射面を蒸着する前に、サンドブラスト等を利用して、ミラー5の下地に対して凹凸を付ける。凹凸が付けられたミラー5の下地に対して、アルミを蒸着して、反射面の一部に凹凸(限定ではなく、第2凹凸の一例)を有するミラー5を製造してもよいし、別の方法で製造してもよい。なお、サンドブラスト等で設ける凹凸の粒径は、1マイクロメートル〜1ミリメートル程度であってもよく、そうでなくてもよい。また、反射面に対して、凹凸を付ける領域は、反射面全体の10〜40%程度に設定してもよいし、そうでなくてもよい。上述した部分反射ミラーの反射率と同程度に設定してもよいし、そうでなくてもよい。また、凹凸を設ける領域は、反射面に対して全体に均一に設けてもよいが、そうでなくてもよい。反射面の中心付近のみに凹凸を設けるような構成であってもよいし、反射面の端部に凹凸を設けるような構成であってもよい。
ミラー5にこのような凹凸を作ることによって、プロジェクタ4から出射された光の一部は、凹凸のない反射面によって反射され、スクリーン3に結像する。しかし、その他の光は、凹凸面によって散乱され、スクリーンに結像しない。そのため、スクリーン3に結像する像の明るさが低下し、像の解像度についても低下する。しかし、ユーザが正面から筐体2を覗く際、スクリーン3に表示されるキャラクタの後方配置されるミラー5に映るユーザ自身の像について、ミラー5に設けられた凹凸によって、ミラー5に映るユーザ自身の像が歪み、ミラー5に映るユーザ自身の像が視認しづらくなる。すなわち、プロジェクタから出射される光のうち、スクリーンに結像する光の一部を間引くことによって、ミラー5に映るユーザ自身の像を視認しづらくする。また別の表現をすれば、ミラー5のうち、適切に反射する面積を少なくすることにより、ミラー5に映るユーザ自身の像を視認しづらくする。なお、凹凸のない反射面は必ずしも凹凸がない面でなくてもよい。微小な凹凸があってもよく、この凹凸(限定ではなく、第1凹凸の一例)は、凹凸面の凹凸よりも小さな凹凸であってもよいし、そうでなくてもよい。
以上より、ミラー5の反射面の一部に凹凸を設けることにより、ミラー5に映りこむユーザ自身の像が、ユーザにとって視認しづらくなる。そのため、ユーザに、好適な投影像を表示させることができる。
また、凹凸を有する面上に、反射面であるアルミ等の蒸着させることにより、簡単に低コストで製造することができる。
なお、ミラー5に凹凸をつける方法として、ミラー5にアルミを蒸着する前に、サンドブラスト等を利用して、ミラー5の下地に対して凹凸を付ける。凹凸が付けられたミラー5の下地に対して、アルミを蒸着して、反射面の一部に凹凸を有するミラー5を製造する方法で説明したが、次のように製造してもよい。すなわち、ミラー5にアルミ等を蒸着した後、サンドブラスト等を利用して、ミラー5に対して凹凸を設けるようにしてもよいし、しなくてもよい。
なお、ユーザは、筐体2の第1ウィンドウ部材2aを介して筐体2内を見ることになるため、この第1ウィンドウ部材2aの存在によってもミラー5へのユーザの映り込みを抑制することができる。第1ウィンドウ部材2aにユーザ自身及びユーザの背景等が映ることで、ユーザがミラー5の映りこみを視認しづらくなる。これは、ユーザがミラー5に映ったとしても、ユーザに写った自分自身を視認しにくくなるからである。
〈スクリーンの素材〉
スクリーン3は、透光性を有する平状部材であり、所定の映像が投影される透明なスクリーンとして機能する。例えば、スクリーン3は、透明度が高いアクリル、ポリカーボネイト等で形成することができる。
スクリーン3は、透光性を有する平状部材であり、所定の映像が投影される透明なスクリーンとして機能する。例えば、スクリーン3は、透明度が高いアクリル、ポリカーボネイト等で形成することができる。
また、スクリーン3は、投影された光を散乱する散乱部材を含むことが好ましい。すなわち、スクリーン3は、透光性を有するものであるため、視野角が狭い問題がある。そこで、スクリーン3に散乱部材を含めることで、スクリーン3に投影されたプロジェクタ光が散乱され、視野角が拡大しユーザに視認されやすくなる充分な視野角を得ることができ、ユーザが投影装置1を見た場合に、スクリーン3に表示されるキャラクタの画像を広い範囲から確認することが可能となる。散乱部材は、一般的な拡散材である。
散乱部材は、例えば、無機物の粒子等であり、より具体的には、金属系無機粒子であってもよいし、そうでなくてもよい。また、金属系無機粒子を使用する場合は、金属酸化物又は金属酸化物以外のものを微粒化したものが用いられてもよいし、用いられなくてもよい。金属酸化物としては、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化セリウム等を採用してもよいし、採用しなくてもよい。また、金属酸化物以外としては、チタン酸バリウム、硫酸バリウム等を挙げることができる。散乱性を確保することを考慮して、酸化ジルコニウム、酸化チタン粒子、酸化セリウム粒子、チタン酸バリウム及び硫酸バリウム粒子を用いてもよいし、用いなくてもよい。
なお、スクリーン3の代わりに、透明の板材、半透明の板材や膜材等を用いることもできる。また、スクリーン3の透明度を調整してもよい。例えば、スクリーン3は、黒色にスモークかかっている材質の板材等を用いてもよい。これにより、ユーザが投影装置1にキャラクタを視認する際にスクリーン3の存在感が低くなり、キャラクタの実在感が向上する。また、スモークがかかったスクリーン3の場合、スクリーン3で拡散光を吸収することで、像の輪郭を鮮明にすることができる。
〈散乱部材の拡散性〉
次に、散乱部材について説明する。散乱部材の性質により、スクリーン3に投影される画像の鮮明性が異なる。例えば、図10及び図11(a)に示すように、拡散性が弱い散乱部材を有するスクリーン3に光を投影すると、プロジェクタ光の正面位置と比較して、プロジェクタ光の正面から遠ざかるに応じて像の明るさが低減する(図10中のLa)。すなわち、拡散性が弱い散乱部材を含むスクリーン3の場合、図11(a)に示すように、視野角が狭く、広い範囲でスクリーン3に投影される画像を確認することは困難である。
次に、散乱部材について説明する。散乱部材の性質により、スクリーン3に投影される画像の鮮明性が異なる。例えば、図10及び図11(a)に示すように、拡散性が弱い散乱部材を有するスクリーン3に光を投影すると、プロジェクタ光の正面位置と比較して、プロジェクタ光の正面から遠ざかるに応じて像の明るさが低減する(図10中のLa)。すなわち、拡散性が弱い散乱部材を含むスクリーン3の場合、図11(a)に示すように、視野角が狭く、広い範囲でスクリーン3に投影される画像を確認することは困難である。
一方、図10及び図11(b)に示すように、拡散性が強い散乱部材を有するスクリーン3に光を投影すると、プロジェクタ光の正面位置が強いが正面以外も強く、像の明るさは略均一で強いものとなる(図10中のLb)。すなわち、拡散性が強い散乱部材を含むスクリーン3の場合、図11(b)に示すように、広い範囲光が強く透過されるため、視野角が広くなる、広い範囲でスクリーン3に投影される画像を確認することが可能となる。したがって、強い散乱部材を使用することで、画像の鮮明性を向上させることができる。ここで、拡散性が強い散乱部材とは、例えば、ダイヤモンド粒子等である。
これに対し、図10及び図11(c)に示すように、仮に拡散性が弱い散乱部材をスクリーン3に用いたとしても、投影する光の輝度が強い場合、像の明るさが全体として明るくなるため、画像の鮮明性を向上させることができる(図10中のLc)。すなわち、投影する光の輝度が高い場合、拡散性が弱い散乱部材を含むスクリーン3であっても、図11(c)に示すように、ユーザに像を視認可能な範囲が広くなり、広い範囲でスクリーン3に投影される画像を確認することば可能となる。ここで、拡散性が弱い散乱部材とは、例えば、上述した無機物の粒子等である。実施形態に係る投影装置1は、図4(a)を用いて説明したように、プロジェクタ4からスクリーン3までの光路を短くすることで輝度を向上することができるため、スクリーン3が含む散乱部材は、拡散性の弱いものを使ってもよいし、使わなくてもよい。
なお、図10及び図11には示していないが、拡散性が強い散乱部材を用いたスクリーン3に輝度の高い光を投影すると、輝度の高い光が強く拡散され、解像度が粗くなることがある。したがって、散乱部材の性質と輝度を調整したうえで、スクリーン3に投影される映像が最適となる散乱部材と輝度を選択することが好ましい。
〈プロジェクタ〉
図4を用いて上述したように、スクリーン3に投影される画像は、プロジェクタ光の光路長が短い部分では輝度が高く、光路長から離れた部分では輝度が低くなる傾向にある。したがって、この補正をするため、画像中のプロジェクタ4によって光路長が短くなる箇所から投影される像の部分と比較して、光路長が長くなる箇所から投影される部分の輝度を強くし、全体として均一のとれた画像に補正するようにプロジェクタ4を制御する。この制御は、例えば制御部71により実行される。
図4を用いて上述したように、スクリーン3に投影される画像は、プロジェクタ光の光路長が短い部分では輝度が高く、光路長から離れた部分では輝度が低くなる傾向にある。したがって、この補正をするため、画像中のプロジェクタ4によって光路長が短くなる箇所から投影される像の部分と比較して、光路長が長くなる箇所から投影される部分の輝度を強くし、全体として均一のとれた画像に補正するようにプロジェクタ4を制御する。この制御は、例えば制御部71により実行される。
プロジェクタ4の種類は限定されず、3LCD方式の液晶プロジェクタ、DLPプロジェクタ、LCOS方式の反射型液晶プロジェクタ等、種々のプロジェクタを適用することができる。本実施形態では、これらのプロジェクタ4で投影された光を、ミラー5を介してスクリーン(スクリーン3)に映像を投射するようにしている。
具体的には、本実施形態のプロジェクタ4は、筐体2の背面側に離間して立設されている柱部6の上部のミラー5に出力映像が向かうように、上部収容部21に取り付けられる。また、プロジェクタ4は、透過率93%以下のアクリル円筒ハウジングであってもよいし、そうでなくてもよい。透過率が高すぎる場合にはハウジングへの映り込みが生じなくなるため、上述する効果を奏さなくなる。そのため、透過率を低く設定し、ハウジングへの映り込みが生じるようにしてもよい。
ところで、プロジェクタ4の仕様には、焦点距離(以下、許容投射距離という)と投射比(以下、許容投射角度という)がある。
許容投射距離は、画像サイズに対応した必要な投射距離(プロジェクタ4からスクリーンに至る光路の距離)である。実際の投射距離が許容投射距離に満たないと焦点が合わず映像を鮮明に映し出すことはできない。
許容投射角度は、スクリーンに投射される映像の光路とスクリーンとの角度の許容値である。実際の投射角度が許容投射角度に満たないと、画像の歪みが大きくなり、また、画像の両端で光量が異なって、画像がぼやけるなど画質が低下する。
これらの点に鑑み、本実施形態のプロジェクタ4は、比較的、許容投射距離が短く、許容投射角度が小さい仕様のものを用い、さらに、ミラー5を用いることで、プロジェクタ4とスクリーン(すなわち、スクリーン3)とをコンパクトに一体化できるようにしている。
なお、プロジェクタ4は、後述する他の実施形態にあるように、さらに許容投射距離が短く許容投射角度が小さい仕様のものを用いることができる。
柱部6は、下部収容部22の最背部に立設された部材であり、筐体2の背面側に筐体2とは離間して立設されている。
なお、プロジェクタ4は、後述する他の実施形態にあるように、さらに許容投射距離が短く許容投射角度が小さい仕様のものを用いることができる。
柱部6は、下部収容部22の最背部に立設された部材であり、筐体2の背面側に筐体2とは離間して立設されている。
〈画質の調整〉
例えば、投影装置1でキャラクタの画像が投影される場合、ユーザが特に目につくのは、表情に変化の多いキャラクタの顔部分である。これに対して、キャラクタの足元は変化が少なく、ユーザが気にする割合が低い。また、キャラクタの顔回りは目鼻口の他にもアクセサリー等の細かいアイテムが存在することもあって細かい解像度で表示されることが好ましい。すなわち、顔部分では、高解像度で表示されることが要求され、顔以外の部分では顔部分と比較して高解像度で表示される期待は高くない。
例えば、投影装置1でキャラクタの画像が投影される場合、ユーザが特に目につくのは、表情に変化の多いキャラクタの顔部分である。これに対して、キャラクタの足元は変化が少なく、ユーザが気にする割合が低い。また、キャラクタの顔回りは目鼻口の他にもアクセサリー等の細かいアイテムが存在することもあって細かい解像度で表示されることが好ましい。すなわち、顔部分では、高解像度で表示されることが要求され、顔以外の部分では顔部分と比較して高解像度で表示される期待は高くない。
また、顔部分では、高解像度で表示されることが要求されることに鑑み、プロジェクタ4から光を投影する際、例えば、図9を用いて上述した制御部71によって、顔部分の解像度を高くし、顔から離れた足元等の解像度を低く調整した画像を表示するように調整してもよい。
〈視覚的効果〉
この状態において、筐体2を通してスクリーン3に投影されたキャラクタ等の映像を見ると、キャラクタ等が、より立体的で同じ空間にいる実体物のように視認することができる。
このような視認効果を奏する理由について以下に説明する。
既述の通り、本実施形態の投影装置1は、筐体2の内部に透明なボード(スクリーン3)を設け、この透明なフィルムに映像を投影するようにしている。
この状態において、筐体2を通してスクリーン3に投影されたキャラクタ等の映像を見ると、キャラクタ等が、より立体的で同じ空間にいる実体物のように視認することができる。
このような視認効果を奏する理由について以下に説明する。
既述の通り、本実施形態の投影装置1は、筐体2の内部に透明なボード(スクリーン3)を設け、この透明なフィルムに映像を投影するようにしている。
このような投影装置1においては、ユーザは、透明な筐体2の第1ウィンドウ部材2aおよび第2ウィンドウ部材2bを通して透明なフィルムに表示されるキャラクタ等を見ることになる。
この場合、ユーザは、筐体2の第1ウィンドウ部材2aおよび第2ウィンドウ部材2bに仕切られることで制限された筐体2内という空間で、その3D環境、すなわち、縦(高さ)・横・奥行きを認識することになる。このため、特に、その空間内に表示されるキャラクタ等と筐体2との関係から生ずる奥行きを認識することによって、キャラクタ等自体も3D(立体的)に見えるといった視覚効果(3D環境効果)を奏する。
すなわち、キャラクタ等の奥に透明な第2ウィンドウ部材2bを視認することで、閉空間内にキャラクタ等とその奥側の仕切りが共に視認されることとなり、この結果、同一の空間におけるキャラクタ等と透明な筐体2との奥行き感に基づいてキャラクタ等が立体的に見える。
これに対し、仮に第1ウィンドウ部材2aおよび第2ウィンドウ部材2bを無くし、周りに何も無い開放された空間の中で、透明なフィルムに投影されるキャラクタ等の映像を見た場合には、周囲の空間が縦・横の認識が強まる一方、奥行きの認識は弱まる。
そうすると、このような開放された環境で透明なフィルムに投影されるキャラクタ等の映像を見ても、フィルムの存在感が増えるだけで奥行き感を感じにくいことから、既述したような立体的な視覚効果を奏し得ない。
また、透明な第1ウィンドウ部材2aおよび第2ウィンドウ部材2bを通して透明なフィルムを見た場合、透明なフィルムが目立たなくなる。
これは、筐体2にスクリーン3が内接されていることで、スクリーン3の左右の端部が見えなくなることに起因する。
また、透明な物質を含め、前方の物質を通して後方を見ると、当該後方の物質を認識しづらくなる。
また、透明な第1ウィンドウ部材2aおよび第2ウィンドウ部材2bを通して透明なフィルムを見た場合、透明なフィルムが目立たなくなる。
これは、筐体2にスクリーン3が内接されていることで、スクリーン3の左右の端部が見えなくなることに起因する。
また、透明な物質を含め、前方の物質を通して後方を見ると、当該後方の物質を認識しづらくなる。
これを本実施形態の投影装置1に当て嵌めると、例えば、筐体2を正面側から見たときに、筐体2(第1ウィンドウ部材2a)の後方にあるスクリーン3は認識しづらくなる。
そうすると、平面状のスクリーン3の存在が認識されないことで、そのスクリーン3に投影されるキャラクタ等は、平面ではない立体物が浮遊するように見える。
このような理由からも、筐体2がない場合よりも筐体2がある方が、キャラクタ等の映像をより立体的に見せることができる。
このような理由からも、筐体2がない場合よりも筐体2がある方が、キャラクタ等の映像をより立体的に見せることができる。
また、本実施形態の投影装置1は、スクリーン3の下方(下端)に台座221を設け、キャラクタ等の足元をスクリーン3の下端に一致させて表示するようにしている。
このようにすると、あたかもキャラクタ等が台座221の上に立っているように見え、キャラクタ等がまるで質量がある立体物のように錯覚させることができる。
〈制御部の具体的動作〉
続いて、制御部71による制御動作の具体例について説明する。
[音声に関する動作]
続いて、制御部71による制御動作の具体例について説明する。
[音声に関する動作]
制御部71は、音情報を含む所定の環境情報を入力したときに、環境情報に紐付いた所定のキャラクタ等に関する映像情報及び/又は音声情報を出力させる制御動作を行う。
例えば、ユーザがマイク704に向かってキャラクタ等の名前を呼ぶと、その名前に対応するキャラクタ等の映像を表示させることができる。
例えば、ユーザがマイク704に向かってキャラクタ等の名前を呼ぶと、その名前に対応するキャラクタ等の映像を表示させることができる。
具体的には、制御部71は、マイク704から入力された音声を、音声認識プログラムによって文字列に変換し、予めこの文字列に紐付けられているキャラクタ等の映像データを記憶部75から取り出して、プロジェクタ4から出力させる。これにより、プロジェクタ4から出力されたキャラクタ等の映像は、ミラー5を介してスクリーン3に投影される(図1参照)。
このため、ユーザは、好きなときに、好きなキャラクタ等を呼び出すことができ、このキャラクタ等をより立体的に見せることが可能な透明な筐体2の中に表示させることができる。
また、ユーザがキャラクタ等に向かって話しかけると、あたかもそのキャラクタ等が、ユーザの話しかけに応じた振る舞いをするように動作させることができる。
例えば、ユーザの話しかけにより「今日の天気は?」という音声がマイク704から入力されると、制御部71は、これを文字列に変換し、予めこの文字列に紐付けられている今日の天気に関する情報(例えば、「晴れ」)を記憶部75から取り出して、スピーカから所定の音声を出力させる。例えば、表示されているキャラクタ等の声で、「今日の天気は晴れだよ。」と出力させることができる。
また、ユーザの話しかけにより「いってきます」、「ただいま」、「おやすみ」といった音声がマイク704から入力されると、制御部71は、これを文字列に変換し、予めこの文字列に紐付けられている「いってらっしゃい」、「おかえり」、「おやすみなさい」の音声データを記憶部75から取り出し、スピーカから出力するとともに、予めこの文字列に紐付けられているキャラクタ等のジェスチャー映像を記憶部75から取り出し、プロジェクタ4から出力する。プロジェクタ4から出力されたキャラクタ等の映像は、ミラー5を介してスクリーン3に投影される。
これにより、キャラクタ等を単に立体的に表示させるだけでなく、対話機能を持たせることができる。
このため、同じ空間にいるキャラクタ等と一緒に生活をしているかのような感覚をユーザに与えることができる。
また、音声入力に応じて照明の点灯/消灯を制御することもできる。
これにより、キャラクタ等を単に立体的に表示させるだけでなく、対話機能を持たせることができる。
このため、同じ空間にいるキャラクタ等と一緒に生活をしているかのような感覚をユーザに与えることができる。
また、音声入力に応じて照明の点灯/消灯を制御することもできる。
例えば、「電気消して」や「おやすみなさい」の音声がマイク704から入力されると、制御部71は、予めこの文字列に紐付けて記憶部75に記憶されている照明の消灯に関するリモコン情報を記憶部75から取り出し、対応する赤外線情報を赤外線LED703から発信させる。
これにより、室内の照明を消灯することができる。また、同様に、「おかえり」や「おはよう」に応じて照明を点灯することもできる。
さらに、このような音声入力と、人感センサ702による人の検知を組み合わせた制御動作も可能である。
これにより、室内の照明を消灯することができる。また、同様に、「おかえり」や「おはよう」に応じて照明を点灯することもできる。
さらに、このような音声入力と、人感センサ702による人の検知を組み合わせた制御動作も可能である。
例えば、ユーザの話しかけにより「いってきます」の音声をマイク704から入力すると、制御部71は、この音声により得られる文字列に対応した監視モードに移行する。なお、キャラクタ等による「いってらっしゃい」に対応して監視モードに移行することもできる。
監視モードは、ユーザが室内に存在しない状態におけるモードである。
監視モードは、ユーザが室内に存在しない状態におけるモードである。
このため、監視モードは、ユーザの話しかけによる「ただいま」の音声を入力し、この音声により得られる文字列を検出すると解除することができる。なお、キャラクタ等による「いってらっしゃい」に対応して監視モードを解除することもできる。
監視モード中に、例えば、人感センサ702により人が検知されると、制御部71は、これを異常と判断し、これを報知することができる。具体的には、所定の警報音や警告メッセージをスピーカから出力したり、通信部76を介して予め登録した宛先に所定のメッセージを送信したりすることができる。
また、このとき、制御部71は、カメラ722に室内を撮影させて、記憶部75に画像を記憶したり、通信部76を介して予め登録した宛先に画像を送信したりすることもできる。
なお、監視モード中に人感センサ702により人が検知された後、すぐに異常と判断して報知を行ってもよく、また、一定時間内に監視モードの解除がない場合に異常と判断して報知を行うこともできる。
[赤外線LEDに関する制御動作]
赤外線LED703を用いた制御動作として、以下の動作を行うことができる。
赤外線LED703を用いた制御動作として、以下の動作を行うことができる。
具体的には、制御部71は、タイマープログラムによって予めセットされた起床時刻になると、その時刻情報に紐付けられている行動情報に基づき、対応する機器の動作を制御する。
例えば、起床時(7:00)に「照明点灯」、就寝時(23:00)に「照明消灯」といったタイマープログラムを登録した場合、制御部71は、7:00になると、「照明点灯」のリモコン情報を記憶部75から取り出し、対応する赤外線情報を赤外線LED703から発信させ、23:00になると、「照明消灯」のリモコン情報を記憶部75から取り出し、対応する赤外線情報を赤外線LED703から発信させる。
このようにすると、所定の日時に所定の機器を自動的に動作させることができる。
このようにすると、所定の日時に所定の機器を自動的に動作させることができる。
このほか、温湿度センサにより検知される温湿度に応じてエアコン等のオン/オフ制御を行ったり、時間帯に応じてテレビのオン/オフ制御を行なったりすることもできる。
[カメラ722に関する制御動作]
カメラ722を用い、例えば、昼間であるにもかかわらず、カーテンが開いていないことを検知して、ユーザにカーテンを開けるよう促すことができる。
カメラ722を用い、例えば、昼間であるにもかかわらず、カーテンが開いていないことを検知して、ユーザにカーテンを開けるよう促すことができる。
具体的には、日の出の時刻をカレンダー情報として記憶部75に記憶しておき、その時刻を過ぎても、カメラ722から入力される照度が所定の照度に満たない場合、制御部71は、予め記憶部75に記憶している音声データ(「カーテンあけよう」)を、スピーカから出力させる。
[騒音センサに関する制御動作]
騒音センサ713を用い、例えば、テレビが長時間つきっぱなしであることをユーザに注意することができる。
騒音センサ713を用い、例えば、テレビが長時間つきっぱなしであることをユーザに注意することができる。
具体的には、制御部71は、騒音センサ713により入力された音の音量、周波数等に基づき、テレビがつけられたと判断すると、その判断をしたときから計時を開始し、その状態の時間が所定時間を超過した場合に、予め記憶部75に記憶している音声データ(「テレビ消そうよ」)を取り出し、スピーカから出力させる。
これにより、省エネに貢献するとともに、あたかも嫁から注意されているかのような感覚をユーザに与えることができる。
これにより、省エネに貢献するとともに、あたかも嫁から注意されているかのような感覚をユーザに与えることができる。
[振動センサに関する制御動作]
振動センサ712を用い、地震の検出やその報知動作を行うことができる。
振動センサ712を用い、地震の検出やその報知動作を行うことができる。
例えば、人感センサ702により人がいることが検知されていない状態において、振動センサ712により所定の大きさの揺れを検知した場合には、地震が発生したものと判断して、制御部71は、所定の警報音や警告メッセージをスピーカから出力させ、又は、通信部76を介して予め登録した宛先に所定のメッセージを送信することができる。
他方、人感センサ702により人がいることが検知されている状態において、振動センサ712により所定の大きさの揺れを検知した場合には、ユーザ等による人為的な行為によるものと判断し、報知を行わない。なお、この場合、例えば、音声メッセージ(「揺らしちゃダメ!」)をスピーカから出力させることができる。
このようにすると、地震と生活振動とを精度良く区別しつつ、それぞれに対応した動作を行うことができる。
このようにすると、地震と生活振動とを精度良く区別しつつ、それぞれに対応した動作を行うことができる。
[温湿度センサに関する制御動作]
温湿度センサに対応した所定の音声出力制御を行うことができる。
温湿度センサに対応した所定の音声出力制御を行うことができる。
例えば、温湿度センサにより検出された温度が10°C未満の場合、制御部71は、所定のタイミングで「今日は寒いね」といった音声をスピーカから出力させることができる。
また、温湿度センサにより検出された湿度が40%未満の場合には、所定のタイミングで「乾燥してるよ!風邪ひかないようにね」といった音声をスピーカから出力させることができる。
この他にも様々な入出力制御が可能である。
この他にも様々な入出力制御が可能である。
例えば、温湿度や天気情報の入力情報に基づいて、「傘持って行った方がいいよ」といった音声を出力させたり、ユーザからの「何着ていこうかな」といった音声入力に対し、温湿度、天気情報、カレンダー情報等に対応したおすすめの洋服を表示させたりすることができる。
以上のように、本発明の実施形態に係る投影装置1によれば、表示対象であるキャラクタ等を、より立体的で同じ空間にいる実体物のように表示させることができる。
また、投影装置1は、ミラー5を設けるとともに、プロジェクタ4やミラー5の位置や角度を調整することで、これらの機器や部品がコンパクトに一体化されたユニットを実現している。
また、投影装置1は、スクリーン3の素材により、スクリーン3に表示されるキャラクタ等を鮮明にすることができる。
また、いわゆる従来の透過型スクリーンにおいては、後方に設置したプロジェクタがスクリーンを通してユーザの視界に入ることがあったが、ミラー5を用いることで、視界にプロジェクタ4が入らないようにしている。
また、ミラー5の素材または、構造により、ミラー5へのユーザ自身の映り込みや、ミラー5を介してミラー5に映るユーザの背景を、ユーザが視認することを防止することによりキャラクタ等の実在感を損なうことを防止することができる。
また、表示の際に輝度を均一にするようにする制御することで、鮮明な画像を表示することが可能となる。
また、カメラ722をユーザから遠ざける構成にすることにより、カメラでユーザの顔の広い範囲を撮像することが可能となるため、画像認識率を向上させることができる。
また、カメラ722をユーザの顔が存在する可能性が高い範囲を撮像可能にすることで、カメラでユーザの顔を撮像することが可能となるため、画像認識率を向上させることができる。
加えて、本実施形態の投影装置1では、ユーザの音声や各種環境情報に対応した振る舞いを、キャラクタ等などにより行わせるようにしている。
加えて、本実施形態の投影装置1では、ユーザの音声や各種環境情報に対応した振る舞いを、キャラクタ等などにより行わせるようにしている。
これにより、あたかも実在するキャラクタ等と同じ空間にいるような感覚をユーザに与えることができる。
例えば、好きなキャラクタ等を呼び出すことができ、その呼び出したキャラクタ等との対話を含め、同じ空間で生活しているように思わせる様々な出力動作を可能としている。
また、このような点は、外観が固定されたハードウェアからなる従来の家庭用ロボットとは大きく異なる。
また、このような点は、外観が固定されたハードウェアからなる従来の家庭用ロボットとは大きく異なる。
つまり、従来のロボットは、形態が変化しないため飽き易く、また、複数のユーザに共用される場合、ユーザによっては身近に感じられず、コミュニケーションがしづらいと感じられることがあった。
これに対し、本実施形態の投影装置1によれば、あらゆるユーザに対応した、より身近なデジタルコミュニケーションロボットとして提供することができる。
これに対し、本実施形態の投影装置1によれば、あらゆるユーザに対応した、より身近なデジタルコミュニケーションロボットとして提供することができる。
本開示の実施形態を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。限定でなく例として、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、各実施形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
1 投影装置
2 筐体
2a 第1ウィンドウ部材
2b 第2ウィンドウ部材
21 上部収容部
22 下部収容部
221 台座
23 支柱
3 スクリーン
4 プロジェクタ(投影部)
5 ミラー(反射部)
51 取付部
6 柱部
71 制御部(投影部)
72 入力部
73 出力部
2 筐体
2a 第1ウィンドウ部材
2b 第2ウィンドウ部材
21 上部収容部
22 下部収容部
221 台座
23 支柱
3 スクリーン
4 プロジェクタ(投影部)
5 ミラー(反射部)
51 取付部
6 柱部
71 制御部(投影部)
72 入力部
73 出力部
Claims (18)
- 光を投影する投影部と、
前記投影部から出射された光を反射する反射部と、
前記反射部によって反射された光が投影され、投影された光の少なくとも一部を透過するスクリーンと、
前記投影部と、前記反射部と、前記スクリーンとが設置される筐体とを備え、
前記反射部は、前記スクリーンに対して傾いて前記筐体に設置される投影装置。 - 請求項1に記載の投影装置であって、
前記筐体は、前記投影された光が前記スクリーンによって散乱され、前記スクリーンによって散乱された光の少なくとも一部を透過する部分を含む。 - 請求項1または請求項2に記載の投影装置であって、
前記反射部は、少なくとも前記反射部の反射面の一部に凹凸を設ける。 - 請求項1または請求項2に記載の投影装置であって、
前記反射部は、前記反射部の反射面の第1部分に第1凹凸を設け、前記反射面の第1部分とは異なる第2部分に前記第1凹凸よりも大きい第2凹凸を設ける。 - 請求項3または請求項4に記載の投影装置であって、
前記反射部は、前記凹凸を有する面上に、前記投影部から出射された光を反射する前記反射面が設置される。 - 請求項1または請求項2に記載の投影装置であって、
前記反射部は、前記投影部から出射された光の一部を反射し、前記投影部から出射された光の一部を透過する。 - 請求項6に記載の投影装置であって、
前記反射部は、前記投影部から出射された光を反射する面とは反対側の面に光の反射を抑制する処理が施される。 - 請求項1に記載の投影装置であって、
前記反射部は、前記反射部に対して入射する光の角度よって反射率が異なる。 - 請求項8に記載の投影装置であって、
前記反射部は、前記反射部の反射面に対して垂直に入射する光の反射率よりも、前記反射部の反射面に対して垂直から45度傾けた角度から入射した光の反射率のほうが、反射率が高い。 - 請求項8または請求項9に記載の投影装置であって、
前記投影部は、前記スクリーンに投影する画像を生成する画像生成部を含み、
前記反射部の前記反射率による、前記スクリーンに投影される前記画像の輝度の斑を補正するように、前記画像生成部を制御する制御部をさらに備える。 - 請求項1から請求項10の少なくとも一項に記載の投影装置であって、
前記スクリーンは、投影された光を散乱する散乱部材を含む。 - 請求項11に記載の投影装置であって、
前記散乱部材は、無機物質を少なくとも含む。 - 請求項1から請求項12の少なくとも一項に記載の投影装置であって、
前記筐体の内部に配置される撮像部をさらに備える。 - 請求項13に記載の投影装置であって、
前記撮像部は、少なくとも前記撮像部の一部が、前記投影部と前記スクリーンとの間に配置される。 - 請求項13または請求項14に記載の投影装置であって、
前記筐体の外部に設置される、前記筐体の周囲を検出する検出部をさらに備える。 - 請求項15に記載の投影装置であって、
前記撮像部は、前記検出部より前記スクリーンに近い位置に配置される。 - 請求項13から請求項16の少なくとも一項に記載の投影装置であって、
前記投影部は、キャラクタに関する投影、または人物に関する投影を前記スクリーンに行い、前記撮像部によって撮像された画像に基づいて、前記キャラクタに関する投影制御または、前記人物に関する投影制御を行う。 - 請求項1から請求項16の少なくとも一項に記載の投影装置であって、
前記投影部は、前記スクリーンにキャラクタに関する投影、または人物に関する投影を行う。
Priority Applications (3)
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- 2019-07-18 CN CN201910650313.4A patent/CN110737168A/zh active Pending
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