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JP2019535580A - 光学センサを保護する装置、並びに関連する運転支援システム及び洗浄方法 - Google Patents

光学センサを保護する装置、並びに関連する運転支援システム及び洗浄方法 Download PDF

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JP2019535580A JP2019526303A JP2019526303A JP2019535580A JP 2019535580 A JP2019535580 A JP 2019535580A JP 2019526303 A JP2019526303 A JP 2019526303A JP 2019526303 A JP2019526303 A JP 2019526303A JP 2019535580 A JP2019535580 A JP 2019535580A
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Abstract

本発明は、自動車両用の光学センサ(13)を保護するための装置(3)に関する。本発明によれば、保護装置(3)は、回転軸(A1)を中心として回転するように装着されるハウジング(4)であって、前記光学センサ(13)の光軸(15)が前記回転軸(A1)と融合するように前記光学センサ(13)を受容するように設計された受容要素(19)を有するハウジング(4)と、前記ハウジング(4)に連動して回転する透明な光学素子(9)であって、前記ハウジング(4)の前方において道路に対面しつつ、前記光学センサ(13)に対して中心合わせされるように配設されることが意図された光学素子(9)と、前記光学素子(9)を遠心効果により洗浄するように前記ハウジング(4)を駆動するためのアクチュエータ(5)と、を備える。また、本発明は、このような保護装置(3)を利用する洗浄方法にこのように対応する運転支援システム(1)に関する。

Description

本発明は、運転支援の分野に関し、特に、例えばレンズを含むビデオカメラのような光学センサを含み得る車両に設置される運転支援システムに関する。より具体的には、本発明は、特にこのタイプの光学センサを保護するための装置に関する。また、本発明は、このタイプの保護装置の光学素子を洗浄する方法にも関する。
現在、正面、背面及び側面視界ビデオカメラが、多くの自動車両に装備されている。それらは、特に、駐車支援システム等の運転支援システムの一部、又はライン横断を検出するためのシステムの一部を形成する。
車両の車室内においてリアウインドウに対して設置されて、車両のリアウインドウから後方を向くビデオカメラが公知である。このようなビデオカメラは、外部の気候の問題、及び有機又は無機汚染物質を原因とする汚れから良好に保護されている。しかしながら、車室内に設置されたこのタイプのビデオカメラの視野角は、特に駐車支援の目的には最適ではない。なぜならば、このビデオカメラでは、例えば車両の後部近傍にある障害物を見ることができないからである。
このため、運転支援システムのビデオカメラを、用途に応じて車両の外部において様々な場所に、例えば、フロント又はリアバンパーのレベル(高さ)に、又は車両のフロント又はリアナンバープレートのレベルに設置することが好適である。この場合、ビデオカメラは、飛散する無機又は有機物の汚れに顕著にさらされる。汚れはビデオカメラの光学部品に堆積し得るため、その有効性が低下したり更には作動不能になったりする惧れがある。特に、雨天時には雨水や汚れが飛散し、このタイプのビデオカメラを含む運転支援システムの操作性が深刻な影響を受けることがある。ビデオカメラの光学部品の表面を、その良好な作動状態を確保するように洗浄する必要がある。
カメラ上に堆積した汚れに対処するように、ビデオカメラの光学部品を洗浄するための装置、一般的には洗浄液噴霧器をその近傍に配設して、時間とともに堆積した汚染要素を除去することが知られている。しかしながら、これらのノズルの使用には、比較的大量の洗浄液の使用が必要であるため、このタイプの運転支援システムを操作するコストが増加する。また、比較的脆弱なビデオカメラの光学部品は、これにダメージを与え得る噴霧から保護されていない。
ビデオカメラを車両の外部車体の内部に装着し、車体に取り付けられレンズに対面配置された保護ガラス又は窓によってビデオカメラを外部からの攻撃から保護することも知られている。ビデオカメラは外部からの攻撃から保護されるが、保護ガラス又は窓は堆積する汚染物質にさらされたままである。
公知の解決策において、ビデオカメラを保護するガラスから汚れを取り除くように、ビデオカメラに対面する保護ガラスを振動させる手段が設けられる。しかしながら、保護ガラスを振動させても、しつこくこびりついた汚れに対するこのような装置の有効性は限定的であり得ることがわかっている。
別の解決策では、保護装置は、ビデオカメラが内部に配置されるハウジングと、このハウジングを閉鎖する回転カバーとを含む。回転カバーの回転軸は、カメラの光軸に対して偏心している。また、保護装置は、ワイパーブレードも含む。
しかしながら、このタイプの保護装置は、カバーが高速で回転するとき、特にカバーとワイパーブレードとの摩擦を原因として騒音が生じる可能性がある。また、カバーの比較的高速での連続回転を理由として、ワイパーブレードは早期に摩耗し得る。また、このタイプの保護装置は設置するには比較的嵩張る。なぜならば、回転カバーが光学センサに対して偏心しており、且つ、回転カバーは、これが保護し且つ良好な操作性を保証する光学センサの光学部品の直径の少なくとも2倍の直径を有しているからである。更に、ワイパーブレードと回転カバーとの間に固形粒子が堆積した場合、カバーに微小な傷が付く可能性がある。これにより、光学センサが補足する画像の視野と品質に影響が及ぼされ得る。最後に、このタイプの保護システムの使用においては、光学センサがカバーを有するハウジングに配設されるため、このカバーが突出していない限り広い視野角を得ることができない。
本発明は、広い視野角を維持しつつ、ビデオカメラ等の光学センサ上に汚れが堆積することを防止可能とする光学センサを保護するための代替的な装置を提供することにより、少なくとも部分的に上述の欠点を改善することを提案する。この目的のために、本発明の対象は、自動車両の光学センサを保護するための装置である。
本発明によれば、保護装置は、
‐回転軸を中心として回転可能に装着されるハウジングであって、前記光学センサの光軸が前記回転軸と一致するように前記光学センサを受容するように構成されたレセプタクルを含むハウジングと、
‐前記ハウジングに連動して回転する透明な光学素子であって、前記ハウジングの前方において前記光学センサが撮像に関与する道路シーンに対面しつつ、前記光学素子に対して中心合わせした態様で配置されるように構成される光学素子と、
‐前記ハウジングに連結されるアクチュエータであって、前記光学素子を遠心効果により洗浄するように前記ハウジングを回転駆動するアクチュエータと、
を含む。
上述のタイプの保護装置は、車両の車体要素の内側に、又は車両の外側に設置することが意図された光学センサに設置され得るとともに、光学センサが広い視野角を保持することを可能にする。
雨天時又は乾燥した天候時において、光学素子に汚れが堆積し得る。「汚れ」とは、水滴、及び有機又は無機汚染物質の両方を意味する。ハウジング及び光学素子がアクチュエータによって回転駆動されると、遠心効果によって汚れが吹き飛ばされる。実際に、このようにして生成された遠心力は、汚れが光学素子に付着する力より大きい。
また、ハウジングは光学素子に固着されているため、密封されたユニットが形成される。したがって、光学センサを受容することが意図されたハウジングの内部に汚れが侵入することが抑制され、これに伴って光学センサが更に良好に保護される。
したがって、光学センサは良好な操作性を保持し、その汚損はいかなる気候条件でも限定的なものとなる。
本発明の1つの特徴によれば、アクチュエータは、ハウジングの外側にある、すなわちハウジングに沿って又はハウジングから距離を置いて後退している。したがって、アクチュエータの形状及びサイズは、光学センサを受容することが意図されたハウジングのものとは異なる。こうして、収容すべき光学センサのタイプに応じて選択される種々のサイズのハウジングを回転駆動可能である標準的なアクチュエータが提供され得る。また、アクチュエータがハウジングから距離を置いていることにより、アクチュエータのメンテナンス作業が光学センサのメンテナンス作業と別になり、こうして1つの構成要素のみが故障した場合にこのようなメンテナンスが容易になる。
光学センサを保護するための前記装置は、以下の単数又は複数の特徴を、別個に又は組み合わせて更に有し得る。
‐前記光学センサ用の前記レセプタクルは、前記ハウジングの壁によって規定される。前記ハウジングの前記壁は、前記アクチュエータと前記光学センサとの間に配置される。
‐前記ハウジングと前記光学素子とは、一部品として構成される、又は共に固着された複数の部品として構成される。
‐前記壁は、前記ハウジングの前記回転軸を中心とする。
‐前記ハウジングは、少なくとも1つの貫通オリフィスを含む。
‐前記アクチュエータは、前記ハウジングの後方に配置される。
‐前記アクチュエータは、前記ハウジングの一側に配置される。
‐前記アクチュエータは、前記ハウジングに連結手段により連結され、前記連結手段は、歯車、歯車列、ベルト、弾性駆動シリンダ、ローラから特に選択される。
‐前記連結手段は、少なくとも部分的に前記光学素子に対して反対側に配置される。前記ハウジングの遠位端部は、特に、前記光学素子の反対側の端部として規定され得る。前記連結手段は、当該遠位端部のレベルにおいて作製される前記ハウジングに対応する部分を含む。
‐前記連結手段は、前記ハウジングを画定する壁の外面に配置され、前記外面は、前記ハウジングに収容された前記光学センサと反対側を向く。特に、前記連結手段は、前記ハウジングを画定する側壁の外面に配置され、前記側壁は、前記光学センサを収容する前記ハウジングの回転軸に対して平行である。
‐前記光学素子は、前記光学センサと別体である。
‐前記光学素子は、防曇性を持つ内面を有し、特に前記光学素子の前記内面は、防曇コーティングを有する。
‐前記光学素子は、赤外線フィルタ性、光触媒性、疎水性、超疎水性、疎油性、親水性、超親水性、耐砂利性から選択される少なくとも1つの性質を持つ外面を有する。
また、本発明は、光学センサと、この光学センサを保護するための上述の装置と、を含む運転支援システムに関する。
本発明の一態様によれば、運転支援システムは、
‐前記光学素子の近傍にある物体の接近を検出するように構成された容量性センサ等の検出手段と、
‐前記光学素子の近傍にある物体の接近の検出時に、前記ハウジングの回転を阻止するための手段と、
を更に含む。
更に、本発明は、上述の光学センサを保護するための装置の光学素子を洗浄する方法に関する。前記方法は、前記ハウジング及び前記光学素子を回転駆動して前記光学素子を遠心効果により洗浄する少なくとも1つのステップを含む。
本発明の一態様によれば、前記方法は、各ステップで前記ハウジング及び前記光学素子の回転速度が異なる少なくとも2つの洗浄ステップを含む。
本発明の他の特徴及び利点は、例示的且つ非限定的な例としてなされる以下の説明を添付図面を参照しつつ読むことでより明確になるであろう。
本発明による運転支援システムを含む自動車両を概略的に示す図。 図1の支援システムの光学センサを保護するための装置の第1実施形態の長手方向断面における部分図。 図2の光学センサを保護するための装置の前方からの斜視図。 車両の要素に取り付けられるユニットに装着された、図2の光学センサを保護するための装置の後方からの斜視図。 図2の光学センサを保護するための装置の後方からの別の斜視図であって、取付ユニットを除いた図。 保護装置の光学素子の断面図。 流体噴霧ノズルを有する、本発明の変形例による光学センサを保護するための装置の正面図。 光学センサを保護するための装置の第2実施形態の長手方向断面における部分図。 図7aの光学センサを保護するための装置の第1斜視図。 図7aの光学センサを保護するための装置の第2斜視図。
図面において、同一の要素には同じ参照符号が付されている。
以下の実施形態は例示としてのものである。単数又は複数の実施形態について言及がなされるが、これは各言及が同一の実施形態に関すること、又は特徴が1つの実施形態のみに適用されることを必ずしも意味しない。同様に、異なる実施形態の単独の特徴が、他の実施形態をなすように組み合わせられ得る、又は交換され得る。
説明において、或る要素が、例えば第1要素又は第2要素のようにナンバリングされ得る。この場合、このようなナンバリングは、類似しているが同一ではない要素を区別し識別することを意図するものでしかない。ナンバリングは、或る要素が他の要素に対して優先されることを意味するものではなく、本発明の範囲を逸脱することなくこのような記載は単純に交換可能である。また、このようなナンバリングは、時間的順序を意味しない。
図1は、本発明による少なくとも1つの運転支援システム1が装備された自動車両100を示す。
運転支援システム1は、特に、少なくとも1つの光学センサ13と、光学センサ13を保護するための装置3(図1乃至6)又は103(図7a乃至7c)とを含む。
光学センサ13は、例えばビデオカメラ等の撮像用光学センサ13である。光学センサ13は、CCD(電荷結合素子)センサ、又は小型フォトダイオードのマトリックスを含むCMOSセンサであり得る。別の変形例では、光学センサ13は、LIDAR(光検出及び測距)センサとして知られるレーザーリモート検知センサであり得る。
図2により良く示すように、光学センサ13は、光軸15を有する光学部品14を含む。光学部品14は、例えばレンズである。この光学部品14は、例えば、いわゆる魚眼光学部品のように凸型(ドーム型)であり、その凸面は光学センサ13の外部を向いている。
また、図示の特定の実施形態において、光学センサ13は、光学センサ13の後端部の周囲に、換言すれば光学部品14の反対側に配置された接続片16を含み得る。この接続片16は、図示の特定の実施形態において、例えば変化する断面を持つ略円筒形状を有する。
図示の実施形態において、光学センサ13は、保護装置3(図1乃至6)又は103(図7a乃至7c)に装着されている。
図1に示す例では、保護装置3は、車両100の前部にバンパーのレベル(高さ)において装着されている。当然ながら、保護装置3は、車両100の後部に、例えばバンパー又はナンバープレートのレベルにおいても装着され得る。また、例えば、保護装置3は、車両の側部に、例えばウィングミラーのレベルにおいて装着され得る。
保護装置3は、車両100の任意の要素2に、例えば、バンパー、ウィングミラー又はナンバープレート等の車体要素又は外部要素に、任意の公知技術を利用して取り付けられ得る。この目的のために、クリップシステム、ねじシステム、又は接着システムが非網羅的に挙げられ得る。
保護装置3の第1実施形態について、図2乃至6を参照して説明する。
有利には、図2乃至4bに示すように、保護装置3は、回転軸A1を中心として回転可能に装着されたハウジングを含む。
更に、保護装置3は、ハウジング4を回転駆動するようにハウジング4に連結されたアクチュエータ5を含み得る。特に、連結手段7が、この目的のためにハウジング4とアクチュエータ5との間に設けられる。
また、保護装置3は、図2及び3により良く示す透明な光学素子9を含む。光学素子9は、ハウジング4に連動して回転するように装着されるとともに、ハウジング4の前部に配置されるように構成される。ハウジング4の前部とは、保護装置3が車両100(図1)に装着された場合に、光学センサ13が撮像に関与する道路シーン(道路状況)に対面することが意図されたハウジング4の部分を意味する。逆に、ハウジング4の後部とは、ハウジング4の前部の反対側のハウジング4の部分を意味する。したがって、ハウジング4の後部は、光学センサ13が撮像に関与する道路シーンから最も離間した部分である。このため、光学素子9は、遠心効果による光学素子9の洗浄を可能とすべく、ハウジングとともに回転駆動されるように構成される。
ハウジング4についてより詳細に説明すると、ハウジング4は、レセプタクル19(図2参照)を含む。レセプタクル19は、光学センサ13の光軸15がハウジング4の回転軸A1と一致するように光学センサ13を受容するように構成される。ハウジング4は、好適には密閉ハウジングである。
ハウジング4は、光学センサ13用のレセプタクル19を規定する壁21を含む。この壁21は、ハウジング4の回転軸A1を中心としている。本実施形態において、図4bにより良く示すように、壁21は、略円筒形の全体形状を有する。
第1変形例において、壁21は、光学素子9と一体部品として製造され得る(図2)。
第2変形例において、壁21と光学素子9は、2つの別個の部品であってもよい。本例において、壁21は光学素子9の一端部に固着される。特に、壁21の前端部に光学素子9が固着される。上述と同様に、前とは、道路シーンに最も近い部分として定義される。非限定的な例として、壁21と光学素子9とは、超音波溶接によって互いに固着され得る。
したがって、ハウジング4と光学素子9とは、単数又は複数の部品において製造され得る。
ハウジング41、特に壁21は、当業者に公知の任意の適切な材料、例えばアルミニウム又は熱伝導性ポリカーボネートから構成され得る。
また、有利には、壁21は、光学センサ13がハウジング4の内部にある場合に、光学センサ13の後部において接続部品16の周囲にある開口部21aを含む。
代替的に又は追加的に、有利には、結露を制限するための、以下で耐結露手段と称する少なくとも1つの手段が設けられる。このタイプの耐結露手段は、ハウジング4のレベルに設けられ得る。具体的には、少なくとも1つの耐結露手段が、ハウジング4の壁21に配設され得る。
非限定的な例として、耐結露手段は、ハウジング4のレベルにおいて、本実施形態では壁21に、少なくとも1つの貫通オリフィス210(図2参照)を含み得る。単数又は複数のオリフィス210が穿孔され得る。複数のオリフィス210が設けられる場合、好適には、それらはハウジング4の回転軸A1に関して対称的に配設される。
図2に示す例では、ハウジング4の回転軸A1に対して対称的に配置された2つのオリフィス210が設けられている。保護装置3が図2に示すように組み立てられると、オリフィス210は、ハウジング4の内部とハウジング4の外部とを連通させる。非限定的な例として、各オリフィス210は、5mm程度の直径を有し得る。
また、図2及び4に示す例のように、オリフィス210は、ハウジングにおいて、光学素子9と同じ側に配置され得る。図7a‐cに示す例において、オリフィスは、光学素子9の反対側の壁21に配置されている。また、単数又は複数の半透膜211が、それぞれ少なくともオリフィス210のレベルに設けられ得る(図2)。図2に示す例では、2つの膜211が概略的に示されている。各膜211は、例えば、接着又は超音波溶接により、対応するオリフィス210に密封した態様で取り付けられ得る。
記載された実施形態において、これらの膜211は、空気を透過し水を透過しない。したがって、単数又は複数の膜211は、ハウジング4内の空気の循環を促進する。これにより、光学部品14と光学素子9との間の良好な通気が可能となり、これにより結露の集積が防止される。
有利には、単数又は複数のオリフィス210のレベルで除去された質量を補償するための手段が更に設けられる。図2に示す特定の実施形態において、ハウジング4の回転軸A1に対して対称である2つのオリフィス210に関して、2つの膜211が同様にハウジング4の回転軸A1に対して対称的に配置されている。このような対称配置により、ハウジング4の回転時の遠心力に対する質量の影響が制限され得る。
光学素子9は、光学センサ13の光学部品14を、光学部品14を劣化させ得る噴霧汚れや個体破片から保護することを意図している。したがって、光学素子9は、光学センサを保護するための保護要素、更に正確にはマスクである。そして、この光学素子9が、外部からの攻撃にさらされる。すなわち、噴霧された水、汚染物質及び砂利や汚染物質の成績物又は水跡の全てにさらされる。
この光学素子9は、ガラス又はポリカーボネート等の透明プラスチック材料から構成され得る。
本実施形態において、光学素子9は、回転軸A1を中心として回転するように装着される。光学素子9は、回転軸A1に対して中心合わせされている。光学素子9は、特に、回転軸A1に対して円対称性を有する。
保護装置3が組み立てられると、光学素子9は、光学センサ13に対して中心合わせされるように、より正確には光学部品14に対して中心合わせされるように配設される。
上述のように、光学素子9は、壁21と一部品として構成されるか、又は壁21の一端部に固着されており、ハウジング4の前部に配設される。
変形例において、光学素子9は、光学センサ13と別体である。この場合、光学素子9は、光学センサ13の上流に、より正確には光学部品14の上流に配置されることが意図される。ここで、上流という用語は、光軸15に対して、且つ光学センサ13が撮像に関与する道路シーンに対して定義される。換言すれば、光学部品14の「上流」とは、光学素子9が、光学部品14と光学センサ13が撮像に関与する道路シーンとの間において、光軸15上にある位置を意味する。
別の変形例において、光学素子9は、光学センサ13の一部によって、例えば光学センサ13の光学部品14の外部レンズによって形成され得る。この場合、光学素子9は、同様に光学部品14の上流において光軸15上に、すなわち、光学部品14と光学センサ13が撮像に関与する道路シーンとの間に配置される。
上記の変形例のいずれにおいても、光学素子9を光学センサ13の光学部品14の上流に配置するとともに、透明材料から構成することで、光学センサ13の効率の低下が防止され得る。
また、図1乃至3を参照すると、上記の変形例のいずれにおいても、光学センサ13を受容する保護装置3が車両100に装着され、光学部品14及び光学素子9が車両100の要素2の開口から突出している。このタイプの構成において、光学センサ13は、図2において破線で概略的に画定された広い視野角Vを有しつつ、光学部品14と車両100(図1)の外部との間に光学素子9が存在するため光学部品14は汚れのない状態を保つ。
また、光学素子9の変形例のいずれにおいても、すなわち、光学素子9が光学センサ13と別体である場合でも、又はその一部を形成する場合でも、光学素子9は、光学部品14の表面全体を覆うような寸法を有する(図2及び3参照)。
この目的のために、光学素子9が光学センサ13と別体である場合、光学素子9は、
‐光学センサ13の光学部品14に対面するように配設されることが意図されるマスク90aを形成する部分と、
‐マスク90aを延長する保持部分90bであって、光学部品14を含む光学センサ13の前部、すなわち、光学センサ13が撮像に関与する道路シーンに対面することが意図される光学センサ13の部分を囲むことが意図される保持部分90b(図2)と、
を含み得る。
当然ながら、保持部分90bは、これが取り囲むことが意図されている光学センサ13の前部の形状に対して相補的な形状を有する。図示例では、この保持部分90bは、マスク90aを形成する光学素子9の前部を延長する略階段状形状を有し得る。光学素子9のこの階段状の形状を、図2及び5により良く示す。また、光学素子9が壁21と一部品として構成されていない場合、光学素子9の保持部分90bは、ハウジング4の壁21の前部に取り付けられる部分である(図2参照)。
有利には、光学素子9は、光学部品14の形状と略同様の全体形状を有する。本例では、光学素子9は、略凸状の形状を少なくとも部分的に有し、この形状は、光学センサ13の光学部品14の湾曲表面に対して略平行な屈曲を有する。光学素子9のこの凸状部分は、例えば、光学センサ13の光学部品14の直径に近い直径を有する。図示例において、光学センサ13の光学部品14に直接対面するように配設されることが意図されたマスク90aを形成する部分が、この略凸状の形状を有する。
図示しない代替例においては、光学素子9が光学センサ13と別体である場合、光学素子9は、少なくとも部分的に略平面状であり得る。
したがって、光学部品14に、有機又は無機汚染物質、水、又は光学部品14にダメージを与え得る種々の要素の結合体等の汚れが吹き付けられることが防止される。また、ハウジング4及び光学素子9が回転駆動されると、汚れが受ける遠心力は、この汚れの光学素子9に対する付着力より大きい。したがって、光学素子9の外面に堆積したあらゆる汚れが光学素子9から吹き飛ばされ、光学センサ13の視野Vと干渉しない。
また、光学部品14と光学素子9との間における結露を防止するように、光学素子9の内面9a(図5参照)は、有利には防曇性を有する。光学素子9の内面9aは、光学センサ13の光学部品14に対面配置されることが意図された面である。特に、光学素子9の内面9aは、円弧状の鎖線23で概略的に示される防曇コーティングを有する。
光学素子9の外面9bは、代替的に又は追加的に、疎水性、赤外線フィルタ性、光触媒性、超疎水性、疎油性、親水性又は超親水性、耐砂利性、又は汚れの付着を減少させ得る他のいずれの表面処理の性質のうちの1つ以上を有し得る。
特に、光学素子9の外面9bの疎水性を理由として、水はこの外面9bに付着し得ないため、水滴は痕跡を残すことなく外面9bを流れ落ちるであろう。
したがって、図5において扇形の破線25で概略的に示される光学素子9の外面9b上の層又はコーティングにより、運転支援システム1の正常な作動が阻害され得る可能性、すなわち、光学素子9に有機又は無機汚染物質が付着する可能性、及び光学素子9に水の痕跡が存在する可能性が制限され得る。有利には、疎水性フィルムを形成するように、Rain−X(登録商標)タイプの溶液等の液体溶液が、例えば定期的に手動で光学素子9の外面9bに塗布される。
選択的に、保護装置3の光学素子9は、気象条件に関係なく運転支援システム1の良好な操作性を保証し得る統合除氷又は除曇システム、例えば、除氷抵抗要素又はフィラメントをも含み得る。
また図1及び2を再び参照すると、光学素子9、より大まかには保護装置3の全体は、車両100に設けられた要素2に、保持取付手段を介して装着され得る。保持取付手段は、例えば、取付プレート41(図2)の形状を取り得るユニット40を備える。
保護装置3の組立後に、ユニット40が、任意の適切な手段によって、例えば溶接、ねじ留め、又は接着によって取付プレート41に固着され得る。取付プレート41は、例えば、任意の手段によって、要素2に、例えば車両100(図1)の車体要素に取り付けられ得る。
再び図2乃至4aを参照すると、ユニット40は、光学センサ13を収容するハウジング4を受容するように構成されるとともに、光学素子9とアクチュエータ5と連結手段7とに固着されるレセプタクル42を含む。ブロック40は、略円筒形の全体形状を有し得るとともに、その前端部が、すなわち光学センサ13が撮像に関与する道路シーンに対面することが意図された側が開放している。これにより、ハウジング4と、アクチュエータ5と連結手段7とがレセプタクル42内に導入され得る。
有利には、ユニット40は、ケーブル(図2乃至4aに図示せず)用の通路43を含む。ケーブルは、ハウジング4に受容された光学センサ13をレセプタクル42の内部に、例えば光学センサ13の電源に接続することを可能にするように光学センサ13が機能するのに必要なケーブル、及び/又は光学センサ13が捕捉した画像の車両100(図1)の画像処理手段(図示せず)への伝達を可能にするケーブルである。この通路43は、ユニットの後部、例えばその略中央にある。特に、光学センサがユニット40に装着されたハウジング4に装着された状態において、この通路43は、光学センサ13の後端部に対面する、換言すれば、通路43は、光学部品14の反対側にある。有利には、ケーブル又はワイヤ用の通路43は、水蒸気及び/又は他の汚染物質のハウジング4への侵入を制限するようにシールした態様で保護される。
取付プレート41は、光学素子9及び光学センサ13の光学部品14を通過させて外部を可視とする開口部45(図2及び3)を含む。この開口部45は、例えば車両100の要素2に設けられた相補的な開口部に対面配置されるように適合されている。これにより、保持取付手段40、41が車両100の要素2に設置されると、光学センサ13の光学部品14及び光学素子9は、取付プレート41の開口部45、及び車両100の要素2の開口部から突出する(図1及び2参照)。
また、図6を参照すると、光学素子9をより汚れのない状態とするように、選択的な代替例において、保護装置3は、特に洗浄及び/又は乾燥流体である流体を光学素子9に対して噴霧するための少なくとも1つのノズル22を更に含み得る。このノズル22は、光学素子9の上方において、例えば取付プレート41に配置され得る。図示しない他の実施形態において、ノズル22は、光学素子の近傍の任意の位置に配置され得る。
光学素子9を回転させてもその回転が光学素子9に堆積した種々の汚れを除去するのに十分でない場合、ノズル22によって噴射される流体は、光学素子9を洗浄するための圧縮空気又は洗浄液であり得る。或いは、光学素子9の最適な汚れのない状態を確保するように、光学素子9の回転に対して相補的に噴霧流体が使用され得る。図6において、矢印20は光学素子9の回転方向、例えば時計回りの方向を示す。もちろん、この回転は、図示しない他の実施形態において半時計回り方向に実施されてもよい。
また、図示しない他の実施形態において、保護装置3は、複数のノズル22を含み得る。保護装置3は、例えば、光学素子9に対して、洗浄液等の第1流体を噴霧するように構成された第1ノズル22と、圧縮空気等の第2流体を噴霧するように構成された第2ノズルとを含み得る。
単数又は複数のノズル22は、車両100(図1)の洗浄液分配システムに接続され得る。或いは、保護装置3は、専用の洗浄液タンクを含んでもよい。この場合、ノズル22(図6)に洗浄液を供給するために保護装置3を車両100の洗浄液システムに接続するための車両100のレベルでの長くて複雑な初期設計プロセスが必要なくなり、運転支援システム1を、車両100の車体要素や、例えばフロント又はリアバンパー、又はウィングミラー等の任意の外部要素のような車両100の任意の要素2内に比較的容易に設置することが可能となる。
図2及び4a、4bに示すアクチュエータ5に関し、これは特に回転軸線A2を中心として回転するように装着されたアクチュエータ5である。
アクチュエータ5は、例えばハウジング4を駆動するための電気モータを含む。非限定的な例として、アクチュエータ5は、より具体的にはブラシレスモータであり得る。
モータは、1000乃至50000回転/分、好ましくは5000乃至2000回転/分、より好ましくは7000乃至15000回転/分の回転速度を有し得る。このような回転速度により、光学素子9に堆積した可能性がある汚れが遠心効果により除去され得るとともに、光学センサ13の光学部品14が汚れのない状態に保たれ、運転支援システム1の最適な作動が保証され得る。
アクチュエータ5は、例えば、車両100(図1)の一般電気回路に接続された電源により給電され得る。
保護装置3は、保護装置3の使用中にアクチュエータ5の高い回転速度を理由としてアクチュエータ5から発生する騒音を制限し、車両100内部の乗員に不便をかけないようにし得る要素を選択的に含み得る。
アクチュエータ5は、光学センサ13を収容する回転可能なハウジング4の外側にあり、アクチュエータの出力シャフトは、これが回転駆動するハウジングから距離を置いている。側壁又は後壁のいずれかであるハウジング4の壁21、すなわち、ハウジングの回転軸線A1に平行な壁、又は光学素子9の反対側の壁は、より具体的には光学センサ13とアクチュエータ5との間に配置される。
このようにハウジング4から距離を置いて配設されたアクチュエータ5は、ハウジング4に、ハウジング4とアクチュエータ5との間の連結手段7を介して連結されている。この連結手段7は、ハウジング4の後部に、換言すれば光学素子9の反対側に位置する部分71を含む。この部分71は、特にハウジングを画定する壁21の外面に設けられた歯付きピニオン、より具体的にはハウジングの遠位長手方向端部、すなわち光学素子とは反対側のハウジングの端部のレベルに設けられた歯付きピニオンからなる。
図2乃至4bに示す変形例において、このアクチュエータ5は、ハウジング4に沿って配設され得る。この場合、アクチュエータ5の回転軸線A2は、ハウジング4の回転軸線A1と一致しない。2つの回転軸A1及びA2は、略平行であり得る。ここで、ハウジングの外側にあってハウジングに沿ったアクチュエータは、ハウジングの側壁と協働することができる。
特に、連結手段7は、互いに相補的な第1歯付きピニオン71と第2歯付きピニオン73とを備える歯車を含み得る。第1歯付きピニオン71は、ハウジング4の後部においてハウジング4に装着される。第2歯付きピニオン73は、アクチュエータ5の後部において、すなわち車両100(図1)の内側において道路シーンから最大距離を置いて、アクチュエータ5に装着される。第2歯付きピニオン73の歯は、第2歯付きピニオン73の外周に形成され、第1歯付きピニオン71の外周に形成された歯と噛み合って、アクチュエータ5の回転運動をハウジング4に伝達する(図2乃至4bを参照)。
他の任意の連結手段7ももちろん想定され得る。非限定的な例として、連結手段7は、リング、ローラ、ベルト又は弾性駆動シリンダ、又は磁気システムから選択され得る。この後者の実施形態において、有利には、ハウジング4を回転させる種々の部品間には接触がない。このようにして、連結手段7の摩耗が制限され得る。
また、特に保護装置3は、図2に概略的に示される単数又は複数の軸受27、29を含み得る。軸受27、29は、略環状の全体形状を有する。
図2に示す例において、保護装置3は、2つの軸受27、29を含む。取付プレート41に対するハウジング4の回転を可能とする第1軸受27は、光学素子9と取付プレート41との間でハウジング4の外側に配置される。光学センサ13に対するハウジング4の回転を可能とする第2軸受29は、ハウジング4と光学センサ13との間でハウジング4の内側にある。特に、光学センサ13の接続部品16は、光学センサ13の本体と第2軸受29との間に配置される。
光学センサ13を保護するための装置103の第2実施形態を、図7a乃至7cを参照して説明する。第2実施形態と、図1乃至図6を参照して説明した第1実施形態との相違点のみを以下に詳細に説明する。この第2実施形態は、特にアクチュエータ5の配置について第1実施形態と異なっている。アクチュエータは依然としてハウジング4の外側にあり、ハウジング4に連結手段107によって連結されていることが理解される。
第2実施形態では、より具体的には、アクチュエータ5はハウジング4の下流であってその後方に、換言すれば光学素子9の反対側にある。上述のように、アクチュエータの出力軸が、アクチュエータが並進移動可能とするハウジングから距離を置いているという意味において、ハウジングはアクチュエータの外側にある。ここで示す状況では、アクチュエータ5の回転軸A2は、ハウジング4の回転軸A1と、したがって光軸15と一致し得る。換言すれば、アクチュエータ5は、ハウジング4及び光学センサ13と同軸である。
第1実施形態と同様に、アクチュエータ5は、連結手段107によってハウジング4に連結されている。本第2実施形態において、連結手段107は、少なくとも部分的にハウジング4の後部に、換言すれば光学素子9の反対側に配設される。
連結手段107は、特に歯車、より正確には歯車列を含み得る。非限定的な例として、歯車列は、第1の歯付きピニオン71と、第2歯付きピニオン73と、補足的な第3及び第4歯付きピニオン75、77とを備え得る。第3及び第4歯付きピニオン75、77は、第1及び第2歯付きピニオン71、73の軸に平行なシャフト79に装着される。第1歯付きピニオン71は、ハウジング4の後部においてハウジング4に装着される。第2歯付きピニオン73は、アクチュエータ5の前部において、第1歯付きピニオン71に対面するようにアクチュエータ5に装着される。第1歯付きピニオン71の歯は、第1歯付きピニオン71の外周に形成され、第3ピニオン75の外周に形成された歯と噛み合い、また、第3歯付きピニオン75と連動して回転する第4歯付きピニオン77の外周に形成された歯は、第2歯付きピニオン73の外周に形成された歯と噛み合い、これにより、アクチュエータ5の回転運動がハウジング4に伝達される。
図7bに概略的に示すように、第1及び第2歯付きピニオン71、73は、第1回転方向R1において回動するように構成され得るのに対し、第3及び第4歯付きピニオン75、77は、第1回転方向R1に対して反対の第2回転方向R2において回動するように構成され得る。非限定的な例において、第2回転方向R1は、反時計回りの回転方向であり得るとともに、第2回転方向R2は時計回りの回転方向であり得る。
第1実施形態と同様に、他の連結手段107が当然に想定され得る。
ハウジング4、軸受27、29、及び光学素子9に関して第1実施形態の図2乃至6を参照してなされたその他の説明は、当該第2実施形態に適用される。
また、第2実施形態による保護装置103は、例えば第1取付プレート41及び第2取付プレート48(図7a乃至7c)を含む保持取付手段によって、車両100(図1)の要素2に同様に装着され得る。
本例において、第2実施形態による保護装置103を保持して取り付けるための手段は、図2乃至4aを参照して説明したユニット40を含まない。
第1取付プレート41は、図2乃至4b及び6を参照して説明した、第1実施形態による保護装置3を車両(図1)の要素2に装着するための取付プレート41と同様である。
第2取付プレート48(図7a乃至7c)は、第1取付プレート41に任意の適切な手段によって、非限定的な例として溶接、ねじ留め又は接着によって取り付けられ得る。本例における第2取付プレート48は、第1取付プレート41に対して略垂直に延在する。この第2取付プレート48は、例えば長手方向に延在しつつ、ハウジング4、連結手段107、及びアクチュエータ5に対面している。有利には、第2取付プレート48は、ハウジング4の高さに等しい、又はこれより大きい幅を有する。
また、第2取付プレート48は、レセプタクル49を規定するように適合され得る。レセプタクル49は、連結手段107の少なくとも一部、すなわちここではシャフト79に装着された第3及び第4歯付きピニオン75、77を受容する。レセプタクル49は、例えば、第2取付プレート48に設けられた凹部により規定される。追加的に、単数又は複数の補強直立部51、本例では2つの補強直立部51が設けられ得る。本例において、これらの補強直立部51は、軸79に対して略垂直に延在する。シャフト79はこれらの補強直立部51を貫通する。この目的のために、図7cにより良く示すように、例えばノッチ52が、各補強直立部51に設けられ得る。
最後に、アクチュエータ5は、取付フランジ53により第2取付プレート48に取り付けられ得る。本例では、この取付フランジ53は、アクチュエータ5の略円筒状本体を部分的に取り囲む略「U」字又はあぶみ(stirrup)形状を有し得る。
また、保護装置3を保持し取り付けるための手段のユニット40が、ユニット40の後部に光学センサ13の作動に必要なケーブルのための通路43を含む第1実施形態とは対照的に、図7a乃至7cに示す第2実施形態によれば、特に光学センサ13に給電するためのケーブル60が、光学センサ13の後方に、したがって、ハウジング4とアクチュエータ5との間のハウジング4の後方に露出している。
また、上述の保護装置3(図1乃至6)又は103(図7a乃至7c)は、このタイプの保護装置3;103の光学素子9を洗浄するための方法において使用され得る。洗浄方法は、特に、遠心効果によって、光学素子9上の堆積物、特にマスク90aを形成する光学素子9の部分上の堆積物を、一体に連動回転するハウジング4及び光学素子9の回転中に除去することを目標とする。当然ながら、遠心効果による洗浄を可能とするように、ハウジング4及び光学素子9は、ゼロでない回転速度において回転駆動される。
この目的のために、運転支援システム1は、ハウジング4及び光学素子9を回転させるためにアクチュエータ5を作動するように特に構成された図示しない電子制御ユニットを更に含み得る。
洗浄方法の一実施形態において、アクチュエータ5は、例えば電子制御ユニットによって作動され得る。これにより、ハウジング4及び光学素子9が、車両100の作動中に、すなわち移動中又はイグニション・スイッチがオン状態である停止中に、連続的に回転駆動される。
洗浄方法の別の実施形態において、車両100の作動中にハウジング4及び光学素子9を間欠的に回転させるように、アクチュエータ5が、例えば電子制御ユニットによって作動され得る。本実施形態において、車両のユーザが光学センサ13の使用を必要とする車両の機能を使用するとき、例えば、運転支援システム1が設置されて車両の駐車を容易とするように車両の後方を見ることが可能とされた場合においてバックギアが選択されたとき、例えば、電子制御ユニットは、アクチュエータ5の始動をコマンドし得る。
有利には、ハウジング4及び光学素子9の回転速度は、洗浄方法中に変更され得る。例えば、電子制御ユニットは、回転速度を車両100の移動速度に適合させるように、アクチュエータ5を制御するように構成される。実際に、特に運転支援システム1が車両100の前方にある場合に車両100の移動に関連する摩擦と組み合わされ得るハウジング4及び光学素子9の回転に関連する遠心力の作用によって、光学素子9から汚れが除去される。したがって、車両100の移動速度が速いほど、光学素子9の汚れのない良好な状態を維持するように、ひいては光学センサ13の最適な作動状態を維持するようにハウジング4及び光学素子9の回転速度を増加させる必要はなくなる。したがって、特に光学素子9が車両の前方に設置されている場合、電子制御ユニットは、アクチュエータ5に作用して、車両100の速度が増加するにつれてハウジング4の回転速度を減少させるように構成され得る。
特定の一実施形態において、電子制御ユニットは、光学素子9の回転方向の変化をもたらすように構成される。有利には、電子制御ユニットは、光学素子9の回転方向を、所定の比較的短い時間内に何度も変更することができる。この回転方向の変更は、加速現象の出現を促進し、例えば光学素子9の略中央に位置する微小な水滴を効果的に排除することを可能にする。実際に、光学素子9の回転方向の変更により、汚れはその移動とは逆方向の加速を受け、これにより、光学素子9に対する汚れの付着力が失われやすくなり、光学素子9から吹き飛ばされ易くなる。
洗浄方法は、少なくとも1つの流体を光学素子13に噴霧する少なくとも1つのステップを同様に含み得る。この噴霧ステップは、例えば、光学センサ13の視野V内に汚れが検出された後、及び/又は車両100の速度に応じて、及び/又は時間遅れに従って開始され得る。
例えば、光学センサ13が例えばその視野Vのレベルにおいて汚れの存在を検出したら、電子制御ユニットは、少なくとも1つの流体、例えば圧縮空気又は洗浄液を、ノズル22を使用して光学素子9に噴霧することが開始されるように構成され得る。
特定の一実施形態において、車両100が停止しているとき、又は車両100が低速で、例えば15km/h未満の速度で移動しているとき、光学素子9への圧縮空気の噴霧を開始するように構成され得る。実際に、この場合、ハウジング4及び光学素子9の回転の遠心力と効果的に連携して光学素子9に堆積した水滴及び又は汚れを除去するには、空気力学的力が十分ではないことがある。特に、低速時又は車両の停止時に、光学素子9の中心又は中心近傍に位置する水滴を除去することが困難なことがある。なぜならば、光学素子9の中心の回転速度が遅すぎて水滴を振り払えないからである。車両100の低速移動時又はその停止時に光学素子9に圧縮空気を噴射することにより、有利には、空気力学的力の欠乏が補償され得る。
別の実施形態において、電子制御ユニットは、車両100の一定の移動時間の経過後に、洗浄液の噴霧及び/又は圧力空気の噴射を開始するように構成され得る。
更なる実施形態において、電子制御ユニットは、車両のユーザのコマンドにより、洗浄液の噴霧及び/又は圧力空気の噴射を開始するように構成され得る。
また、洗浄方法は、異なる流体を噴霧する連続ステップを含み得る。或る実施形態において、電子制御ユニットは、連続的な洗浄液の噴霧と圧縮空気の噴射を開始するように構成され得る。
洗浄方法の測定の実施形態において、遠心効果にもかかわらず光学センサ13がその視野V内に汚れの存在を検出した場合、電子制御ユニットは、ハウジング4及び光学素子9の回転を停止するようにアクチュエータ5の停止をコマンドすることができる。電子制御ユニットは、次いで、例えば汚れを取り除くように、ノズル22による洗浄液の噴霧をコマンドし得る。次いで、電子制御ユニットは、光学素子9にこびりついた汚れを除去するように、同一のノズル22、又は図示しない第2ノズルによって圧縮空気の噴射をコマンドすることができる。電子制御ユニットは、次いで、ハウジング4及び光学素子が初期回転速度とは異なる回転速度で回転するように、アクチュエータを再び作動させ得る。本実施形態において、圧縮空気は、ハウジング4及び光学素子9の回転が再開される前に、又はこれと同時に、又はその後に噴射され得る。
洗浄方法は、代替的に又は追加的に、ハウジング4及び光学素子9の異なる回転速度をそれぞれ有する少なくとも2つのステップを有し得る。非限定的な例として、
‐ハウジング4及び光学素子9が第1回転速度で回転駆動されている間に、光学素子9に、特にマスク90aを形成する部分に流体を噴霧する第1ステップと、
‐ハウジング4及び光学素子9が第1回転速度とは異なる第2回転速度で回転駆動される第2乾燥ステップと、
が存在し得る。
本例では、有利には、第1回転速度は第2回転速度より遅い。
第2乾燥ステップの開始は、時間遅れを以て実施され得る。
したがって、特に洗浄液等の流体を光学素子9に噴霧又は塗布するときは、回転速度は比較的遅くてもよく、又はハウジング4が既に回転駆動されている場合は更に遅くてもよい。これにより、洗浄液の広がりが促進され得る。所定時間の経過後、例えば洗浄液を広げるために必要な時間に相当する比較的短い時間の経過後、回転速度を上昇させ、これにより光学素子9の外面9b(図5参照)、特にマスク90aを形成する部分が乾燥され得るとともに、洗浄液で湿った汚れが除去される。
このタイプの実施形態では、流体の量は、回転のない古典的な従来技術の洗浄システムにおけるより有利に明らかに少ない。
また、保護装置3は、光学素子9の近傍にある物体の接近を検出するように構成された検出手段(図示せず)を更に選択的に含み得る。保護装置3は、有利には、電子制御ユニットに接続された図示しない近接センサを含む。このタイプの近接センサは、例えば容量性近接センサであり得る。
運転支援システム1は、光学素子9の近傍にある物体の接近の検出時にハウジング4の回転を阻止するための手段(図示せず)を含み得る。例えば、容量性近接センサは、電子制御ユニットに対する物体の接近の検出に関する情報を送信するように構成され得る。また、電子制御ユニットは、このような情報を受信し、ハウジング4及び光学素子9の回転を停止させるようにアクチュエータ5の自動停止をコマンドする単数又は複数の処理手段を含み得る。したがって、特に運転支援システム1が車両100のフロント又はリアバンパーのレベルに設置されることが意図される場合に、光学素子9がその回転を理由として物体に接触する際に損傷する危険性が制限される。
上記の実施形態は、非制限的な例としてのものである。実際に、当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書に記載のアクチュエータ5を、光学素子9の回転を可能にする他の任意のタイプのアクチュエータと交換し得る。例えば、当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、他の特性を有する外面を有する透明な光学素子9を使用して、当該外面への汚れの付着を制限することが可能である。また、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく、光学素子9を回転させる任意のタイプの連結手段7であって、例えば機械的又は磁気的である連結手段7を使用することも完全に可能である。
したがって、常に汚れのない自由な光学センサ13の視野が得られる。実際に、作動において、アクチュエータ5は、ハウジング4と、ハウジング4に固着された光学素子9とを光学センサ13に対して回転駆動する。この回転は、特に連結手段7及び軸受27、29によって可能とされる。ハウジング4及び光学素子9の回転により、光学素子9が受ける遠心力によって汚れが除去される。また、ハウジング4及び素子9の回転軸A1が光学センサ13の光軸15と一致するという事実により、広い視野角を維持しつつ、車両100に組み込まれることが意図される任意のタイプの光学センサ13に本システムを適合させることが可能である。

Claims (15)

  1. 自動車両(100)の光学センサ(13)を保護するための装置(3;103)であって、前記保護装置(3;103)は、
    ‐回転軸(A1)を中心として回転可能に装着されるハウジング(4)であって、前記光学センサ(13)の光軸(15)が前記回転軸(A1)と一致するように前記光学センサ(13)を受容するように構成されたレセプタクル(19)を含むハウジング(4)と、
    ‐前記ハウジング(4)に連動して回転する透明な光学素子(9)であって、前記ハウジング(4)の前方において前記光学センサ(13)が撮像に関与する道路シーンに対面しつつ、前記光学センサ(13)に対して中心合わせした態様で配置されるように構成される光学素子(9)と、
    ‐前記ハウジングに連結されるアクチュエータ(5)であって、前記光学素子(9)を遠心効果により洗浄するように前記ハウジング(4)を回転駆動するアクチュエータ(5)と、
    を含む保護装置(3;103)。
  2. 前記アクチュエータ(5)は、前記ハウジング(4)の外側にある、
    請求項1に記載の保護装置(3;103)。
  3. 前記光学センサ(13)用の前記レセプタクル(19)は、前記ハウジングの壁(21)によって規定される、
    請求項1又は2に記載の保護装置(3;103)。
  4. 前記壁(21)は、前記ハウジング(4)の前記回転軸(A1)を中心とする、
    請求項3に記載の保護装置(3;103)。
  5. 前記ハウジング(4)は、少なくとも1つの貫通オリフィス(210)を含む、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の保護装置(3;103)。
  6. 前記アクチュエータ(5)は、前記ハウジング(4)の後方にある、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の保護装置(103)。
  7. 前記アクチュエータ(5)は、前記ハウジング(4)の一側にある、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の保護装置(103)。
  8. 前記アクチュエータ(5)は、前記ハウジング(4)に連結手段(7;107)により連結され、前記連結手段(7;107)は、歯車(71、73)、歯車列(71、73、75、77、79)、ベルト、弾性駆動シリンダ、ローラから特に選択される、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の保護装置(3;103)。
  9. 前記連結手段(7;107)は、少なくとも部分的に前記光学素子(9)の反対側に配置される、
    請求項8に記載の保護装置(3;103)。
  10. 前記連結手段(7;107)は、前記ハウジング(4)を画定する壁の外面に配置され、前記外面は、前記ハウジングに収容された前記光学センサ(13)と反対側を向く、
    請求項8又は9に記載の保護装置(3;103)。
  11. 前記光学素子(9)は、前記光学センサ(13)と別体である、
    請求項1乃至10のいずれか一項に記載の保護装置(3;103)。
  12. 前記光学素子(9)は、防曇性を持つ内面(9a)を有し、特に前記光学素子(9)の前記内面(9a)は、防曇コーティング(23)を有する、
    請求項1乃至11のいずれか一項に記載の保護装置(3;103)。
  13. 前記光学素子(9)は、赤外線フィルタ性、光触媒性、疎水性、超疎水性、疎油性、親水性、超親水性、耐砂利性から選択される少なくとも1つの性質を持つ外面を有する、
    請求項1乃至12のいずれか一項に記載の保護装置(3;103)。
  14. 光学センサ(13)を含む運転支援システム(1)であって、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の、前記光学センサ(13)のための保護装置(3;103)を更に含む運転支援システム(1)。
  15. 請求項1乃至13のいずれか一項に記載の保護装置(3;103)の光学素子(9)を洗浄する方法であって、前記ハウジング(4)及び前記光学素子(9)を回転駆動して遠心効果により前記光学素子(9)を洗浄する少なくとも1つのステップを含み、特に、前記ハウジング(4)及び前記光学素子(9)の回転速度が各ステップで異なる少なくとも2つの洗浄ステップを含む、方法。
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