JP2019508931A - ProSe通信における自律的なリソース割当ての場合に優先順位に基づいて最適化されるサイドリンクデータ伝送 - Google Patents
ProSe通信における自律的なリソース割当ての場合に優先順位に基づいて最適化されるサイドリンクデータ伝送 Download PDFInfo
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Abstract
【選択図】図9
Description
WCDMA(登録商標)無線アクセス技術をベースとする第3世代の移動通信システム(3G)は、世界中で広範な規模で配備されつつある。この技術を機能強化または発展・進化させるうえでの最初のステップとして、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)と、エンハンストアップリンク(高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)とも称する)とが導入され、これにより、極めて競争力の高い無線アクセス技術が提供されている。
図1は、LTEの全体的なアーキテクチャを示している。E−UTRANはeNodeBから構成され、eNodeBは、ユーザ機器(UE)に向かう、E−UTRAのユーザプレーン(PDCP/RLC/MAC/PHY)プロトコルおよび制御プレーン(RRC)プロトコルを終端させる。eNodeB(eNB)は、物理(PHY)レイヤ、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ、無線リンク制御(RLC)レイヤ、およびパケットデータ制御プロトコル(PDCP)レイヤ(これらのレイヤはユーザプレーンのヘッダ圧縮および暗号化の機能を含む)をホストする。eNBは、制御プレーンに対応する無線リソース制御(RRC)機能も提供する。eNBは、無線リソース管理、アドミッション制御、スケジューリング、交渉によるアップリンクサービス品質(QoS)の実施、セル情報のブロードキャスト、ユーザプレーンデータおよび制御プレーンデータの暗号化/復号、ダウンリンク/アップリンクのユーザプレーンパケットヘッダの圧縮/復元など、多くの機能を実行する。複数のeNodeBは、X2インタフェースによって互いに接続されている。
3GPP LTEシステムのダウンリンクコンポーネントキャリアは、いわゆるサブフレームにおける時間−周波数領域でさらに分割される。3GPP LTEで、各サブフレームは、図2に示すように2つのダウンリンクスロットに分割され、そこにおいて、第1のダウンリンクスロットは、第1のOFDMシンボル内の制御チャネル領域(PDCCH領域)を備える。各サブフレームは、時間領域内の所与の数のOFDMシンボルで構成され(3GPP LTE(リリース8)では12個または14個のOFDMシンボル)、各OFDMシンボルはコンポーネントキャリアの帯域幅全体に広がる。したがって、OFDMシンボルそれぞれは、それぞれのサブキャリアで送信されるいくつかの変調シンボルで構成される。LTEでは、各スロットにおける送信信号は、NDL RB×NRB sc本のサブキャリアとNDL symb個のOFDMシンボルのリソースグリッドによって記述される。NDL RBは、帯域幅の中のリソースブロックの数である。数NDL RBは、セルにおいて設定されているダウンリンク送信帯域幅に依存し、Nmin,DL RB≦NDL RB≦Nmax,DL RBを満たし、この場合、Nmin,DL RB=6およびNmax,DL RB=110は、それぞれ、現在のバージョンの仕様によってサポートされている最小ダウンリンク帯域幅および最大ダウンリンク帯域幅である。NRB scは、1個のリソースブロックの中のサブキャリアの数である。通常のサイクリックプレフィックスのサブフレーム構造の場合、NRB sc=12、NDL symb=7である。
世界無線通信会議2007(WRC−07)において、IMT−Advancedの周波数スペクトルが決定された。IMT−Advancedのための全体的な周波数スペクトルは決定されたが、実際に利用可能な周波数帯域幅は、地域や国によって異なる。しかしながら、利用可能な周波数スペクトルのアウトラインの決定に続いて、3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)において無線インタフェースの標準化が開始された。3GPP TSG RAN #39会合において、「Further Advancements for E-UTRA (LTE-Advanced)」に関する検討項目の記述が承認された。この検討項目は、E−UTRAを進化・発展させるうえで(例えば、IMT−Advancedの要求条件を満たすために)考慮すべき技術要素をカバーしている。
・ 各SCellごとに、ダウンリンクリソースに加えてアップリンクリソースのユーザ機器による使用を設定することができる(したがって、設定されるDL SCCの数はUL SCCの数よりもつねに大きいかまたは等しく、アップリンクリソースのみを使用するようにSCellを設定することはできない)。
・ ダウンリンクPCellは、SCellとは異なり非アクティブ化することはできない。
・ ダウンリンクPCellにおいてレイリーフェージング(RLF)が発生するときには再確立がトリガーされるが、ダウンリンクSCellにRLFが発生しても再確立はトリガーされない。
・ 非アクセス層情報はダウンリンクPCellから取得される。
・ PCellは、ハンドオーバー手順(すなわちセキュリティキー変更およびRACH手順)によってのみ変更することができる。
・ PCellは、PUCCHの送信に使用される。
・ アップリンクPCellは、第1層のアップリンク制御情報の送信に使用される。
・ UEの観点からは、各アップリンクリソースは1つのサービングセルにのみ属する。
LTEの第2層のユーザプレーン/制御プレーンのプロトコルスタックは、4つの副層、すなわちRRC、PDCP、RLC、およびMACを備えている。媒体アクセス制御(MAC)層は、LTEの無線プロトコルスタックの第2層アーキテクチャにおける最も下の副層であり、例えば3GPP技術規格である非特許文献2(現在のバージョン13.0.0)によって定義されている。下の物理層とはトランスポートチャネルを通じて接続されており、上のRLC層とは論理チャネルを通じて接続されている。したがってMAC層は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化および逆多重化を実行する。送信側におけるMAC層は、論理チャネルを通じて受け取るMAC SDUからMAC PDU(トランスポートブロックとしても知られている)を構築し、受信側におけるMAC層は、トランスポートチャネルを通じて受け取るMAC PDUからMAC SDUを復元する。
アップリンク送信では、カバレッジを最大にするため、ユーザ端末は高い電力効率で送信する必要がある。E−UTRAのアップリンク送信方式としては、シングルキャリア伝送と、動的な帯域幅割当てのFDMAとを組み合わせた方式が選択されている。シングルキャリア伝送が選択された主たる理由は、マルチキャリア信号(OFDMA)と比較して、ピーク対平均電力比(PAPR)が低く、これに対応して電力増幅器の効率が改善され、カバレッジも改善されるためである(与えられる端末ピーク電力に対してデータレートがより高い)。各時間間隔において、NodeBは、ユーザデータを送信するための固有の時間/周波数リソースをユーザに割り当て、これによってセル内の直交性が確保される。アップリンクにおける直交多元接続によって、セル内干渉が排除されることでスペクトル効率が高まる。マルチパス伝搬に起因する干渉については、送信信号にサイクリックプレフィックスを挿入することにより基地局(NodeB)において対処する。
スケジューリング対象のユーザに、ユーザの割当て状態、トランスポートフォーマット、およびその他の送信関連情報(例:HARQ情報、送信電力制御(TPC)コマンド)を知らせる目的で、第1層/第2層制御シグナリングがデータと一緒にダウンリンクで送信される。第1層/第2層制御シグナリングは、サブフレーム内でダウンリンクデータと一緒に多重化される(ユーザ割当てがサブフレーム単位で変化しうるものと想定する)。なお、ユーザ割当てをTTI(送信時間間隔)ベースで実行することもでき、その場合、TTI長をサブフレームの整数倍とすることができることに留意されたい。TTI長は、サービスエリア内ですべてのユーザに対して一定とする、または異なるユーザに対して異なる長さとする、さらにはユーザ毎に動的とすることもできる。第1層/第2層制御シグナリングは、一般的にはTTIあたり1回送信するのみでよい。以下では、一般性を失うことなく、TTIが1サブフレームに等しいものと想定する。
− ユーザ識別情報: 割り当てる対象のユーザを示す。この情報は、一般には、CRCをユーザの識別情報によってマスクすることによってチェックサムに含まれる。
− リソース割当て情報: ユーザに割り当てられるリソース(例:リソースブロック(RB))を示す。あるいはこの情報はリソースブロック割当て(RBA)と称される。なお、ユーザに割り当てられるリソースブロック(RB)の数は動的とすることができる。
− キャリアインジケータ: 第1のキャリアで送信される制御チャネルが、第2のキャリアに関連するリソース(すなわち第2のキャリアのリソースまたは第2のキャリアに関連するリソース)を割り当てる場合に使用される(クロスキャリアスケジューリング)。
− 変調・符号化方式: 採用される変調方式および符号化率を決める。
− HARQ情報: データパケットまたはその一部の再送信時に特に有用である、新規データインジケータ(NDI)や冗長バージョン(RV)など。
− 電力制御コマンド: 割当て対象のアップリンクのデータまたは制御情報の送信時の送信電力を調整する。
− 基準信号情報: 割当ての対象の基準信号の送信または受信に使用される、適用されるサイクリックシフトや直交カバーコードインデックスなど。
− アップリンク割当てインデックスまたはダウンリンク割当てインデックス: 割当ての順序を識別するために使用され、TDDシステムにおいて特に有用である。
− ホッピング情報: 例えば、周波数ダイバーシチを増大させる目的でリソースホッピングを適用するかどうか、および適用方法の指示情報。
− CSI要求: 割り当てられるリソースにおいてチャネル状態情報を送信するようにトリガーするために使用される。
− マルチクラスタ情報: シングルクラスタ(RBの連続的なセット)またはマルチクラスタ(連続的なリソースブロックの少なくとも2つの不連続なセット)で送信を行うかを指示して制御するために使用されるフラグである。マルチクラスタ割当ては、3GPP LTE−(A)リリース10によって導入された。
− フォーマット5: DCIフォーマット5は、PSCCH(物理サイドリンク制御チャネル:Physical Sidelink Shared Control Channel)のスケジューリングに使用され、さらに、PSSCH(物理サイドリンク共有チャネル:Physical Sidelink Shared Channel)のスケジューリングに使用されるSCI(サイドリンク制御情報)フォーマット0のいくつかのフィールドを含む。特定のサーチスペースにマッピングされるDCIフォーマット5における情報ビットの数は、同じサービングセルをスケジューリングするためのフォーマット0のペイロードサイズより少なく、フォーマット5のペイロードサイズが、フォーマット0に付加されたパディングビットを含むフォーマット0のペイロードサイズに等しくなるまで、フォーマット5に0が付加される。
・ 周波数ホッピングフラグ:1ビット
・ リソースブロック割当ておよびホッピングリソース割当て
・ 時間リソースパターン:7ビット
・ 変調・符号化方式:5ビット
・ タイミングアドバンス指示情報:11ビット
・ グループ宛先ID:8ビット
アップリンクの場合、割り当てられた無線リソースを使用して送信されるMAC PDUをUEが作成するプロセスは、完全に標準化されている。LCP手順は、UEの異なる実装の間でも最適かつ一貫した方式で、設定されている各無線ベアラのQoSをUEが満たすように設計されている。UEは、新しいMAC PDUに含める、各論理チャネルのデータ量を、PDCCHでシグナリングされるアップリンク送信リソースグラントメッセージに基づいて決定しなければならず、必要な場合、さらにMAC制御要素のためのスペースを割り当てなければならない。
近傍性に基づくアプリケーションおよびサービスは、ソーシャル技術の新しいトレンドである。識別される分野としては、事業者およびユーザにとって関心のある商用サービスおよび公共安全に関連するサービスが挙げられる。LTEに近傍サービス(ProSe)機能を導入することにより、3GPP業界は、この成長の見込まれる市場にサービスを提供することができると同時に、連係してLTEを使用するいくつかの公共安全コミュニティの緊急なニーズに応えることができる。
LTEにおけるD2D通信は、ディスカバリおよび通信という2つの分野に焦点をあてている。
簡潔に言えば、2基のUEの間でPC5を通じてセキュアなレイヤ2リンクを確立することによって、1対1のProSe直接通信が達成される。各UEは、ユニキャスト通信用のレイヤ2 IDを有し、このレイヤ2 IDは、UEがレイヤ2リンクで送る各フレームのSource Layer−2 ID(送信元レイヤ2 ID)フィールドと、UEがレイヤ2リンクで受信する各フレームのDestination Layer−2 ID(宛先レイヤ2 ID)に含まれる。UEは、ユニキャスト通信用のレイヤ2 IDが少なくともローカル範囲内で一意であることを確保する必要がある。したがってUEは、隣接するUEとのレイヤ2 IDの衝突を、規定されていないメカニズム(例えば、衝突が検出されたときユニキャスト通信用の新しいレイヤ2 IDを自身で割り当てる)を使用して処理するように構成されているべきである。1対1のProSe直接通信のためのレイヤ2リンクは、2基のUEのレイヤ2 IDの組合せによって識別される。すなわちUEは、同じレイヤ2 IDを使用して、1対1のProSe直接通信のための複数のレイヤ2リンクに関与することができる。
・ PC5を通じてセキュアなレイヤ2リンクを確立する
・ IPアドレス/プレフィックスを割り当てる
・ PC5を通じてレイヤ2リンクを維持・管理する
・ PC5を通じてレイヤ2リンクを解除する
非特許文献6(現在のバージョン13.2.0)の8.3節には、ProSe直接通信に使用するための次の識別情報が定義されている。
・ SL−RNTI(サイドリンク無線ネットワーク一時識別子): ProSe直接通信のスケジューリングに使用される一意の識別情報
・ 送信元レイヤ2 ID: サイドリンクProSe直接通信におけるデータの送信者を識別する。送信元レイヤ2 IDは24ビット長であり、受信機におけるRLC UMエンティティおよびPDCPエンティティを識別するため、ProSeレイヤ2宛先IDおよびLCIDと一緒に使用される。
・ 宛先レイヤ2 ID: サイドリンクProSe直接通信におけるデータの対象者を識別する。宛先レイヤ2 IDは24ビット長であり、MAC層において2つのビットストリングに分割される。
・ 一方のビットストリングは、宛先レイヤ2 IDの最下位部分(8ビット)であり、サイドリンク制御レイヤ1 IDとして物理層に転送される。これは、サイドリンク制御における意図するデータの対象者を識別し、物理層においてパケットをフィルタリングするために使用される。
・ 2番目のビットストリングは、宛先レイヤ2 IDの最上位部分(16ビット)であり、MACヘッダ内で伝えられる。これは、MAC層においてパケットをフィルタリングするために使用される。
送信側UEの観点からは、近傍サービスに対応するUE(ProSe対応UE)は、リソース割当ての以下の2つのモードで動作することができる。
・ UEがカバレッジ外である場合、そのUEはモード2のみを使用することができる。
・ UEがカバレッジ内にある場合、UEがモード1を使用できるようにeNBによって設定されていれば、そのUEはモード1を使用することができる。
・ UEがカバレッジ内にある場合、UEがモード2を使用できるようにeNBによって設定されていれば、そのUEはモード2を使用することができる。
・ 例外条件が存在しないときには、モードを変更するようにeNBによってUEが設定される場合にのみ、UEはモード1からモード2に、またはモード2からモード1に変更することができる。UEがカバレッジ内にある場合、例外的なケースの1つが発生しない限り、UEはeNBの設定によって示されるモードのみを使用する。
・ 例えばT311またはT301が実行中である間、UEは、自身を例外条件下にあるものとみなす。
・ 例外的なケースが発生したとき、UEは、たとえモード1を使用するように設定されていても一時的にモード2を使用することが許可される。
・ eNBは、モード2の送信リソースプールをSIB(システム情報ブロック)において提供する。ProSe直接通信が許可されているUEは、RRC_IDLE状態においてProSe直接通信用にこれらのリソースを使用する。
・ eNBは、自身がD2DをサポートしているがProSe直接通信用のリソースを提供しないことをSIBにおいて示す。UEは、ProSe直接通信送信を実行するためにはRRC_CONNECTED状態に入る必要がある。
・ RRC_CONNECTED状態にありProSe直接通信送信を実行することが許可されているUEは、ProSe直接通信送信を実行する必要があるとき、ProSe直接通信送信の実行を希望することをeNBに示す。
・ eNBは、RRC_CONNECTED状態にあるUEがProSe直接通信送信を許可されているかを、MMEから受信されるUEコンテキストを使用して確認する。
・ eNBは、RRC_CONNECTED状態にあるUEに対して、そのUEがRRC_CONNECTED状態である間は制約なしで使用することのできるモード2リソース割当て方式の送信リソースプールを、専用シグナリングによって設定することができる。これに代えて、eNBは、RRC_CONNECTED状態にあるUEに対して、例外的なケースにおいてのみそのUEが使用することのできるモード2リソース割当て方式の送信リソースプールを、専用シグナリングによって設定することができ、例外的なケースでない場合、UEはモード1に従う。
・ 受信に使用されるリソースプールは、事前設定される。
・ 送信に使用されるリソースプールは、事前設定される。
・ 受信に使用されるリソースプールは、eNBによってRRCを介して(専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングにおいて)設定される。
・ 送信に使用されるリソースプールは、モード2のリソース割当てが使用される場合、eNBによってRRCを介して設定される。
・ 送信に使用されるSCI(サイドリンク制御情報)リソースプール(スケジューリング割当て(SA)リソースプールとも称する)は、モード1のリソースプールが使用される場合、UEには認識されない。
・ モード1のリソース割当てが使用される場合、サイドリンク制御情報(スケジューリング割当て)の送信に使用するための特定のリソースをeNBがスケジューリングする。eNBによって割り当てられる特定のリソースは、UEに提供されるSCIの受信用のリソースプール内である。
D2Dデータの送信手順は、リソース割当てモードに応じて異なる。上述したように、モード1の場合には、スケジューリング割当て(SA)およびD2Dデータを伝えるためのリソースを、UEからの対応する要求の後にeNBが明示的にスケジューリングする。特に、D2D通信は基本的に許可されるがモード2のリソース(すなわちリソースプール)が提供されないことを、eNBがUEに通知することができる。この通知は、例えば、UEによるD2D通信関心通知(D2D communication Interest Indication)と、対応する応答であるD2D通信応答(D2D Communication Response)を交換することによって、行うことができ、この場合、対応する例示的なProseCommConfig情報要素にcommTxPoolNormalCommonが含まれず、すなわち、送信を含む直接通信の開始を望むUEは、個々の送信ごとにリソース割当てをE−UTRANに要求しなければならない。したがってこのような場合、UEは、個々の送信それぞれのリソースを要求しなければならず、以下に、このモード1のリソース割当ての場合の要求/割当て手順の一連のステップを例示的に示す。
・ ステップ1 UEがSR(スケジューリング要求)をPUCCHを介してeNBに送る。
・ ステップ2 eNBが、(UEがBSR(バッファ状態報告)を送るための)アップリンクリソースを、C−RNTIによってスクランブルされたPDCCHを介して許可する。
・ ステップ3 UEが、バッファの状態を示すD2D BSRをPUSCHを介して送る。
・ ステップ4 eNBが、(UEがデータを送るための)D2Dリソースを、D2D−RNTIによってスクランブルされたPDCCHを介して割り当てる。
・ ステップ5 D2D送信側UEが、ステップ4で受信したグラントに従って、SA(スケジューリング割当て)/D2Dデータを送信する。
・ 1つのリソースプールを使用するように上位層によって設定されている場合、
− そのリソースプールを選択して使用する。
・ そうではなく、複数のリソースプールを使用するように上位層によって設定されている場合、
− 使用するリソースプールとして、上位層によって設定されているリソースプールのうち、関連付けられる優先順位リストに、送信されるMAC PDUにおける最も高い優先順位のサイドリンク論理チャネルの優先順位が含まれるリソースプールを選択する。
注: 2つ以上のリソースプールが、それらの関連付けられる優先順位リストに、送信されるMAC PDUにおける最も高い優先順位のサイドリンク論理チャネルの優先順位を含む場合、これらのリソースプールのうちどのリソースプールを選択するかはUEの実装に委ねられる。
・ SL−SCHおよびサイドリンクグラントのSCIのための時間・周波数リソースを、選択されたリソースプールからランダムに選択する。ランダム関数は、許可される選択肢それぞれを等しい確率で選ぶことができるようなものとする。
・ SCIの送信および第1のトランスポートブロックの送信が行われるサブフレームのセットを、選択されたサイドリンクグラントを使用して、非特許文献3の14.2.1節(参照により本明細書に組み込まれている)に従って決定する(このステップは、図7に関連して説明したように、T−RPTおよびSAパターンの選択を意味する)。
・ 選択されたサイドリンクグラントは、サイドリンクグラントが選択されたサブフレームより少なくとも4つのサブフレームだけ後に始まる最初の利用可能なSC期間の先頭から開始される複数のサブフレームにおいて発生する設定されたサイドリンクグラントとみなす。
・ 設定されたサイドリンクグラントを、対応するSC期間の終了時にクリアする。
注: 設定されたサイドリンクグラントがクリアされた後には、SL−SCHでの再送信を行うことはできない。
注: MACエンティティが1つまたは複数のリソースプールを使用して送信するように上位層によって設定されている場合、サイドリンクプロセスの数を考慮して1つのSC期間内に選択するサイドリンクグラントの数は、UEの実装に委ねられる。
− MACエンティティが、そのサブフレーム内で発生する設定されたサイドリンクグラントを有する場合、
− 設定されたサイドリンクグラントが、SCIの送信に対応する場合には、
− 設定されたサイドリンクグラントに対応するSCIを送信するように物理層に指示する。
− 設定されたサイドリンクグラントおよび関連付けられるHARQ情報を、そのサブフレームに対するサイドリンクHARQエンティティに渡す。
注: MACエンティティが1つのサブフレーム内に発生する複数の設定されたグラントを有し、かつシングルクラスタSC−FDMの制限のためにそれらのグラントすべてを処理できない場合、これらのグラントのうちのどのグラントを上の手順に従って処理するかはUEの実装に委ねられる。
図8は、非ローミングの場合の高レベルの例示的なアーキテクチャを示しており、UE AおよびUE Bにおける異なるProSeアプリケーションと、ネットワーク内のProSeアプリケーションサーバおよびProSe機能を含む。図8のアーキテクチャの例は、非特許文献7(バージョン13.0.0)の4.2節「Architectural Reference Model(アーキテクチャの基準モデル)」(参照により本明細書に組み込まれている)からの引用である。
・ ProSe対応UEとProSe機能との間でPC3基準点を通じてProSe制御情報を交換する。
・ PC5基準点を通じての、別のProSe対応UEのオープンProSe直接ディスカバリの手順
・ PC5基準点を通じた1対多のProSe直接通信の手順
・ ProSe UEとネットワークとの間の中継器として動作するための手順。遠隔のUEは、PC5基準点を通じて、ProSe UEとネットワークとの間の中継器と通信する。ProSe UEとネットワークとの間の中継器は、レイヤ3パケット転送を使用する。
・ 例えば、UEとネットワークとの間の中継器の検出およびProSe直接ディスカバリのために、PC5基準点を通じてProSe UEの間で制御情報を交換する。
・ 別のProSe対応UEとProSe機能との間でPC3基準点を通じてProSe制御情報を交換する。ProSe UEとネットワークとの間の中継器の場合、遠隔のUEは、この制御情報を、LTE−Uuインタフェースを通じてProSe機能に中継されるようにPC5ユーザプレーンを通じて送る。
・ パラメータ(例えば、IPアドレス、ProSeレイヤ2グループID、グループセキュリティマテリアル(Group security material)、無線リソースパラメータを含む)を設定する。これらのパラメータは、UEにおいて事前設定することができ、または、カバレッジ内にある場合、PC3基準点を通じたシグナリングによってネットワーク内のProSe機能に提供することができる。
D2DにおけるLCP(論理チャネル優先順位付け)手順は、「通常の」LTEデータの場合の上に示したLCP手順とは異なる。以下の情報は、ProSeにおけるLCP手順を記述した非特許文献2(現在のバージョン13.0.0)の5.14.1.3.1節(その全体が参照により本明細書に組み込まれている)からの引用である。
− MACエンティティは、以下のステップにおいてサイドリンク論理チャネルにリソースを割り当てる。
− さらにUEは、上のスケジューリング手順時、以下の規則にも従う。
注: 上の規則では、サイドリンク論理チャネルが処理される順序は、UEの実装に委ねられることを意味する。
リリース13では、1対多のProSe通信において一般にQoSがサポートされる。この理由のため、例えば非特許文献7においていわゆるPPPP(ProSeパケットごとの優先順位)が導入された。PPPP(ProSeパケットごとの優先順位)は、プロトコルデータユニット(例えばIPパケット)に関連付けられるスカラー値であり、この値は、そのプロトコルデータユニットの送信に適用される優先順位の扱い(すなわちPC5インタフェースで送信するための優先順位の扱い)を定義する。言い換えれば、ProSe PPPは、ProSE UE間およびProSe中継の場合を含むProSe直接通信を使用するときにパケットの優先順位付けを可能にするために使用されるメカニズムである。
サイドリンクデータをどのように送信することができるかの詳細な説明は、前にすでに提供した。サイドリンクLCP手順と、サイドリンクデータ伝送に関連するさらなるステップとを組み合わせることで、サイドリンクデータおよび関連する制御情報(すなわちSCI)を送信することができる。例えば、サイドリンクLCP手順の少なくともステップ1においては、割り当てられるリソースの量が既知であるものと想定する。リソースの量(モード2ではProSe UEによって自律的に選択される)は、サイドリンクLCP手順のステップ0において選択されるProSe宛先グループによって直接決まる。したがってProSe UEは、サイドリンクLCP手順のステップ0とステップ1との間に、サイドリンクグラントの選択をモード2に従って実行する(すなわち送信を実行するために使用される実際の時間/周波数リソースを選択する)必要がある。さらにUEは、選択されたサイドリンクグラントを使用して次のSC期間内に送信する予定の正確なデータ量を求めなければならない。次いで、サイドリンクLCP手順を使用して、選択されたProSe宛先への送信可能な状態のデータを有するサイドリンク論理チャネルに、決定したリソースの量(例えばトランスポートブロックサイズ)を割り当てる。データ(すなわちトランスポートブロック)の実際の送信は、通常の方法において実行され、すなわち最初に必要な送信パラメータ(例:MCS、TBサイズ、T−RPTおよびSAパターンなど)を決定し、次いでこれらのパラメータに基づいて送信を実行する。
以下では、前述した(1つまたは複数の)問題点を解決するための第1の実施形態について詳しく説明する。第1の実施形態のさまざまな実装形態およびバリエーションも説明する。
以下では、第1の実施形態によって解決される問題点(すなわち図9に関連して説明した問題点)と同じ問題点を扱う第2の実施形態を提示する。
第1の態様によれば、通信システムにおいて受信側ユーザ端末へのサイドリンク接続を通じて直接通信送信を実行する送信側ユーザ端末、を提供する。送信側ユーザ端末に、複数のサイドリンク論理チャネルが設定されており、各サイドリンク論理チャネルが、サイドリンクデータの可能な宛先としての複数のサイドリンク宛先のうちの1つに関連付けられており、各サイドリンク論理チャネルに優先順位が関連付けられている。送信側ユーザ端末に、少なくとも1つの無線リソースプールが設定されており、各無線リソースプールが、直接通信送信を実行するために送信側ユーザ端末によって使用可能な無線リソースを示しており、各無線リソースプールに少なくとも1つの優先順位が関連付けられている。送信側ユーザ端末は、以下のようにプロセッサおよび送信機を備えている。プロセッサは、サイドリンク宛先を選択し、かつ、少なくとも1つの無線リソースプールの1つを選択する。さらに、プロセッサは、選択されたサイドリンク宛先に関連付けられており、かつ、選択された無線リソースプールに関連付けられている少なくとも1つの優先順位の1つである優先順位を有するサイドリンク論理チャネル、からの、送信可能な状態にあるサイドリンクデータのうち、送信するサイドリンクデータ量を求める。プロセッサは、求められた量のサイドリンクデータの送信を実行するための送信パラメータをさらに決定する。送信機は、求められた量のサイドリンクデータを、決定された送信パラメータに基づいて送信する。第1の態様に加えて提供される第2の態様によれば、送信側ユーザ端末に複数の無線リソースプールが設定されている場合、プロセッサは、選択されたサイドリンク宛先に関連付けられているサイドリンク論理チャネルの優先順位のうち最も高い優先順位に関連付けられている無線リソースプール、を選択する。
別の例示的な実施形態は、上述したさまざまな実施形態を、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアと協働するソフトウェアを使用して実施することに関する。これに関連して、ユーザ端末(移動端末)を提供する。本ユーザ端末は、本明細書に記載されている方法を実行するように構成されており、これらの方法に適切に関与する対応するエンティティ(受信機、送信機、プロセッサなど)を含む。
Claims (22)
- 通信システムにおいて受信側ユーザ端末へのサイドリンク接続を通じて直接通信送信を実行する送信側ユーザ端末であって、前記送信側ユーザ端末に、複数のサイドリンク論理チャネルが設定されており、各サイドリンク論理チャネルが、サイドリンクデータの可能な宛先としての複数のサイドリンク宛先のうちの1つに関連付けられており、各サイドリンク論理チャネルに優先順位が関連付けられており、
前記送信側ユーザ端末に、少なくとも1つの無線リソースプールが設定されており、各無線リソースプールが、直接通信送信を実行するために前記送信側ユーザ端末によって使用可能な無線リソースを示しており、各無線リソースプールに少なくとも1つの優先順位が関連付けられており、
前記送信側ユーザ端末が、
サイドリンク宛先を選択するように構成されているプロセッサであって、
前記プロセッサが、前記少なくとも1つの無線リソースプールの1つを選択するようにさらに構成されており、
前記プロセッサが、前記選択されたサイドリンク宛先に関連付けられており、かつ、前記選択された無線リソースプールに関連付けられている前記少なくとも1つの優先順位の1つである優先順位を有するサイドリンク論理チャネル、からの、送信可能な状態にあるサイドリンクデータのうち、送信するサイドリンクデータ量を求めるようにさらに構成されており、
前記プロセッサが、前記求められた量のサイドリンクデータの送信を実行するための送信パラメータを決定するようにさらに構成されている、
前記プロセッサと、
前記求められた量のサイドリンクデータを、前記決定された送信パラメータに基づいて送信するように構成されている送信機と、
を備えている、送信側ユーザ端末。 - 前記送信側ユーザ端末に複数の無線リソースプールが設定されている場合、前記プロセッサが、前記選択されたサイドリンク宛先に関連付けられている前記サイドリンク論理チャネルの前記優先順位のうち最も高い優先順位に関連付けられている無線リソースプール、を選択するように構成されている、請求項1に記載の送信側ユーザ端末。
- 前記送信パラメータのいくつかが、前記求められたデータ量に基づいて決定され、かつ、
・ 前記選択された無線リソースプールからの時間・周波数無線リソース、変調・符号化方式、サイドリンクデータの送信パターン、サイドリンク制御情報の送信パターン、トランスポートブロックサイズ、
のうちの少なくとも1つを備えている、
請求項1または請求項2に記載の送信側ユーザ端末。 - 前記プロセッサが、送信可能な状態のデータを有する前記サイドリンク論理チャネルのうち最も高い優先順位を有するサイドリンク論理チャネルに関連付けられているサイドリンク宛先、を選択することによって、前記サイドリンク宛先の前記選択を実行するように構成されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の送信側ユーザ端末。
- 前記送信機が、前記求められた量のサイドリンクデータのためのサイドリンク制御情報を、サイドリンク制御情報の送信パターンに基づいて送信するようにさらに構成されており、
オプションとして、前記サイドリンク制御情報が、前記サイドリンクデータを送信するために前記送信側ユーザ端末によって使用される前記送信パラメータのいくつかに関する情報を備えている、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の送信側ユーザ端末。 - 前記プロセッサが、前記選択された無線リソースプールから前記送信側ユーザ端末によって選択される無線リソースを、前記選択されたサイドリンク宛先に関連付けられており、かつオプションとして、前記選択された無線リソースプールに関連付けられている前記少なくとも1つの優先順位の1つである優先順位を有するサイドリンク論理チャネルに、優先順位の降順に割り当てるために、論理チャネル優先順位付け(LCP)手順を実行するようにさらに構成されている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の送信側ユーザ端末。
- 前記プロセッサが、前記送信パラメータを決定するとき、前記選択された無線リソースプールから無線リソースを選択するようにさらに構成されている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の送信側ユーザ端末。
- 送信する前記サイドリンクデータ量を求める前記プロセッサが、
オプションとして、前記選択された無線リソースプールに関連付けられている前記少なくとも1つの優先順位の1つではない優先順位を有するサイドリンク論理チャネルからのサイドリンクデータに関連付けられるタイマーを動作させることによって、または、前記選択された無線リソースプールに関連付けられている前記少なくとも1つの優先順位の1つである優先順位を有するサイドリンク論理チャネルからの送信されるサイドリンクデータと、前記選択された無線リソースプールに関連付けられている前記少なくとも1つの優先順位の1つではない優先順位を有するサイドリンク論理チャネルからの送信されるサイドリンクデータ、との間の比率を監視することによって、
前記選択されたサイドリンク宛先に関連付けられており、かつ、前記選択された無線リソースプールに関連付けられている前記少なくとも1つの優先順位の1つではない優先順位を有するサイドリンク論理チャネル、からの、送信可能な状態のサイドリンクデータも考慮し、したがって、前記選択された無線リソースプールに関連付けられている前記少なくとも1つの優先順位の1つではない優先順位を有するサイドリンク論理チャネルからのサイドリンクデータが滞留しない、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の送信側ユーザ端末。 - 通信システムにおいて受信側ユーザ端末へのサイドリンク接続を通じて直接通信送信を実行する送信側ユーザ端末であって、前記送信側ユーザ端末に、複数のサイドリンク論理チャネルが設定されており、各サイドリンク論理チャネルが、サイドリンクデータの可能な宛先としての複数のサイドリンク宛先のうちの1つに関連付けられており、各サイドリンク論理チャネルに優先順位が関連付けられており、
前記送信側ユーザ端末に、複数の無線リソースプールが設定されており、各無線リソースプールが、直接通信送信を実行するために前記送信側ユーザ端末によって使用可能な無線リソースを示しており、各無線リソースプールに少なくとも1つの優先順位が関連付けられており、
前記送信側ユーザ端末が、
サイドリンク宛先を選択するように構成されているプロセッサであって、
前記プロセッサが、前記少なくとも1つの無線リソースプールの1つを選択するようにさらに構成されており、前記選択される無線リソースプールに、前記選択されたサイドリンク宛先に関連付けられている前記サイドリンク論理チャネルの前記優先順位のうち最も低い優先順位と同じであるかまたはそれより低い優先順位が関連付けられており、
前記プロセッサが、前記選択されたサイドリンク宛先に関連付けられているサイドリンク論理チャネルからの、送信可能な状態にあるサイドリンクデータのうち、送信するサイドリンクデータ量を求めるようにさらに構成されており、
前記プロセッサが、前記求められた量のサイドリンクデータの送信を実行するための送信パラメータを決定するようにさらに構成されている、
前記プロセッサと、
前記求められた量のサイドリンクデータを、前記決定された送信パラメータに基づいて送信するように構成されている送信機と、
を備えている、送信側ユーザ端末。 - 前記プロセッサが、送信可能な状態のデータを有する前記サイドリンク論理チャネルのうち最も高い優先順位を有するサイドリンク論理チャネルに関連付けられているサイドリンク宛先、を選択することによって、前記サイドリンク宛先の前記選択を実行するように構成されている、請求項9に記載の送信側ユーザ端末。
- 前記送信機が、前記求められた量のサイドリンクデータのためのサイドリンク制御情報を、サイドリンク制御情報の送信パターンに基づいて送信するようにさらに構成されており、
オプションとして、前記制御情報が、前記サイドリンクデータを送信するために前記送信側ユーザ端末によって使用される前記送信パラメータのいくつかに関する情報を備えている、請求項9または請求項10に記載の送信側ユーザ端末。 - 通信システムにおいて送信側ユーザ端末から受信側ユーザ端末へのサイドリンク接続を通じて直接通信送信を実行する方法であって、前記送信側ユーザ端末に、複数のサイドリンク論理チャネルが設定されており、各サイドリンク論理チャネルが、サイドリンクデータの可能な宛先としての複数のサイドリンク宛先のうちの1つに関連付けられており、各サイドリンク論理チャネルに優先順位が関連付けられており、
前記送信側ユーザ端末に、少なくとも1つの無線リソースプールが設定されており、各無線リソースプールが、直接通信送信を実行するために前記送信側ユーザ端末によって使用可能な無線リソースを示しており、各無線リソースプールに少なくとも1つの優先順位が関連付けられており、前記方法が、前記送信側ユーザ端末によって実行される以下のステップ、すなわち、
サイドリンク宛先を選択するステップと、
前記少なくとも1つの無線リソースプールの1つを選択するステップと、
前記選択されたサイドリンク宛先に関連付けられており、かつ、前記選択された無線リソースプールに関連付けられている前記少なくとも1つの優先順位の1つである優先順位を有するサイドリンク論理チャネル、からの、送信可能な状態にあるサイドリンクデータのうち、送信するサイドリンクデータ量を求めるステップと、
前記求められた量のサイドリンクデータの送信を実行するための送信パラメータを決定するステップと、
前記求められた量のサイドリンクデータを、前記決定された送信パラメータに基づいて送信するステップと、
を含む、方法。 - 前記送信側ユーザ端末に複数の無線リソースプールが設定されている場合、前記無線リソースプールを選択する前記ステップが、前記選択されたサイドリンク宛先に関連付けられている前記サイドリンク論理チャネルの前記優先順位のうち最も高い優先順位に関連付けられている無線リソースプール、を選択する、請求項12に記載の方法。
- 前記送信パラメータのいくつかが、前記求められたデータ量に基づいて決定され、かつ、
・ 前記選択された無線リソースプールからの時間・周波数無線リソース、変調・符号化方式、サイドリンクデータの送信パターン、サイドリンク制御情報の送信パターン、トランスポートブロックサイズ、
のうちの少なくとも1つを備えている、
請求項12または請求項13に記載の方法。 - 前記サイドリンク宛先を選択する前記ステップが、送信可能な状態のデータを有する前記サイドリンク論理チャネルのうち最も高い優先順位を有するサイドリンク論理チャネルに関連付けられているサイドリンク宛先、を選択する、請求項12から請求項14のいずれか1項に記載の方法。
- 前記求められた量のサイドリンクデータのためのサイドリンク制御情報を、サイドリンク制御情報の送信パターンに基づいて、前記送信側ユーザ端末によって送信するステップ、
をさらに含み、
オプションとして、前記サイドリンク制御情報が、前記サイドリンクデータを送信するために前記送信側ユーザ端末によって使用される前記送信パラメータのいくつかに関する情報を備えている、
請求項12から請求項15のいずれか1項に記載の方法。 - 前記選択された無線リソースプールから前記送信側ユーザ端末によって選択される無線リソースを、前記選択されたサイドリンク宛先に関連付けられており、かつオプションとして、前記選択された無線リソースプールに関連付けられている前記少なくとも1つの優先順位の1つである優先順位を有するサイドリンク論理チャネルに、優先順位の降順に割り当てるために、論理チャネル優先順位付け(LCP)手順を前記送信側ユーザ端末によって実行するステップ、
をさらに含む、請求項12から請求項16のいずれか1項に記載の方法。 - 前記送信パラメータを決定する前記ステップが、前記選択された無線リソースプールから無線リソースを選択するステップを含む、請求項12から請求項17のいずれか1項に記載の方法。
- 送信する前記サイドリンクデータ量を求める前記ステップが、
オプションとして、前記選択された無線リソースプールに関連付けられている前記少なくとも1つの優先順位の1つではない優先順位を有するサイドリンク論理チャネルからのサイドリンクデータに関連付けられるタイマーを動作させることによって、または、前記選択された無線リソースプールに関連付けられている前記少なくとも1つの優先順位の1つである優先順位を有するサイドリンク論理チャネルからの送信されるサイドリンクデータと、前記選択された無線リソースプールに関連付けられている前記少なくとも1つの優先順位の1つではない優先順位を有するサイドリンク論理チャネルからの送信されるサイドリンクデータ、との間の比率を監視することによって、
前記選択されたサイドリンク宛先に関連付けられており、かつ、前記選択された無線リソースプールに関連付けられている前記少なくとも1つの優先順位の1つではない優先順位を有するサイドリンク論理チャネル、からの、送信可能な状態のサイドリンクデータも考慮し、したがって、前記選択された無線リソースプールに関連付けられている前記少なくとも1つの優先順位の1つではない優先順位を有するサイドリンク論理チャネルからのサイドリンクデータが滞留しない、
請求項12から請求項18のいずれか1項に記載の方法。 - 通信システムにおいて送信側ユーザ端末から受信側ユーザ端末へのサイドリンク接続を通じて直接通信送信を実行する方法であって、前記送信側ユーザ端末に、複数のサイドリンク論理チャネルが設定されており、各サイドリンク論理チャネルが、サイドリンクデータの可能な宛先としての複数のサイドリンク宛先のうちの1つに関連付けられており、各サイドリンク論理チャネルに優先順位が関連付けられており、
前記送信側ユーザ端末に、少なくとも1つの無線リソースプールが設定されており、各無線リソースプールが、直接通信送信を実行するために前記送信側ユーザ端末によって使用可能な無線リソースを示しており、各無線リソースプールに少なくとも1つの優先順位が関連付けられており、前記方法が、前記送信側ユーザ端末によって実行される以下のステップ、すなわち、
サイドリンク宛先を選択するステップと、
前記少なくとも1つの無線リソースプールの1つを選択するステップであって、前記選択される無線リソースプールに、前記選択されたサイドリンク宛先に関連付けられている前記サイドリンク論理チャネルの前記優先順位のうち最も低い優先順位と同じであるかまたはそれより低い優先順位が関連付けられている、ステップと、
前記選択されたサイドリンク宛先に関連付けられているサイドリンク論理チャネルからの、送信可能な状態にあるサイドリンクデータのうち、送信するサイドリンクデータ量を求めるステップと、
前記求められた量のサイドリンクデータの送信を実行するための送信パラメータを決定するステップと、
前記求められた量のサイドリンクデータを、前記決定された送信パラメータに基づいて送信するステップと、
を含む、方法。 - 前記サイドリンク宛先を選択する前記ステップが、送信可能な状態のデータを有する前記サイドリンク論理チャネルのうち最も高い優先順位を有するサイドリンク論理チャネルに関連付けられているサイドリンク宛先、を選択する、請求項20に記載の方法。
- 前記求められた量のサイドリンクデータのためのサイドリンク制御情報を、サイドリンク制御情報の送信パターンに基づいて、前記送信側ユーザ端末によって送信するステップ、
をさらに含み、
オプションとして、前記サイドリンク制御情報が、前記サイドリンクデータを送信するために前記送信側ユーザ端末によって使用される前記送信パラメータのいくつかに関する情報を備えている、
請求項20または請求項21に記載の方法。
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