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JP2019220546A - 熱電変換モジュール、及び、熱電変換モジュールの製造方法 - Google Patents

熱電変換モジュール、及び、熱電変換モジュールの製造方法 Download PDF

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JP2019220546A JP2018115920A JP2018115920A JP2019220546A JP 2019220546 A JP2019220546 A JP 2019220546A JP 2018115920 A JP2018115920 A JP 2018115920A JP 2018115920 A JP2018115920 A JP 2018115920A JP 2019220546 A JP2019220546 A JP 2019220546A
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Koya Arai
皓也 新井
雅人 駒崎
Masahito Komazaki
雅人 駒崎
長友 義幸
Yoshiyuki Nagatomo
義幸 長友
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Abstract

【課題】温度サイクルが負荷される条件で使用した場合であっても、熱電変換素子と電極部との接合界面における電気抵抗の上昇を抑制できるとともに、熱電変換モジュールの内部抵抗の上昇を抑制でき、安定して優れた熱電効率を維持することが可能な熱電変換モジュールを提供する。【解決手段】複数の熱電変換素子11と、これら熱電変換素子11の一端側に配設された第1電極部25及び他端側に配設された第2電極部35と、を有し、熱電変換素子11の一端側には、第1絶縁層21と、この第1絶縁層21の一方の面に形成された銅又は銅合金からなる第1電極部25と、を備えた第1絶縁回路基板20が配設され、第1電極部25のうち第1絶縁層21とは反対側の面に、直接、Agめっき層26が形成され、第1電極部25とAgめっき層26との間にNi層が存在せず、このAgめっき層26と熱電変換素子11とが、Agの焼成体28を介して接合されている。【選択図】図1

Description

この発明は、複数の熱電変換素子が電気的に接続してなる熱電変換モジュール、及び、熱電変換モジュールの製造方法に関するものである。
熱電変換素子は、ゼーベック効果あるいはペルティエ効果によって、熱エネルギーと電気エネルギーとを相互に変換可能な電子素子である。
ゼーベック効果は、熱電変換素子の両端に温度差を生じさせると起電力が発生する現象であり、熱エネルギーを電気エネルギーに変換する。ゼーベック効果により発生する起電力は、熱電変換素子の特性によって決まる。近年では、この効果を利用した熱電発電の開発が盛んである。
ペルティエ効果は、熱電変換素子の両端に電極等を形成して電極間で電位差を生じさせると、熱電変換素子の両端に温度差が生じる現象であり、電気エネルギーを熱エネルギーに変換する。このような効果をもつ素子は特にペルティエ素子と呼ばれ、精密機器や小型冷蔵庫などの冷却や温度制御に利用されている。
上述の熱電変換素子を用いた熱電変換モジュールとしては、例えば、n型熱電変換素子とp型熱電変換素子とを交互に直列接続した構造のものが提案されている。
このような熱電変換モジュールにおいては、複数の熱電変換素子の一端側及び他端側にそれぞれ伝熱板が配置され、この伝熱板に配設された電極部によって熱電変換素子同士が直列接続された構造とされている。なお、上述の伝熱板として、絶縁層と電極部とを備えた絶縁回路基板を用いることがある。
そして、熱電変換素子の一端側に配設された伝熱板と熱電変換素子の他端側に配設された伝熱板との間で温度差を生じさせることで、ゼーベック効果によって、電気エネルギーを発生させることができる。あるいは、熱電変換素子に電流を流すことで、ペルティエ効果によって、熱電変換素子の一端側に配設された伝熱板と熱電変換素子の他端側に配設された伝熱板との間に温度差を生じさせることが可能となる。
ここで、上述の熱電変換モジュールにおいて使用される絶縁回路基板として、例えば特許文献1,2に示すように、セラミックス基板の表面に、DBC法等によって銅板を接合して電極を構成したもの(いわゆるDBC基板)が提案されている。
このDBC基板においては、通常、銅板からなる電極の表面に、Niめっき層を形成し、はんだやAgペースト等の接合材を介して、熱電変換素子が接合されている。
特許第4363958号公報 特開2010−109054号公報
ここで、特許文献1、2に記載されたDBC基板を用いた熱電変換モジュールにおいては、大気雰囲気で高温場に配置した際に、Niめっき層が酸化して絶縁性のニッケル酸化物が生じ、熱電変換素子と電極との接合界面における電気抵抗が上昇してしまうおそれがあった。
このため、高温条件で使用した場合に、安定して優れた熱電効率を維持することが困難であった。
この発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、温度サイクルが負荷される条件で使用した場合であっても、熱電変換素子と電極部との接合界面における電気抵抗の上昇を抑制できるとともに、熱電変換モジュールの内部抵抗の上昇を抑制でき、安定して優れた熱電効率を維持することが可能な熱電変換モジュール、及び、熱電変換モジュールの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の熱電変換モジュールは、複数の熱電変換素子と、これら熱電変換素子の一端側に配設された第1電極部を有する第1伝熱板及び他端側に配設された第2電極部を有する第2伝熱板と、を有し、前記第1電極部及び前記第2電極部を介して複数の前記熱電変換素子が電気的に接続してなる熱電変換モジュールであって、前記熱電変換素子の一端側に配設された前記第1伝熱板は、第1絶縁層と、この第1絶縁層の一方の面に形成された銅又は銅合金からなる前記第1電極部と、を備えた第1絶縁回路基板からなり、前記第1電極部のうち前記第1絶縁層とは反対側の面に、直接、Agめっき層が形成され、前記第1電極部と前記Agめっき層との間にNi層が存在せず、このAgめっき層と前記熱電変換素子とが、Agの焼成体を介して接合されていることを特徴としている。
本発明の熱電変換モジュールによれば、前記第1電極部のうち前記第1絶縁層とは反対側の面に、直接、Agめっき層が形成され、前記第1電極部と前記Agめっき層との間にNi層が存在せず、このAgめっき層と前記熱電変換素子とが、Agの焼成体を介して接合されているので、温度サイクルが負荷される条件で使用した場合であっても、前記熱電変換素子と前記第1電極部の間に、絶縁性のニッケル酸化物が生成せず、熱電変換素子と電極部との接合界面における電気抵抗の上昇を抑制できるとともに、熱電変換モジュールの内部抵抗の上昇を抑制でき、安定して優れた熱電効率を維持することができる。
また、Agめっき層とAgの焼成体との接合性が良好であり、第1電極部と前記熱電変換素子とを確実に接合することができる。
ここで、本発明の熱電変換モジュールにおいては、大気中で、前記第2伝熱板側を80℃に固定するとともに、前記第1伝熱板側に450℃から150℃までの熱サイクルを100回負荷した後の内部抵抗上昇率が60%以下であることが好ましい。
この場合、第1伝熱板側に450℃から150℃までの熱サイクルを100回負荷した後の前記熱電変換モジュールの内部抵抗上昇率が60%以下であるため、第1伝熱板側に温度サイクルが負荷された場合であっても、安定して優れた熱電効率を維持することができる。
なお、内部抵抗上昇率Pは、初期の内部抵抗Rと、第2伝熱板側を80℃に固定するとともに第1伝熱板側に450℃から150℃までの熱サイクルを100回負荷した後の熱電変換モジュールの内部抵抗Rとから、以下の式で算出されるものである。
P=((R−R)/R×100)(%)
本発明の熱電変換モジュールの製造方法は、複数の熱電変換素子と、これら熱電変換素子の一端側に配設された第1電極部を有する第1伝熱板及び他端側に配設された第2電極部を有する第2伝熱板と、を有し、前記第1電極部及び前記第2電極部を介して複数の前記熱電変換素子が電気的に接続してなる熱電変換モジュールの製造方法であって、前記熱電変換素子の一端側に配設された前記第1伝熱板は、第1絶縁層と、この第1絶縁層の一方の面に形成された銅又は銅合金からなる前記第1電極部と、を備えた第1絶縁回路基板からなり、前記第1電極部のうち前記第1絶縁層とは反対側の面に、Niめっき層を形成することなく、直接、Agめっき層を形成するAgめっき工程と、前記第1絶縁回路基板の前記Agめっき層の表面に、Agを含むAg接合材を介して、前記熱電変換素子を積層する積層工程と、前記熱電変換素子と前記第1絶縁回路基板とを積層方向に加圧するとともに加熱して、前記熱電変換素子を接合する熱電変換素子接合工程と、を備えていることを特徴としている。
このような構成とされた熱電変換モジュールの製造方法によれば、前記第1電極部のうち前記第1絶縁層とは反対側の面に、Niめっき層を形成することなく、直接、Agめっき層を形成するAgめっき工程を、備えているので、前記第1電極部と前記Agめっき層との間にNi層が存在せず、温度サイクルが負荷される条件で使用した場合であっても、前記熱電変換素子と前記第1電極部の間に、絶縁性のニッケル酸化物が生成せず、熱電変換素子と電極部との接合界面における電気抵抗の上昇を抑制できるとともに、熱電変換モジュールの内部抵抗の上昇を抑制でき、安定して優れた熱電効率を維持することが可能な熱電変換モジュールを製造することができる。
また、第1電極部の表面に形成されたAgめっき層と熱電変換素子が、Agを含むAg接合材を介して接合しているので、第1電極部と熱電変換素子とを確実に接合することが可能となる。
本発明によれば、温度サイクルが負荷される条件で使用した場合であっても、熱電変換素子と電極部との接合界面における電気抵抗の上昇を抑制できるとともに、熱電変換モジュールの内部抵抗の上昇を抑制でき、安定して優れた熱電効率を維持することが可能な熱電変換モジュール、及び、熱電変換モジュールの製造方法を提供することが可能となる。
本発明の実施形態である熱電変換モジュールの概略説明図である。 本発明の実施形態である熱電変換モジュールにおける電極部と熱電変換素子との接合界面の拡大説明図である。 本発明の実施形態である熱電変換モジュールの製造方法を示すフロー図である。 本発明の実施形態である熱電変換モジュールの製造方法の概略説明図である。 本発明の実施形態である熱電変換モジュールの製造方法の概略説明図である。 本発明の他の実施形態である熱電変換モジュールの概略説明図である。 実施例における熱サイクル数と電気抵抗の関係を示す図である。 実施例における界面の観察結果を示す図である。(a)が比較例、(b)が本発明例である。
以下に、本発明の実施形態について添付した図面を参照して説明する。なお、以下に示す各実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。また、以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために、便宜上、要部となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
本実施形態に係る熱電変換モジュール10は、図1に示すように、複数の柱状をなす熱電変換素子11と、この熱電変換素子11の長さ方向の一端側(図1において下側)に配設された第1伝熱板20と、熱電変換素子11の長さ方向の他端側(図1において上側)に配設された第2伝熱板30と、を備えている。
ここで、図1に示すように、熱電変換素子11の一端側に配設された第1伝熱板20には第1電極部25が形成され、熱電変換素子11の他端側に配設された第2伝熱板30には第2電極部35が形成されており、これら第1電極部25及び第2電極部35によって、複数の柱状をなす熱電変換素子11が電気的に直列接続されている。
第1伝熱板20は、第1絶縁層21と、この第1絶縁層21の一方の面(図1において上面)に形成された第1電極部25と、を備えた第1絶縁回路基板で構成されている。
なお、本実施形態では、第1伝熱板20となる第1絶縁回路基板においては、図1に示すように、第1絶縁層21の他方の面(図1において下面)に、第1放熱層27が形成されている。
第1絶縁層21は、例えば窒化アルミニウム(AlN)、窒化ケイ素(Si)、アルミナ(Al)等の絶縁性の高いセラミックス材料、あるいは、絶縁樹脂等で構成されている。本実施形態では、第1絶縁層21は窒化アルミニウム(AlN)で構成されている。
ここで、窒化アルミニウムからなる第1絶縁層21の厚さは、100μm以上2000μm以下の範囲内とされている。
第1電極部25は、銅又は銅合金で構成されており、この第1電極部25の第1絶縁層21とは反対側の面に、第1Agめっき層26が形成されている。
なお、第1電極部25は、第1絶縁層21の一方の面(図1において上面)にパターン状に形成されている。また、第1Agめっき層26は、第1電極部25の表面に直接形成されており、Niめっき層等は介在していない。
ここで、第1電極部25は、その厚さが50μm以上1000μm以下の範囲内とされている。
なお、第1電極部25は、図4に示すように、第1絶縁層21の一方の面に、第1銅板45が接合されることにより形成されている。第1銅板45は、銅又は銅合金で構成されている。本実施形態では、無酸素銅の圧延板とされている。
第1Agめっき層26は、第1電極部25の表面に直接形成されたものであり、その厚さが0.1μm以上10μm以下の範囲内とされている。
本実施形態では、第1Agめっき層26は、図1に示すように、第1電極部25の第1絶縁層21とは反対側の面の全面に形成されている。
第1放熱層27は、銅又は銅合金で構成されている。本実施形態では、第1放熱層27は、図4に示すように、第1絶縁層21の他方の面に、放熱用銅板47が接合されることにより形成されている。本実施形態においては、放熱用銅板47は、無酸素銅の圧延板とされている。
なお、本実施形態においては、第1放熱層27は、その厚さが50μm以上1000μm以下の範囲内とされている。
第2伝熱板30は、第2絶縁層31と、この第2絶縁層31の一方の面(図1において下面)に形成された第2電極部35と、を備えた第2絶縁回路基板で構成されている。
なお、本実施形態では、第2伝熱板30となる第2絶縁回路基板においては、図1に示すように、第2絶縁層31の他方の面(図1において上面)に、第2放熱層37が形成されている。
第2絶縁層31は、例えば窒化アルミニウム(AlN)、窒化ケイ素(Si)、アルミナ(Al)等の絶縁性の高いセラミックス材料、あるいは、絶縁樹脂等で構成されている。本実施形態では、第2絶縁層31は窒化アルミニウム(AlN)で構成されている。
ここで、窒化アルミニウムからなる第2絶縁層31の厚さは、100μm以上2000μm以下の範囲内とされている。
第2電極部35は、銅又は銅合金で構成されており、この第2電極部35の第2絶縁層31とは反対側の面に第2Agめっき層36が形成されている。
なお、第2電極部35は、第2絶縁層31の一方の面(図1において下面)にパターン状に形成されている。なお、第2Agめっき層36は、第2電極部35の表面に直接形成されており、Niめっき層等は介在していない。
ここで、第2電極部35は、その厚さが50μm以上1000μm以下の範囲内とされている。
なお、第2電極部35は、図4に示すように、第2絶縁層31の一方の面に、第2銅板55が接合されることにより形成されている。第2銅板55は、銅又は銅合金で構成されている。本実施形態では、無酸素銅の圧延板とされている。
第2Agめっき層36は、第2電極部35の表面に直接形成されたものであり、その厚さが0.1μm以上10μm以下の範囲内とされている。
本実施形態では、第2Agめっき層36は、図1に示すように、第2電極部35の第2絶縁層31とは反対側の面の全面に形成されている。
第2放熱層37は、銅又は銅合金で構成されている。本実施形態では、第2放熱層37は、図4に示すように、第2絶縁層31の他方の面に、放熱用銅板57が接合されることにより形成されている。本実施形態においては、放熱用銅板57は、無酸素銅の圧延板とされている。
なお、本実施形態においては、第2放熱層37は、その厚さが50μm以上1000μm以下の範囲内とされている。
熱電変換素子11は、n型熱電変換素子11aとp型熱電変換素子11bとを有しており、これらn型熱電変換素子11aとp型熱電変換素子11bが交互に配列されている。
n型熱電変換素子11a及びp型熱電変換素子11bは、例えば、テルル化合物、スクッテルダイト、充填スクッテルダイト、ホイスラー、ハーフホイスラー、クラストレート、シリサイド、酸化物、シリコンゲルマニウム等の焼結体で構成されている。
n型熱電変換素子11aの材料として、例えば、BiTe、PbTe、LaTe、CoSb、FeVAl、ZrNiSn、BaAl16Si30、MgSi、FeSi、SrTiO、CaMnO、ZnO、SiGeなどが用いられる。
また、p型熱電変換素子11bの材料として、例えば、BiTe、SbTe、PbTe、TAGS(=Ag‐Sb‐Ge‐Te)、ZnSb、CoSb、CeFeSb12、Yb14MnSb11、FeVAl、MnSi1.73、FeSi、NaxCoO、CaCo、BiSrCo、SiGeなどが用いられる。
なお、ドーパントにより、n型とp型の両方をとれる化合物と、n型かp型のどちらか一方のみの性質をもつ化合物がある。
ここで、電極部(第1電極部25、第2電極部35)と熱電変換素子11との接合界面の構造について、図2を参照して説明する。
電極部(第1電極部25、第2電極部35)と熱電変換素子11とは、Agを含むAg接合材を介して接合されている。なお、本実施形態では、Ag接合材として、Ag粒子を含むAgペーストを用いている。
熱電変換素子11の一端面及び他端面には、図2に示すように、メタライズ層12がそれぞれ形成されている。メタライズ層12としては、例えば、銀、コバルト、タングステン、モリブデン等や、あるいはそれらの金属繊維でできた不織布等を用いることができる。なお、メタライズ層12の最表面(第1電極部25及び第2電極部35との接合面)には、Au又はAgで構成された貴金属層13が形成されている。
そして、第1電極部25に形成された第1Agめっき層26と、熱電変換素子11の一端面に形成された貴金属層13との間に、Agペースト48の焼成体からなる第1銀焼成層28が形成されており、第2電極部35に形成された第2Agめっき層36と、熱電変換素子11の他端面に形成された貴金属層13と、の間に、Agペースト58の焼成体からなる第2銀焼成層38が形成されている。
ここで、本実施形態においては、大気中で、第2伝熱板30側を80℃に固定し、第1伝熱板20側に450℃←→150℃の熱サイクルを100回負荷した後の熱電変換モジュール10の内部抵抗上昇率が60%以下であることが好ましい。
次に、上述した本実施形態である熱電変換モジュール10の製造方法について、図3から図5を参照して説明する。
(銅板接合工程S01)
まず、図4に示すように、第1絶縁層21の一方の面に第1銅板45を接合して第1電極部25を形成するとともに、第2絶縁層31の一方の面に第2銅板55を接合して第2電極部35を形成する。
なお、本実施形態では、図4に示すように、第1絶縁層21の他方の面に放熱用銅板47を接合することで第1放熱層27を形成するとともに、第2絶縁層31の他方の面に放熱用銅板57を接合することで第2放熱層37を形成する。
ここで、第1絶縁層21と第1銅板45及び放熱用銅板47の接合方法、並びに、第2絶縁層31と第2銅板55及び放熱用銅板57の接合方法は、特に制限はなく、例えばAg−Cu−Ti系ろう材を用いた活性金属ろう付け法やDBC法を適用してもよい。
本実施形態では、図4に示すように、Ag−Cu−Ti系ろう材49,59を用いて、第1絶縁層21と第1銅板45及び放熱用銅板47、並びに、第2絶縁層31と第2銅板55及び放熱用銅板57を接合している。
(Agめっき層形成工程S02)
次に、第1電極部25の一方の面に第1Agめっき層26を形成し、第2電極部35の一方の面に第2Agめっき層36を形成する。
なお、めっき方法に特に制限はなく、電解めっき法や無電解めっき法等を適用すればよい。
(Ag接合材配設工程S03)
次に、第1Agめっき層26及び第2Agめっき層36の表面に、Ag接合材であるAgペースト48,58を塗布する。なお、本実施形態においては、図4及び図5に示すように、熱電変換素子11が配設される領域にのみ部分的に塗布している。
Agペースト48,58の塗布厚さは、1μm以上100μm以下の範囲内とするとよい。
ここで、上述のAgペースト48,58は、Ag粉末と、溶剤とを含むものとされている。なお、必要に応じて樹脂や分散剤を含有しても良い。Agペースト48,58に含まれるAg粉末は、その平均粒径が0.1μm以上20μm以下の範囲内とされていることが好ましい。さらに、このAgペースト48,58は、その粘度を10Pa・s以上100Pa・s以下の範囲内とするとよい。
(積層工程S04)
次に、熱電変換素子11の一端側(図5において下側)に、Agペースト48を介して第1伝熱板20を積層するとともに、熱電変換素子11の他端側(図5において上側)に、Agペースト58を介して第2伝熱板30を積層する。
(熱電変換素子接合工程S05)
次に、第1伝熱板20と熱電変換素子11と第2伝熱板30とを積層方向に加圧するとともに加熱して、Agペースト48,58を焼成することにより、熱電変換素子11と第1電極部25、及び、熱電変換素子11と第2電極部35とを接合する。
この熱電変換素子接合工程S05においては、加圧荷重が10MPa以上50MPa以下の範囲内、加熱温度が300℃以上400℃以下の範囲内とされている。また、本実施形態においては、上述の加熱温度での保持時間が5分以上60分以下の範囲内、雰囲気が大気雰囲気とされている。
以上のようにして、本実施形態である熱電変換モジュール10が製造される。
このようにして得られた本実施形態である熱電変換モジュール10においては、例えば、第1伝熱板20を高温場(例えば200℃以上450℃以下の範囲)に配置し、第2伝熱板30を低温場(例えば10℃以上80℃以下の範囲)に配置して使用され、熱エネルギーと電気エネルギーとの変換が実施される。
以上のような構成とされた本実施形態である熱電変換モジュール10においては、第1電極部25のうち第1絶縁層21とは反対側の面に、直接、第1Agめっき層26形成され、第1電極部25と第1Agめっき層26との間にNi層が存在せず、この第1Agめっき層26と熱電変換素子11とが、Agペースト48の焼成体からなる第1銀焼成層28を介して接合されているので、高温条件で使用した場合であっても、熱電変換素子11と第1電極部25の間に、絶縁性のニッケル酸化物が生成せず、熱電変換素子11と第1電極部25との接合界面における電気抵抗の上昇を抑制でき、安定して優れた熱電効率を維持することができる。
また、第1Agめっき層26と第1銀焼成層28との接合性が良好であり、第1電極部25と熱電変換素子11とを確実に接合することができる。
また、本実施形態においては、第2電極部35のうち第2絶縁層31とは反対側の面に、直接、第2Agめっき層36が形成され、第2電極部35と第2Agめっき層36との間にNi層が存在せず、この第2Agめっき層36と熱電変換素子11とが、Agペースト58の焼成体からなる第2銀焼成層38を介して接合されているので、高温条件で使用した場合であっても、熱電変換素子11と第2電極部35の間に、絶縁性のニッケル酸化物が生成せず、熱電変換素子11と第2電極部35との接合界面における電気抵抗の上昇を抑制でき、安定して優れた熱電効率を維持することができる。
また、第2Agめっき層36と第2銀焼成層38との接合性が良好であり、第2電極部35と熱電変換素子11とを確実に接合することができる。
さらに、本実施形態において、大気中で、第2伝熱板30側を80℃に固定し、第1伝熱板20側に450℃←→150℃の熱サイクルを100回負荷した後の熱電変換モジュール10の内部抵抗上昇率が60%以下とされている場合には、第1伝熱板20側に温度サイクルが負荷された場合であっても、安定して優れた熱電効率を維持することができる。
さらに、本実施形態である熱電変換モジュール10の製造方法によれば、第1電極部25のうち第1絶縁層21とは反対側の面に、Niめっき層を形成することなく、直接、第1Agめっき層26を形成するAgめっき層形成工程S02を、備えているので、第1電極部25と第1Agめっき層26との間にNi層が存在せず、熱電変換素子11と第1電極部25との接合界面における電気抵抗の上昇を抑制できるとともに、熱電変換モジュールの内部抵抗の上昇を抑制でき、安定して優れた熱電効率を維持することが可能な熱電変換モジュール10を製造することができる。
また、第1電極部25の表面に形成された第1Agめっき層26と熱電変換素子11とを、Agを含むAg接合材(Agペースト48)を介して接合しているので、第1電極部25と熱電変換素子11とを確実に接合することが可能となる。
また、本実施形態においては、Agめっき層形成工程S02において、第2電極部35のうち第2絶縁層31とは反対側の面に、Niめっき層を形成することなく、直接、第2Agめっき層36を形成しているので、第2電極部35と第2Agめっき層36との間にNi層が存在せず、熱電変換素子11と第2電極部35との接合界面における電気抵抗の上昇を抑制できるとともに、熱電変換モジュール10の内部抵抗の上昇を抑制でき、安定して優れた熱電効率を維持することが可能な熱電変換モジュール10を製造することができる。
また、第2電極部35の表面に形成された第2Agめっき層36と熱電変換素子11が、Agを含むAg接合材(Agペースト58)を介して接合しているので、第2電極部35と熱電変換素子11とを確実に接合することが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、Agを含むAg接合材として、Agペーストを例に挙げて説明したが、これに限定されることはなく、酸化銀と還元剤とを含む酸化銀ペーストを用いてもよい。また、Ag粒子として、粒径がナノメートルサイズとされたナノAgペーストを用いてもよい。
また、本実施形態では、Agペーストの焼成体からなる第1銀焼成層28及び第2銀焼成層38を、熱電変換素子が配設された領域に形成したものとして説明したが、これに限定されることはなく、図6に示すように、第1電極部25及び第2電極部35の全面にそれぞれ第1銀焼成層128及び第2銀焼成層138が形成された構造の熱電変換モジュール110であってもよい。
また、本実施形態では、熱電変換素子11の他端側に第2伝熱板30として第2絶縁回路基板を配設するものとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば、熱電変換素子11の他端側に第2電極部を配置するとともに絶縁基板を積層し、この絶縁基板を積層方向に押圧することによって、第2伝熱板を構成してもよい。
本発明の有効性を確認するために行った確認実験について説明する。
上述した実施形態と同様の方法で熱電変換モジュールを作製した。
熱電変換素子として、3mm×3mm×5mmtの最表面がAuであるメタライズ層が形成されたシリコンゲルマニウム素子を用い、PN対を12対用いた。
絶縁層として厚さ0.635mmの窒化アルミニウムを用い、この絶縁層の一方の面に、厚さ0.2mmの無酸素銅の圧延板を接合して電極部を形成するとともに、絶縁層の他方の面に、厚さ0.2mmの無酸素銅の圧延板を接合して放熱層を形成した。これにより、第1伝熱板(第1絶縁回路基板)及び第2伝熱板(第2絶縁回路基板)を形成した。
そして、本発明例では、電極部の表面にAgめっき層を形成した。また、比較例では、電極部の表面に表1に示す厚さのNiめっき層を形成し、さらにその上にAgめっき層を形成した。
上述の熱電変換素子の一端側及び他端側にそれぞれ上述の絶縁回路基板を配設し、熱電変換素子と電極部との間に、上記実施形態の通り、Agペーストを塗布し、加圧・加熱し、Agペーストを焼成・焼結して、電極部と熱電変換素子とを接合した。これにより、熱電変換モジュールを製造した。
得られた熱電変換モジュールについて、初期抵抗の測定、及び、熱サイクル負荷後の抵抗の測定、界面観察を、以下のように実施した。
(初期抵抗)
作製した熱電変換モジュールの第1伝熱板側(高温側)の温度を450℃、第2伝熱板側(低温側)の温度を80℃とした。このように温度差を与えた状態で、熱電変換モジュールの出力端子間に可変抵抗を設置し、抵抗を変化させて電流値と電圧値を測定し、横軸を電流値、縦軸を電圧値としたグラフを作成し、このグラフにおいて、電流値が0のときの電圧値を開放電圧とし、電圧値が0のときの電流値を最大電流とし、このグラフにおいて、開放電圧と最大電流を直線で結び、その直線の傾きを熱電変換モジュールの初期抵抗とした。評価結果を表1に示す。
(熱サイクル負荷後の電気抵抗)
低温側を80℃に固定し、高温側に450℃←→150℃の熱サイクルを100回実施した。上述の熱サイクルを負荷し、サイクル回数毎に電気抵抗を、上述の方法によって測定した。測定結果を図7に示す。白丸が比較例、黒丸が本発明例である。また、熱サイクルを100回負荷後の電気抵抗、及び、初期抵抗との比を評価した。評価結果を表1に示す。
(界面観察)
熱サイクルを100回負荷後の本発明例及び比較例の熱電変換モジュールの高温側の電極部と熱電変換素子との界面を観察した。走査型電子顕微鏡(日本電子社製 FE−EPMA JXA−8530F)により、FE−EPMAで加速電圧15kV、電流量50nAの電子線を照射し、界面を中心に150μm四方の範囲を走査し、発生する特性エックス線から各元素の分布を調べ、Ni,O,Cu,Agの元素マッピングを得た。評価結果を図8に示す。(a)が比較例、(b)が本発明例である。
Niめっき層を形成した比較例においては、図7に示すように、熱サイクル数が増えるにしたがい電気抵抗が上昇した。そして、熱サイクルを100回負荷後の電気抵抗(内部抵抗)が高くなり、内部抵抗上昇率が3.4×10%と高くなった。また、図8(a)に示すように、接合界面にNiが層状に存在し、このNiとともにOが層状に存在していることが確認された。この層状のニッケル酸化物によって、内部抵抗が上昇したと推測される。
これに対して、Niめっき層を形成せずに、電極部の表面に、直接、Agめっき層を形成した本発明例においては、図7に示すように、熱サイクル数が増えても電気抵抗(内部抵抗)が大きく上昇しなかった。そして、熱サイクルを100回負荷後の電気抵抗は比較的低く、内部抵抗上昇率は5.7×10%であった。また、図8(b)に示すように、接合界面にNiが存在しておらず、Oが層状に存在していなかった。
以上のことから、本発明によれば、温度サイクルが負荷される条件で使用した場合であっても、熱電変換素子と電極部との接合界面における電気抵抗の上昇を抑制できるとともに、熱電変換モジュールの内部抵抗の上昇を抑制でき、安定して優れた熱電効率を維持することが可能な熱電変換モジュールを提供可能であることが確認された。
10 熱電変換モジュール
11 熱電変換素子
20 第1伝熱板(第1絶縁回路基板)
21 第1絶縁層
25 第1電極部
30 第2伝熱板(第2絶縁回路基板)
31 第2絶縁層
35 第2電極部

Claims (3)

  1. 複数の熱電変換素子と、これら熱電変換素子の一端側に配設された第1電極部を有する第1伝熱板及び他端側に配設された第2電極部を有する第2伝熱板と、を有し、前記第1電極部及び前記第2電極部を介して複数の前記熱電変換素子が電気的に接続してなる熱電変換モジュールであって、
    前記熱電変換素子の一端側に配設された前記第1伝熱板は、第1絶縁層と、この第1絶縁層の一方の面に形成された銅又は銅合金からなる前記第1電極部と、を備えた第1絶縁回路基板からなり、
    前記第1電極部のうち前記第1絶縁層とは反対側の面に、直接、Agめっき層が形成され、前記第1電極部と前記Agめっき層との間にNi層が存在せず、
    このAgめっき層と前記熱電変換素子とが、Agの焼成体を介して接合されていることを特徴とする熱電変換モジュール。
  2. 大気中で、前記第2伝熱板側を80℃に固定するとともに、前記第1伝熱板側に450℃から150℃までの熱サイクルを100回負荷した後の内部抵抗上昇率が60%以下であることを特徴とする請求項1に記載の熱電変換モジュール。
  3. 複数の熱電変換素子と、これら熱電変換素子の一端側に配設された第1電極部を有する第1伝熱板及び他端側に配設された第2電極部を有する第2伝熱板と、を有し、前記第1電極部及び前記第2電極部を介して複数の前記熱電変換素子が電気的に接続してなる熱電変換モジュールの製造方法であって、
    前記熱電変換素子の一端側に配設された前記第1伝熱板は、第1絶縁層と、この第1絶縁層の一方の面に形成された銅又は銅合金からなる前記第1電極部と、を備えた第1絶縁回路基板からなり、
    前記第1電極部のうち前記第1絶縁層とは反対側の面に、Niめっき層を形成することなく、直接、Agめっき層を形成するAgめっき工程と、
    前記第1絶縁回路基板の前記Agめっき層の表面に、Agを含むAg接合材を介して、前記熱電変換素子を積層する積層工程と、
    前記熱電変換素子と前記第1絶縁回路基板とを積層方向に加圧するとともに加熱して、前記熱電変換素子を接合する熱電変換素子接合工程と、
    を備えていることを特徴とする熱電変換モジュールの製造方法。
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