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JP2019218038A - 昇降式ホーム柵 - Google Patents

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JP2019218038A JP2018130277A JP2018130277A JP2019218038A JP 2019218038 A JP2019218038 A JP 2019218038A JP 2018130277 A JP2018130277 A JP 2018130277A JP 2018130277 A JP2018130277 A JP 2018130277A JP 2019218038 A JP2019218038 A JP 2019218038A
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Shogo Mikami
省吾 三上
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Abstract

【課題】上下複数段ある遮断部材が上昇し終えた位置にあるときには、列車の乗降口のよりも高い位置にあり、遮断部材が下降し終えた位置にあるときには、人や荷物の潜り抜けが確実に防止できる昇降式ホーム柵にする。【解決手段】昇降構造を有する左右一対の支柱2,2と、各支柱2,2間に上下複数段に架設された遮断部材6とを有する。各支柱2,2は3段の伸縮による昇降構造を有する。遮断部材6は、この昇降により早い速度で昇降する。遮断部材6は、複数段の支柱の昇降によって、安全な高い位置まで上昇する。遮断部材6の下降時には、人の潜り抜けが全く出来ない上下間隔になる。【選択図】図1

Description

本願発明は、上下複数段ある遮断部材が上昇し終えた位置にあるときには、人の通行に安全な高さの位置にあり、遮断部材が下降し終えた位置にあるときには、人や荷物の潜り抜けが確実に防止でき、列車のドアの位置や数の違いにも対応できる、昇降式ホーム柵に関する。
駅のプラットホームから軌道上に人が転落するのを防止する装置に、ホームドア、昇降式のホーム柵等がある。
ホームドアは、列車のドアの開閉と同じ向きで開閉するため、開閉のタイミングを合わせ易いが、設置コストが高価であり、列車によってドアの数に違いがある場合には対応出来ない。
特許文献1に開示の昇降式のホーム柵は、これらの不具合が解消されている。
特許文献の図1に示ように、遮断部材が上昇し終えたときには、最下段の遮断部材の位置は列車の乗降口よりも高い位置にある。遮断部材が下降し終えたときには、人の通行を阻止して、人が誤って軌道上に転落するのを防止する位置にある。
この2つの位置を確保すると、各遮断部材の上下間隔、及び最下段の遮断部材とプラットホームとの間の間隔は、人の通行を阻止することが出来ても、比較的広い間隔になる。このため、例えば、泥酔した人などが上半身を傾けて遮断部材に凭(もた)れた場合、子供や大人がプラットホーム上で滑って転倒した場合である。これらの場合では、人が遮断部材を潜り抜ける可能性がある。
また、小型キャリーバッグ程度の大きさの荷物が、手から離れて転がって軌道上に落下する可能性もある。
ホーム柵は、更なる万が一の事態にも想定したものであることが望まれる。
同特許文献の図9、図10に示すように、遮断部材の本数を増やせば、中3本の遮断部材どうしの間隔は狭くなるが、最上段と2段目の遮断部材どうしの間隔と、最下段の遮断部材とプラットホームとの間の間隔は、いずれも比較的広いままである。
例えば、本願添付図の図10に示すように、支柱2,2を2段構造にした構造のホーム柵の場合にも、最上段の遮断部材6aと昇降支柱2Sとの位置関係が一定であるため、各遮断部材の上下間隔、及び最下段の遮断部材2eとプラットホームPHとの間の間隔は、比較的広い状態になる。
特開2016−120744号公報
本願発明が解決しようとする課題は、上下複数段ある遮断部材が上昇し終えた位置にあるときには、列車の乗降口のよりも高い位置にあり、遮断部材が下降し終えた位置にあるときには、人や荷物の潜り抜けが確実に防止できる、列車のドアの位置や数の違いにも対応できる、設置費用を抑えた、昇降式ホーム柵にすることにある。
請求項1に対応した本願発明に係る昇降式ホーム柵は、次の構成を備える。
(1)駅のプラットホームの側端近傍個所に設置される昇降式のホーム柵である。
(2)昇降構造を有する左右一対の支柱と、該各支柱間において上下複数段に架設された遮断部材とを有する。
(3)前記各支柱は、前記プラットホーム上に固定された固定支柱と、該固定支柱の内側から上方に昇降自在に支持された第1昇降支柱と、該第1昇降支柱の内側から上方に昇降自在に支持された第2昇降支柱とを有する。
(4)前記固定支柱内には、モータの回転駆動を縦直線方向に変換して前記第1昇降用支柱を昇降させる動力伝達構造を有する。
(5)前記第2昇降支柱は、前記第1昇降用支柱の側壁に支持された吊下げ用プーリと、該吊下げ用プーリに掛けられたて吊下部材との組合せによって吊下げられて、前記第1昇降支柱とともに前記滑車が昇降すると、前記第2昇降支柱が同じ方向に更に昇降する。
(6)前記遮断部材は、前記第2昇降支柱内に支持した上部プーリと下部プーリとの間に巻架された巻架部材に支持されて、前記第1昇降支柱の昇降に伴う前記巻架部材の昇降操作によって、昇降範囲が広く、しかも比較的速い速度で昇降させるように構成されている。
請求項2に対応する昇降式ホーム柵は、次の構成を備える。
(1)請求項1に記載の構成を備える。
(2)前記第1昇降支柱用駆動部は、前記固定支柱内に配設されたモータと、該モータの駆動により回転する縦向きのボールねじとを有し、該ボールねじのねじ軸部が前記モータの駆動により回転すると、該ボールねじのナット部が昇降方向に直線移動して、該ナット部を装着した前記第1昇降用支柱が昇降するように構成されている。
本願発明に係る昇降式ホーム柵によれば、複数段の支柱が同時に昇降し、しかも左右の支柱間に架けた遮断部材がこの昇降と共に更に昇降するため、遮断部材の昇降が列車のドアの開閉に遅れない。
また、各遮断部材を支持している上側の第2昇降支柱がプラットホーム近くまで下降する構造であるため、子供や、滑って転倒した人、荷物などが、遮断部材から潜り抜けて軌道上に人が転落したり落下することが確実に防止できる。
また、複数段ある左右の支柱の昇降が、各1個のモータで行えるため、製造コストが抑えられる。
また、左右の支柱相互の間隔と、遮断部材の間隔が自由に設計できるため、列車のドアの位置や枚数の違いにも対応できる。
前記第1昇降用支柱の昇降をさせる構造が、モータを動力源とするボールねじを用いた構造を備えた請求項2に対応した昇降式ホーム柵によれば、ボールねじは耐荷重特性に優れているため、万が一にも第1昇降部材が落下することはない。また、ボールねじのねじ軸と第1昇降支柱に取り付けたナットとが多数個の鋼球を介して点支持されているため、第1昇降支柱を円滑に昇降させることが出来る。
本願発明実施形態に係る昇降式ホーム柵を示した図であり、(a)は遮断部材が上昇し終えた位置で示され、(b)は遮断部材が下降し終えた位置で示されている。 (a)は支柱の支持構造の一例を示した正面図、(b)は同じく側面断面図。 片側の支柱の昇降構造を上昇し終えた状態で示した正面断面図。 片側の支柱の内部構造を示した拡大平面断面図。 (a)はボールねじの断面部分を含む斜視図、(b)はボールねじ内部の支持構造を示した正面部分断面図。 支柱と遮断部材が上昇し終えた状態で示す片側の支柱内を示した正面断面図。 片側の支柱の昇降構造を下降し終えた状態で示す正面断面図。 支柱と遮断部材が下降し終えた状態で示す片側の支柱内を示した正面断面図。 (a)〜(d)は遮断部材の支持構造を示し、(a)は金属パイプによる遮断部材を示し、(b)はワイヤーを筒状クッション材で覆われた遮断部材を示し、(c)は遮断部材が下降し終えたときの支持構造を示し、(d)は遮断部材が上昇し終えたときの支持構造を示している。 支柱が2段構造の従来型昇降式プラットホーム柵を示した図であり、(a)は遮断部材が上昇し終えた位置で示され、(b)は遮断部材が下降し終えた位置で示されている。
[概要]
図1(a)(b)と図2に示す昇降式ホーム柵1は、昇降構造を有する左右一対の支柱2,2と、支柱2,2間に架けられた上下5段の遮断部材6とを備えており、駅のプラットホームPHの側端近傍個所に設置される。
プラットホームPHの前に列車が到着してドアが開く直前までは、遮断部材6は図1(b)に示す下降し終えた位置にある。
この位置では、最下段の遮断部材6eはプラットホームPH上に接近した高さの位置(例えば、プラットホームPH上から20cmの高さの位置。)にある。この高さは小型キャリーバッグ程度の大きさの荷物や転倒した人が潜り抜けない高さであるため、手から離れて転がったキャリーバッグ等の荷物が軌道上に落下するのを防止し、転倒した人が軌道上に転落するのを防止する。
この位置では、各遮断部材6a〜6e相互の間隔も、泥酔した人などが誤って横向き姿勢で凭(もた)れても、遮断部材を潜(くぐ)り抜けることはない。
列車が駅に到着して停止してドアが開き始めるときまでに、支柱2,2が上昇して遮断部材6を列車の乗降口の上方の高さの位置まで上昇させる。
支柱2,2は伸縮構造であり、支柱2,2の上昇とともに、遮断部材6a〜6e相互の間隔も狭くなるため、遮断部材6の昇降は早い速度で行われることになる。
支柱2,2の昇降はモータ駆動により行われ、遮断部材6の個別の昇降は支柱2,2の昇降と機械的に連動して行われる。これについての詳細は後述する。前記モータ駆動は、駅に到着した列車の停止検知信号、列車のドアの開閉操作信号等によって動作する他、車掌や駅員による電気スイッチの操作によっても動作する。
プラットホームPHの強度が弱い場合や、プラットホームPHが老朽している場合には、図2(a)(b)に示すように、プラットホームPH下方の地面からプラットホームPH上に向けて土台柱Fを構築して、この上に支柱2,2を設置する。土台柱Fは、型鋼、又は鉄筋コンクリート製である。
以下、一方の片側の支柱2の各部の詳細な構造と動作等を詳述する。他方の片側の支柱2も同じ構造であり、同じ動作をする。
[支柱2]
支柱2は、固定支柱3と、第1昇降支柱4と、第2昇降支柱5とが、上昇と上昇後の下降とが自在となるように組付けられた、伸縮構造を有する。
左右の支柱2,2の対向面には、遮断部材6を上下移動自在に突入させる長孔又はスリット(いずれも不図示)が設けられている。
[固定支柱3]
図3及び図4に示すように、固定支柱3は、プラットホームPH上に固定される基台31と、方形縦長の側板32と、天板33とが組付けられた大型で縦長の箱型形状であり、天板33の一部は第1昇降支柱4を突出させるために開口されている。
固定支柱3内には、第1昇降支柱4と、第1昇降支柱駆動部7等が支持されている。図3以降で図示する実施形態では、第1昇降支柱駆動部7は、モータ8と、ボールねじ9と、大小2個の傘歯車14,15等で構成されている。
[第1昇降支柱4]
図3及び図4に示すように、第1昇降支柱4は、縦方向に長い各箱構造を有し、ボールねじ9とガイドローラ16,16・・とによって、横ブレ無く昇降自在に固定支柱3に支持されている。ガイドローラ16に代えてボールねじ9とガイドレールとによって第1昇降支柱4を支持させてもよい。図示していないが、第1昇降支柱4の昇降の重量負担軽減と、より一層の円滑な昇降を図るため、滑車でバランスウエイトを吊り下げるようにしてもよい。滑車は固定支柱3に取付けられ、バランスウエイトは、滑車に掛けたワイヤーの一端部に装着されている。第1昇降支柱4は、このワイヤーの他端部に装着されている。
ボールねじ9は、ねじ軸10とナット11とを組合せた外観形状を有する。本実施例では、丈夫な支持構造にするため、ナット11は2個用いられている。ねじ軸10は、図3に示すように、固定支柱3内に縦向き姿勢で円滑回転自在に支持されている。13はスラスト軸受けである。ナット11,11は、第1昇降支柱4の側面に装着されている。
大径の傘歯車14は、ねじ軸10の下部に装着されている。小径の傘歯車15はモータ8の駆動軸に装着されて大径の傘歯車14に噛合している。大径の傘歯車14と小径の傘歯車15による組合せは、モータ8から出力した高速回転を減速させてねじ軸10を回転させる。傘歯車14,15による組合せの他、大径の平歯車と小径の平歯車の組み合わせにすることも可能である。
[ボールねじ9]
図5(a)に示すように、ボールねじ9は、ねじ軸10と、ナット11と、多数個の鋼球12,12・・とが組み合わされて構成されている。
鋼球12,12・・は、ねじ軸10の溝10aとナット11の溝11aとの間の挟まれた状態で、円滑回転自在な状態にある。
ナット11には、鋼球12,12・・を循環させるサーキュラ流路11bが設けられている。ねじ軸10が大径の場合には、軽量化された中空構造のねじ軸(筒状ねじ軸)であってもよい。
モータ駆動によってねじ軸10を回転させると、鋼球12,12・・を回転とともに循環させながら、ナット11,11が直線上下運動する。ナット11,11の回転は、第1昇降支柱4によって阻止されている。
図5(b)に示すように、鋼球12,12・・がねじ軸10の溝10aとナット11の溝11aに点接触しているため、ボールねじ12,12・・の回転が滑らかで、バックラッシや摩擦が極めて少ない。
ボールねじ9は、ねじ軸10とナット11とが組み合わされた市販品のもので対応できる。
ねじ軸10とナット11とを組み合わせたボールネジ9は、耐荷重特性に優れ、重量物を支えながらナット11を上下移動させることは周知の如くである。
[第2昇降支柱5]
図3及び図4に示すように、第2昇降支柱5は、第1昇降部材4の内側壁面に設けたガイド部材20によって昇降自在に保持されている。
第2昇降支柱5は、第1昇降用支柱4の内側の側壁に支持された吊下げ用プーリ17,17と、吊下げ用プーリ17,17に掛けられたワイヤー18,18とを用いて、第1昇降支柱4内に昇降自在に吊下げられている。
ワイヤー18,18は、請求項1に記載の吊下げ部材の一形態であり、ワイヤ―18,18の一端部は第2昇降支柱5に接続されており、ワイヤー18,18の他端部は下方の基台31に接続されている。吊下げ用プーリ17,17とワイヤー18,18とを2組設けたのは、バランスの良い昇降をさせるためと、万が一のワイヤー切れ、ワイヤーの外れに対する安全策である。り、第1昇降支柱4の下端部を内側に向けて第2昇降支柱5の落下防止を図っている。
図4及び図6、図8に示すように、第2昇降支柱5内の上部個所には上部プーリ20が、下部個所には下部プーリ21が設けられており、上部プーリ20と下部プーリ21の間には、巻架(けんか)部材23が巻架されている。巻架部材23は、タイミングベルト、チェーン等の輪形状のものが用いられている。
巻架部材23には、第1昇降支柱4の内側壁面から第2昇降支柱5の内側に突出させた巻架部材操作アーム23の前端部が装着されて、第1昇降支柱4の昇降に巻架部材23が連れ回りするようにしてある。第2昇降支柱5は、第1昇降支柱4の昇降とともに昇降し、上述したように更に独自に昇降するため、この連れ回りが可能になる。第2昇降支柱5の側壁には、巻架部材操作アーム23を昇降自在に突入させる縦長孔が設けられている。
[遮断部材6]
巻架部材23には、複数本の遮断部材6の端部が支持されている。遮断部材6は人の移動を阻止するためにあり、軽量で丈夫な金属パイプ、ワイヤー、丈夫なベルト等の何れか又は複数で構成されている。図1に示す左右の支柱2,2の位置と間隔、及び遮断部材6の長さは、少なくとも列車の一箇所一のドア前を遮断するものになっている。より好ましい形態は、隣合う複数のドア前を遮断する横方向に長い構造のものである。このようにすると、ドアの位置と枚数が異なる場合にも対応できる。
図1、図3、図6〜図8に示す実施例では、5本の遮断部材6a〜6eを上下多段に備える。最上段の遮断部材6aは、第2昇降用支柱5の側面に直接装着されている。最下段の遮断部材6eは、巻架部材22に装着されている。他の3本の遮断部材6b,6c,6dは、巻架部材22に上下段になって遊嵌支持されて、最上段の遮断部材6aと最下段の遮断部材6eの間に位置している。図示していないが、上下段の遮断部材6a,6b,6c,6d,6eを縦向きのベルトで連結してもよい。この縦向きのベルトは、遮断部材の上下方向の撓みや広がりを抑える。
図6に示すように、第1昇降支柱4の上昇に伴って巻架部材23が下方移動すると、最下段の遮断部材6eが引き上げられて、遮断部材,6b,6c,6dを上方に押し上げる。この引上げと押し上げによって、各遮断部材6a,6b,6c,6d,6eは、上下間隔が詰められたた状態で、列車の乗降口の上端部よりも高位置で停止する。
図8に示すように、支柱2の下降時には、巻架部材23が逆回転して、最下段の遮断部材6eを下方移動させる。この下方移動によって、上方の遮断部材6b,6c,6dも下方移動し、上下に等間隔となる高さに位置で停止する。
第2昇降支柱5内に位置する巻架部材23は、第2昇降支柱5の上下高さの幅一杯近くまであり、第2昇降支柱5を固定支柱3の底近くまで下降させることができる。このため、最下段の遮断部材6eをプラットホームPH近くまで降下させて、最下段の遮断部材6eとプラットホームPHとの間の間隔を従来の昇降式ホーム柵よりも狭くすることができる。
図6、図8及び図9(a)(b)に示すように、第2段目〜第5段目の遮断部材6b〜6eは、遊嵌部材61を介して巻架部材22に上下移動自在に遊嵌支持されている。遊嵌部材61には径の異なる支持ピン62が設けられている。
支持ピン62は、第2昇降支柱5の内側に装着された縦長のガイド板24に支持されている。
図9(c)(d)に示すように、第2段目〜第5段目の支持ピン62b〜62eは、下段に向かうに従って小径になっており、ガイド板24に設けた縦長のテーパ長孔24a内に支持ピン62b〜62eを突入されている。
このため、図6に示すように遮断部材6(6a〜6e)が上昇し終えたときには、図9(a)に示すように、支持ピン62b〜62eは、テーパ長孔24a内に沿って上方移動する。
図8に示すように、遮断部材6(6a〜6e)が下降し終えたときには、図9(b)示すように、支持ピン62b〜62eは、テーパ長孔24a内に沿って下移動して、所定高さの位置で停止する。
遮断部材6(6a〜6e)の昇降に伴う上下間隔の変化と位置決めは、以上のようにガイド板24に設けた縦長のテーパ長孔24aと、支持ピン62b〜62eとの関係によって決められる。
本願発明に係る昇降式ホーム柵は、鉄道駅のプラットホーム上に設置されて、人が軌道上に転落するのを防止する。このため、鉄道用の安全装置の分野で利用される。
1…昇降式ホーム柵 2…支柱 3…固定支柱 31…基台 32…側板 33…天板 4…第1昇降支柱 5…第2昇降支柱 6(6a,6b,6c,6d,6e)…遮断部材 61…遊嵌部材 62…支持ピン 7…第1昇降支柱駆動部 8…モータ 9…ボールねじ 10…ねじ軸 10a…溝 11…ナット 11a…溝 11b…サーキュラ流路 12…鋼球 13…スラスト軸受け 14…(大径の)傘歯車 15…(小径の)傘歯車 16…ガイドローラ 17…吊下げ用プーリ 18…ワイヤー 20…上部プーリ 21…下部プーリ 23…巻架(けんか)部材 24…ガイド板 24a…テーパ長孔

Claims (2)

  1. 駅のプラットホームの側端近傍個所に設置される昇降式のホーム柵であって、
    昇降構造を有する左右一対の支柱と、該各支柱間において上下複数段に架設された遮断部材とを有し、
    前記各支柱は、前記プラットホーム上に固定される固定支柱と、該固定支柱の内側から上方に昇降自在に支持された第1昇降支柱と、該第1昇降支柱の内側から上方に昇降自在に支持された第2昇降支柱とを有し、
    前記固定支柱内には、モータの回転駆動を縦直線方向に変換して前記第1昇降用支柱を昇降させる動力伝達構造を有し、
    前記第2昇降支柱は、前記第1昇降用支柱の側壁に支持された吊下げ用プーリと、該吊下げ用プーリに掛けられた吊下部材との組合せによって吊下げられて、前記第1昇降支柱とともに前記吊下げ用プーリが昇降すると、前記第2昇降支柱が同じ方向に更に昇降し、
    前記遮断部材は、前記第2昇降支柱内に支持した上部プーリと下部プーリとの間に巻架された巻架部材に支持されて、前記第1昇降支柱の昇降に伴う前記巻架部材の昇降によって、昇降範囲が広く、比較的速い速度で昇降するように構成されていること特徴とする、昇降式ホーム柵。
  2. 前記第1昇降支柱用駆動部は、前記固定支柱内に配設されたモータと、該モータの駆動により回転する縦向きのボールねじとを有し、該ボールねじのねじ軸が前記モータの駆動により回転すると、該ボールねじのナットが昇降方向に直線移動して、該ナットを装着した前記第1昇降用支柱が昇降する、請求項1に記載の昇降式ホーム柵。
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