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JP2019213070A - 位置探索システムおよび位置探索方法 - Google Patents

位置探索システムおよび位置探索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信端末のバッテリの消費量と通信コストを抑えながら、ビーコン端末の位置探索を効率よく行うこと。【解決手段】通信端末20は、ビーコン端末10の位置を探索するためのアプリケーションの起動の依頼を受け付ける。そして、通信端末20は、アプリケーションが起動された場合に、ビーコン端末10から発信された信号を受信する。その後、通信端末20は、信号が受信された場合には、信号を受信した際の自通信端末20の位置情報をサーバ30に通知する。サーバ30は、複数の通信端末20から、位置情報を収集し、収集された位置情報を用いて、ビーコン端末10の位置を特定し、特定したビーコン端末10の位置に関する情報を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、位置探索システムおよび位置探索方法に関する。
近年、認知症の老人や子供、ペットや物の位置を推測する手段として、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)の規格等を用いて一定間隔で信号を発するビーコン端末を老人や子供に所持させ、信号を受信した近くのスマートフォン等の通信端末が信号を受信した位置情報をサーバに通知することで、位置を推測するシステムが開発されている。
このようなシステムにおいて、ビーコン端末自体は近距離まで届く信号を一定間隔で送信するだけで良いので、携帯電話等の通信端末と比較して、小型で長時間バッテリが持つというメリットがある。幼児のポケットや老人の下着等にも入れることが可能なサイズのものもあり、使い勝手がよい。
一方で、ビーコン端末自体は近距離まで届く信号を発信する機能しか持たないため、位置を把握するためには近くにビーコン信号を受信して受信したビーコン端末のIDを位置情報と一緒にサーバに送信するスマートフォン等の通信端末が存在する必要がある。
例えば、センサとしてコンビニやタクシー、自動販売機等に通信端末を設置し、ビーコン端末の位置を上げるといったやり方も考えられるが、その場合、通信端末を多く設置すればするほど、送信される位置情報精度を上げる一方で、通信端末の設置・維持に関するコストも上がってしまう。
また、もう一つの手段として、例えば、街のボランティア等の協力者が所持するスマートフォンに専用のアプリケーションをインストールしてもらい、常時アプリケーションを起動してもうことで、センサを拡大することが考えられる。
さらには、ビーコン端末を購入して位置を把握しようとする人が利用するスマートフォンのアプリケーションに、センサ機能を持たせることで、同じサービスを利用している利用者がスマートフォンのアプリケーションを起動させることでセンサを拡大するという手法が存在する。
特開2001−268657号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、専用のアプリケーションをインストールしたスマートフォン等の通信端末をセンサとして活用する場合には、アプリケーションを起動しておく必要があるが、その場合、通信端末のバッテリの消費量が大きくなってしまうという課題があった。また、センサとして受信したビーコン端末の位置情報を通信端末がサーバに送信する度に通信費がかかってしまい、コストがかかるという問題がある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の位置探索システムは、ビーコン端末の信号を受信する複数の通信端末と、前記ビーコン端末が発信する信号を受信した各通信端末から情報を収集するサーバとを有する位置探索システムであって、前記通信端末は、前記ビーコン端末の位置を探索するためのアプリケーションの起動の依頼を受け付ける受付部と、前記アプリケーションが起動された場合に、前記ビーコン端末から発信された信号を受信する受信部と、前記受信部によって信号が受信された場合には、前記信号を受信した際の自通信端末の位置情報を前記サーバに通知する通知部とを有し、前記サーバは、前記複数の通信端末から、前記位置情報を収集する収集部と、前記収集部によって収集された前記位置情報を用いて、前記ビーコン端末の位置を特定する特定部と、前記特定部によって特定された前記ビーコン端末の位置に関する情報を出力する出力部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の位置探索方法は、ビーコン端末の信号を受信する複数の通信端末と、前記ビーコン端末が発信する信号を受信した各通信端末から情報を収集するサーバとを有する位置探索システムによって実行される位置探索方法であって、前記通信端末が、前記ビーコン端末の位置を探索するためのアプリケーションの起動の依頼を受け付ける受付工程と、前記通信端末が、前記アプリケーションが起動された場合に、前記ビーコン端末から発信された信号を受信する受信工程と、前記通信端末が、前記受信工程によって信号が受信された場合には、前記信号を受信した際の自通信端末の位置情報を前記サーバに通知する通知工程と、前記サーバが、前記複数の通信端末から、前記位置情報を収集する収集工程と、前記サーバが、前記収集工程によって収集された前記位置情報を用いて、前記ビーコン端末の位置を特定する特定工程と、前記サーバが、前記特定工程によって特定された前記ビーコン端末の位置に関する情報を出力する出力工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、通信端末のバッテリの消費量と通信コストを抑えながら、ビーコン端末の位置探索を効率よく行うことができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る位置探索システムの全体構成を示す概略図である。 図2は、第1の実施形態に係る通信端末の構成例を示すブロック図である。 図3は、通信端末に表示される画面の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係るサーバの構成例を示すブロック図である。 図5は、位置情報記憶部が記憶するテーブルの一例を示す図である。 図6は、通信端末に表示される画面の一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る位置探索システムにおける一連の処理の流れを説明する図である。 図8は、第1の実施形態に係る位置探索システムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図9は、第2の実施形態に係るサーバの構成例を示すブロック図である。 図10は、探索範囲内に存在する通信端末のみにアプリケーション起動の依頼を通知する処理を説明する図である。 図11は、第3の実施形態に係る位置探索システムの全体構成を示す概略図である。 図12は、第3の実施形態に係るサーバの構成例を示すブロック図である。 図13は、第3の実施形態に係る位置探索システムにおける一連の処理の流れを説明する図である。 図14は、変形例に係る位置探索システムの全体構成を示す概略図である。 図15は、位置探索プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願に係る位置探索システムおよび位置探索方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る位置探索システムおよび位置探索方法が限定されるものではない。
[第1の実施形態]
以下の実施形態では、第1の実施形態に係る位置探索システムの構成、通信端末20の構成、サーバ30の構成、位置探索システムにおける処理の流れを順に説明し、最後に第1の実施形態による効果を説明する。
[位置探索システムの構成]
図1は、第1の実施形態に係る位置探索システムの全体構成を示す概略図である。第1の実施形態に係る位置探索システムは、ビーコンIDを含む信号を発信するビーコン端末10と、該ビーコン端末10の信号を受信する複数の通信端末20a〜20cと、各通信端末20から情報を収集するサーバ30と、アプリケーション起動の依頼を通信端末20a〜20cに通知する通知装置50とを有する。
複数の通信端末20a〜20cとサーバ30と通知装置50とは、通信ネットワーク40を介して互いに接続されており、他の装置とデータ通信を行うことが可能である。なお、図1に示す構成は一例にすぎず、具体的な構成や各装置の数は特に限定されない。また、通信端末20a〜20cについて、特に区別なく説明する場合には、適宜通信端末20と記載する。
ビーコン端末10は、信号を発信する端末である。例えば、ビーコン端末10は、認知症の老人や子供、ペットや特定の物(例えば、自転車、貴重品等)を探索対象として、該探索対象の移動に伴って移動し、定期的に信号を発信する。つまり、ビーコン端末10は、認知症の老人や子供によって所持されたり、ペットや特定の物に取り付けられたりすることで、探索対象と一緒に移動する。ビーコン端末10の発信部11は、例えば、発信間隔が「1秒」で到達距離が「50m」の信号を発信する。
通信端末20は、ビーコン端末10から発信された信号を受信するものであって、例えば、スマートフォンやタブレット、携帯電話等の端末装置である。また、通信端末20は、ビーコン端末10を管理するユーザ(例えば、ビーコン端末10を身に着ける子供や老人の家族等)や街のボランティア等の協力者が所有する端末である。また、通信端末20は、ビーコン端末10の位置を探索するためのアプリケーションがダウンロードされており、アプリケーションを起動することで、ビーコン端末10の位置を受信・探索する処理が実行される。なお、このような通信端末20は、各地に配送を行う運送会社の配送員が所有していてもよい。
サーバ30は、複数の通信端末20a〜20cから、位置情報を収集し、収集した位置情報を用いて、ビーコン端末10の位置を特定し、特定したビーコン端末10の位置に関する情報を出力する。
通知装置50は、ビーコン端末10の位置を探索するためのアプリケーションの起動の依頼を通信端末20a〜20cに通知する。例えば、通知装置50は、子供や老人の見守りサービスの運営者や、自治体、警察、学校等の公共施設、自治会等が運営する装置である。
例えば、第1の実施形態に係る位置探索システムにおいて、ビーコン端末10を所持する子供の行方不明事件が発生した場合には、行方不明者の家族等が、見守りサービスの運営者や公共施設にその旨を通報する。このような通報を受け付けると、通知装置50では、アプリケーションをインストールしている各通信端末20a〜20cに対して、アプリケーションを起動してもらうよう依頼する。
ここで、アプリケーションの起動を依頼する依頼方法については、例えば、通信端末20のアプリケーションを利用してもよいし、電子メールやSNS(Social Networking Service)等のサービスを利用してもよい。なお、通知装置50は、行方不明者が発見された場合には、アプリケーションを終了して構わない旨の通知を行ってもよい。
そして、各通信端末20a〜20cは、アプリケーション起動の依頼を受け付け、通信端末20a〜20cの所有者の操作によりアプリケーションの起動操作を受け付けると、アプリケーションをそれぞれ起動する。これにより、位置探索システムでは、各通信端末20a〜20cがビーコン端末10の信号を受信するセンサの役割を果たすので、一時的にビーコン端末10の探索範囲が拡大する。そして、例えば、各通信端末20aが行方不明者のビーコン端末10の信号を受信し、受信した際の位置情報をサーバ30に送信することで、サーバ30が行方不明者の位置情報の特定を行うことが可能となる。
このように、通信端末20の所有者は、行方不明事件等の事案が発生した場合のみ、一時的にアプリケーションを起動するだけでよく、常時アプリケーションを起動しておくことによる通信端末20のバッテリの消費量と通信コストの問題を最小限に抑えることが可能である。
[通信端末の構成]
次に、図2を用いて、通信端末20の構成を説明する。図2は、第1の実施形態に係る通信端末の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、この通信端末20は、通信処理部21、制御部22および記憶部23を有する。以下に通信端末20が有する各部の処理を説明する。
通信処理部21は、各種情報に関する通信を制御する。例えば、通信処理部21は、無線通信を行って、ビーコン端末10から発信された信号を受信する。記憶部23は、制御部22による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する。例えば、記憶部23は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置などである。
制御部22は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、受付部22a、受信部22b、通知部22cおよび表示部22dを有する。ここで、制御部22は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路やASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路である。
受付部22aは、ビーコン端末10の位置を探索するためのアプリケーション(以下、適宜探索アプリケーションと記載)の起動の依頼を受け付ける。例えば、受付部22aは、通知装置50から、探索アプリケーションの起動を依頼するメッセージとともに、事件に関する情報や事件が発生した地域の情報を受け付ける。なお、探索アプリケーションの起動を依頼するメッセージ等の表示例については、図3用いて後述する。また、受付部22aは、探索アプリケーションの起動の依頼とともに、探索対象のビーコン端末10を識別するビーコンIDを受け付けるようにしてもよい。
受信部22bは、探索アプリケーションが起動された場合に、ビーコン端末10から発信された信号を受信する。例えば、受信部22bは、探索アプリケーションが起動されると、ビーコン端末10から発信された信号を受信する処理を開始し、ビーコン端末10と通信端末20との距離が近くなったことでビーコン端末10から信号を受信すると、通知部22cに信号の受信を通知する。
また、受信部22bは、受付部22aが探索対象のビーコンIDを受け付けている場合には、受信した信号に含まれるビーコンIDが探索対象のビーコンIDと一致するか判定し、一致する場合にのみ通知部22cに信号の受信を通知する。このように、探索対象のビーコン端末10から信号を受信した場合にのみ、サーバ30への通知処理を行うようにすることで、通信端末20の通信料金や消費電力、サーバのコスト等を削減することができる。
通知部22cは、受信部22bによって信号が受信された場合には、信号を受信した際の自通信端末20の位置情報をサーバ30に通知する。例えば、通知部22cは、受信部22bによって信号が受信された場合には、当該信号に含まれるビーコン端末10のIDとともに、自通信端末20の位置情報をサーバ30に通知する。なお、上記の位置情報とは、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて特定される自通信端末20の座標(緯度および経度)を示す情報であってもよいし、自通信端末20が接続した基地局によって特定される大まかなエリアを示す情報であってもよい。
表示部22dは、受付部22aによって、探索アプリケーションの起動を依頼するメッセージとともに、事件に関する情報や事件が発生した地域の情報が受け付けられた場合には、探索アプリケーションの起動を依頼するメッセージとともに、事件に関する情報や事件が発生した地域の情報を表示する。
例えば、表示部22dは、図3に例示するように、通信端末20の待ち受け画面にメッセージとして「A市で行方不明事件が発生しました。探索アプリケーションの起動をお願いします。」を表示する。このように、表示部22dは、探索アプリケーションの起動依頼だけでなく、行方不明事件が発生したことやA市で事件が発生したことを知らせることで、該当地域全体の防犯意識を高めることが可能である。
また、探索アプリケーションの起動方法については、どのような方法であってもよく、例えば、図3に例示するメッセージをタップする操作を受け付けた場合に、通信端末20が探索アプリケーションを起動してもよいし、通知装置50からの依頼を受信することで自動的に探索アプリケーションを起動するようにしてもよい。
[サーバの構成]
次に、図4を用いて、サーバ30の構成を説明する。図4は、第1の実施形態に係るサーバの構成例を示すブロック図である。図4に示すように、このサーバ30は、通信処理部31、制御部32および記憶部33を有する。以下にサーバ30が有する各部の処理を説明する。
通信処理部31は、接続される各通信端末20との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する。例えば、通信処理部31は、通信端末20からビーコンIDおよび位置情報を受信する。
また、記憶部33は、制御部32による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、位置情報記憶部33aを有する。例えば、記憶部33は、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置などである。
位置情報記憶部33aは、各通信端末20から収集したビーコン端末10の位置を探索するための情報を記憶する。例えば、位置情報記憶部33aは、図5に例示するように、ビーコン端末10を一意に識別する「ビーコンID」と、ビーコン端末10から発信された信号を受信した際の通信端末20Aの位置を示す「位置情報」とを対応付けて記憶する。図5は、位置情報記憶部が記憶するテーブルの一例を示す図である。
図5の例を挙げて説明すると、例えば、位置情報記憶部33aは、ビーコンID「A」と位置情報「位置A」とを対応付けて記憶する。これは、通信端末20が、ビーコンID「A」のビーコン端末10が発信した信号を「位置A」において受信したことを意味する。なお、図5の例では、位置情報として、位置A、位置Bと簡単に記載としているが、実際には、例えば、経度および緯度を特定する情報を位置情報として位置情報記憶部33bが記憶しているものとする。
制御部32は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、収集部32a、特定部32bおよび出力部32cを有する。ここで、制御部32は、CPUやMPUなどの電子回路やASICやFPGAなどの集積回路である。
収集部32aは、複数の通信端末20から位置情報を収集する。例えば、収集部32aは、所定の時間間隔で、各通信端末20に対して情報を通知するよう通知指示を送信することで位置情報を収集する。なお、収集部32aは、ユーザの所定の操作を行ったタイミングで通知指示を送信するようにしてもよいし、また、通知指示を送信することなく、各通信端末20が各自のタイミングで送信した情報を受信することで、位置情報を収集するようにしてもよい。
特定部32bは、収集部32aによって収集された位置情報を用いて、ビーコン端末10の位置を特定する。例えば、特定部32bは、収集部32aによって位置情報が収集されるたびに、ビーコン端末10の場所の絞り込みを順次行うことで、ビーコン端末10の位置を特定する。
出力部32cは、特定部32bによって特定されたビーコン端末10の位置に関する情報を出力する。例えば、出力部32cは、特定部32bによって特定されたビーコン端末10の位置に対応する地図に、ビーコン端末10が存在すると推定される範囲を示す円を付加した画像を表示するようにしてもよい。
ここで、図6を用いて、通信端末20に表示される画面の一例について説明する。図6は、通信端末に表示される画面の一例を示す図である。図6に例示するように、例えば、サーバ30は、地図上の「×」の地点から半径50m以内にビーコン端末10が存在すると特定された場合には、ビーコン端末10の位置に対応する場所の地図に、「×」の地点を中心とした半径50mの円として、地図の縮尺に合わせた大きさの円を付加した画像を表示する。
なお、出力部32cは、行方不明者の家族の通信端末20のみに対してビーコン端末10の位置に関する情報を出力する。つまり、サーバ30は、全ての通信端末20にビーコン端末10の位置を出力するのではなく、特定のユーザの通信端末20にのみビーコン端末10の位置を出力することで、個人情報を不特定多数に知らせることを防止することが可能である。
ここで、図7を用いて、位置探索システムにおける一連の処理の流れを説明する。図7は、第1の実施形態に係る位置探索システムにおける一連の処理の流れを説明する図である。
図7に例示するように、ビーコン端末10を所持する子供や老人の行方不明事件が発生した場合には、行方不明者の家族が自治体にその旨を通報する(図7の(1)参照)。このような通報を自治体が受け付けると、通知装置50は、探索アプリケーションをインストールしている各通信端末20a〜20cに対して、探索アプリケーションを起動してもらうよう依頼する(図7の(2)参照)。
そして、各通信端末20a〜20cが探索アプリケーションをそれぞれ起動した後、通信端末20aは、ビーコン端末10から発信された信号を受信すると、当該信号に含まれるビーコンのIDとともに、通信端末20aの位置情報をサーバ30に通知する。
このように、通信端末20の所有者は、行方不明事件等の事案が発生した場合のみ、一時的にアプリケーションを起動するだけでよく、常時アプリケーションを起動しておくことによる通信端末20のバッテリの消費量と通信コストの問題を最小限に抑えることが可能である。
[位置探索システムの処理手順]
次に、図8を用いて、第1の実施形態に係る位置探索システムにおける処理の手順の例を説明する。図8は、第1の実施形態に係る位置探索システムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。なお、図8の例では、2台の通信端末20a、20bを例示し、このうち、通信端末20bが行方不明者の家族が所持する端末であるものとする。
図8に示すように、位置探索システムの通知装置50は、自治体等が行方不明の通報を受けたことにより、ビーコン端末10の位置を探索するためのアプリケーションを起動してビーコン端末10の信号を受信するように通信端末20a、20bに依頼する(ステップS101)。
そして、各通信端末20a、20bは、探索アプリケーションを起動する(ステップS102)。そして、通信端末20aは、ビーコン端末10から発信された信号を受信すると(ステップS103)、当該信号に含まれるビーコンのIDとともに、通信端末20aの位置情報をサーバ30に通知する(ステップS104)。
続いて、サーバ30は、通信端末20aから受信した位置情報を用いて、ビーコン端末10の位置を特定する(ステップS105)。そして、サーバ30は、特定したビーコン端末10の位置に関する情報を通信端末20bに出力する(ステップS106)。
そして、通信端末20bは、ビーコン端末10の位置に関する情報を表示する(ステップS107)。例えば、通信端末20bは、特定したビーコン端末10の位置に対応する地図に、ビーコン端末10が存在すると推定される範囲を示す円を付加した画像を表示する。
[第1の実施形態の効果]
第1の実施形態に係る位置探索システムでは、通信端末20は、ビーコン端末10の位置を探索するためのアプリケーションの起動の依頼を受け付ける。そして、通信端末20は、アプリケーションが起動され、信号が受信された場合には、信号を受信した際の自通信端末20の位置情報をサーバ30に通知する。サーバ30は、複数の通信端末20から、位置情報を収集し、収集された位置情報を用いて、ビーコン端末10の位置を特定し、特定したビーコン端末10の位置に関する情報を出力する。このため、通信端末20のバッテリの消費量と通信コストを抑えながら、ビーコン端末10の位置探索を効率よく行うことが可能である。つまり、センサとなる協力者の負担を極力少なくしつつ、万が一の行方不明事件が発生した場合のみ、センサが拡大することが可能となり、行方不明者の効果的な捜索が可能である。さらに、位置探索システムを適用することで、例えば、地域の住民が協力して探索アプリケーションを起動し、地域ぐるみの防犯意識を高めると同時に、犯罪に対する抑止力とすることが可能である。
[第2の実施形態]
上述した第1の実施形態では、行方不明事件等が発生した場合に、通知装置50が全ての通信端末20にアプリケーションの起動を依頼する場合を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ビーコン端末10の探索範囲を基に、当該探索範囲内の通信端末20を検索し、検索した通信端末20に対してのみ依頼を通知するようにしてもよい。
そこで、以下では、第2の実施形態に係る位置探索システムのサーバ30Aが、ビーコン端末10の探索範囲を基に、当該探索範囲内の通信端末20を検索し、検索した通信端末20に対してのみ依頼を通知するように通知装置50に指示する場合について説明する。なお、第1の実施形態に係る位置探索システムと同様の構成や処理については説明を省略する。
[サーバの構成]
次に、図9を用いて、サーバ30Aの構成を説明する。図9は、第2の実施形態に係るサーバの構成例を示すブロック図である。図6に示すように、このサーバ30Aは、第1の実施形態に係るサーバ30と比較して、検索部32dを有する点が異なる。
検索部32dは、ビーコン端末10の探索範囲を基に、当該探索範囲内の通信端末20を検索し、検索した通信端末20に対して依頼を通知するように通知装置50に指示する。ここで、探索範囲は、予め設定されていてもよいし、その都度、手動または自動で設定されてもよい。例えば、行方不明者がX県のA市で行方不明である場合には、探索範囲をX県内の範囲とする。この場合には、検索部32dは、X県に位置する通信端末20を検索し、検索した通信端末20に対して依頼を通知するように通知装置50に指示する。
ここで、通信端末20を検索する方法は、どのような方法であってもよく、例えば、直近の位置情報を基に、探索範囲内の通信端末20を検索する。
なお、検索部32dは、事前に用意されたリストに基づき通信端末20を抽出し、抽出した通信端末20に対して依頼を通知するように通知装置50に指示するようにしてもよい。例えば、検索部32dは、探索アプリケーションを通信端末20にインストールしているユーザの住所情報や通常の行動範囲等を含むリストを参照し、該当するエリア(例えば、ビーコン端末10を持っている子供や老人が消息を絶ったエリア)のユーザの通信端末20を抽出し、抽出した通信端末20に対して依頼を通知するように通知装置50に指示するようにしてもよい。
ここで、図10を用いて、探索範囲内に存在する通信端末20のみにアプリケーション起動の依頼を通知する処理を説明する。図10は、探索範囲内に存在する通信端末のみにアプリケーション起動の依頼を通知する処理を説明する図である。なお、図10の例では、ビーコン端末10を所持する子供や老人の行方不明事件が発生し、行方不明者の家族が自治体にその旨を通報し、サーバ30A側でも行方不明者のビーコン端末10を把握しているものとする。
図10に例示するように、サーバ30は、行方不明者のビーコン端末10の探索範囲を基に、当該探索範囲内の通信端末20を検索する。図10の例では、探索範囲内に通信端末20a、20bがあるものとする。この場合には、サーバ30は、検索した通信端末20a、20bに対して依頼を通知するように通知装置50に指示する(図10の(1)参照)。
このような指示を受け付けると、通知装置50は、通信端末20a、20bのみに対して、探索アプリケーションを起動してもらうよう依頼する(図10の(2)参照)。そして、各通信端末20a、20bが探索アプリケーションをそれぞれ起動した後、通信端末20aは、ビーコン端末10から発信された信号を受信すると、当該信号に含まれるビーコン端末10のIDとともに、通信端末20aの位置情報をサーバ30に通知する。
このように、第2の実施形態に係る位置探索システムでは、探索範囲外にある通信端末20cには、探索アプリケーションの起動を依頼せずに、通信端末20a、20bのみに依頼するので、より効率良くビーコン端末10の位置探索を行うことが可能である。
[第3の実施形態]
上述した第1の実施形態では、行方不明事件等の発生を行方不明者の家族が通報したことを契機として、各通信端末20に探索アプリケーションの起動を依頼する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、位置探索システムにおいて、ビーコン端末10が発信する信号を常時受信可能な状態である受信装置60を設け、受信装置60からの情報を基にビーコン端末10の位置が所定の範囲外に移動したことを契機として、各通信端末20に探索アプリケーションの起動を依頼するようにしてもよい。
そこで、以下では、第3の実施形態に係る位置探索システムのサーバ30Bが、受信装置60から、位置情報または識別情報を収集し、収集した位置情報または識別情報を用いて、ビーコン端末10の位置を特定し、特定したビーコン端末10の位置が所定の範囲外であるか否かを判定し、位置が所定の範囲外であると判定した場合には、通信端末20に対して探索アプリケーションの起動依頼を通知するように通知装置50に指示する場合について説明する。なお、第1の実施形態に係る位置探索システムと同様の構成や処理については説明を省略する。
まず、図11を用いて、第3の実施形態に係る位置探索システムの全体構成について説明する。図11は、第3の実施形態に係る位置探索システムの全体構成を示す概略図である。図11に示すように、第3の実施形態に係る位置探索システムは、ビーコン端末10と、複数の通信端末20a〜20cと、各通信端末20および受信装置60から情報を収集するサーバ30Bと、ビーコン端末10が発信する信号を常時受信可能な状態である通知装置50とを有する。
受信装置60は、乗り物または建物に設置された装置であって、ビーコン端末10が発信する信号を常時受信可能な装置である。例えば、受信装置60は、運送会社の自動車やピザ配達のバイク、または、コンビニ等の店舗や市役所、小学校の建物等に設置された装置である。受信装置60は、ビーコン端末10の信号を受信した場合に、信号を受信した際の自装置の位置情報または自装置の識別情報をサーバ30Bに通知する。ここで、例えば、受信装置60が設置されているのが、自動車等の移動する物体である場合には、受信装置60は、位置情報をサーバ30Bに送信するようにしてもよい。また、例えば、受信装置60が店舗等に固定して設置されている場合には、サーバ30側で各受信装置60の位置を事前に把握し、受信装置60は自装置の識別情報を送信するようにしてもよい。
また、サーバ30Bは、ビーコン端末10の信号を受信した受信装置60から、受信装置60の位置情報または受信装置60の識別情報を収集し、収集した位置情報または識別情報を用いて、ビーコン端末10の位置を特定する。そして、サーバ30Bは、特定したビーコン端末10の位置が所定の範囲外であるか否かを判定し、位置が所定の範囲外であると判定した場合には、通信端末20に対して探索アプリケーションの起動依頼を通知するように通知装置50に指示する。例えば、サーバ30Bは、事前にビーコン端末10を所持する子供の通学路に関する情報を記憶しておき、子供が所持するビーコン端末10の位置が通学路から外れた位置にあると判定すると、通信端末20に対して探索アプリケーションの起動依頼を通知するように通知装置50に指示する。
[サーバの構成]
次に、図12を用いて、サーバ30Bの構成を説明する。図12は、第3の実施形態に係るサーバの構成例を示すブロック図である。図12に示すように、このサーバ30Bは、第1の実施形態に係るサーバ30と比較して、判定部32eを有する点が異なる。
収集部32aは、ビーコン端末10の信号を受信した受信装置60から位置情報または受信装置60の識別情報を収集する。例えば、収集部32aは、所定の時間間隔で、受信装置60に対して情報を通知するよう通知指示を送信することで位置情報または識別情報を収集する。特定部32bは、収集部32aによって収集された位置情報または識別情報を用いて、ビーコン端末10の位置を特定する。
判定部32eは、特定部32bによって特定されたビーコン端末10の位置が所定の範囲外であるか否かを判定し、位置が所定の範囲外であると判定した場合には、通信端末20に対して依頼を通知するように通知装置50に指示する。
ここで、図13を用いて、位置探索システムにおける一連の処理の流れを説明する。図13は、第3の実施形態に係る位置探索システムにおける一連の処理の流れを説明する図である。
図13に例示するように、サーバ30Bは、受信装置60から定期的に、ビーコン端末10の信号を受信した際の受信装置60の位置情報や受信装置60の識別情報を収集する(図13の(1)参照)。そして、サーバ30Bは、収集した位置情報または識別情報を用いて、ビーコン端末10の位置を特定する。
そして、サーバ30Bは、特定したビーコン端末10の位置が所定の範囲外であるか否かを判定し、位置が所定の範囲外であると判定した場合には、通信端末20a〜20cに対して探索アプリケーションの起動依頼を通知するように通知装置50に指示する(図13の(2)参照)。
続いて、通知装置50は、探索アプリケーションをインストールしている各通信端末20a〜20cに対して、探索アプリケーションを起動してもらうよう依頼する(図13の(3)参照)。
そして、各通信端末20a〜20cが探索アプリケーションをそれぞれ起動した後、通信端末20aは、ビーコン端末10から発信された信号を受信すると、当該信号に含まれるビーコン端末10のIDとともに、通信端末20aの位置情報をサーバ30に通知する(図13の(4)参照)。
このように、サーバ30Bが、ビーコン端末10が発信する信号を常時受信可能な状態である受信装置60から情報を利用することで、ビーコン端末10を所持する子供や老人が、通常と異なる場所に移動したことを判定することが可能となり、各通信端末20に探索アプリケーションの起動を迅速に依頼することが可能である。つまり、行方不明等の事件が発生してから行方不明者の家族等が事件を把握するには、時間が掛かる場合があり、各通信端末20に探索アプリケーションの起動を迅速に依頼することが難しい場合があるが、第3の実施形態に係るサーバ30Bでは、受信装置60と連携することで、ビーコン端末10の位置が所定の範囲外にあることを自動的に判定することが可能である。
[変形例]
また、上述した第1の実施形態では、通信端末20に対して、電子メールやSNS等を利用して探索アプリケーションの起動を依頼する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、地域の放送等を利用してもよい。
そこで、以下では、変形例として、上記した通知装置50の代わりに音声を放送する放送装置70を有する位置探索システムについて説明する。なお、第1の実施形態に係る位置探索システムと同様の構成や処理については説明を省略する。
図14を用いて、変形例に係る位置探索システムの全体構成について説明する。図14は、変形例に係る位置探索システムの全体構成を示す概略図である。図11に示すように、変形例に係る位置探索システムは、ビーコン端末10と、複数の通信端末20a〜20cと、サーバ30と、放送装置70とを有する。
放送装置70は、ビーコン端末10の位置を探索するための探索アプリケーションの起動を依頼する音声または映像を放送する。例えば、放送装置70は、自治体等の地域の公共施設が運営する装置である。
例えば、変形例に係る位置探索システムにおいて、ビーコン端末10を所持する子供の行方不明事件が発生した場合には、行方不明者の家族等が、公共施設等にその旨を通報する。このような通報を受け付けると、放送装置70では、地域の放送を利用して、探索アプリケーションの起動を依頼する音声を放送する。例えば、放送装置70は、探索アプリケーションの起動を依頼する音声とともに、行方不明者の特徴や事件が発生した場所や時間を伝える音声を放送するようにしてもよい。なお、放送装置70は、既知の手法や既存の設備等を用いて、音声の代わりに映像を放送してもよいし、音声と映像の両方を放送するようにしてもよい。
そして、このような放送を聞いたユーザが、探索アプリケーションの起動操作を通信端末20に対して行う。そして、各通信端末20a〜20cが探索アプリケーションをそれぞれ起動した後、通信端末20aは、ビーコン端末10から発信された信号を受信すると、当該信号に含まれるビーコンのIDとともに、通信端末20aの位置情報をサーバ30に通知する。
このように、地域の放送を利用することで、既存の設備を利用しつつ、通信端末20の所有者に対して、探索アプリケーションの起動を依頼することが可能である。また、行方不明者の特徴や事件が発生した場所や時間等も放送することで、地域全体の防犯意識を高めることが可能である。
(システム構成等)
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(プログラム)
また、上記実施形態において説明した通信端末20、サーバ30、30A、30Bが実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。例えば、実施形態に係る通信端末20、サーバ30、30A、30Bが実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述した位置探索プログラムを作成することもできる。この場合、コンピュータが位置探索プログラムを実行することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、かかる位置探索プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録された位置探索プログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記実施形態と同様の処理を実現してもよい。
図15は、位置探索プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図15に例示するように、コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU(Central Processing Unit)1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有し、これらの各部はバス1080によって接続される。
メモリ1010は、図15に例示するように、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、図15に例示するように、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、図15に例示するように、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、図15に例示するように、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、図15に例示するように、例えばディスプレイ1130に接続される。
ここで、図15に例示するように、ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、上記の位置探索プログラムは、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。
また、上記実施形態で説明した各種データは、プログラムデータとして、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出し、各種処理手順を実行する。
なお、位置探索プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限られず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、位置探索プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
上記の実施形態やその変形は、本願が開示する技術に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 ビーコン端末
11 発信部
20、20A、20a〜20c 通信端末
21、31 通信処理部
22、32 制御部
22a 受付部
22b 受信部
22c 通知部
22d 表示部
23、33 記憶部
30 サーバ
32a 収集部
32b 特定部
32c 出力部
32d 検索部
32e 判定部
33a 位置情報記憶部

Claims (9)

  1. ビーコン端末の信号を受信する複数の通信端末と、前記ビーコン端末が発信する信号を受信した各通信端末から情報を収集するサーバとを有する位置探索システムであって、
    前記通信端末は、
    前記ビーコン端末の位置を探索するためのアプリケーションの起動の依頼を受け付ける受付部と、
    前記アプリケーションが起動された場合に、前記ビーコン端末から発信された信号を受信する受信部と、
    前記受信部によって信号が受信された場合には、前記信号を受信した際の自通信端末の位置情報を前記サーバに通知する通知部とを有し、
    前記サーバは、
    前記複数の通信端末から、前記位置情報を収集する収集部と、
    前記収集部によって収集された前記位置情報を用いて、前記ビーコン端末の位置を特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された前記ビーコン端末の位置に関する情報を出力する出力部と
    を備えたことを特徴とする位置探索システム。
  2. 前記位置探索システムは、前記依頼を前記通信端末に通知する通知装置をさらに有し、
    前記サーバは、
    前記ビーコン端末の探索範囲を基に、当該探索範囲内の通信端末を検索し、検索した通信端末に対して前記依頼を通知するように前記通知装置に指示する検索部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の位置探索システム。
  3. 前記位置探索システムは、前記依頼を前記通信端末に通知する通知装置をさらに有し、
    前記サーバは、
    事前に用意されたリストに基づき通信端末を抽出し、抽出した通信端末に対して前記依頼を通知するように前記通知装置に指示する検索部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の位置探索システム。
  4. 前記位置探索システムは、前記ビーコン端末が発信する信号を常時受信可能な装置であって、前記信号を受信した場合に、前記信号を受信した際の自装置の位置情報または自装置の識別情報を前記サーバに通知する受信装置をさらに有し、
    前記サーバは、
    前記収集部は、前記ビーコン端末の信号を受信した受信装置から、前記位置情報または前記識別情報を収集し、
    前記特定部は、前記収集部によって収集された位置情報または識別情報を用いて、前記ビーコン端末の位置を特定し、
    前記特定部によって特定された前記ビーコン端末の位置が所定の範囲外であるか否かを判定し、前記位置が所定の範囲外であると判定した場合には、前記通信端末に対して前記依頼を通知するように前記通知装置に指示する判定部をさらに備えることを特徴とする請求項2または3に記載の位置探索システム。
  5. 前記受付部は、前記アプリケーションの起動を依頼するメッセージとともに、事件に関する情報および事件が発生した地域の情報を受け付け、
    前記受付部によって、前記アプリケーションの起動を依頼するメッセージとともに、前記事件に関する情報および前記事件が発生した地域の情報が受け付けられた場合には、前記メッセージとともに、前記事件に関する情報および事件が発生した地域の情報を表示する表示部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の位置探索システム。
  6. 前記ビーコン端末は、老人、子供、ペットまたは特定の物を探索対象として、該探索対象の移動に伴って移動することを特徴とする請求項1に記載の位置探索システム。
  7. 前記受信装置は、乗り物または建物に設置されることを特徴とする請求項4に記載の位置探索システム。
  8. ビーコン端末の信号を受信する複数の通信端末と、前記ビーコン端末が発信する信号を受信した各通信端末から情報を収集するサーバと、音声または映像を放送する放送装置とを有する位置探索システムであって、
    前記放送装置は、前記ビーコン端末の位置を探索するためのアプリケーションの起動を依頼する音声または映像を放送し、
    前記通信端末は、
    前記アプリケーションが起動された場合に、前記ビーコン端末から発信された信号を受信する受信部と、
    前記受信部によって信号が受信された場合には、前記信号を受信した際の自通信端末の位置情報を前記サーバに通知する通知部とを有し、
    前記サーバは、
    前記複数の通信端末から、前記位置情報を収集する収集部と、
    前記収集部によって収集された前記位置情報を用いて、前記ビーコン端末の位置を特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された前記ビーコン端末の位置に関する情報を出力する出力部と
    を備えたことを特徴とする位置探索システム。
  9. ビーコン端末の信号を受信する複数の通信端末と、前記ビーコン端末が発信する信号を受信した各通信端末から情報を収集するサーバとを有する位置探索システムによって実行される位置探索方法であって、
    前記通信端末が、前記ビーコン端末の位置を探索するためのアプリケーションの起動の依頼を受け付ける受付工程と、
    前記通信端末が、前記アプリケーションが起動された場合に、前記ビーコン端末から発信された信号を受信する受信工程と、
    前記通信端末が、前記受信工程によって信号が受信された場合には、前記信号を受信した際の自通信端末の位置情報を前記サーバに通知する通知工程と、
    前記サーバが、前記複数の通信端末から、前記位置情報を収集する収集工程と、
    前記サーバが、前記収集工程によって収集された前記位置情報を用いて、前記ビーコン端末の位置を特定する特定工程と、
    前記サーバが、前記特定工程によって特定された前記ビーコン端末の位置に関する情報を出力する出力工程と
    を含んだことを特徴とする位置探索方法。
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