JP2019185111A - 情報送信装置、情報送信方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】情報処理の負荷を低く保ちつつ、また、通信負荷を低く保ちつつ移動体の移動に支障をきたす要因を検出し、当該支障をきたす要因に関する情報が引き続き有効であるか否かという点において情報更新を行うことが可能な情報送信提供装置、情報送信提供方法及び情報送信提供プログラムを提供する。【解決手段】情報送信装置は、一の移動体の進行方向変化に関する情報である第1の挙動情報に基づいて前記一の移動体が回避行動を行ったかを判定する判定部と、前記判定部が前記回避行動を行ったと判定した際に、前記回避行動が行われたとされた一の位置に関する情報の要求を他の移動体に送信する送信部と、を含む。【選択図】図1
Description
本発明は、情報送信装置、情報送信方法及びプログラムに関し、例えば、移動体の状態を検知して当該検知結果から得られた情報を送信する情報送信装置、情報送信方法及びプログラムに関する。
従来、車両に搭載されて道路を含む画像を撮像する撮像手段によって撮像された画像を解析して物体を検出し、当該物体が障害物か否かを判定し、当該障害物に関する情報を提供する道路通信システムが提案されている。(特許文献1)。
上記特許文献1に記載されている道路通信システムにおいては、画像解析によって障害物が有るか否かの判定が行われる。また、サーバ等の車両搭載されていない装置に撮像した画像を送信し情報提供を行う。しかし、これらの障害物が引き続き存在しているかどうか、すなわち情報の有効性が考慮されておらず、時間の経過と共に当該障害物の存在に関する情報が不確実なものになることが問題の一例として挙げられる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、例えば、情報処理の負荷を低く保ちつつ、また、通信負荷を低く保ちつつ移動体の移動に支障をきたす要因を検出し、当該支障をきたす要因に関する情報が引き続き有効であるか否かという点において情報更新を行うことが可能な情報送信装置、情報送信方法及び情報送信プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、一の移動体の進行方向変化に関する情報である第1の挙動情報に基づいて前記一の移動体が回避行動を行ったかを判定する判定部と、前記判定部が前記回避行動を行ったと判定した際に、前記回避行動が行われたとされた一の位置に関する情報の要求を他の移動体に送信する送信部と、を含むことを特徴とする情報送信装置である。
また、請求項13に記載の発明は、情報送信装置において実行される情報送信方法であって、一の移動体の進行方向変化に関する情報である第1の挙動情報に基づいて前記一の移動体が回避行動を行ったかを判定する判定ステップと、前記判定ステップが前記回避行動を行ったと判定した際に、前記回避行動が行われたとされた一の位置に関する情報の要求を他の移動体に送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする情報送信方法である。
また、請求項14に記載の発明は、情報提供装置に、一の移動体の進行方向変化に関する情報である第1の挙動情報に基づいて前記一の移動体が回避行動を行ったかを判定する判定ステップと、前記判定ステップが前記回避行動を行ったと判定した際に、前記回避行動が行われたとされた一の位置に関する情報の要求を他の移動体に送信する送信ステップと、を実行させることを特徴とする情報送信プログラムである。
また、請求項15に記載の発明は、情報送信装置に、一の移動体の進行方向変化に関する情報である第1の挙動情報に基づいて前記一の移動体が回避行動を行ったかを判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて前記回避行動を行ったと判定された際に、前記回避行動が行われたとされた一の位置に関する情報の要求を他の移動体に送信する送信ステップと、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
[1.システムの構成及び動作]
以下に、本発明の実施例1である情報提供システム100について添付図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施例1である情報提供システム100を示している。
以下に、本発明の実施例1である情報提供システム100について添付図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施例1である情報提供システム100を示している。
図1に示すように、情報提供システム100は、検知装置、情報提供装置または情報送信装置としての端末装置10及びサーバS(「サーバ装置」の一例)を含んで構成されている。なお、図1においては、端末装置10が移動体の一例としての自動車Mに搭載されている場合を示している。
端末装置10は、各々が固有の装置識別子を有し得る。当該固有の装置識別子は、例えばMACアドレス等であってもよい。端末装置10は自動車Mに常時搭載されていてもよい。また、端末装置10は、自動車Mと切り離して携帯可能な、スマートフォンまたはタブレット等の携帯端末であってもよい。
端末装置10同士または端末装置10とサーバSとは、ネットワーク(通信路)NWを介して、例えば、TCP/IP等の通信プロトコルを用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、移動体通信網、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信及び有線通信を含むインターネット通信により構築され得る。
また、端末装置10同士は、Wi-Fi(登録商標)またはBluetooth(登録商標)等の無線通信によって通信可能である。また、ネットワークNWは、端末装置10同士のマルチホップ通信によっても構築され得る。
図2に端末装置10の構成を示す。例えば、端末装置10は、システムバス11を介して、大容量記憶装置13と、制御部15と、入力部17と、出力部19と、通信部21と、が協働する装置である。
大容量記憶装置13は、例えば、ハードディスク装置、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ等により構成されており、オペレーティングシステムや、端末用のソフトウェア等の各種プログラムを記憶する。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークを介して取得されるようにしてもよいし、記録媒体に記録されて各種ドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。
すなわち、大容量記憶装置13に記憶される各種プログラム(後述する処理の端末装置10における処理を実行するためのプログラムを含む)は、ネットワークを介して伝送可能であるし、また、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録して譲渡することが可能である。
道路地図を含む地図情報が保存されている地図情報データベース(図中、地図情報DBと示す)13Aが含まれている。地図情報データベース13Aの地図情報は、例えばナビゲーション装置に用いられている地図情報と同等の情報を有しているデータベースである。なお、地図情報データベース13Aの地図情報には、各地点の道路の車線数に関する情報も含まれている。当該車線数に関する情報は、車線数そのものの情報であってもよいし、車線が単数なのか複数なのかの情報であってもよい。
図3に、地図情報データベース13A内に保存されている車線数に関する情報を示すテーブルの一例として、車線数情報テーブルTB1を示す。車線数情報テーブルTB1においては、データの各々にIDが付されている。各データには、複数車線道路の情報として、道路名及び複数車線の範囲がキロポストを用いて示されている。例えば、車線数情報テーブルTB1に含まれているデータに示される道路は片側二車線以上の道路であり、それ以外の道路は片側一車線の道路と判断され得る。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)15A、ROM(Read Only Memory)15B、RAM(Random Access Memory)15C等により構成され、コンピュータとして機能する。そして、CPU15Aが、ROM15Bや大容量記憶装置13に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより各種機能を実現する。
入力部17は、自動車Mに備えられているジャイロセンサGY、加速度センサAC、GPS受信機GP及びカメラCAと制御部15とを通信可能に接続するインタフェース部である。
ジャイロセンサGYは、例えば、自動車Mのヨー方向の角度(姿勢)や角速度あるいは角加速度を検出することが可能なセンサである。加速度センサACは、自動車Mの上方から見て自動車Mの進行方向、すなわち前後方向と交差する方向の加速度を検出可能なセンサである。加速度センサACは、例えば、自動車Mの進行方向と垂直な横方向(幅方向)の加速度を検出可能である。
GPS受信機GPは、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号(GPS信号)を受信する装置である。カメラCAは、自動車Mの前方等の自動車Mの周囲の画像または動画を撮像可能な撮像装置である。
なお、ジャイロセンサGY、加速度センサAC、GPS受信機GP及びカメラCAのうちの1または複数は、自動車Mに備えられていなくともよい。例えば、ジャイロセンサGY、加速度センサAC、GPS受信機GP及びカメラCAのうちの1または複数は、端末装置10に搭載されていてもよい。また、ジャイロセンサGY、加速度センサAC、GPS受信機GP及びカメラCAのうちの1または複数は、自動車Mに備えられておらず端末装置10とも別装置であり、端末装置10と有線または無線で接続されていてもよい。
上述のように、制御部15は、ジャイロセンサGY、加速度センサAC、GPS受信機GP及びカメラCAと通信可能であり、これらの装置の1または複数から自動車Mの進行方向変化に関する情報を取得することが可能である。なお、進行方向変化に関する情報は、少なくともジャイロセンサGYから取得される情報含む情報から得られることとしてもよい。
また、制御部15は、当該取得された情報に基づいて、自動車Mが回避行動を取ったか否かを判定可能である。回避行動とは、例えば、自動車Mが自動車Mの走行の支障となる道路上にある障害物を回避する行動をいう。
図4は、道路R上に障害物等の支障があった場合の自動車Mの回避行動の様子の一例を示す上面図である。図4では、自動車Mの前後方向をX方向、自動車Mの横方向すなわち左右方向をY方向、自動車Mの上下方向をZ方向として示している。すなわち、自動車Mの進行方向変化、言い換えればヨーイングは、Z軸回りの自動車Mの方向変化である。当該ヨーイングに関する情報は、例えば、ジャイロセンサGYによって取得される自動車MのZ軸回りの角速度に基づいて取得されてもよい。また、当該ヨーイングに関する情報は、加速度センサACによって取得される自動車Mの進行方向と交差する方向の加速度に基づいて取得されてもよい。例えば、ヨーイングの回転方向の変化は、加速度センサACによって取得される自動車Mの横方向の加速度に基づいて取得されてもよい
図4では、道路Rが片側一車線の道路であり、自動車Mが車線LN1を走行している場合を示している。図4において、自動車Mは、時間の経過と共に、位置P0、位置P1、位置P2、位置P3、位置P4、位置P5の順に移動している。
図4では、道路Rが片側一車線の道路であり、自動車Mが車線LN1を走行している場合を示している。図4において、自動車Mは、時間の経過と共に、位置P0、位置P1、位置P2、位置P3、位置P4、位置P5の順に移動している。
図4に示すように、回避行動において、自動車Mの進行方向は、支障OBを避けて対向車線LN2に向けてまず右方向に変化する(P0−P1)。その後、自動車Mの進行方向は、対向車線に沿って走行すべく左方向に変化する(P1−P2)。自動車Mは、支障OBを通り過ぎるまで対向車線に沿って走行し、その間において自動車Mの進行方向は変化しない(P2−P3)。対向車線支障OBを通り過ぎた後に、自動車Mの進行方向は、元の車線に戻るべく左方向に変化する(P3−P4)。自動車Mが元の車線に戻ると、自動車Mの進行方向は、当該元の車線に沿って走行すべく右方向に変化し(P4−P5)、回避行動が終了する。
図5に、図4に示した回避行動の際の自動車の角速度の測定値を表している。図5においては、正を右回りの角速度、負を左回りの角速度としている。図5において、自動車Mが位置P0から位置P1に移動する間の時間をt1、位置P1から位置P2に移動する間の時間をt2、位置P2から位置P3に移動する間の時間をt3、位置P3から位置P4に移動する間の時間をt4、位置P4から位置P5に移動する間の時間をt5としている。
図5に示す様に、時間t1〜t2においては、支障OBを避けるべく自動車Mの進行方向が右方向に変化した後に左方向に変化するので、正の角速度変化の後に負の角速度変化が発生している。また、時間t3においては自動車Mが直進するため、角速度変化は発生しない。また、時間t4〜t5においては、元の車線に戻るべく、自動車Mの進行方向が右方向に変化した後に左方向に変化するので、負の角速度変化の後に正の角速度変化が発生している。
例えば、図5に例示したような自動車Mの支障OBの回避時の角速度の変化パターンが大容量記憶装置13内に複数保存されており、制御部15は、自動車Mの角速度と保存されている変化パターンとを照合して、自動車Mが回避行動をしたか否かを判定してもよい。
例えば、制御部15は、一定時間内にヨーイングの方向が一方の方向に変化した後に他方の方向に変化した場合に、自動車Mが回避行動を行ったと判定してもよい。また、制御部15は、一定時間内のヨーイングの角速度の変化量が所定の閾値を超えた際に自動車Mが回避行動を行ったと判定してもよい。
図6に、自動車Mが回避行動を取った際のヨーイングの変化、具体的にはヨーイングの角速度の測定値の一例を示す。図6において、回避行動を取ったか否かの判定の指標となる閾値をTHとしている。制御部15は、上述の図5のようなパターンを含む回避行動を示唆するヨーイングの変化パターンが検出されなくとも、例えば、図6に示すように、ヨーイングの角速度が所定の閾値THを超えた際に、自動車Mが回避行動を取ったと判定してもよい。
また、制御部15は、回避行動の開始時から回避行動の終了時までの時間、及びその時間における自動車Mの速度を取得して、当該合計時間及び速度から支障OBの規模、例えば支障OBとなっている障害物の道路Rに沿った長さL(図4参照)を判定してもよい。
例えば、制御部15は、図5に示したような回転速度t1〜t5の合計時間TA及びその時間における際の自動車Mの速度を取得して、当該合計時間及び速度から支障OBの規模を判定してもよい。
なお、道路Rが片側二車線以上であった場合には、上記進行方向の変化による判定によって回避行動だと判定された場合であっても、実際は単なる車線変更である場合があり得る。そのため、例えば、GPS受信機GPからの情報及び上記した地図情報データベース13Aに基づいて、回避行動が行われたと判定された位置の車線数に基づく判定が行われてもよい。
例えば、回避行動が行われた位置の車線が片側二車線以上である場合には、物体検出部としてのカメラCAによる映像も加味して判定が行われてもよい。具体的には、進行方向の変化による判定によって回避行動だと判定された場合に、当該進行方向の変化時のカメラCAによる映像を解析し、実際に障害物等の支障OBが有ったか否かに基づいて、当該進行方向の変化が回避行動による者か否かが判定されてもよい。
なお、車線が複数ある場合に自動車Mの回避行動が行われたか否かの判断は、端末装置10で行われても良いし、サーバSで行われてもよい。例えば、車線が複数ある場合に自動車Mの回避行動が行われたか否かの判断がサーバSで行われる場合、端末10からサーバSに上記回避行動による進行方向変化が起きたとされる位置及び当該進行方向変化時の画像を含む情報が送信される。
上述のように、回避行動を行ったか否かは、前記移動体が走行した道路の車線数が複数か否かに基づいて、または車線数が複数か否かを加味して判定されてもよい。
出力部19は、自動車Mに備えられているディスプレイDS及びスピーカーSPと制御部15を通信可能に接続するインタフェース部である。ディスプレイDSは、制御部15から送信された信号に基づいて画像表示を行うことが可能である。また、スピーカーSPは、制御部15からの送信された信号に基づいて音声を出力可能である。
なお、ディスプレイDS及びスピーカーSPのうちの少なくとも一方は、自動車Mに備えられていなくともよい。例えば、ディスプレイDS及びスピーカーSPのうちの少なくとも一方は、端末装置10に搭載されていてもよい。また、自動車Mに備えられておらず端末装置10とも別装置であり、端末装置10と有線または無線で接続されていてもよい。
通信部21は、上記したネットワークに接続されており、種々のデータを他の自動車Mに搭載されている端末装置10またはサーバS等の他の機器との間で送受信する。また、通信部21は、他の端末装置10とWi-Fi(登録商標)Direct等のピア・ツー・ピア(Peer to Peer(P2P))通信を行うことが可能である。
端末装置10は、ジャイロセンサGY、加速度センサAC、GPS受信機GP及びカメラCAから取得した自動車Mの進行方向変化に関する情報を、通信部21を介して、他の端末装置10及びサーバSを含む他の装置に送信可能である。
また、端末装置10は、通信部21を介して、上記した回避行動が発生した旨、及びその回避行動が発生した位置を含む回避発生情報を他の端末装置10またはサーバSに送信可能である。回避発生情報には、回避行動が発生した際、又は回避行動が発生する直前にカメラCAによって撮影された画像が含まれていてもよい。
また、端末装置10は、通信部21を介して、例えば他の自動車Mに備わる端末装置10から送信された上記した回避行動が発生した旨、及びその回避行動が発生した位置を含む回避発生情報を受信すると、その内容をディスプレイDSまたはスピーカーSPを介してユーザに提示可能である。
図7にサーバSの構成を示す。例えば、サーバSはシステムバス31を介して、通信部33と、大容量記憶装置35と、制御部37とが協働している装置である。
通信部33は、上記したネットワークNWに接続されており、種々のデータを端末装置10との間で送受信する。サーバSは、通信部33を介して、端末装置10から、ジャイロセンサGY、加速度センサAC、GPS受信機GP及びカメラCAから取得した自動車Mの進行方向変化に関する情報を受信可能である。
また、サーバSは、通信部33を介して、所定の地点または領域における自動車Mの進行方向変化に関する情報を、端末装置10から受信可能である。また、サーバSは、通信部33を介して、上記した回避発生情報を端末装置10から受信可能である。
大容量記憶装置35は、例えば、ハードディスク装置及びSSD(solid state drive)等により構成されており、オペレーティングシステムや、サーバ用のソフトウェア等の各種プログラムを記憶する。
また、大容量記憶装置35内には、道路地図を含む地図情報が保存されている地図情報データベース(図中、地図情報DBと示す)35Aが含まれている。地図情報データベース35Aの地図情報は、例えばナビゲーション装置に用いられている地図情報と同等の情報を有しているデータベースである。
また、大容量記憶装置35内には、自動車Mが回避する必要がある支障が発生している地点または領域に関する情報を含む、支障情報データベース(図中、支障情報DBと示す)35Bが含まれている。支障情報データベースは、端末装置10から受信される情報に基づいて更新される。
制御部37は、CPU(Central Processing Unit)37A、ROM(Read Only Memory)37B、RAM(Random Access Memory)37C等により構成され、コンピュータとして機能する。そして、CPU37Aが、ROM37Bや大容量記憶装置35に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより各種機能を実現する。
制御部37は、端末装置10の制御部15と同様に、自動車Mに搭載されている端末装置10から受信される情報に基づいて、自動車Mが回避行動を行ったか否かを判定可能である。具体的には、例えば、端末装置10からジャイロセンサGYによる自動車Mのヨー方向の角度変化を含む自動車Mの進行方向変化の情報を受信して、当該進行方向変化の情報から自動車Mが回避行動を行ったか否かを判定可能である。また、制御部37は、当該進行方向変化の情報に基づいて、回避行動の対象となった障害物等の支障の規模を判定することも可能である。
制御部37は、上記判定によって得られた結果によって、また、端末装置10から送信された回避発生情報に基づいて、支障情報データベース35B内の情報を更新する。
図8に、支障情報データベース内に保存される支障の位置または規模を含む情報を示すテーブルの一例として支障情報テーブルTB2を示す。図8に示すテーブルにおいては、それぞれのデータがデータID毎に並べられている。各データには、回避行動が行われた地点、すなわち支障が存在する地点の情報である支障発生地点として、道路名及びキロポスト表示または交差点名等が示されている。また、各データには当該支障の規模が示されている。図4の例では、支障の道路に沿った長さが示されている。
制御部37は、回避発生情報を受信すると、当該情報に基づいて、支障情報テーブルTB2に支障の情報を新たに追加する。制御部37は、支障情報テーブルTB2にある支障発生地点について、端末装置10に当該支障発生地点の情報である状況情報の送信を要求してもよい。この情報は、例えば、当該支障発生地点においてジャイロセンサGY、加速度センサAC、GPS受信機GPから取得された自動車Mの進行方向変化に関する情報であってもよい。また、当該支障発生地点においてカメラCAによって撮影された画像または当該支障発生地点の直前の画像であってもよい。すなわち、状況情報の送信の要求は、当該支障発生地点をカメラCAによって撮影された画像の送信を求める要求であってもよい。
制御部37は、当該要求によって送信された状況情報を受信し、この状況情報に基づいて、支障発生地点において、支障が未だに存在しているかを判定してもよい。この判定の結果、もはや支障が解消していると判定されれば、支障情報テーブルTB2が更新され、当該支障の情報は支障情報テーブルTB2から消去され得る。
[2.制御ルーチン]
以下に、実施例1の情報提供システムの端末装置10及びサーバSにおいて実行される制御ルーチンについて説明する。以下の説明では、端末装置10において、自動車Mが支障OBを回避すべく回避行動を行ったか否かを判定する場合の処理について説明する。
以下に、実施例1の情報提供システムの端末装置10及びサーバSにおいて実行される制御ルーチンについて説明する。以下の説明では、端末装置10において、自動車Mが支障OBを回避すべく回避行動を行ったか否かを判定する場合の処理について説明する。
[2−1.回避発生情報送信ルーチン]
図9に、端末装置10で実行される回避発生情報送信ルーチンR1を示す。回避発生情報送信ルーチンR1は、例えば、端末装置10に電源が入ると開始される。なお、回避発生情報送信ルーチンR1は、端末装置10において特定のアプリケーションが実行された際に開始されてもよい。
図9に、端末装置10で実行される回避発生情報送信ルーチンR1を示す。回避発生情報送信ルーチンR1は、例えば、端末装置10に電源が入ると開始される。なお、回避発生情報送信ルーチンR1は、端末装置10において特定のアプリケーションが実行された際に開始されてもよい。
端末装置10の制御部15は、ルーチンR1を開始すると、まずステップS11において、自動車Mの進行方向変化に関する情報である挙動情報の収集を開始する(ステップS11)。挙動情報は、例えば、上記したジャイロセンサGY、加速度センサAC及びGPS受信機GP等から取得される自動車Mの進行方向変化に関する検出信号または当該検出信号に基づいて生成された自動車Mの進行方向変化に関する情報であり得る。ステップS11において、制御部15は、挙動情報取得部として機能する。
制御部15は、挙動情報の収集を開始した後、自動車Mの車線変更が行われたか否かを判定する(ステップS12)。この判定は、上記した挙動情報に基づいて、自動車Mの進行方向変化が起きたか否かを判定することでなされてもよい。
ステップS12において、車線変更が行われていないと判定される(ステップS12:NO)と、制御部15は、回避行動が行われなかったと判定し、一定期間の経過後、再度ステップS12が実行する。すなわち、ステップS12において、車線変更が行われていないと判定される(ステップS12:NO)と、自動車Mの車線変更が行われたか否かの判定が繰り返しなされる。
ステップS12において、車線変更が行われたと判定される(ステップS12:YES)と、制御部15は、当該車線変更が行われた際の道路の車線が片側に複数有るか否かを判定する(ステップS13)。この判定は、例えば、GPS受信機GPからの情報によって取得される位置情報及び上記した車線数テーブルTB1に基づいて行われてもよい。また、この判定は、カメラCAによる画像を解析することによってなされてもよい。
ステップS13において、車線が複数であると判定される(ステップS13:YES)と、制御部15は、上記車線変更前に自動車Mの前方に障害物等の支障が有ったか否かを判定する(ステップS14)。この判定は、例えば、カメラCAによる画像を解析することによってなされてもよい。
ステップS14において、障害物がなかったと判定される(ステップS14:NO)と、制御部15は、回避行動が行われなかった判定して、再度ステップS12を実行する。ステップS12乃至ステップS15において、制御部15は、回避判定部として機能する。
ステップS13において車線が複数ではなく1つであったと判定される(ステップS13:NO)か、またはステップS14において障害物が有ったと判定される(ステップS14:YES)と、制御部15は、回避行動が行われたと判定して、当該回避行動の対象となった障害物等の支障の規模を判定する。この判定は、上記したように、回避行動時の自動車Mの挙動情報、具体的には例えば自動車Mの進行方向の変化態様に基づいてなされてもよい(ステップS15)。ステップS15において、制御部15は規模判定部として機能する。
ステップS15の終了後、制御部15は、回避行動が発生した旨、回避行動が行われた位置または領域、及び回避行動の対象となった支障の規模を含む回避発生情報を生成し(ステップS16)、当該回避発生情報を送信する(ステップS17)。この回避発生情報は、サーバSに送信されてもよい。
また、この回避発生情報は、他の端末装置10に車車間通信等で送信されてもよい。他の端末装置10に送信される場合、例えば、回避発生情報に含まれる回避行動が行われた位置または領域に基づいて、送信対象となる端末装置10が決められてもよい。ステップS17において、制御部15は、提供部として機能する。
例えば、回避発生情報に含まれる回避行動が行われた位置または領域の所定距離以内に位置している端末装置10か、または回避発生情報に含まれる回避行動が行われた位置または領域に向かって移動している端末装置10のみに回避発生情報が送信されてもよい。
なお、回避発生情報に含まれる支障の規模に基づいて、回避発生情報の送信対象となる端末装置10が決められてもよい。例えば、支障の規模が大きければ大きいほど、回避行動が行われた位置または領域から遠くの領域に位置している端末装置10まで送信対象としてもよい。また、例えば、支障の規模が小さい場合は、回避発生情報を送信した端末装置10が搭載されている自動車Mの後続車のみに回避発生情報が送信され、支障の規模が大きい場合には、対向車にも送信されることとしてもよい。
また、車線数に応じて回避発生情報を送信する対象となる端末装置が決められてもよい。例えば、片側2車線以上の道路の場合には、対向車線に支障が及ぶ可能性が低いので、対向車に回避発生情報を送信しなくともよい。
ステップS17の終了後、制御部15は、動作停止操作がなされたか否かを判定する(ステップS18)。この判定は、例えば、端末装置10のタッチパネルまたはボタン等の操作入力部(図示せず)に、ユーザが動作停止に関する操作を行ったか否かで判定してもよい。
ステップS18において、動作停止操作が行われていないと判定される(ステップS18:NO)と、制御部15は、挙動情報の収集を継続し、再度ステップS12を実行する。ステップS18において、動作停止操作が行われたと判定される(ステップS18:YES)と、制御部15は、挙動情報の収集を停止し(ステップS19)、ルーチンが終了する。
[2−2.情報収集ルーチン]
以下に、サーバSにおいて実行される、自動車Mの回避対象になる支障の情報を収集する処理について説明する。
以下に、サーバSにおいて実行される、自動車Mの回避対象になる支障の情報を収集する処理について説明する。
図10に、サーバSで実行される情報収集ルーチンR2を示す。情報収集ルーチンR2は、例えば、サーバ装置Sに電源が入ると開始される。なお、情報収集ルーチンR2は、サーバSにおいて特定のアプリケーションが実行された際に開始されてもよい。
サーバSの制御部37は、ルーチンR2を開始すると、まずステップS21において上記した回避発生情報または状況情報等の情報の受信の待機を開始し、回避発生情報を受信したか否かを判定する(ステップS21)。
ステップS21において、回避発生情報を受信したと判定される(ステップS21:YES)と、当該受信された回避発生情報に含まれる支障に関する情報が支障情報データベース35Bに保存される(ステップS22)。例えば、この保存の際に、上記した支障情報テーブルTB2に当該支障に関する情報が追加されて、支障情報テーブルTB2が更新されてもよい。
ステップS22の実行後、制御部37は、ステップS21において受信した回避発生情報を、回避発生情報の送信元の端末装置10以外の他の端末装置10に送信する(ステップS23)。他の端末装置10に送信する場合、上述した端末装置10による回避発生情報の送信と同様に、例えば、回避発生情報に含まれる回避行動が行われた位置または領域に基づいて、送信対象となる端末装置10が決められてもよい。ステップS23において、制御部37は、提供部として機能する。
例えば、回避発生情報に含まれる回避行動が行われた位置または領域の所定距離以内に位置している端末装置10か、または回避発生情報に含まれる回避行動が行われた位置または領域に向かって移動している端末装置10のみに回避発生情報が送信されてもよい。なお、回避発生情報に含まれる支障の規模に基づいて、回避発生情報の送信対象となる端末装置10が決められてもよい。
例えば、支障の規模が大きければ大きいほど、回避行動が行われた位置または領域から遠くの領域に位置している端末装置10まで送信対象としてもよい。なお、端末装置10が回避発生情報を他の端末装置10に直接送信した場合、サーバSは回避発生情報を端末装置10に送信しなくともよい。すなわち、ルーチンR2のステップS23は実行されなくともよい。
制御部37は、ステップS23の終了後、ステップS22において保存された回避発生情報に含まれる情報に基づいて、支障が発生した位置の状況に関する状況情報の送信を求める要求を端末装置10に送信し(ステップS24)、その後ルーチンR2は再度最初から実行される。
ステップS21において、回避発生情報が受信されていないと判定される(ステップS21:NO)と、制御部37は、上記状況情報を受信したか否かを判定する(ステップS25)。ステップS25において、状況情報が受信されていないと判定される(ステップS25:NO)と、制御部37は、再度ステップS21を実行して、回避発生情報が受信されたか否かが判定される。
ステップS25において、状況情報が受信されたと判定される(ステップS25:YES)と、当該状況情報に基づいて支障が解消されたか否かが判定される(ステップS26)。当該判定は、上述の様に、例えば、当該支障発生地点においてジャイロセンサGY、加速度センサAC、GPS受信機GPから取得された自動車Mの進行方向変化に関する情報に基づいてなされてもよい。また、当該支障発生地点においてカメラCAによって撮影された画像に基づいてなされてもよい。
ステップS25において、支障が解消されていないと判定される(ステップS26:NO)と、制御部37は、再度ステップS21を実行して、回避発生情報が受信されたか否かが判定される。
ステップS26において、支障が解消されたと判定される(ステップS26:YES)と、制御部37は、当該支障に関する情報である支障情報を、支障情報データベース35Bから削除する(ステップS27)。例えば、この削除の際に、上記した支障情報テーブルTB2に当該支障に関する情報が削除されて、支障情報テーブルTB2が更新されてもよい。
ステップS27の実行後、制御部37は、状況情報の送信の要求の取消を端末装置10に送信し(ステップS28)、その後ルーチンR2は再度最初から実行される。
[2−3.状況情報送信ルーチン]
以下に、端末装置10において実行される、上記した状況情報を送信する処理について説明する。なお、以下、端末装置の大容量記憶装置13内に、上記した状況情報の送信が要求されている位置に関する情報が保存されている場合を例に説明する。
以下に、端末装置10において実行される、上記した状況情報を送信する処理について説明する。なお、以下、端末装置の大容量記憶装置13内に、上記した状況情報の送信が要求されている位置に関する情報が保存されている場合を例に説明する。
図11に、状況情報が要求されている位置の情報を含むテーブルの一例として状況情報要求テーブルTB3を示す。図11に示すテーブルにおいては、それぞれのデータがデータID毎に並べられている。各データには、状況情報が求められている地点、すなわち情報の収集が求められている情報要求地点として、道路名及びキロポスト表示または交差点名等が示されている。
図12に、端末装置10で実行される状況情報送信ルーチンR3を示す。状況情報送信ルーチンR3は、例えば、端末装置10に電源が入ると開始される。なお、情報収集ルーチンR2は、端末装置10において特定のアプリケーションが実行された際に開始されてもよい。
端末装置10の制御部15は、ルーチンR3を開始すると、まずステップS31において、サーバSからの状況情報の送信の要求を受信したか否かを判定する。ステップS31において状況情報送信の要求が受信されたと判定される(ステップS31:YES)と、制御部15は、当該送信する状況情報を収集すべき位置である情報要求地点を保存する(ステップS32)。例えば、この保存の際に、上記した状況情報要求テーブルTB3に当該状況情報を収集すべき地点である情報要求地点に関する情報が追加されて、状況情報要求テーブルTB3が更新されてもよい。当該収集すべき位置の情報は、状況情報の送信の要求に含まれていてもよい。
ステップS31において、状況情報の送信の要求を受信していないと判定される(ステップS31:NO)、制御部15は、状況情報の送信の要求の取消を受信したか否かを判定する(ステップS33)。ステップS33において、状況情報の送信の要求の取消が受信されていないと判定される(ステップS33:NO)と、制御部15は、再度ステップS31を実行する。
ステップS33において、状況情報の送信の要求の取消が受信されたと判定される(ステップS33:YES)と、制御部15は、当該状況情報の送信の要求を、大容量記憶装置13から削除する(ステップS34)。例えば、この削除の際に、上記した状況情報要求テーブルTB3から当該状況情報の送信の要求が削除されて、状況情報要求テーブルTB3が更新されてもよい。
ステップS32及びステップS34が実行された後、制御部15は、自動車Mが情報要求地点に到達したか否かを判定する(ステップS35)。この判定は、地図情報データベース13Aの情報及びGPS受信機GPからの情報に基づいてなされてもよい。
ステップS35において、自動車Mが情報要求地点に到達していないと判定される(ステップS35:NO)と、制御部15は、再度ステップS31を実行する。
ステップS35において、自動車Mが情報要求地点に到達したと判定される(ステップS35:YES)と、制御部15は、状況情報を生成し(ステップS36)、当該生成された状況情報をサーバSに送信して(ステップS37)、ルーチンR3が再度最初から実行される。
上述のように、本実施例の情報提供システム100における自動車Mの回避行動の発生の判定においては、まず、移動体の進行方向の変化をセンサによって検出することによって、回避行動が発生したか否か、ひいては道路上に支障があるか否かが判定される。従って、画像解析を必ずしもする必要が無く、回避行動が発生したか否かの判定において、情報処理量の低減が図れるとともに判定処理の迅速化を図ることが可能である。
また、本実施例の情報提供システム100においては、自動車Mに搭載されている端末装置10が回避行動の発生を判定し、そのまま他の自動車Mの端末10に車車間通信で当該回避行動の発生及び道路上の支障の情報を迅速に送信可能である。
また、本実施例の情報提供システム100においては、自動車Mの回避行動が発生し、支障が存在するとされた位置に関する情報の送信の要求を端末装置10に送信する。そして、当該要求に応じて端末装置10から送信される支障が存在するとされた位置の情報を収集する。それにより、支障が発見された後に当該支障が引き続き存在しているか否かの情報を容易に収集でき、当該支障に関する情報の更新を迅速にかつ容易に行うことが可能である。
上述の様に、本実施例の情報提供システム100によれば、移動体の安全に資する情報を、情報処理の負荷及び通信負荷を小さくしつつ、迅速に提供可能である。
なお、上記実施例においては、回避行動が発生したか否かを端末装置10が判定するとしたが、回避行動が発生したか否かをサーバSが判定してもよい。例えば、図9に示した回避発生情報送信ルーチンR1のステップS13において、車線が複数有ると判定した場合に、車線変更が行われた位置及びカメラCAの画像のみをサーバSに送信し、サーバSにおいて回避行動が行われたか否かを判定してもよい。
また、端末装置10が、挙動情報をサーバSに常時送信し、サーバSが回避発生情報送信ルーチンR1のステップS12乃至S16を実行することで、回避行動が発生したか否か、ひいては道路上に支障があったか否かをサーバSで判定してもよい。
また、上記実施例においては、情報提供システム100にサーバSが含まれる場合を例に説明したが、サーバSは必ずしも必要でなくともよい。例えば、端末装置10の何れかがサーバSの機能を果たしていてもよい。
上述した実施例における端末装置及びサーバの構成、ルーチン、または回避行動発生の判定の具体的態様等は、例示に過ぎず、用途等に応じて、適宜選択または変更することができる。例えば、ルーチンにおける各ステップは、上記した例に関わらずサーバ、端末装置のいずれが行うこととしてもよい。
100 情報提供システム
10 端末装置
11,31 システムバス
15,37 制御部
13,35 大容量記憶装置
S サーバ
GY ジャイロセンサ
AC 加速度センサ
GP GPS受信機
CA カメラ
10 端末装置
11,31 システムバス
15,37 制御部
13,35 大容量記憶装置
S サーバ
GY ジャイロセンサ
AC 加速度センサ
GP GPS受信機
CA カメラ
Claims (15)
- 一の移動体の進行方向変化に関する情報である第1の挙動情報に基づいて前記一の移動体が回避行動を行ったかを判定する判定部と、
前記判定部が前記回避行動を行ったと判定した際に、前記回避行動が行われたとされた一の位置に関する情報の要求を他の移動体に送信する送信部と、
を含むことを特徴とする情報送信装置。 - 前記要求は、前記一の位置における前記他の移動体の進行方向変化に関する情報の要求であることを特徴とする請求項1に記載の情報送信装置。
- 前記判定部は、ヨーイングの変化態様に基づいて前記他の移動体が回避行動を行ったかを判定することを特徴とする請求項2に記載の情報送信装置。
- 前記判定部は、前記他の移動体が一定時間内に前記ヨーイング方向が一方の回転方向に変化した後に他方の回転方向に変化したかの判定に基づいて前記他の移動体が回避行動を行ったかを判定することを特徴とする請求項3に記載の情報送信装置。
- 前記判定部は、一定時間内の前記ヨーイングの変化量の変化量に基づいて前記他の移動体が回避行動を行ったかを判定することを特徴とする請求項3または4に記載の情報送信装置。
- 前記判定部は、前記他の移動体が前記一定時間内に走行した道路の車線数が単数か否かに基づいて前記移動体が回避行動を行ったかを判定することを特徴とする請求項4または5のいずれか一項に記載の情報送信装置。
- 前記ヨーイングの回転方向が変化したか否かの判定は前記他の移動体の横方向の加速度に基づいてなされることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1つに記載の情報送信装置。
- 前記送信部は、他の移動体のうち前記一の位置に基づいて選択された移動体に前記情報の要求を送信することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報送信装置。
- 前記挙動情報に基づいて前記一の移動体の回避行動の対象である回避対象の規模を判定する規模判定部を含み、前記送信部は、前記他の移動体のうち前記規模に基づいて選択された移動体に前記情報の要求を送信することを特徴とする請求項8に記載の情報提送信置。
- 前記判定部は、前記情報の要求に応じて前記他の移動体から送信された情報に基づいて前記支障がいまだにあるか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至9に記載の情報送信装置。
- 前記情報の要求は、前記一の位置の画像を求める要求であることを特徴とする請求項1乃至10に記載の情報送信装置。
- 前記第1の挙動情報を記憶する記憶部を更に備え、
前記回避行動が行われたとされた一の位置に関する情報の要求に応じて前記他の移動体から送信された情報に基づいて前記記憶部に記憶されている前記第1の挙動情報を更新することを特徴とする請求項1乃至11に記載の情報送信装置。 - 情報送信装置において実行される情報送信方法であって、
一の移動体の進行方向変化に関する情報である第1の挙動情報に基づいて前記一の移動体が回避行動を行ったかを判定する判定ステップと、
前記判定ステップが前記回避行動を行ったと判定した際に、前記回避行動が行われたとされた一の位置に関する情報の要求を他の移動体に送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする情報送信方法。 - 情報提供装置に、
一の移動体の進行方向変化に関する情報である第1の挙動情報に基づいて前記一の移動体が回避行動を行ったかを判定する判定ステップと、
前記判定ステップが前記回避行動を行ったと判定した際に、前記回避行動が行われたとされた一の位置に関する情報の要求を他の移動体に送信する送信ステップと、
を実行させることを特徴とする情報提供プログラム。 - 情報提供装置に、
一の移動体の進行方向変化に関する情報である第1の挙動情報に基づいて前記一の移動体が回避行動を行ったかを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて前記回避行動を行ったと判定された際に、前記回避行動が行われたとされた一の位置に関する情報の要求を他の移動体に送信する送信ステップと、
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018070875A JP2019185111A (ja) | 2018-04-02 | 2018-04-02 | 情報送信装置、情報送信方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018070875A JP2019185111A (ja) | 2018-04-02 | 2018-04-02 | 情報送信装置、情報送信方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019185111A true JP2019185111A (ja) | 2019-10-24 |
Family
ID=68341146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018070875A Pending JP2019185111A (ja) | 2018-04-02 | 2018-04-02 | 情報送信装置、情報送信方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019185111A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7562497B2 (ja) | 2021-10-26 | 2024-10-07 | 本田技研工業株式会社 | 道路情報処理システム |
-
2018
- 2018-04-02 JP JP2018070875A patent/JP2019185111A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7562497B2 (ja) | 2021-10-26 | 2024-10-07 | 本田技研工業株式会社 | 道路情報処理システム |
US12202474B2 (en) | 2021-10-26 | 2025-01-21 | Honda Motor Co., Ltd. | Road information processing system |
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