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JP2019176930A - 吸収性物品 - Google Patents

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JP2019176930A
JP2019176930A JP2018067272A JP2018067272A JP2019176930A JP 2019176930 A JP2019176930 A JP 2019176930A JP 2018067272 A JP2018067272 A JP 2018067272A JP 2018067272 A JP2018067272 A JP 2018067272A JP 2019176930 A JP2019176930 A JP 2019176930A
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花生 裕之
Hiroyuki Kao
裕之 花生
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Abstract

【課題】バックシートからの排泄水分の透過を抑制することのできる吸収性物品を提供する。【解決手段】吸収性物品100は、吸収性コア40の肌対向面側に設けられるスリット部49と、スリット部49に対して肌非対向面側に延在する、バックシート63を含むシートと、スリット部49に対する肌非対向面側において、バックシート63を部分的に重複させて形成されるシート重複部83と、を備えることを特徴とする。【選択図】図7

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
従来、紙おむつ、尿漏れパッドや生理用ナプキンといった吸収性物品が知られている。吸収性物品は、高吸収性ポリマーを含有する吸収体と、吸収体の肌非対向面側に配置されたバックシートとを備えている。吸収性物品によれば、着用者から排泄される尿や経血といった液体の水分(以降、「排泄水分」という)や固形成分等の排泄物を内部に保持して、吸収性物品から漏れ出すことを防ぐことができる。
吸収性物品による排泄物の吸収性能を高めるために、様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1では、吸収体に長手方向に沿って延びるスリットが設けられた吸収性物品が開示されている。特許文献1の吸収性物品によれば、吸収体を厚み方向に貫通するスリットを通じて排泄水分を拡散することができ、吸収体の長手方向の広範囲において排泄水分を吸収させやすくすることができるようになっている。
特開2017−189243号公報
本件は排泄水分の漏出を抑制することのできる吸収性物品を提供することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用及び効果であって、従来の技術では得られない作用及び効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
ここで開示する吸収性物品は、吸収性コアの肌対向面側に設けられるスリット部と、前記スリット部に対して肌非対向面側に延在する、バックシートを含むシートと、前記スリット部に対する肌非対向面側において、前記バックシートを部分的に重複させて形成されるシート重複部と、を備えることを特徴とする。
本件で示す吸収性物品によれば、排泄水分の漏出を抑制することができる。
一実施形態に係る尿漏れパッドの展開図である。 一実施形態に係る尿漏れパッドの分解斜視図である。 図1のIII−III矢視における、第一貼合部を備える尿漏れパッドの要部断面を示す模式図である。 第二貼合部を備える尿漏れパッドの要部断面を示す模式図である。 第一非透気部材を備える尿漏れパッドの要部断面を示す模式図である。 第二非透気部材を備える尿漏れパッドの要部断面を示す模式図である。 第一シート重複部を備える尿漏れパッドの要部断面を示す模式図である。 第一シート重複部の製造工程を示す模式図である。 第二シート重複部を備える尿漏れパッドの要部断面を示す模式図である。 尿漏れパッドの第一変形例の要部断面を示す模式図である。 尿漏れパッドの第二変形例の要部断面を示す模式図である。
以下、本件を実施するための形態を説明する。下記の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、適宜組み合わせることもできる。
実施形態で述べる吸収性物品は、着用者に装着され、着用者から排泄される尿や便等の排泄水分を吸収し保持する衛生用品である。この吸収性物品には、テープ型やパンツ型の紙おむつ(いわゆる「使い捨ておむつ」)といった吸収性物品のほか、尿漏れパッド、生理用ナプキン、パンティーライナーといった吸収性物品なども含まれる。以下の実施形態では、吸収性物品として尿漏れパッドを例示する。尿漏れパッドは通常、紙おむつの肌対向面側に装着されて用いられる。尿漏れパッドは、主に成人の要介護者に装着されて用いられる。
本実施形態では、尿漏れパッドについて、着用者の腹部に対向して配置される前身頃と背部に対向して配置される後身頃とを結ぶ方向を長手方向とする。これらの前身頃(長手方向の一側)と後身頃(長手方向の他側)との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部が位置する。また、尿漏れパッドが着用者に装着された状態(以下、「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(装着された状態で内側)を肌対向面側とし、肌対向面側の反対側(外側)を肌非対向面側とする。さらに、肌対向面側と肌非対向面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向の何れにも直交する方向を幅方向とする。その他、厚み方向の肌対向面側から視ることを平面視とする。そして、平面視での幅方向を左右ともいう。
本明細書において、例えば「1〜100」との数値範囲の表記は、その下限値「1」及び上限値「100」の双方を包含するものとする。また、他の数値範囲の表記も同様である。また、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。
[1.構成]
[1−1.基本構成]
図1〜図3を参照して、尿漏れパッド100の基本的な構成を説明する。なお、図3の断面図では、各構成を把握しやすくするため、各シート類の厚みを誇張して示している。なお、下記の説明では、「尿漏れパッド」を単に「尿パッド」と略称する。
図1に示すように、尿パッド100は、幅方向の中心線Aを基準として対称に構成されている。この尿パッド100は、長手方向に沿って前身頃2、股下部3、及び後身頃4の三つの領域に大別される。前身頃2は、装着状態で着用者の下腹部側に位置する領域である。後身頃4は、装着状態で着用者の臀部側に位置する領域である。股下部3は、前身頃2と後身頃4との間に位置して、装着状態で着用者の股下に位置する領域である。尿パッド100は、前身頃2及び後身頃4において、長手方向の両側縁部から股下部3よりも幅方向外方に延出する、左右一対のサイドフラップをそれぞれ有している。
図3に示すように、尿パッド100は、少なくとも吸収性コア40を備える。また、尿パッド100は、吸収性コア40を内蔵し、溝状部23と外周部24とを有する吸収体20を備える。また、図2及び図3に示すように、尿パッド100は、吸収体20と、吸収体20に積層されるシートとを有する積層体10を備える。積層体10は、吸収体20と、吸収体20の肌対向面側に積層されるトップシート62と、吸収体20の肌非対向面側に積層されるバックシート63とを備える。さらに、トップシート62の側方(幅方向外側)であって肌対向面側に、サイドシート64が配置される。また、バックシート63の肌非対向面側には、カバーシート65が積層される。積層体10、吸収体20、及び吸収性コア40は、前身頃2、股下部3、及び後身頃4にわたって長手方向に設けられている。また、吸収体20及び吸収性コア40は、平面視で、略長方形状の外形を有している。
図3に示すように、尿パッド100は、吸収性コア40と、吸収性コア40に積層される2以上のシートを有する積層シート60とを備えている。積層シート60は、吸収性コア40の長手方向に沿って幅方向中央部に少なくとも積層されるシートである。積層シート60は、吸収性コア40を被覆するラップシート61を有している。また、積層シート60は、ラップシート61の肌対向面側に配置されるトップシート62を有している。また、積層シート60は、ラップシート61の肌非対向面側に配置されるバックシート63を有している。さらに、積層シート60は、バックシート63の肌非対向面側に配置されるカバーシート65を有している。
以下、尿パッド100の各構成要素について説明する。
〔吸収性コア〕
吸収性コア40は、排泄水分を吸収して保持する吸液性をもつマット状(あるいはパッド状)の部材である。吸収性コア40は、長手方向に沿って延在するとともに、厚み方向に貫通するスリット部49を有している。すなわち、吸収性コア40は、平面視で吸収体20の長手方向に沿って延在するとともに、幅方向中心に設けられているスリット部49を有することで、四角環状の形状を有している。
図3に示すように、吸収性コア40は、高吸収性ポリマー(SAP(Superabsorbent polymer)、高吸水性高分子あるいは高吸水性樹脂とも称される)51と、繊維材料52とを含んでいる。吸収性コア40は、繊維材料52に高吸収性ポリマー51が混合されることにより形成されている。繊維材料52は、親水性を有する極細の繊維が絡まり合って形成されている。高吸収性ポリマー51は、繊維材料52に混合されることにより、通常、繊維材料52に埋没保持されている。高吸収性ポリマー51は、繊維材料52によって拡散された液体を吸収し保持することができる。高吸収性ポリマー51と繊維材料52との含有量は特に限定されないが、高吸収性ポリマー51と繊維材料52との合計含有量に対して、高吸収性ポリマー51の含有量の割合が、通常20〜80%、好ましくは30〜70%、より好ましくは40〜60%である。
<高吸収性ポリマー>
高吸収性ポリマー51としては、使い捨ておむつや尿パッドのような吸収性物品における吸収体の材料として用いられている各種公知のものを用いることができる。高吸収性ポリマー51としては、例えば、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デンプン−アクリロニトリル共重合体のケン化物、デンプン−アクリル酸エチルグラフト共重合体のケン化物等のデンプン系;ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物等のセルロース系;ポリアクリル酸(塩)、アクリル酸で架橋されたポリエチレンオキシド、ポリビニルアルコール−無水マレイン酸反応物の架橋物等の合成ポリマー系の物を用いることができる。これらの中でも、吸収性の観点から、ポリアクリル酸(塩)が好ましく、ポリアクリル酸ナトリウムがより好ましい。これらは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。高吸収性ポリマー51の形状は特に限定されないが、例えば、粒状、粉体状、ペレット状、ゾル状、フィルム状、繊維状等のものを用いることができる。
<繊維材料>
繊維材料52としては、例えば、パルプ繊維、レーヨン繊維、コットン繊維等のセルロース系の繊維や;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の合成繊維に親水化処理を施したものが挙げられる。中でも、吸収性の観点から、繊維又は合成繊維を粉砕あるいは解繊したフラッフパルプを用いることが好ましい。これらは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
〔吸収体〕
吸収体20は、吸収性コア40を内蔵することで、吸収性コア40と同様に吸液性をもつマット状の部材である。図1〜図3に示すように、吸収体20は、平面視で吸収体20の長手方向に沿って設けられる溝状部23と、平面視で溝状部23の外側に設けられる外周部24とを有している。
図3に示すように、吸収体20は、吸収性コア40とラップシート61とを有している。吸収体20は、吸収性コア40がラップシート61によって被包(ラップ)されることで形成されている。溝状部23は、スリット部49の形状にあわせて、ラップシート61が、外周部24よりも厚み方向に凹むことで形成されている。また、図1及び図3に示すように、溝状部23は、吸収体20の肌対向面側において、長手方向に沿って幅方向中心に形成されている。
<ラップシート>
ラップシート61は、吸収性コア40を被覆するシート状の部材である。ラップシート61によって、吸収性コア40の肌対向面側と肌非対向面側とを含めて、吸収性コア40の全体が被包されることで、吸収性コア40の定形性が確保される。
ラップシート61は、吸収性物品に用いられている公知の材料で形成することができる。例えばティッシュペーパーのような紙;スパンボンド不織布、ニードルパンチ不織布、スパンレース不織布、エアースルー不織布、SMS(Spunbound Meltblown Spunbound)不織布等を用いることができる。
〔積層体〕
図2に示すように、積層体10は、吸収体20の両主面側にトップシート62とバックシート63とがそれぞれ配置された積層構造体である。中でも、トップシート62は、吸収体20の肌対向面側の表面に配置される。また、バックシート63は、吸収体20の肌非対向面側の表面に配置される。積層体10は、肌対向面側からの排泄水分をトップシート62に透過させて、透過した排泄水分を吸収体20によって吸収保持するとともに、バックシート63によって肌非対向面側から外部への漏出を阻止する。トップシート62及びバックシート63と吸収体20とは、ホットメルト接着剤等の公知の接着剤によって固定することができる。図3に示すように、積層体10は、その肌対向面側において、溝状部23の形状にあわせて、厚み方向に凹んでいる。
<トップシート>
トップシート62は、積層体10において最も肌対向面側に配置されるシート状の部材である。トップシート62は、尿パッド100の幅方向中央領域に設けられるため、センターシートとも称される。図3に示すように、トップシート62は、吸収体20よりも幅方向寸法が大きく、肌対向面側から吸収体20の全面を被覆する。また、トップシート62は、尿パッド100が装着された状態において、着用者の肌に接触して、排泄水分を透過させて吸収体20に吸収させる。このため、トップシート62は、少なくとも一部または全部が透水性の高い材料で構成される。また、トップシート62は、装着状態のフィット性のため、柔軟性が高い材料で構成されることが好ましい。また、装着状態での蒸れを抑えるため、通気性を併せもつ材料で構成されることが好ましい。
トップシート62を構成する材料としては、例えば、織布、不織布、多孔性フィルム等を用いることができる。または、トップシート62としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン等の熱可塑性樹脂の繊維に親水化処理を施して,不織布にしたものを用いてもよい。トップシート62を構成する不織布としては、例えば、スパンボンド不織布、ニードルパンチ不織布、スパンレース不織布、エアースルー不織布、メルトブローン不織布、SMS不織布等を用いることができる。
<バックシート>
バックシート63は、積層体10で最も肌非対向面側に配置されるシート状の部材である。バックシート63は、吸収体20及びトップシート62よりも幅方向寸法が大きく、肌非対向面側から吸収体20及びトップシート62の全面を被覆する。また、バックシート63は、吸収体20から肌非対向面側に排泄物が漏れるのを防ぐ。このため、バックシート63は、透水性の低い材料で構成される。また、バックシート63は、装着状態での蒸れを抑えるため、透湿性を併せもつ材料で構成されることが好ましい。
バックシート63を構成する材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂シートを用いることができる。中でも、バックシート63としては、0.1〜0.4μmの微細な孔が複数形成された微多孔性の熱可塑性樹脂シートを用いることが好ましい。このようなシートとしては、例えば、熱可塑性樹樹脂中に無機充填剤を混練してシートを成形した後に、延伸することにより得られるシートを用いることができる。
〔サイドシート、カバーシート〕
尿パッド100は、積層体10に対して積層されるサイドシート64及びカバーシート65をさらに備えている。サイドシート64は、積層体10の肌対向面側において幅方向側方にわたって配置される。また、カバーシート65は、積層体10の肌非対向面側に配置される。サイドシート64及びカバーシート65と積層体10とは、ホットメルト接着剤等の公知の接着剤によって固定することができる。
<サイドシート>
サイドシート64は、積層体10の両側部に後述する立体ギャザー70を形成するために幅方向両側に設けられる左右一対の部材である。図3に示すように、サイドシート64は、トップシート62及びバックシート63の幅方向側方のそれぞれに設けられている。さらに、サイドシート64は、トップシート62及びバックシート63の幅方向側方から、幅方向側部にかけて肌対向面側に積層される。サイドシート64は、後述する立体ギャザー70の収縮を利用して、着用者の肌に当接する方向に向かって起立する。
サイドシート64は、幅方向側方への液漏れを防ぐため、透水性の低い材料で構成されることが好ましい。サイドシート64としては、スパンボンド不織布を用いることができる。また、サイドシート64の一部は、尿パッド100において最も肌対向面側に配置される(このことから、サイドシート64はトップシート62と同様に「トップシート」とも称される)。このように着用者に対して接触しうるサイドシート64としては、SMS不織布やSMMS(Spunbound Meltblown Meltblown Spunbound)不織布のようにメルトブローン層を含ませることにより、柔軟性を高めたスパンボンド不織布を用いることが好ましい。あるいは、スパンボンド不織布をなす繊維の繊度や目付量が抑えられることにより、柔軟性を向上させたスパンボンド不織布を用いることが好ましい。
なお、「繊度」とは、繊維の繊維径(太さ)や断面積に対応するパラメータであり、所定の長さあたりの重量で表される。例えば、一本の繊維について10000mあたりのグラム数(デシテックス)が「繊度」として用いられる。
また、「目付量」とは、シートの厚みあるいは積層度合いに対応するパラメータであり、単位面積あたりの重量で表される。例えば、一平米あたりのグラム数が「目付量」として用いられる。
<カバーシート>
カバーシート65は、積層体10を肌非対向面側から被覆するシート状の部材である。カバーシート65は、尿パッド100で最も肌非対向面側に配置されることで、バックシート63を補強し、バックシート63の手触り(触感)を良好なものとするために用いられる。カバーシート65は、吸収体20、トップシート62、及びバックシート63よりも幅方向寸法が大きく設定され、装着状態で着用者の股下、臀部、下腹部等のまわりに配置される。
カバーシートは透気性の材料で構成され、例えば、織布、不織布等の材料で構成することができる。中でも、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の熱可塑性樹脂からなる不織布、湿式不織布を用いることが好ましい。特には、触感(手触り)を確保する観点及び柔軟性に優れるという観点から、カバーシート65としては、スパンボンド不織布を好適に用いることができる。
上述のように構成された尿パッド100では、肌対向面側から肌非対向面側へ向けて、サイドシート64、トップシート62、吸収体20、バックシート63、カバーシート65の順に各部材が積層されている。サイドシート64とカバーシート65とは、ホットメルト接着剤等の公知の接着剤によって貼り合わされる。
〔ギャザー〕
尿パッド100には、装着状態における着用者への追従性を高めるため、立体ギャザー70が設けられている。立体ギャザー70は、ゴムやポリウレタン、伸縮フィルムといった伸縮性をもつ部材(伸縮性部材)を伸張状態で不織布などのシートの間に挟んで、ホットメルト、ヒートシール、超音波溶着等で固定することによって伸縮性をもたせたシート複合体から構成される。このシート複合体は、伸縮性部材が伸張状態からもと(自然長の状態)に戻ろうとする力(復元力、弾性力)でシートに細かな皺が寄った状態となる。ここでは、伸縮性部材として糸状のゴム部材(以下、「糸ゴム」と略称する)71を例示する。
立体ギャザー70は、サイドシート64の幅方向内側端縁部が糸ゴム71で皺寄せられることで形成されている。立体ギャザー70は、排泄箇所の周縁で着用者に対する追従性を高めることにより、排泄物の幅方向側方への漏れを防ぐために設けられる。図1に示すように、立体ギャザー70は、サイドシート64の幅方向内側に配備される。図1及び図2に示すように、立体ギャザー70では、サイドシート64の幅方向内側の端縁で長手方向に沿って糸ゴム71が設けられている。また、図3に示すように、立体ギャザー70では、サイドシート64の幅方向内側の端縁部に位置するシート部64A,64Bが折り曲げられて重ねられる。これらのシート部64A,64Bによって、長手方向に延在する糸ゴム71が囲まれている。
[1−2.詳細構成]
次に、尿パッド100の詳細な構成を述べる。
尿パッド100では、スリット部49により溝状部23が形成されることで、溝状部23に沿った排泄水分の拡散や、肌非対向面側に向けて排泄水分の浸透が促され、吸収性能の向上が図られている。しかしながら、例えば、着用者が一度に多量の尿を排泄した場合には、吸収体20が尿を吸収しきるまでに時間を要することで、吸収体20で直ちに吸収しきれなかった排泄水分がバックシート63及びカバーシート65を透過して外部に漏れ出すおそれがある。また、着用者が座位等の姿勢の場合には、吸収体20に保持された排泄水分が重力によってバックシート63及びカバーシート65を透過して外部に漏れ出すおそれもある。特に、平面視でスリット部49に対応する位置では、排泄水分が漏出しやすい傾向にある。
そこで、このような肌非対向面側への排泄水分の漏出を抑制するために、尿パッド100には、スリット部49に対して肌非対向面側に漏止部80が設けられている。肌非対向面側への排泄水分の漏出を防止するとともに、排泄水分を幅方向に拡散させ、排泄水分を吸収体20に効率よく吸収させるという観点から、漏止部80の幅方向寸法は、スリット部49の幅方向寸法よりも大きいことが好ましい。また、同様の観点から、漏止部80の長手方向寸法は、スリット部49の長手方向寸法よりも大きいことが好ましい。
以下において、三種の漏止部80を例示する。具体的には、第一の漏止部80として貼合部81、第二の漏止部80として非透気部材82、第三の漏止部80としてシート重複部83を例示する。つまり、漏止部80は、貼合部81、非透気部材82及びシート重複部83の少なくとも一つを有する。
〔貼合部〕
図3及び図4に示すように、貼合部81では、吸収性コア40の肌非対向面側におけるシートが貼り合わせられている。このようなシートは、スリット部49に対して肌非対向面側に延在するものであれば特に限定されず、例えば、ラップシート61、バックシート63やカバーシート65等が挙げられる。また、このシートを貼り合わせる対象は、その肌対向面側に位置する構成要素であれば特に限定されず、例えば、吸収性コア40、ラップシート61やバックシート63等が挙げられる。
このような貼合部81として、図3には、スリット部49に対する肌非対向面側において、吸収性コア40を被覆するラップシート61の端縁どうしが貼り合わせられた第一貼合部81Aを示す。また、図4には、スリット部49に対する肌非対向面側において、吸収体20を肌非対向面側から覆うバックシート63を、その肌対向面側に位置するラップシート61に貼り合わせた第二貼合部81Bを示す。
貼合部81では、例えば、接着層によりシートが貼り合わせられる。接着層には、接着性能の発揮タイミングを調節可能なオンデマンド型接着剤を用いることが好ましい。
オンデマンド型接着剤としては、ホットメルト接着剤やUV(UltraViolet)硬化型接着剤等が用いられる。ホットメルト接着剤は、熱が印加されて溶融した後に硬化する。また、UV硬化型接着剤は、紫外線が照射されて硬化する。言い換えれば、ホットメルト接着剤は、熱が印加されるまでは接着性能を発揮しない。同様に、UV硬化型接着剤は、紫外線が照射されるまでは接着性能を発揮しない。
接着層には、UV照射のように特殊な設備が不要であり、作業性及び安全性に優れるという観点から、ホットメルト接着剤を用いることが好ましい。
接着層の厚み寸法は、尿パッド100の装着時の違和感を軽減する観点からは薄い方が好ましい。一方、排泄水分の透過を抑制し、シートを確実に貼り合わせる観点からはある程度の厚みを要する。したがって、接着層の厚み寸法は、例えば5〜500μm、好ましくは20〜100μmである。
また、接着層は、平面視で、スリット部49に重複する全域に設けてもよいし、スリット部49に対して部分的に設けてもよい。また、接着層は、平面視で様々なパターンに形成することができる。このようなパターンとしては、例えば、幅方向に略平行なストライプ状、長手方向に略平行なストライプ状、ドット状、千鳥状、波線状、格子状等が挙げられる。上記パターンの接着層によれば、排泄水分の肌非対向面側への透過を抑制しつつ、排泄水分を幅方向(吸収体20とバックシート63との間)に拡散することができる。
なお、第一貼合部81Aと第二貼合部81Bとを併用することもできる。第一貼合部81Aと第二貼合部81Bとを併用する場合には、接着層の厚み寸法、平面視において接着層を設ける領域、及び平面視における接着層のパターン形状は互いに同じであってもよいし、異なっていてもよい。
〔非透気部材〕
図5及び図6に示すように、非透気部材82は、スリット部49に対する肌非対向面側に配置される。非透気部材82は、気体も液体も透過させない部材である。非透気部材82が配置される位置は、スリット部49に対して肌非対向面側であれば特に限定されない。非透気部材82は、例えば、ラップシート61とバックシート63との間、バックシート63とカバーシート65との間等に配置することができる。
なお、図5及び図6における尿パッド100では、平面視で吸収性コア40に重複する領域であって、吸収性コア40の肌対向面側においてラップシート61の端縁どうしが貼り合わせられている。
このような非透気部材82として、図5には、吸収体20を肌非対向面側から覆うバックシート63の肌対向面側に配置した第一非透気部材82Aを示す。また、図6には、バックシート63の肌非対向面側に配置した第二非透気部材82Bを示す。
非透気部材82としては、ポリオレフィンフィルムやポリエステルフィルム等のプラスチックフィルムからなる非透気フィルムのほか、アルミニウム箔等の金属箔などが挙げられる。これらの中でも、入手が容易かつ安価であり、加工性に優れるという観点から、非透気フィルムが好ましい。ポリオレフィンフィルムを構成する材料としては、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂等が挙げられる。また、ポリエステルフィルムを構成する材料としては、ポリエチレンテレフタレート樹脂等が挙げられる。
非透気部材82は、着用者に対する違和感を軽減する観点からは薄い方が好ましい。一方、排泄水分の透過を抑制しつつ、非透気部材82の耐久性を維持する観点からはある程度の厚みを要する。したがって、非透気部材82の厚み寸法は、例えば5〜500μm、好ましくは20〜100μmである。
非透気部材82は、スリット部49に重複する全域に配置してもよいし、スリット部49に対して部分的に配置してもよい。
また、非透気部材82は、吸収性コア40の長手方向に延在させることが好ましい。このような非透気部材82は、尿パッド100のセンターラインとして機能し、製造工程上のマーカーとして利用することができる。センターラインの位置をマーカー識別手段により検出することで、センターラインに対して吸収体20が適切な位置に積層されたか否かを判別することができる。そのため、尿パッド100の製造工程において積層される吸収体20の位置ズレを防止し、尿パッド100の生産性を向上させることができる。また、尿パッド100を肌対向面側から平面視する際に非透気部材82を視認することができるため、着用者に対して尿パッド100を装着する際の位置あわせが容易になる。
なお、第一非透気部材82Aと第二非透気部材82Bとを併用することもできる。第一非透気部材82Aと第二非透気部材82Bとを併用する場合には、これらの部材82A,82Bを同じ材質としてもよいし、異なる材質としてもよい。また、第一非透気部材82Aと第二非透気部材82Bとは厚み寸法が同じであっても、異なっていてもよい。さらに、平面視において、第一非透気部材82Aと第二非透気部材82Bとを配置する領域は同じであっても、異なっていてもよい。
〔シート重複部〕
図7〜図9に示すように、シート重複部83は、スリット部49に対する肌非対向面側に設けられる。シート重複部83はバックシート63を部分的に重複させた部位である。
このようなシート重複部83として、図7には、バックシート63の幅方向断面を「Z」字状に折り返した第一シート重複部83Aを示す。また、図9には、二枚のバックシート63A,63Bを部分的に重複させた第二シート重複部83Bを示す。
第一シート重複部83Aは、例えば図8に示すように、一枚のバックシート63を、長手方向に延在する第一折り曲げ線Pと第二折り曲げ線Pとで、幅方向断面から視て「Z」字状に折り曲げることで形成される。なお、第二折り曲げ線Pは、第一折り曲げ線Pから幅方向に所定寸法離間して長手方向に延在している。つまり、幅方向に所定寸法離間した第一折り曲げ線Pと第二折り曲げ線Pとの間隔が、第一シート重複部83Aの幅方向寸法である。
また、第一シート重複部83Aとしては、上記のほかに、バックシート63を二つに折り返したものを例示することができる。
第二シート重複部83Bは、尿パッド100の幅方向内側において、二枚のバックシート63A,63Bの幅方向端部どうしを幅方向に所定寸法重複させることで形成される。つまり、二枚のバックシート63A,63Bの幅方向における重複寸法が、第二シート重複部83Bの幅方向寸法である。また、二枚のバックシート63A,63Bは、重複箇所において接着層によって貼り合わせられていてもよい。この場合、接着層としては、上記貼合部において説明した接着層を用いることができる。
なお、第一シート重複部83Aと第二シート重複部83Bとを併用することもできる。この場合、二枚以上のバックシートが必要になる。
[2.作用及び効果]
本実施形態の尿パッド100は、上述したように構成されるため、下記のような作用及び効果を得ることができる。
(1)尿パッド100は、スリット部49に対して肌非対向面側に、スリット部49から肌非対向面側への排泄水分の漏出を抑制するための漏止部80を備える。漏止部80により、肌非対向面側に排泄水分が漏出することを抑制しつつ、排泄水分が幅方向に拡散されるため、吸収体20により排泄水分を効率よく吸収することができる。
(2)漏止部80を、尿パッド100を構成するシートを貼り合わせた貼合部81とすることで、漏止部80を備える尿パッド100を簡便に製造することができる。
具体的には、第一貼合部81Aは、吸収性コア40をラップシート61で被覆する工程においてラップシート61の端縁どうしを接着層により貼り合わせるだけで形成することができる。また、第二貼合部81Bは、スリット部49に対する肌非対向面側においてバックシート63を肌対向面側に接着層により貼り合わせるだけで形成することができる。したがって、従来の尿パッド100の製造装置に、特別な製造装置を追加することなく、貼合部81を備える尿パッド100を簡便に製造することができる。また、接着層は材料費が安価であり、他のシートを増設することなく、漏止部80を備える尿パッド100の製造コストを低減することができる。さらに、接着層は、その厚み寸法、平面視において接着層を設ける領域及び平面視におけるパターン形状を適宜選択することで、バックシート63を透過する排泄水分を抑制する機能と、排泄水分を幅方向へ拡散させる機能とのバランスを図ることが容易である。
(3)漏止部80の非透気部材82としての非透気フィルムをバックシート63の肌対向面側及び/又は肌非対向面側に配置するだけで、漏止部80を備える尿パッド100を簡便に製造することができる。このような非透気フィルムは樹脂材料で構成することができる。そのため、材料設計の幅が広く、厚み寸法や形状の調整が容易である。したがって、非透気部材82としての非透気フィルムによって排泄水分の透過を抑制することができ、そのうえ、排泄水分を面方向(特に幅方向)に拡散させることができる。そして、非透気部材82としての非透気フィルムを漏止部80として用いることで、尿パッド100からの排泄水分の漏出を抑制しつつ、排泄水分を幅方向に拡散する機能を有する尿パッド100を簡便に得ることができる。
(4)また、非透気部材82としての非透気フィルムを吸収性コア40の長手方向に延在させて配置することで、この非透気フィルムが尿パッド100のセンターラインとして機能し、非透気フィルムを製造工程上のマーカーとして利用することができる。そのため、尿パッド100の製造工程において吸収体20を積層する際に位置ズレを防止し、尿パッド100の生産性を向上させることができる。また、尿パッド100を肌対向面側から平面視する際に非透気部材82としての非透気フィルムを視認することができるため、着用者に対して尿パッド100を装着する際の位置あわせが容易になる。
(5)漏止部80を、バックシート63を部分的に重複させたシート重複部83とすることで、材料の異なる部材を追加することなく、漏止部80を備える尿パッド100を簡便に製造することができる。
具体的には、第一シート重複部83Aは、バックシート63の幅方向断面を「Z」字状に折り曲げるだけで形成することができる。また、第二シート重複部83Bは、二枚のバックシート63A,63Bを部分的に重複させるだけで形成することができる。したがって、幅方向断面が「Z」字状に折り曲げられたバックシート63を捲回したロール状物や、部分的に重複した二枚のバックシート63A,63Bを捲回したロール状物を準備すれば、従来の製造装置を用いて、漏止部80を備える尿パッド100を容易に製造することができる。
[3.その他]
上記の実施形態では、厚み方向に貫通するスリット部49を有する四角環状の形状の吸収性コア40を備える尿パッド100を例に挙げて説明したが、吸収性コア40の形状は特に限定されない。つまり、スリット部49は、肌非対向面側に向けて排泄水分の浸透を促す機能を有するものであれば、吸収性コア40を厚み方向に貫通していなくてもよい。例えば、スリット部49に対応する位置に、高吸収性ポリマー51及び繊維材料52からなる吸収性材料の含有量が、外周部24に位置する吸収性コア40における吸収性材料の含有量よりも小さい低吸収性コア40aを設けてもよい。また、低吸収性コア40aにおける吸収性材料の含有量が、吸収性コア40における吸収性材料の含有量より小さければ、低吸収性コア40aの厚み寸法は特に限定されない。例えば、図10に示すように、低吸収性コア40aの厚み寸法を、吸収性コア40の厚み寸法よりも小さくしてもよい。また、低吸収性コア40aの厚み寸法を、吸収性コア40の厚み寸法と略同じにしてもよい。
なお、吸収性コア40の厚み寸法と低吸収性コア40aの厚み寸法とが略同一の場合、これをラップシート61で被包しても、吸収体20の外観から溝状部23を判別しにくいことがある。このような場合であっても、吸収体20は、平面視で低吸収性コア40aの位置する部分に溝状部23あるいはスリット部49を備えるものとする。
上記のような吸収性コア40及び低吸収性コア40aを含む吸収体20の製造方法は特に限定されず、公知の手法により製造することができる。例えば、吸収性材料を堆積する際に、吸収性材料を吸収性コア40の部分に多く(厚く及び/又は密に)堆積し、低吸収性コア40aの部分に少なく(薄く及び/又は疎に)堆積し、これらをラップシート61で被覆することで吸収体20を得ることができる。
また、漏止部80として、貼合部81、非透気部材82及びシート重複部83の2つ以上を組み合わせることもできる。例えば、図11には、第一貼合部81Aと第一非透気部材82Aとしての非透気フィルムとを併用した尿パッド100を示す。第一貼合部81Aと第一非透気部材82Aとしての非透気フィルムとを併用することで、平面視でスリット部49に対応する位置において、排泄水分がバックシート63を透過して漏れ出すことを確実に防止することができる。
100 尿パッド
2 前身頃
3 股下部
4 後身頃
10 積層体
20 吸収体
23 溝状部
24 外周部
25 中央部
40 吸収性コア
49 スリット部
51 高吸収性ポリマー
52 繊維材料
60 積層シート
61 ラップシート
62 トップシート
63 バックシート
64 サイドシート
65 カバーシート
80 漏止部
81 貼合部
82 非透気部材
83 シート重複部

Claims (3)

  1. 吸収性コアの肌対向面側に設けられるスリット部と、
    前記スリット部に対して肌非対向面側に延在する、バックシートを含むシートと、
    前記スリット部に対する肌非対向面側において、前記バックシートを部分的に重複させて形成されるシート重複部と、
    を備えることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記シート重複部が、前記バックシートを折り返した第一シート重複部を有する
    請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記シートが前記バックシートを2枚含み、
    前記シート重複部が、前記2枚の前記バックシートを部分的に重複させた第二シート重複部を有する
    請求項1又は2に記載の吸収性物品。
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