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JP2019139076A - 表示装置 - Google Patents

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JP2019139076A
JP2019139076A JP2018022548A JP2018022548A JP2019139076A JP 2019139076 A JP2019139076 A JP 2019139076A JP 2018022548 A JP2018022548 A JP 2018022548A JP 2018022548 A JP2018022548 A JP 2018022548A JP 2019139076 A JP2019139076 A JP 2019139076A
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JP2018022548A
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和夫 黒川
Kazuo Kurokawa
和夫 黒川
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Sharp NEC Display Solutions Ltd
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NEC Display Solutions Ltd
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Abstract

【課題】赤外線領域の光で映像を表示できるシミュレーター用の表示装置を提供すること。【解決手段】シミュレーター1,1aとしての表示装置10,10aは、赤外線を発光するLEDである赤外線LEDを含む画素を複数備え、複数の赤外線LEDで映像を表示する表示部と、映像信号に基づいて、表示部に映像を表示させる信号処理部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、表示装置に関する。
LED(light emitting diode)ディスプレイやシミュレーター用のLEDディスプレイは、人が肉眼で直接映像を見るため、画素を構成するRGBの各色は可視光を発光するLEDを使用している。
LEDディスプレイに関して、各画素の発光サイドに、赤色の光を発光するLEDと、緑色の光を発光するLEDと、青色の光を発光するLEDとに加えて、赤外線発光ダイオードを入れる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術は、普通の画像に重畳させて、他の画像データを表示させたり、光通信に利用したりすることを想定している。
また、映像表示と光通信とを同時に行う技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−127913号公報 特開2005−21536号公報
夜間や暗闇で、作業の訓練などを行うために、シミュレーターを利用する場合には、暗視メガネなどの暗視装置を通して映像を見る必要がある。このため、このようなシミュレーターでは、赤外線領域の光で映像を表示しなければならない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、赤外線領域の光で映像を表示できるシミュレーター用の表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、赤外線を発光するLEDである赤外線LEDを含む画素を複数備え、複数の前記赤外線LEDで映像を表示する表示部と、映像信号に基づいて、前記表示部に映像を表示させる信号処理部とを備える、表示装置である。
本発明の実施形態によれば、赤外線領域の光で映像を表示できるシミュレーター用の表示装置を提供できる。
第1の実施形態のシミュレーターの一例を示す図である。 第1の実施形態のシミュレーターの表示装置の一例を示す図である。 第1の実施形態の表示装置の単位ユニットに含まれる画素の一例を示す図である。 第1の実施形態の表示装置の画素の一例を示す図である。 第1の実施形態の表示装置を示すブロック図である。 第1の実施形態の表示装置が表示する映像の一例を示す。 第2の実施形態の表示装置の画素の一例を示す図である。 第2の実施形態の表示装置を示すブロック図である。
次に、本実施形態の表示装置を、図面を参照しつつ説明する。以下で説明する実施形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施形態は、以下の実施形態に限られない。
なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
また、本願でいう「XXに基づく」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含む。また、「XXに基づく」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含む。「XX」は、任意の要素(例えば、任意の情報)である。
(第1の実施形態)
(シミュレーター)
図1は、第1の実施形態のシミュレーターの一例を示す図である。
第1の実施形態のシミュレーター1は、夜間などの暗闇で、暗視装置を装着した者(以下「使用者」という)に、その暗視装置を介して、周辺の物体や、状況を目視させる。これによって、暗闇の中で、使用者が、物体を認識し、作業することをシミュレートすることを可能にする。暗視装置は、物体から放射または反射される赤外線を検出し、検出した赤外線を可視光に変換して表示する。暗視装置の一例は、暗視メガネ、暗視ゴーグルなどである。
シミュレーターは、表示装置10と、制御装置11と、操作装置12と、暗視装置13とを備える。図1には、使用者14も示されている。
表示装置10は、使用者14の前(使用者14が見ている方向)に設置され、制御装置11が出力した映像信号(映像入力信号)を処理することによって、使用者14が実際に作業を行う場所の周囲の環境の映像を映し出す。表示装置10の一例は、赤外線領域の光を発光するLED(以下「赤外線LED」という)を含む画素を複数備える。
制御装置11は、PC、ワークステーションなどの端末装置によって実現される。制御装置11は、表示装置10に表示する映像を表す情報を記憶し、記憶した映像を表す情報を含む映像入力信号を、表示装置10へ出力する。
操作装置12は、表示装置10に、映像を、再生させたり、停止させたり、左右上下にスクロールさせたり、表示内容を切り替えさせたりするための操作ボタンやスイッチを備える。操作装置12は、使用者の操作に応じて、映像の再生と、映像の停止と、映像の左右上下へのスクロールと、表示内容の切り替えとのうち、いずれかを行わせるための命令信号を、制御装置11へ出力する。制御装置11は、操作装置12が出力した命令信号を取得し、取得した命令信号に応じて、映像を加工する。制御装置11は、加工した映像を表す情報を含む映像入力信号を、表示装置10へ出力する。表示装置10は、制御装置11が出力した映像入力信号を受信し、受信した映像入力信号を処理することによって、映像を表示する。
暗視装置13は、赤外線を検出した場合に、検出した赤外線を可視光へ変換する。暗視装置13を装着した使用者14が表示装置10に表示されている映像を見た場合に、暗視装置13が、表示装置10に表示されている赤外線LEDによって表されている映像を、可視光によって表される映像へ変換する。このため、使用者14は、可視光によって表される映像を視認できる。
暗視装置13には、アクティブ方式のものと、パッシブ方式のものとがある。アクティブ方式の暗視装置13は、暗視装置13から赤外線を、表示装置10に表示されている被写体に照射して、その反射光を入力とするものである。パッシブ方式の暗視装置13は、アクティブ方式とは異なり、赤外線を照射せず、物体が発する赤外線や、暗視装置13とは別の光源が発した光であって、物体が反射した光を可視光へ変換して、目視できるようにしたものである。第1の実施形態では、パッシブ方式の暗視装置13を適用した場合について、説明を続ける。この場合、表示装置10は、赤外線で、映像を表示する。
一例として、暗視装置13を装着した使用者が、夜間に車を運転するシミュレートを行うことを想定して説明する。この場合、操作装置12は、ドライビングシミュレーターのように、ステアリングハンドル、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバーなどの操作機能を備える。
制御装置11は、使用者14が走行する際に見ると想定される現場の映像を表す情報を記憶している。制御装置11は、その映像を表す情報を含む映像入力信号を、表示装置10へ送信する。
表示装置10は、制御装置11が送信した映像入力信号を受信し、受信した映像入力信号に含まれる映像を表す情報を処理することによって、映像を表示する。
使用者14は、暗視装置13を装着し、装着した暗視装置13を介して、表示装置10に表示された映像を見る。表示装置10に表示された映像は、赤外線LEDが点灯することによって表されている。このため、使用者14は、暗視装置13で、赤外線によって表された映像が変換された可視光によって表された映像を目視することができる。
操作装置12は、使用者14の操作に応じて、操作に応じた右折、左折、加速、ブレーキなどの命令信号を作成し、作成した命令信号を、制御装置11へ送信する。制御装置11は、命令信号を受信し、受信した命令信号にしたがって、表示装置10に表示する映像の向きや、表示する速さをリアルタイムで演算する。制御装置11は、演算した結果に基づいて、表示装置10に表示する映像を表す情報を含む映像入力信号を作成し、作成した映像入力信号を、表示装置10へ出力する。表示装置10は、制御装置11が出力した映像入力信号を受信し、受信した映像入力信号に含まれる映像を表す情報を処理することによって、映像を表示する。
以下、第1の実施形態のシミュレーターに含まれる表示装置10について説明する。
図2は、第1の実施形態のシミュレーターの表示装置の一例を示す図である。表示装置10は、表示部20を備える。表示部20の一例は、水平方向に2400個の画素と、垂直方向に1440個の画素とを備える。つまり、表示部20は、画面全体で、3456000個(2400個×1440個)の画素を備える。
しかし、3456000個の画素を実装したプリント基板を一枚で構成することは難しい。このため、第1の実施形態の表示装置10の表示部20は、縦3個横5個の合計15個の単位ユニット21a−単位ユニット21oに分割される。以下、単位ユニット21a−単位ユニット21oのうち、任意の単位ユニットを単位ユニット21と記載する。
図3は、第1の実施形態の表示装置の単位ユニットに含まれる画素の一例を示す図である。単位ユニット21は、複数の画素31を含む。図3に示される例では、単位ユニット21は、縦480個の画素31、横480個の画素31で構成される。つまり、単位ユニット21は、全体で、230400個(480個×480個)の画素を備える。
図4は、第1の実施形態の表示装置の画素の一例を示す図である。
画素31は、赤外線LED41をパッケージにしたものである。
図5は、第1の実施形態の表示装置を示すブロック図である。図5は、赤外線LED41をパッケージにした画素31を複数含む表示部20を備える表示装置10の信号処理部50を示すブロック図が示される。
表示装置10の信号処理部50は、制御回路61と、入力信号処理部62と、画像処理部63と、ドライバーI/F64と、タイミング処理部65と、マトリクスLEDドライバー66と、LEDマトリクス67とを備える。
制御回路61は、信号処理部50の各ブロックの動作モードの設定や各ブロックの状態確認などの制御を行う。具体的には、制御回路61は、入力信号処理部62と、画像処理部63と、ドライバーI/F64と、タイミング処理部65とに対して、動作モードの設定や、状態確認などを行う。制御回路61は、入力信号処理部62と、画像処理部63と、ドライバーI/F64と、タイミング処理部65とへ、制御信号を出力する。
入力信号処理部62は、制御装置11が出力した映像入力信号を受信する。ここで、映像入力信号は、RGB信号、色差信号、白黒の輝度信号、アナログ信号、デジタル信号などである。以下、映像入力信号の一例として、入力信号処理部62へ、RGB信号が出力される場合について説明を続ける。この場合、入力信号処理部62は、受信したRGB信号を、映像データと同期信号とに分岐する。入力信号処理部62は、映像データを画像処理部63へ出力し、同期信号(Sync)を画像処理部63とタイミング処理部65とへ出力する。
画像処理部63は、複数のインターフェース回路を備え、複数のインターフェース回路の各々は、異なる信号形態の入力信号を受信する。画像処理部63は、制御回路61が出力した制御信号にしたがって、複数のインターフェース回路のうち、入力信号処理部62が出力する信号を受信できるインターフェースを選択する。具体的には、画像処理部63は、制御回路61が出力する制御信号を取得し、取得した制御信号にしたがって、RGB信号を受信できるインターフェースを選択する。
画像処理部63は、入力信号処理部62が出力したRGB信号を取得し、取得したRGBデータを、制御回路61が出力した制御信号にしたがって処理することによって、画質調整やガンマ調整を行う。また、画像処理部63は、表示部20の構成に応じて、表示部20が複数の単位ユニット21で構成される場合には、その複数の単位ユニット21の各々で表示するRGBデータを作成する。さらに、赤外線LEDには、白黒の映像データが出力されるため、画像処理部63は、制御回路61が出力する制御信号にしたがって、RGBデータを、映像データ(輝度信号)へ変換する。画像処理部63は、RGBデータを変換することによって得られた映像データ(輝度信号)を、ドライバーI/F64へ出力する。
ドライバーI/F64は、画像処理部63が出力した映像データ(輝度データ)を取得し、取得した映像データ(輝度データ)を、マトリクスLEDドライバー66へ出力する。
タイミング処理部65は、入力信号処理部62が出力した同期信号を取得し、取得した同期信号にしたがって、タイミング信号を生成する。タイミング処理部65は、制御回路61が出力する制御信号にしたがって、生成したタイミング信号を、マトリクスLEDドライバー66へ出力する。ここで、マトリクスLEDドライバー66へ出力されるタイミング信号は、赤外線LED41を駆動するための信号である。
マトリクスLEDドライバー66は、ドライバーI/F64が出力する映像データと、タイミング処理部65が出力するタイミング信号とを取得し、取得した映像データと、タイミング信号とに基づいて、表示部20の各画素を構成する赤外線LED41を駆動する。マトリクスLEDドライバー66は、ドライバーI/F64が出力した映像データを、各画素の諧調データとし、タイミング処理部65が出力したタイミング信号を基準として、諧調データから実際に赤外線LED41を駆動するためのPWM(パルス幅変調)信号を生成する。
また、マトリクスLEDドライバー66は、タイミング処理部65が出力したタイミング信号から、PWM信号を、対応する赤外線LED41に正しく割り当てるための走査信号を生成する。マトリクスLEDドライバー66は、生成したPWM信号と走査信号とを、LEDマトリクス67へ出力する。
LEDマトリクス67には、画素31が実装されている。画素31は、赤外線LED41をパッケージにしたものである。LEDマトリクス67は、マトリクスLEDドライバー66が出力した走査信号によって、点灯する赤外線LED41が順次切り替えられる。また、LEDマトリクス67は、マトリクスLEDドライバー66が出力したPWM信号によって、赤外線LED41を駆動する。
前述した実施形態では、パッシブ方式の暗視装置13を適用した場合について説明したが、この例に限られない。例えば、アクティブ方式の暗視装置13を適用してもよい。この場合、制御装置11は、表示装置10に表示させる映像を、アクティブ方式の暗視装置13の作業を想定した場合と、パッシブ方式の暗視装置13の作業を想定した場合との間で、変更してもよい。具体的には、表示装置10は、物体に照射される光の具合を変更するようにしてもよい。
図6は、第1の実施形態の表示装置10が表示する映像の一例を示す。
図6の左図は、アクティブ方式の暗視装置13の作業を行う場合に、使用者が見ると想定される物体の一例を示す。この例では、光(赤外線)は、使用者が装着した暗視装置13から照射されるので、物体の影は見えない。
図6の右図は、パッシブ方式の暗視装置13の作業を行う場合に、使用者が見ると想定される物体の一例を示す。この例では、光(赤外線)は、左上側から照射されているので、物体の影が見える。表示装置10に表示させる映像を、アクティブ方式の暗視装置13の作業を想定した場合と、パッシブ方式の暗視装置13の作業を想定した場合との間で、変更することによって、実際に近いシミュレーションが可能になる。
前述した第1の実施形態では、表示装置10は、表示部20を備え、表示部20が、水平方向に2400個の画素と、垂直方向に1440個の画素とを備える場合について説明したが、この限りでない。例えば、表示部が備える画素の数については、任意の数を適用できる。
前述した第1の実施形態では、表示装置10の表示部20を、複数の単位ユニットに分割した場合について説明したが、この限りでない。例えば、表示装置10の表示部20を、分割しないで構成してもよい。
前述した第1の実施形態では、表示装置10の表示部20が、単位ユニット21a−単位ユニット21oに分割される場合について説明したが、この例に限られない。例えば、表示装置10の表示部20に含まれる単位ユニットの数は、解像度や、画面サイズや、アスペクトの違いによって、変更可能である。また、単位ユニットの画素に含まれる赤外線LED41のサイズや、赤外線LED41同士の縦横の間隔(画素ピッチ)も変更可能できる。このように構成することによって、解像度や、画面サイズや、視認距離(画面を見るときの画面からの距離)の違う画面を構成できるため、設置環境(特に広さ)に応じた画面にできる。
前述した第1の実施形態では、使用者が操作装置12を操作することによって、その操作装置12が出力した命令信号にしたがって、制御装置11が、表示装置10に表示する映像を変更する場合について説明したが、この例に限られない。例えば、使用者の位置、動き、向きなどの使用者の状態を検出する検出装置を用意する。検出装置は、使用者の状態を検出し、検出した使用者の状態を示す情報を、制御装置11へ出力する。制御装置11は、検出装置が出力した使用者の状態を示す情報を取得し、取得した使用者の状態を示す情報に基づいて、表示装置10に表示する映像を変更するようにしてもよい。
前述した実施形態では、表示装置10が、使用者14の前(使用者14が見ている方向)に設置される場合について説明したが、この例に限られない。例えば、表示装置10を、使用者14の前に加えて、左右上下後に設置してもよい。つまり、使用者14は、表示装置10で囲まれる。このように構成することによって、使用者14は前方だけを見ている必要はなく、使用者14が向く方向に必ず表示装置10が設置されているので、使用者14が実作業空間にいて、作業や行動をしているような空間を作ることができる。
前述した第1の実施形態では、入力信号処理部62が、制御装置11が出力したRGB信号を受信する場合について説明したが、この例に限られない。例えば、RGB信号の代わりに、入力信号処理部62は、色差信号、白黒の輝度信号、アナログ信号、デジタル信号などを受信してもよい。この場合、入力信号処理部62は、入力された信号に応じた処理を行う。
第1の実施形態のシミュレーターによれば、表示装置10が、赤外線LEDを含む画素を複数備え、複数の赤外線LEDで映像を表示する表示部と、映像信号に基づいて、表示部に映像を表示させる信号処理部とを備える。このように構成することによって、赤外線で映像を表示できるので、赤外線領域の光で映像を表示できるシミュレーター用の表示装置を提供できる。
また、信号処理部50は、映像信号を輝度信号へ変換し、変換することによって得られた輝度信号によって、表示部20の複数の赤外線LEDのいずれかを発光させ、表示部20は、輝度信号にしたがって、複数の赤外線LEDのいずれかを発光させる。このように構成することによって、赤外線によって映像を表示することができる。
信号処理部50は、表示部20が複数の単位ユニット21で構成される場合に、複数の単位ユニット21の各々で表示する映像を生成する。このように構成することによって、表示装置10の画面が大きくなった場合でも、赤外線によって映像を表示できる。
(第2の実施形態)
(シミュレーター)
第2の実施形態のシミュレーター1aの一例は、図1を適用できる。ただし、表示装置10の代わりに、表示装置10aを備える点で、第1の実施形態とは異なる。
第2の実施形態のシミュレーター1aは、昼間などの明るみで、周辺の物体や、状況を目視させることによって、使用者が、物体を認識し、作業することをシミュレートすることを可能にする。
また、シミュレーター1aは、夜間などの暗闇で、暗視装置を装着した使用者に、その暗視装置を介して、周辺の物体や、状況を目視させることによって、暗闇の中で、使用者が、物体を認識し、作業することをシミュレートすることを可能にする。暗視装置は、物体から放射または反射される赤外線を検出し、検出した赤外線を可視光に変換して表示する。暗視装置の一例は、暗視メガネ、暗視ゴーグルなどである。
シミュレーター1aは、表示装置10aと、制御装置11と、操作装置12と、暗視装置13とを備える。図1には、使用者14も示されている。
表示装置10aは、使用者14の前(使用者14が見ている方向)に設置され、制御装置11が出力した映像入力信号を処理することによって、使用者14が実際に作業を行う場所の周囲の環境の映像を映し出す。表示装置10の一例は、可視光領域の光を発光するLEDと、赤外線LEDとを含む画素を複数備える。ここで、可視光領域の光を発光するLEDには、赤色の光を発光するLED(以下「赤色LED」という)と、緑色の光を発光するLED(以下「緑色LED」という)と、青色の光を発光するLED(以下「青色LED」という)とが含まれる。
以下、第2の実施形態のシミュレーターに含まれる表示装置10aについて説明する。
第2の実施形態のシミュレーターの表示装置10aの表示部20の一例は、図2を適用できる。
第2の実施形態の表示装置10aの単位ユニット21に含まれる画素31の一例は、図3を適用できる。
図7は、第2の実施形態の表示装置の画素の一例を示す図である。
画素31は、赤外線LED41と、青色LED42と、緑色LED43と、赤色LED44とをパッケージにしたものである。
図8は、第2の実施形態の表示装置を示すブロック図である。図8は、赤外線LED41と、青色LED42と、緑色LED43と、赤色LED44とをパッケージにした画素31を複数含む表示部20を備える表示装置10aの信号処理部50aを示すブロック図が示される。
表示装置10aの信号処理部50aは、制御回路61と、入力信号処理部62と、画像処理部63aと、ドライバーI/F64と、タイミング処理部65と、マトリクスLEDドライバー66aと、LEDマトリクス67とを備える。マトリックスLEDドライバー66aは、青色LED42と、緑色LED43と、赤色LED44とを駆動する第1ドライバー66a1と、赤外線LED41を駆動する第2ドライバー66a2とを含む。
暗視装置13を使用しないで、肉眼で、可視光の映像を見る場合について説明する。この場合、表示装置10aは、青色LED42と、緑色LED43と、赤色LED44とで、映像を表示する。マトリクスLEDドライバー66aは、第2ドライバー66a2の動作を停止させる。第1ドライバー66a1は、青色LED42と、緑色LED43と、赤色LED44とを駆動する。
画像処理部63aは、RGBデータを、映像データ(輝度信号)へ変換する処理は行わず、RGBデータを、ドライバーI/F64へ出力する。ドライバーI/F64は、画像処理部63aが出力したRGBデータを、マトリクスLEDドライバー66aの第1ドライバー66a1へ出力する。
マトリクスLEDドライバー66aの第1ドライバー66a1は、ドライバーI/F64が出力する映像データとタイミング処理部65が出力するタイミング信号とを取得し、取得した映像データとタイミング信号とに基づいて、表示部20aの各画素を構成する青色LED42と、緑色LED43と、赤色LED44とを駆動する。
暗視装置13を使用して、赤外線の映像を見る場合について説明する。この場合、表示装置10aは、赤外線LED41が発光する赤外線で、映像を表示する。マトリクスLEDドライバー66aは、第1ドライバー66a1の動作を停止させる。第2ドライバー66a2は、赤外線LED41を駆動する。
画像処理部63aは、RGBデータを、映像データ(輝度信号)へ変換する処理を行い、映像データ(輝度信号)を、ドライバーI/F64へ出力する。ドライバーI/F64は、画像処理部63aが出力した映像データを、マトリクスLEDドライバー66aの第2ドライバー66a2へ出力する。
マトリクスLEDドライバー66aの第2ドライバー66a2は、ドライバーI/F64が出力する映像データとタイミング処理部65が出力するタイミング信号とを取得し、取得した映像データとタイミング信号とに基づいて、表示部20の各画素31を構成する赤外線LED41を駆動する。
第2の実施形態では、表示装置10aが、赤外線LED41と、青色LED42と、緑色LED43と、赤色LED44とをパッケージにした画素31を含む表示部20を備える場合について説明したが、この例に限られない。例えば、表示装置10aが、赤外線LED41と、青色LED42と、緑色LED43と、赤色LED44とをパッケージにした画素31に加え、青色LED42と、緑色LED43と、赤色LED44とをパッケージにした画素31を含む表示部を備えるようにしてもよい。
前述した第2の実施形態では、表示装置10aは、表示部20を備え、表示部20が、水平方向に2400個の画素と、垂直方向に1440個の画素とを備える場合について説明したが、この限りでない。例えば、表示部が備える画素の数については、任意の数を適用できる。
前述した第2の実施形態では、表示装置10aの表示部20を、複数の単位ユニットに分割した場合について説明したが、この限りでない。例えば、表示装置10aの表示部20を、分割しないで構成してもよい。
前述した第2の実施形態では、表示装置10aの表示部20が、単位ユニット21a−単位ユニット21oに分割される場合について説明したが、この例に限られない。例えば、表示装置10aの表示部20に含まれる単位ユニットの数は、解像度や、画面サイズや、アスペクトの違いによって、変更可能である。また、単位ユニットの画素に含まれる赤外線LED41、青色LED42、緑色LED43、赤色LED44のうち、少なくとも一つサイズや、画素同士の縦横の間隔(画素ピッチ)も変更可能できる。このように構成することによって、解像度や、画面サイズや、視認距離(画面を見るときの画面からの距離)の違う画面を構成できるため、設置環境(特に広さ)に応じた画面にできる。
前述した第2の実施形態では、使用者が操作装置12を操作することによって、その操作装置12が出力した命令信号にしたがって、制御装置11が、表示装置10aに表示する映像を変更する場合について説明したが、この例に限られない。例えば、使用者の位置、動き、向きなどの使用者の状態を検出する検出装置を用意する。検出装置は、使用者の状態を検出し、検出した使用者の状態を示す情報を、制御装置11へ出力する。制御装置11は、検出装置が出力した使用者の状態を示す情報を取得し、取得した使用者の状態を示す情報に基づいて、表示装置10aに表示する映像を変更するようにしてもよい。
前述した第2の実施形態では、表示装置10aが、使用者14の前(使用者14が見ている方向)に設置される場合について説明したが、この例に限られない。例えば、表示装置10aを、使用者14の前に加えて、左右上下後に設置してもよい。つまり、使用者14は、表示装置10aで囲まれる。このように構成することによって、使用者14は前方だけを見ている必要はなく、使用者14が向く方向に必ず表示装置10aが設置されているので、使用者14が実作業空間にいて、作業や行動をしているような空間を作ることができる。
前述した第2の実施形態では、入力信号処理部62が、制御装置11が出力したRGB信号を受信する場合について説明したが、この例に限られない。例えば、RGB信号の代わりに、入力信号処理部62は、色差信号、白黒の輝度信号、アナログ信号、デジタル信号などを受信してもよい。この場合、入力信号処理部62は、入力された信号に応じた処理を行う。
第2の実施形態のシミュレーターによれば、表示装置10aが、赤外線LEDを含む画素を複数備え、複数の赤外線LEDで映像を表示する表示部と、映像信号に基づいて、表示部に映像を表示させる信号処理部とを備える。このように構成することによって、赤外線で映像を表示できるので、赤外線領域の光で映像を表示できるシミュレーター用の表示装置を提供できる。
また、信号処理部50は、映像信号を輝度信号へ変換し、変換することによって得られた輝度信号によって、表示部20の複数の赤外線LEDのいずれかを発光させ、表示部20は、輝度信号にしたがって、複数の赤外線LEDのいずれかを発光させる。このように構成することによって、可視光で映像を表示できるので、可視光領域の光で映像を表示できるシミュレーター用の表示装置を提供できる。
また、画素31は、可視光を発光するLEDである可視光LEDを含む。このように構成することによって、可視光によって映像を表示することができる。
また、信号処理部50aは、映像信号によって、表示部の複数の前記可視光LEDのいずれかを発光させ、表示部20は、映像信号にしたがって、複数の可視光LEDのいずれかを発光させる。このように構成することによって、可視光によって映像を表示することができる。
信号処理部50aは、表示部20が複数の単位ユニット21で構成される場合に、複数の単位ユニット21の各々で表示する映像を生成する。このように構成することによって、表示装置10の画面が大きくなった場合でも、赤外線によって映像を表示できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組合わせを行うことができる。これら実施形態及びその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、1a…シミュレーター、 10、10a…表示装置、 11…制御装置、 12…操作装置、 13…暗視装置、 14…使用者、 20…表示部、 21…単位ユニット、 31…画素、 41…赤外線LED、 42…青色LED、 43…緑色LED、 44…赤色LED、 61…制御回路、 62…入力信号処理部、 63、63a…画像処理部、 64…ドライバーI/F、 65…タイミング処理部、66、66a…マトリクスLEDドライバー、 67…LEDマトリクス

Claims (5)

  1. 赤外線を発光するLEDである赤外線LEDを含む画素を複数備え、複数の前記赤外線LEDで映像を表示する表示部と、
    映像信号に基づいて、前記表示部に映像を表示させる信号処理部と
    を備える、表示装置。
  2. 前記信号処理部は、前記映像信号を輝度信号へ変換し、変換することによって得られた輝度信号によって、前記表示部の複数の前記赤外線LEDのいずれかを発光させ、
    前記表示部は、前記輝度信号にしたがって、複数の前記赤外線LEDのいずれかを発光させる、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記画素は、可視光を発光するLEDである可視光LEDを含む、請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記信号処理部は、前記映像信号によって、前記表示部の複数の前記可視光LEDのいずれかを発光させ、
    前記表示部は、前記映像信号にしたがって、複数の前記可視光LEDのいずれかを発光させる、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記信号処理部は、前記表示部が複数のユニットで構成される場合に、複数の前記ユニットの各々で表示する映像を生成する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019086768A (ja) * 2017-11-07 2019-06-06 聚積科技股▲ふん▼有限公司 ディスプレイ用の二重の表示光源装置及び二重の表示画像の生成方法
WO2020196789A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置

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