JP2019124733A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶表示装置の生産効率の更なる向上を図る。
【解決手段】本開示の液晶表示装置は、複数のソース線と複数のゲート線を含む第1の基板と、前記第1の基板と対向して配置され、カラーフィルタを含む第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置された液晶層と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置されるとともに、平面視で前記液晶層の周囲の少なくとも一部を囲う第1のシール部材と、を含み、前記第1のシール部材の少なくとも一部が、前記カラーフィルタと平面視において重畳されている。
【選択図】図1
【解決手段】本開示の液晶表示装置は、複数のソース線と複数のゲート線を含む第1の基板と、前記第1の基板と対向して配置され、カラーフィルタを含む第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置された液晶層と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置されるとともに、平面視で前記液晶層の周囲の少なくとも一部を囲う第1のシール部材と、を含み、前記第1のシール部材の少なくとも一部が、前記カラーフィルタと平面視において重畳されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶表示装置に関する。
一般的に、液晶表示装置は、薄膜トランジスタ基板と、カラーフィルタ基板と、両基板を貼り合わせるシール部材と、を含む。カラーフィルタ基板は、表示領域に設けられたカラーフィルタを含み、表示領域の周囲は非表示領域となっている。カラーフィルタは、表示パネルの外形に合わせて形成され、シール部材は、カラーフィルタが配置されていない非表示領域に配置されている(例えば特許文献1を参照)。
上記従来の構成では、生産効率の更なる向上が課題となっていた。即ち、上記従来の構成を実現するためには、それぞれサイズの異なる表示パネルの外形に合わせて、カラーフィルタ形成用のマスクを個別に準備する必要があるため、生産効率の更なる向上が課題となっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、液晶表示装置の生産効率の更なる向上を図ることにある。
上記課題を解決するために、本開示に係る液晶表示装置は、複数のソース線と複数のゲート線を含む第1の基板と、前記第1の基板と対向して配置され、カラーフィルタを含む第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置された液晶層と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置されるとともに、平面視で前記液晶層の周囲の少なくとも一部を囲う第1のシール部材と、を含み、前記第1のシール部材の少なくとも一部が、前記カラーフィルタと平面視において重畳されたことを特徴とする。
本開示に係る液晶表示装置は、前記液晶表示装置の外形の少なくとも一部を構成する第1の辺を含み、前記第1の辺に沿う領域において、前記第1のシール部材と、前記カラーフィルタとが、平面視で重畳された構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1の辺と対向し、前記液晶表示装置の外形の少なくとも一部を構成する第2の辺を含み、前記第2の辺に沿う領域において、前記第1のシール部材と、前記カラーフィルタとが、平面視で重畳されていない構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1の辺において、前記第2の基板の端面が前記カラーフィルタの端面と平面視で重畳している構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1の辺において、前記第1の基板の端面が前記ソース線の端面と平面視で重畳している構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1の辺に沿う領域において、黒色画像を常に表示する黒画表示領域を含む構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記黒画像表示領域において、前記第2の基板が前記カラーフィルタを含み、前記第1の基板がTFTアレイを含む構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1の辺に沿う領域における前記黒画像表示領域よりも前記第1の辺に近い側に、前記第1の基板が前記TFTアレイを含まないTFTアレイ非形成領域を含む構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1の辺と対向し、前記液晶表示装置の外形の少なくとも一部を構成する第2の辺を含み、前記第1の辺及び前記第2の辺に沿う領域において、黒色画像を常に表示する黒画像表示領域を含み、平面視で、前記第1の辺に沿う領域における前記黒画像表示領域の幅が、前記第2の辺に沿う領域における前記黒画像表示領域の幅よりも大きい構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1の辺に沿う領域における前記第2の基板の上方において、遮光テープが配置された構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1の辺に沿う領域における前記第1の基板と前記第2の基板との距離は、前記第2の辺に沿う領域における前記第1の基板と前記第2の基板との距離よりも小さい構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1の辺に沿う領域おいて、前記第1の基板の端面と前記第2の基板と端面とが平面視において重畳されていない構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1の辺に沿う領域おいて、前記第1の基板側からの平面視で、前記第2の基板が前記第1の基板から露出された構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1の辺において、前記第2の基板の端面を覆う樹脂膜を更に含む構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1の辺と交差し、前記液晶表示装置の外形の少なくとも一部を構成する第3の辺と、前記第3の辺と対向し、前記液晶表示装置の外形の少なくとも一部を構成する第4の辺と、を含み、前記第3の辺および前記第4の辺に沿う領域おいて、前記第1の基板の端面と前記第2の基板と端面とが平面視において重畳されておらず、前記第1の基板には、前記第3の辺に沿う領域に駆動回路が設置されており、前記第4の辺に沿う領域に駆動回路が設置されていない構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1のシール部材は、前記第1の辺に沿う領域において、第1の樹脂材と、前記第1の樹脂材に含有された第1の含有材と、を含み、前記第1の辺に沿う領域とは異なる領域において、第2の樹脂材と、前記第2の樹脂材に含有された第2の含有材と、を含み、前記第1の含有材の粒径は、前記第2の含有材の粒径よりも小さい構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1の辺に沿う領域とは異なる領域に配置された第2のシール部材を更に含み、前記第1のシール部材が、第1の樹脂材と、前記第1の樹脂材に含有された第1の含有材と、を含み、前記第2のシール部材が、第2の樹脂材と、前記第2の樹脂材に含有された第2の含有材と、を含み、前記第1の含有材の粒径が、前記第2の含有材の粒径よりも小さい構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置は、前記第1の辺に沿う領域において、前記第1のシール部材と並走する第3のシール部材を更に含む構成としてもよい。
本開示に係る液晶表示装置によれば、生産効率の更なる向上を図ることが可能となる。
[第1の実施形態]
以下、第1の実施形態について、図面を用いて説明する。
以下、第1の実施形態について、図面を用いて説明する。
[液晶表示装置]
本開示の第1の実施形態における液晶表示装置について、図面を用いて以下に説明する。本実施形態では、COG(Chip On Glass)方式の液晶表示装置を例に挙げるが、これに限定されず、例えばCOF(Chip On Film)方式又はTCP(Tape Carrier Package)方式の液晶表示装置であってもよい。
本開示の第1の実施形態における液晶表示装置について、図面を用いて以下に説明する。本実施形態では、COG(Chip On Glass)方式の液晶表示装置を例に挙げるが、これに限定されず、例えばCOF(Chip On Film)方式又はTCP(Tape Carrier Package)方式の液晶表示装置であってもよい。
図1は、本実施形態に係る液晶表示装置1の概略構成を示す平面図である。液晶表示装置1は、表示パネル10、ソースドライバIC(Integrated Circuit)20、ゲートドライバIC30、及び、バックライト(図示せず)を含んで構成されている。表示パネル10は、複数のソース線と複数のゲート線を含む薄膜トランジスタ基板100(第1の基板)、カラーフィルタを含むカラーフィルタ基板200(第2の基板)、及び、両基板間に挟持された液晶層(図示せず)を含んでいる。
薄膜トランジスタ基板100におけるソース辺(第2の辺)に沿った領域には、ソースドライバIC20が複数搭載され、ゲート辺(第3の辺)に沿った領域には、ゲートドライバIC30が複数搭載される。ソースドライバIC20及びゲートドライバIC30の数は限定されない。なお、本実施形態において、ソース辺に対向する辺を反ソース辺(第1の辺)とし、ゲート辺に対向する辺を反ゲート辺(第4の辺)とする。
本実施形態においては、ゲートドライバIC30が搭載されるゲート辺のみならず、ゲートドライバIC30が搭載されない反ゲート辺においても、薄膜トランジスタ基板100とカラーフィルタ基板200とが、平面視で重畳されない構成としている。より具体的には、カラーフィルタ基板200側から見た平面視において、薄膜トランジスタ基板100が、ゲート辺、及び反ゲート辺において露出する構成としている。
表示パネル10は、ブラックマトリクス額縁領域40と、平面視でブラックマトリクス額縁領域40の外周側に配置されたカラーフィルタ素子層非形成領域41と、平面視でブラックマトリクス額縁領域40の内周側に配置された表示領域42と、平面視で表示領域42よりも反ソース辺側(反ソース辺に沿う領域)に配置された黒画像表示領域43と、平面視で黒画像表示領域43よりも更に反ソース辺側(反ソース辺に沿う領域)に配置されたTFT(thin film transistor)アレイ非形成領域44と、を含む。
ブラックマトリクス額縁領域40とは、カラーフィルタ基板200において、ガラス基板とオーバコート層とに挟持されたブラックマトリクス222(図7、8を参照)が額縁形状に形成された3次元の領域である。本実施形態においては、ブラックマトリクス額縁領域40が、ゲート辺、ソース辺、及び反ゲート辺に沿うように配置されているが、反ソース辺に沿うようには配置されておらず、反ソース辺においては、その両端部のみに配置されている。
カラーフィルタ素子層非形成領域41とは、カラーフィルタ基板200において、カラーフィルタ206及びブラックマトリクス222を含むカラーフィルタ素子層220(図7、8を参照)が形成されていない3次元の領域であり、画像を表示することができない領域である。本実施形態においては、カラーフィルタ素子層非形成領域41が、ゲート辺、ソース辺、及び反ゲート辺に沿うように配置されているが、反ソース辺に沿うようには配置されておらず、反ソース辺においては、その両端部のみに配置されている。
本実施形態においては、このカラーフィルタ素子層非形成領域41における、薄膜トランジスタ基板100とカラーフィルタ基板200との間に、第2のシール部材310Bを配置し、両基板を貼り合わせる構成としている。従って、ソース辺、ゲート辺、及び反ゲート辺においては、第2のシール部材310Bとカラーフィルタ206とが平面視で重畳されない。
表示領域42とは、カラーフィルタ基板200において、カラーフィルタ206及びブラックマトリクス222を含むカラーフィルタ素子層220が形成された3次元の領域であり、ソースドライバIC20からデータ信号、及びゲートドライバIC30からゲート信号を制御することにより、所望の映像を表示することが可能な領域である。
TFTアレイ非形成領域44とは、薄膜トランジスタ基板100において、図2を用いて後述するTFTアレイ22が形成されていない3次元の領域であり、画像を表示することができない領域である。なお、TFTアレイ非形成領域の一部において、ソース線やゲート線の一部が含まれている構成としても構わない。
本実施形態においては、このTFTアレイ非形成領域44における、薄膜トランジスタ基板100とカラーフィルタ基板200との間に、第1のシール部材310Aを配置し、両基板を貼り合わせる構成としている。TFTアレイ非形成領域44においても、カラーフィルタ基板200においてはカラーフィルタ206(図9を参照)が存在するため、第1のシール部材310Aとカラーフィルタ206とが平面視で重畳される。なお、図1に示すように、反ソース辺に沿う領域において、第1のシール部材310Aは、TFTアレイ非形成領域44から、カラーフィルタ素子層非形成領域41の端部にまで延伸し、第2のシール部材310Bと接触している。
更に、本実施形態においては、反ソース辺に沿う領域において、第1のシール部材310Aと並走する第3のシール部材310Cを設ける構成としている。この第3のシール部材310Cについても、TFTアレイ非形成領域44から、カラーフィルタ素子層非形成領域41の端部にまで延伸し、第2のシール部材310Bと接触する構成としている。
なお、シール部材が配置された領域においては、配向膜を形成することができないため、このTFTアレイ非形成領域44においては、バックライトの光が、TFTアレイ非形成領域44から抜け出やすい構成となっている。そのため、TFTアレイ非形成領域44の表示面側には、例えば黒色の遮光テープ402(図9を参照)などを貼り付けることにより、バックライトの光が、TFTアレイ非形成領域44から漏れ出ない構成とすることが望ましい。
黒画像表示領域43とは、カラーフィルタ基板200において、カラーフィルタ206及びブラックマトリクス222を含むカラーフィルタ素子層220(図9を参照)が形成され、且つ薄膜トランジスタ基板100において、TFTアレイ22が形成された3次元の領域であり、常に黒色の画像を表示する領域である。黒画像表示領域43が、常に黒色の画像を表示することにより、上述したTFTアレイ非形成領域44における、遮光テープ402(図9を参照)の貼り付け精度の高低によらず、例えばきれいな直線状に、黒色を表示することが可能となる。また、表示領域42側とTFTアレイ非形成領域44の間に、黒画像表示領域43を設けることにより、バックライトの光が、TFTアレイ非形成領域44から漏れ出るのを抑制することができる。
なお、本実施形態においては、黒画像表示領域43の幅と、TFTアレイ非形成領域44の幅との和が、ブラックマトリクス額縁領域40の幅よりも大きい構成としている。なお、黒画像表示領域43の幅とは、平面視で、反ソース辺に直交する方向の黒画像表示領域43の長さを意味する。TFTアレイ非形成領域44の幅とは、平面視で、反ソース辺に直交する方向のTFTアレイ非形成領域44の長さを意味する。また、ブラックマトリクス額縁領域40の幅とは、例えば、ソース辺に沿う領域におけるブラックマトリクス額縁領域40において、平面視で、ソース辺に直交する方向のブラックマトリクス額縁領域40の長さを意味する。
なお、図1においては図示していないが、ゲート辺、ソース辺、及び反ゲート辺に沿う領域において、例えばブラックマトリクス額縁領域40と表示領域42との間においても、黒画像表示領域43を設ける構成としてもよい。ただし、その場合であっても、本実施形態においては、平面視における、ゲート辺、ソース辺、及び反ゲート辺に沿う領域の黒画像表示領域43の幅よりも、反ソース辺に沿う領域における黒画像表示領域43の幅が大きい構成としている。ここで、ソース辺に沿う領域の黒画像表示領域43の幅とは、平面視で、ソース辺に直交する方向の黒画像表示領域43の長さを意味する。反ソース辺に沿う領域の黒画像表示領域43の幅とは、平面視で、反ソース辺に直交する方向の黒画像表示領域43の長さを意味する。ゲート辺に沿う領域の黒画像表示領域43の幅とは、平面視で、ゲート辺に直交する方向の黒画像表示領域43の長さを意味する。反ゲート辺に沿う領域の黒画像表示領域43の幅とは、平面視で、反ゲート辺に直交する方向の黒画像表示領域43の長さを意味する。
図1に示すように、本実施形態においては、反ソース辺において、薄膜トランジスタ基板100の端面と、カラーフィルタ基板200の端面とが、平面視で重畳されない構成としている。より具体的には、反ソース辺において、薄膜トランジスタ基板100の端面が、カラーフィルタ基板200の端面よりも外側に配置されており、カラーフィルタ基板200側からの平面視で、薄膜トランジスタ基板100の表面が露出する構成としている。
なお、反ソース辺において、薄膜トランジスタ基板100の端面が、カラーフィルタ基板200の端面よりも内側に配置されており、薄膜トランジスタ基板100側からの平面視で、カラーフィルタ基板200の表面が露出する構成としてもよい。また、反ソース辺において、薄膜トランジスタ基板100の端面が、カラーフィルタ基板200の端面と平面視で重畳する構成としてもよい。
図7は、図1のVII−VII線における断面を示す断面図であり、ゲート辺近傍における断面を示す。図8は、図1のVIII−VIII線における断面を示す断面図であり、ソース辺近傍における断面を示す。図9は、図1のIX−IX線における断面を示す断面図であり、反ソース辺近傍における断面を示す。
図7、8、9に示すように、薄膜トランジスタ基板100は、フレキシブル材料により形成された第1のフレキシブル基板103と、第1のフレキシブル基板103の表示面側に形成された薄膜トランジスタ素子層120と、第1のフレキシブル基板103の背面側に形成された第1の偏光板130と、を含んでいる。
図7に示すように、ゲート辺に沿う領域における、カラーフィルタ素子層非形成領域41よりもゲート辺に近い領域において、薄膜トランジスタ素子層120の表示面側に第1の端子部31Aが設けられている。第1の端子部31AはゲートドライバIC30に電気的に接続されている。図8に示すように、ソース辺に沿う領域における、カラーフィルタ素子層非形成領域41よりもソース辺に近い領域において、薄膜トランジスタ素子層120の表示面側に第2の端子部31Bが設けられている。第2の端子部31BはソースドライバIC20に電気的に接続されている。
図9に示すように、反ソース辺に沿う領域においては、カラーフィルタ基板200の端面から、カラーフィルタ206の一部が露出している。即ち、平面視で、カラーフィルタ基板200の端面が、カラーフィルタ206の端面と重畳する構成としている。
図7、8、9に示すように、カラーフィルタ基板200は、フレキシブル材料により形成された第2のフレキシブル基板203と、第2のフレキシブル基板203の背面側に形成されたカラーフィルタ素子層220と、カラーフィルタ素子層220の背面側に形成されたオーバコート層223と、第2のフレキシブル基板203の表示面側に形成された第2の偏光板230と、を含んでいる。カラーフィルタ素子層220は、カラーフィルタ206とブラックマトリクス222とを含む。
図7、8、9に示すように、薄膜トランジスタ基板100とカラーフィルタ基板200との間には液晶層300が配置されており、液晶層300の周囲には第1のシール部材310A、第2のシール部材310B、第3のシール部材310Cが形成されている。具体的には、図7、8、及び図1において示したように、ゲート辺、ソース辺、及び反ゲート辺に沿う領域においては、液晶層300の周囲に第2のシール部材310Bが形成されており、図9、及び図1において示したように、反ソース辺に沿う領域においては、液晶層300の周囲に第1のシール部材310Aと、第1のシール部材310Aに沿うように配置された第3のシール部材310Cとが形成されている。
図7、8に示すように、ゲート辺、ソース辺に沿う領域においては、カラーフィルタ基板200の端辺がカラーフィルタ素子層非形成領域41となっている。これに対して、図9に示すように、反ソース辺に沿う領域においては、カラーフィルタ基板200の端辺においても、カラーフィルタ素子層220が形成されている。そのため、反ソース辺に沿う領域における薄膜トランジスタ基板100とカラーフィルタ基板200との距離d1(図9を参照)は、ソース辺、ゲート辺に沿う領域における薄膜トランジスタ基板100とカラーフィルタ基板200との距離d2(図7、8を参照)よりも、カラーフィルタ素子層220の膜厚に応じて、小さくなっている。なお、反ゲート辺に沿う領域においても、ゲート辺、ソース辺と同様にカラーフィルタ基板200の端辺がカラーフィルタ素子層非形成領域41となっている。そのため、反ゲート辺に沿う領域における薄膜トランジスタ基板100とカラーフィルタ基板200との距離は、ゲート辺、ソース辺と同様に距離d2となる。
第1のシール部材310Aは、例えばエポキシ樹脂などからなる第1の樹脂材と、この第1の樹脂材に含有された第1の含有材とを含む。同様に第2のシール部材310Bは、例えばエポキシ樹脂などからなる第2の樹脂材と、この第2の樹脂材に含有された第2の含有材とを含む。第1の含有材、第2の含有材とは、例えばガラスファイバーや、ガラスビーズなどである。上記距離d1、d2の関係から、反ソース辺に沿って配置する第1のシール部材310Aの厚みを、ゲート辺、ソース辺、及び反ゲート辺に沿って配置する第2のシール部材310Bの厚みよりも薄く形成する必要がある。本実施形態においては、第1の含有材の粒径を、第2の含有材の粒径よりも小さくしている。そのため、反ソース辺に沿って配置する第1のシール部材310Aの厚みを、ゲート辺、ソース辺、及び反ゲート辺に沿って配置する第2のシール部材310Bの厚みよりも薄く形成することが容易となる。なお、第1の樹脂材を構成する材料と第2の樹脂材を構成する材料とが同じであるか否かは問わない。
なお、本実施形態においては、第1のシール部材310Aと第2のシール部材310Bとを別に構成する例を示したが、全ての辺に用いるシール部材として第1のシール部材310Aを用いる構成としてもよい。その場合においても、上述の理由から、カラーフィルタ基板200の端面にカラーフィルタ206が含まれる反ソース辺において含まれる含有材の粒径を、カラーフィルタ基板200の端面にカラーフィルタ素子層220が含まれない他の辺において含まれる含有材の粒径よりも小さくすることが望ましい。
なお、第3のシール部材310Cに含有させる第3の含有材の粒径については、第3のシール部材310Cを形成する領域におけるカラーフィルタ基板200と、薄膜トランジスタ基板100との距離に応じて決めればよい。例えば、第3のシール部材310Cを形成する領域における、カラーフィルタ基板200と薄膜トランジスタ基板100との距離が、上述した距離d1よりも小さくなる場合には、第3の含有材の平均粒径を、第1の含有材の平均粒径よりも小さくするか、あるいは、第3のシール部材310Cに含有材を含有させない構成としてもよい。
また、本実施形態においては、図9に示すように、薄膜トランジスタ素子層120に含まれるソース線11の端部が、薄膜トランジスタ基板100の端面から露出しない構成としているが、薄膜トランジスタ基板100の端面から、ソース線11の端部が露出する構成としてもよい。その場合、反ソース辺において、薄膜トランジスタ基板100の端面が、ソース線11の端面と平面視で重畳することとなる。
更に、本実施形態においては、図9に示すように、薄膜トランジスタ基板100内にTFTアレイ22(図2を参照)が形成されていないTFTアレイ非形成領域44において、カラーフィルタ基板200の表示面側に、例えば黒色の遮光テープ402を貼り付けている。遮光テープ402が、TFTアレイ非形成領域44の表示面側に配置された構成とすることにより、バックライトの光が、TFTアレイ非形成領域44の表示面側から漏れ出るのを抑制することができる。
更に、図10に示す例においては、カラーフィルタ基板200の端面を覆う樹脂膜401を設けている。カラーフィルタ基板200の端面から、カラーフィルタ素子層220が露出されてしまう構成とした場合、液晶表示装置1外からの水分の浸入により、カラーフィルタ素子層220に含まれるブラックマトリクス222が膨潤してしまう可能性がある。しかし、本実施形態においては、樹脂膜401が、カラーフィルタ基板200の端面を覆う構成とすることにより、水分等が、カラーフィルタ素子層220に浸入するのを抑制することができる。その結果として、カラーフィルタ素子層220に含まれるブラックマトリクス222が膨潤することを抑制し、カラーフィルタ基板200から第1のシール部材310Aが剥がれる可能性を低減することができる。なお、樹脂膜401が、カラーフィルタ基板200の端面のみならず、薄膜トランジスタ素子層120の端面も覆う構成としてもよい。
なお、図1を用いて上述したように、本実施形態においては、反ソース辺において、薄膜トランジスタ基板100の端面と、カラーフィルタ基板200の端面とが、平面視で重畳されない構成としている。このような構成とすることにより、樹脂膜401を塗布しやすく、且つ樹脂膜401の留まりを良くすることができる。
図2は、表示パネル10におけるTFTアレイ22の概略構成を示す平面図(等価回路図)である。TFTアレイ22は、第1方向(例えば列方向)に延在する複数のソース線11と、第2方向(例えば行方向)に延在する複数のゲート線12とを含む。各ソース線11と各ゲート線12との各交差部には、薄膜トランジスタ13が設けられている。各ソース線11はソースドライバIC20(図1を参照)に電気的に接続されており、各ゲート線12はゲートドライバIC30(図1を参照)に電気的に接続されている。また、TFTアレイ22は、各ソース線11と各ゲート線12との各交差部に対応して、マトリクス状(行方向及び列方向)に配置された複数の画素14と、画素14ごとに配置された複数の画素電極15と、複数の画素14に共通する共通電極16とを含む。
各ソース線11には、ソースドライバIC20からデータ信号(データ電圧)が供給され、各ゲート線12には、ゲートドライバIC30からゲート信号(ゲートオン電圧、ゲートオフ電圧)が供給される。共通電極16には、コモンドライバ(図示せず)から共通電圧Vcomが供給される。ゲート信号のオン電圧(ゲートオン電圧)がゲート線12に供給されると、ゲート線12に接続された薄膜トランジスタ13がオンし、薄膜トランジスタ13に接続されたソース線11を介して、データ電圧が画素電極15に供給される。画素電極15に供給されたデータ電圧と、共通電極16に供給された共通電圧Vcomとの差により電界が生じる。この電界により液晶を駆動してバックライトの光の透過率を制御することによって画像表示を行う。なお、カラー表示を行う場合は、例えばストライプ状に配置された赤色、緑色、青色のカラーフィルタを、各画素14に対応するように配置し、画素電極15に接続されたソース線11に、所望のデータ電圧を供給することによりカラー画像表示を実現する。
図3は、画素14の構成を示す平面図である。図4は、図3のB−B´線における断面を示す断面図であり、図5は、図3のC−C´線における断面を示す断面図である。図3、4、5を参照しつつ、表示パネル10の具体的な構成について説明する。
図3において、隣り合う2本のソース線11と、隣り合う2本のゲート線12とで区画された領域が1つの画素14に相当する。各画素14には、薄膜トランジスタ13が設けられている。図3に示すように、薄膜トランジスタ13は、絶縁膜121(図4を参照)上に形成された半導体層17と、半導体層17上に形成されたドレイン電極18及びソース電極19とを含んで構成されている。ドレイン電極18はソース線11に電気的に接続されており、ソース電極19はスルーホール21を介して画素電極15に電気的に接続されている。
各画素14には、ITO等の透明導電膜からなる画素電極15が形成されている。画素電極15は、複数の開口部(スリット)を有しており、ストライプ状に形成されている。各画素14に共通して、表示領域全体にITO等の透明導電膜からなる1つの共通電極16が形成されている。なお、共通電極16における、スルーホール21及び薄膜トランジスタ13のソース電極19に重なる領域には、画素電極15とソース電極19とを電気的に接続させるための開口部が形成されている。
図4及び図5に示すように、表示パネル10は、背面側に配置された薄膜トランジスタ基板100と、表示面側に配置されたカラーフィルタ基板200と、薄膜トランジスタ基板100及びカラーフィルタ基板200の間に介在する液晶層300と、を含んでいる。
図5に示すように、薄膜トランジスタ基板100では、第1のフレキシブル基板103の表示面側に第1の拡散防止層104を介してゲート線12が形成され、ゲート線12を覆うように絶縁膜121が形成されている。また、図4に示すように、絶縁膜121の表示面側にはソース線11が形成されており、ソース線11を覆うように絶縁膜122が形成されている。絶縁膜122の表示面側には共通電極16が形成され、共通電極16を覆うように絶縁膜123が形成されている。絶縁膜123の表示面側には画素電極15が形成され、画素電極15を覆うように第1の配向膜124が形成されている。第1のフレキシブル基板103の背面側には、第1の偏光板130が形成されている。
カラーフィルタ基板200では、第2のフレキシブル基板203の背面側に第2の拡散防止層204を介してカラーフィルタ素子層220が形成されている。カラーフィルタ素子層220は、ブラックマトリクス222及びカラーフィルタ206(例えば、赤色カラーフィルタ206r、緑色カラーフィルタ206g、青色カラーフィルタ206b)を含む。そして、カラーフィルタ素子層220の背面側を覆うようにオーバコート層223が形成されている。オーバコート層223の背面側には第2の配向膜224が形成されている。第2のフレキシブル基板203の表示面側には、第2の偏光板230が形成されている。
液晶層300には、液晶301が封入されている。液晶301は、誘電率異方性が負のネガ型液晶であってもよいし、誘電率異方性が正のポジ型液晶であってもよい。
第1の配向膜124、第2の配向膜224は、ラビング配向処理が施された配向膜であってもよいし、光配向処理が施された光配向膜であってもよい。
画素14を構成する各部の積層構造は、図4及び図5の構成に限定されるものではなく、周知の構成を適用することができる。また本実施形態においては、液晶表示装置1が、IPS(In Plane Switching)方式の構成を有する例を示したが、液晶表示装置1の構成は、上記構成に限定されない。
[液晶表示装置の製造方法]
次に、本実施形態に係る液晶表示装置1の製造方法について説明する。液晶表示装置1の製造方法は、複数のソース線と複数のゲート線を含む薄膜トランジスタ基板100(第1の基板)を準備する薄膜トランジスタ基板準備工程(第1基板準備工程)と、カラーフィルタを含むカラーフィルタ基板200(第2の基板)を準備するカラーフィルタ基板準備工程(第2基板準備工程)と、薄膜トランジスタ基板100及びカラーフィルタ基板200を、第1のシール部材310Aを用いて貼り合せる基板貼り合わせ工程と、カラーフィルタ基板200を表示パネル10ごとに切断する第1切断工程と、薄膜トランジスタ基板100を表示パネル10ごとに切断する第2切断工程と、端子部(第1の端子部31A、第2の端子部31B)を露出させる第3切断工程と、下地のガラス基板(第1のガラス基板101、第2のガラス基板201)を剥離する剥離工程等を含んでいる。
次に、本実施形態に係る液晶表示装置1の製造方法について説明する。液晶表示装置1の製造方法は、複数のソース線と複数のゲート線を含む薄膜トランジスタ基板100(第1の基板)を準備する薄膜トランジスタ基板準備工程(第1基板準備工程)と、カラーフィルタを含むカラーフィルタ基板200(第2の基板)を準備するカラーフィルタ基板準備工程(第2基板準備工程)と、薄膜トランジスタ基板100及びカラーフィルタ基板200を、第1のシール部材310Aを用いて貼り合せる基板貼り合わせ工程と、カラーフィルタ基板200を表示パネル10ごとに切断する第1切断工程と、薄膜トランジスタ基板100を表示パネル10ごとに切断する第2切断工程と、端子部(第1の端子部31A、第2の端子部31B)を露出させる第3切断工程と、下地のガラス基板(第1のガラス基板101、第2のガラス基板201)を剥離する剥離工程等を含んでいる。
図6は、基板貼り合せ工程後の状態を示す平面図である。図11は、図6のXI−XI線における断面を示す断面図であり、ゲート辺に沿った領域の断面を示す。図12は、図6のXII−XII線における断面を示す断面図であり、ソース辺に沿った領域の断面を示す。図13は、図6のXIII−XIII線における断面を示す断面図であり、反ソース辺に沿った領域の断面を示す。図6に示す例では、第1の切断線CL1においてカラーフィルタ基板200を切断し、第2の切断線CL2において薄膜トランジスタ基板100を切断することにより、2枚の表示パネル10(第1の表示パネル10A、第2の表示パネル10B)を製造する工程を示している。
図11、12に示すように、薄膜トランジスタ基板準備工程では、先ず、第1のガラス基板101(マザーガラス)の表示面側全面に、レーザ光を吸収する吸収膜を成膜し、剥離層(図示せず)を形成する。次に、剥離層の表示面側全面に、ポリイミド系樹脂等を主成分とするフレキシブル材料を塗布し、その後焼成して、第1のフレキシブル基板103を形成する。次に、第1のフレキシブル基板103の表示面側に薄膜トランジスタ素子層120を形成する。薄膜トランジスタ素子層120には、図4及び図5等に示した、各構成部材(ソース線11、ゲート線12、薄膜トランジスタ13、画素電極15、共通電極16、絶縁膜121、絶縁膜123等)が含まれる。次に、薄膜トランジスタ素子層120の表示面側において第1の端子部31A、第2の端子部31Bを形成する。第1の端子部31A、第2の端子部31Bは、後述する基板貼り合わせ工程で、第2のシール部材310Bを形成する領域よりも端辺側に形成する。以上の工程により、薄膜トランジスタ基板100が製造される。なお、薄膜トランジスタ基板100において、剥離層は、省略されてもよい。
なお、薄膜トランジスタ基板準備工程において、薄膜トランジスタ基板100のTFTアレイ22は、第1の表示パネル10A、第2の表示パネル10Bに応じた形状に形成し、2つのTFTアレイ22が互いに電気的に絶縁された構成としてもよく、第1の表示パネル10A、第2の表示パネル10Bの双方を覆う一枚のTFTアレイ22を形成してもよい。本実施形態においては、TFTアレイ22を、第1の表示パネル10A、第2の表示パネル10Bに応じた形状に形成するため、図13に示すように、薄膜トランジスタ基板100内においてTFTアレイ22が形成されないTFTアレイ非形成領域44が設けられる。なお、このTFTアレイ非形成領域44においても、一部のソース線11やゲート線12が含まれる構成としてもよい。
カラーフィルタ基板準備工程では、先ず、第2のガラス基板201(マザーガラス)の背面側全面に、レーザ光を吸収する吸収膜を成膜し、剥離層(図示せず)を形成する。次に、剥離層の背面側にポリイミド系樹脂等を主成分とするフレキシブル材料を塗布し、その後焼成して、第2のフレキシブル基板203を形成する。なお、第2のフレキシブル基板203は、薄膜トランジスタ基板100を貼り合せたときに平面視で第1の端子部31A、第2の端子部31Bを形成する領域を除いた領域のみに形成することが望ましい。フレキシブル材料の塗布方法としては、例えば、インクジェット方式またはリニアコータを用いる。次に、第2のフレキシブル基板203の背面側にカラーフィルタ素子層220を形成する。カラーフィルタ素子層220には、図4及び図5等に示した、各構成部材(カラーフィルタ206、ブラックマトリクス222等)が含まれる。
ここで、本実施形態においては、カラーフィルタ素子層220を、表示パネル10の形状によらず、図6に示したカラーフィルタ素子層形成領域45にカラーフィルタ素子層220を形成している。そのため、各表示パネル10(第1の表示パネル10A、第2の表示パネル10B)の形状に合わせて、個別にマスクを準備する必要がなく、予め作成した1枚のマスクを用いて、カラーフィルタ素子層220を形成することが可能となる。なお、本実施形態においては、図6に示すように、表示パネル10の数に合わせて、2つのカラーフィルタ素子層形成領域45を設ける例を説明するが、図16に示すように、第1の表示パネル10A、第2の表示パネル10Bに跨る1つのカラーフィルタ素子層形成領域45を設ける方法としてもよい。更には、カラーフィルタ基板200全面に、カラーフィルタ素子形成領域45を設ける方法としてもよい。
その後、図11、12に示すように、カラーフィルタ素子層220の背面側を覆うように、オーバコート層223を形成する。以上の工程により、カラーフィルタ基板200が製造される。尚、カラーフィルタ基板200において、剥離層は省略されてもよい。
基板貼り合わせ工程では、先ず、図11、12に示すように、カラーフィルタ基板準備工程を経て製造されたカラーフィルタ基板200のオーバコート層223の背面側に第2のシール部材310Bを塗布するとともに、図13に示すように、第1のシール部材310Aを塗布する。ここで、図6、11、12に示すように、第1の表示パネル10A、第2の表示パネル10Bにおける、ソース辺、ゲート辺、及び反ゲート辺に沿う領域においては、第2のシール部材310Bをカラーフィルタ素子層非形成領域41に塗布する、第2シール部材配置工程を行う。そのため、第2のシール部材310Bは、カラーフィルタ206と平面視で重畳されない。一方、図6、13に示すように、第1の切断線CL1にて切断された後に反ソース辺となる領域においては、第1のシール部材310Aを平面視でカラーフィルタ素子層220と重畳するように塗布する。即ち、後述する切断工程でカラーフィルタ基板200を切断する第1の切断線CL1に沿って、カラーフィルタ素子層220に含まれるカラーフィルタ206と、平面視で重畳されるよう、第1のシール部材310Aを塗布する。また、その際、図11、12、13に示すように、カラーフィルタ基板200と薄膜トランジスタ基板100との間隔を調整する複数のスペーサ302を、カラーフィルタ基板200と薄膜トランジスタ基板100との間に配置しておく。
その後、カラーフィルタ基板200のオーバコート層223の背面側に液晶301を滴下する。次に、薄膜トランジスタ基板100とカラーフィルタ基板200とを貼り合わせ、紫外線を照射し第1のシール部材310A、第2のシール部材310Bを硬化させる。なお、薄膜トランジスタ基板100とカラーフィルタ基板200を貼り合わせた後、液晶301を第1のシール部材310A、第2のシール部材310Bに囲われた領域内に注入する方法としても構わない。
本実施形態においては、上述したとおり、TFTアレイ22を、第1の表示パネル10A、第2の表示パネル10Bに応じた形状に、電気的に絶縁された状態で形成する。そのため、図16に示すように、2つの表示パネル10(第1の表示パネル10A、第2の表示パネル10B)に跨る1つのカラーフィルタ素子層形成領域45を設ける方法とした場合、一つのカラーフィルタ素子層形成領域45が、薄膜トランジスタ基板100において相互に電気的に絶縁された複数のTFTアレイ22の形成領域と対向することとなる。即ち、基板貼り合わせ工程において、一つのカラーフィルタ素子層220形成領域が、第1の表示パネル10AにおけるTFTアレイ22、及び第2の表示パネル10BにおけるTFTアレイ22と対向することとなる。
なお、本実施形態においては、反ソース辺に沿う領域に、第1のシール部材310Aを塗布し、ソース辺、ゲート辺、及び反ゲート辺に沿う領域に、第2のシール部材310Bを塗布する方法を示したが、全ての辺に、第1のシール部材310Aを塗布する方法としてもよい。ただし、本実施形態に示すように、第1の切断線CL1にて切断される際に形成される反ソース辺に沿う領域に塗布する第1のシール部材310Aを、他の辺に沿った領域に塗布する第2のシール部材310Bと異ならせ、第1のシール部材310Aが含む第1の含有材の平均粒径を、第2のシール部材310Bが含む第2の含有材の平均粒径よりも小さくすることが望ましい。本実施形態においては、第1の含有材、及び第2の含有材は、例えばガラスファイバーやガラスビーズであり、カラーフィルタ素子層220の膜厚が例えば1.5μmの場合には、第1の含有材の平均粒径を例えば2.5μm〜6.5μmとし、第2の含有材の平均粒径を4.0μm〜8.0μmとする。
更に、本実施形態においては、図6に示すように、反ソース辺に沿う領域に、第1のシール部材310Aと並走する第3のシール部材310Cを塗布する第3シール部材配置工程を行う。第3のシール部材310Cは、第1の表示パネル10Aにおいて、第1のシール部材310Aよりも内側に形成する。
第1切断工程では、上述した基板貼り合せ工程後に、カラーフィルタ基板200を第1の表示パネル10Aと第2の表示パネル10Bとに分離し、第2切断工程では、薄膜トランジスタ基板100を第1の表示パネル10A、及び第2の表示パネル10Bの形状に合わせて切断する。
本実施形態においては、カラーフィルタ基板200を、図6に示す第1の切断線CL1で切断する第1切断工程を行い、カラーフィルタ素子層220の形状を、予め形成していたカラーフィルタ素子層形成領域45よりも、ゲート辺の長さが短い矩形状とする。ここで、図6に示すように、第1の切断線CL1は、カラーフィルタ素子層220と平面視で重畳している。
また、薄膜トランジスタ基板100を、図6に示す第2の切断線CL2で切断する第2切断工程を行う。なお、第1切断工程と第2切断工程は同時に行ってもよく、別工程としてもよい。切断方法としては、例えば、図6に示した第1の切断線CL1、第2の切断線CL2に沿って、赤外線レーザ、赤外ランプなどを用いた赤外線照射を行う、あるいは第1の切断線CL1、第2の切断線CL2に沿ってカッター等により切断する。
図13は、図6のXIII−XIII断面図であり、反ソース辺に沿った領域の断面を示す。図13に示すように、第1の切断線CL1を面内に含む第1の切断面CS1において、カラーフィルタ基板200からカラーフィルタ206が露出される。
また、本実施形態においては、TFTアレイ22を、第1の表示パネル10A、第2の表示パネル10Bに応じた形状に形成しているため、図13に示すように、薄膜トランジスタ素子層120に含まれるソース線11、ゲート線12が、第2の切断線CL2から露出されない構成としている。なお、薄膜トランジスタ基板100がTFTアレイ22を有さないTFTアレイ非形成領域44においても、ソース線、ゲート線12の一部が含まれる構成としても構わない。
なお、上述した薄膜トランジスタ基板準備工程において、TFTアレイ22を第1の表示パネル10A、第2の表示パネル10B双方を覆う一枚のTFTアレイとして形成した場合、第2の切断線CL2と、ソース線11、ゲート線12の少なくとも一部とが、平面視で重畳し、第2の切断線CL2を含む第2の切断面CS2から、薄膜トランジスタ素子層120に含まれるソース線11、ゲート線12の内の少なくとも一方が露出される構成となる。
なお、図13に示す例においては、カラーフィルタ基板200を切断する第1の切断面CS1と、薄膜トランジスタ基板100を切断する第2の切断面CS2とが異なる切断面である例を示しているが、第1の切断面CS1と第2の切断面CS2とを同一の切断面とする製造方法としてもよい。ただし、後述する樹脂膜形成工程を行うことを考慮すると、第1の切断面CS1と第2の切断面CS2とは、異なる切断面とすることが望ましい。
なお、図11、12に示すように、ゲート辺、ソース辺、及び反ゲート辺における第2のシール部材310B塗布領域においては、カラーフィルタ素子層220が形成されていないのに対し、図13に示すように、反ソース辺における第1のシール部材310A塗布領域においては、カラーフィルタ素子層220が形成されている。そのため、カラーフィルタ素子層220の厚みの分、第1のシール部材310Aを第2のシール部材310Bよりも薄く形成する必要がある。これについては、基板貼り合わせ工程にて上述した通り、本実施形態においては、第1のシール部材310Aが含む第1の含有材の平均粒径を、第2のシール部材310Bが含む第2の含有材の平均粒径よりも小さくしている。その結果、第1のシール部材310Aを第2のシール部材310Bよりも薄く形成することが容易となる。
なお、図13に示すように、第1の切断面CS1からは、カラーフィルタ素子層220が露出されてしまう構成となってしまうため、液晶表示装置1外からの水分の浸入により、カラーフィルタ素子層220に含まれるブラックマトリクス222が膨潤してしまう可能性がある。しかし、基板貼り合わせ工程にて上述した通り、本実施形態においては、第1のシール部材310Aと並走する第3のシール部材310Cを塗布しており、この第3のシール部材310Cを、第1の表示パネル10Aにおいて、第1のシール部材310Aより内側に形成している。そのため、ブラックマトリクス222の膨潤により、第1のシール部材310Aが剥がれる可能性を低減することができる。また、仮に第1のシール部材310Aが剥がれたとしても、第3のシール部材310C自体が、図9に示した液晶層300に水分が浸入するのを抑制する。
なお、第3のシール部材310Cに含有させる第3の含有材の粒径については、第3のシール部材310Cを形成する領域におけるカラーフィルタ基板200と、薄膜トランジスタ基板100との距離に応じて決めればよい。例えば、第3のシール部材310Cを形成する領域における、カラーフィルタ基板200と薄膜トランジスタ基板100との距離が、上述した距離d1よりも小さくなる場合には、第3の含有材の平均粒径を、第1の含有材の平均粒径よりも小さくするか、あるいは、第3のシール部材310Cが含有材を含まない構成としてもよい。
図14は、カラーフィルタ基板200を第1の切断線CL1で切断する第1切断工程を行った後、薄膜トランジスタ基板100を第2の切断線CL2で切断する第2切断工程を行う前の状態を示す平面図である。図14を用いて、第3切断工程について説明する。第3切断工程では、図14に示すように、カラーフィルタ基板200における平面視で第1の端子部31A、第2の端子部31Bに重なる部分を除去する。具体的には、ゲート辺に沿った第3の切断線CL3においてカラーフィルタ基板200を切断することにより、ゲートドライバIC30が搭載される第1の端子部31Aを露出させる。また、ソース辺に沿った第4の切断線CL4おいてカラーフィルタ基板200を切断することにより、ソースドライバIC20が搭載される第2の端子部31Bを露出させる。
ここで、図14に示すように、第1の表示パネル10Aと第2の表示パネル10Bとは隣り合い、且つ第1の表示パネル10Aのゲート辺が配置される側に、第2の表示パネル10Bの反ゲート辺が配置され、第1の表示パネル10Aの反ゲート辺が配置される側に、第2の表示パネル10Bのゲート辺が配置される構成となっている。そのため、第3の切断線CL3でカラーフィルタ基板200を切断する際に、ゲートドライバIC30が搭載されない、第1の表示パネル10Aの反ゲート辺、及び第2の表示パネル10Bの反ゲート辺についても切断することとなる。その結果として、図1において示したように、ゲートドライバIC30が搭載されない反ゲート辺においても、カラーフィルタ基板200の端面と薄膜トランジスタ基板100の端面とが、平面視で重畳されない構成となる。
なお、第3切断工程は、薄膜トランジスタ基板100を第2の切断線CL2で切断する第2切断工程の後に行ってもよい。
図15は、剥離工程を説明するための図である。剥離工程では、図15に示すように、第2のガラス基板201と第2のフレキシブル基板203との間の剥離層にレーザ光(エキシマレーザ)を照射して、剥離層を結晶化させる。結晶化の際の構造変化により、第2のフレキシブル基板203が剥離層から剥離される。同様に、第1のガラス基板101と第1のフレキシブル基板103との間の剥離層にレーザ光を照射して、剥離層を結晶化させる。結晶化の際の構造変化により、第1のフレキシブル基板103が剥離層から剥離される。第1のガラス基板101、第2のガラス基板201を剥離した後に、図7、8、9に示すように、第1の偏光板130、第2の偏光板230を貼り付ける。また、剥離層が無い場合でも、レーザ照射条件を最適化することにより、ガラス基板とフレキシブル基板の温度変化による体積膨張差により、フレキシブル基板からガラス基板を剥離することも可能である。
図9は、遮光テープ貼り付け工程がなされた状態を示す断面図である。遮光テープ貼り付け工程では、図9に示すように、TFTアレイが形成されていないTFTアレイ非形成領域44における、カラーフィルタ基板200の表示面側に、例えば黒色の遮光テープ402を貼り付ける。遮光テープ402をTFTアレイ非形成領域44におけるカラーフィルタ基板200の表示面側に貼り付けることにより、バックライトの光が、TFTアレイ非形成領域44の表示面側に漏れ出るのを抑制することができる。
図10は、樹脂膜形成工程がなされた状態を示す断面図である。樹脂膜形成工程では、図10に示したように、カラーフィルタ基板200の切断面である第1の切断面CS1を覆う樹脂膜401を塗布する。樹脂膜401が、第1の切断面CS1を覆うことにより、水分がカラーフィルタ素子層220に浸入するのを抑制することができる。なお、樹脂膜401が、カラーフィルタ基板200の端面のみならず、薄膜トランジスタ素子層120の端面も覆う構成としてもよい。
この樹脂材塗布工程を行う場合を考慮すると、第1切断工程、及び第2切断工程において上述した通り、第1の切断面CS1と、薄膜トランジスタ基板100の切断面である第2の切断面CS2とは、異なる切断面とすることが望ましい。第1の切断面CS1と第2の切断面CS2とが異なる切断面であるほうが、樹脂膜401を塗布しやすく、且つ樹脂膜401の留まりが良いためである。
以上の工程を経て、液晶表示装置1が製造される。上記製造方法によれば、カラーフィルタ基板準備工程において、表示パネル10(第1の表示パネル10A、第2の表示パネル10B)の形状によらず、予め準備した1枚のマスクを用いてカラーフィルタ素子層220を形成することができるため、各表示パネル10の形状に合わせてマスクを個別に準備することなく、カラーフィルタ素子層220を形成することが可能となる。その結果として、生産効率の更なる向上が可能となる。
なお、本実施形態においては、矩形状の表示パネル10を形成する例を用いて説明したが、表示パネル10の形状は矩形状に限定されず、例えば湾曲状の辺を有する形状としても構わない。
以上、第1の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で上記実施形態から当業者が適宜変更した形態も本発明の技術的範囲に含まれることは言うまでもない。また、上述した製造工程は、適宜その順序を変えてもよく、本実施形態において説明した順序に限定される必要はない。
1 液晶表示装置、10 表示パネル、10A 第1の表示パネル、10B 第2の表示パネル、11 ソース線、12 ゲート線、13 薄膜トランジスタ、14 画素、15 画素電極、16 共通電極、17 半導体層、18 ドレイン電極、19 ソース電極、20 ソースドライバIC、21 スルーホール、22 TFTアレイ、30 ゲートドライバIC、31A 第1の端子部、31B 第2の端子部、40 ブラックマトリクス額縁領域、41 カラーフィルタ素子層非形成領域、42 表示領域、43 黒画像表示領域、44 TFTアレイ非形成領域、45 カラーフィルタ素子層形成領域、100 薄膜トランジスタ基板、101 第1のガラス基板、103 第1のフレキシブル基板、104 第1の拡散防止層、120 薄膜トランジスタ素子層、121 絶縁膜、122 絶縁膜、123 絶縁膜、124 第1の配向膜、130 第1の偏光板、200 カラーフィルタ基板、201 第2のガラス基板、203 第2のフレキシブル基板、204 第2の拡散防止層、206 カラーフィルタ、206r 赤色カラーフィルタ、206g 緑色カラーフィルタ、206b 青色カラーフィルタ、220 カラーフィルタ素子層、222 ブラックマトリクス、223 オーバコート層、224 第2の配向膜、230 第2の偏光板、300 液晶層、301 液晶、302 スペーサ、310A 第1のシール部材、310B 第2のシール部材、310C 第3のシール部材、401 樹脂膜、402 遮光テープ、CL1 第1の切断線、CL2 第2の切断線、CL3 第3の切断線、CL4 第4の切断線、CS1 第1の切断面、CS2 第2の切断面、d1 距離、d2 距離。
Claims (18)
- 複数のソース線と複数のゲート線を含む第1の基板と、
前記第1の基板と対向して配置され、カラーフィルタを含む第2の基板と、
前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置された液晶層と、
前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置されるとともに、平面視で前記液晶層の周囲の少なくとも一部を囲う第1のシール部材と、
を含み、
前記第1のシール部材の少なくとも一部が、前記カラーフィルタと平面視において重畳された、
液晶表示装置。 - 前記液晶表示装置の外形の少なくとも一部を構成する第1の辺を含み、
前記第1の辺に沿う領域において、前記第1のシール部材と、前記カラーフィルタとが、平面視で重畳された、
請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の辺と対向し、前記液晶表示装置の外形の少なくとも一部を構成する第2の辺を含み、
前記第2の辺に沿う領域において、前記第1のシール部材と、前記カラーフィルタとが、平面視で重畳されていない、
請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の辺において、前記第2の基板の端面が前記カラーフィルタの端面と平面視で重畳している、
請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の辺において、前記第1の基板の端面が前記ソース線の端面と平面視で重畳している、
請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の辺に沿う領域において、黒色画像を常に表示する黒画表示領域を含む、
請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記黒画像表示領域において、前記第2の基板が前記カラーフィルタを含み、前記第1の基板がTFTアレイを含む、
請求項6に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の辺に沿う領域における前記黒画像表示領域よりも前記第1の辺に近い側に、前記第1の基板が前記TFTアレイを含まないTFTアレイ非形成領域を含む、
請求項7に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の辺と対向し、前記液晶表示装置の外形の少なくとも一部を構成する第2の辺を含み、
前記第1の辺及び前記第2の辺に沿う領域において、黒色画像を常に表示する黒画像表示領域を含み、
平面視で、前記第1の辺に沿う領域における前記黒画像表示領域の幅が、前記第2の辺に沿う領域における前記黒画像表示領域の幅よりも大きい、
請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の辺に沿う領域における前記第2の基板の上方において、遮光テープが配置された、
請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の辺に沿う領域における前記第1の基板と前記第2の基板との距離は、
前記第2の辺に沿う領域における前記第1の基板と前記第2の基板との距離よりも小さい、
請求項3に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の辺に沿う領域おいて、前記第1の基板の端面と前記第2の基板と端面とが平面視において重畳されていない、
請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の辺に沿う領域おいて、前記第1の基板側からの平面視で、前記第2の基板が前記第1の基板から露出された、
請求項12に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の辺において、前記第2の基板の端面を覆う樹脂膜を更に含む、
請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の辺と交差し、前記液晶表示装置の外形の少なくとも一部を構成する第3の辺と、前記第3の辺と対向し、前記液晶表示装置の外形の少なくとも一部を構成する第4の辺と、を含み、
前記第3の辺および前記第4の辺に沿う領域おいて、前記第1の基板の端面と前記第2の基板と端面とが平面視において重畳されておらず、
前記第1の基板には、前記第3の辺に沿う領域に駆動回路が設置されており、前記第4の辺に沿う領域に駆動回路が設置されていない、
請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記第1のシール部材は、
前記第1の辺に沿う領域において、第1の樹脂材と、前記第1の樹脂材に含有された第1の含有材と、を含み、
前記第1の辺に沿う領域とは異なる領域において、第2の樹脂材と、前記第2の樹脂材に含有された第2の含有材と、を含み、
前記第1の含有材の粒径は、前記第2の含有材の粒径よりも小さい、
請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の辺に沿う領域とは異なる領域に配置された第2のシール部材を更に含み、
前記第1のシール部材が、第1の樹脂材と、前記第1の樹脂材に含有された第1の含有材と、を含み、
前記第2のシール部材が、第2の樹脂材と、前記第2の樹脂材に含有された第2の含有材と、を含み、
前記第1の含有材の粒径が、前記第2の含有材の粒径よりも小さい、
請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の辺に沿う領域において、前記第1のシール部材と並走する第3のシール部材を更に含む、
請求項2に記載の液晶表示装置。
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