JP2019119850A - 繊維用洗剤、ソイルリリース剤及び繊維の洗浄方法 - Google Patents
繊維用洗剤、ソイルリリース剤及び繊維の洗浄方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019119850A JP2019119850A JP2018221502A JP2018221502A JP2019119850A JP 2019119850 A JP2019119850 A JP 2019119850A JP 2018221502 A JP2018221502 A JP 2018221502A JP 2018221502 A JP2018221502 A JP 2018221502A JP 2019119850 A JP2019119850 A JP 2019119850A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detergent
- textiles
- fiber
- washing
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
Description
本態様の繊維用洗剤は、水を含み自発的に閉鎖小胞体(ベシクル)を形成する両親媒性物質の閉鎖小胞体、又は水酸基を有する重縮合ポリマー粒子を含む。
本発明における閉鎖小胞体は、自発的に閉鎖小胞体を形成する両親媒性物質により形成される。閉鎖小胞体を形成する両親媒性物質としては、以下の一般式1で表されるポリオキシエチレン硬化ひまし油の誘導体又は一般式2で表されるようなジアルキルアンモニウム誘導体(塩)、トリアルキルアンモニウム誘導体、テトラアルキルアンモニウム誘導体、ジアルケニルアンモニウム誘導体、トリアルケニルアンモニウム誘導体、若しくはテトラアルケニルアンモニウム誘導体のハロゲン塩の誘導体を採用するとよい。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ジステアリン酸デカグリセリル、POEペンタエリストールジオレートの誘導体を採用するとよい。また、リン脂質、リン脂質誘導体としては、レシチン(天然レシチン、水添レシチン等)を用いることもできる。これらは、1種類を用いても、2種類以上を用いてもよい。
重縮合ポリマーとしては、水酸基を有するものであれば特に限定されず、天然高分子又は合成高分子のいずれであってもよく、用途に応じて適宜選択することができる。ただし、生体安全性・環境性に優れ、且つ一般的に安価である点で、天然高分子を用いることが好ましく、中でも乳化機能に優れる点で以下に述べる糖ポリマーがより好ましい。なお、粒子とは、重縮合ポリマーが単粒子化したもの、又はその単粒子同士が連なったもののいずれをも包含する一方、単粒子化される前の凝集体(網目構造を有する)を包含しない。例えば、単粒子化される前の「多糖類」は粒子化されているものではなく、水素結合によるネットワーク構造を形成していることから、いわゆる三相乳化能を有する「重縮合ポリマーの粒子」とは、明確に異なるものである。水酸基を有する重縮合ポリマーは、1種のみを単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
自発的に閉鎖小胞体を形成する両親媒性物質(ベシクル)の閉鎖小胞体、又は水酸基を有する重縮合ポリマー粒子をいわゆる三相乳化の第三相として、油性物質を含ませてなるO/W型エマルションとした繊維用洗剤を構成することもできる。
エマルション粒子は、油性物質(油相)が滴状となり、その油相の周囲を第1の態様の繊維用洗剤と同様の閉鎖小胞体又は重縮合ポリマー粒子が囲んでなるものである。
閉鎖小胞体及び重縮合ポリマー粒子としては、第1の態様の繊維用洗剤と同様のものを用いることができる。
油性物質は、O/W型エマルション中において内相たる油相を構成する。油相としては、固体状、半固体状、液状又は混合物いずれであってもよいが、洗浄時には液状であることが好ましい。油性物質が液状であることにより、閉鎖小胞体又は重縮合ポリマー粒子が吸着した汚れを溶解させ保持することができる。ただし、油性物質が固体状又は半固体状であっても、上述したとおり閉鎖小胞体又は重縮合ポリマー粒子それ自体が繊維の洗浄能を有するものであるから、当然に本発明の洗浄効果を奏する。
自発的に閉鎖小胞体を形成する両親媒性物質の閉鎖小胞体又は水酸基を有する重縮合ポリマー粒子及び油性物質を含む。このような乳化状態においては、油性物質(油相)が滴状となり、その油相の周囲を閉鎖小胞体又は重縮合ポリマー粒子が囲んでおり一つの洗剤粒子を繊維用洗剤として構成することもできる。すなわち、このような繊維用洗剤は、粉末状、タブレット状等の固体状の性状とすることができる。固体状であってもその中に含まれる洗剤粒子が水に分散することで、O/W型エマルションを形成し、その結果、第2の態様の繊維用洗剤と同様の効果が奏される。
本発明の第1〜第3いずれの態様における繊維用洗剤も、添加剤を含むことができる。添加剤としては、1種類を単独で用いることも、2種類以上を組み合わせて用いることもできる。また、添加剤を含まなくてもよい。
上述した第1〜第3の態様の繊維用洗剤は、ソイルリリース能を有する。したがって、第1〜第3の態様の繊維用洗剤と同様の構成により、ソイルリリース剤として用いることができる。ここで「ソイルリリース能」とは、防汚性の一つであり、繊維に付着させることにより、その繊維に付着した汚れを除去しやすくする機能をいう。また、「同様の構成」とは、それぞれの態様の繊維用洗剤の必須の構成のことをいう。したがって、それぞれの用途に合わせて添加成分や各成分の化学種・添加量の比を変更することができる。
本発明に係る繊維の洗浄方法は、上述したいずれかの繊維用洗剤を用いて部分又は全体洗いをする方法である。具体的な使用法としては、従来市販の繊維用洗剤と同様に用いることができる。
部分洗いを行う場合、繊維用洗剤を汚染箇所に直接塗布してもよいし、繊維用洗剤を希釈した水又はお湯に繊維製品の汚染箇所を入れてもよい。また、近年、部分洗い専用の装置も販売されており、このような装置を用いてもよい。なお、第2の態様の繊維用洗剤においては、O/W型エマルションを構成している。部分洗いにおいては、手揉み等の作業により物理的な力が付与されるが、O/W型エマルション構造は破壊されず、その構造を維持することができる。
全体洗いを行う場合、洗濯機の洗濯槽に繊維製品とともに繊維用洗剤を添加すればよい。また、洗剤を希釈した水又はお湯に繊維製品を浸して手洗いをしてもよい。
〔試料の調製〕
[洗剤試料の原料]
(油性成分)
中鎖脂肪酸トリグリセリド(MASESTER−E6000又はMASESTER−E7000,オレオケミカル社製、以下、「MCT」という。)
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール(ブラウノンP171,青木油脂工業株式会社製、以下、「P171」という。)
ジ(カプリル酸/カプリン酸)プロパンジオール(サラスコPR−85,日清オイリオ株式会社製、以下、「PR−85」という。)
オレイン酸(オレオケミカル社製、以下、「OA」という。)
ポリプロピレングリコール(PPG4000,DOWケミカル株式会社製)
ミリスチン酸イソプロピル(NIKKOL IPM−100,日光ケミカルズ株式会社製、以下、「IPM」という。)
ミリスチルアルコール(ハイノール14SS,高級アルコール株式会社製、以下、「MA」という。)
ヘキシルデカノール(リソノール16SP,高級アルコール株式会社製、以下、「HD」という。)
2−オクチルドデカノール(リソノール20SP,高級アルコール株式会社製、以下、「OD」という。)
流動パラフィン(モレスコホワイトP−55,株式会社MORESCO製、以下、「LP」という。)
ホホバ油(NIKKOL ホホバ油 S,日光ケミカルズ株式会社製、以下、「HO」という。)
(閉鎖小胞体)
POE硬化ひまし油(HCO−60,日光ケミカルズ株式会社製)
(実施例1〜13)
ビーカー中で精製水を7000rpmで撹拌しながらPOE硬化ひまし油を滴下し、撹拌した。次いで油性成分を滴下し、撹拌して実施例1〜13の洗剤試料を得た。各試料の組成は表1のとおりとした。なお、表1において、数値は質量%を示す。なお、実施例1のエマルション粒子の平均粒子径は884nm、実施例8のエマルション粒子の平均粒子径は664nmであった。
ポリオキシエチレンモノアルキルエーテル(9J,丸善石油化学社製)を水に溶解させ、25wt%水溶液を調製した。
ポリオキシエチレンモノアルキルエーテル(9J,丸善石油化学社製)を水に溶解させ、5wt%水溶液を調製した。
市販のファーファ液体洗剤クリアアップルブロッサム(LOT:C17.11.01D,成分:11%界面活性剤、アルカリ剤、再汚染防止剤、酵素)を用いた。なお、使用量は当該製品の使用量として記載されている0.83gとした。
市販されている洗剤であるファーファ液体洗剤クリアアップルブロッサム(LOT:C17.11.01D)を用いた。なお、使用量は実施例と同様の3gとした。
布の素材としては、綿、混紡及び化学繊維の3種を用いた。また、汚れとしては、泥汚れ、鉱物油汚れ、食品汚れ、血液汚れ及びカレー汚れを想定して、それぞれ粘土汚染布、鉱物油汚染布、着色ライススターチ赤色汚染布、血液汚染布及びカレー汚染布を用いた。具体的には、以下に示すとおりである。なお、カレー汚れについては、特開2011−126939号公報に記載の方法にしたがい、市販のカレールーを用いてカレー溶液を作り、その中に綿(JIS L 0803準拠試験用添付白布 綿(カナキン3号))、混紡(T/Cツイル)又は化学繊維(ポリエステルトロピカル(帝人))を投入し、煮込むことにより、各汚染布試料を得た。
(粘土質(黄色)汚染布)
綿(C−S−40,CFT社製)
化学繊維(P−S−40,CFT社製)
(血液汚染布)
綿(C−S−01,CFT社製)
化学繊維(P−S−01,CFT社製)
(着色ライススターチ赤色汚染布)
綿(C−S−28,CFT社製)
化学繊維(P−S−28,CFT社製)
(鉱物油汚染布)
綿(C−S−65,CFT社製)
化学繊維(P−S−65,CFT社製)
[部分洗い試験]
先ず、汚染布試料及び当該汚染布試料と同素材で汚染されていない布について、白色光度計TC−6DS/A(東京電色社製)を用いて反射率を測定した。
先ず、汚染布試料及び当該汚染布試料と同素材で汚染されていない布について、白色光度計TC−6DS/A(東京電色社製)を用いて反射率を測定した。
布の素材と汚れの種類のそれぞれの組み合わせについて、5枚の布片の洗浄率をそれぞれ以下の式(1)にて算出して求め、その平均値を各汚染布の洗浄率とした。なお、洗浄率は、洗浄により除去できた汚れの割合を示す指標であり、数値が大きいほど洗浄性能が高いことを示す。
式(1)中、K/Sは、以下の式(2)で求められる値である。
式(2)中、Rはそれぞれの布の反射率(%)である。なお、反射率は、東京電色社製名白色光度計TC−6DS/Aにより測定した値をいう。
[部分洗い試験]
粘土汚染布、血液汚染布及び着色ライススターチ赤色汚染布についての部分洗い試験の結果を表2に示す。なお、表2において、数値は洗浄率(%)を示す。
粘土汚染布、血液汚染布、着色ライススターチ赤色汚染布及びカレー汚染布についての全体洗い試験の結果を表5〜8に示す。なお、表5〜8において、数値は洗浄率(%)を示す。
〔試料の調製〕
[ソイルリリース剤試料の調製]
ソイルリリース剤試料として、実施例1、11の試料を用いた。
布の素材としては、以下に示す化学繊維及び化学繊維の混紡の2種を用いた。
化学繊維(ポリエステルトロピカル(帝人)、色染社購入)
化学繊維の混紡(ポリウレタン/ポリエステル(=15/85)交編、色染社購入)
実施例1、11の洗剤試料3gを水道水1000mL中に添加した。5×5cmの布試料をこの洗剤試料水溶液(実施例1、11)又は水道水(比較例5)に浸漬し、30℃、100rpm、5分間撹拌処理した。その後、取り出して、1分間脱水を行った。この処理を行った布試料を20℃、65RH%下で12時間以上乾燥して、試料浸漬布を作製した。なお、比較例5として、以上の処理を施さない布を用いた。
人工汚垢のソイルリリース能試験の結果を表9に示す。なお。表9において、数値は汚染残存率(%)を示す。
〔試料の調製〕
発泡性試験用試料として、実施例3、8、11、13及び比較例3の試料を用いた。
硬水 JIS K 8122に規定する塩化カルシウム二水和物(硬度成分)約270mgを生成水に溶解して、1000mLにメスアップして硬水溶液を得た。一方で、各洗剤試料3gを精製水990mLに溶解した後、上述のようにして調製した硬水溶液10mLを加えて総量1000mLの洗剤溶液を得た。
図1は、実施例3、8、11、13及び比較例3の洗浄後液の写真図である。実施例3、8、11、13の洗浄後液は、比較例3の洗浄後液に比べて発泡が少なかった。
〔試料の調製〕
[前処理]
市販の綿タオル((株)リポス製、商品名:F/T リポスゴールド350匁白ボーダー34×80)15枚を、前処理専用洗剤(NSファーファ・ジャパン株式会社製;ポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO:9モル)25%溶液)を用いて、全自動洗濯機(HITACHI製BW−7MV)を用いて3回処理を行った(洗剤標準使用量(25g/30L)、水道水(常温)、水量50L、洗浄12分、次いで、注水すすぎ3回、脱水9分)後、前処理専用洗剤を使用せず、同様の工程(水道水(常温)、水量50L、洗浄15分、次いで、注水すすぎ3回、脱水9分)を1回行い、室温で乾燥させた。
前処理洗浄した綿タオル0.5kgを、二槽式洗濯機(HITACHI製PS−H35L)を用いて、実施例14の試料又は市販の洗剤にて10分間処理(実施例14の試料10g、水10L、水道水(常温))を行った後、脱水を1分間行った。次いで、それぞれの洗剤で処理した綿タオルを、市販の柔軟剤(ファーファ・トリップ ドバイ,Y16.08.10)にて5分間処理(柔軟剤3.33g、水10L、水道水(常温))を行った後、脱水を1分間行った。これらの処理の後、20℃、65%RHの恒温恒湿条件下で乾燥させた。
上記「柔軟性低下防止処理」において、市販の洗剤にて処理した綿タオルを対照として用い、専門パネラー5名の一対比較により判定した。各パネラーの評価基準は、以下のとおりであり、5名の点数の平均をとり、商品価値上、0.5点以上であれば、繊維に対して柔軟性の低下の防止能を有しているといえる。この結果を下記表10に示す。
+2:市販の洗剤よりも明らかに良好である。
+1:市販の洗剤よりもやや良好である。
0:市販の洗剤とほぼ同じである。
−1:市販の洗剤の方がやや良好である。
−2:市販の洗剤の方が明らかに良好である。
〔試料の調製〕
[評価用布の前処理方法]
市販の綿金巾(金巾3号)50枚を、前処理専用洗剤(NSファーファ・ジャパン株式会社製;ポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO:9モル)25%溶液)により全自動洗濯機(HITACHI製BW7MV)を用いて3回処理を行った(洗剤標準使用量(25g/30L)、水道水(常温)、水量50L、洗浄12分、次いで、注水すすぎ3回、脱水9分)後、前処理専用洗剤を使用せず、同様の工程(水道水(常温)、水量50L、洗浄15分、次いで、注水すすぎ3回、脱水9分)を1回行い、室温で乾燥させた。
前処理洗浄した綿金巾6.0gを、二槽式洗濯機(HITACHI製PS−H35L)を用いて、実施例14の試料又は市販の洗剤にて10分間処理(組成物10g、水10L、水道水(常温))を行った後、脱水を1分間行った。次いで、それぞれの洗剤で処理した綿金巾を、市販の柔軟剤(ファーファ・トリップ ドバイ,Y16.08.10)にて5分間処理(柔軟剤3.33g、水10L、水道水(常温))を行った後、脱水を1分間行った。これらの処理の後、20℃、65%RHの恒温恒湿条件下で乾燥させた。
前処理した試料から大きさ約200mm×25mmの試験片を採取した。次に、水を入れた水槽の水面上に支えた水平棒上に試験片をピンで固定した後、水平棒を降下させて、試験片の下端の20mm±2mmが水に浸せきするように調整し、そのまま10分間放置した。放置後、毛細管現象によって水が上昇した高さをスケールで測定した。図2は、吸水性の評価に用いた装置の模式図である。
Claims (20)
- 水を含み自発的に閉鎖小胞体を形成する両親媒性物質の閉鎖小胞体、又は水酸基を有する重縮合ポリマー粒子を含む、繊維用洗剤。
- 自発的に閉鎖小胞体を形成する両親媒性物質の閉鎖小胞体又は水酸基を有する重縮合ポリマー粒子、油性物質及び水を含み、O/W型エマルションである、繊維用洗剤。
- 前記油性物質の融点が80℃以下である、請求項2に記載の繊維用洗剤。
- 前記油性物質が極性油である、請求項2又は3に記載の繊維用洗剤。
- 前記油性物質の沸点が80℃以上である、請求項2〜4のいずれか1項に記載の繊維用洗剤。
- 自発的に閉鎖小胞体を形成する両親媒性物質の閉鎖小胞体又は水酸基を有する重縮合ポリマー粒子及び油性物質を含む、繊維用洗剤。
- 油性物質の周囲を前記閉鎖小胞体又は前記重縮合ポリマー粒子が囲み洗剤粒子を構成する、請求項6に記載の繊維用洗剤。
- 前記洗剤粒子は、水に分散させた場合の平均粒子径が50nm以上2μm以下である、請求項6又は7に記載の繊維用洗剤。
- 粉末状である、請求項6〜8のいずれか1項に記載の繊維用洗剤。
- ソイルリリース能を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の繊維用洗剤。
- 部分洗いのための、請求項1〜10のいずれか1項に記載の繊維用洗剤。
- 全体洗いのための、請求項1〜10のいずれか1項に記載の繊維用洗剤。
- 繊維製品を洗浄するための、請求項1〜10のいずれか1項に記載の繊維用洗剤。
- 衣類を洗浄するための、請求項1〜10のいずれか1項に記載の繊維用洗剤。
- 当該繊維用洗剤による繊維製品の洗浄後の処理として柔軟剤を用いないで、洗浄を行うための、請求項1〜10のいずれか1項に記載の繊維用洗剤。
- 当該繊維用洗剤による繊維製品の洗浄後の処理として柔軟剤を用いて、洗浄を行うための、請求項1〜10のいずれか1項に記載の繊維用洗剤。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の繊維用洗剤を用いて繊維を洗浄する、繊維の洗浄方法。
- 水を含み自発的に閉鎖小胞体を形成する両親媒性物質の閉鎖小胞体、又は水酸基を有する重縮合ポリマー粒子を含む、ソイルリリース剤。
- 自発的に閉鎖小胞体を形成する両親媒性物質の閉鎖小胞体又は水酸基を有する重縮合ポリマー粒子、油性物質及び水を含み、O/W型エマルションである、ソイルリリース剤。
- 自発的に閉鎖小胞体を形成する両親媒性物質の閉鎖小胞体又は水酸基を有する重縮合ポリマー粒子及び油性物質を含む、ソイルリリース剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017254768 | 2017-12-28 | ||
JP2017254768 | 2017-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019119850A true JP2019119850A (ja) | 2019-07-22 |
JP6719121B2 JP6719121B2 (ja) | 2020-07-08 |
Family
ID=67306872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018221502A Active JP6719121B2 (ja) | 2017-12-28 | 2018-11-27 | 繊維用洗剤、ソイルリリース剤及び繊維の洗浄方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6719121B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021134292A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | 花王株式会社 | 繊維製品用液体洗浄剤組成物 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09511779A (ja) * | 1994-09-30 | 1997-11-25 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | 洗剤組成物 |
JPH1043578A (ja) * | 1996-07-30 | 1998-02-17 | Lion Corp | 小胞体分散液の製造方法 |
KR100868197B1 (ko) * | 2008-03-26 | 2008-11-10 | 보령메디앙스 주식회사 | 발아현미 추출물을 함유하는 나노리포좀 |
JP2011011134A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Kanagawa Univ | 汚染除去方法および汚染除去剤 |
JP2015172026A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-10-01 | 学校法人神奈川大学 | クレンジング組成物及びクレンジング用品 |
JP2016522797A (ja) * | 2013-03-22 | 2016-08-04 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 化合物、その製造方法及び使用方法 |
JP2016524627A (ja) * | 2013-03-22 | 2016-08-18 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 混合物、それらの製造及びそれらの使用方法 |
US20160312152A1 (en) * | 2013-12-16 | 2016-10-27 | Conopco, Inc. D/B/A Unilever | Free flowing aqueous lamellar gel laundry detergent liquid comprising epei |
CN107325898A (zh) * | 2017-06-28 | 2017-11-07 | 太仓大唐化纤厂 | 一种提高化纤柔软度的洗涤剂 |
CN107384606A (zh) * | 2017-06-28 | 2017-11-24 | 太仓大唐化纤厂 | 一种增强化纤抗菌性的洗涤剂 |
-
2018
- 2018-11-27 JP JP2018221502A patent/JP6719121B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09511779A (ja) * | 1994-09-30 | 1997-11-25 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | 洗剤組成物 |
JPH1043578A (ja) * | 1996-07-30 | 1998-02-17 | Lion Corp | 小胞体分散液の製造方法 |
KR100868197B1 (ko) * | 2008-03-26 | 2008-11-10 | 보령메디앙스 주식회사 | 발아현미 추출물을 함유하는 나노리포좀 |
JP2011011134A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Kanagawa Univ | 汚染除去方法および汚染除去剤 |
JP2016522797A (ja) * | 2013-03-22 | 2016-08-04 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 化合物、その製造方法及び使用方法 |
JP2016524627A (ja) * | 2013-03-22 | 2016-08-18 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 混合物、それらの製造及びそれらの使用方法 |
US20160312152A1 (en) * | 2013-12-16 | 2016-10-27 | Conopco, Inc. D/B/A Unilever | Free flowing aqueous lamellar gel laundry detergent liquid comprising epei |
JP2015172026A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-10-01 | 学校法人神奈川大学 | クレンジング組成物及びクレンジング用品 |
CN107325898A (zh) * | 2017-06-28 | 2017-11-07 | 太仓大唐化纤厂 | 一种提高化纤柔软度的洗涤剂 |
CN107384606A (zh) * | 2017-06-28 | 2017-11-24 | 太仓大唐化纤厂 | 一种增强化纤抗菌性的洗涤剂 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021134292A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | 花王株式会社 | 繊維製品用液体洗浄剤組成物 |
JP7376386B2 (ja) | 2020-02-27 | 2023-11-08 | 花王株式会社 | 繊維製品用液体洗浄剤組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6719121B2 (ja) | 2020-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004536197A (ja) | 液体柔軟剤および繊維製品洗濯方法 | |
JPH09508655A (ja) | 2−アルキルアルカノールとh▲下2▼o▲下2▼と陰イオン界面活性剤と低hlb非イオン界面活性剤とを含有する水性クリーニング組成物 | |
DE60207255T2 (de) | Zusammensetzungen und verfahren zum entfernen von verschmutzungen von stoffartikeln | |
GB2484816A (en) | Detergent wipe for laundry | |
JP2019044323A (ja) | 繊維製品用処理剤組成物 | |
JP2022099290A (ja) | 衣料用液体洗浄剤組成物 | |
JP6719121B2 (ja) | 繊維用洗剤、ソイルリリース剤及び繊維の洗浄方法 | |
CA1048709A (en) | Detergent softener | |
FI82482C (fi) | Dispergerbara mjukgoeringsmedel foer tyger. | |
JP2021113271A (ja) | 繊維製品用液体洗浄剤組成物 | |
JP7359365B2 (ja) | 柔軟剤及び繊維の洗浄方法 | |
FI58937B (fi) | Laogloeddrande tvaettmedelskompositioner | |
EP3224335B1 (en) | Method for treating fabric having oily stains | |
JP2003226900A (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
WO2020138002A1 (ja) | 繊維製品用拭き取り洗浄シート | |
JP7421955B2 (ja) | 繊維製品用液体洗浄剤組成物 | |
JP7309957B1 (ja) | 繊維製品の洗浄方法 | |
CN114774213B (zh) | 一种纺织品用洗涤剂及其制备方法 | |
JP7640251B2 (ja) | 繊維製品用液体洗浄剤組成物 | |
WO2023085349A1 (ja) | 繊維の防汚剤、及び繊維の防汚方法 | |
JP7568608B2 (ja) | 抑泡剤組成物 | |
NO830420L (no) | Fremgangsmaate for behandling av stoffer. | |
JPH1135975A (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
TW202233818A (zh) | 纖維製品之處理方法 | |
JP2023021936A (ja) | 繊維製品用液体洗浄剤組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
AA64 | Notification of invalidation of claim of internal priority (with term) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764 Effective date: 20181218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190125 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190903 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20190903 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20191220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200304 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200519 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200608 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6719121 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |