JP2019066205A - 検査システム、検査方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のある態様は、印字部と、印字部によって印字媒体に印字された内容が所定の内容と同一であるか否か検査する検査部と、所定の内容とは異なる第1内容の情報を記憶する記憶部と、記憶部を参照して第1内容を印字媒体に印字するように制御する制御部と、を備えた検査システムである。
【選択図】図1
Description
しかし、ユーザが意図的にNGラベルを作成するのは面倒であり、かかる面倒な作業の改善がもとめられていた。
印字部と、
前記印字部によって印字媒体に印字された内容が所定の内容と同一であるか否か検査する検査部と、
前記所定の内容とは異なる第1内容の情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部を参照して前記第1内容を印字媒体に印字するように制御する制御部と、
を備えた検査システムである。
(1−1)システム概要
以下、本発明の検査システムの一実施形態である検査システム1A,1B、および、発行システム1Cについて、図1〜3を参照して説明する。図1Aは、実施形態に係る検査システム1Aのシステム構成図である。図1Bは、実施形態に係る検査システム1Bのシステム構成図である。図1Cは、発行システム1Cのシステム構成図である。図2は、実施形態に係る検査システム1A,1B、および、発行システム1Cで使用される連続紙CPの例を示す図である。図3は、実施形態に係る検査システム1A,1Bおよび発行システム1Cのブロック図である。
図1に示すように、検査システム1Aは、情報処理装置2、プリンタ3、カメラ検査装置4、および、巻き取り機6を備える。検査システム1Bは、情報処理装置2、プリンタ3、バーコード検査装置5、および、巻き取り機6を備える。発行システム1Cは、情報処理装置2、プリンタ3、および、巻き取り機6を備える。巻き取り機6は、カメラ検査装置4若しくはバーコード検査装置5を通過した連続紙CP、又は、プリンタ3から排出された連続紙CPをロール状に巻き取るように構成されている。
本実施形態において、プリンタ3は印字部の一例であり、カメラ検査装置4およびバーコード検査装置5はそれぞれ検査部の一例である。情報処理装置2は、制御部の一例である。
発行システム1Cには検査機能はなく、ユーザの要求に応じて、ラベルを印字して発行することのみを行う。
ラベルPL(印字媒体の一例)は、医薬品の包装(後述する被着物PG)に貼付され、その印字内容は、厳しい精度が要求される。そのため、検査システム1A,1Bでは、ラベルPLの印字内容が適切か否かについて検査(後述する検査モード)を行う直前に、検査を行なう検査装置(すなわち、カメラ検査装置4、バーコード検査装置5)が正常に機能しているか否かの検証(後述する準備モード)が行なわれる。
なお、図3は便宜的に、検査システム1A,1Bおよび発行システム1Cのすべてのシステムのブロック図を1つの図にまとめたものであり、各システムが図3に含まれるすべての構成要素を備えているのではない。すなわち、図1に示したとおり、図3において、検査システム1Aは情報処理装置2、プリンタ3、およびカメラ検査装置4のみを含み、検査システム1Bは情報処理装置2、プリンタ3、およびバーコード検査装置5のみを含み、発行システム1Cは情報処理装置2およびプリンタ3のみを含む。
図3に示すように、情報処理装置2は、制御部21、記憶部22、操作入力部23(受付部の一例)、表示部24、および、通信インタフェース(通信I/F)25を備える。通信インタフェース25は、プリンタ3、カメラ検査装置4、および、バーコード検査装置5の少なくともいずれかとの間で通信を行う。
情報処理装置2は、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ等の装置である。
(ii) ユーザ操作に応じて、ラベルに印字すべき印字内容を決定すること
(iii) 印字内容とラベルレイアウトを特定した印字用情報を生成すること
(iv) 印字用情報を含む印字要求をプリンタ3へ送信すること
(v) 検査OK枚数(後述する)のラベルを印字するように制御すること
(vi) カメラ検査装置4又はバーコード検査装置5からの検査結果を受信すること
(vii) 当該検査結果を表示部24に表示すること
(viii) 検査履歴(後述する)を記憶部22に記録すること
通信インタフェース25は、プリンタ3、カメラ検査装置4、および、バーコード検査装置5のうち少なくともいずれかと通信を行なう。
記憶部22には、ラベルのデータベースの各レコードに対応した複数種類のNGラベル(後述する)の印字内容についての印字用情報を記憶する。例えば、後述する図7A〜図7Dの各々の印字内容は、図2の印字ラベルをOKラベル(後述する)とした場合のNGラベルの印字内容である。図6BのNGラベルリスト110においてNGレベルの種類が選択される場合、記憶部22が参照され、選択されたNGラベルの種類に対応する印字内容についての印字用情報がプリンタ3へ送信される。
記憶部22はさらに、検査履歴データベースを記憶する。検査履歴データベースは、ユーザが行った検査の履歴が記録されているデータベースであり、例えば各レコードについて、「ログインユーザ名」、「検査日時」、「検査方法」(カメラ検査又はバーコード検査のいずれか)、「検査結果」の各フィールドのデータを含む。
図3に示すように、プリンタ3は、制御部31、搬送部32、印字部33、記憶部34、および、通信インタフェース(通信I/F)35を備える。通信インタフェース35は、情報処理装置2との間で通信を行う。プリンタ3には、連続紙CPが巻回されたロール紙が収容されている。
プリンタ3は、据置き型プリンタであってもよいし、携帯型プリンタであってもよい。
印字部33は、図示しないサーマルヘッドおよびヘッド駆動回路を含む。サーマルヘッドは上記プラテンローラとの間で連続紙を挟む。ヘッド駆動回路は、制御部31によって順次送出されるラインデータに基づき、サーマルヘッドの各発熱素子に電流を流す(発熱させる)、あるいは流さないようにする(発熱させないようにする)ことで、印字を行う。
図3に示すように、カメラ検査装置4は、制御部41、画像処理部42、光源43、記憶部44、および、通信インタフェース(通信I/F)45を備える。
カメラ検査装置4は、プリンタ3から排出された連続紙の各ラベルを対象にして検査を行い、「検査OK」(検査合格)、「検査NG」(検査不合格)、「ラベルなし」、「印字なし」のうちいずれかの検査結果を情報処理装置2へ送信する。
制御部41は、上記電気信号をデジタルの画像データに変換し、当該画像データから文字情報を1文字単位で抽出し(切り出し)、文字認識処理を行う。その際、文字が欠けている、あるいは文字に線が重なっている等によって文字認識ができない場合には、検査不合格と判断される。制御部41はさらに、当該画像データからバーコードを切り出し、切り出したバーコードからデータを抽出する処理を行う。
制御部41は、画像データから文字認識された文字と、バーコードから抽出されたバーコードとが正規のデータであるか否かを判断する。この判断に当たって制御部41は、予め情報処理装置2から検証用データ(正規の文字データ、および、バーコードから抽出されるべき正規のデータ)を、通信インタフェース45を介して予め受信して記憶部44に記録する。制御部41は、上記判断を行うときに記憶部44から検証用データを読み出し、読み出した検証用データと、画像データから文字認識された文字、およびバーコードから抽出されたバーコードとの照合を行なう。
制御部41は、通信インタフェース55を介して、「検査OK」、「検査NG」、「ラベルなし」、「印字なし」のうちいずれかの検査結果を、情報処理装置2へ送信する。
図3に示すように、バーコード検査装置5は、制御部51、画像処理部52、光源53、記憶部54、および、通信インタフェース(通信I/F)55を備える。
バーコード検査装置5は、プリンタ3から排出された連続紙の各ラベルを対象にして検査を行い、「検査OK」(検査合格)、「検査NG」(検査不合格)のいずれかの検査結果を情報処理装置2へ送信する。
画像処理部52は、例えばCCD方式のイメージセンサを含む。光源53による出射光がラベルPLに印字されたバーコードを照射し、その反射光がイメージセンサで結像する。イメージセンサは、反射光を光の強弱を表す電気信号に変換する。画像処理部52は、当該電気信号を制御部51に送る。
制御部51は、上記電気信号からデータを抽出できた場合には、当該抽出したデータが正規のデータであるか否かを判断する。抽出したデータが正規のデータであるか否かの判断を行なうために、制御部51は、予め情報処理装置2から検証用データ(バーコードから抽出されるべき正規のデータ)を、通信インタフェース55を介して予め受信して記憶部54に記録する。制御部51は、上記判断を行うときに記憶部54から検証用データを読み出し、読み出した検証用データと上記抽出したデータとの照合を行なう。
制御部51は、通信インタフェース55を介して、判断結果(「検査OK」、「検査NG」のいずれか)を、検査結果として情報処理装置2へ送信する。バーコードからデータを抽出可能であって、かつ当該データが正規のデータである場合に「検査OK」の判断結果となり、バーコードからデータを抽出不可能であるか、又は抽出可能であっても当該データが正規のデータでない場合には「検査NG」の判断結果となる。
次に、検査システム1Aにおいて、情報処理装置2の検査プログラムが実行されたときに表示部24に表示される画面の例を、図4〜9を参照して説明する。
図4Aは、ユーザが情報処理装置2を起動して検査プログラムを実行し、ユーザがログインを行なった後に表示される画面G1を示している。画面G1は、ログインユーザ表示領域101、検査対象ラベル検索領域102、および、ラベル検索結果表示領域103を含む。ログインユーザ表示領域101は、ログインユーザ(以下、単に「ユーザ」という。)を表示する領域(図示の例では、ログインユーザ:佐藤健)である。
ここで、連番開始値とは、複数枚のラベルを印字する場合に当該複数枚のラベルに印字される、連続する番号(連番)である。連番開始値を印字することは必須ではないが、ユニークIDが各ラベルに付されることになるため、偽造防止になる。
検査OK枚数は、検査合格枚数の一例であり、印字されたラベルのうちカメラ検査装置4の検査に合格したラベルの数を意味する。
印字対象ラベル表示領域104および/またはユーザ入力領域105に含まれるデータは、カメラ検査装置4による検査結果の基礎となる上記検証用データに対応する。
ボタンb11(「1枚検査」)は、カメラ検査装置4が正常に機能しているか否かを検査することを指示するためのボタンである。ボタンb11(「1枚検査」)は、準備モードの処理の実行を開始する操作入力を受け付けるための操作対象の例である。
ボタンb12(「準備完了」)は、カメラ検査装置4が正常に機能しているか否かの検査を完了させ、後述する検査モードに移行するためのボタンである。ボタンb12(「準備完了」)は、準備モードの処理を終了させる操作入力を受け付けるための操作対象の例である。
ボタンb16(「検査終了」)は、検査自体を終了してログイン画面(図示せず)に戻るためのボタンである。
なお、OKラベルとNGラベルの両方をセットで発行するようにしてもよい。その場合、OKラベルとNGラベルの両方を発行するボタン(図示せず)が設けられる。
サブ画面SG42では、NGラベルのメニューであるNGラベルリスト110が表示される。NGラベルリスト110には、複数種類のNGラベルの選択肢が含まれる。NGラベルリスト110の中からいずれかの種類のNGラベルをユーザが選択操作を行うことで、発行される種類のNGラベルをユーザが選択できるようになっている。
なお、本明細書において、OKラベルに印字される内容は第2内容の一例であり、NGラベルに印字される内容は第1内容の一例である。
なお、NGラベルリスト110には、「品名の文字欠け」、「使用期限の文字欠け」、「製造番号の文字欠け」のうち少なくともいずれかの種類のNGラベルが含まれていてもよい。
図9Aの画面G7は、検査モードにおいて最初に表示される画面である。検査モードの場合には、ボタン群b11〜b16のうち、ボタンb13(「連続検査」)、ボタンb14(「一時停止」)、およびボタンb16(「検査終了」)が有効となっており、その他のボタンは無効となっている。
ボタンb13(「連続検査」)は、検査に合格したラベルの数が、画面G3(図5A参照)においてユーザが入力した検査OK枚数に達するまで、連続的にラベルに対する印字を行うように指示するためのボタンである。ボタンb13(「連続検査」)は、検査モードの処理の実行を開始する操作入力を受け付けるための操作対象の例である。
ボタンb14(「一時停止」)は、検査モードにおいて連続的にラベルに印字を行っている途中で印字および搬送を一時的に停止することを指示するためのボタンである。
画面G8に示すように、検査に合格したラベルの数が検査OK枚数に達すると、ボタンb15(「白紙送り」)およびボタンb16(「検査終了」)のみが有効となり、他のボタンは無効となる。ボタンb15(「白紙送り」)はフィードボタンである。ボタンb15(「白紙送り」)は、印字済みであるが未検査のラベルをフィードするために設けられている。
次に、検査システム1Aの検査プログラムの処理について、図10および図11を参照して説明する。図10は、本実施形態の検査システム1Aにおいて準備モードの処理を示すフローチャートである。図11および図12はそれぞれ、本実施形態の検査システム1Aにおいて検査モードの処理を示すフローチャートである。
図10〜12のフローチャートは、情報処理装置2の制御部21において、検査プログラムを実行することで行われる処理である。
先ず、制御部21は、モードを準備モード(第1モードの例)にセットし(ステップS10)、準備モード用の表示(例えば、図5Bの画面G4の表示)を行うように表示部24を制御する(ステップS12)。準備モードのセットでは、後述する変数i,j,k,mの初期化(すべて「0」とする)が行なわれる。
なお、準備モードの処理が1度も実行されていない場合には、検査モードの選択を禁止することは、図5Bの画面G4に示したように、ボタンの有効/無効で実行する場合に限られない。例えば、すべてのボタンを有効にしてもよいが、ボタンb11(「1枚検査」)に対する操作入力を1度も受け付けていない場合には、ボタンb13(「連続検査」)に対する操作に対して連続検査が実行できない旨を別の画面および/または音声でユーザに報知するようにしてもよい。
ユーザの操作が「1枚検査」である場合には(S14:「1枚検査」)、カメラ検査装置4が正常に機能しているか否かを検査するための処理(S15〜S28)が行なわれる。
備完了」)を無効)としてもよい。それによって、検査モードの処理の実行に先立って準備モードの処理が実行されることが確実になる。
ステップS15で選択される印字ラベルは、図6Aおよび図6Bに示したように、OKラベル又はNGラベルであり、NGラベルの場合にはNGラベルリストから選択される特定の種類のNGラベルである。
ステップS16で送信された指示に応じて、プリンタ3は1枚のラベルを印字し、印字された当該ラベルをカメラ検査装置4が検査する。カメラ検査装置4は検査結果を情報処理装置2へ送信する。情報処理装置2の制御部21は、カメラ検査装置4から検査結果を受信した場合(ステップS18:YES)、検査結果に応じた処理を行う(ステップS20)。
ステップ20において検査結果が「検査OK」である場合には、変数iをインクリメントする(ステップS22)。ステップ20において検査結果が「検査NG」である場合には、変数jをインクリメントする(ステップS24)。ステップ20において検査結果が「ラベルなし」である場合には、変数kをインクリメントする(ステップS26)。ステップ20において検査結果が「印字なし」である場合には、変数mをインクリメントする(ステップS28)。
制御部21は、図8Aの画面G5に例示したように、変数i,j,k,mのいずれかをインクリメントした結果を、検査結果表示領域108に表示する。
前述したように、図10のステップS14のユーザの操作が「準備完了」である場合には、検査モードに移行する。その場合、制御部21は、準備モードでの検査結果を検査履歴データベースに記録する。
次いで制御部21は、モードを検査モード(第2モードの例)にセットし(ステップS40)、検査モード用の表示(例えば、図9Aの画面G7の表示)を行うように表示部24を制御する(ステップS42)。検査モードのセットでは、後述する変数I,J,K,Mの初期化(すべて「0」とする)が行なわれる。
ステップS44のユーザの操作は、図9Aの画面G7のボタンb13(「連続検査」)、ボタンb14(「一時停止」)、又はボタンb16(「検査終了」)のいずれかの操作に相当するが、ボタンb14(「一時停止」)の操作に対する処理については、後述する。
ユーザの操作が「検査終了」である場合には(S44:「操作終了」)、すべての処理が終了となる。ユーザの操作が「連続検査」である場合には(S44:「連続検査」)、カメラ検査装置4が、プリンタ3によってラベルに所定の印字内容が印字されたか否かを検査する処理(S46〜S60)が行なわれる。
ステップS50において検査結果が「検査OK」である場合には、変数Iをインクリメントする(ステップS52)。ステップS50において検査結果が「検査NG」である場合には、変数Jをインクリメントする(ステップS54)。ステップS50において検査結果が「ラベルなし」である場合には、変数Kをインクリメントする(ステップS56)。ステップS50において検査結果が「印字なし」である場合には、変数Mをインクリメントする(ステップS58)。
変数Iが検査OK枚数に一致した場合には(ステップS60:YES)、制御部21は、プリンタ3に印字を終了して搬送を停止する指示を送信する(ステップS62)。つまり、制御部21は、カメラ検査装置4による検査に合格したラベルの数が検査OK枚数に達した時点でラベルの搬送が停止するように、プリンタ3を制御する。次いで制御部21は、検査モードでの検査結果を検査履歴データベースに記録する。
ステップS62が終了した後にステップS42に戻り、制御部21は、図9Bの画面G8に例示したように、変数I,J,K,Mの値を、検査結果表示領域108の対応する項目に表示し、かつボタンb15(「白紙送り」)が有効となるようにして表示するように制御する。
具体的には、図9Bの画面G8においてボタンb15(「白紙送り」)が操作された場合(S44:「白紙送り」)、図12に示す処理が実行される。
すなわち、情報処理装置2の制御部21は、プリンタ3に対して連続紙を一定量(例えば、1枚分のラベルの長さに相当する量)搬送する指示を送信する(ステップS62a)。その結果、プリンタ3は、連続紙の搬送のみを行う。ステップS64〜S74の処理は、それぞれ図11のステップS48〜S58の処理と同じである。ステップS62a〜S74の処理は、ボタンb15(「白紙送り」)が操作されてからの総搬送量が所定値以上となるまで繰り返し行われる(ステップS76:NO)。この総搬送量は、プリンタ3とカメラ検査装置4の間の領域(図1の領域AR)の長さに応じて適宜決定すればよい。
総搬送量が所定値以上となった場合には(ステップS76:YES)、ステップS44へ戻る。
白紙送りを実行することは必須ではないが、連続検査を実行した後に白紙送りを実行することで、印字済みで未検査のラベルを無駄にしないようにすることができる。
・図4Aのプルダウンメニューpm1において「バーコード照合」を選択することで、検査システム1Bに対応した表示が行われる。
・バーコード検査装置5は、「検査OK」又は「検査NG」のいずれかの検査結果を情報処理装置2へ送信する。それに応じて、図10のフローチャートでは変数k,mを使用せず、図11のフローチャートでは変数K,Mを使用しない。
・画面G4(図5B)〜画面G8(図9B)の検査結果表示領域108では、検査結果が「検査OK」および「検査NG」である場合のみのラベルの総枚数が表示される。
記憶部22は、上記所定の内容と同一の第2内容(つまり、正規の内容)の情報を記憶し、制御部21は、記憶部22を参照して第2内容を印字媒体に印字するように制御してもよい。
好ましくは、情報処理装置2は、ユーザの選択結果に基づいて、準備モード(第1モードの例)又は検査モード(第2モードの例)のいずれかの処理が実行されるように制御する。準備モードは、カメラ検査装置4又はバーコード検査装置5が正常に機能しているか否かを検査する処理である。検査モードは、カメラ検査装置4又はバーコード検査装置5が、プリンタ3によってラベルに所定の印字内容が印字されたか否かを検査する処理である。そして、本実施形態では、準備モードにおいて、OKラベル又はNGラベルをユーザの操作に応じた内容となるように自動的に作成され、印字および検査がされる。そのため、ユーザは、例えば手書き等でNGラベルを作成する面倒な作業を行う必要がないことから、準備モードにおいて、カメラ検査装置4又はバーコード検査装置5が正常に機能していることを確認するためのユーザの作業が軽減される。
以下、上述した実施形態の変形例について説明する。
変形例1では、情報処理装置2の制御部21は、ユーザの操作入力に基づいて、NGラベルの内容(第1内容)を変更し、記録する。変形例1によれば、ユーザは、ユーザ所望の内容のNGラベルをユーザ自身が編集して検査のために記録しておくことができる。
図13Aでは、図5Aの画面G3が表示された後に所定のユーザの操作に応じて表示される画面G10を示している。画面G10では、画面G3において選択されているラベル(つまり、プレビュー表示領域107に表示されているラベル)に対応したNGラベルをユーザが編集・作成できるように構成されている。画面G10は、ユーザ入力領域111,112と、プレビュー表示領域113とを含む。ユーザ入力領域111では、品目名称、使用期限、製造番号の各項目の情報を正規の情報からユーザが変更可能である。ユーザ入力領域112は、「バーコード欠け」と「バーコード追加」の各種類についてユーザが複数のパターンの中から選択可能に構成されている。例えば、OKラベルに対して、使用期限とバーコード欠け(例えばパターン2)を含むNGラベルを作成可能である。また、好ましくは、プレビュー表示領域113において、ユーザ入力領域111,112で入力された情報に基づくNGラベルのプレビューが提供される。
本変形例では、情報処理装置2の制御部21は、準備モード(第1モード)の処理に基づきカメラ検査装置4(検査部の一例)が正常に機能していると判断した場合には、検査モード(第2モード)の処理を開始する。本変形例では、ユーザは、準備モードによりカメラ検査装置4の機能が正常であることが認識できた場合には、追加の操作を行うことなく直ちに検査モードの処理を開始することができ、操作性に優れる。
本変形例では、ボタンb12(「準備完了」)(図8B参照)を操作することが、準備モードによりカメラ検査装置4の機能が正常であることをユーザが認識できたことに相当する。そして、ボタンb12(「準備完了」)が操作された場合には、制御部21は、追加の操作を待機することなく(例えば、ボタンb13(「連続検査」)の操作を待機することなく)、検査モードの処理を実行する。すなわち、制御部21は、図10のフローチャートのステップS14において「準備完了」が選択された場合には、図11のステップS46以降の処理を実行する。
1C…発行システム
2…情報処理装置
21…制御部
22…記憶部
23…操作入力部
24…表示部
25…通信インタフェース
3…プリンタ
31…制御部
32…搬送部
33…印字部
34…記憶部
35…通信インタフェース
4…カメラ検査装置
41…制御部
42…画像処理部
43…光源
44…記憶部
45…通信インタフェース
5…バーコード検査装置
51…制御部
52…画像処理部
53…光源
54…記憶部
55…通信インタフェース
6…巻き取り機
G1〜G11…画面
SG41〜SG43…サブ画面
b1〜b5,b11〜b16,b21,b22,b31〜b35…ボタン
pm1…プルダウンメニュー
101…ログインユーザ表示領域
102…検査対象ラベル検索領域
103…ラベル検索結果表示領域
104…印字対象ラベル表示領域
105…ユーザ入力領域
106…故障有無表示領域
107…プレビュー表示領域
108…検査結果表示領域
110…NGラベルリスト
111,112…ユーザ入力領域
113…プレビュー表示領域
PL…ラベル
PLn…連番
PM…台紙
CP…連続紙
Claims (6)
- 印字部と、
前記印字部によって印字媒体に印字された内容が所定の内容と同一であるか否か検査する検査部と、
前記所定の内容とは異なる第1内容の情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部を参照して前記第1内容を印字媒体に印字するように制御する制御部と、
を備えた検査システム。 - 前記記憶部は、前記所定の内容と同一の第2内容の情報を記憶し、
前記制御部は、前記記憶部を参照して前記第2内容を印字媒体に印字するように制御する、
請求項1に記載された検査システム。 - 前記第1内容として複数の種類の内容が設けられており、
前記制御部は、前記第1内容を印字する場合には、ユーザの選択結果に基づいて、前記複数の種類のうちいずれかの種類の内容を印字するように制御する、
請求項1又は2に記載された検査システム。 - 前記制御部は、ユーザの操作入力に基づいて、前記第1内容を変更し、記録する、
請求項1〜3のいずれかに記載された検査システム。 - 前記制御部は、ユーザの選択結果に基づいて、第1モード又は第2モードのいずれかの処理が実行されるように制御し、
前記第1モードは、前記検査部が正常に機能しているか否かを検査する処理であり、
前記第2モードは、前記検査部が、前記印字部によって印字媒体に前記所定の内容が印字されたか否かを検査する処理であって、
前記制御部は、前記第1モードの処理に基づき前記検査部が正常に機能していると判断した場合には、前記第2モードの処理を開始する、
請求項1〜4のいずれかに記載された検査システム。 - 印字部と検査部を用いた検査方法であって、
所定の内容とは異なる第1内容の情報を記憶部に記憶させ、
前記記憶部を参照して前記第1内容を印字媒体に印字するように前記印字部を制御し、
前記印字部が、印字媒体に印字された内容が前記所定の内容と同一であるか否か検査する、
検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7560942B2 (ja) | 2019-07-02 | 2024-10-03 | サトーホールディングス株式会社 | 情報処理装置および情報処理方法 |
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2017
- 2017-09-28 JP JP2017188849A patent/JP2019066205A/ja active Pending
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