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JP2019053747A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】オペレータが特に意識せずに必要な情報を効率的に入手できるようにする。【解決手段】情報処理装置は、データ入力受付部51と、判定部52と、シンボル生成部53と、表示制御部54と、を備える。データ入力受付部51は、オペレータの操作に基づきデータの入力を受け付ける。判定部52は、データ入力受付部51により受け付けられたデータについての、所定の基準に対する状況を判定する。シンボル生成部53は、判定部52により判定された状況を示すシンボルを生成する。表示制御部54は、シンボル生成部53により生成されたシンボルを表示させる制御を実行する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来から、販売管理業務において、オペレータは、売上処理等の伝票入力操作を端末に対して日々することにより、端末は、発注、仕入、出荷、売上等の伝票情報を確定させる処理を実行している。このような処理中に与信限度額を提示する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−329068号公報
しかしながら、特許文献1を含め従来の技術では、伝票情報の確定の前に、取引先の取引上の変化に応じて対策を施す必要がある場合であっても、オペレータによっては、対策の必要性にすら気付かないおそれがあった。具体的には、取引先の取引上の変化を示す重要なデータが伝票入力操作により端末に入力された場合であっても、オペレータが、そのことに気付かないと、適切な対策を即座に施すことができない。
また、対策の必要性に気付いたオペレータであっても、入力されたデータに関連する情報、例えば得意先与信情報や商品在庫情報等の関連する情報を、対策の一環として入力するためには、例えば次のような、煩雑で長時間を要する非効率な作業をしなければならなかった。即ち、オペレータは、別の対象プログラムを端末において起動させ、当該別の対象プログラムに対して条件入力操作をした後に、その結果を参照する、といった作業をしなければならなかった。
このように、特許文献1を含め従来の技術では、伝票情報の確定の前に、取引先の取引上の変化に応じて対策を施す必要がある場合、当該対策に必要なデータは、そもそもオペレータが意識しないと入手できず、たとえオペレータが意識できたとしても、煩雑で長時間を要する非効率な作業を伴わなければ入手できなかった。
本発明の課題は、入力された取引情報に対応する商品についての状況をユーザが目視により容易に把握できるようにすることである。
本発明に係る情報処理装置は、所定の取引情報が入力される入力画面を、表示画面の第1領域に表示させる第1表示制御手段と、ユーザの操作に基づき、前記第1領域に表示された前記入力画面に取引情報を入力する入力制御手段と、前記入力制御手段により入力された取引情報に対応する商品についての所定の基準に対する状況を判定する判定手段と、前記判定手段により判定された状況を示すシンボルを前記第1領域に近接して配置される前記表示画面の第2領域に表示させる第2表示制御手段と、を備え、前記第2表示制御手段は、前記シンボルに対するユーザの指示操作に応じて、前記商品に関する取引状況の詳細内容を前記第2領域に表示させることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理方法は、所定の取引情報が入力される入力画面を、表示画面の第1領域に表示させる第1表示制御ステップと、ユーザの操作に基づき、前記第1領域に表示された前記入力画面に取引情報を入力する入力制御ステップと、前記入力制御ステップにより入力された取引情報に対応する商品についての所定の基準に対する状況を判定する判定ステップと、前記判定ステップにより判定された状況を示すシンボルを前記第1領域に近接して配置される前記表示画面の第2領域に表示させる第2表示制御ステップと、を含み、前記第2表示制御ステップは、前記シンボルに対するユーザの指示操作に応じて、前記商品に関する取引状況の詳細内容を前記第2領域に表示させることを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、所定の取引情報が入力される入力画面を、表示画面の第1領域に表示させる第1表示制御手段、ユーザの操作に基づき、前記第1領域に表示された前記入力画面に取引情報を入力する入力制御手段、前記入力制御手段により入力された取引情報に対応する商品についての所定の基準に対する状況を判定する判定手段、前記判定手段により判定された状況を示すシンボルを前記第1領域に近接して配置される前記表示画面の第2領域に表示させる第2表示制御手段、として機能させ、前記第2表示制御手段は、前記シンボルに対するユーザの指示操作に応じて、前記商品に関する取引状況の詳細内容を前記第2領域に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、入力された取引情報に対応する商品についての状況をユーザが目視により容易に把握することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 図1の情報処理装置の機能的構成のうち、オペレータにより伝票入力操作が行われる際にボタン表示処理等を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 図2の機能的構成の情報処理装置が表示する画面の一例を示す図である。 図2の機能的構成の情報処理装置が表示する画面の一例を示す図である。 図2の機能的構成の情報処理装置が表示する画面の一例を示す図である。 図2の機能的構成の情報処理装置が表示する画面の一例を示す図である。 図2の機能的構成の情報処理装置が表示する画面の一例を示す図である。 図2の機能的構成の情報処理装置が表示する画面の一例を示す図である。 図1の情報処理装置の記憶部に記憶されている通知設定条件を示す図である。 図1の情報処理装置の記憶部に記憶されているボタン性状設定条件を示す図である。 図1の情報処理装置の記憶部に記憶されているボタン性状設定条件を示す図である。 図2の機能的構成を有する図1の情報処理装置が実行する初期条件設定処理の流れを説明するフローチャートである。 図12の初期条件設定処理のうち、ステップS12の通知条件設定処理の詳細な流れを説明するフローチャートである。 図2の機能的構成を有する図1の情報処理装置が実行する伝票入力処理の流れを説明するフローチャートである。 図2の機能的構成を有する図1の情報処理装置が実行するボタン表示処理の流れを説明するフローチャートである。 図15のボタン表示処理のうち、ステップS58のボタン生成処理の詳細な流れを説明するフローチャートである。 図16のボタン生成処理のうち、ステップS72の第1ボタン生成処理の流れを説明するフローチャートである。 図16のボタン生成処理のうち、ステップS73の第2ボタン生成処理の流れを説明するフローチャートである。 図16のボタン生成処理のうち、ステップS74の第3ボタン生成処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置1のハードウェアの構成を示すブロック図である。
情報処理装置1は、例えば事務所内で使用される伝票入力装置として構成される。
オペレータは、情報処理装置1に対して、伝票入力操作、即ち、伝票の作成に必要な所定のデータを入力するための入力操作をすると、情報処理装置1は、伝票データを作成する。
情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
入力部17は、キーボードや各種釦等で構成され、オペレータの指示操作に応じて各種情報を入力する。ここで本実施形態では、入力部17は、更に、出力部16のディスプレイに積層されるタッチパネルも含むように構成されている。
記憶部18は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータ、撮像画像のデータの他、アプリケーションプログラム等の各種プログラム等を記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部18に記憶されている後述の通知設定条件等の各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
図2は、このような情報処理装置1の機能的構成のうち、オペレータにより伝票入力操作が行われる際にボタン表示処理等を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
ボタン表示処理とは、オペレータによる伝票入力操作に基づいて入力されたデータについての、所定の基準に対する状況を示すソフトウェアボタンを生成して表示するまでの一連の処理をいう。
ボタン表示処理の実行に伴い表示されるソフトウェアボタンにより、オペレータによる伝票入力操作に基づいて入力されたデータについての、所定の基準に対する状況が、当該オペレータに対して直感的に即座に認識される、換言するといわば「ずばり」認識されるように提示される。ここで、「提示される」と記述したのは、当該状況は、ソフトウェアボタンの表示形態のみならず、当該ソフトウェアボタンの表示とともに発音される音声の形態によっても認識される場合があるからである。
以下、このようなボタン表示処理の実行に伴い表示されるソフトウェアボタンを、他のソフトウェアボタンと明確に区別すべく、「ズバリボタン」と呼ぶ。
なお、図2の機能的構成により実行が制御される、ボタン表示処理以外の処理については、図12以降のフローチャートを参照して後述する。
CPU11においては、ボタン表示処理等の実行が制御される場合、データ入力受付部51と、判定部52と、シンボル生成部53と、操作受付部55と、表示制御部54と、ログ記録部56と、報知制御部57と、基準値設定部58と、が機能する。
データ入力受付部51は、オペレータの入力部17に対する伝票入力操作に基づき入力されたデータの入力を受け付ける。
ここで、「入力されたデータ」とは、情報処理装置1内部の所定のテーブル等に入力されたデータを意味する。従って、オペレータの入力部17に対する伝票入力操作により情報処理装置1に対して直接入力されたデータのみならず、外部の装置(図示せず)から通信部19(図1)を介して入力されるデータや、情報処理装置1の別のテーブル等に一旦格納されたデータ又は当該データに対して加工が施されたデータが所定のテーブル等に格納されたものも、「入力されたデータ」に含まれる。
判定部52は、前記データ入力受付手段により受け付けられたデータについての、所定の基準に対する状況を判定する。ここで、状況は、特にその形態は限定されないが、本実施形態では、重要度が採用されている。
シンボル生成部53は、判定部52による判定された状況(本実施形態では重要度)を示すシンボルとして、本実施形態ではズバリボタンのデータを生成する。
ここで、重要度の示し方は、特に限定されず、例えば、重要度に応じて異なった性状(色、大きさ、形状等のうち1つ又は任意の数の任意の組み合わせ)になるようにすることができる。即ち、この場合には、重要度に応じて異なった性状のズバリボタンのデータが生成される。
また例えば、ズバリボタンの表示とともに音声出力がなされる場合には、重要度に応じた異なった音声により重要度を示すこともできる。即ちこの場合、ズバリボタンのデータとともに出力される音声のデータとして、重要度に応じて異なった音声のデータが生成される。
なお、本実施形態では、データ入力受付部51により受け付けたデータの値に基づく代表的な内容をボタン内に配置してボタンを生成する。
表示制御部54は、シンボル生成部53により生成されたズバリボタンのデータに基づいて、当該ズバリボタンを出力部16から表示出力させる制御を実行する。
図3乃至図8は、オペレータにより伝票入力操作が行われる場合に、表示制御部54が表示を制御する画面の各例を説明する図である。
オペレータによる伝票入力操作が開始される前には、図3に示すように、入力領域101と、ボタン表示領域102と、を含む初期画面が出力部16のディスプレイに表示される。
入力領域101は、ヘッダー部111、明細部112、合計部113等の伝票の各対象項目を示す領域から構成される。ヘッダー部111は、伝票のヘッダー内容、本実施形態では主として顧客名が入力される領域である。明細部112は、伝票の明細内容、本実施形態では主として顧客に対する取引の内容が1つずつ各項目に入力される領域である。合計部113は、主として顧客の各取引内容における金額の合計が入力される領域である。
即ち、図3の初期画面に示すように、オペレータによる伝票入力操作がなされる前においては、ヘッダー部111、明細部112、及び合計部113の何れの領域にも何ら入力がなされていない。
オペレータが、伝票入力操作の1つとして、図3の初期画面を見ながら入力部17のキーボードを操作して、ヘッダー部111に対して所定の顧客名を示すデータを入力したとする。この場合、図4に示すズバリボタン121−1がボタン表示領域102に表示される。
具体的には、判定部52は、ヘッダー部111に対して入力されたデータについて、顧客に関する基準に対する重要度(状況)を判定する。より具体的には、本実施形態では、顧客に関する基準として取引の危険性が採用されており、入力されたデータにより示される名称の顧客の過去の取引履歴や実績等に応じて、3段階の重要度のうち何れか、即ち、(危険という点で)最も重要な「必ず確認すべき」、次に重要な「注意が必要」、又は重要でない「問題なし」が判定される。このような取引履歴としては、当該顧客の与信の判断や、取引先情報が含まれる。
シンボル生成部53は、判定部52による判定された重要度を示すズバリボタン121−1のデータを生成する。すると、図4に示すように、表示制御部54は、シンボル生成部53により生成されたデータに基づいて、当該ズバリボタン121−1をボタン表示領域102に表示させる制御を実行する。
例えば、重要度に応じて異なった色のズバリボタン121−1が表示されるものとする。この場合、例えば、「必ず確認すべき」に対して赤色、「注意が必要」に対して黄色、及び「問題なし」に対して青色がそれぞれ予め対応付けられている。その結果、重要度が「必ず確認すべき」と判定部52により判定された場合には、赤色のズバリボタン121−1がボタン表示領域102に表示される。重要度が「注意が必要」と判定部52により判定された場合には、黄色のズバリボタン121−1がボタン表示領域102に表示される。重要度が「問題なし」と判定部52により判定された場合には、青色のズバリボタン121−1がボタン表示領域102に表示される。なお、入力されたデータによる示される顧客名が新規なものである場合等、判定部52による重要度の判定が不能であった場合には、例えば黒色のズバリボタン121−1がボタン表示領域102に表示されるようにしてもよい。
このように、本実施形態では、ヘッダー部111に対して入力されたデータにより示される名称の顧客の重要度(危険性)に応じて、色が異なるズバリボタン121−1が表示される。即ち、オペレータにとっては、ヘッダー部111に対して顧客名を入力する操作をするだけで、顧客の重要度が色によってズバリ示されているズバリボタン121−1が自動的にボタン表示領域102に表示される。そこで、オペレータは、ズバリボタン121−1の色を視認するだけで、顧客の重要度を即座に認識することができる。即ち、オペレータは、特に意識せずに、顧客の重要度という「必要な情報」を効率的に入手できる。
更に本実施形態では、ズバリボタン121−1には、ヘッダー部111に対して入力されたデータにより示される名称の顧客に関する情報のうち、代表的な情報(例えば取引履歴)が表示される。従って、オペレータは、顧客の重要度のみならず、当該顧客に関する代表的な情報も即座に認識することができる。
更にまた本実施形態では、ズバリボタン121−1には、ヘッダー部111に対して入力されたデータにより示される名称の顧客に関する詳細な情報を表示させる機能も割り当てられている。
即ち、図5に示すように、オペレータによりズバリボタン121−1が押下されると、ヘッダー部111に対して入力されたデータにより示される名称の顧客に関する詳細な情報が掲載された詳細ウィンドウ131−1が表示される。
より具体的には、図2において、操作受付部55は、オペレータによるズバリボタン121−1に対する押下操作を受け付ける。シンボル生成部53は、押下操作が受け付けられたズバリボタン121−1に対応する詳細ウィンドウ131−1のデータを生成する。すると、図5に示すように、表示制御部54は、シンボル生成部53により生成されたデータに基づいて、当該詳細ウィンドウ131−1をボタン表示領域102に表示させる制御を実行する。この詳細ウィンドウ131−1には、ヘッダー部111に対して入力された顧客に対する重要度(危険性)が高い等、ボタン表示領域102にズバリボタン121−1が表示された理由を示す情報が含まれる。
なお、表示制御部54は、所定の時間が経過した場合、データ入力受付部51により他の対象項目に対するデータの入力が受け付けられた場合、又はオペレータにより「確認」と表記されたソフトウェアボタン140−1(図5)が押下操作されたことが操作受付部55により受け付けられた場合には、詳細ウィンドウ131−1の表示を消去する。
また、オペレータが、伝票入力操作の1つとして、図3の初期画面を見ながら入力部17のキーボードを操作して、明細部112に対して所定の取引の内容を示すデータを入力したとする。この場合、図6に示すズバリボタン121−2がボタン表示領域102に表示される。
具体的には、判定部52は、明細部112に対して入力されたデータについて、取引の内容に関する基準に対する重要度(状況)を判定する。より具体的には、本実施形態では、取引の内容に関する基準として取引の危険性が採用されており、入力されたデータにより示される名称の取引の内容の商品別の在庫情報、基準在庫の判断、価格履歴等に応じて、3段階の重要度のうち何れか、即ち、(危険という点で)最も重要な「必ず確認すべき」、次に重要な「注意が必要」、又は重要でない「問題なし」が判定される。
シンボル生成部53は、判定部52による判定された重要度を示すズバリボタン121−2のデータを生成する。すると、図6に示すように、表示制御部54は、シンボル生成部53により生成されたデータに基づいて、図4及び図5の実施形態と同様に、当該ズバリボタン121−2をボタン表示領域102に表示させる制御を実行する。
このように、本実施形態では、明細部112に対して入力されたデータにより示される名称の取引の内容の重要度(危険性)に応じて、色が異なるズバリボタン121−2が表示される。即ち、オペレータにとっては、明細部112に対して取引の内容を入力する操作をするだけで、取引の内容の重要度が色によってズバリ示されているズバリボタン121−2が自動的にボタン表示領域102に表示される。そこで、オペレータは、ズバリボタン121−2の色を視認するだけで、取引の内容の重要度を即座に認識することができる。即ち、オペレータは、特に意識せずに、取引の内容の重要度という「必要な情報」を効率的に入手できる。
更に本実施形態では、ズバリボタン121−2には、明細部112に対して入力されたデータにより示される名称の取引の内容に関する情報のうち、代表的な情報(例えば在庫情報、基準在庫の判断、価格履歴等)が表示される。従って、オペレータは、取引の内容の重要度のみならず、当該取引の内容に関する代表的な情報も即座に認識することができる。
更にまた本実施形態では、ズバリボタン121−2には、明細部112に対して入力されたデータにより示される名称の取引の内容に関する詳細な情報を表示させる機能も割り当てられている。
即ち、図7に示すように、オペレータによりズバリボタン121−2が押下されると、明細部112に対して入力されたデータにより示される名称の取引の内容に関する詳細な情報が掲載された詳細ウィンドウ131−2が表示される。
より具体的には、図2において、操作受付部55は、オペレータによるズバリボタン121−2に対する押下操作を受け付ける。シンボル生成部53は、押下操作が受け付けられたズバリボタン121−2に対応する詳細ウィンドウ131−2のデータを生成する。すると、図7に示すように、表示制御部54は、シンボル生成部53により生成されたデータに基づいて、当該詳細ウィンドウ131−2をボタン表示領域102に表示させる制御を実行する。この詳細ウィンドウ131−2には、明細部112に対して入力された顧取引の内容に対する重要度(危険性)が高い等、ボタン表示領域102にズバリボタン121−2が表示された理由を示す情報を含んで表示される。
また、オペレータが、伝票入力操作の1つとして、図3の初期画面を見ながら入力部17のキーボードを操作して、明細部112の各項目に対して所定の取引の内容を示すデータの入力が完了したとする。この場合、明細部112の各項目を合計した合計金額が合計部113に入力されて表示され、図8に示すズバリボタン121−3がボタン表示領域102に表示される。
具体的には、判定部52は、明細部112の各項目に対して入力後に合計されたデータの各金額を合計して合計金額を算出する。そして、判定部52は、合計された合計金額に関する基準に対する重要度(状況)を判定する。より具体的には、本実施形態では、合計金額に関する基準として取引高、与信限度額の情報又は貸付金額情報等が採用されており、入力されたデータにより示される合計金額の取引高等に応じて、3段階の重要度のうち何れか、即ち、(危険という点で)最も重要な「必ず確認すべき」、次に重要な「注意が必要」、又は重要でない「問題なし」が判定される。
シンボル生成部53は、判定部52による判定された重要度を示すズバリボタン121−3のデータを生成する。すると、図8に示すように、表示制御部54は、シンボル生成部53により生成されたデータに基づいて、図4の例と同様に、当該ズバリボタン121−3をボタン表示領域102に表示させる制御を実行する。
このように、本実施形態では、明細部112の各項目に対して入力されたデータの合計により算出されて合計部113に表示される合計金額の内容の重要度(危険性)に応じて、色が異なるズバリボタン121−3が表示される。即ち、オペレータにとっては、明細部112に対して取引の内容を入力する操作をするだけで、合計金額の重要度が色によってズバリ示されているズバリボタン121−3が自動的にボタン表示領域102に表示される。そこで、オペレータは、ズバリボタン121−3の色を視認するだけで、合計金額の重要度を即座に認識することができる。即ち、オペレータは、特に意識せずに、合計金額の内容の重要度という「必要な情報」を効率的に入手できる。
このように、入力領域101の隣に配置されたボタン表示領域102には、シンボル生成部53により生成される複数のズバリボタン121−1、121−2、121−3が表示される。各ズバリボタン121−1、121−2、121−3を特に区別して説明する必要がない場合には、以下各ズバリボタン121−1、121−2、121−3をまとめて「ズバリボタン121」と呼ぶ。
この、シンボル生成部53によりズバリボタン121が生成される条件は、ズバリボタン121の種別毎に設定される。なお、以下、このような条件を、「設定条件」と呼ぶ。
なお、上述の図3乃至図8の説明では、伝票入力を行う伝票入力アプリケーションの実行時に表示されるズバリボタン121について説明したが、情報処理装置1が実行可能なアプリケーション毎に各種ズバリボタンが表示され得る。
次に、図9乃至図11を参照して、伝票入力を行う伝票入力アプリケーションの実行時に表示されるズバリボタン121が生成される条件等を含む各種設定条件について説明する。
図9乃至図11は、伝票入力を行う伝票入力アプリケーションの実行時に表示されるズバリボタン121に関する各種設定条件を示す図である。
なお、各種設定条件は、本来的には、ヘッダー部111(図3)、明細部112(図3)、合計部113(図3)等の対象項目の入力領域毎に定義される。ただし、ここでは、説明の便宜上、明細部112の各種設定条件が図9乃至図11に示されているため、それについて説明する。
図9は、図1の情報処理装置1の記憶部18に記憶されている通知設定条件を示す図である。
通知設定条件とは、各種設定条件のうち、ズバリボタン121をオペレータに通知するための条件をいう。
図9に示すように、通知設定条件として、複数の設定条件が定義されている。
具体的には例えば、通知設定条件は、設定条件ID毎に定義されている。設定条件IDとは、各通知設定条件を一意に特定するための識別子である。図9の例では「00001」のNo(ナンバー)が設定条件IDの1つとして定義されている。
1つの設定条件IDに対して、情報処理装置ID、通知項目、通知イベント、実行コマンド、及びボタン性状No(ナンバー)からなる条件群が、通知設定条件として設定される。
情報処理装置IDは、情報処理装置1のIDである。即ち、本実施形態では、1台の情報処理装置1のみが図示されているが、実際には、LAN(Local Area Network)等により接続される複数の情報処理装置1が存在する場合がある。このような場合に、どの情報処理装置1に対して有効な通知設定条件かを特定する必要があり、このため、情報処理装置IDが設定される。図9の例では、設定条件ID「00001」に対して、情報処理装置ID「H1101010101」が設定されている。
通知項目は、検索キーとなる項目であり、図9の例では、設定条件ID「00001」に対して、「商品コード」が設定されている。
通知イベントは、ズバリボタン121をオペレータに通知する通知タイミングの条件であり、図9の例では、設定条件ID「00001」に対して、「フォーカス喪失時」が設定されている。
実行コマンドは、アプリケーションの実行条件をコマンドで定義したものであり、図9の例では、設定条件ID「00001」に対して、「プログラムを起動し、特定の項目を集計後、値を取得」が設定されている。
ボタン性状No(ナンバー)は、ボタン性状設定条件のNo(ナンバー)であり、図9の例では、設定条件ID「00001」に対して、「002」が設定されている。
通知設定条件は、次のようにして使用される。
即ち、オペレータによる明細部112(図3)の所定項目への伝票入力操作が終了し、伝票入力操作の対象が明細部112の次の項目に移行すると、所定項目のフォーカスが喪失するので、設定条件ID「00001」の通知設定条件の通知イベント(通知タイミング)が満たされたことになる。
そこで、情報処理装置1の判定部52は、設定条件ID「00001」の通知設定条件の通知項目及び実行コマンドに従って、プログラムを起動し、所定項目のデータにより特定される商品コードの商品についての在庫数等を集計後、その在庫数等を示す値を取得して、記憶部18に記憶させる。
データ入力受付部51は、記憶部18に記憶された値(データ)を受付け、判定部52に通知する。
判定部52は、通知された値についての、所定の基準に対する状況を判定する。この所定の基準として、設定条件ID「00001」の通知設定条件のボタン性状No(ナンバー)で特定されるボタン性状設定条件、即ちNo「002」のボタン性状設定条件が用いられる。
ここで、図10及び図11を参照して、ボタン性状設定条件について説明する。
図10及び図11は、図1の情報処理装置1の記憶部18に記憶されている、明細部112(図3)のボタン性状設定条件を示す図である。
図10に示すボタン性状設定条件に従って、ボタン性状No(ナンバー)毎に、データ入力受付部51により受け付けられた値(データ)についての、基準値に対する状況に応じて、異なる性状(ボタン性状1,2,3・・・)が設定される。
具体的には例えば上述の例では、No「002」のボタン性状設定条件が用いられる。
この場合、例えば、図2において、データ入力受付部51により受け付けられた値(データ)が基準値0よりも小さい状況であると判定部52により判定されると、シンボル生成部53は、「ボタン性状1」を設定して、当該「ボタン性状1」として定義されている性状のズバリボタン121−1のデータを生成する。具体的には例えば、図11に示すように、「ボタン性状1」としては、「枠色:青、ボタンデザイン:丸、音:なし」が定義されている。従って、枠が青色で丸い形状のズバリボタン121−1のデータが生成される。
そして、表示制御部54は、シンボル生成部53により生成されたデータに基づいて、枠が青色で丸い形状のズバリボタン121−1をボタン表示領域102に表示させる(図4)。なお、この場合には、音声は出力されない。
また例えば、図2において、データ入力受付部51により受け付けられた値(データ)
が基準値0以上基準値20未満の状況であると判定部52により判定されると、シンボル生成部53は、「ボタン性状2」を設定して、当該「ボタン性状2」として定義されている性状のズバリボタン121−1のデータを生成する。具体的には例えば、図11に示すように、「ボタン性状2」としては、「枠色:黄、ボタンデザイン:角なし、音:注意音」が定義されている。従って、枠が黄色で角なし形状のズバリボタン121−1のデータが生成される。
そして、表示制御部54は、シンボル生成部53により生成されたデータに基づいて、枠が黄色で角なし形状のズバリボタン121−1をボタン表示領域102に表示させる(図4)。
なお、この場合には、報知制御部57は、注意音を出力部16のスピーカから出力することで、データ入力受付部51により受け付けられた値(データ)についての基準値に対する状況が注意を要する旨をオペレータに報知する制御を実行する。
また例えば、図2において、データ入力受付部51により受け付けられた値(データ)が基準値20以上の状況であると判定部52により判定されると、シンボル生成部53は、「ボタン性状3」を設定して、当該「ボタン性状3」として定義されている性状のズバリボタン121−1のデータを生成する。具体的には例えば、図11に示すように、「ボタン性状3」としては、「枠色:赤、ボタンデザイン:四角、音:警告音」が定義されている。従って、枠が赤色で四角形状のズバリボタン121−1のデータが生成される。
そして、表示制御部54は、シンボル生成部53により生成されたデータに基づいて、枠が赤色で四角形状のズバリボタン121−1をボタン表示領域102に表示させる(図4)。
なお、この場合には、報知制御部57は、警告音を出力部16のスピーカから出力することで、データ入力受付部51により受け付けられた値(データ)についての基準値に対する状況が警告を要する旨をオペレータに報知する制御を実行する。
以上の基準値は、図2の基準値設定部58によって設定される。即ち、基準値設定部58は、所定のパラメータに基づいて、各アプリケーション毎に各種各様の基準値を設定する。具体的には例えば、基準値設定部58は、伝票入力アプリケーションについては、ヘッダー部111(図3)、明細部112(図3)、合計部113(図3)等の対象項目の入力領域毎に、所定のパラメータに基づいて基準値をそれぞれ設定する。このうち、明細部112に関する基準値が、図10に示すように設定されていたのである。
ここで、所定のパラメータは、特に限定されず、例えばオペレータ毎に設定された権限を採用することができる。即ち、基準値設定部58は、オペレータ毎に設定された権限に基づいて基準値を設定する。基準値設定部59は、オペレータ毎に設定された権限を判別するために、オペレータ識別信号に基づいて、各オペレータを判定する。
また例えば、所定のパラメータとして、与信限度、取引履歴、在庫情報等に基づく各種パラメータを採用することができる。これら、与信限度、取引履歴、在庫情報等に基づく各種パラメータは、図示せぬサーバから送信された更新情報に基づいて適宜更新される。
即ち、基準値は、固定値であってもよいが、各種パラメータに応じて変化する可変値であってもよい。基準値が可変値の場合、基準値設定部58は、例えばこれらパラメータを入力パラメータとする所定の関数を演算し、その出力値に基づいて基準値を設定することができる。基準値設定部58は、設定した基準値を記憶部18に記憶する。
なお、図2において、ログ記録部56は、操作受付部55により受け付けたズバリボタン121に対する操作のログを記憶部18に記録する。ログ記録部56によって記録されたログを確認することにより、オペレータ以外の第三者が当該オペレータの行動を時間を遡って把握することができる。
報知制御部57は、ズバリボタンが表示される際等に、出力部16から音声(上述の図11を参照して説明した注意音や警告音等)や画像を出力することにより、判定部52による判定結果等の所定の情報をオペレータに報知する制御を実行する。例えば、明細部112の各項目に入力された商品の個数が、基準値(例えば販売店が計画していた個数や達成度)を超えた場合は、報知制御部57は、計画が達成できたことを示す画像をディスプレイに表示させたり、計画を達成できたことを示す音声をスピーカから出力する。また、明細部112の各項目に入力された合計金額が合計部113に入力された値が基準値(例えば所定の売上目標)を超えた場合には、報知制御部57は、売上目標を達成できたことを示す画像をディスプレイに表示させたり、売上目標を達成できたことを示す音声をスピーカから出力する。
次に、図12を参照して、このような図2の機能的構成の情報処理装置1が実行する初期条件設定処理について説明する。
初期条件設定処理とは、ズバリボタン121をオペレータに通知するための通知設定条件の初期設定を行うための処理をいう。
図12は、図2の機能的構成を有する図1の情報処理装置1が実行する初期条件設定処理の流れを説明するフローチャートである。
初期条件設定処理は、オペレータにより情報処理装置1の入力部17(図1参照)の電源ボタンが押下されたことを契機として開始され、次のような処理が繰り返し実行される。
ステップS11において、データ入力受付部51は、通知設定条件の初期設定を行うか否かを判定する。この処理では、オペレータの入力部17の操作に基づき通知設定条件の初期設定を行う処理を受け付けたか否かが判定される。初期設定を行わない場合には、ステップS11においてNOであると判定されて、初期条件設定処理は終了となる。これに対し、初期設定を行う場合には、ステップS11においてYESであると判定されて、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、データ入力受付部51は、後述の図13を参照して説明する通知条件設定処理を行う。この処理では、データ入力受付部51は、オペレータの入力部17の操作に基づき、記憶部18に記憶されている図9の通知設定条件の内容の追記、修正、削除等を行う。
ステップS13において、判定部52は、ボタン性状の設定を行うか否かの判定を行う。ボタン性状の設定を行わない場合には、ステップS13においてNOであると判定されて初期条件設定処理は終了となる。これに対し、ボタン性状の設定を行う場合には、ステップS13においてYESであると判定されて、処理はステップS14に進む。
ステップS14において、データ入力受付部51は、通知設定条件の設定を行う。この処理では、データ入力受付部51は、オペレータの入力部17の操作に基づき、記憶部18に記憶されている図9乃至図11の通知設定条件の内容の追記、修正、削除等を行う。この処理が終了すると、初期条件設定処理が終了となる。
次に、図13を参照して、図12のステップS12において実行される通知条件設定処理について説明する。
図13は、図2の機能的構成を有する図1の情報処理装置1が実行する図12の初期条件設定処理のうち、ステップS12の通知条件設定処理の流れを説明するフローチャートである。
通知条件設定処理は、図12のステップS11において初期設定を行うと判定されたことを契機として開始され、次のような処理が繰り返し実行される。
ステップS21において、データ入力受付部51は、オペレータの入力部17の操作に基づき、オペレータ識別番号の入力を受け付けたか否かを判定する。オペレータ識別番号の入力を受け付けていない場合には、ステップS21においてNOであると判定されて、処理はステップS25に進む。ステップS25以降の処理については、後述する。これに対し、オペレータ識別番号の入力を受け付けた場合には、ステップS21においてYESであると判定されて、処理はステップS22に進む。
ステップS22において、基準値設定部58は、ステップS21において受け付けたオペレータ識別番号を設定する。
ステップS23において、データ入力受付部51は、サーバからのデータの更新情報を受け付けたか否かを判定する。サーバからのデータの更新情報を受け付けていない場合には、ステップS23においてNOであると判定されて、処理はステップS25に進む。ステップS25以降の処理については、後述する。これに対し、サーバからのデータの更新情報を受け付けた場合には、ステップS23においてYESであると判定されて、処理はステップS24に進む。
ステップS24において、基準値設定部58は、サーバからのデータの更新情報に基づいてデータを更新して記憶部に記憶する。
ステップS25において、基準値設定部59は、ステップS22において設定されたオペレータ識別番号を参照して、記憶部に記憶されたデータに基づいて通知設定条件を設定する。そして、設定した通知設定条件を記憶部18に記憶する。この処理が終了すると、通知条件設定処理を終了し、処理は図12のステップS13に進む。
次に、図14を参照して、このような図2の機能的構成の情報処理装置1が実行する伝票入力処理について説明する。
図14は、図2の機能的構成を有する図1の情報処理装置1が実行する伝票入力処理の流れを説明するフローチャートである。
伝票入力処理は、オペレータにより情報処理装置1の入力部17(図1参照)の電源ボタンが押下されたことを契機として開始され、次のような処理が繰り返し実行される。
ステップS31において、データ入力受付部51は、情報処理装置1を起動する。この処理では、後述のフラグ(FLG)をオフ(OFF)にする等各種初期化処理が行われる。
ステップS32において、データ入力受付部51は、図9の通知設定条件を参照して、情報処理装置IDに対応する通知設定条件を検索する。
ステップS33において、データ入力受付部51は、ステップS32において検索した結果、一致する通知設定条件があったか否かを判定する。一致する通知設定条件がない場合には、ステップS33においてNOであると判定されて、処理はステップS35に進む。これに対し、一致する通知設定条件がある場合には、ステップS33においてYESであると判定されて、処理はステップS34に進む。
ステップS34において、データ入力受付部51は、フラグ(FLG)をオン(ON)に設定する。
ステップS35において、データ入力受付部51は、オペレータの操作に基づくデータの入力を受け付ける。
ステップS36において、データ入力受付部51は、フラグ(FLG)がオン(ON)であるか否かを判定する。フラグ(FLG)がオフ(OFF)である場合には、ステップS36においてNOであると判定されて、処理はステップS40に進む。ステップS40以降の処理については後述する。これに対し、フラグ(FLG)がオン(ON)である場合には、処理はステップS37に進む。
ステップS37において、データ入力受付部51は、オペレータの入力部17の操作に基づく対象項目の選択時にイベントが発生したか否かを判定する。対象項目の選択時にイベントが発生しない場合には、ステップS37においてNOであると判定されて、処理はステップS40に進む。ステップS40以降の処理については後述する。これに対し、イベントが発生した場合には、ステップS37においてYESであると判定されて、処理はステップS38に進む。
ステップS38において、データ入力受付部51は、ステップS37において選択された対象項目を判定部52へ通知する。例えば、対象項目としてヘッダー部111(図3)が選択された場合には、データ入力受付部51は、ヘッダー部111が選択された旨を判定部52へ通知する。
ステップS39において、データ入力受付部51は、オペレータにより入力されたデータを記憶部18の伝票データに記憶する。この処理では、オペレータの入力部17の操作に基づき、伝票に対するデータの入力が行われる。
ステップS40において、データ入力受付部51は、伝票入力の終了指示を受けたか否かを判定する。終了指示を受けていない場合には、ステップS40においてNOであると判定されて、処理はステップS32に戻る。即ち、終了指示を受け付けるまでの間、ステップS32乃至S40の処理が繰り返し行われる。これに対し、終了指示を受けた場合には、ステップS40においてYESであると判定されて、伝票入力処理が終了となる。
次に、図15を参照して、このような図2の機能的構成の情報処理装置1が実行するボタン表示処理について説明する。
図15は、図2の機能的構成を有する図1の情報処理装置1が実行するボタン表示処理の流れを説明するフローチャートである。
ボタン表示処理は、オペレータにより情報処理装置1の入力部17(図1参照)の電源ボタンが押下されたことを契機として開始され、次のような処理が繰り返し実行される。図15のボタン表示処理は、図14の伝票入力処理とは独立して、又は並行して行われる処理である。
ステップS51において、判定部52は、図14のステップS38で通知された対象項目を受信したか否かを判定する。対象項目を受信していない場合には、ステップS51においてNOであると判定されて、処理はステップS61に進む。ステップS61以降の処理については後述する。これに対し、対象項目を受信した場合には、ステップS51においてYESであると判定されて、処理はステップS52に進む。
ステップS52において、判定部52は、図9の通知設定条件を参照して、情報処理装置IDに対応する通知設定条件を検索する。
ステップS53において、判定部52は、ステップS52において検索した結果、対象の通知設定条件があるか否かを判定する。対象の通知設定条件がない場合には、ステップS53においてNOであると判定されて、処理はステップS61に進む。ステップS61以降の処理については後述する。これに対し、対象の通知設定条件がある場合には、処理はステップS54に進む。
ステップS54において、判定部52は、図9の通知設定条件を参照して、通知設定条件に記述の実行コマンドを起動する。
ステップS55において、シンボル生成部53は、図10のボタン性状設定条件を参照して、ボタン性状設定条件に記述されている基準値を取得する。
ステップS56において、シンボル生成部53は、図10のボタン性状設定条件を参照して、ボタン性状Noに基づいてボタン性状設定条件を検索する。
ステップS57において、シンボル生成部53は、ステップS56において検索した結果、対象となるボタン性状設定条件があるか否かを判定する。対象となる設定条件がある場合には、ステップS57においてYESであると判定されて、処理はステップS58に進む。
ステップS58において、シンボル生成部53は、後述の図16を参照して説明するボタン生成処理を実行する。これに対し、対象となるボタン性状設定条件がない場合には、ステップS57においてNOであると判定されて、処理はステップS59に進む。
ステップS59において、シンボル生成部53は、デフォルトの性状のズバリボタンを生成する。
ステップS60において、表示制御部54は、ステップS58又はS59で生成されたズバリボタンを出力部16のディスプレイに表示する。
ステップS61において、判定部52は、ボタン表示処理の終了指示を受けたか否かを判定する。終了指示を受けていない場合には、ステップS61においてNOであると判定されて、処理はステップS51に戻る。即ち、終了指示を受け付けるまでの間、ステップS51乃至S61の処理が繰り返し行われる。これに対し、終了指示を受けた場合には、ステップS61においてYESであると判定されて、ボタン表示処理が終了となる。
次に、図16を参照して、図15のステップS58において実行されるボタン生成処理について説明する。
図16は、図2の機能的構成を有する図1の情報処理装置1が実行する図15のボタン表示処理のうち、ステップS58のボタン生成処理の流れを説明するフローチャートである。
ボタン生成処理は、図15のステップS57においてボタン性状設定条件があると判定されたことを契機として開始され、次のような処理が繰り返し実行される。
ステップS71において、シンボル生成部53は、データ入力受付部51により受け付けられたデータが入力された領域を判定する。受け付けられたデータが入力された領域が伝票のヘッダー部111(図3)である場合には、処理はステップS72に進む。
ステップS72において、シンボル生成部53は、後述の図17を参照して説明する第1ボタン生成処理を実行する。
受け付けられたデータが入力された領域が伝票の明細部112(図3)である場合には、処理はステップS73に進む。
ステップS73において、シンボル生成部53は、後述の図18を参照して説明する第2ボタン生成処理を実行する。
受け付けられた明細部112へのデータの入力により合計された合計金額が伝票の合計部113(図3)の領域に入力された場合には、処理はステップS74に進む。
ステップS74において、シンボル生成部53は、後述の図19を参照して説明する第3ボタン生成処理を実行する。
ステップS75において、シンボル生成部53は、伝票の終了の指示を受けたか否かを判定する。伝票の終了の指示を受けていない場合、ステップS75においてNOであると判定されて、処理はステップS71に戻る。即ち、伝票の終了の指示を受けるまでの間、ステップS71乃至S75の処理が繰り返し実行される。これに対し、伝票の終了の指示を受けた場合には、ステップS75においてYESであると判定されて、処理はステップS76に進む。
ステップS76において、表示制御部54は、出力部16に表示しているズバリボタンを消去する。この処理が終了するとボタン生成処理が終了となり、処理は図15のステップS60に進む。
次に、図17を参照して、図16のステップS72において実行される第1ボタン生成処理について説明する。
図17は、図2の機能的構成を有する図1の情報処理装置1が実行する図16のボタン生成処理のうち、ステップS72の第1ボタン生成処理の流れを説明するフローチャートである。
第1ボタン生成処理は、図16のステップS71においてデータが入力された領域がヘッダー部111(図3)であると判定されたことを契機として開始され、次のような処理が繰り返し実行される。
ステップS91において、シンボル生成部53は、伝票のヘッダー部111(図3)に入力された入力項目(顧客名)を取得する。
ステップS92において、シンボル生成部53は、ステップS91において取得した入力項目(顧客名)に基づいて、図11のボタン性状設定条件を参照して、生成ボタン種を特定する。
ステップS93において、シンボル生成部53は、図10及び図11のボタン性状設定条件を参照して、ボタン生成条件の判定を行う。ボタン生成条件の判定外である場合には、ステップS93においてNOであると判定されて、第1ボタン生成処理は終了となる。これに対し、ボタン生成条件の判定内である場合には、ステップS93においてYESであると判定されて、処理はステップS94に進む。
ステップS94において、シンボル生成部53は、図11のボタン性状設定条件を参照して、ズバリボタンの枠色の条件を判定する。
ステップS95において、シンボル生成部53は、ステップS93及びステップS94において判定したズバリボタンの情報に基づきズバリボタンを生成する。
ステップS96において、報知制御部57は、図11のボタン性状設定条件を参照して、発音の判定を行う。発音の設定が存在しない場合には、ステップS96においてNOであると判定されて、処理はステップS98に進む。これに対し、発音の設定が存在する場合には、ステップS96においてYESであると判定されて、処理はステップS97に進む。
ステップS97において、報知制御部57は、ステップS96において判定した情報に基づいて出力部16のスピーカから発音する処理を行う。この処理では、報知制御部57は、スピーカから発音することで、所定の情報をオペレータ及びオペレータの周囲の人々に報知する。報知制御部57により報知される所定の情報には、顧客の重要度が高いことや、しばらく取引がなかったことを示す情報等が含まれる。
ステップS98において、データ入力受付部51は、オペレータの入力部17の操作に基づきズバリボタン121−1(図4)に対するボタン操作を受け付けたか否かを判定する。ズバリボタン121−1(図4)に対するボタン操作を受け付けていない場合には、ステップS98においてNOであると判定されて、第1ボタン生成処理は終了となる。これに対し、ズバリボタン121−1(図4)に対するボタン操作を受け付けた場合には、ステップS98においてYESであると判定されて、処理はステップS99に進む。
ステップS99において、シンボル生成部53は、ボタン操作が行われたズバリボタン121−1(図4)の詳細内容を表示する詳細ウィンドウ131−1(図5)を生成する。そして、表示制御部54は、生成された詳細ウィンドウ131−1(図5)を出力部16のディスプレイに表示することにより、ズバリボタン121−1(図4)の詳細内容を表示する。
ステップS100において、ログ記録部56は、オペレータによりボタン操作が行われたことを示すログを記憶部18に記録する。この処理が終了すると、第1ボタン生成処理は終了する。
次に、図18を参照して、図16のステップS73において実行される第2ボタン生成処理について説明する。
図18は、図2の機能的構成を有する図1の情報処理装置1が実行する図16のボタン生成処理のうち、ステップS73の第2ボタン生成処理の流れを説明するフローチャートである。
第2ボタン生成処理は、図16のステップS71においてデータが入力された領域が明細部112(図3)であると判定されたことを契機として開始され、次のような処理が繰り返し実行される。
ステップS111において、表示制御部54は、明細部112(図3)の項目に対応するズバリボタン121が既にボタン表示領域102に表示されている場合には、明細部の項目に該当するズバリボタンを消去する。
ステップS112において、シンボル生成部53は、伝票の明細部112(図3)に入力された入力項目(取引の内容)を取得する。
ステップS113において、シンボル生成部53は、ステップS112において取得した入力項目(取引の内容)に基づいて、図11のボタン性状設定条件を参照して、生成ボタン種を特定する。
ステップS114において、シンボル生成部53は、図10及び図11のボタン性状設定条件を参照して、ボタン生成条件の判定を行う。シンボル生成部53は、入力された入力項目と基準値とを比較することによりボタン生成条件の判定を行う。ボタン生成条件の判定外である場合、即ち、入力項目が基準値に含まれない場合には、ステップS114においてNOであると判定されて、第2ボタン生成処理は終了となる。これに対し、ボタン生成条件の判定内である場合、即ち、入力項目が基準値に含まれる場合には、ステップS114においてYESであると判定されて、処理はステップS115に進む。
ステップS115において、シンボル生成部53は、図11のボタン性状設定条件を参照して、ズバリボタンの枠色の条件を判定する。
ステップS116において、シンボル生成部53は、ステップS114及びステップS115において判定したズバリボタンの情報に基づきズバリボタンを生成する。
ステップS117において、報知制御部57は、図11のボタン性状設定条件を参照して、発音の判定を行う。発音の設定が存在しない場合には、ステップS117においてNOであると判定されて、処理はステップS119に進む。これに対し、発音の設定が存在する場合には、ステップS117においてYESであると判定されて、処理はステップS118に進む。
ステップS118において、報知制御部57は、ステップS117において判定した情報に基づいて出力部16のスピーカから発音する処理を行う。この処理では、報知制御部57は、スピーカから発音することで、所定の情報をオペレータに報知する。報知制御部57により報知される所定の情報には、在庫が少ないことや、前回の伝票入力時とは異なる単価が入力されたことを示す情報等が含まれる。
ステップS119において、データ入力受付部51は、オペレータの入力部17の操作に基づきズバリボタン121−2(図6)に対するボタン操作を受け付けたか否かを判定する。ズバリボタン121−2(図6)に対するボタン操作を受け付けていない場合には、ステップS119においてNOであると判定されて、第2ボタン表示処理は終了となる。これに対し、ズバリボタン121−2(図6)に対するボタン操作を受け付けた場合には、ステップS119においてYESであると判定されて、処理はステップS120に進む。
ステップS120において、シンボル生成部53は、ボタン操作が行われたズバリボタン121−2(図6)の詳細内容を表示する詳細ウィンドウ131−2(図7)を生成する。そして、表示制御部54は、生成された詳細ウィンドウ131−2(図7)を出力部16のディスプレイに表示することにより、ズバリボタン121−2(図6)の詳細内容を表示する。
ステップS121において、ログ記録部56は、オペレータによりボタン操作が行われたことを示すログを記憶部18に記録する。この処理が終了すると、第2ボタン生成処理は終了する。
次に、図19を参照して、図16のステップS74において実行される第3ボタン生成処理について説明する。
図19は、図2の機能的構成を有する図1の情報処理装置1が実行する図16のボタン生成処理のうち、ステップS74の第3ボタン生成処理の流れを説明するフローチャートである。
第3ボタン生成処理は、図16のステップS71において受け付けられた明細部112へのデータの入力により合計された合計金額が伝票の合計部113(図3)の領域に入力されたと判定されたことを契機として開始され、次のような処理が繰り返し実行される。
ステップS131において、シンボル生成部53は、伝票の合計部113(図3)に入力された入力項目(合計金額)を取得する。
ステップS132において、シンボル生成部53は、ステップS131において取得した入力項目(合計金額)に基づいて、図10及び図11のボタン性状設定条件を参照して、生成ボタン種を特定する。
ステップS133において、シンボル生成部53は、図10及び図11のボタン性状設定条件を参照して、ボタン生成条件の判定を行う。シンボル生成部53は、入力された入力項目と基準値とを比較することによりボタン生成条件の判定を行う。ボタン生成条件の判定外である場合、即ち、入力項目が基準値に含まれない場合には、ステップS133においてNOであると判定されて、第3ボタン生成処理は終了となる。これに対し、ボタン生成条件の判定内である場合、即ち、入力項目が基準値に含まれる場合には、ステップS133においてYESであると判定されて、処理はステップS134に進む。
ステップS134において、シンボル生成部53は、図11のボタン性状設定条件を参照して、ズバリボタンの枠色の条件を判定する。
ステップS135において、シンボル生成部53は、ステップS133及びステップS134において判定したズバリボタンの情報に基づきズバリボタンを生成する。
ステップS136において、報知制御部57は、図11のボタン性状設定条件を参照して、発音の判定を行う。発音の設定が存在しない場合には、ステップS136においてNOであると判定されて、処理はステップS139に進む。これに対し、発音の設定が存在する場合には、ステップS136においてYESであると判定されて、処理はステップS137に進む。
ステップS137において、報知制御部57は、ステップS136において判定した情報に基づいて出力部16のスピーカから発音する処理を行う。この処理では、報知制御部57は、スピーカから発音することで、所定の情報をオペレータに報知する。報知制御部57により報知される所定の情報には、取引高が少ないことや、与信限度を超えていることを示す情報等が含まれる。
ステップS138において、報知制御部57は、ステップS136において判定した情報に基づいて出力部16に表示しているズバリボタン121−3(図8)を発光(点滅)する処理を行う。この処理では、報知制御部57は、ズバリボタン121−3(図8)を発光(点滅)することで、所定の情報をオペレータに報知する。報知制御部57は、与信限度に対する合計金額の比率に応じてズバリボタン121−3(図8)を点滅する速度を変更したり、点滅パターンを変更することにより所定の情報をオペレータに報知することができる。
ステップS139において、データ入力受付部51は、オペレータの入力部17の操作に基づきズバリボタン121−3(図8)に対するボタン操作を受け付けたか否かを判定する。ズバリボタン121−3(図8)に対するボタン操作を受け付けていない場合には、ステップS139においてNOであると判定されて、第3ボタン生成処理は終了となる。これに対し、ズバリボタン121−3(図8)に対するボタン操作を受け付けた場合には、ステップS139においてYESであると判定されて、処理はステップS140に進む。
ステップS140において、シンボル生成部53は、ボタン操作が行われたズバリボタン121−3(図8)の詳細内容を表示する詳細ウィンドウ(図示せず)を生成する。そして、表示制御部54は、生成された詳細ウィンドウ(図示せず)を出力部16のディスプレイに表示することにより、ズバリボタン121−3(図8)の詳細内容を表示する。
ステップS141において、ログ記録部56は、オペレータによりボタン操作が行われたことを示すログを記憶部18に記録する。この処理が終了すると、第3ボタン生成処理は終了する。
以上説明したように、本実施形態の情報処理装置1は、データ入力受付部51と、判定部52と、シンボル生成部53と、表示制御部54と、を備える。
データ入力受付部51は、オペレータの操作に基づきデータの入力を受け付ける。判定部52は、データ入力受付部51により受け付けられたデータについての、所定の基準に対する状況を判定する。シンボル生成部53は、判定部52により判定された状況を示すズバリボタンを生成する。表示制御部54は、シンボル生成部53により生成されたズバリボタンを表示させる制御を実行する。
これにより、オペレータが入力したデータについての、所定の基準に対する状況を示すズバリボタンが生成されて、表示される。これにより、オペレータが特に意識せずに伝票等の入力作業を行った場合であっても、入力したデータの値が注意すべき値である場合には、ズバリボタンが表示される。これにより、オペレータは特に意識せずに必要な情報を効率的に入手することができる。
また、本実施形態の情報処理装置1の判定部52は、基準に対する状況として、データ入力受付部51により受け付けられたデータについての、所定の基準から判定される重要度を決定する。そして、シンボル生成部53は、判定部52により決定された重要度に応じて異なる性状のズバリボタンを生成する。
これにより、オペレータは、重要度に応じて異なる性状のズバリボタンを確認することで、入力したデータに対する重要度を理解することができる。
また、本実施形態の情報処理装置1のシンボル生成部53は、判定部52により決定された重要度に応じて異なる色のズバリボタンを生成する。
これにより、オペレータは、重要度に応じて異なる色のズバリボタンを確認することで、入力したデータに対する重要度を理解することができる。
また、本実施形態の情報処理装置1は、基準値設定部58を更に備える。
基準値設定部58は、所定のパラメータに基づいて所定の基準として基準値を設定する。これにより、オペレータが入力したデータについての、基準値に対する状況を示すズバリボタンが生成されて、表示される。これにより、オペレータが特に意識せずに当該基準値参照して、必要な情報を効率的に入手することができる。
また、本実施形態の情報処理装置1の基準値設定部58は、オペレータ毎に設定された権限を所定のパラメータとして、基準値を設定する。これにより、オペレータの地位やスキル等に基づいて設定された権限に基づいて、当該オペレータの地位やスキルに応じて必要な情報を効率的に入手することができる。
また、本実施形態の情報処理装置1のシンボル生成部53は、データ入力受付部51により受け付けられたデータの種別に応じて異なるズバリボタンを生成する。
これにより、オペレータは、データの種別に応じて異なるズバリボタンを確認することで、入力したデータに対するデータの種別を理解することができる。これにより、オペレータは特に意識せずにデータの種別毎に必要な情報を効率的に入手することができる。
また、本実施形態の情報処理装置1のシンボル生成部53によりズバリボタンが生成される条件が、判定部52により判定され得る状況と基準との関係のパターン毎に設定されている。そして、シンボル生成部53は、判定部52により判定された状況、及び条件に基づいて、ズバリボタンを生成する。
これにより、オペレータは、基準に応じて判定された状況及び条件毎に生成されるズバリボタンを確認することで、入力したデータに対する判定され得る状況と基準と関係を理解することができる。これにより、オペレータは特に意識せずに判定された状況毎に必要な情報を効率的に入手することができる。
また、本実施形態の情報処理装置1は、報知制御部57を更に備える。ズバリボタンの性状として、所定の情報をオペレータに報知する性状と、報知しない性状とが存在する。そして、報知制御部57は、シンボル生成部53により、報知する性状のズバリボタンが生成された場合には、所定の情報をオペレータに報知する制御を実行する。
これにより、ズバリボタンの生成時に色、点滅、音声、音等を通じてより効果的にオペレータ、及びオペレータの周囲の人々に対して気づきを与えることができる。
また、本実施形態の情報処理装置1の表示制御部54は、データ入力受付部51により受け付けられたデータが表示される入力領域101以外のボタン表示領域102にズバリボタンを表示する。
これにより、伝票入力等に必要な領域を隠すことなくズバリボタンを表示することができるので、オペレータの入力作業の効率を下げずにオペレータに気づきを与えることができる。
また、本実施形態の情報処理装置1のシンボル生成部53は、データ入力受付部51により受け付けられたデータに関する情報のうち、代表的な内容が配置されたズバリボタンを生成する。
これにより、オペレータは、ズバリボタンに配置された代表的な内容を把握することで、特に意識して操作しなくとも、必要最小限の気づきを即座に得ることができる。
また、本実施形態の情報処理装置1は、操作受付部55を更に備える。シンボル生成部53により生成されるズバリボタンは、データ入力受付部51により受け付けられたデータに関する情報のうち、詳細情報を表示させる指示が割り当てられたソフトウェアボタンである。操作受付部55は、ソフトウェアボタンに対する押下操作を受け付ける。そして、表示制御部54は、操作受付部55によりソフトウェアボタンの押下操作が受け付けられると、詳細情報を表示させる制御を実行する。
これにより、オペレータは 、ソフトウェアボタンをタッチする等所定の操作を行うだけで、そのズバリボタンに関連する詳細な情報を即座に参照することができる。したがって、気づきポイントに関連する具体的な内容も併せて確認できる。
また、本実施形態の情報処理装置1の判定部52は、データ入力受付部51により受け付けた項目毎に判定する。
これにより、オペレータは、入力したデータの項目毎に判定されるズバリボタンを確認することで、項目毎に判定された状況を理解することができる。これにより、オペレータは特に意識せずに項目毎に必要な情報を効率的に入手することができる。
また、本実施形態の情報処理装置1は、ログ記録部56を更に備える。ログ記録部56は、操作受付部55により受け付けたズバリボタン121に対する操作のログを記憶部18に記録する。
これにより、入力作業を行っているオペレータ以外の上司等の人間が、当該オペレータの操作状態を後から容易に把握することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、図11に示すボタン性状設定条件には、各ズバリボタンのボタン性状が設定されているがこれに限られるものではない。例えば、図11に示すボタン性状No(ナンバー)毎に、ボタン性状No(ナンバー)毎に対応付けられた各ズバリボタンが表示された後に起動するアプリケーションを示すアプリケーション情報を設定することができる。そして、CPU11は、設定された当該アプリケーション情報を参照することにより、ズバリボタンが表示された後に、連動して元帳参照アプリや、受注アプリ等のアプリケーションを起動することができる。
上述の実施形態は、情報処理装置1は、伝票の入力を行う伝票入力アプリにより実行される例について説明したがこれに限られるものではない。例えば、情報処理装置1が実行なアプリケーションとしては、伝票入力を行う伝票入力アプリケーションの他、文章を入力するワープロアプリケーション、表計算を行う表計算アプリケーション等各種各様のものが存在する。これらのアプリケーションは、図2の判定部52により起動されて実行することができる。ズバリボタンは、これらアプリケーション毎に起動することができる。
これにより、伝票入力を行う伝票入力アプリケーション、文章を入力するワープロアプリケーション、表計算を行う表計算アプリケーション等の各種アプリケーション毎に設定された通知設定条件に基づいて、ズバリボタンを生成して表示することができる。
また、上述の実施形態では、シンボル生成部53は、オペレータがヘッダー部111に顧客名を入力することにより判定部52による判定された顧客の状況を示すシンボルとしてズバリボタンのデータを生成し、表示制御部54は、生成された当該ズバリボタンを出力部16のディスプレイに表示しているがこれに限られるものではない。例えば、データ入力受付部51は、予め顧客(取引先)毎に電子ファイリングされた伝票のデータ(例えば、紙媒体の伝票をスキャニングしたデータ)を記憶部18に記憶しておく。そして、シンボル生成部53は、入力された顧客(取引先)をキーとして、記憶部18から当該顧客の電子ファイリングされた過去の伝票のデータを検索して少なくとも1以上の伝票のデータを取り出し、表示制御部54は、取り出された当該伝票を出力部16のディスプレイに表示することができる。オペレータは、入力部17の操作に基づき、ズバリボタンのデータを生成して表示するか、電子ファイリングされた過去の伝票のデータを検索して表示するかの何れかを予め設定することができる。これにより、オペレータは、伝票に入力した顧客に関する過去の情報を容易に把握することができる。
また、上述の実施形態では、シンボル生成部53は、オペレータが明細部112に取引の内容を入力することにより判定部52による判定された取引の内容の状況を示すシンボルとしてズバリボタンのデータを生成し、表示制御部54は、生成された当該ズバリボタンを出力部16のディスプレイに表示しているがこれに限られるものではない。例えば、データ入力受付部51は、予め取引の内容毎に電子ファイリングされた伝票のデータを記憶部18に記憶しておく。この取引の内容には、商品や、ヘッダー部111に入力された顧客毎に絞り込んだ商品の情報が含まれる。そして、シンボル生成部53は、入力された取引の内容をキーとして、記憶部18から当該取引の内容の伝票のデータを検索して少なくとも1以上の伝票のデータを取り出し、表示制御部54は、取り出された当該伝票を出力部16のディスプレイに表示することができる。この際、シンボル生成部53は、当該商品のみならず、ヘッダー部111に入力された顧客に絞り込んだ商品の伝票のデータのみを検索することができる。オペレータは、入力部17の操作に基づき、ズバリボタンのデータを生成して表示するか、伝票のデータを検索して表示するかの何れかを予め設定することができる。これにより、オペレータは、伝票に入力した取引の内容に関する過去の情報を容易に把握することができる。
また、上述の実施形態では、判定部52は、明細部112に対して入力されたデータについて、明細部112の各項目毎に、取引の内容に関する基準に対する重要度(状況)を判定しているがこれに限られるものではない。例えば、判定部52は、明細部112の各項目の合計金額を適宜算出し、算出した合計金額に関する基準(与信限度等)に対する重要度(状況)を判定することができる。そして、適宜算出された合計金額が予め設定した設定金額に達した場合には、報知制御部57は、設定金額に達したことをオペレータやオペレータの周囲の人々に報知することができる。
また、上述の実施形態では、出力部16のディスプレイと、入力部17のキーボードとは、1台の情報処理装置1内に構成されているがこれに限られるものではない。例えば、1以上の複数の情報処理装置1をインターネットやLAN等のネットワークを介して接続し、出力部16のディスプレイと、入力部17のディスプレイとをそれぞれ別の情報処理装置1に配置することができる。
また、上述の実施形態では、シンボル生成部53は、判定された重要度に応じて異なる色のズバリボタンを生成しているがこれに限られるものではない。例えば、シンボル生成部53は、判定された重要度に応じて異なる形のボタンを生成することができる。
シンボル生成部53は、判定部52による判定結果に基づいて所定の情報を示すズバリボタンを生成しているがこれに限られるものではない。例えば、シンボル生成部53は、判定部52による判定結果に基づいて所定の情報を示すシンボルとして、アイコン、タブ、ポップアップウィンドウ等のテキストデータの他、動画を生成することができる。
また、上述の実施形態では、シンボル生成部53により生成される各ズバリボタン121−1、121−2、121−3は、四角く形成されているがこれに限られるものではない。例えば、シンボル生成部53は、判定部52により判定された重要に応じて異なる性状のボタンを生成することができる。シンボル生成部53により生成される異なる性状のズバリボタンの例としては、丸、三角、星形、楕円形等様々な性状のズバリボタンに生成される。
また、上述の実施形態では、入力部17は、1つの情報処理装置1に配置されているがこれに限られるものではない。例えば、図示せぬ複数の情報処理装置1に設けられた入力部17を介して、伝票データの入力を受け付けることができる。この場合、各情報処理装置1は、インターネットやLAN等の各種ネットワークを通じて接続される。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される情報処理装置1は、伝票入力装置を例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、入力機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、オペレータにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でオペレータに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、Blu−ray Disc(ブルーレイディスク(登録商標))、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でオペレータに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部18に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
オペレータの操作に基づきデータの入力を受け付けるデータ入力受付手段と、
前記データ入力受付手段により受け付けられた前記データについての所定の基準に対する状況を判定する判定手段と、
前記判定手段により判定された前記状況を示すシンボルを生成するシンボル生成手段と、
前記シンボル生成手段により生成された前記シンボルを表示させる制御を実行する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
[付記2]
前記判定手段は、前記状況として、前記データ入力受付手段により受け付けられた前記データについての前記所定の基準から判定される重要度を決定し、
前記シンボル生成手段は、前記判定手段により決定された前記重要度に応じて異なる性状のシンボルを生成することを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
[付記3]
前記シンボル生成手段は、前記判定手段により決定された前記重要度に応じて異なる色のシンボルを生成することを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
[付記4]
所定のパラメータに基づいて前記所定の基準として基準値を設定する基準値設定手段を更に備える
ことを特徴とする付記1乃至3のうち何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記5]
前記基準値設定手段は、前記オペレータ毎に設定された権限を前記所定のパラメータとして、前記基準値を設定することを特徴とする付記4に記載の情報処理装置。
[付記6]
前記シンボル生成手段は、前記データ入力受付手段により受け付けられたデータの種別に応じて異なるシンボルを生成することを特徴とする付記1乃至5のうち何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記7]
前記シンボルは、アプリケーション毎に起動することを特徴とする付記1乃至6のうち何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記8]
前記シンボル生成手段により前記シンボルが生成される条件が、前記判定手段により判定され得る状況と基準との関係のパターン毎に設定されており、
前記シンボル生成手段は、前記判定手段により判定された前記状況、及び前記条件に基づいて、前記シンボルを生成することを特徴とする付記1乃至7のうち何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記9]
前記シンボルの性状として、所定の情報をオペレータに報知する性状と、報知しない性状とが存在し、
前記シンボル生成手段により、前記報知する性状のシンボルが生成された場合には、前記所定の情報をオペレータに報知する制御を実行する報知制御手段
を更に備えることを特徴とする付記1乃至8のうち何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記10]
前記表示制御手段は、前記データ入力受付手段により受け付けられた前記データが表示される領域以外の領域に前記シンボルを表示することを特徴とする付記1乃至9のうち何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記11]
前記シンボル生成手段は、前記データ入力受付手段により受け付けられた前記データに関する情報のうち、代表的な内容が配置された前記シンボルを生成することを特徴とする付記1乃至10のうち何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記12]
前記シンボル生成手段により生成されるシンボルは、前記データ入力受付手段により受け付けられた前記データに関する情報のうち、詳細情報を表示させる指示が割り当てられたソフトウェアボタンであり、
前記ソフトウェアボタンに対する押下操作を受け付ける操作受付手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記操作受付手段により前記ソフトウェアボタンの押下操作が受け付けられると、前記詳細情報を表示させる制御を実行する
ことを特徴とする付記1乃至11のうち何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記13]
前記判定手段は、前記データ入力受付手段により受け付けた項目毎に判定する
ことを特徴とする付記1乃至12のうち何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記14]
操作受付手段により受け付けた前記シンボルに対する操作のログを記録するログ記録手段を更に備える
ことを特徴とする付記1乃至13のうち何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記15]
シンボルを表示する制御を行う情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
オペレータの操作に基づきデータの入力を受け付けるデータ入力受付ステップと、
前記データ入力受付ステップにより受け付けられた前記データについての、所定の基準に対する状況を判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより判定された前記状況を示すシンボルを生成するシンボル生成ステップと、
前記シンボル生成ステップにより生成された前記シンボルを表示させる制御を実行する表示制御ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
[付記16]
シンボルの表示の制御を実行するコンピュータを、
オペレータの操作に基づきデータの入力を受け付けるデータ入力受付手段、
前記データ入力受付手段により受け付けられた前記データについての、所定の基準に対する状況を判定する判定手段、
前記判定手段により判定された前記状況を示すシンボルを生成するシンボル生成手段、
前記シンボル生成手段により生成された前記シンボルを表示させる制御を実行する表示制御手段、
として機能させるためのプログラム。
1・・・情報処理装置、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・出力部、17・・・入力部、18・・・記憶部、19・・・通信部、20・・・ドライブ、31・・・リムーバブルメディア、51・・・データ入力受付部、52・・・判定部、53・・・シンボル生成部、54・・・表示制御部、55・・・操作受付部、56・・・ログ記録部、57・・・報知制御部、58・・・基準値設定部
本発明の課題は、取引情報を入力する際に取引先との間の状況をユーザが目視により容易に把握できるようにすることである。
本発明に係る情報処理装置は、所定の取引情報が入力される入力画面を、表示画面の第1領域に表示させる第1表示制御手段と、ユーザの操作に基づき、前記第1領域に表示された前記入力画面に取引情報を入力する入力制御手段と、前記入力制御手段により前記取引情報として取引先が入力された場合に、前記取引先との間の取引についての所定の基準に対する状況を判定する判定手段と、前記判定手段により判定された状況を示すシンボルを前記第1領域に近接して配置される前記表示画面の第2領域に表示させる第2表示制御手段と、を備え、前記第2表示制御手段は、前記シンボルに対するユーザの指示操作に応じて、前記取引先との間の取引状況の詳細内容を前記第2領域に表示させることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理方法は、所定の取引情報が入力される入力画面を、表示画面の第1領域に表示させる第1表示制御ステップと、ユーザの操作に基づき、前記第1領域に表示された前記入力画面に取引情報を入力する入力制御ステップと、前記入力制御ステップにより前記取引情報として取引先が入力された場合に、前記取引先との間の取引についての所定の基準に対する状況を判定する判定ステップと、前記判定ステップにより判定された状況を示すシンボルを前記第1領域に近接して配置される前記表示画面の第2領域に表示させる第2表示制御ステップと、を含み、前記第2表示制御ステップは、前記シンボルに対するユーザの指示操作に応じて、前記取引先との間の取引状況の詳細内容を前記第2領域に表示させることを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、所定の取引情報が入力される入力画面を、表示画面の第1領域に表示させる第1表示制御手段、ユーザの操作に基づき、前記第1領域に表示された前記入力画面に取引情報を入力する入力制御手段、前記入力制御手段により前記取引情報として取引先が入力された場合に、前記取引先との間の取引についての所定の基準に対する状況を判定する判定手段、前記判定手段により判定された状況を示すシンボルを前記第1領域に近接して配置される前記表示画面の第2領域に表示させる第2表示制御手段、として機能させ、前記第2表示制御手段は、前記シンボルに対するユーザの指示操作に応じて、前記取引先との間の取引状況の詳細内容を前記第2領域に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、取引情報を入力する際に取引先との間の状況をユーザが目視により容易に把握することが可能となる。

Claims (5)

  1. 所定の取引情報が入力される入力画面を、表示画面の第1領域に表示させる第1表示制御手段と、
    ユーザの操作に基づき、前記第1領域に表示された前記入力画面に取引情報を入力する入力制御手段と、
    前記入力制御手段により入力された取引情報に対応する商品についての所定の基準に対する状況を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された状況を示すシンボルを前記第1領域に近接して配置される前記表示画面の第2領域に表示させる第2表示制御手段と、を備え、
    前記第2表示制御手段は、前記シンボルに対するユーザの指示操作に応じて、前記商品に関する取引状況の詳細内容を前記第2領域に表示させることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2表示制御手段は、前記詳細内容とともに確認ボタンを表示させ、前記確認ボタンに対するユーザ操作に応じて、前記詳細内容を前記第2領域から消去させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2表示制御手段は、前記詳細内容として、少なくとも、商品の販売率、商品の回転率、商品の回転期間、商品の粗利益率、商品の交差比率、商品の貢献度比率、商品の仕入先、商品の納期及び商品の在庫のうちの何れかを表示させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 所定の取引情報が入力される入力画面を、表示画面の第1領域に表示させる第1表示制御ステップと、
    ユーザの操作に基づき、前記第1領域に表示された前記入力画面に取引情報を入力する入力制御ステップと、
    前記入力制御ステップにより入力された取引情報に対応する商品についての所定の基準に対する状況を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより判定された状況を示すシンボルを前記第1領域に近接して配置される前記表示画面の第2領域に表示させる第2表示制御ステップと、を含み、
    前記第2表示制御ステップは、前記シンボルに対するユーザの指示操作に応じて、前記商品に関する取引状況の詳細内容を前記第2領域に表示させることを特徴とする情報処理方法。
  5. コンピュータを、
    所定の取引情報が入力される入力画面を、表示画面の第1領域に表示させる第1表示制御手段、
    ユーザの操作に基づき、前記第1領域に表示された前記入力画面に取引情報を入力する入力制御手段、
    前記入力制御手段により入力された取引情報に対応する商品についての所定の基準に対する状況を判定する判定手段、
    前記判定手段により判定された状況を示すシンボルを前記第1領域に近接して配置される前記表示画面の第2領域に表示させる第2表示制御手段、として機能させ、
    前記第2表示制御手段は、前記シンボルに対するユーザの指示操作に応じて、前記商品に関する取引状況の詳細内容を前記第2領域に表示させることを特徴とするプログラム。
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