JP2019040690A - シールドコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】シールドシェルを絶縁体に保持しつつ、電磁シールド性能を十分に得ることができるシールドコネクタを提供すること。【解決手段】コネクタ1は、コンタクトを収容する内側ハウジング10と、内側ハウジング10を外方から囲むシールドシェル20とを備える。内側ハウジング10は、シールドシェル20を貫通する開口210に内方から挿入される係止突起14Aを有する。シールドシェル20は、開口210が形成されたシェル本体21と、シェル本体21に支持され、係止突起14Aから外方へ退避しつつ開口210を覆うカバー片22とを有する。【選択図】図1
Description
本発明は、電磁シールド機能を有する電気コネクタに関する。
機器から外部に向けた電磁ノイズの放射や、他の機器から受ける電磁ノイズの影響を抑制するため、内部導体を囲む電磁シールドシェル(外部導体)を備えた電気コネクタが使用されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、電線に接続された内部導体と、内部導体を収容する内部絶縁体と、内部絶縁体を囲む外部導体と、外部導体の外側に設けられる外部絶縁体とを備えたシールドコネクタが記載されている。
特許文献1には、電線に接続された内部導体と、内部導体を収容する内部絶縁体と、内部絶縁体を囲む外部導体と、外部導体の外側に設けられる外部絶縁体とを備えたシールドコネクタが記載されている。
シールドシェルを板厚方向に貫通する窓を設け、その窓に絶縁体のランス等を係止させると、シールドシェルを絶縁体に保持することができる。しかしながら、窓が、電磁シールドの隙間となって電磁シールド性能が低下するのは避けたい。
特許文献1のシールドコネクタでは、外部導体に窓が設けられていないため、外部導体を内部絶縁体や外部絶縁体に保持することが難しい。
特許文献1のシールドコネクタでは、外部導体に窓が設けられていないため、外部導体を内部絶縁体や外部絶縁体に保持することが難しい。
以上より、本発明は、シールドシェルを絶縁体に保持しつつ、電磁シールド性能を十分に得ることができるシールドコネクタを提供することを目的とする。
本発明のシールドコネクタは、コンタクトを収容するハウジングと、ハウジングを外方から囲むシールドシェルと、を備え、ハウジングは、シールドシェルを貫通する開口に内方から挿入される係止突起を有し、シールドシェルは、開口が形成されたシェル本体と、シェル本体に支持され、係止突起から外方へ退避しつつ開口を覆うカバー片と、を有することを特徴とする。
本発明のシールドコネクタにおいて、シェル本体は、筒状に形成され、軸線方向に沿った継ぎ目を有し、カバー片は、継ぎ目で合わさったシェル本体の一端部と他端部とのうちいずれか一方の側に片持ち状態に支持され、開口よりも外方を軸線方向と直交する方向に沿って延びていることが好ましい。
本発明のシールドコネクタは、シールドシェルを外方から囲む外側ハウジングをさらに備え、外側ハウジングとシェル本体との間にカバー片が挟まれることで、カバー片の一部がシェル本体と接触して導通されることが好ましい。
本発明のシールドコネクタにおいて、外側ハウジングは、カバー片に係止される係止部を有することが好ましい。
本発明のシールドコネクタにおいて、カバー片は、シェル本体に片持ち状態に支持され、カバー片の自由端部は、シェル本体に向けて突出した接点部を有することが好ましい。
本発明のシールドコネクタにおいて、カバー片は、シェル本体に片持ち状態に支持され、外側ハウジングには、カバー片の自由端部に向けて内方へ突出した第1突起が形成され、自由端部が、第1突起とシェル本体との間に押圧されることが好ましい。
本発明のシールドコネクタにおいて、外側ハウジングには、外側ハウジングの内側にシールドシェルが挿入される挿入方向に沿って、挿入方向と直交する方向に延びたカバー片を案内可能なガイド溝が形成され、ガイド溝の内側には、第1突起と、第1突起よりもカバー片の支持端側でカバー片に係止される係止部と、が形成されていることが好ましい。
本発明のシールドコネクタにおいて、カバー片は、開口を覆う部分よりも外方へ突出した第2突起を自由端部に有し、第2突起が外側ハウジングに接触することで、自由端部が、外側ハウジングとシェル本体との間に押圧されることが好ましい。
本発明によれば、シールドシェルに備わるカバー片が、ハウジングの係止突起から外方へ退避しつつ、開口を覆うため、シールドシェルに開口が形成されていながら、開口を通じた電磁ノイズの入射や放射を避けることができる。そのため、開口に係止突起が挿入されることによりシールドシェルを絶縁体ハウジングに保持する構造を維持しつつ、コネクタの電磁シールド性能を向上させることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1および図2に示すコネクタ1は、電磁シールド機能を有するシールドコネクタである。
本実施形態のコネクタ1は、車両に搭載される機器に好適に使用することができる。
コネクタ1の電磁シールド機能により、機器から外部に向けた電磁ノイズの放射や、他の機器から受ける電磁ノイズの影響を抑制することができる。
コネクタ1は、コネクタ1に設定された軸線A(図1(c))に沿って、機器の基板等に接続された図示しない相手コネクタと嵌合される。以下では、軸線Aの周りのことを「軸周り」と称する。
図1および図2に示すコネクタ1は、電磁シールド機能を有するシールドコネクタである。
本実施形態のコネクタ1は、車両に搭載される機器に好適に使用することができる。
コネクタ1の電磁シールド機能により、機器から外部に向けた電磁ノイズの放射や、他の機器から受ける電磁ノイズの影響を抑制することができる。
コネクタ1は、コネクタ1に設定された軸線A(図1(c))に沿って、機器の基板等に接続された図示しない相手コネクタと嵌合される。以下では、軸線Aの周りのことを「軸周り」と称する。
コネクタ1(図1および図2)は、絶縁体である内側ハウジング10と、導体であるシールドシェル20と、絶縁体である外側ハウジング30とを備えている。
内側ハウジング10は、シールドシェル20により軸周りに沿って囲まれる。シールドシェル20は、外側ハウジング30により軸周りに沿って囲まれる。
内側ハウジング10は、導電性を有する2つのコンタクト(図示しない)を保持する。内側ハウジング10は、絶縁性を有する樹脂材料から、軸周りの四方に壁を有する略直方体状に射出成形により形成されている。
コネクタ1が、単一または3つ以上のコンタクトを備えていてもよい。
内側ハウジング10は、シールドシェル20により軸周りに沿って囲まれる。シールドシェル20は、外側ハウジング30により軸周りに沿って囲まれる。
内側ハウジング10は、導電性を有する2つのコンタクト(図示しない)を保持する。内側ハウジング10は、絶縁性を有する樹脂材料から、軸周りの四方に壁を有する略直方体状に射出成形により形成されている。
コネクタ1が、単一または3つ以上のコンタクトを備えていてもよい。
内側ハウジング10(図2)には、コンタクトを収容するキャビティ12,12が形成されている。内側ハウジング10の前端部10Aに、図示しない相手コネクタが嵌合される。各図において、コネクタ1の前端側をF、コネクタ1の後端側をRで示している。
キャビティ12,12は、コネクタ1が、相手コネクタに対して挿抜される方向に沿って内側ハウジング10を貫通している。キャビティ12,12の後方にはそれぞれ、コンタクトの圧着部を介して接続された図示しない電線が引き出される。
キャビティ12,12は、コネクタ1が、相手コネクタに対して挿抜される方向に沿って内側ハウジング10を貫通している。キャビティ12,12の後方にはそれぞれ、コンタクトの圧着部を介して接続された図示しない電線が引き出される。
コネクタ1において、コンタクトの位置する中心(軸線A)側を「内方」と称し、軸線Aから、軸線Aと直交する方向に離れた外周側を「外方」と称するものとする。
内側ハウジング10の一の側壁13には、シールドシェル20の一部に係止される係止梁14が設けられている。
係止梁14は、内側ハウジング10の前端部10Aの近傍に支持され、後方へ向けて延びている。係止梁14の自由端部には、外方に向けて突出した係止突起14Aが形成されている。シールドシェル20に内側ハウジング10が後方から挿入される際に係止梁14が小さい力で撓むように、係止突起14Aの前端14B(図4(b))は、軸線方向D1に対して傾斜している。一方、係止突起14Aの後端14C(図4(b))は、軸線方向D1に対して略垂直に起立している。
係止梁14は、内側ハウジング10の前端部10Aの近傍に支持され、後方へ向けて延びている。係止梁14の自由端部には、外方に向けて突出した係止突起14Aが形成されている。シールドシェル20に内側ハウジング10が後方から挿入される際に係止梁14が小さい力で撓むように、係止突起14Aの前端14B(図4(b))は、軸線方向D1に対して傾斜している。一方、係止突起14Aの後端14C(図4(b))は、軸線方向D1に対して略垂直に起立している。
次に、シールドシェル20(図2、図3)は、コンタクトを保持する内側ハウジング10を外方から囲んでいる。シールドシェル20は、内側ハウジング10が保持するコンタクトに接続された図示しない電線と、相手コネクタが設けられている機器の筐体とに接地される。このシールドシェル20により、コネクタ1に電磁シールド機能が与えられる。
シールドシェル20は、導電性および弾性を有する材料から、シェル本体21と、シェル本体21に支持されたカバー片22とを一体に有している。本実施形態のシールドシェル20は、金属材料から形成された板材を板厚方向に打ち抜き、角筒状に折り曲げることにより断面矩形状に形成されている。
シェル本体21には、外方と内方を結ぶ方向にシールドシェル20を貫通する開口210が形成されている。開口210が位置するシェル本体21の側壁23から、対向する側壁24までの寸法は、シールドシェル20の内側に、シールドシェル20の後方から、内側ハウジング10が軸線Aの方向(軸線方向D1)に沿って挿入されたときに、シェル本体21の側壁23により係止梁14が内方へと押されて撓むように設定されている。
図1(c)に示すように、シールドシェル20の前端20Aまで内側ハウジング10を挿入すると、係止突起14Aが開口210に内方から挿入される。このとき、図4(b)に示すように、係止突起14Aの後端14Cが、それに対向する開口210の後方の端縁に係止される。すると、係止梁14により、シールドシェル20が内側ハウジング10に保持される。
角筒状のシェル本体21は、図3(a)に示すように、軸線方向D1に沿った継ぎ目(シーム)21Sを有している。継ぎ目21Sは、シェル本体21の側壁23の幅方向の中央に位置している。
シェル本体21は、板材の一端部211と他端部212との端面同士が継ぎ目21Sで突き当てられるようにして筒状に形成されている。他端部212から突出した舌片212Aが一端部211の切欠211Aに嵌ることで、一端部211と他端部212との分離が防止されている。
シェル本体21は、板材の一端部211と他端部212との端面同士が継ぎ目21Sで突き当てられるようにして筒状に形成されている。他端部212から突出した舌片212Aが一端部211の切欠211Aに嵌ることで、一端部211と他端部212との分離が防止されている。
開口210は、カバー片22が切り起こされることで一端部211に形成された切欠と、他端部212に形成された切欠とが合わさることで、全体として略矩形状に形成されている。
カバー片22は、シールドシェル20を貫通する開口210の位置が電磁シールドの隙間とならないように、開口210を電磁的に塞ぐ。このカバー片22は、開口210の内側には位置しておらず、開口210よりも外方にオフセットされている。
カバー片22は、シールドシェル20を形成する板材の一部を切り起こすことで、シェル本体21に片持ち状態に支持されている。カバー片22は、シェル本体21から外方へ切り起こされているため、シェル本体21の開口210に挿入された係止突起14Aから退避しつつ、開口210を外方から覆う。
カバー片22は、シェル本体21の一端部211に一体に連なり、開口210よりも外方をシェル本体21の軸線方向(軸線方向D1)と直交する方向(幅方向)に沿って延びている。カバー片22の先端部は、開口210の外側の側壁23まで到達している。カバー片22は、平面視で矩形状に形成されている。
カバー片22は、シェル本体21の一端部211に一体に連なり、開口210よりも外方をシェル本体21の軸線方向(軸線方向D1)と直交する方向(幅方向)に沿って延びている。カバー片22の先端部は、開口210の外側の側壁23まで到達している。カバー片22は、平面視で矩形状に形成されている。
カバー片22は、シェル本体21から外方へ立ち上がる支持端部22Aと、支持端部22Aから側壁23にほぼ沿って延びた自由端部22Bとを有している。自由端部22Bの先端近傍には、シェル本体21の側壁23に向けて突出した接点部22C(図3(b)、図4(a))が形成されている。
カバー片22は、開口210に係止突起14Aが係止されている状態で、開口210を外方から覆う。
接点部22Cは、カバー片22の表側からプレス加工により打ち出すことで、内方に向けて突出するように形成されている。
自由端部22Bの接点部22Cは、図3(b)に示す無負荷の状態では、シェル本体21の表面から離れているとしても、シールドシェル20に外側ハウジング30が組み付けられると、図4(a)に示すように、シェル本体21に接触して導通する。
カバー片22は、開口210に係止突起14Aが係止されている状態で、開口210を外方から覆う。
接点部22Cは、カバー片22の表側からプレス加工により打ち出すことで、内方に向けて突出するように形成されている。
自由端部22Bの接点部22Cは、図3(b)に示す無負荷の状態では、シェル本体21の表面から離れているとしても、シールドシェル20に外側ハウジング30が組み付けられると、図4(a)に示すように、シェル本体21に接触して導通する。
次に、外側ハウジング30(エンクロージャともいう)は、図1(c)に示すように、シールドシェル20を外方から囲んでいる。外側ハウジング30の内側に形成された収容空間の前端まで、外側ハウジング30の後方からシールドシェル20が挿入されると、外側ハウジング30とシェル本体21との間に挟まれたカバー片22が、外側ハウジング30の一部により押圧されることで内方に向けて撓む。そうすると、カバー片22の自由端部22Bの接点部22Cが、図4(a)に示すようにシェル本体21と接触して導通される。
なお、カバー片22に接点部22Cが備えられる代わりに、シェル本体21に、カバー片22の自由端部22Bの裏側に向けて突出する接点部が備えられていてもよい。
外側ハウジング30は、絶縁性を有する樹脂材料から、射出成形により、シェル本体21の四方の側壁にそれぞれ対応する側壁を有する直方体状の外観に形成されている。
なお、外側ハウジング30は、導電性を有する樹脂又は金属から形成されていてもよい。
外側ハウジング30の一の側壁33の内側(裏側)には、シールドシェル20のカバー片22に係止される係止梁34が設けられている。この係止梁34は、外側ハウジング30の一部によりシェル本体21に向けて押圧されるカバー片22の部位よりも、支持端部22A側の位置でカバー片22に係止される。
なお、外側ハウジング30は、導電性を有する樹脂又は金属から形成されていてもよい。
外側ハウジング30の一の側壁33の内側(裏側)には、シールドシェル20のカバー片22に係止される係止梁34が設けられている。この係止梁34は、外側ハウジング30の一部によりシェル本体21に向けて押圧されるカバー片22の部位よりも、支持端部22A側の位置でカバー片22に係止される。
係止梁34は、後方から前方に向けて延びている。係止梁34の自由端側には、内方に向けて突出した係止突起34Aが形成されている。図1(c)に示すように、係止突起34Aは、カバー片22に後方から係止される。
外側ハウジング30にシールドシェル20が後方から挿入される際に係止梁34が小さい力で撓むように、係止突起34Aの後端34B(図4(b))は、軸線方向D1に対して傾斜している。一方、係止突起34Aの前端34C(図4(b))は、軸線方向D1に対して略垂直に起立している。
外側ハウジング30にシールドシェル20が後方から挿入される際に係止梁34が小さい力で撓むように、係止突起34Aの後端34B(図4(b))は、軸線方向D1に対して傾斜している。一方、係止突起34Aの前端34C(図4(b))は、軸線方向D1に対して略垂直に起立している。
図5(a)および(b)は、係止梁34と、カバー片22の自由端部22Bを押圧する押圧突起35(第1突起)とを示している。
これら係止梁34および押圧突起35は、外側ハウジング30の側壁33の裏側にシールドシェル20の軸線方向(軸線方向D1)に沿って延びたガイド溝36の内側に形成されている。ガイド溝36は、側壁33の裏側から外方へ向けて窪んでおり、シェル本体21から立ち上がったカバー片22を後方から受け入れる。外側ハウジング30の内側にシールドシェル20が軸線方向D1(挿入方向)に沿って挿入されると、ガイド溝36の内側において、カバー片22は、図5(a)に一点鎖線で示す位置から、二点鎖線で示す位置まで変位する。
これら係止梁34および押圧突起35は、外側ハウジング30の側壁33の裏側にシールドシェル20の軸線方向(軸線方向D1)に沿って延びたガイド溝36の内側に形成されている。ガイド溝36は、側壁33の裏側から外方へ向けて窪んでおり、シェル本体21から立ち上がったカバー片22を後方から受け入れる。外側ハウジング30の内側にシールドシェル20が軸線方向D1(挿入方向)に沿って挿入されると、ガイド溝36の内側において、カバー片22は、図5(a)に一点鎖線で示す位置から、二点鎖線で示す位置まで変位する。
係止梁34および押圧突起35は、ガイド溝36における軸線方向D1に沿った内壁361,362間に形成されている。内壁361,362は、外側ハウジング30の後端30B(図1(c))まで連続している。
係止梁34は、ガイド溝36の底部36Aから窪んだ溝341,341によりガイド溝36の内壁361,362の内側に区画されている。係止梁34の係止突起34Aは、ガイド溝36の周りの側壁33の内面よりも内方へ突出している。射出成型時に係止突起34Aを金型から軸線方向D1に抜くことのできるように、ガイド溝36の前壁363を超えて外側ハウジング30の前端30Aまで連続した溝37(図1(c)、図2)が形成されている。
押圧突起35は、カバー片22の自由端部22Bに対応する位置で、ガイド溝36の底部36Aから内方に向けて突出している。押圧突起35は、係止突起34Aの隣に位置している。押圧突起35の一側面は、溝341の壁面と面一に延びている。
押圧突起35は、シェル本体21の側壁23とほぼ平行な平坦な頂部35Aを有している。頂部35Aは、カバー片22の接点部22Cに対応する位置に、接点部22Cに対応する大きさに形成されている。押圧突起35に、接点部22Cを押圧するのに足りる十分な剛性を与えるため、押圧突起35の側面35Dは、頂部35Aからガイド溝36の底部36Aに向けて拡がっている。
係止突起34Aと同様に、押圧突起35の後端35Bは、軸線方向D1に対して傾斜しており、押圧突起35の前端35C(図5(b))は、軸線方向D1に対して略垂直に起立している。
押圧突起35は、シェル本体21の側壁23とほぼ平行な平坦な頂部35Aを有している。頂部35Aは、カバー片22の接点部22Cに対応する位置に、接点部22Cに対応する大きさに形成されている。押圧突起35に、接点部22Cを押圧するのに足りる十分な剛性を与えるため、押圧突起35の側面35Dは、頂部35Aからガイド溝36の底部36Aに向けて拡がっている。
係止突起34Aと同様に、押圧突起35の後端35Bは、軸線方向D1に対して傾斜しており、押圧突起35の前端35C(図5(b))は、軸線方向D1に対して略垂直に起立している。
押圧突起35の頂部35Aは、図4(a)に示すように、ガイド溝36の内部に留まっている。シールドシェル20と外側ハウジング30が組み付けられるときのシールドシェル20と外側ハウジング30との寸法関係により、ガイド溝36の内部で、頂部35Aにより、カバー片22の自由端部22Bがシェル本体21に向けて内方へと押圧される。
外側ハウジング30の内側にシールドシェル20が挿入される際には、外側ハウジング30の後端30B(図1(c))からガイド溝36の内壁361,362によりカバー片22が軸線方向D1に沿って案内される。外側ハウジング30内の収容空間の前端までシールドシェル20を挿入すると、カバー片22は、係止梁34を外方へ撓ませつつ係止突起34Aを後方から前方へと乗り越えて、図5(a)に二点鎖線で示す位置に配置される。
このとき、図4(b)に示すように、カバー片22の後端22Dに係止突起34Aの前端34Cが係止される。このため、係止梁34により、シールドシェル20が外側ハウジング30に保持されるとともに、押圧突起35(図4(a))とシェル本体21との間にカバー片22の自由端部22Bが押圧されることで、接点部22Cがシェル本体21に接触して導通される。押圧突起35によりカバー片22がシェル本体21に向けて押圧されるため、カバー片22とシェル本体21との間に十分な接圧が確保される。
このとき、図4(b)に示すように、カバー片22の後端22Dに係止突起34Aの前端34Cが係止される。このため、係止梁34により、シールドシェル20が外側ハウジング30に保持されるとともに、押圧突起35(図4(a))とシェル本体21との間にカバー片22の自由端部22Bが押圧されることで、接点部22Cがシェル本体21に接触して導通される。押圧突起35によりカバー片22がシェル本体21に向けて押圧されるため、カバー片22とシェル本体21との間に十分な接圧が確保される。
内側ハウジング10の係止突起14Aは、図1(c)および図4(a)に示すように、開口210の内側に位置している。このため、シールドシェル20と内側ハウジング10が既に組み付けられていたとしても、内側ハウジング10の係止突起14Aと外側ハウジング30の係止突起34Aとが干渉しない。
図4(b)に示すように、係止突起34Aの頂部34Dがシェル本体21の表面に接触し、係止梁34の先端部34Eがカバー片22の表面に接触していると、係止梁34により、シールドシェル20が外側ハウジング30に安定して保持されるので好ましい。
図4(b)に示すように、係止突起34Aの頂部34Dがシェル本体21の表面に接触し、係止梁34の先端部34Eがカバー片22の表面に接触していると、係止梁34により、シールドシェル20が外側ハウジング30に安定して保持されるので好ましい。
以上で説明した本実施形態によれば、シールドシェル20に備わるカバー片22が、内側ハウジング10の係止突起14Aから外方へ退避しつつ、開口210を覆っている。このため、シールドシェル20に開口210が形成されていながら、開口210を通じた電磁ノイズの入射や放射を避けることができる。
そのため、開口210に係止突起14Aが挿入されることによりシールドシェル20を内側ハウジング10に保持する構造を維持しつつ、コネクタ1の電磁シールド性能を向上させることができる。そして、コネクタ1および相手コネクタ等が備えられる機器や電線を伝送される信号への電磁ノイズの混入を避けて、通信の信頼性を向上させることができる。
そのため、開口210に係止突起14Aが挿入されることによりシールドシェル20を内側ハウジング10に保持する構造を維持しつつ、コネクタ1の電磁シールド性能を向上させることができる。そして、コネクタ1および相手コネクタ等が備えられる機器や電線を伝送される信号への電磁ノイズの混入を避けて、通信の信頼性を向上させることができる。
カバー片22は、開口210を覆うのみならず、外側ハウジング30の係止突起34Aを係止することで、シールドシェル20を外側ハウジング30に保持する役割をも担う。
しかも、外側ハウジング30とシェル本体21との間に押圧されたカバー片22の自由端部22Bが、シェル本体21に接触して導通するため、カバー片22への電磁ノイズの入射やカバー片22からの電磁ノイズの放射を避けることができる。
しかも、外側ハウジング30とシェル本体21との間に押圧されたカバー片22の自由端部22Bが、シェル本体21に接触して導通するため、カバー片22への電磁ノイズの入射やカバー片22からの電磁ノイズの放射を避けることができる。
図4(a)に示すように、カバー片22は、係止突起14Aから外方へ退避しており、かつ係止突起34Aを係止するために必要な限度で、シェル本体21から、板厚よりも僅かに大きい寸法だけ立ち上がっている。そして、自由端部22Bは、外側ハウジング30の押圧突起35に押圧されることでシェル本体21と接触している。
そうすると、カバー片22が全体としてシェル本体21に沿って延びており、カバー片22の両端側がシェル本体21に電気的に接続されているため、カバー片22は電磁的にシェル本体21とほぼ一体に結合されている。
本実施形態によれば、シェル本体21と不連続な領域が、カバー片22の接点部22Cよりも先端側のみに留まるため、カバー片22自体が電磁ノイズの放射源や受信源となるのを極力避けることができる。
そうすると、カバー片22が全体としてシェル本体21に沿って延びており、カバー片22の両端側がシェル本体21に電気的に接続されているため、カバー片22は電磁的にシェル本体21とほぼ一体に結合されている。
本実施形態によれば、シェル本体21と不連続な領域が、カバー片22の接点部22Cよりも先端側のみに留まるため、カバー片22自体が電磁ノイズの放射源や受信源となるのを極力避けることができる。
図6および図7を参照し、本発明の変形例について説明する。
コネクタ2は、上記実施形態のコネクタ1と同様に、内側ハウジング10と、シールドシェル20と、外側ハウジング30とを備えている。
シールドシェル20に備わるカバー片42は、図7(a)に示すように、シェル本体21に片持ち状に支持されており、開口210を外方から覆う部分よりも外方へ突出した被押圧突起45(第2突起)を自由端部に有している。
コネクタ2は、上記実施形態のコネクタ1と同様に、内側ハウジング10と、シールドシェル20と、外側ハウジング30とを備えている。
シールドシェル20に備わるカバー片42は、図7(a)に示すように、シェル本体21に片持ち状に支持されており、開口210を外方から覆う部分よりも外方へ突出した被押圧突起45(第2突起)を自由端部に有している。
図6(b)に示すように、外側ハウジング30には押圧突起35(図4(a))が形成されていない。ガイド溝36の底部36Aにおける係止梁34の隣、つまり押圧突起35が形成されていた部分は、平坦に形成されている。
カバー片42(図7(a))において開口210を外方から覆う部分であるカバー部42Aは、上記実施形態のカバー片22(図3)と同様に構成されている。カバー片42は、カバー部42Aと、被押圧突起45とからなる。被押圧突起45は、シールドシェル20の板材からカバー部42Aと一体に打ち抜かれ、カバー部42Aに対して面外方向に曲げられている。
被押圧突起45は、カバー部42Aの先端部(自由端部)から、外方に向けて次第に立ち上がりつつも、カバー部42Aと直交する方向に向けて延びている。カバー部42Aが軸線方向D1と直交する方向に沿って延びているのに対し、被押圧突起45は、軸線方向D1に沿って延びている。
外側ハウジング30の内側に、後方からシールドシェル20を挿入すると、ガイド溝36によりカバー片42が軸線方向D1に沿ってガイドされる。そして、図6(b)および図7(b)に示すように、被押圧突起45がガイド溝36の底部36Aに接触することで、カバー片42の自由端部が外側ハウジング30とシェル本体21との間に押圧されるため、カバー片42の接点部22C(図6(b))がシェル本体21に十分な接圧で接触する。つまり、被押圧突起45は、上記実施形態の押圧突起35と同様に機能する。
上記以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
上記実施形態では、内側ハウジング10、シールドシェル20、および外側ハウジング30が断面矩形状に構成されているが、これらが断面円形状に構成されていてもよい。その場合、シェル本体21の形状に倣いカバー片22が支持端部から接点部までに亘り湾曲しており、シェル本体21の外壁に沿っていると、カバー片22への電磁ノイズの放射や入射を避けることができるので好ましい。
また、上記実施形態では、カバー片22が軸線方向D1と直交する幅方向に延びているが、本発明におけるカバー片が軸線方向D1に延びていてもよい。
また、上記実施形態では、カバー片22が軸線方向D1と直交する幅方向に延びているが、本発明におけるカバー片が軸線方向D1に延びていてもよい。
本発明のコネクタは、車載の機器に限らず、種々の機器に使用することができる。本発明のコネクタは、コンタクトを保持するハウジングと、ハウジングを外方から囲むシールドシェルとを備え、シールドシェルのシェル本体に形成された開口に内方から挿入されたハウジングの係止突起から外方へ退避しつつ、当該開口を覆うカバー片をシールドシェルに備えている限りにおいて、構成要素を適宜に取捨選択したり変更したりすることが許容される。
本発明のコネクタが、シールドシェル20を外方から囲む外側ハウジング30を備えていなくてもよい。
本発明のコネクタが、シールドシェル20を外方から囲む外側ハウジング30を備えていなくてもよい。
1,2 コネクタ(シールドコネクタ)
10 内側ハウジング(ハウジング)
10A 前端部
12 キャビティ
13 側壁
14 係止梁
14A 係止突起
14B 前端
14C 後端
20 シールドシェル
20A 前端
21 シェル本体
21S 継ぎ目
22 カバー片
22A 支持端部
22B 自由端部
22C 接点部
22D 後端
23,24 側壁
30 外側ハウジング
30A 前端
30B 後端
33 側壁
34 係止梁(係止部)
34A 係止突起
34B 後端
34C 前端
34D 頂部
34E 先端部
35 押圧突起(第1突起)
35A 頂部
35B 後端
35C 前端
35D 側面
36 ガイド溝
36A 底部
37 溝
42 カバー片
42A カバー部
45 被押圧突起(第2突起)
210 開口
211 一端部
212 他端部
341 溝
361,362 内壁
363 前壁
A 軸線
D1 軸線方向(挿入方向)
10 内側ハウジング(ハウジング)
10A 前端部
12 キャビティ
13 側壁
14 係止梁
14A 係止突起
14B 前端
14C 後端
20 シールドシェル
20A 前端
21 シェル本体
21S 継ぎ目
22 カバー片
22A 支持端部
22B 自由端部
22C 接点部
22D 後端
23,24 側壁
30 外側ハウジング
30A 前端
30B 後端
33 側壁
34 係止梁(係止部)
34A 係止突起
34B 後端
34C 前端
34D 頂部
34E 先端部
35 押圧突起(第1突起)
35A 頂部
35B 後端
35C 前端
35D 側面
36 ガイド溝
36A 底部
37 溝
42 カバー片
42A カバー部
45 被押圧突起(第2突起)
210 開口
211 一端部
212 他端部
341 溝
361,362 内壁
363 前壁
A 軸線
D1 軸線方向(挿入方向)
Claims (8)
- コンタクトを収容するハウジングと、
前記ハウジングを外方から囲むシールドシェルと、を備え、
前記ハウジングは、前記シールドシェルを貫通する開口に内方から挿入される係止突起を有し、
前記シールドシェルは、前記開口が形成されたシェル本体と、前記シェル本体に支持され、前記係止突起から外方へ退避しつつ前記開口を覆うカバー片と、を有する、
ことを特徴とするシールドコネクタ。 - 前記シェル本体は、筒状に形成され、軸線方向に沿った継ぎ目を有し、
前記カバー片は、前記継ぎ目で合わさった前記シェル本体の一端部と他端部とのうちいずれか一方の側に片持ち状態に支持され、前記開口よりも前記外方を前記軸線方向と直交する方向に沿って延びている、
請求項1に記載のシールドコネクタ。 - 前記シールドシェルを前記外方から囲む外側ハウジングをさらに備え、
前記外側ハウジングと前記シェル本体との間に前記カバー片が挟まれることで、前記カバー片の一部が前記シェル本体と接触して導通される、
請求項1または2に記載のシールドコネクタ。 - 前記外側ハウジングは、前記カバー片に係止される係止部を有する、
請求項3に記載のシールドコネクタ。 - 前記カバー片は、前記シェル本体に片持ち状態に支持され、
前記カバー片の自由端部は、前記シェル本体に向けて突出した接点部を有する、
請求項3または4に記載のシールドコネクタ。 - 前記カバー片は、前記シェル本体に片持ち状態に支持され、
前記外側ハウジングには、前記カバー片の自由端部に向けて前記内方へ突出した第1突起が形成され、
前記自由端部が、前記第1突起と前記シェル本体との間に押圧される、
請求項3から5のいずれか一項に記載のシールドコネクタ。 - 前記外側ハウジングには、前記外側ハウジングの内側に前記シールドシェルが挿入される挿入方向に沿って、前記挿入方向と直交する方向に延びた前記カバー片を案内可能なガイド溝が形成され、
前記ガイド溝の内側には、前記第1突起と、前記第1突起よりも前記カバー片の支持端側で前記カバー片に係止される係止部と、が形成されている、
請求項6に記載のシールドコネクタ。 - 前記カバー片は、前記開口を覆う部分よりも前記外方へ突出した第2突起を自由端部に有し、
前記第2突起が前記外側ハウジングに接触することで、前記自由端部が、前記外側ハウジングと前記シェル本体との間に押圧される、
請求項3から5のいずれか一項に記載のシールドコネクタ。
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JP2010182647A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | シールドコネクタ及びシールドシェル |
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