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JP2019016658A5 - - Google Patents

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JP2019016658A5
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次に、溝31の長さ方向について説明する。図2中(b)で示すように、セラミック基板2を溝31内で接合する時、S1方向にスクラブ動作するため、溝31の長さ方向のサイズはセラミック基板2の長さに加えてスクラブ動作させる寸法分以上に長くする必要がある。例えば、幅が1.0mm、長さが1.5mmのセラミック基板2の組立公差が±0.1mmで、長さ方向に0.1mmスクラブ動作させる場合、溝31の長さ方向のサイズは1.9mm以上とするのが好ましい。またはんだを濡れ拡がらせるために、スクラブ動作させる寸法はスクラブ動作させる部材のスクラブ動作方向の寸法の5%以上程度とするのが好ましい。
また、溝31内に接合されたセラミック基板2の接合面と対向する面には、図1で示すように半導体レーザチップ1がはんだ7によって接合される。この接合時に、半導体レーザチップ1はスクラブ動作するため、この半導体レーザチップ1を保持する治具であるコレットが溝31の壁面に当たらないよう、溝31の深さはセラミック基板2の厚さより浅くするのが好ましい。さらに、セラミック基板2を溝31にはんだ接合する時に、セラミック基板2をセラミック基板2より大きいコレットで保持する場合、セラミック基板2を保持するコレットが金属ブロックの主面に当たらないよう、溝31の深さはセラミック基板2のコレットで覆われていない部分の厚さより浅くするのが好ましい。
例えば、幅が1.0mm、長さが1.5mm、厚さが0.3mmのセラミック基板2を用いて、このセラミック基板2より大きいコレットでセラミック基板2の表面から0.1mmまで保持し、片側1.0mmスクラブ動作させてはんだ接合する場合、溝31は幅を1.0mm、長さを2.5mmより大きく、深さを0.2mmより浅くするのが好ましい。さらには、例えば溝31の深さを0.1mmより浅くして、コレットおよび溝31で周囲を覆われていないセラミック基板の側面の厚さが0.1mm以上程度確保できるようにすることで、コレットが多少傾いてもコレットの先端が金属ブロックの主面に接触しなくなるため、より好ましい。
次にはんだ6、はんだ7、はんだ8について説明する。
はんだ6はセラミック基板2の一方の面に形成された電極パターン21bと金属ブロック3に設けられた溝31の底面との接合に用いられる。はんだ6によってセラミック基板2が接合される時は、金属ブロック3はサーモモジュール4にはんだ8によって接合されている。よって、はんだ6の材料は、はんだ6の接合時にはんだ8が再溶融しないように、融点がはんだ8より低く、熱伝導率の大きい金属が好ましい。そのため、はんだは、一般的にはSn、Pb、Au、Ag、Cu、Zn、Ni、Sb、Bi、In、Ge等を含有し、その融点が450℃未満の合金が用いられるが、はんだ6には、主にSnにAgやCu等を含有し、その融点が250℃未満の合金を用いるのが好ましい。また、はんだの接合後の厚さは放熱性の観点から、0.3mm以下とするのが好ましい。さらには0.1mm以下とするのがより好ましい。
はんだ7はセラミック基板2の他方の面に形成された電極パターン21aと半導体レーザチップ1との接合に用いられる。はんだ7によって半導体レーザチップ1が接合される時は、セラミック基板2は金属ブロック3にはんだ6によって接合されており、金属ブロック3はサーモモジュール4にはんだ8によって接合されている。よって、はんだ7の材料は、はんだ6と同様に、はんだ7の接合時にはんだ8が再溶融しないように、融点がはんだ8より低く、熱伝導率の大きい金属が好ましい。この時、はんだ6は再溶融しても全く問題ない。そのためはんだ7も、主にSnにAgやCu等を含有し、その融点が250℃未満の合金を用いるのが好ましい。はんだ6と全く同じ材料を用いてもよい。また、はんだの接合後の厚さは放熱性の観点から、はんだ6と同様に、0.3mm以下とするのが好ましい。さらには0.1mm以下とするのがより好ましい。
以上のように構成された本実施の形態1に係る光モジュール101の効果について説明する。
ここでは、はんだ6およびはんだ7を溶融してはんだ接合するため、サーモモジュール4の底面からのホットプレートによる全体加熱を行うものとする。
金属ブロック3の主面のセラミック基板2がはんだ6によって接合される位置に、セラミック基板2より大きく、少なくとも幅の一部がセラミック基板2の幅と略等しい溝31を設けることで、はんだ6とはんだ7に融点が同程度のはんだを用いても、はんだ接合時にセラミック基板2を溝31の長さ方向へ、半導体レーザチップ1を溝31の幅方向へスクラブ動作することができる。一方、少なくとも幅の一部がセラミック基板2の幅と略等しい、すなわち幅方向の余裕がセラミック基板2の組立公差以下であるので、半導体レーザチップ1を溝31の幅方向へスクラブ動作時にはセラミック基板2は幅方向には固定されている。これによって、各工程でのはんだ接合時にスクラブ動作が可能となり、はんだ表面の酸化被膜を除去して、はんだを確実にお互いの部材に濡れ広がらせて確実にはんだ接合することができる。加えて、はんだ内の気泡も除去できるため、はんだボイドを低減することができる。したがって、信頼性が高く熱抵抗の小さい、高品質なはんだ接合部を得ることができる。
また、開口部51は実施の形態1の溝31と同様、図3A〜図3Iで示したように、幅方向の少なくとも一部がセラミック基板2の幅と略等しくなるように形成されていればよい。開口部51は貫通していなくても、溝形状であってもよい。開口部51が金属プレート5を貫通している場合、熱抵抗の増加を防止することができだけでなく、金属ブロック3に対し開口部51の壁面を容易に垂直に形成でき、セラミック基板2を金属ブロック3に接合する時、開口部51の内壁面にセラミック基板2が接することでセラミック基板2が傾くことなく位置決めできる。
実施の形態1と同様に、セラミック基板2が開口部51内で開口部51の長さ方向にスクラブ動作されてはんだ6により接合され、その後、半導体レーザチップ1が開口部51の幅方向にスクラブ動作されながらはんだ7により接合される。
このように、半導体レーザチップ1の接合時に、開口部51の幅方向にスクラブ動作が行われても、セラミック基板2は開口部51の幅で固定され、実施の形態1の金属ブロックに溝31を設けた場合と同様、はんだ接合工程が簡便となり、組み立て精度の高い、信頼性の高い光モジュールを提供できるという効果を得ることができる。
加えて、このように構成することで、製品の種類ごとに光軸の位置が異なっていても、金属プレート5を適宜取り換えることで全て同じ金属ブロック3を用いることができるため、より好ましい。
さらに、開口部51の長さ方向を半導体レーザチップ1の光軸の方向と平行となるように設けることで、セラミック基板2の搭載位置精度を向上し、組立て時および動作時の半導体レーザチップ1の光軸の位置ずれを抑制することができる。
その結果、高品質なはんだ接合部を備えた信頼性の高い、安価な光モジュールを得ることができる。



Claims (9)

  1. 金属ブロックの上に、絶縁基板、光半導体素子を順次はんだで接合する光モジュールの製造方法であって、
    前記金属ブロックに形成され、前記絶縁基板の外形より大きい溝であって、少なくとも幅の一部が前記絶縁基板の幅と略等しい溝に、第一のはんだを挟んで前記絶縁基板を配置し、
    前記絶縁基板を前記溝の長さ方向にスクラブ動作を行いはんだ接合し、
    前記絶縁基板に第二のはんだを挟んで前記光半導体素子を配置し、
    前記光半導体素子を上記溝の幅方向にスクラブ動作を行いはんだ接合する、ことを特徴とする光モジュールの製造方法。
  2. 金属ブロックの上に、絶縁基板、光半導体素子を順次はんだで接合する光モジュールの製造方法であって、
    前記金属ブロックの上に、開口部が前記絶縁基板の外形より大きい開口部であって、少なくとも幅の一部が前記絶縁基板の幅と略等しい開口部を有する金属プレートを接合し、
    前記開口部に第一のはんだを挟んで前記絶縁基板を配置し、
    前記絶縁基板を前記開口部の長さ方向にスクラブ動作を行いはんだ接合し、
    前記絶縁基板に第二のはんだを挟んで前記光半導体素子を配置し、
    前記光半導体素子を上記開口部の幅方向にスクラブ動作を行いはんだ接合する、ことを特徴とする光モジュールの製造方法。
  3. 金属ブロックの上に、絶縁基板、光半導体素子を順次はんだで接合する光モジュールの製造方法であって、
    形状が前記絶縁基板の外形より大きく、少なくとも幅の一部が前記絶縁基板の幅と略等しい形状を有するダムが設けられた前記金属ブロックのダム内に、第一のはんだを挟んで前記絶縁基板を配置し、
    前記絶縁基板を前記ダムの長さ方向にスクラブ動作を行いはんだ接合し、
    前記絶縁基板に第二のはんだを挟んで前記光半導体素子を配置し、
    前記光半導体素子を上記ダムの幅方向にスクラブ動作を行いはんだ接合する、ことを特徴とする光モジュールの製造方法。
  4. 上記第一のはんだと上記第二のはんだとが共にSnを主成分とするはんだであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光モジュールの製造方法。
  5. 上記第一のはんだと上記第二のはんだとが同一材料であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の光モジュールの製造方法。
  6. 前記光半導体素子を前記光半導体素子の光軸方向と直交する方向にスクラブ動作を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光モジュールの製造方法。
  7. 金属ブロックと、
    前記金属ブロックに形成された溝部に第一のはんだを介して接合された絶縁基板と、
    前記絶縁基板に第二のはんだを介して接合された光半導体素子と、を備え、
    前記金属ブロックの溝部は、前記絶縁基板の外形より大きい溝であって、少なくとも幅の一部が前記絶縁基板の幅と略等しく、長さ方向は前記光半導体素子の光軸方向となるように形成された、ことを特徴とする光モジュール。
  8. 金属ブロックと、
    前記金属ブロックに接合され、開口部を有する金属プレートと、
    前記開口部で第一のはんだを介して前記金属ブロックと接合された絶縁基板と、
    前記絶縁基板に第二のはんだを介して接合された光半導体素子と、を備え、
    前記金属プレートの開口部は、前記絶縁基板の外形より大きい開口部であって、少なくとも幅の一部が前記絶縁基板の幅と略等しく、長さ方向は前記光半導体素子の光軸方向となるように形成された、ことを特徴とする光モジュール。
  9. ダムの形成された金属ブロックと、
    前記金属ブロックのダム内に、第一のはんだを介して接合された絶縁基板と、
    前記絶縁基板に第二のはんだを介して接合された光半導体素子と、を備え、
    前記ダムの形状は、前記絶縁基板の外形より大きな形状であって、少なくとも幅の一部が前記絶縁基板の幅と略等しく、長さ方向は前記光半導体素子の光軸方向となるように形成された、ことを特徴とする光モジュール。
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