JP2019005295A - 防煙垂れ壁及び防煙垂れ壁の設置方法 - Google Patents
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上枠と、少なくとも2本の縦枠と、下枠とからなる枠体と、前記枠体に組み込まれたパネルとからなる防煙垂れ壁において、
前記上枠は下方が開口状で、内部には当該上枠の長さ方向に延びるレール及び被掛止部を備えており、
前記縦枠は側方が開口状の溝部を備えており、当該縦枠の上方部位には、前記レール上を摺動可能な支持部材が設けてあり、
前記パネルの上方部位には、前記被掛止部に掛止する掛止部を備えた吊持部材が設けてあり、
前記縦枠は、前記支持部材を介して前記レールから吊持されており、
前記パネルは、前記吊持部材を介して前記上枠に対して上下方向に着脱可能に当該上枠から吊持されており、
前記枠体の上枠内部には、前記パネルの上方部位が挿入されており、前記枠体の縦枠の溝部には、前記パネルの幅方向両端部位が挿入されており、
前記下枠は、前記パネルの下端部位を覆うように、前記縦枠の下端部間に設けてある、
防煙垂れ壁、である。
1つの態様では、前記少なくとも2本の縦枠は、2本の端部縦枠と、1本以上の中間縦枠であり、防煙垂れ壁は少なくとも2枚以上のパネルを備えており、前記下枠は、隣り合う縦枠の下端部間で各パネルに対応して設けられる。
前記パネルは、前記吊持部材を第1姿勢とすることで、前記掛止部が前記被掛止部に掛止して前記上枠から吊持され、前記吊持部材を第2姿勢とすることで、前記上枠内部を上下方向に移動可能である。
防煙垂れ壁がこのような構成を備えることで、
上枠から吊持された任意のパネルの下方の下枠を取り外すこと、
上枠から吊持された任意のパネルの吊持部材を第1姿勢から第2姿勢として、当該パネルを、前記上枠内部を上方から下方に向かって移動させて取り外すこと、
交換したパネルあるいは修理したパネルを、吊持部材を第2姿勢として、前記上枠内部に下方から上方に向かって挿入し、前記吊持部材を第1姿勢とすることで、前記掛止部を前記被掛止部に掛止させることで、前記パネルを前記上枠に吊持させる、
という防煙垂れ壁のメンテナンス方法(パネルの脱着方法)を提供することができる。
1つの態様では、前記吊持部材は、前記パネルの幅方向両端部(パネル上枠の長さ方向端部)を除く部位に設けてある。
1つの態様では、前記パネルは四周枠と、前記四周枠の一方の見付面に取り付けられたシートとを備えている。
1つの態様では、前記吊持部材は、第1姿勢と第2姿勢の間で回転可能であり、パネル上枠の下方に位置して、前記四周枠の他方の見付面側から操作可能な回転操作部と、を備えている。
1つの態様では、前記回転操作部は、前記パネルが前記枠体に組み込まれた状態で、前記枠体の上枠内に位置している。
前記第1水平片と前記第2水平片との間に前記レールが形成され、
前記第2水平片の上面が前記被掛止部となっている。
1つの態様では、前記レール及び前記被掛止部は前記上枠の全長に亘って延びている。
なお、前記被掛止部は、前記上枠の長さ方向の一部に亘って延びるものでもよい。
1つの態様では、前記掛止部は、平面視において長手方向と短手方向とを備え、
前記掛止部の長手方向がパネル見付方向に一致する時に前記吊持部材は第2姿勢にあり、
前記掛止部の短手方向がパネル見付方向に一致する時に前記吊持部材は第1姿勢にある。
1つの態様では、上枠内部には、一対の第1水平片、一対の第2水平片が形成され、前記一対の第1水平片間、前記一対の第2水平片間にはそれぞれ上枠の長さ方向に延びる開口が形成されており、これらの開口の幅寸法は、前記掛止部の長手方向の寸法よりも小さく、前記掛止部の短手方向の寸法よりも大きい。
1つの態様では、前記支持部材は、前記縦枠の見込方向に延びる円筒状部材ないし円柱状部材、いわゆるコロである。
1つの態様では、各縦枠の上方部位には、複数本(例えば2本)の支持部材が当該縦枠の見付方向に平行状に設けてある。
前記下枠の底面と、前記四周枠の下面は離間対向しており、前記底面と前記下面間には螺子が設けてあり、
前記螺子の回転によって前記下面を前記底面に引き付けることで、前記シートを上下方向に張るように構成されている。
防煙垂れ壁がこのような構成を備えることで、前記螺子の回転によって前記下面を前記底面に引き付けることで、前記シートを上下方向に張るという防煙垂れ壁のメンテナンス方法(シート張り調整方法ないしシートの弛み解消方法)を提供することができる。
ここで、各縦枠の上端部位に、当該縦枠の見込方向に延びる複数本の支持部材を、当該縦枠の見付方向に平行状に設けることで、シート張り調整時において、上枠に対する縦枠の傾きないし倒れを抑えることができる。
前記上枠は下方が開口状で、内部には当該上枠の長さ方向に延びるレール及び被掛止部を備えており、
前記縦枠は側方が開口状の溝部を備えており、当該縦枠の上方部位には、前記レール上を摺動可能な支持部材が設けてあり、
前記パネルの上方部位には、前記被掛止部に掛止する掛止部を備えた吊持部材が設けてあり、
前記方法は、
前記縦枠を、当該上枠の長さ方向に移動可能に吊持させること、
前記パネルの上方部位を、前記上枠内部に下方から上方に向かって挿入して、前記掛止部を前記被係止部に掛止させることで、前記パネルを前記上枠に吊持させること、
前記パネルの幅方向両端部位をそれぞれ前記縦枠の溝部内に挿入させること、
前記縦枠の下端部間に、前記パネルの下方部位を覆うように前記下枠を設けること、
を備えている。
前記パネルを、前記吊持部材を第2姿勢として、前記上枠内部に下方から上方に向かって挿入し、前記吊持部材を第1姿勢とすることで、前記掛止部を前記被掛止部に掛止させる。
前記上枠の長さ方向端部を除く部位には吊持部材が設けてあり、
前記吊持部材は、当該パネル上枠の上方に位置して、防煙垂れ壁の枠体の上枠に掛止可能な掛止部と、当該パネル上枠の下方に位置して、前記四周枠の他方の見付面側から操作可能な回転操作部と、を備えており、
前記吊持部材は、前記掛止部が掛止姿勢にある第1姿勢と前記掛止部が非掛止姿勢にある第2姿勢との間で回転可能であり、当該パネルは、前記吊持部材の第2姿勢時に前記枠体の上枠の内部に下方から上方に向かって挿入可能である。
1つの態様では、前記上枠の長さ方向端部を除く部位には、長さ方向に間隔を存して複数の吊持部材が設けてある。
1つの態様では、前記吊持部材は垂直方向に延び、前記上枠を上下に貫設する軸部を備え、前記軸部の上側には掛止部が設けてあり、前記軸部の下側には回転操作部が設けてある。
1つの態様では、前記回転操作部は、前記軸部よりも大径の頭部である。
1つの態様では、前記回転操作部は、前記パネルが前記枠体に組み込まれた状態で、前記枠体の上枠内に位置している。
1つの態様では、前記パネル上枠は、上面、下面を備え、前記掛止部が防煙垂れ壁の枠体の上枠に掛止している時に、前記回転操作部が前記下面に当接ないし近接している。
図1に示すように、防煙垂れ壁は天井Cに設置される横長方形状の枠体1と、枠体1に形成された開口部を塞ぐように設けてなる透明のシート10と、を備えている。枠体1は、天井に取り付けられる上枠(上レール)2と、方形状の枠体1の左右の端部を構成する左右の端部縦枠(端部方立)3と、左右の端部縦枠3間に幅方向に間隔を存して設けられる中間縦枠(中間方立)4と、端部縦枠3、中間縦枠4間に亘って設けられる下枠(下カバー)5と、から形成されている。枠体1は例えばアルミ型材から形成されている。
[B−1]防煙垂れ壁の枠体の上枠(上レール)
枠体1の上枠2は、天井面に沿って水平状に延びる長尺部材であり、図7に示すように、水平状の第1部分20と、第1部分20の側縁から対向状に垂下する第2部分21、第3部分22と、から断面視略コ字状に形成されている。第1部分20は枠体1の上面を形成しており、第2部分21、第3部分22は枠体1の見付面を形成している。
枠体1の端部縦枠3は、高さ方向に垂直に延びる長尺部材であり、図8に示すように、枠体1の見込方向に延びる垂直状の第1部分30と、第1部分30の側縁から対向状に見付方向に延びる垂直状の第2部分31、第3部分32から断面視略コ字状に形成されている。第1部分30は枠体1の側面を形成しており、第2部分31、第3部分32は枠体1の見付面を形成している。
枠体1の中間縦枠4は、高さ方向に垂直に延びる長尺部材であり、図9に示すように、枠体1の見込方向に延びる垂直状の第1部分40と、対向状に見付方向に延びる垂直状の第2部分41、第3部分42から断面視略H形状に形成されている。第2部分41、第3部分42は枠体1の見付面を形成している。
枠体1の下枠5は、水平状に延びる長尺部材であり、図10に示すように、水平状の第1部分50と、第1部分50から対向状に垂直に立ち上がる第2部分51、第3部分52から断面視略コ字状に形成されている。第1部分50は枠体1の底面を形成しており、第2部分51、第3部分52は枠体1の見付面を形成している。下枠5は、各パネル6に対応して設けられており、複数のパネル6が枠体1に組み込まれる場合には、上枠2に比べて短尺である。
[C−1]パネルの上枠
パネル6の上枠7は水平状に延びる長尺部材であって、図11に示すように、上面70、下面71、左右の側面である第1見付面72、第2見付面73から略縦長方形状の断面形状を有する中空部材である。第1見付面72、第2見付面73の上端、下端はそれぞれ上面70、下面71を越えて延びており、上側延出片720、730、下側延出片721、731が形成されている。
パネル6の縦枠8は垂直状に延びる長尺部材であって、図12に示すように、パネル6の見込方向に延びる第1見込面(外側見込面)80、第2見込面(内側見込面)81、パネル6の見付方向に延びる第1見付面82、第2見付面83から略方形状の断面形状を有する中空部材である。第1見付面82、第2見付面83の端部は、それぞれ第1見込面80、第2見込面81を越えて延びており、延出片820、830、821、831が形成されている。
パネル6の下枠9は水平状に延びる長尺部材であって、図5に示すように、上面90、下面91、左右の側面である第1見付面92、第2見付面93から略縦長方形状の断面形状を有する中空部材である。側面92、93の上端、下端はそれぞれ上面90、下面91を越えて延びており、上側延出片920、930、下側延出片921、931が形成されている。
パネル6は、上枠7、下枠9の長さ方向端部に左右の縦枠8の第2見込面(内側見込面)81を越えて延びる延出片821、831の端縁の上端部位、下端部位を当接させて四周枠状とした状態で、四周枠の一方の見付面(第1見付面72、82、92)において、上枠7、縦枠8、下枠9の端部同士を4つの連結要素12を用いて互いに連結することで組み立てられる。
パネル6の上枠7には、上枠7の長さ方向端部から離間した位置に互いに間隔を存して複数の吊持部材11が設けてある。図4、図6に示すように、吊持部材11は、上枠7の端部から離間した中間部位に設けてあり、図示の態様では、パネル6の幅方向(上枠7の長さ方向)の中央に対して左右対称の位置に2つの吊持部材11が設けてある。上枠7の長さ方向の所定位置(長さ方向端部から離間した位置)には、上面70、下面71をそれぞれ貫設する孔700、710が上下に一致して形成されており、吊持部材11の軸部110が孔700、710を貫通して上下に延びている。
上述のように、パネル6は、上枠7、左右の縦枠8、下枠9から形成された四周枠と、四周枠の一方の見付面(上枠7の第2見付面73、縦枠8の第2見付面83、下枠9の第2見付面93)に固定したシート10と、からなる。四周枠は、他方の見付面(上枠7の第1見付面72、縦枠8の第1見付面82、下枠9の第1見付面92)において、上枠7の長さ方向端部と左右の縦枠8の上端部、下枠9の長さ方向端部と左右の縦枠8の下端部をそれぞれ連結要素12によって連結することで組み立てられる。四周枠の少なくともシート10が固定される見付面(上枠7の第2見付面73、縦枠8の第2見付面83、下枠9の第2見付面93)には、上枠7及び下枠9の長さ方向(水平方向)、縦枠8の長さ方向(垂直方向)に延びる少なくとも1つのシートトリム溝vが形成されている。
防煙垂れ壁の設置手順について、図2、図3に示すように3つのパネル6が組み込まれた防煙垂れ壁に基づいて説明する。
枠体1を構成する上枠2に対して、上枠2の一方あるいは両方の端部から端部縦枠3のコロ33、中間縦枠4のコロ43を上枠2のガイドレールGにスライド挿入させ、上枠2から端部縦枠3、中間縦枠4、4、端部縦枠3を吊持させた状態で、上枠2を天井面Cの所定部位に螺子201で取り付ける。なお、防煙垂れ壁の一方あるいは両方の側部に壁が無い場合には、上枠2を先に天井面Cに固定した後で、端部縦枠3のコロ33、中間縦枠4のコロ43を上枠2の長さ方向端部からガイドレールGにスライド挿入して吊持させてもよい。
上枠2に対して下方からパネル6を組み込む。具体的には、パネル6の上枠7に設けた吊持部材11のプレート111の長手方向をパネル6の見付方向とした非掛止姿勢で、パネル6の上方部位を、上枠2の下方から挿入させる。より具体的には、垂直姿勢の状態でパネル6の上方部位を、一対の下側水平片210、220間に形成された開口、一対の第1中間水平片23、24間に形成された開口、一対の第2中間水平片25、26間に形成された開口に下方から上方に向かって垂直に挿通させ、プレート111を一対の第2中間水平片25、26間に形成された開口の上方まで差し入れた状態(この時、吊持部材11の頭部112の上面がパネル6の上枠7の下面71に当接する)で、頭部112の溝に嵌合させたドライバを回転させることで、軸部110を回転させてプレート111の長手方向を見込方向とした掛止姿勢とすることで、プレート111の長さ方向の端部が、一対の第2中間水平片25、26の水平状の上面251、261に引っ掛けることで、プレート(掛止部)111が上面(被掛止部)251、261に掛止し、パネル6が上枠2から吊持される。パネル6が上枠2から吊持された状態では、パネル6の上枠7は、枠体1の上枠2の内部に位置しており、外部からは見えない。パネル6が枠体1に組み込まれた状態で、吊持部材11は、下端の頭部(回転操作部)112を含み、枠体1の上枠2の内部に位置しており、外部からは見えない。
パネル6の組立て時に、シート10にテンションをかけて四周枠に貼り付けるが、防煙垂れ壁の設置後に、シート10が上下方向に撓んでしまう場合がある。本実施形態では、シートの張り調整機構を設けることで、防煙垂れ壁の設置後にシート10に撓みが発生した場合に、これを解消するようにしている。シートの張り調整機構は、下枠5の下方から螺子(ビス)を打ち込んで、螺子の雄螺子をパネル下枠の下面の螺子用孔に螺合させ、螺子の回転によって、パネル下枠を下方に引き込むことで、四周枠に貼り付けたシート10のテンション調整を行う。以下、より具体的に説明する。
パネル6を交換したり、パネル6の構成要素の一部を交換したりする場合には、設置された防煙垂れ壁からパネル6を取り外す必要がある。本実施形態では、防煙垂れ壁を設置したままで、所望のパネル6のみを取り外すことが可能となっている。例えば、図2、図3において、左側のパネル6を取り外したい場合には、上枠2の長さ方向左端部の螺子1、左側の下枠5の長さ方向左端部の螺子S2、左側の下枠5の長さ方向右端部の螺子S3を取り外し、左側の下枠5を取り外した状態で(螺子S4を備えている場合には、螺子S4も取り外す)、左側のパネル6の吊持部材11を90度回転させて、吊持部材11のプレート111の長手方向をパネル6の見付方向とすることで、左側のパネル6を下方に引き抜くことができる。右側のパネル6も同様に取り外すことができる。
2 上枠
23、24 第1中間水平片
25、26 第2中間水平片
251、261 上面(被掛止部)
3 端部縦枠
4 中間縦枠
5 下枠
6 パネル
7 上枠
8 縦枠
9 下枠
10 シート
11 吊持部材
110 軸部
111 プレート(掛止部)
112 頭部(回転操作部)
12 連結要素
G ガイドレール
S1〜S4 螺子
Claims (6)
- 上枠と、少なくとも2本の縦枠と、下枠とからなる枠体と、前記枠体に組み込まれたパネルとからなる防煙垂れ壁において、
前記上枠は下方が開口状で、内部には当該上枠の長さ方向に延びるレール及び被掛止部を備えており、
前記縦枠は側方が開口状の溝部を備えており、当該縦枠の上方部位には、前記レール上を摺動可能な支持部材が設けてあり、
前記パネルの上方部位には、前記被掛止部に掛止する掛止部を備えた吊持部材が設けてあり、
前記縦枠は、前記支持部材を介して前記レールから吊持されており、
前記パネルは、前記吊持部材を介して前記上枠に対して上下方向に着脱可能に当該上枠から吊持されており、
前記枠体の上枠内部には、前記パネルの上方部位が挿入されており、前記枠体の縦枠の溝部には、前記パネルの幅方向両端部位が挿入されており、
前記下枠は、前記パネルの下端部位を覆うように、前記縦枠の下端部間に設けてある、
防煙垂れ壁。 - 前記吊持部材は、前記掛止部が掛止姿勢にある第1姿勢と前記掛止部が非掛止姿勢にある第2姿勢との間で変態可能であり、
前記パネルは、前記吊持部材を第1姿勢とすることで、前記掛止部が前記被掛止部に掛止して前記上枠から吊持され、前記吊持部材を第2姿勢とすることで、前記上枠内部を上下方向に移動可能である、
請求項1に記載の防煙垂れ壁。 - 前記上枠内部には、当該上枠の長さ方向に延びる第1水平片と、前記第1水平片の上側に位置して当該上枠の長さ方向に延びる第2水平片が形成されており、
前記第1水平片と前記第2水平片との間に前記レールが形成され、
前記第2水平片の上面が前記被掛止部となっている、
請求項1、2いずれか1項に記載の防煙垂れ壁。 - 前記パネルは四周枠と、前記四周枠の一方の見付面に取り付けられたシートとを備えており、
前記下枠の底面と、前記四周枠の下面は離間対向しており、前記底面と前記下面間には螺子が設けてあり、
前記螺子の回転によって前記下面を前記底面に引き付けることで、前記シートを上下方向に張るように構成されている、
請求項1〜3いずれか1項に記載の防煙垂れ壁。 - 上枠と、少なくとも2本の縦枠と、下枠とからなる枠体と、前記枠体に組み込まれたパネルとからなる防煙垂れ壁の設置方法において、
前記上枠は下方が開口状で、内部には当該上枠の長さ方向に延びるレール及び被掛止部を備えており、
前記縦枠は側方が開口状の溝部を備えており、当該縦枠の上方部位には、前記レール上を摺動可能な支持部材が設けてあり、
前記パネルの上方部位には、前記被掛止部に掛止する掛止部を備えた吊持部材が設けてあり、
前記縦枠を、当該上枠の長さ方向に移動可能に吊持させること、
前記パネルの上方部位を、前記上枠内部に下方から上方に向かって挿入して、前記掛止部を前記被係止部に掛止させることで、前記パネルを前記上枠に吊持させること、
前記パネルの幅方向両端部位をそれぞれ前記縦枠の溝部内に挿入させること、
前記縦枠の下端部間に、前記パネルの下方部位を覆うように前記下枠を設けること、
を備えた、防煙垂れ壁の設置方法。 - 前記吊持部材は、前記掛止部が掛止姿勢にある第1姿勢と前記掛止部が非掛止姿勢にある第2姿勢との間で変態可能であり、
前記パネルを、前記吊持部材を第2姿勢として、前記上枠内部に下方から上方に向かって挿入し、前記吊持部材を第1姿勢とすることで、前記掛止部を前記被掛止部に掛止させる、
請求項5に記載の防煙垂れ壁の設置方法。
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