JP2018534662A - 空港サービス用マルチメディア端末及びその表示方法 - Google Patents

Abstract

本発明は、ユーザー情報を採取することと、ユーザー情報のうち、ユーザーの特徴属性に基づいて、ユーザー情報をそれぞれのターゲットユーザーグループに分類することと、ユーザーに対応するターゲットユーザーグループに相応するスキンインタフェースを呼び出し、該スキンインタフェースをユーザーの端末表示ページにロードすることとを含む、空港サービス用マルチメディア端末の表示方法を開示する。本発明はさらに、空港サービス用マルチメディア端末を開示する。本発明はユーザーの身分に応じて、それに相応するスキンを表示でき、また、ユーザーの身分の変更により、それに相応するスキンをリロードでき、それぞれのターゲットグループの要求を満たすことが可能であり、ユーザー体験を向上させる。該スキンインタフェースは非常に使いやすく、ユーザーの満足度を向上させる。【選択図】図１

Description

本発明は、データ処理分野に関し、特に空港サービス用マルチメディア端末及びその表示方法に関するものである。

航空輸送業の高速な発展及び社会経済状況の向上に伴い、航空サービスの内容は日々多様化しつつある。個人化的な航空サービスは人々により良い旅体験をもたらし、それにより、空港の競争力が向上する。

本出願者は、航空サービス分野において、深くて広く研究開発を行い、複数の出願を提出した。例えば、中国発明特許出願：空港モバイルセルフサービス方法及びシステム（出願番号：２０１４１０６５３８３９．５）、中国意匠出願：マルチメディア台車（出願番号：２０１４３０２９６７２９．９）、中国実用新案出願：電子装置付き台車及び充電装置（出願番号：２０１３２００１２５８０．７）が挙げられる。中でも、台車に取り付けられるターミナルビル内のセルフサービス製品は、旅客の個人のフライト情報を旅客に表示させ、旅客に空港情報サービスを提供することができる。

旅客へより良い使用体験を与えるために、より多くのメーカーは、自分が開発したソフトウェアに、ｓｋｉｎ（スキン）やｔｈｅｍｅ（テーマ）の機能を加わる。ソフトウェアスキンとは、ソフトウェアのインタフェースであり、ソフトウェアの可視な外見でもある。従来技術では、一般的に、スキンインタフェースが直接ソフトウェアパッケージ内に保存されており、旅客が端末を用いる際、デフォルトのスキン（例えば、背景がブルーで、ボタン字号が中等で、操作の提示無しに設定されたスキン）だけが見られる。これが一部のターゲット旅客グループに不便で退屈な使用体験をもたらしてしまうことになる。例えば、高齢者旅客にとっては、中等字号がちょっと小さく感じられ、もっと大きな字号が求められ、背景の色が活発すぎ、もっと大人しくて落ち着いた色が求められる。また、端末の使用経験のない旅客にとっては、操作の提示がないと、とても不便である。

上記問題の少なくとも一部を解決するため、本発明は空港サービス用マルチメディア端末及びその表示方法を提供する。
本発明の一つの局面によれば、
ユーザー情報を採取することと、
ユーザー情報のうち、ユーザーの特徴属性に基づいて、ユーザー情報をそれぞれのターゲットユーザーグループに分類することと、
ユーザーに対応するターゲットユーザーグループに相応するスキンインタフェースを呼び出し、該スキンインタフェースをユーザーの端末表示ページにロードすることとを含む、
空港サービス用マルチメディア端末表示方法を提供する。

本発明のもう一つの局面によれば、
採取モジュールと、ポートモジュールと、スキン応用モジュールとを含む空港サービス用マルチメディア端末であって、
採取モジュールは、ユーザー情報を採取するように構成され、
ポートモジュールは、採取モジュールによって採取されたユーザー情報を周辺機器へ伝送し、スキンインタフェースを周辺機器からスキン応用モジュールへ伝送するように構成され、
スキン応用モジュールは、採取モジュールによって採取されたユーザー情報のうち、ユーザーの特徴属性に基づいて、ユーザー情報を周辺機器におけるそれぞれのターゲットユーザーグループに分類し、且つ、ポートモジュールを介して、ユーザーに対応するターゲットユーザーグループに相応するスキンインタフェースを周辺機器から呼び出し、該スキンインタフェースをユーザーの端末表示ページにロードするように構成される、
空港サービス用マルチメディア端末を開示する。

本実施形態において、ユーザー（例えば旅客）の個人情報を採取することにより、莫大な個人情報で膨大なデータベースが構成される。該データベースにおける特徴属性の分類から、それぞれのターゲットユーザーグループが得られる。ユーザーに対応するターゲットユーザーグループに相応するスキンインタフェースをロードして、間接的に該ユーザーに相応するスキンインタフェースが得られる。本実施形態では、ユーザーのリアルタイムの特徴情報を所定時間おきに１回取得し、取得したユーザーのリアルタイムの特徴情報に従って、ユーザーにぴったり相応するスキンインタフェースをロードすることが好適である。

本発明では、ユーザーの身分に応じて、それに相応するスキンを表示でき、また、ユーザーの身分の変更により、それに相応するスキンをリロードでき、それぞれのターゲットグループの要求を満たすことが可能であり、ユーザー体験を向上させる。該スキンインタフェースは非常に使いやすく、ユーザーの満足度を向上できる。なお、本実施形態では、操作がより便利で簡単になるように、さらに案内提示を出すことができる。

図１は本発明の一つの実施形態に係る空港サービス用スキン表示方法のメインプロセスの模式図である。 図２は図１におけるサブステップの模式図である。 図３（ａ）は本発明の一つの実施形態に係る空港サービス用マルチメディア端末の模式図である。 図３（ｂ）は本発明のもう一つの実施形態に係る空港サービス用マルチメディア端末の模式図である。 図４は図３におけるスキン応用モジュールの模式図である。 図５は本発明の一つの実施形態に係るハイエンドビジネスグループのためのスキンインタフェースの模式図である。 図６は本発明の一つの実施形態に係る若い女性グループのためのスキンインタフェースの模式図である。 図７は本発明の一つの実施形態に係る高齢者グループのためのスキンインタフェースの模式図である。 図８は本発明の一つの実施形態に係る初心者グループのためのスキンインタフェースの模式図である。 図９は本発明の一つの実施形態に係る大衆グループのためのデフォルトのスキンインタフェースの模式図である。

本発明の目的、技術手段、利点をより明確にするために、以下、図面と具体的な実施例を参照して、本発明をさらに詳しく説明する。

本発明の実施例は、パーソナルコンピュータシステム、サーバー、マイクロプロセッサベースのシステム、セットトップボックス、プログラマブル電子製品等及び上記機器を含む分散クラウドコンピューティング環境に適用できる。

本発明の実施例において、ハードウェアプロセッサ（ｈａｒｄｗａｒｅ ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）と各ユニットによって、それぞれの機能モジュールの各機能を果たすことができる。

図１は本発明の一つの実施形態に係る空港サービス用スキン表示方法のメインプロセスの模式図である。この方法では、空港の旅客を例に挙げて説明するが、当業者にとって、その適用対象は旅客に限らないことが理解できる。図１に示されるように、この方法は以下のステップを含む。

ステップＳ１０１：旅客情報を採取する。
本実施形態において、旅客情報は、旅客の身分情報（例えば、旅客のＩＤ、フライトナンバー、性別、年齢等の情報）、特徴情報（例えば、旅客の性別、年齢、人数、表情等の情報）、挙動履歴情報（例えば、旅客のフライト記録、旅客の閲覧記録等）、旅客インタフェースに入力された操作情報（例えば旅客が入力したキャラクタ、数字（例えば、旅客の身分証明書番号、携帯番号等）、コマンド、オプション、クリック、スライド等）を含むことができる。

ステップＳ１０２：旅客情報のうち、旅客の特徴属性に基づいて、旅客情報をそれぞれのターゲット旅客グループに分類する。
本実施形態において、ターゲット旅客グループの情報は、対応するデータパケットに記憶されており、それぞれのターゲット旅客グループのデータパケットには、採取される旅客情報の増加により増えていく莫大な旅客情報が記憶されている。

本実施形態において、それぞれの旅客の身分情報や挙動履歴情報に基づいて、それらの旅客情報を分析し整理して、各次元に細別したターゲット旅客グループデータパケット（例えば、ハイエンドビジネスグループデータパケット、若い女性グループデータパケット、高齢者グループデータパケット等）が得られる。

本実施形態において、旅客の特徴属性は、例えば
１）年齢：６０歳以下を１０歳ごとの年齢層に区分し、
６０歳以上を１つの年齢層に区分する
２）性別：男性、女性
３）出発地：出発地の空港が位置する省、市
４）目的地：目的地の空港が位置するエリア（例えば、華北、華中、華東、華南、西北、東北、西南、香港・マカオ・台湾の８つのエリア）、省、市
５）離陸時間帯：搭乗されるフライトの離陸時間（例えば、午前（６〜１２時）、午後（１２〜１８時）、夜（１８〜２４時））
６）座席：ファーストクラス、エコノミークラス
７）搭乗頻度：該旅客の最近一年間の搭乗回数
８）興味：投資・財産管理、不動産・インテリア、旅行、ＩＴ・デジタル、車、ファッション、教育・トレーニング、育児、求人・就職、スポーツ・フィットネス、音楽・映画・テレビ等の複数のカテゴリー（該データは旅客が本端末で閲覧した内容から特定され得る）
を含むことができる。

本実施形態において、膨大な様々な旅客情報データを記憶し、分析することにより、旅客の特徴属性に基づいて、旅客データベースにおけるそれぞれのターゲット旅客グループのデータパケットに分類する。

本実施形態において、人手分析の方法で旅客の特徴属性を分析し、その後、構成ファイルにより、同一属性の旅客情報を分類し整理することができる。

例えば、年間搭乗頻度が５０回以上で、そのうちほとんどがファーストクラスで、飛行時間がほとんど昼間で、投資・財産管理、不動産・インテリア、車等のハイエンドサービス製品に関心を持つというグループ属性を満たす旅客グループをハイエンドビジネスグループと定義する。バックステージ管理システムで、
１）グループＩＤ：ｕｓｅｒ＿ｇｒｏｕｐ００１
２）グループ名：ハイエンドビジネスグループ
３）グループ属性：
属性１：年齢（３０〜５０歳）
属性２：性別（制限なし）
属性３：出発地（制限なし）
属性４：目的地（制限なし）
属性５：離陸時間帯（７０％以上の割合の離陸時間帯が６〜１８時）
属性６：座席（７０％以上の割合の座席がファーストクラス）
属性７：搭乗頻度（年間搭乗回数が５０回以上）
属性８：興味（投資・財産管理、不動産・インテリア、車）
のように構成ファイルを構成する。

ただし、上記旅客情報のそれぞれのターゲット旅客グループへの分類には、旅客の全ての属性がターゲット旅客グループの属性を満たす場合、旅客をターゲット旅客グループに分類する、完全一致マッチング方式を用いてもよい。旅客の属性の一部がターゲット旅客グループの属性を満たす場合、所定のルールで旅客をターゲット旅客グループに分類するかどうかを決定する、ファジーマッチング方式を用いてもよい。該所定のルールは、旅客の一つまたは複数の属性がターゲット旅客グループの属性を満たす場合、旅客をターゲット旅客グループに分類するものであってもよい。

該所定のルールは、ターゲット旅客グループを満たす属性の割合が第１所定値（例えば７０％）より大きくなる場合、または旅客の各属性に重みを付けておき、ターゲット旅客グループを満たす属性の重み値の合計が第２所定値（例えば６０％）より大きくなる場合、旅客をターゲット旅客グループに分類するものであってもよい。

本実施形態において、該旅客データベースにおける典型的な旅客グループは、例えば、
１）年間搭乗頻度が５０回以上で、そのうちほとんどがファーストクラスで、飛行時間がほとんど昼間で、投資・財産管理、不動産・インテリア、車等のハイエンドサービス製品に関心を持つ旅客であるハイエンドビジネスグループと、
２）年間搭乗頻度が５０回以下で、そのうちほとんどがエコノミークラスで、飛行時間がほとんど昼間で、美容・化粧、ファッション、旅行等に関心を持つ旅客である若い女性グループと、
３）年間搭乗頻度が５０回以下で、そのうちほとんどがエコノミークラスで、飛行時間がほとんど夜間で、教育・トレーニング、音楽・映画・テレビ等の大衆サービス製品に関心を持つ旅客である大衆グループと、
を含むことができる。

上記旅客データベースは、必要に応じて調整されてもよく、例えば、業務の拡大とサービスニーズの満足のために、本実施形態は旅客グループの新規作成に対応できる。

ステップＳ１０３：旅客に対応するターゲット旅客グループに相応するスキンインタフェースを呼び出し、該スキンインタフェースを旅客の端末表示ページにロードする。

図２は図１におけるステップＳ１０３のサブステップの模式図である。図２に示されるように、ステップＳ１０３は以下のサブステップを含む。

サブステップＳ２０１：各スキンインタフェースをスキンリソースライブラリーへアップロードする。

本実施形態において、スキンリソースライブラリーが各スキンインタフェースを記憶し管理（例えばアップロード、審査、及び削除等の管理）する。

サブステップＳ２０２：スキン構成ファイルにおけるパラメータを設定して、各スキンインタフェースの呼び出しルールを決定する。

本実施形態において、パラメータは、スキンインタフェースの利用時間、利用範囲、保存ルート、名称、及び、ターゲット旅客グループに対応するスキンインタフェース属性を含むことができる。呼び出しルールは、各スキンインタフェースの適用場面、及び、各スキンインタフェースと各ターゲット旅客グループとの対応関係を含むことができる。例えば、高齢者旅客グループに分類される旅客が端末にログインすると、高齢者のスキンインタフェースを呼び出すことになり、ハイエンドビジネスグループに分類される旅客が端末にログインすると、ハイエンドビジネスのスキンインタフェースを呼び出すことになる。

サブステップＳ２０３：メインプログラムモジュールが旅客情報と呼び出しルールに基づいて、スキンインタフェースを呼び出すコマンドを生成する。

サブステップＳ２０４：スキンソフトウェア開発ツールモジュールがコマンドに従って、旅客に対応するターゲット旅客グループに相応するスキンインタフェースを呼び出す。

本実施形態において、さらに、旅客情報に基づいて、旅客に対応するターゲット旅客グループに相応する案内提示ページをロードすることができる（この部分の内容は以下に説明する）。

本実施形態において、旅客のリアルタイムの特徴情報を所定時間おきに１回取得し、改めて旅客の特徴属性に基づいて、該旅客を別のターゲット旅客グループに分類し、旅客に相応するスキンインタフェースをロードすることができる（この部分の内容は以下に説明する）。

図３（ａ）と図３（ｂ）は、本発明の空港サービス用マルチメディア端末の２つの実施形態である。

図３（ａ）に示されるように、マルチメディア端末１００は、採取モジュール１０、ポートモジュール３０、及びスキン応用モジュール４０を含むことができる。

本実施形態において、マルチメディア端末１００は旅客ごとに１つの独立した旅客身分番号を割り当て、登録旅客情報データベースを作る。ただし、一度登録した旅客については、登録しなおす必要がなく、その行動情報をそのデータベース内に入れればよい。それぞれの旅客の身分情報と挙動履歴情報に基づいて、それらの旅客情報を分析し整理して、各次元に細別したターゲット旅客グループのデータパケットが得られる。具体的なデータベースは図１に記載したデータベースを参考することができ、ここで重複した説明を省略する。

本実施例において、該採取モジュール１０は、旅客情報を採取するものであって、上記身分情報を採取する第１カメラ（即ちメインカメラ）と、上記特徴情報を採取するための第２カメラ（即ちサブカメラ）と、旅客の端末ユーザー操作インタフェース（以下「旅客インタフェース」）における操作情報を採取するためのタッチパネルユニットとを含むことができる。上記カメラは、使用要求に応じて様々に設定できる。例えば、メインカメラとサブカメラの位置を調整してもよく、カメラ数を増加または低減してもよく、それらのカメラをその他の結像機能を有するデバイスに取り替えてもよい。なお、採取した身分情報は使用要求に応じて様々に組み合わせてもよく、採取される旅客情報の種類や数量を適当に増加または低減してもよい。

本実施形態において、ポートモジュール３０は、採取モジュール１０によって採取された旅客情報を周辺機器へ伝送し、且つスキンインタフェースを周辺機器からスキン応用モジュール４０へ伝送する。

本実施形態において、該周辺機器はマルチメディア端末１００にデータ支援を提供するバックステージサーバーでも第三者のサーバーでもよい。該第三者のサーバーには、顔検出・認識システムのＦａｃｅ＋＋が配置されてもよく、Ｆａｃｅ＋＋システムのメーカーは例えば北京曠視科技有限会社である。また、第三者のサーバーがさらに例えば空港のバックステージシステムを提供することができる。本マルチメディア端末１００は、空港バックステージシステムを介して、旅客が搭乗する飛行機のフライトナンバー、航空会社、出発日、出発地、目的地、予定出発時間、予定到着時間、運航状態、搭乗口、乗り継ぎ地または経由地等の情報を取得できる。

スキン応用モジュール４０は、採取モジュール１０によって採取された旅客情報のうち、旅客の特徴属性に基づいて、旅客情報を周辺機器におけるそれぞれのターゲット旅客グループに分類し、且つポートモジュール３０を介して、旅客に対応するターゲット旅客グループに相応するスキンインタフェースを周辺機器から呼び出し、該スキンインタフェースを旅客の端末表示ページにロードする。

図３（ｂ）に示されるように、マルチメディア端末１００は、採取モジュール１０、記憶モジュール２０、ポートモジュール３０、及びスキン応用モジュール４０を含むことができる。該実施形態は記憶モジュール２０を１つ有する点で、図３（ａ）と異なる。この２つの実施形態の同様な部分について重複した説明を省略し、ここでこの２つの実施形態の異なる部分について詳しく説明する。

本実施形態において、該記憶モジュール２０は、それぞれのターゲット旅客グループのデータパケット及び／又はスキンインタフェースを記憶する。これらのそれぞれのターゲット旅客グループのデータパケット及び／又はスキンインタフェースを予め記憶モジュール２０に記憶しておいてもよく、ポートモジュール３０を介して周辺機器から取得してもよい。

図４は図３におけるスキン応用モジュールの構成の模式図である。図４に示されるように、スキン応用モジュール４０は、フロントエンド応用ユニット４０１とバックエンド構成管理ユニット４０２とを含む。

本実施形態において、バックエンド構成管理ユニット４０２は、スキンインタフェースを記憶し管理し、且つスキン構成ファイルにおけるパラメータの設定により、各スキンインタフェースの呼び出しルールを決定する。

本実施形態において、フロントエンド応用ユニット４０１は、採取モジュールによって採取された旅客情報のうち、旅客の特徴属性に基づいて、旅客情報を周辺機器におけるそれぞれのターゲット旅客グループに分類し、且つ旅客に対応するターゲット旅客グループに相応するスキンインタフェースを周辺機器から呼び出し、該スキンインタフェースを旅客の端末表示ページにロードする。

本実施形態において、該フロントエンド応用ユニット４０１は、メインプログラムモジュール４０１１と、スキンソフトウェア開発ツールモジュール４０１２とを含むことができる。

本実施形態において、該バックエンド構成管理ユニット４０２は、スキン構成モジュール４０２１とスキンリソースライブラリー４０２２とを含むことができる。

該スキン構成モジュール４０２１は、スキン構成ファイルにおけるパラメータの設定により、各スキンインタフェースの呼び出しルールを決定できる。

パラメータは、スキンインタフェースの利用時間、利用範囲、保存ルート、名称、及び、ターゲット旅客グループに対応するキンインタフェース属性を含むことができる。

呼び出しルールは、各スキンインタフェースの適用場面、及び、各スキンインタフェースと各ターゲット旅客グループとの対応関係を含む。例えば、高齢者旅客グループに分類される旅客が端末にログインすると、高齢者のスキンインタフェースを呼び出すことになり、ハイエンドビジネスグループに分類される旅客が端末にログインすると、ハイエンドビジネスのスキンインタフェースを呼び出すことになる。

本実施形態において、スキン構成ファイルにおけるパラメータは、
１）スキンＩＤ：システムにより自動的に生成され、その数値はスキン数の増加により自動的に増加する
２）スキン名：管理員により書き込まれる
３）スキンルート：スキンリソースライブラリーにおける１つのスキンのルートであり、例えば、スキンリソースライブラリー／ｈｏｍｅ＿ｓｋｉｎ１．ａｐｋ
４）利用時間：平日、休日（択一またはデフォルト）
５）スキン利用対象範囲：
旅客性別：男性、女性、制限なし（択一）
旅客年齢層：０〜２０歳、２０〜３０歳、３０〜４０歳、４０〜５０歳、５０〜６０歳、６０歳以上、全部（択一）
航空会社：国航、南航、東航、その他（択一またはデフォルト）
フライトナンバー：複数のフライトを選択できる（複数選択またはデフォルト）
目的地：複数の目的地を選択できる（複数選択またはデフォルト）
のように設定され得る。

本実施形態において、該スキンリソースライブラリー４０２２は、スキンインタフェースを記憶し管理（例えば、スキンインタフェースをアップロード、審査、及び削除等）することができる。

該メインプログラムモジュール４０１１は、採取モジュールによって採取された旅客情報のうち、旅客の特徴属性に基づいて、旅客情報を周辺機器に記憶されているそれぞれのターゲット旅客グループに分類し、且つ旅客情報と呼び出しルールに基づいて、スキンインタフェースを呼び出すコマンドを生成して送信することができる。

スキンソフトウェア開発ツールモジュール４０１２はコマンドに従って、旅客に対応するターゲット旅客グループに相応するスキンインタフェースを呼び出すことができる。

以下、本発明一つの実施形態におけるスキンソフトウェア開発ツールモジュール４０１２の製作及びそのスキンインタフェースのロード方法を説明する。

ステップ１：スキンパッケージＡＰＫファイルを生成する。
開発者は、ａｎｄｒｏｉｄ操作システムにより、ｅｃｌｉｐｓｅ統合開発環境でプログラムを書くことができる。
バインドリソース：
@ApkResource( ResId = R.drawable.test1, Type = ResType.drawable)
View view;
ブートローダーリソース：
private ApkLoad apkLoad;
...
apkLoad = new ApkLoad(this);
...
apkLoad.loadApkFile("/storage/sdcard1/", "Skin.sk");

ただし、スキンインタフェースをロードする時に、ＲｅｓＩｄ関数はＲを呼び出す方式（用いられるａｎｄｒｏｉｄのシステムメカニズムであり、同じ名称のスキンインタフェースはａｎｄｒｏｉｄシステムにおいて自動的に同じ１６進数の値に変更する）を用いる。メインプログラムは、スキン構成ファイルによって、スキンインタフェースのＲ値を取得し、スキンパッケージＳＤＫ（ソフトウェア開発ツールキット）によって、スキンリソースライブラリーにおける同じＲ値に対応するスキンインタフェースを取得する。なお、各同様のウィジェットのスキンリソースライブラリーにおけるスキンインタフェースのＲ名称は同じである必要がある（例えばホームページｈｏｍｅ．ａｐｋにおいて、スキンインタフェースをＲ．ｄｒａｗａｂｌｅ．ｂｇと名付ると、対応するスキンパッケージにおけるｒｅｓディレクトリにおいて、スキンインタフェースもＲ．ｄｒａｗａｂｌｅ．ｂｇと名付けなければならない）。上記プログラムをスキンパッケージＡＰＫファイルにパッキングする。

ステップ２：スキンパッケージＳＤＫ（ソフトウェア開発ツールキット）ファイルを生成する。
ＳＤＫで作成した主なコードセグメントは、
public void loadApkFile(String apkPath, String apkFileName) {
apkInfo = new ApkInfo(apkPath, apkFileName);
apkResources = ResManager.getResource(context, apkInfo);
if (apkResources == null)
return;
if (onLoadCompleteListener != null) {
onLoadCompleteListener.onComplete(this);
}
Field[] fields = context.getClass().getDeclaredFields();
if (fields != null && fields.length > 0) {
for (Field field : fields) {
try {
field.setAccessible(true);
Object obj = field.get(context);
ApkResource resource = field.getAnnotation(ApkResource.class);
if (resource != null) {
int resId = resource.ResId();
ResType type = resource.Type();
setValue(obj, resId, type);
}
} catch (Exception e) {
e.printStackTrace();
}
}
}
}
private void setValue(Object obj, int resid, ResType type) {
if (obj == null)
return;
switch (type) {
case string:
String str = getResources().getString(
getIdentifier(resid, "string"));
if (obj instanceof TextView) {
((TextView) obj).setText(str);
} else if (obj instanceof EditText) {
((EditText) obj).setText(str);
}
break;
case drawable:
Drawable d = getResources().getDrawable(
getIdentifier(resid, "drawable"));
if (obj instanceof ImageView) {
((ImageView) obj).setImageDrawable(d);
} else if (obj instanceof View) {
((View) obj).setBackgroundDrawable(d);
}
break;
case array:
break;
default:
break;
}
}
である。

ステップ３：スキンソフトウェア開発ツールモジュール４０１２をフロントエンド応用ユニット４０１（例えばホームページｈｏｍｅ．ａｐｋ）に入れる。スキンソフトウェア開発ツールモジュール４０１２はバックエンド構成管理ユニット４０２における各スキンインタフェースを呼び出し、端末の旅客インタフェースに表示させることができる。

図５は本発明の一つの実施形態に係るハイエンドビジネスグループのためのスキンインタフェースの模式図である。図５に示されるように、該インタフェースは財産管理、金融、株式市場、不動産市場等のハイエンドビジネスマンの興味に合うアプリを主としている。その背景色調にはグレー調又はブルー調が主に用いられる。

該スキン表示インタフェースのスキン構成ユニットの具体的な設定は：
１）スキンＩＤ：ｓｋｉｎ００１
２）スキン名：ハイエンドビジネススキンパッケージ
３）スキンルート：スキンリソースライブラリー／ｈｏｍｅ＿ｓｋｉｎ１．ａｐｋ
４）スキンの利用範囲：
性別：男性
年齢：３５-４５歳
航空会社：デフォルト
フライトナンバー：デフォルト
目的地：上海、広州、北京
である。

上記条件を満たす男性はマルチメディア端末１０にログインしホームページに入ると、スキンパッケージ応用モジュールはスキンＩＤがｓｋｉｎ００１であるｈｏｍｅ＿ｓｋｉｎ１．ａｐｋのスキンインタフェース１を呼び出し、該スキンインタフェースを端末の旅客インタフェースにロードして表示させる。

図６は本発明の一つの実施形態に係る若い女性グループのためのスキンインタフェースの模式図である。図６に示されるように、該インタフェースはファッション、化粧、芸能人等の若い女性の興味に合うアプリを主としている。その背景色調には、鮮やかで、暖かいピンク調が主に用いられる。

以下、２５歳の若い女性１名を例として、該スキン表示インタフェースが表示される時のスキン構成ユニットの具体的な設定具合を説明する。
１）スキンＩＤ：ｓｋｉｎ００２
２）スキン名：若い女性スキンパッケージ
３）スキンルート：スキンリソースライブラリー／ｈｏｍｅ＿ｓｋｉｎ２．ａｐｋ
４）スキンの利用範囲
性別：女性
年齢：２０〜３０歳
航空会社：デフォルト
フライトナンバー：デフォルト
目的地：上海、広州、北京
条件を満たす旅客（女性、２５歳、目的地が上海）がマルチメディア端末１０にログインしホームページに入ると、スキンパッケージ応用モジュールはスキンＩＤがｓｋｉｎ００２である／ｈｏｍｅ＿ｓｋｉｎ２．ａｐｋのスキンインタフェース２を呼び出し、該スキンインタフェースを端末の旅客インタフェースにロードして表示させる。

図７は本発明の一つの実施形態に係る高齢者グループに対応するスキンインタフェースの模式図である。図７に示されるように、該インタフェースは、健康、演劇、ラジオ、映画・テレビ等の高齢者の興味に合うアプリを主としている。その背景色調には大人しくて、穏やかなグレー調が主に用いられる。フロントエンドインタフェースに表示されるスライルは渋くて、文字字号はプラスモードである。

該スキン表示インタフェースの場合のスキン構成ユニットの具体的な設定具合は、
１）スキンＩＤ：ｓｋｉｎ００３
２）スキン名：高齢者スキンパッケージ
３）スキンルート：スキンリソースライブラリー／ｈｏｍｅ＿ｓｋｉｎ４．ａｐｋ
４）スキンの利用範囲：
性別：男性、女性
年齢：５０歳以上
航空会社：デフォルト
フライトナンバー：デフォルト
目的地：上海、広州、北京
である。

条件を満たす旅客（高齢者、７０歳、目的地が北京）がマルチメディア端末にログインしホームページに入ると、スキンパッケージ応用モジュールはスキンＩＤがｓｋｉｎ００３であるｈｏｍｅ＿ｓｋｉｎ３．ａｐｋのスキンインタフェース３を呼び出し、該スキンリソースライブラリーにおけるスキンインタフェースを端末の旅客インタフェースにロードして表示させる。

図８は本発明一つの実施形態に係る初心者グループのためのスキンインタフェースの模式図である。図８に示されるように、該インタフェースには、利用案内ヘルプ提示（例えば、「ここをクリックしたら、欄を切り替えられますよ！」や「ここをクリックしたら、フライトの詳細が見られますよ！」）が添付され、旅客の操作に寄与する。具体的には、さらに、旅客のインタフェースに入力した操作情報（例えば、旅客が入力したキャラクタ、数字、コマンド、オプション、クリック、スライド等）に応じて、適切なヘルプインタフェースへジャンプして、旅客の具体な操作を案内することができる。これにより、旅客の操作が便利になっただけてはなく、旅客の愉快な体験も向上させる。

本実施形態において、採取した旅客情報（以下にも説明する）によって旅客が初心者グループに属するかどうかを判断できる。初心者旅客が端末にログインしホームページに入ると、スキンパッケージ応用モジュールはスキンＩＤがｓｋｉｎ００４であるｈｏｍｅ＿ｓｋｉｎ４．ａｐｋのスキンインタフェース４を呼び出し、該スキンインタフェースを端末の旅客インタフェースにロードして表示させる。

図９は本発明の一つの実施形態に係る大衆グループのためのデフォルトのスキンインタフェースの模式図である。図９に示されるように、該インタフェースはニュース、映画・テレビ、ゲーム等の一般大衆の興味に合うアプリを主としている。その背景色調にはブルー調が主に用いられる。端末が旅客の身分情報又は行動情報を取得していない場合、もしくは旅客があるターゲット旅客グループに属するかどうかを判定できない場合、スキンパッケージ応用モジュールはスキンＩＤがｓｋｉｎ００５であるｈｏｍｅ＿ｓｋｉｎ５．ａｐｋのスキンインタフェースを呼び出し、該スキンインタフェースを端末の旅客インタフェースにロードして表示させる。

本実施形態では、旅客のリアルタイムの特徴情報を所定時間（例えば１分又は５分）おきに１回取得し、取得した旅客のリアルタイムの特徴情報に基づいて、旅客により一層ぴったり相応するスキンインタフェースをロードできる。

以下、７０歳の高齢者１名による端末の利用を例に挙げて、どのようにして、スキンインタフェースを交換し、さらにぴったり相応するスキンインタフェースを彼に提供する方法を説明する。

該高齢者は、採取モジュールにおけるメインカメラで搭乗券を走査することにより身分が認証され、身分が認証された後、端末の旅客インタフェースにログインする。最初に、端末はこの高齢者の身分情報に基づいて、彼に健康、演劇、ラジオ、映画・テレビ等の高齢者の興味に合うアプリを提供する。その背景色調にはグレー調が主に用いられる。フロントエンドインタフェースに表示されるスライルは渋くて、文字字号はプラスモードである。しかし、サブカメラが顔認識システム（例えば、第三者のサーバーにおける顔検出・認識システムのＦａｃｅ＋＋であり、Ｆａｃｅ＋＋システムのメーカーは例えば北京曠視科技有限会社である）により、老人がずっと笑顔にならず、また眉を寄せる等の焦るような気分になると認識すると、採取した旅客の挙動履歴情報と合わせて、この高齢者は初心者であると判断したところ、図７に示される高齢者のためのスキンインタフェースを図８に示される初心者のためのスキンインタフェースに変えて、彼に案内と提示サービスを提供する。

以上に説明したのは本発明の幾つかの実施形態に過ぎない。当業者にとって、本発明の創造構想から逸脱しない限り、様々な変形や改良がなされてもよく、それらもすべて本発明の保護範囲に属する。

Claims (15)

1. ユーザー情報を採取することと、
   前記ユーザー情報のうち、ユーザーの特徴属性に基づいて、前記ユーザー情報をそれぞれのターゲットユーザーグループに分類することと、
   前記ユーザーに対応する前記ターゲットユーザーグループに相応するスキンインタフェースを呼び出し、前記スキンインタフェースを前記ユーザーの端末表示ページにロードすることと、を含むことを特徴とする、空港サービス用マルチメディア端末の表示方法。
2. 前記各スキンインタフェースをスキンリソースライブラリーへアップロードすることと、
   スキン構成ファイルにおけるパラメータを設定して、各スキンインタフェースの呼び出しルールを決定することと、を含むことを特徴とする、請求項１に記載の空港サービス用マルチメディア端末の表示方法。
3. 以下のパラメータ：
   前記スキンインタフェースの利用時間、利用範囲、保存ルート、名称、及び、前記ターゲットユーザーグループに対応するスキンインタフェース属性に基づいて、前記スキンインタフェースの呼び出しルールを決定し、
   前記呼び出しルールは、以下の要素：
   前記各スキンインタフェースの適用場面、及び、前記各スキンインタフェースと前記各ターゲットユーザーグループとの対応関係、を含むことを特徴とする、請求項２に記載の空港サービス用マルチメディア端末の表示方法。
4. 前記ユーザー情報と前記呼び出しルールに基づいて、前記スキンインタフェースを呼び出すコマンドを生成することと、
   前記コマンドに従って、前記ユーザーに対応する前記ターゲットユーザーグループに相応する前記スキンインタフェースを呼び出すことと、を含むことを特徴とする、請求項２または３に記載の空港サービス用マルチメディア端末の表示方法。
5. 前記ユーザー情報に基づいて、前記ユーザーに対応する前記ターゲットユーザーグループに相応する案内提示ページをロードすることを含むことを特徴とする、請求項１に記載の空港サービス用マルチメディア端末の表示方法。
6. 前記ユーザーのリアルタイムの特徴情報を所定時間おきに１回取得し、取得した前記ユーザーの前記リアルタイムの特徴情報に従って、前記スキンインタフェースをロードすることを含むことを特徴とする、請求項１に記載の空港サービス用マルチメディア端末の表示方法。
7. 取得した前記ユーザーの前記リアルタイムの特徴情報と前記ユーザーの履歴情報とを合わせて、対応する前記スキンインタフェースを決定してロードすることを含むことを特徴とする、請求項６に記載の空港サービス用マルチメディア端末の表示方法。
8. 前記ユーザーの顔の表情を採取して認識することにより、前記リアルタイムの特徴情報を取得することを特徴とする、請求項６または７に記載の空港サービス用マルチメディア端末の表示方法。
9. 採取モジュールと、ポートモジュールと、スキン応用モジュールとを含む空港サービス用マルチメディア端末であって、
   前記採取モジュールは、ユーザー情報を採取するように構成され、
   前記ポートモジュールは、採取モジュールによって採取された前記ユーザー情報を周辺機器へ伝送し、スキンインタフェースを前記周辺機器から前記スキン応用モジュールへ伝送するように構成され、
   前記スキン応用モジュールは、前記採取モジュールによって採取された前記ユーザー情報のうち、ユーザーの特徴属性に基づいて、前記ユーザー情報を前記周辺機器におけるそれぞれのターゲットユーザーグループに分類し、且つ、前記ポートモジュールを介して、前記ユーザーに対応する前記ターゲットユーザーグループに相応する前記スキンインタフェースを前記周辺機器から呼び出し、前記スキンインタフェースを前記ユーザーの端末表示ページにロードするように構成されることを特徴とする、空港サービス用マルチメディア端末。
10. 前記各ターゲットユーザーグループのデータパケット及び／又は前記スキンインタフェースを記憶する記憶モジュールを含むことを特徴とする、請求項９に記載の空港サービス用マルチメディア端末。
11. 前記スキン応用モジュールは、
    前記採取モジュールによって採取された前記ユーザー情報のうち、前記ユーザーの特徴属性に基づいて、前記ユーザー情報を前記周辺機器における前記各ターゲットユーザーグループに分類し、且つ、前記ユーザーに対応する前記ターゲットユーザーグループに相応する前記スキンインタフェースを前記周辺機器から呼び出し、前記スキンインタフェースを前記ユーザーの端末表示ページにロードするように構成されるフロントエンド応用ユニットと、
    前記スキンインタフェースを記憶及び管理し、且つ、スキン構成ファイルにおけるパラメータの設定により、前記各スキンインタフェースの呼び出しルールを決定するように構成されるバックエンド構成管理ユニットと、を含むことを特徴とする、請求項９に記載の空港サービス用マルチメディア端末。
12. 前記バックエンド構成管理ユニットは、
    前記スキン構成ファイルにおけるパラメータの設定により、前記各スキンインタフェースの呼び出しルールを決定するように構成されるスキン構成モジュールと、
    前記スキンインタフェースを記憶し管理するように構成されるスキンリソースライブラリーとを含み、
    前記フロントエンド応用ユニットは、
    前記採取モジュールによって採取された前記ユーザー情報のうち、前記ユーザーの特徴属性に基づいて、前記ユーザー情報を前記周辺機器に記憶されているそれぞれのターゲットユーザーグループに分類し、且つ、前記ユーザー情報と前記呼び出しルールに基づいて、前記スキンインタフェースを呼び出すコマンドを生成して送信するように構成されるメインプログラムモジュールと、
    前記コマンドに従って、前記ユーザーに対応する前記ターゲットユーザーグループに相応する前記スキンインタフェースを呼び出すように構成されるスキンソフトウェア開発ツールモジュールと、を含むことを特徴とする、請求項１１に記載の空港サービス用マルチメディア端末。
13. 前記採取モジュールは、さらに前記ユーザーのリアルタイムの特徴情報を所定時間おきに１回取得して、フロントエンド応用ユニットへ送信するように構成され、前記フロントエンド応用ユニットは、取得した前記ユーザーのリアルタイムの特徴情報に従って、前記スキンインタフェースをロードするように構成されることを特徴とする、請求項９に記載の空港サービス用マルチメディア端末。
14. 前記フロントエンド応用ユニットは、前記リアルタイムの特徴情報と前記ユーザーの履歴情報とを合わせて、対応する前記スキンインタフェースを決定してロードするように構成されることを特徴とする、請求項１３に記載の空港サービス用マルチメディア端末。
15. 前記採取モジュールは、前記ユーザーの顔の表情を採取して認識することにより、前記リアルタイムの特徴情報を取得することを特徴とする、請求項１３または１４に記載の空港サービス用マルチメディア端末。