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JP2018531713A - 回転防止上部接続部を有する経上皮スリーブを備えた、歯科用インプラントおよび補綴部品のセット - Google Patents

回転防止上部接続部を有する経上皮スリーブを備えた、歯科用インプラントおよび補綴部品のセット Download PDF

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JP2018531713A JP2018521050A JP2018521050A JP2018531713A JP 2018531713 A JP2018531713 A JP 2018531713A JP 2018521050 A JP2018521050 A JP 2018521050A JP 2018521050 A JP2018521050 A JP 2018521050A JP 2018531713 A JP2018531713 A JP 2018531713A
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アルデコア、エデュアルド アニトゥア
アルデコア、エデュアルド アニトゥア
Original Assignee
バイオテクノロジー インスティチュート、アイ エムエーエス ディー、 エス.エル.
バイオテクノロジー インスティチュート、アイ エムエーエス ディー、 エス.エル.
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Abstract

歯科用インプラント(10)、経上皮スリーブ(20)、第1のスクリュー(30)、上部部品(40)および第2のスクリュー(50)を備える、歯科用インプラントおよび補綴部品のセット(1)。歯科用インプラント(10)の上端部と経上皮スリーブ(20)の下端部とは、第1の接続部(60)を介して結合可能であり、経上皮スリーブ(20)の上端と上部部品(40)の下端部とは、第2の接続部(70)を介して結合可能である。それぞれ経上皮スリーブと歯科用インプラント(10)および上部部品(40)との2つの回転防止接続部(60、70)の組み合わせにより、このセットは、単一の歯科用インプラント上の一体の補綴部品がねじれに対して抵抗性があり、歯科用インプラント(10)に対して補綴部品が回転することが防止される。

Description

本発明は、歯科用インプラントおよび補綴部品のセットに関するものである。特に、歯科用インプラントに固定されることが意図され、単一の歯科補綴物を支持する上部部品の固定のための回転防止上部接続部を有する経上皮スリーブを備えた、歯科用インプラントおよび補綴部品のセットに係るものである。
歯科用インプラントは、患者の上顎骨または下顎骨に挿入されるように構成された生体適合性および骨伝導性の部品であり、1つ以上の歯科用補綴物または人工歯のためのアンカーとして作用する。各インプラントによって支持される人工歯の数は、インプラントが配置される場所、インプラントの近くに健康な歯または他の歯科用補綴物があるかどうか、挿入される人工歯の数などの様々な要因に依存する。
例えば、1組の様々な人工歯を含む歯科補綴物を2つ以上の歯科インプラントに装着させることが一般に行われている。ユニタリーインプラントと呼ばれる単一の歯科用インプラントに、単一の人工歯を含む歯科用補綴物を装着させることも一般に行われている。他方、単一または複数のインプラントを患者の骨に挿入した直後に、単一または複数の歯科用補綴物を単一または複数のインプラントに装着することができる。これは即時装着として知られている。あるいは、インプラントの挿入後のある時間が経ってから、補綴物を接続することができる。これにより、例えばインプラントの骨接合や何らかの感染症を治療することが可能になる。
通常、歯科用補綴物をインプラントに固定するには中間部品が必要である。まず、インプラントの上端は、「経上皮スリーブ」または「経上皮柱」として一般的に知られている部分に接続される。これは、貫通孔を有するスリーブのような形状をしている。経上皮柱は、インプラントの頭部に連結または着座させられ、第1のスクリューによってインプラントに固定される。第1のスクリューは、経上皮柱の貫通孔を通って、インプラントの内側の止まり穴にねじ込まれて、経上皮柱をインプラントに保持する。次に、ピラーポストが経上皮柱上に配置され、ピラーポストを通って第1のスクリューの止まり穴にねじ込まれるスクリューによって経上皮柱に固定される。単一または複数の歯科用プロテーゼが、ピラーポスト上に形成され、セメントまたは他の接着物質を使用して固定される。
要するに、経上皮柱の目的は、歯肉を通ってインプラントの頭部を延長させ、追加の部品および歯科用プロテーゼを固定することができる歯肉上の接続部を提供することである。これにより、例えば人工歯を歯肉から遠ざけることができ、したがって人工歯が歯肉に埋まって歯肉を劣化させることを防ぐことができる。換言すれば、経上皮柱は、患者の口内の生物学的環境を配慮することに役立つ。経上皮柱の別の利点は、インプラントの頭部を「延長」することで、経上皮柱が、その後の人工歯の構築のためのインプリントの捕捉を容易にすることである。
従来の経上皮柱は、一般に、ピラーポストの下側の雄型終端部を接続するための上側の雌型開口部を有する。上側の雌型開口部は、一般に円筒形または円形である。円形断面により、経上皮柱に対するピラーポストの回転位置を変えることが容易になり、傾きを修正し、複数のプロテーゼに要求される方向調整ができるため、従来の経上皮柱に複数の歯科用補綴物を容易に設置することができる。
しかし、従来の単一のインプラントの設置では、単一の歯科用補綴物が歯科用インプラントに対して固定されたままであることを確実にするために、中間の経上皮支柱なしでピラーポストを歯科インプラントに直接接続することが一般的である。従って、単一インプラントの挿入では、経上皮柱を導入することによる上記の利点は得られない。
本発明は、単一の歯科用インプラント上への単一の歯科用補綴物の配置を容易にするための経上皮柱を提供することを目的とする。
本発明の目的は、歯科用インプラント、経上皮スリーブ、経上皮スリーブに固定されることを意図した上部部分(例えば、ピラーポスト)、第1のスクリューおよび第2のスクリュースクリューを備える、歯科用インプラントおよび補綴部品のセットである。歯科用インプラントの上端部と経上皮スリーブの下端部とは、第1の接続部を介して結合可能である。経上皮スリーブの上端部と上部部品の下端部とは、第2の接続部を介して結合可能である。第1のスクリューは、経上皮スリーブを通って歯科用インプラントの止まりねじ穴にねじ込まれ、経上皮スリーブを歯科用インプラントに対して固定するように構成されている。第2のスクリューは、上部部品を通って第1のスクリューの止まりねじ穴にねじ込まれ、第1のスクリューを経上皮スリーブに対して固定するように構成されている。本発明では、経上皮スリーブの上端部と上部部品の下端部との間の第2の接続部が、回転できないようになっている。
したがって、本発明によれば、人工修復物が歯肉上に現れるように頭部の延長または伸長させることに加えて、一体的な人工構造体がねじ込まれることを可能にし、患者の体内で歯が回転することを防ぐ非回転の経上皮柱を有することができる。
本発明の詳細は、本発明の範囲を限定する意図ではない添付の図面から理解できる。
本発明の例示的な実施形態による歯科用インプラントの上面斜視図。 図1の歯科用インプラントの断面正面図。 図1の歯科用インプラントの上面平面図。 本発明の例示的な実施形態による経上皮スリーブの上面斜視図 図4の経上皮スリーブの底面斜視図。 図4の経上皮スリーブの断面正面図。 図4の経上皮スリーブの上面平面図。 本発明の例示的な実施形態による第1のスクリューの上面斜視図。 図8の第1のスクリューの底面斜視図。 本発明の例示的な実施形態による上部部分の底面斜視図。 図10の上部部分の断面正面図。 図10の上部部分の底面平面図。 本発明の例示的な実施形態による第2のスクリューの上面斜視図。 これまでの図に示された歯科用インプラント、経上皮スリーブ、第1のスクリュー、上部部分および第2のスクリューのセットの断面斜視図 図14のセットの断面正面図。
本発明は、特に患者の上顎骨または下顎骨に単一の歯科用補綴物を固定するために示される、歯科用インプラントおよび補綴部品のセットに関するものである。歯科用インプラントおよび補綴部品のセットは、歯科用インプラント、経上皮スリーブ、経上皮スリーブに固定されることを意図された上部(例えば、ピラーポスト)、第1のスクリューおよび第2のスクリューを含む。本明細書に添付された図面には、このセットの一実施形態を示す。
図1〜図3に、本発明の一実施形態の図示された例として、歯科インプラント10の2つの図を示す。歯科用インプラント10は、頭部11、ねじ付き本体12、およびインプラントの上端で外方に開く止まりねじ穴13を備える。止まりねじ穴13は、歯科用インプラント10のねじ付き本体12と位置合わせされた内側ねじ領域14と、歯科用インプラントの頭部11に位置する雌型終端部15を備える。雌型終端部15は回転防止部を備える。回転防止部は、図に示すように、例えば、突出部16とすることができる。この実施形態では、突出部16は、等角度に配置された4つの突出体17を備えている。すなわち、90度毎の角度で配置されている。ねじ付き本体12は、患者の上顎骨または下顎骨に固定されることを意図されており、その後、歯科用インプラント10の骨接合が行われる。歯科インプラント10が配置されると、歯科インプラント10の頭部11は一般に歯肉に埋め込まれる。例えば以下に記載されているような補綴部品が、歯科インプラント10の雌型終端部10に結合される。
図4〜図7に、本発明の一実施形態の図示された例として、経上皮スリーブ20の3つの図を示す。図から解るように、経上皮スリーブ20は、貫通孔21を有し、その上端に雌型終端部22を、下端に雄型終端部23を備える。雌型終端部22は、図に示すように、例えば突出部24であってもよい回転防止部を備える。この実施形態では、この突出部24は、等角度に配置された4つの突出体25を備える。すなわち、90度毎の角度で配置されている。そして、雄型終端部23は、図に示すように、例えば突出部26であってよい回転防止部を備える。この実施形態では、この突出部26は、等角度に配置された4つの突出体27を備える。すなわち、90度毎の角度で配置されている。
図8および図9は、本発明の例示的な実施形態による、第1のスクリュー30の2つの斜視図を示す。以下でより詳細に分かるように、第1のスクリュー30の目的は、経上皮スリーブ20を歯科用インプラント10に固定し、後に説明する第2のねじを続いて固定することである。第1のスクリュー30は、六角形の頭部31と、頭部31に続くねじ山のない第1の胴部32と、第1の胴部から延びるねじ山のない径の小さい第2の胴部33、第2の胴部から延びるねじ山のない径のより小さい第3の胴部34を備える。ねじ部分35が、第3の胴部34から延び、第2の胴部33の直径と同じか又は小さい外径を有する。また、第1のスクリュー30は、頭部31の領域に、第1のスクリュー30の内部に向かって延びるねじ付きの止まり穴36を有する。
図10〜図12は、本発明の例示的な実施形態による上部部分40の3つの図を示す。この場合、上部部分は、人工歯(図示せず)の基礎になるピラーポストである。上部部分40またはピラーポストは、広い意味で円筒形の細長い本体41を備え、本体41から円錐部分42が延在し、円錐部分42の端面43の直径は本体41よりも大きい直径を有する。雄型の突出部または終端部44が、この端面43から突出しており、経上皮スリーブ20の雌型終端部22の回転防止部分(図4)に雄雌接続として結合するように構成された回転防止部分を含む。この回転防止部分は、例えば、図に示すように、突出部45であってもよい。この実施形態では、この突出部45は、等角度に、すなわち90度毎に配置された4つの突出体46を備えている。貫通孔47が、細長い本体41内を内端部から上端部まで延在している。貫通孔47には縮径部48が設けられている。着座面49が、縮径部48の上方に配置される。
図13は、本発明の例示的な実施形態による第2のスクリュー50の斜視図を示す。第2のスクリュー50は、頭部51及びねじ付き本体52を備える。頭部51は、手動または電動のトルク付与工具との接続のために、六角形断面などの非円形の回転防止空洞部53を有する。第2のスクリュー50は、以下に詳細に示すように、上部部分40に挿入されて第1のスクリュー30に固定されるようになっている。
図14および図15は、これまでの説明での図面に示した歯科用インプラント10、経上皮スリーブ20、第1のスクリュー30、上部部分40、および第2のスクリュー50から構成される組の斜視図および正面図のそれぞれの2つの断面図を示す。
図示されているように、経上皮スリーブ20は歯科用インプラント10に固定される。この固定は、歯科用インプラント10の上端の雌型終端部15と経上皮スリーブ20の下端の雄型終端部23とを結合して、次にこの2つの部材の間に第1のスクリュー30を固定することにより行われる。より具体的には、第1のスクリュー30は、経上皮スリーブ20の貫通孔21を通って延び、第1のスクリュー30のねじ部分35が、歯科用インプラント10の止まりねじ孔13にねじ込まれる。第1のスクリュー30を十分に締め付けることによって、第1のスクリュー30の第1の胴部32は、経上皮スリーブ20の内面28に対して据えられる。これは、径方向要素を有し、この実施形態では円錐形である。第1のスクリュー30の締め付けによって作られる圧力は、歯科用インプラント10と経上皮スリーブ20とを互いにしっかりと固定された状態に保つ。歯科用インプラント10と経上皮スリーブ20との結合は、回転することができないようになっている。この特定の場合、歯科用インプラント10の上端の雌型終端部15の突出部16と経上皮スリーブ20の下端の雄型終端23の突出部26との回転防止結合を介して、回転ができないようになっている。したがって、経上皮スリーブ20は、歯科インプラント10に対して回転できないようになっている。
次に、上部部分40の下端の雄型終端部44と経上皮スリーブ20の上端の雌型終端部22との連結を介して、上部部分40が経上皮スリーブ20に固定され、次にこれらの2つの間に第2のスクリュー50を固定する。より具体的には、第2のスクリュー50は、上部部分40の貫通孔47を貫通し、第2のスクリュー50のねじ山付き本体52は、第1のスクリュー30のねじ穴30にねじ込まれる。第2のスクリュー50を十分に締め付けることにより、第2のスクリュー50の頭部51が着座し、上部部分40の貫通孔47の着座面49を押圧する。第2のスクリュー50を締め付けることにより生じる圧力により、上部部分40が経上皮スリーブ20にしっかりと固定された状態が維持される。上部部分40の下端の雄型終端部44の突出部45と経上皮スリーブ20の上端の雌型終端部22の突出部24との回転防止結合を介する具体例においては、上部部分40の経上皮スリーブ20への結合は、回転できないようになっている。したがって、上部部分40は、経上皮スリーブに対して回転することができない。
このように、本発明によるセットは、上部部分4に固定された方法で組み立てられた補綴部品が歯科用インプラント10に対して回転しないため、一体型歯科用プロテーゼの位置決めには理想的である。これは、上部部分40と経上皮スリーブ20との間、および経上皮スリーブ20と歯科用インプラント10との間の非回転接続のおかげである。本発明は、歯科用補綴物が単一のアンカー(単一の歯科用インプラント)を介して骨に固定されていても、歯科用補綴部品は固定されたままで回転しないことを保証する。
好ましくは、第1の接続部60の回転防止機構と第2の接続部70の回転防止機構は類似の形状を有し、歯科用インプラント10の長手方向中心軸線の方向に整列される。同様の形状によって、接続部は、同じ数の外向きおよび内向き部分と、外向きおよび内向き部分の実質的に同一の形状を有する断面を有することが理解される(例えば、同じ数の凸状の外向き突出体および凹状の内側部分)。
例えば、この実施形態では、前述のように、第1の接続部60は、歯科用インプラント10の雌型終端部15と上皮スリーブ20の雄型終端部23との間の回転防止結合を含む。他方、第2の接続部70は、経上皮スリーブ20の雌型終端部22と上部部分40の雄型終端部44との間の回転防止結合を含む。歯科用インプラント10の雌型終端部15は、等角度配置された突出体17(この場合は90度毎の4つの突出体17)を有する突出部16を有し、経上皮スリーブ20の雄型終端部23は、等角度配置された突出体27(この場合は90度毎の4つの突出体27)を有する突出部26を有する。次に、経上皮スリーブ20の雌型終端部22は、等角度配置された突出体25(この場合は90度毎の4つの突出体25)を有する突出部24を有し、上部部分40の雄型終端部44は、等角度配置された突出体46(この場合は90度毎の4つの突出体46)を有する突出部45を有する。図7に示すように、経上皮スリーブ20の雌型終端部22および雄型終端部23の突出部分24,26は、経上皮スリーブ20の長手方向軸線29の方向に位置合わせされており、第1の接続部60と第2の接続部70の位置合わせを可能にしている。換言すれば、両方の突出部24,26の突出体25,27、および突出体25,27間の凹部は、同じ角度方向に向けられている。
本発明によって提供される整列は、患者の口腔内に歯科インプラント10およびの他の部品を位置付けるプロセスにおいて特に有利である。歯科用インプラント10の位置付けを開始すると、外科医は、歯科用インプラント10の回転防止部分の幾何学的形状の向きを観察することによって上部部品40の最終的な向きを知ることができる。換言すれば、外科医は、突出部16の幾何学的形状の向きは、経上皮スリーブ20の上部突出部24の向き、したがってプロセスの終わりに配置される上部40の向きに関する基準とする。結果として、外科医は、歯科用インプラント10を調整して、上部部品40の最適な配置を可能にする最も適切な向きに突出部16を配置することができる。インプラントが骨接合されると、残りの部分、すなわち、経上皮スリーブ20、第1のネジ30、上部部分40および第2のネジ50が位置付けられ、上部部分40を完全な角度に向けさせることを確実にする。

Claims (9)

  1. 歯科用インプラントおよび補綴部品のセット(1)であって、
    歯科用インプラント(10)、
    経上皮スリーブ(20)、
    第1のスクリュー(30)、
    上部部品(40)および
    第2のスクリュー(50)を備え、
    前記歯科用インプラント(10)の上端部と前記経上皮スリーブ(20)の下端部とは、第1の接続部(60)を介して結合可能であり、
    前記経上皮スリーブ(20)の上端部と前記上部部品(40)の下端部とは、第2の接続部(70)を介して結合可能であり、
    前記第1のスクリュー(30)は、前記経上皮スリーブ(20)を通って前記歯科用インプラント(10)の止まりねじ穴(13)にねじ込まれ、前記経上皮スリーブ(20)を前記歯科用インプラント(10)に対して固定するように構成されており、
    前記第2のスクリュー(50)は、前記上部部品(40)を通って前記第1のスクリュー(30)の止まりねじ穴(36)にねじ込まれ、前記第1のスクリュー(30)を前記経上皮スリーブ(20)に対して固定するように構成されており、
    前記セットは、
    前記経上皮スリーブ(20)の下端部と前記歯科用インプラント(10)の上端部との間の前記第1の接続部(60)が、回転不能になっており、
    前記経上皮スリーブ(20)の上端部と前記上部部品(40)の下端部との間の前記第2の接続部(70)が、回転不能になっている、歯科用インプラントおよび補綴部品のセット(1)。
  2. 前記第1の接続部(60)の回転防止構造および前記第2の接続部(70)の回転防止構造が類似の形状を有し、前記歯科用インプラント(10)の長手方向中心軸線の方向に整列されていることを特徴とする請求項1に記載された歯科用インプラントおよび補綴部品のセット(1)。
  3. 前記第2の接続部(70)が、前記経上皮スリーブ(20)の雌型終端部(22)と前記上部部分(40)の雄型終端部(44)との間の回転防止結合部を有することを特徴とする請求項1に記載された歯科用インプラントおよび補綴部品のセット(1)。
  4. 前記経上皮スリーブ(20)の前記雌型終端部(22)は、等角度かつ等距離に配置された突出体(25)を有する突出部(24)を有し、前記上部部分(40)の前記雄型終端部(44)は、等角度かつ等距離に配置された突出体(46)を有する突出部(45)を有し、前記経上皮スリーブ(20)の前記雌型終端部(22)の前記突出部(24)と前記上部部分(40)の前記雄型終端部(44)の前記突出部(45)とが、回転防止結合できるようになっていることを特徴とする請求項3に記載された歯科用インプラントおよび補綴部品のセット(1)。
  5. 各突出部(24、45)が4つの突出体(25、46)を有することを特徴とする請求項4に記載された歯科用インプラントおよび補綴部品のセット(1)。
  6. 前記第1の接続部(60)は、前記歯科用インプラント(10)の雌型終端部(15)と前記経上皮スリーブ(20)の雄型終端部(23)との間の回転防止結合部を有することを特徴とする請求項1に記載された歯科用インプラントおよび補綴部品のセット(1)。
  7. 前記第2の接続部(70)は、前記経上皮スリーブ(20)の雌型終端部(22)と前記上部部分(40)の雄型終端部(44)との間の回転防止結合部を有することを特徴とする請求項6に記載された歯科用インプラントおよび補綴部品のセット(1)。
  8. 前記歯科用インプラント(10)の前記雌型終端部(15)は、等角度かつ等距離に配置された突出体(17)を有する突出部(16)を有し、前記経上皮スリーブ(20)の前記雄型終端部(23)は、等角度かつ等距離に配置された突出体(27)を有する突出部(26)を有し、前記歯科用インプラント(10)の雌型終端部(15)の前記突出部(16)と前記経上皮スリーブ(20)の前記雄型終端部(23)の前記突出部(26)とが、回転防止結合できるようになっており、
    前記経上皮スリーブ(20)の前記雌雄型終端部(22)は、等角度かつ等距離に配置された突出体(25)を有する突出部(24)を有し、前記上部部分(40)の前記雄型終端部(44)は、等角度かつ等距離に配置された突出体(46)を有する突出部(45)を有し、前記経上皮スリーブ(20)の前記雌型終端部(15)の前記突出部(16)と前記上部部分(40)の前記雄型終端部(23)の前記突出部(26)とが、回転防止結合できるようになっていることを特徴とする請求項7に記載された歯科用インプラントおよび補綴部品のセット(1)。
  9. 各突出部(16、24、26、45)が4つの突出体(17、25、27、46)を有することを特徴とする請求項8に記載された歯科用インプラントおよび補綴部品のセット(1)。
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