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JP2018180589A - 作業能力評価システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者の作業能力を多段階に評価する場合に、適切な評価が可能な作業能力評価システムを提供する。【解決手段】作業能力評価システム10は、作業者による作業時間を取得する作業時間取得部12と、作業者の作業能力を多段階に評価するための段階別基準を記憶する段階別基準記憶部15と、作業時間と段階別基準とに基づいて作業者の作業能力の段階評価を行う評価部16と、複数個の作業時間の情報、段階別基準、及び、所定の適否判定基準に基づいて、段階別基準の適否を判定する適否判定部17とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、作業能力評価システムに関するものである。
特許文献1には、各作業者による製品毎の作業の熟練度を表すスキルマップを用い、生産計画において余裕がない場合には高い作業能力の作業者を優先し、生産計画に余裕がある場合には低い作業能力の作業者を優先して、作業者を割り当てることが記載されている。さらに、スキルマップは、各作業者の最小作業時間を用いて作成されている。特許文献2には、作業者による作業時間と作業者の経験年数との関係を示す関数を用いて、標準作業時間を修正することが記載されている。これにより、実際の作業者の作業能力に応じた標準作業時間が策定される。
特開2005−276003号公報 特開2012−128736号公報
ところで、作業者の作業能力の評価手法として、多段階で評価することが知られている。一般に、段階別基準は、評価者によって設定されるため、評価者の主観が含まれている。そして、段階別基準が適切であるか否かの検証がなされることはない。特許文献1に記載の技術においては、作業者の最小作業時間を用いて作業者のスキルマップが作成されている。この場合、スキルマップの作成に際して、上記問題が生じる。
また、特許文献2に記載のように、作業者の経験年数を用いる考え方があるが、経験年数だけでは十分ではない。作業者によって作業能力の向上する速度が異なるため、短時間で高い作業能力を取得する作業者もいれば、長時間かけて高い作業能力を取得する作業者もいる。
本発明は、作業者の作業能力を多段階に評価する場合に、適切な評価が可能な作業能力評価システムを提供することを目的とする。
本発明に係る作業能力評価システムは、作業者による作業時間を取得する作業時間取得部と、前記作業者の作業能力を多段階に評価するための段階別基準を記憶する段階別基準記憶部と、前記作業時間と前記段階別基準とに基づいて、前記作業者の作業能力の段階評価を行う評価部と、複数個の前記作業時間の情報、前記段階別基準、及び、所定の適否判定基準に基づいて、前記段階別基準の適否を判定する適否判定部とを備える。
適否判定部が、複数個の作業時間の情報、段階別基準及び所定の適否判定基準に基づいて、段階別基準の適否を判定する。つまり、段階別基準が蓄積された複数個の計測時間の情報を用いて検証されることで、評価者又は作業者は、段階別基準が適切であるか否かを評価できる。仮に、段階別基準が不適である場合には、適切な基準に修正することにより、作業者の作業能力の段階を適切に評価することができる。
作業能力評価システム10の適用対象の概要である。 第一実施形態の作業能力評価システム10の構成を示す機能ブロック図である。 工程計画を示す図である。 能力データベース13を示す図である。 標準作業時間、時間係数、段階別基準の基準時間を示す図である。 段階を昇格させる場合の段階別基準の基準達成率を示す図である。 段階を降格させる場合の段階別基準の基準達成率を示す図である。 評価部16による段階評価の第一例を示し、複数の作業時間をプロットした図である。 評価部16による段階評価の第二例を示し、複数の作業時間をプロットした図である。 適否判定部17による第一上側適否判定に関し、日別作業回数を示す図である。 適否判定部17による第一上側適否判定基準を示す図である。 適否判定部17による第一上側適否判定結果を示す図である。 適否判定部17による第一下側適否判定に関し、日別作業回数を示す図である。 適否判定部17による第一下側適否判定基準を示す図である。 適否判定部17による第一下側適否判定結果を示す図である。 適否判定部17による第二上側適否判定に関し、日別作業回数を示す図である。 適否判定部17による第二上側適否判定基準を示す図である。 適否判定部17による第二上側適否判定結果を示す図である。 適否判定部17による第二下側適否判定に関し、日別作業回数を示す図である。 適否判定部17による第二下側適否判定基準を示す図である。 適否判定部17による第二下側適否判定結果を示す図である。 第二実施形態の作業能力評価システム100の構成を示す機能ブロック図である。 修正部18によって修正された標準作業時間、時間係数、段階別基準の基準時間を示す図である。
(1.第一実施形態)
(1−1.作業能力評価システム10の構成)
作業能力評価システム10について、図1−図4を参照して説明する。作業能力評価システム10は、複数の処理機械MC1−MC3を備える設備を対象とし、複数の処理機械MC1−MC3に対する複数の作業者A−Cの作業能力を評価する。
複数の処理機械MC1−MC3は、例えば、種々の対象物の生産を行う生産機械、対象物の搬送を行う物流機械などである。生産機械としての処理機械MC1−MC3は、例えば、マシニングセンタ、旋盤、研削盤などの工作機械であり、ライン状に配列されている。
複数の処理機械MC1−MC3には、エリアセンサ21が設けられている。エリアセンサ21は、作業者A−Cが対応する処理機械MC1−MC3の近傍(作業エリア21a内(図1に示す))に位置しているか否かを検出する。作業エリア21aは、作業者A−Cが当該処理機械MC1−MC3に関する作業を行うために設定されたエリアである。エリアセンサ21は、作業者A−Cが携帯する携帯デバイス22に搭載されている通信機器のID情報を取得する。つまり、エリアセンサ21は、携帯デバイス22の位置を検出することにより、対応する作業エリア21a内に当該通信機器が存在しているか否かを検出する。このようにして、エリアセンサ21は、携帯デバイス22を携帯している作業者A−Cが作業エリア21a内に位置しているか否かを検出する。
作業能力評価システム10は、図2に示すように、工程計画記憶部11、作業時間取得部12、能力データベース13、標準作業時間記憶部14、段階別基準記憶部15、評価部16、及び、適否判定部17を備える。
工程計画記憶部11は、図3に示すように、複数の処理機械MC1−MC3による処理と複数の処理機械MC1−MC3に対する作業者A−Cによる作業とに関する実行順序が規定された工程計画を記憶する例えば、工程計画記憶部11は、1日分の工程計画を記憶する。
図3において、白抜き枠が、作業者A−Cによる作業であり、ハッチング枠が、処理機械MC1−MC3による処理である。図3には、処理機械MC1−MC3による処理の前に、作業者A−Cによる段取り作業を行う場合が例示されている。例えば、部品aは、処理機械MC1、MC2、MC3の順で、加工を必要とし、処理機械MC1−MC3のそれぞれの前段階に作業者A−Cによる段取り作業が行われる。
ここで、工程計画は、例えば、対象物の生産計画に基づいて、管理者によって予め決定される。さらに、工程計画において、作業者による作業は、上述した標準作業時間に基づき設定されている。つまり、各作業が標準作業時間で行われた場合に、工程計画どおりに実行されることとなる。
作業時間取得部12は、エリアセンサ21による検出情報に基づいて計測された作業者A−Cによる作業時間を取得する。例えば、作業時間取得部12は、エリアセンサ21により携帯デバイス22の進入を検出した時刻から、エリアセンサ21により携帯デバイス22の退出を検出した時刻までを、作業時間とする。なお、作業時間の計測方法は、上記に限られず、エリアセンサ21以外の情報を用いて行うこともできる。
能力データベース(DB)13は、図4に示すように、複数の作業者A−C及び複数の作業種別に関して、作業者A−C毎に作業種別毎(工程毎)の作業能力の高さを示す指標値Lv(上段)と、作業時間(下段)とを記憶する。ここで、作業種別は、生産対象の部品a−d、且つ、使用する処理機械MC1−MC3により、分類されている。例えば、部品aの場合は、3つの処理機械MC1−MC3を使用するため、処理機械MC1−MC3のそれぞれが、各作業種別(各工程)として分類されている。例えば、工程1は、部品aについて、処理機械MC1を使用する作業種別である。
作業時間とは、対象の作業種別の作業1回に要した時間である。作業時間は、作業時間取得部12により取得された作業時間である。そして、能力データベース13においては、作業者A−Cにおいて、過去に取得された作業時間についても記憶している。
作業能力の高さを示す指標値Lvは、後述する評価部16による段階評価に基づいて決定される。ただし、初期設定時には、評価者(管理者)が、設定する。ここで、指標値Lvは、0〜4の5段階を例示する。指標値Lv.0は、未経験者又はそれに近い者の作業能力に相当する。指標値Lv.4は、熟練者の作業能力に相当する。そして、指標値Lv.1〜Lv.3は、Lv.4に近いほど、作業能力が高いことを示す。
標準作業時間記憶部14は、各作業種別の作業について設定されている標準作業時間を記憶する。標準作業時間は、例えば、作業能力を示す指標値Lv.3〜Lv.4相当の作業者による平均的な単位作業時間としている。例えば、単位作業時間が標準作業時間以下になれば、当該作業者の作業能力を示す指標値Lvは、Lv.4とする。標準作業時間は、初期設定時に、評価者(管理者)によって設定される。
段階別基準記憶部15は、作業者A−Cの作業能力を多段階(Lv.0−Lv.4)に評価するための段階別基準を記憶する。段階別基準とは、各段階の作業者A−Cが1つ上位の段階に昇格する場合の基準、及び、各段階の作業者A−Cが1つ下位の段階に降格する場合の基準である。
評価部16は、作業時間と段階別基準とに基づいて、作業者A−Cの作業能力の段階評価を行う。つまり、評価部16は、各作業者A−C毎に且つ作業種別毎に、作業能力の現在の段階が適切であるか、上位段階に昇格させるべきか、それとも、下位段階に降格させるべきかを評価する。評価部16は、作業種別毎に、評価期間又は評価回数を設定している。例えば、評価期間としては、日数、月数などで設定される。そして、評価部16は、前回の段階評価を行ったときから評価期間又は評価回数に到達した場合に、当該作業種別に関する段階評価を行う。
適否判定部17は、複数個の作業時間の情報、段階別基準、及び、所定の適否判定基準に基づいて、段階別基準の適否を判定する。つまり、適否判定部17は、能力データベース13に蓄積された多数の作業時間、及び、所定の適否判定基準を用いて、現在又は上位の段階別基準の適否を判定する。ここで、適否判定部17は、現在又は上位の段階別基準の適否を判定することにより、結果として、標準作業時間の適否について判定することになる。本実施形態においては、適否判定部17は、現在又は上位の段階別基準の適否及び標準作業時間の適否を判定し、不適である場合には、評価者又は作業者A−Cに対してアラートを行う。
(1−2.標準作業時間及び段階別基準)
標準作業時間及び段階別基準について、図5−図7を参照して説明する。標準作業時間は、図5の上欄に示すように、例えば、工程1、工程2、工程3の標準作業時間は、それぞれ、20分、40分、200分と設定されている。この標準作業時間は、Lv.3〜Lv.4の作業者A−Cの作業時間を考慮した上で、評価者(管理者)によって予め設定されている。
段階別基準は、図5の下欄に示す基準時間、及び、図6及び図7に示す基準達成率を要素としている。段階別基準の基準時間は、各段階の作業者A−Cの作業時間と比較する指標である。段階別基準の基準達成率は、作業者A−Cが行った複数の作業回数の中で、段階別基準の基準時間以下である回数の割合と比較するための指標である。
段階別基準の基準時間は、段階毎に異なる時間に設定されている。段階別基準の基準時間は、図5の上欄に示す標準作業時間と図5の中欄に示す時間係数を用いて設定されている。つまり、段階別基準の基準時間は、標準作業時間に時間係数を乗じた時間とされている。例えば、工程1の段階Lv.3についての段階別基準の基準時間は、標準作業時間20分に時間係数1.21を乗じた24.2分とされている。
段階別基準の基準達成率は、段階毎に異なる値に設定されている。さらに、一部の段階別基準の基準達成率は、図6に示す段階を昇格させる場合と、図7に示す段階を降格させる場合とで異なる値に設定されている。段階昇格時には、上位段階の基準時間と、当該上位段階の基準達成率とが用いられる。一方、段階降格時には、現在段階の基準時間と当該現在段階の基準達成率とが用いられる。
詳細には、段階Lv.0〜Lv.3について、図7に示す段階を降格させる場合における基準達成率は、図6に示す段階を昇格させる場合における基準達成率より小さな値に設定されている。これは、一旦、段階が昇格した場合に、すぐに段階が降格することを抑制している。つまり、作業能力の段階の変動を抑制している。なお、段階Lv.4については、図7に示す段階を降格させる場合における基準達成率と、図6に示す段階を昇格させる場合における基準達成率とは、同一値に設定されている。段階Lv.4は最高段階であるため、降格についても厳しく評価するために、両者の基準達成率を同一値としている。ただし、段階Lv.4についても、図7に示す段階を降格させる場合における基準達成率を、図6に示す段階を昇格させる場合における基準達成率より小さな値に設定してもよい。
(1−3.評価部16による段階評価)
評価部16による段階評価について、図8及び図9を参照して説明する。評価部16は、作業者A−C毎に且つ作業種別毎に、作業能力の段階評価を行っている。ここで、図8及び図9は、作業者Aの工程1についての作業時間をプロットした図である。白丸は、作業時間が作業者Aの上位段階の段階別基準の基準時間以下であったケースを示し、黒丸は、作業時間が当該基準時間より長かったケースを示す。
図8は、評価期間を3日間とした場合を例示しており、前回の段階評価を行ったときから今回の段階評価を行うときまでの間隔が評価期間である3日間となる。つまり、評価期間である3日間において、作業者Aによる工程1の作業時間が上位段階の段階別基準の基準時間以下である回数は、5回となり、当該作業時間が当該基準時間を超えている回数は、3回となる。また、評価期間である3日間において、作業者Aによる工程1の作業時間が現在段階の段階別基準の基準時間以下である回数は、6回となり、当該作業時間が当該基準時間を超えている回数は、2回となる。
作業者Aの工程1における現在の段階がLv.1であるとすると、上位段階Lv.2の段階別基準の基準達成率は、図7に示すように、70%である。上記の例においては、8回中5回が上位段階の基準時間以下を達成しているため、達成率は、62.5%となる。そうすると、作業者Aは、今回の段階評価においては、上位段階の基準達成率を達成していないため、上位段階に昇格しない。仮に、上位段階の基準達成率を達成していた場合には、作業者Aの工程1に関する段階は、上位段階へ昇格する。そして、能力データベース13の情報を更新する。
作業者Aの工程1における現在の段階がLv.1であるとすると、現在段階Lv.1の段階別基準の基準達成率は、図7に示すように、55%である。上記の例においては、8回中6回が現在段階の基準時間以下を達成しているため、達成率は、75%となる。そうすると、作業者Aは、今回の段階評価においては、現在段階の基準達成率を達成しているため、下位段階に降格しない。仮に、現在段階の基準達成率を達成していなかった場合には、作業者Aの工程1に関する段階は、下位段階へ降格する。そして、能力データベース13の情報を更新する。
図8では、前回の段階評価を行ったときから今回の段階評価を行うときまでの間隔を評価期間としての日数で設定した例を示したが、図9に示すように、当該間隔を評価回数としての作業回数で設定するようにしてもよい。図9においては、前回の段階評価から作業回数が10回に達した場合に、今回の段階評価が行われる。
(1−4.適否判定部17による処理)
適否判定部17による詳細な処理について、図10−図21を参照して説明する。適否判定部17は、上述したように、能力データベース13に蓄積された多数の作業時間、及び、所定の適否判定基準を用いて、現在又は上位の段階別基準の適否を判定する。
適否判定部17は、まずは、所定の適否判定基準に基づいて、現在段階における段階別基準の適否を判定する。現在段階における段階別基準の適否の判定は、主に、初期において設定された段階別基準の適否の判定に用いられる。より詳細には、適否判定部17は、第一上側適否判定基準を満たすか否かを判定することにより、現在段階における段階別基準が適正値よりも高いか否かを判定する。さらに、適否判定部17は、第一下側適否判定基準を満たすか否かを判定することにより、現在段階における段階別基準が適正値よりも低いか否かを判定する。
図10−図12を参照して、適否判定部17による第一上側適否判定基準を用いた適否判定について説明する。適否判定部17は、今回の段階評価を行うときから遡って数日間における計測時間の情報を用いる。図10に示すように、取得した計測時間は、作業種別毎(工程毎)に、日別作業回数として集計されている。つまり、同一の作業種別についての作業時間が集計されている。ここで、同一の作業者Aに特定されるのではなく、全ての対象の作業者A−Cの作業時間が集計対象となり、さらには、同一の作業能力の段階に特定されるのではなく、全ての段階の作業者A−Cの作業時間が集計対象となる。
例えば、4月1日から4月4日までにおいて、工程1の作業回数が、それぞれ、16回、30回、5回、23回であるとする。このとき、各作業者A−Cの作業時間が、各作業者A−Cの現在段階における段階別基準の基準時間以下である回数(図10において基準達成回数と称する)が、順に、4回、0回、0回、0回である。
適否判定部17による第一上側適否判定基準において、図11に示すように、工程1について、適否判定のための最小作業回数は、50回であるとし、第一下限値、すなわち現在段階の段階別基準の基準時間以下の割合は、2%であるとする。つまり、第一上側適否判定基準は、複数の作業者A−Cによる作業回数の中で、複数の作業者A−Cの作業時間が各作業者A−Cの現在段階における段階別基準の基準時間以下である回数の割合が第一下限値以下であることである。
そして、図10に示す場合において、今回の段階評価より前に集計できた対象期間として、対象期間aと対象期間bとを対象とする。図12に示すように、対象期間aにおいては、作業回数は58回、現在段階の段階別基準達成回数は0回、達成率は0%となる。一方、対象期間bにおいては、作業回数は51回、現在段階の段階別基準達成回数は2回、達成率は4%となる。
対象期間a,bのいずれも、作業回数は、第一上側適否判定基準としての最小作業回数50回以上であるため、適否判定の対象となる。そして、対象期間aにおける達成率は0%である。つまり、当該達成率は、第一上側適否判定基準としての第一下限値以下となり、第一上側適否判定基準が満たされる。従って、適否判定部17は、対象期間aの情報に基づいて、工程1の現在段階の段階別基準は不適であると判定する。詳細には、適否判定部17は、工程1の現在段階の段階別基準が適正値よりも高いことを判定する。そして、適否判定部17は、当該段階別基準をアラートの対象であることを、評価者又は作業者A−Cに伝達する。
ここで、段階別基準は、図5に示すように、標準作業時間及び時間係数に基づいて決定されている。つまり、段階別基準が不適であるということは、標準作業時間又は時間係数が不適であることを意味している。
そして、初期設定において、標準作業時間、時間係数、及び、段階別基準が、評価者(管理者)によって設定される。そのため、初期設定された標準作業時間、時間係数、及び、段階別基準が、適正値に設定されるとは限らない。そこで、上記のように、適否判定部17が適否判定を行うことで、初期設定された標準作業時間、時間係数、及び、段階別基準が、適正値であるか否かが判定される。そして、評価者(管理者)が、アラートの内容を確認して、標準作業時間、時間係数、及び、段階別基準の少なくとも何れか一つを修正する。
次に、図13−図15を参照して、適否判定部17による第一下側適否判定基準を用いた適否判定について説明する。適否判定部17は、今回の段階評価を行うときから遡って数日間における計測時間の情報を用いる。図13に示すように、取得した計測時間は、図10と同様に、作業種別毎(工程毎)に、日別作業回数として集計されている。
例えば、4月15日から4月18日までにおいて、工程3の作業回数が、それぞれ、3回、5回、3回、5回であるとする。このとき、各作業者A−Cの作業時間が、各作業者A−Cの現在段階における段階別基準の基準時間以下である回数(図13において基準達成回数と称する)が、順に、2回、4回、3回、2回である。
適否判定部17による第一下側適否判定基準において、図14に示すように、工程3について、適否判定のための最小作業回数は、10回であるとし、第一上限値、すなわち現在段階の段階別基準の基準時間以上の割合は、80%であるとする。つまり、第一下側適否判定基準は、複数の作業者A−Cによる作業回数の中で、複数の作業者A−Cの作業時間が各作業者A−Cの現在段階における段階別基準の基準時間以上である回数の割合が第一上限値以上であることである。
そして、図13に示す場合において、今回の段階評価より前に集計できた対象期間として、対象期間aと対象期間bとを対象とする。図15に示すように、対象期間cにおいては、作業回数は13回、現在段階の段階別基準達成回数は9回、達成率は70%となる。一方、対象期間dにおいては、作業回数は11回、現在段階の段階別基準達成回数は9回、達成率は82%となる。
対象期間c,dのいずれも、作業回数は、第一下側適否判定基準としての最小作業回数10回以上であるため、適否判定の対象となる。そして、対象期間dにおける達成率は82%である。つまり、当該達成率は、第一下側適否判定基準としての第一上限値以上となり、第一下側適否判定基準が満たされる。従って、適否判定部17は、対象期間dの情報に基づいて、工程3の現在段階の段階別基準は不適であると判定する。詳細には、適否判定部17は、工程3の現在段階の段階別基準が適正値よりも低いことを判定する。そして、適否判定部17は、当該段階別基準をアラートの対象であることを、評価者又は作業者A−Cに伝達する。この場合も、段階別基準が不適であるということは、標準作業時間又は時間係数が不適であることを意味している。そして、評価者(管理者)が、アラートの内容を確認して、標準作業時間、時間係数、及び、段階別基準の少なくとも何れか一つを修正する。
適否判定部17は、上記のように、現在段階における段階別基準の適否を判定した。適否判定部17は、さらに、所定の適否判定基準に基づいて、上位段階における段階別基準の適否を判定する。上位段階における段階別基準の適否の判定は、初期において設定された段階別基準の適否の判定、及び、修正後の段階別基準の適否の判定に用いられる。より詳細には、適否判定部17は、第二上側適否判定基準を満たすか否かを判定することにより、上位段階における段階別基準が適正値よりも高いか否かを判定する。さらに、適否判定部17は、第二下側適否判定基準を満たすか否かを判定することにより、上位段階における段階別基準が適正値よりも低いか否かを判定する。
図16−図18を参照して、適否判定部17による第二上側適否判定基準を用いた適否判定について説明する。適否判定部17は、今回の段階評価を行うときから遡って数日間における計測時間の情報を用いる。図16に示すように、取得した計測時間は、図10と同様に、作業種別毎(工程毎)に、日別作業回数として集計されている。
例えば、5月1日から5月4日までにおいて、工程4の作業回数が、それぞれ、22回、20回、8回、27回であるとする。このとき、各作業者A−Cの作業時間が、各作業者A−Cの現在段階における段階別基準の基準時間以下である回数(図16において基準達成回数と称する)が、順に、4回、0回、0回、1回である。
適否判定部17による第二上側適否判定基準において、図17に示すように、工程4について、適否判定のための最小作業回数は、50回であるとし、第二下限値、すなわち上位段階の段階別基準の基準時間以下の割合は、4%であるとする。つまり、第二上側適否判定基準は、複数の作業者A−Cによる作業回数の中で、複数の作業者A−Cの作業時間が各作業者A−Cの現在段階における段階別基準の基準時間以下である回数の割合が第二下限値以下であることである。
そして、図16に示す場合において、今回の段階評価より前に集計できた対象期間として、対象期間eと対象期間fとを対象とする。図18に示すように、対象期間eにおいては、作業回数は55回、現在段階の段階別基準達成回数は1回、達成率は1.8%となる。一方、対象期間fにおいては、作業回数は50回、現在段階の段階別基準達成回数は4回、達成率は8%となる。
対象期間e,fのいずれも、作業回数は、第二上側適否判定基準としての最小作業回数50回以上であるため、適否判定の対象となる。そして、対象期間eにおける達成率は1.8%である。つまり、当該達成率は、第二上側適否判定基準としての第二下限値以下となり、第二上側適否判定基準が満たされる。従って、適否判定部17は、対象期間eの情報に基づいて、工程3の上位段階の段階別基準は不適であると判定する。詳細には、適否判定部17は、工程1の上位段階の段階別基準が適正値よりも高いことを判定する。そして、適否判定部17は、当該段階別基準をアラートの対象であることを、評価者又は作業者A−Cに伝達する。
ここで、段階別基準は、図5に示すように、標準作業時間及び時間係数に基づいて決定されている。つまり、段階別基準が不適であるということは、標準作業時間又は時間係数が不適であることを意味している。
そして、初期設定において、標準作業時間、時間係数、及び、段階別基準が、評価者(管理者)によって設定される。そのため、初期設定された標準作業時間、時間係数、及び、段階別基準が、適正値に設定されるとは限らない。上位段階の段階別基準が高すぎる場合には、作業者A−Cの作業能力の段階がなかなか昇格しない。そこで、上記のように、適否判定部17が適否判定を行うことで、初期設定された標準作業時間、時間係数、及び、段階別基準が、適正値であるか否かが判定される。そして、評価者(管理者)が、アラートの内容を確認して、標準作業時間、時間係数、及び、段階別基準の少なくとも何れか一つを修正する。
次に、図19−図21を参照して、適否判定部17による第二下側適否判定基準を用いた適否判定について説明する。適否判定部17は、今回の段階評価を行うときから遡って数日間における計測時間の情報を用いる。図19に示すように、取得した計測時間は、図10と同様に、作業種別毎(工程毎)に、日別作業回数として集計されている。
例えば、4月15日から4月18日までにおいて、工程2の作業回数が、それぞれ、23回、20回、13回、22回であるとする。このとき、各作業者A−Cの作業時間が、各作業者A−Cの現在段階における段階別基準の基準時間以下である回数(図19において基準達成回数と称する)が、順に、7回、18回、10回、19回である。
適否判定部17による第二下側適否判定基準において、図20に示すように、工程2について、適否判定のための最小作業回数は、50回であるとし、第二上限値、すなわち上位段階の段階別基準の基準時間以上の割合は、80%であるとする。つまり、第二下側適否判定基準は、複数の作業者A−Cによる作業回数の中で、複数の作業者A−Cの作業時間が各作業者A−Cの上位段階における段階別基準の基準時間以上である回数の割合が第二上限値以上であることである。
そして、図19に示す場合において、今回の段階評価より前に集計できた対象期間として、対象期間gと対象期間hとを対象とする。図21に示すように、対象期間gにおいては、作業回数は55回、上位段階の段階別基準達成回数は47回、達成率は85%となる。一方、対象期間hにおいては、作業回数は56回、現在段階の段階別基準達成回数は35回、達成率は62%となる。
対象期間g,hのいずれも、作業回数は、第二下側適否判定基準としての最小作業回数50回以上であるため、適否判定の対象となる。そして、対象期間gにおける達成率は85%である。つまり、当該達成率は、第二下側適否判定基準としての第二上限値以上となり、第二下側適否判定基準が満たされる。従って、適否判定部17は、対象期間gの情報に基づいて、工程2の上位段階の段階別基準は不適であると判定する。詳細には、適否判定部17は、工程2の上位段階の段階別基準が適正値よりも低いことを判定する。そして、適否判定部17は、当該段階別基準をアラートの対象であることを、評価者又は作業者A−Cに伝達する。この場合も、段階別基準が不適であるということは、標準作業時間又は時間係数が不適であることを意味している。そして、上位段階の段階別基準が低すぎる場合には、作業者A−Cの作業能力の段階が頻繁に昇格する。そこで、上記のように、適否判定部17が適否判定を行うことで、初期設定された標準作業時間、時間係数、及び、段階別基準が、適正値であるか否かが判定される。そして、評価者(管理者)が、アラートの内容を確認して、標準作業時間、時間係数、及び、段階別基準の少なくとも何れか一つを修正する。
(1−5.効果)
上述したように、適否判定部17が、複数個の作業時間の情報、段階別基準及び所定の適否判定基準に基づいて、段階別基準の適否を判定している。つまり、段階別基準が蓄積された複数個の計測時間の情報を用いて検証されることで、評価者又は作業者は、段階別基準が適切であるか否かを評価できる。仮に、段階別基準が不適である場合には、適切な基準に修正することにより、作業者の作業能力の段階を適切に評価することができる。
(2.第二実施形態)
第二実施形態の作業能力評価システム100について、図22−図23を参照して説明する。図22に示すように、作業能力評価システム100は、工程計画記憶部11、作業時間取得部12、能力データベース13、標準作業時間記憶部14、段階別基準記憶部15、評価部16、適否判定部17、及び、修正部18を備える。なお、作業能力評価システム100において、第一実施形態の作業能力評価システム10と同一構成については、同一符号を付して説明を省略する。
修正部18は、段階別基準が不適であると判定された場合に、段階別基準を修正する。具体的には、修正部18は、段階別基準が不適であると判定された場合に、標準作業時間又は時間係数を修正することにより段階別基準の基準時間を修正することができ、さらには、基準達成率を修正することもできる。修正部18は、段階別基準の基準時間及び基準達成率の両方を修正するようにしてもよい。
さらに、修正部18は、アラートの内容に応じて、標準作業時間、時間係数、基準達成率を修正する。例えば、適否判定部17によって第一上側適否判定基準を満たすと判定された場合には、修正部18は、段階別基準を低くするように修正する。例えば、標準作業時間を短くしたり若しくは時間係数を小さくしたりすることにより段階別基準の基準時間を短くしたり、段階別基準の基準達成率を低くしたりする。適否判定部17によって第二上側適否判定基準を満たすと判定された場合にも、上記同様である。
一方、適否判定部17によって第一下側適否判定基準又は第二下側適否判定基準を満たすと判定された場合には、修正部18は、段階別基準を高くするように修正する。例えば、標準作業時間を長くしたり若しくは時間係数を大きくしたりすることにより段階別基準の基準時間を長くしたり、段階別基準の基準達成率を高くしたりする。例えば、標準作業時間、時間係数、及び、段階別基準の基準時間は、例えば、図23に示すようになる。
修正部18は、予め設定されているプログラムによって、上記修正処理を行う。つまり、適否判定部17によって不適であると判定された場合には、アラートの内容に応じたプログラムが実行され、段階別基準が修正される。例えば、修正部18は、標準作業時間に対する調整係数、時間係数に対する調整係数、及び、基準達成率に対する調整係数を備えており、各調整係数に応じた割合を変化させる。
修正部18によって段階別基準が修正された後に、再び適否判定部17によって不適であると判定された場合には、再び、修正部18によって段階別基準が修正される。この処理が繰り返されることにより、自動的に、段階別基準が適正値に近づく。
また、修正部18は、上記のように調整係数を用いて段階別基準を修正する方法の他に、以下のようにすることもできる。段階別基準記憶部15が、各段階の段階別基準として複数種類記憶しておく。そして、適否判定部17によって段階別基準が不適であると判定された場合に、修正部18は、適用する段階別基準を、段階別基準記憶部15に記憶されている別の段階別基準に変更する。この場合も上記と同様に、段階別基準が自動的に適正値に近づく。
従って、多数の作業者の作業時間の情報を取得することによって、段階別基準を適切な基準に修正することができ、結果として、作業者の作業能力の段階を適切に評価することができる。
10,100:作業能力評価システム、 11:工程計画記憶部、 12:作業時間取得部、 13:能力データベース、 14:標準作業時間記憶部、 15:段階別基準記憶部、 16:評価部、 17:適否判定部、 18:修正部、 21:エリアセンサ、 21a:作業エリア、 22:携帯デバイス、 A−C:作業者、 MC1−MC3:処理機械

Claims (13)

  1. 作業者による作業時間を取得する作業時間取得部と、
    前記作業者の作業能力を多段階に評価するための段階別基準を記憶する段階別基準記憶部と、
    前記作業時間と前記段階別基準とに基づいて、前記作業者の作業能力の段階評価を行う評価部と、
    複数個の前記作業時間の情報、前記段階別基準、及び、所定の適否判定基準に基づいて、前記段階別基準の適否を判定する適否判定部と、
    を備える、作業能力評価システム。
  2. 前記段階別基準は、基準時間及び基準達成率を要素とし、
    前記所定の適否判定基準は、複数の前記作業者による作業回数の中で、複数の前記作業者の前記作業時間が各前記作業者の現在段階における前記段階別基準の前記基準時間以下である回数の割合に基づいて決定され、
    前記適否判定部は、前記所定の適否判定基準に基づいて、前記現在段階における前記段階別基準の適否を判定する、請求項1に記載の作業能力評価システム。
  3. 前記所定の適否判定基準は、前記複数の前記作業者による作業回数の中で、前記複数の前記作業者の前記作業時間が各前記作業者の前記現在段階における前記段階別基準の前記基準時間以下である回数の割合が第一下限値以下であることであり、
    前記適否判定部は、前記所定の適否判定基準を満たすことにより、前記現在段階における前記段階別基準が適正値よりも高いことを判定する、請求項2に記載の作業能力評価システム。
  4. 前記所定の適否判定基準は、前記複数の前記作業者による作業回数の中で、前記複数の前記作業者の前記作業時間が各前記作業者の前記現在段階における前記段階別基準の前記基準時間以下である回数の割合が第一上限値以上であることであり、
    前記適否判定部は、前記所定の適否判定基準を満たすことにより、前記現在段階における前記段階別基準が適正値よりも低いことを判定する、請求項2又は3に記載の作業能力評価システム。
  5. 前記段階別基準は、基準時間及び基準達成率を要素とし、
    前記所定の適否判定基準は、複数の前記作業者による作業回数の中で、複数の前記作業者の前記作業時間が各前記作業者の上位段階における前記段階別基準の前記基準時間以下である回数の割合に基づいて決定され、
    前記適否判定部は、前記所定の適否判定基準に基づいて、前記上位段階における前記段階別基準の適否を判定する、請求項1に記載の作業能力評価システム。
  6. 前記所定の適否判定基準は、前記複数の前記作業者による作業回数の中で、前記複数の前記作業者の前記作業時間が各前記作業者の前記上位段階における前記段階別基準の前記基準時間以下である回数の割合が第二下限値以下であることであり、
    前記適否判定部は、前記所定の適否判定基準を満たすことにより、前記上位段階における前記段階別基準が適正値よりも高いことを判定する、請求項5に記載の作業能力評価システム。
  7. 前記所定の適否判定基準は、前記複数の前記作業者による作業回数の中で、前記複数の前記作業者の前記作業時間が各前記作業者の前記上位段階における前記段階別基準の前記基準時間以下である回数の割合が第二上限値以上であることであり、
    前記適否判定部は、前記所定の適否判定基準を満たすことにより、前記上位段階における前記段階別基準が適正値よりも低いことを判定する、請求項5又は6に記載の作業能力評価システム。
  8. 前記作業能力評価システムは、前記段階別基準が不適であると判定された場合に、前記段階別基準を修正する修正部をさらに備える、請求項1−7の何れか一項に記載の作業能力評価システム。
  9. 前記作業能力評価システムは、標準作業時間を記憶する標準作業時間記憶部をさらに備え、
    前記段階別基準は、前記標準作業時間に対して所定の時間係数を乗じた基準時間、及び、基準達成率を要素とし、
    前記修正部は、前記標準作業時間、前記所定の時間係数及び前記基準達成率の少なくとも何れか一つを修正する、請求項8に記載の作業能力評価システム。
  10. 前記段階別基準記憶部は、各段階の前記段階別基準として複数種類記憶しており、
    前記修正部は、前記段階別基準が不適であると判定された場合に、適用する前記段階別基準を前記段階別基準記憶部に記憶されている別の前記段階別基準に変更する、請求項8又は9に記載の作業能力評価システム。
  11. 前記段階別基準は、前記段階毎に異なる基準時間、及び、前記段階毎に異なる基準達成率を要素とする、請求項1−10の何れか一項に記載の作業能力評価システム。
  12. 段階を降格させる場合における前記基準達成率は、前記段階を昇格させる場合における前記基準達成率より小さな値に設定されている、請求項11に記載の作業能力評価システム。
  13. 前記評価部は、
    作業種別毎に設定された評価期間又は評価回数を備え、
    前回の段階評価を行ったときから前記評価期間又は前記評価回数に到達した場合に、前記作業種別に関する前記段階評価を行う、請求項1−12の何れか一項に記載の作業能力評価システム。
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