JP2018177674A - 呈味向上効果を有する難消化性グルカン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明によれば、DE70〜100の澱粉分解物の加熱縮合物からなる難消化性グルカンであって、食物繊維含量が30〜65質量%であり、かつ、重量平均分子量が700〜1250である、難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物が提供される。
【選択図】なし
Description
[1]DE70〜100の澱粉分解物の加熱縮合物からなる難消化性グルカンであって、食物繊維含量が30〜65質量%であり、かつ、重量平均分子量が700〜1250である、難消化性グルカン(以下、「本発明の難消化性グルカン」ということがある)およびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物。
[2]固形分当たりの単糖含量が15質量%以下である、上記[1]に記載の分画処理物。
[3]上記[1]に記載の難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物のいずれかまたは組合せを有効成分として含んでなる、飲食品の呈味向上剤。
[4]飲食品に苦味を付与するための、上記[3]に記載の呈味向上剤。
[5]上記[1]または[2]に記載の難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物のいずれかまたは組合せ、または上記[3]または[4]に記載の呈味向上剤を配合してなる、飲食品。
[6]加熱縮合物の食物繊維含量が30〜65質量%の範囲内になり、かつ、加熱縮合物の重量平均分子量が700〜1250の範囲内になるまで、DE70〜100の澱粉分解物を加熱縮合する工程を含んでなる、難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物の製造方法。
[7]得られた加熱縮合物に糖質分解酵素を作用させて糖質分解酵素処理物を得る工程をさらに含んでなる、上記[6]に記載の製造方法。
[8]加熱縮合物および/またはその糖質分解酵素処理物を分画処理して分画処理物を得る工程をさらに含んでなる、上記[6]または[7]に記載の製造方法。
[9]難消化性グルカンが飲食品の呈味向上剤である、上記[6]〜[8]のいずれかに記載の製造方法。
[10]上記[1]または[2]に記載の難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物のいずれかまたは組合せ、上記[3]または[4]に記載の呈味向上剤、または上記[6]〜[9]のいずれかに記載の製造方法により製造された難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物のいずれかまたは組合せを飲食品に配合する工程を含んでなる、呈味が向上した飲食品の製造方法。
[11]上記[1]または[2]に記載の難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物のいずれかまたは組合せ、上記[3]または[4]に記載の呈味向上剤、または上記[6]〜[9]のいずれかに記載の製造方法により製造された難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物のいずれかまたは組合せを飲食品に配合する工程を含んでなる、飲食品の呈味向上方法。
・ノンアルコール飲料(果汁含有飲料、果汁ジュース、野菜ジュース、炭酸飲料、アイソトニック飲料、アミノ酸飲料、スポーツ飲料、コーヒー、カフェオレ、ココア飲料、茶系飲料、乳酸菌飲料、乳飲料、栄養ドリンク、ノンアルコールビール、ノンアルコールチューハイ、ノンアルコールカクテル、ニアウォーター、フレーバーウォーターなど)、アルコール飲料(ビール、発泡酒、リキュール、チューハイ、清酒、ワイン、果実酒、カクテル、蒸留酒など)などの飲料類
・アイスクリーム、アイスキャンディー、シャーベット、かき氷、フラッペ、フローズンヨーグルト、ゼリー 、プリン、ババロア、水羊羹などの冷菓類
・水飴、果実のシロップ漬、氷みつ、チョコレートシロップ、カラメルシロップなどのシロップ類
・フラワーペースト、ピーナッツペースト、フルーツペースト、バタークリーム、カスタードクリームなどのペースト類
・マーマレード、フルーツソース、ブルーベリージャム、苺ジャムなどのジャム類
・食パン、ロールパン、ブリオッシュ、蒸しパン、あんパン、クリームパンなどのパン類
・ビスケット、クラッカー、クッキー、ワッフル、マフィン、スポンジケーキ、パイなどの焼菓子類
・シュークリーム、ドーナツ、チョコレート、チューインガム、キャラメル、ヌガー、キャンディなどの洋菓子類
・せんべい、あられ、おこし、求肥、餅類、まんじゅう、大福、ういろう、餡類、錦玉、カステラ、飴玉などの和菓子類
・醤油、魚醤、味噌、ひしお、マヨネーズ、ドレッシング、三杯酢、天つゆ、麺つゆ、ウスターソース、オイスターソース、ケチャップ、焼き鳥のタレ、焼き肉のタレ、漬け込みタレ、甘味料、粉飴、食酢、すし酢、カレールウ、中華の素、シチューの素、スープの素、ダシの素、複合調味料、みりん、新みりん、テーブルソルト、テーブルシュガーなどの各種調味料類
・パスタソース、ミートソース、トマトソース、ホワイトソース、デミグラスソース、カレーソース、ハヤシソース、グレービーソース、ハンバーグソース、サルサソース、ステーキソースなどのソース類
・糠漬け、粕漬け、味噌漬け、福神漬け、べったら漬、奈良漬け、千枚漬、梅干しなどの漬物類
・たくわん漬の素、白菜漬の素、キムチの素などの漬物の素
・ハム、ベーコン、ソーセージ、ハンバーグ、ミートボールなどの畜肉製品類
・魚肉ハム、魚肉ソーセージ、カマボコ、チクワ、干物などの魚肉製品類
・塩ウニ、カラスミ、塩辛、なれずし、酢コンブ、さきするめ、田麩などの各種珍味類
・海苔、山菜、するめ、小魚、貝などで製造される佃煮類
・煮豆、煮魚、ポテトサラダ、コンブ巻などの惣菜食品
・乳製品、魚肉、畜肉、果実、野菜などの瓶詰類や缶詰類
・天ぷら、トンカツ、フリッター、唐揚げ、竜田揚げなどの揚げ物用衣類
・うどん、そば、中華麺、パスタ、春雨、ビーフン、餃子の皮、シューマイの皮などの麺類
・プリンミックス、ホットケーキミックス、即席ジュース、即席コーヒー、即席汁粉、即席スープなどの即席食品類
DE(還元糖量)の測定
DEは、レーンエイノン法(澱粉糖関連工業分析法(株式会社食品化学新聞社)(平成3年11月1日発行)5〜6頁)に従って測定した。
平成28年11月17日消食表第706号(食品表示基準について)に記載されている高速液体クロマトグラフ法(酵素−HPLC法)により測定する。具体的には以下のように行った。
検出器:示差屈折計
カラム:ULTRON PS−80N(φ8.0×300mm、島津ジーエルシー社製)を二本連結
カラム温度:80℃
移動相:純水
流速:0.5mL/分
食物繊維成分含量(%)=[食物繊維成分のピーク面積/グリセリンのピーク面積]×f1×[内部標準グリセリン質量(mg)/秤取資料質量(mg)]×100
(上記式中、f1はグリセリンとブドウ糖のピーク面積の感度比(0.82)である。)
各サンプルを10%(w/v)となるよう純水で溶解し、1%(w/v)活性炭を添加し、煮沸後、0.45μmメンブレンフィルターろ過した。ろ液をイオン交換樹脂(製品名:MB4、オルガノ社製)処理後、0.45μmメンブレンフィルターろ過した。ろ液を終濃度50mM 硝酸ナトリウムとなるよう調整し、分子量分析を行なった。較正曲線のスタンダードは、グルコース(和光純薬工業社製)、マルトトリオース(和光純薬工業社製)、プルランスタンダードP−5およびP−10(昭和電工社製)を用いた。
カラム:Shodex OHpak SB− 803 HQ+KB−802.5HQ(φ8.0×300mm、昭和電工社製)
温度:70℃
溶媒:50mM硝酸ナトリウム、0.3mL/分
解析ソフト:Agilent OpenLAB CDS Ezchrom Edition (version.A.04.07.,Agilent Technology)
打込量:Brix5×10μL
官能評価は、パネラー3人がBrix30に調整したサンプル水溶液を飲用し、明らかな苦みを有する場合をA、苦みを有さない場合をBとするアンケート調査とした。苦みの感受性(閾値)は個人差がある為、過半数のパネラーが苦み有りと判定した場合にAと判定した。
各サンプルを5%(w/v)となるよう純水で溶解し、イオン交換樹脂(製品名:MB4、オルガノ社製)処理後、0.45μmメンブレンフィルターでろ過して分析を行なった。
カラム:ULTRON PS−80N.L(信和化工社製)(二本連結)
カラム温度:50℃
移動相:超純水
流速:0.5mL
検出器:示差屈折率検出器
サンプル注入量:5%溶液10μL
(1)難消化性グルカンの検討
固形分濃度70%の澱粉分解物(DE87)1000gに活性炭(フタムラ化学社製)21gを添加混合後、加熱反応機(テクノベル社製)に投入し、所定の温度で約5分間加熱して糖縮合物(難消化性グルカン)を得た。反応後の難消化性グルカンは室温まで冷却し、濾過処理で活性炭を完全に除去し、活性炭による脱色濾過およびイオン交換樹脂による脱塩を行った後、エバポレーターで濃縮した。
上記試験で得られた各サンプルを固形分20%水溶液とし、サンプルの固形分1gあたりの酵素添加量が各々1.0Uとなるようにα−アミラーゼ(クライスターゼT5N、天野エンザイム社製)およびグルコアミラーゼ(デキストロザイムDXJ、ノボザイム社製)を添加し、60℃で48時間反応させた。なお、α−アミラーゼの活性度は旧JIS K7001−1972に定められている細菌α−アミラーゼ活性測定法、グルコアミラーゼの活性度はJIS K7001−1990に定められているグルコアミラーゼ活性測定法による。煮沸により酵素を失活させた後、濾過処理で活性炭を完全に除去して難消化性グルカンの酵素処理物を得た。得られた難消化性グルカン酵素処理物を活性炭による脱色濾過およびイオン交換樹脂による脱塩を行った後、エバポレーターで濃縮した。
上記(2)において得られた難消化性グルカン酵素処理物(加熱温度175℃)の試料(以下、「試料1」という)を分画原料とし、イオン交換樹脂を用いた分画処理にて単糖を除去したサンプルを調整した。
(1)澱粉分解物DEの検討・その1
表4に示したDEの澱粉分解物100g(固形分)に30gの活性炭(フタムラ化学社製)を添加混合後、加熱反応機(ADVANTEC社製)に投入し、160℃で10分間加熱して糖縮合物(難消化性グルカン)を得た。反応後の難消化性グルカンは室温まで冷却し、濾過処理で活性炭を完全に除去し、活性炭による脱色濾過およびイオン交換樹脂による脱塩を行った後、エバポレーターで濃縮した。
DE45の澱粉分解物を用い、加熱温度を表5に記載の通りとした以外は、上記(1)と同様に難消化性グルカンの調製および評価を実施した。その結果は表5に示される通りであった。
表4から明らかなように、DE70〜DE100の澱粉分解物を用いて食物繊維含量30〜65質量%および重量平均分子量700〜1250となるように糖縮合反応させた難消化性グルカンは、苦味を有することが示された。一方で、表5から明らかなように、DE45の澱粉分解物を用いて糖縮合反応を行った場合、食物繊維含量30〜65質量%となるように糖縮合反応を行うと重量平均分子量が1250を超えてしまい、苦味を有する本願発明の難消化性グルカンが得られないことが判明した。
味覚センサーを用いて本発明の糖縮合物(難消化性グルカン)の苦味強度を客観的に評価した。苦味の基準物質としては、キニーネ塩酸塩二水和物を終濃度1mg/100mLまたは5mg/100mLで含む10mM塩化カリウム溶液を用いた。試験区である糖縮合物サンプルは、糖縮合物を終濃度Brix30で含有する10mM塩化カリウム溶液を調製した。
難消化性デキストリン1:パインファイバーBi、松谷化学工業社製
難消化性デキストリン2:パインファイバー、松谷化学工業社製
難消化性デキストリン3:ファイバーソル2、松谷化学工業社製
難消化性グルカン:フィットファイバー#80、日本食品化工社製
ポリデキストロース:ライテスII、ダニスコ社製
実施例3に用いた各糖縮合物のBrix30水溶液を調整し、苦味について9人のパネラーが室温条件下にて官能評価を実施した。水を0点、0.0016%キニーネ塩酸塩溶液を5点として、各水溶性食物繊維の相対評価による苦味の点数付けを行い、その平均値を算出した。結果を表7に示した。
試料1および市販の難消化性グルカン(フィットファイバー#80、食物繊維含量78%、日本食品化工社製)をそれぞれ固形分濃度72質量%に濃縮したものを用い、表8に示す配合によりアルコール飲料(チューハイ飲料)を調製した。
ドライ感:味として「キレ」や「辛口感」が弱いものを低評価点、強いものを高評価点として、無添加区1を0点として−5〜5点の10段階で評価した。
美味しさ:アルコール飲料の味や飲み応えなどのトータルの美味しさが欠けるものを低評価点、総合的に美味しいものを高評価点として、無添加区1を0点として−5〜5点の10段階で評価した。
試料1および市販の難消化性グルカン(フィットファイバー#80、食物繊維含量78%、日本食品化工社製)をそれぞれ固形分濃度72質量%に濃縮したものを用い、表9に示す配合によりノンアルコールビールを調製した。
平均点3.0以上〜4.0以下;A
平均点2.0以上〜3.0未満;B
平均点1.0以上〜2.0未満;C
試料1または市販の難消化性グルカン(フィットファイバー#80、食物繊維含量78%、日本食品化工社製)をそれぞれ固形分濃度72質量%に濃縮したものを準備し、市販の茶飲料1(茶カテキン含量56mg/100mL)および市販の茶飲料(茶カテキン含量80mg/100mL)を4倍に薄めた茶飲料2(茶カテキン含量20mg/100mL)に固形分換算で0.5質量%となるように添加して、茶飲料を調製した。各茶飲料について、茶飲料1については4名のパネラーで、茶飲料2については5名のパネラーで下記基準により官能評価を実施した。無添加区を0点として、渋味(エグ味)および苦味が、弱いものを低評価点、強いものを高評価点として、−3〜3点の6段階で評価し、評価点の平均点を算出した。結果を表10に示す。
試料1を固形分濃度72質量%に濃縮したものを用い、表11に示す配合によりチーズフードを調製した。
試料1を固形分濃度72質量%に濃縮したもの、およびデキストリン(パインデックス#100、松谷化学工業社製)を用い、表12に示す配合によりリンゴ酢飲料を調製した。
試料1および市販されている難消化性グルカン(フィットファイバー#80、食物繊維含量78%、日本食品化工社製)をそれぞれ固形分濃度72質量%に濃縮したもの、並びにデキストリン(パインデックス#4、松谷化学工業社製)を用い、表13に示す配合によりカフェオレ飲料を調製した。
Claims (11)
- DE70〜100の澱粉分解物の加熱縮合物からなる難消化性グルカンであって、食物繊維含量が30〜65質量%であり、かつ、重量平均分子量が700〜1250である、難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物。
- 固形分当たりの単糖含量が15質量%以下である、請求項1に記載の分画処理物。
- 請求項1に記載の難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物のいずれかまたは組合せを有効成分として含んでなる、飲食品の呈味向上剤。
- 飲食品に苦味を付与するための、請求項3に記載の呈味向上剤。
- 請求項1または2に記載の難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物のいずれかまたは組合せ、または請求項3または4に記載の呈味向上剤を配合してなる、飲食品。
- 加熱縮合物の食物繊維含量が30〜65質量%の範囲内になり、かつ、加熱縮合物の重量平均分子量が700〜1250の範囲内になるまで、DE70〜100の澱粉分解物を加熱縮合する工程を含んでなる、難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物の製造方法。
- 得られた加熱縮合物に糖質分解酵素を作用させて糖質分解酵素処理物を得る工程をさらに含んでなる、請求項6に記載の製造方法。
- 加熱縮合物および/またはその糖質分解酵素処理物を分画処理して分画処理物を得る工程をさらに含んでなる、請求項6または7に記載の製造方法。
- 難消化性グルカンが飲食品の呈味向上剤である、請求項6〜8のいずれか一項に記載の製造方法。
- 請求項1または2に記載の難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物のいずれかまたは組合せ、請求項3または4に記載の呈味向上剤、または請求項6〜9のいずれか一項に記載の製造方法により製造された難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物のいずれかまたは組合せを飲食品に配合する工程を含んでなる、呈味が向上した飲食品の製造方法。
- 請求項1または2に記載の難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物のいずれかまたは組合せ、請求項3または4に記載の呈味向上剤、または請求項6〜9のいずれか一項に記載の製造方法により製造された難消化性グルカンおよびその糖質分解酵素処理物並びにそれらの分画処理物のいずれかまたは組合せを飲食品に配合する工程を含んでなる、飲食品の呈味向上方法。
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