[go: up one dir, main page]

JP2018160502A - 巻鉄心の製造方法 - Google Patents

巻鉄心の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018160502A
JP2018160502A JP2017055749A JP2017055749A JP2018160502A JP 2018160502 A JP2018160502 A JP 2018160502A JP 2017055749 A JP2017055749 A JP 2017055749A JP 2017055749 A JP2017055749 A JP 2017055749A JP 2018160502 A JP2018160502 A JP 2018160502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amorphous material
shape
winding
manufacturing
wound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017055749A
Other languages
English (en)
Inventor
後藤 博
Hiroshi Goto
博 後藤
霜村 英二
Eiji Shimomura
英二 霜村
塩田 広
Hiroshi Shioda
広 塩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Industrial Products and Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Industrial Products and Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Industrial Products and Systems Corp filed Critical Toshiba Industrial Products and Systems Corp
Priority to JP2017055749A priority Critical patent/JP2018160502A/ja
Publication of JP2018160502A publication Critical patent/JP2018160502A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

【課題】製造する際の取り扱いを容易にすることができる巻鉄心の製造方法を提供する。【解決手段】実施形態の巻鉄心の製造方法は、所定の長さに切断したアモルファス材を積層してU字状に成形し(S1、S2、S3)、U字状に成形した状態でアモルファス材を焼鈍し(S4)、焼鈍したアモルファス材の開口部を閉じて環状に成形する(S6)。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態はリボン状のアモルファス材を巻回して形成される巻鉄心の製造方法に関する。
近年、例えば配電用変圧器等には、いわゆるトップランナー制度に代表されるように世界的にも高効率を求める規格が定められる等、省エネ化、高効率化が強く求められている。そして、鉄損と称される鉄心中で発生する無負荷損を低減するために、鉄心の材料として鉄系のアモルファス材を用いたものが増えつつある。
このようなアモルファス材は、溶融した材料を急冷することによりリボン状に形成されており、所定の鉄心形状に成型した後に焼鈍することにより、所望の鉄心特性を得ることができる。このとき、アモルファス材は、焼鈍する前には弾性を有しており、例えば鋭角に曲げたりしても損傷するおそれは小さいものの、焼鈍後には弾性が低下していわゆる粘り強さが低下することから、力が加わると小さな破片となって飛散するおそれがある。そのため、例えば特許文献1では、巻鉄心全体を覆うことで破片の飛散を防止することが提案されている。
特開2003−133141号公報
しかしながら、アモルファス材の破損は、巻鉄心の製造時にも発生する可能性がある。例えば、焼鈍したアモルファス材を切断して積層したものを成型するときや、環状に成型した状態で焼鈍された巻鉄心の一部を切断して開口部を形成するとき等に、アモルファス材が破損するおそれがある。そのため、従来では、巻鉄心を製造する際に細心の注意を払って取り扱う必要があった。
そこで、製造する際の取り扱いを容易にすることができる巻鉄心の製造方法を提供する。
実施形態の巻鉄心の製造方法は、所定の長さに切断したアモルファス材を積層してU字状に成形し、U字状に成形した状態でアモルファス材を焼鈍し、焼鈍したアモルファス材の開口部を閉じて環状に成形する。
第1実施形態による巻鉄心を模式的に示す図 巻鉄心の製造工程の流れの一部を示す図 アモルファスリボンを切断する態様を模式的に示す図 アモルファスリボンの積層およびU字状に成型する態様を模式的に示す図 U字状に成型する際の他の態様を模式的に示す図その1 U字状に成型する際の他の態様を模式的に示す図その2 巻鉄心に巻線を装着した態様を模式的に示す図 巻鉄心に巻線を装着した他の態様を模式的に示す図その1 巻鉄心に巻線を装着した他の態様を模式的に示す図その2 第2実施形態による巻鉄心の製造工程の流れの一部を示す図 巻鉄心を焼鈍する態様を模式的に示す図
以下、複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に共通する部位には同一の符号を付して説明する。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1から図9を参照しながら説明する。
図1に示すように、巻鉄心1は、リボン状に形成された鉄系のアモルファス材(以下、アモルファスリボン2と称する)を複数枚積層することにより、全体として環状に形成されている。この巻鉄心1は、概ねU字状に形成されている2つの鉄心片3を付き合わせることで環状に形成されている。また、各鉄心片3は、互いの接合面3aに複数の凹凸形状、ここでは側面視において複数の三角形状が形成されており、その凹凸形状は、互いに噛み合うように設計されている。この巻鉄心1は、最終的には巻線4が装着され、例えば変圧器の鉄心などに利用される。
さて、アモルファスリボン2は、溶融した材料を急冷することによりリボン状に形成されている。このアモルファスリボン2は、焼鈍される前には弾性を有しており、比較的容易且つ手軽に成形することができる一方、焼鈍後には粘り強さが低下することから、破損しないようにその取り扱いに注意が必要とされる。製造工程で言えば、積層したアモルファスリボン2を成形するときや、積層したものを移送すると機等に細心の注意を払う必要がある。
そこで、本実施形態では、製造時における取り扱いを容易にするために、以下に説明する製造方法を採用している。
図2は、本実施形態における巻鉄心1の製造方法を、製造工程の一部の流れとともに示している。巻鉄心1の製造工程では、まず、アモルファスリボン2を所定の長さに切断(S1)。このS1の工程は、切断工程に相当する。アモルファスリボン2は、図3に示すように、フープ10と称されるコイル状に巻回された状態で供給される。なお、フープ10は、図示しない保持スプールに回転可能に保持されている。そして、切断工程では、フープ10から巻解かれたアモルファスリボン2を切断工具11によって所定の長さに切断する。
本実施形態では、アモルファスリボン2は、複数例えば2つのフープ10から巻解いたものを重ねた状態で切断している。このため、本実施形態のアモルファスリボン2は、1つのフープ10から巻解かれた際の厚み(D)にフープ10の数(X)を乗じた厚み(D×X)となっている。なお、一般的には、Dは概ね数十μm程度である。また、切断された状態では、アモルファスリボン2は、所定の長さの薄い平板状に形成されている。
続いて、図1に示すように、切断されたアモルファスリボン2を所定の配置に積層する(S2)。このS2の工程は、積層工程に相当する。具体的には、アモルファスリボン2は、図4に示すように、上記した凹凸形状を形成するように端部(図示左右の両端)の位置を異ならせて積層される。
続いて、図1に示すように、積層したアモルファスリボン2をU字状に成型する(S3)。このS3の工程は、U字状成形工程に相当する。具体的には、図4に示すように、積層したアモルファスリボン2を上部から巻型12で抑えつつ、巻型12からはみ出ている端部を上方に折り曲げることで、図示上方に開口部3bを有する概ねU字状、且つ、接合面3aが凹凸形状になった鉄心片3が形成される。
このとき、アモルファスリボン2は、まだ焼鈍されていないため、粘り強さを有しているため容易にU字状に成形することができるとともに、破損するおそれが低いため、手軽に成形作業を行うことができる。
また、巻型12は、アモルファスリボン2に接する底面側と、その底面側から立ち上がっている側面側とのなす角が概ね90度、且つ、角部が曲面状に形成されている。そのため、U字状に成形された鉄心片3も、角部(R)が概ね90度の曲面状になる。
このとき、巻鉄心1の形状は、図4に示したものに限らない。これは、変圧器は運転中に励磁振動が生じることがあるため、巻鉄心1の形状に工夫を施すことがあるためである。具体的には、図5に示すように、角部をいわゆるC面加工したもの、つまりは、底面側から側面側に向かって概ね45度の角度となる直線状部分を有する形状の巻型12を用いることで、U字状に成形された状態における鉄心片3の角部(R)を概ね45度の直線状に形成することができる。この場合、左右一対の角部のなす角は、概ね135度になる。
このような直線状の角部を形成する場合であっても、つまりは、巻鉄心1の角部(R)に明確な曲げ加工を施す場合でも、上記したようにアモルファスリボン2を焼鈍する前に曲げ加工を施すことから、アモルファスリボン2が破損するおそれを低減できる。すなわち、手軽に成形作業を行うことができる。なお、角部(R)は、90度や45度以外の他の角度にすることもできる。
また、上記した積層工程(S2)とU字状成形工程(S3)は、同時に行うことができる。具体的には、図6に示すように、巻型12の上方にアモルファスリボン2を積層し、端部を自重で下方にたらすことにより、積層と成形とを同時に行うことができる。この場合、鉄心片3の接合面3aは、凹凸形状ではなく平坦形状となるように積層および成型することもできる。
続いて、図1に示すように、U字状に成形した状態でアモルファスリボン2を焼鈍する(S4)。このS4は、焼鈍工程に相当する。この場合、いわゆる焼鈍炉を用いて焼鈍することもできるし、コイル等を用いてアモルファスリボン2内に磁束を生じさせる励磁焼鈍を行うこともできる。
その後、巻線4を装着し(S5)、U字状の開口部3bを閉じて環状に成形する(S6)。このS5は、巻線装着工程に相当し、S6は、環状成形工程に相当する。この環状成形工程では、図7に示すように、2つの鉄心片3を互いに接合面3aを付き合わせて組み合わせ、開口部3bを閉じて環状に成形される。
このようにして、アモルファスリボン2を環状に積層した巻鉄心1が製造される。このとき、図8に示すように、1つの鉄心片3の接合面3aを付き合わせることで、開口部3bを閉じて環状に形成した巻鉄心1を製造することもできる。また、図9に示すように、接合面3aを平面状に形成した鉄心片3同士を組み合わせることで、接合面3aが概ね中央に位置した巻鉄心1を製造することもできる。また、図4や図5に示した態様で製造した鉄心片3と、図6に示した態様で製造した鉄心片3とを組み合わせて巻鉄心1とすることもできる。また、図4あるいは図5に示した態様で製造した鉄心片3と図6に示した態様で製造した鉄心片3とを組み合わせて巻鉄心1を製造することもできる。
以上説明した実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
実施形態の巻鉄心1の製造方法では、所定の長さに切断したアモルファスリボン2を積層してU字状に成形し、U字状に成形した状態でアモルファスリボン2を焼鈍し、焼鈍したアモルファスリボン2の開口部3bを閉じて環状に成形して巻鉄心1を製造する。
これにより、平板状のアモルファスリボン2を焼鈍後に積層および成形する手法に比べて、成形する際にアモルファスリボン2が破損してしまうおそれを大幅に低減することができる。
また、環状に成形したアモルファスリボン2を焼鈍した後に開口を形成するために一部を切断する手法に比べて、U字状に成形されていることから開口部3bが始めから形成されているため、切断時および切断後に巻鉄心1を破損するおそれを無くすことができるとともに、開口を形成する作業が不要となり、作業性を向上させることができる。
さらに、アモルファスリボン2が破損するおそれを低減できることから、破損して破棄しなければならない不具合品の発生を低減でき、生産性の改善を図ることもできる。
したがって、巻鉄心1を製造する際の取り扱いを容易にすることができる。
また、実施形態の巻鉄心1の製造方法では、アモルファスリボン2は、複数のフープ10から巻解いたものを重ねた状態で所定の長さに切断される。上記したように、一般的なアモルファスリボン2は、その厚みが数十μm程度であり、巻鉄心1を形成する際には非常に多くのアモルファスリボン2を積層する必要がある。
そのため、切断時つまりは機械による作業が可能な段階で複数枚を積層し、見かけ上の厚みを増加させたアモルファスリボン2を積層することにより、単純計算で言えば積層作業に要する時間を重ねた枚数(X)分の1まで短縮することができる。これにより、製造に要する時間を大きく短縮することができ、生産性の向上を図ることができる。
また、実施形態の巻鉄心1の製造方法では、アモルファスリボン2をU字状に成形する際、少なくとも1つの角部を曲面状に成形する。これにより、変圧器の運転中に生じる励磁振動への対策を施すことができる。また、U字状に成形する工程は焼鈍前に行われるため、成形中にアモルファスリボン2が破損するおそれを低減することができる。
また、実施形態の巻鉄心1の製造方法では、アモルファスリボン2をU字状に成形する際、少なくとも1つの角部を直線状に成形する。これにより、変圧器の運転中に生じる励磁振動への対策を施すことができる。また、U字状に成形する工程は焼鈍前に行われるため、角部を直線状に成形する際に明確な曲げ加工を施す場合であっても、成形中にアモルファスリボン2が破損するおそれを低減することができる。この場合、1つの鉄心片3の角部を図5に示したように直線状に形成し、開口部3bを閉じる際に開口部3b側の角部を曲面状に形成することもできる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について、図10および図11を参照しながら説明する。第2実施形態では、工程順が第1実施形態と異なっている。なお、第1実施形態の工程と共通する工程には同一のステップ番号を付して説明する。
図10は、本実施形態での製造工程の流れを示している。この製造工程では、まず、第1実施形態と同様にアモルファスリボン2を所定の長さに切断し(S1)、積層したのち(S2)、U字状に成型する(S3)。このとき、第1実施形態と同様に、アモルファスリボン2を複数のフープ10から巻解いたものを重ねた状態で所定の長さに切断したり、少なくとも1つの角部を曲面状に成形したり、少なくとも1つの角部を直線状に成形したりすることができる。また、積層と成型とを同時に行うこともできる。
続いて、アモルファスリボン2に断熱材15を装着する(S10)。このS10は、断熱材装着工程に相当する。この断熱材装着工程では、図11に示すように、少なくとも巻線4が装着される範囲において、巻線4の内周と鉄心片3の表面との間に、断熱材15が装着される。
続いて、図10に示すように、断熱材15を装着した部分に巻線4を装着する(S5)。なお、断熱材装着工程(S10)と巻線装着工程(S5)とは、その順序を入れ替えることができるし同時に行うこともできる。
続いて、U字状の鉄心片3の開口部3bを閉じて環状に成型する(S6)。この場合、第1実施形態と同様に、2つのU字状の鉄心片3を組み合わせて開口部3bを閉じて環状に成型することができるし、1つの鉄心片3の開口部3bを閉じて環状に成型することができる。
そして、この巻鉄心1を、真空環境を実現する真空炉20内に配置して、巻線4が装着されて環状に成型された状態で焼鈍する(S4)。このとき、巻線4の入力端子4aと出力端子4bとの間に高周波電圧(E)を印加することにより、アモルファスリボン2に磁束を流して励磁焼鈍する。つまり、本実施形態では、開口部3bを閉じて最終的な環状に形状に成型した状態のアモルファスリボン2つまりは鉄心片3を焼鈍している。
このように、所定の長さに切断したアモルファスリボン2を積層してU字状に成形し、成形した状態でアモルファスリボン2に巻線4を装着し、アモルファスリボン2の開口部3bを閉じて環状に成形した状態でアモルファスリボン2を焼鈍することによっても、成形中にアモルファスリボン2が破損するおそれを大きく低減できるとともに、生産性の改善を図ることができ、巻鉄心1を製造する際の取り扱いを容易にすることができる等、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、実施形態の巻鉄心1の製造方法では、開口部3bを閉じてから焼鈍するので、開口部3bを閉じて環状に成型する際にはアモルファスリボン2は柔軟性を有していることから、損傷するおそれを無くすことができる。
また、実施形態の巻鉄心1の製造方法では、アモルファスリボン2に、巻線4を装着する部位において当該巻線4との間に断熱材15を配設した状態で巻線4を装着し、断熱材15および巻線4を装着した状態でアモルファスリボン2を真空環境下に設置し、真空環境下に設置した状態で巻線4に高周波電圧(E)を印加してアモルファスリボン2を焼鈍する。つまり、最終的な巻鉄心1の状態で焼鈍する。
これにより、焼鈍後に巻鉄心1自体を成型したり加工したりする必要が無くなることから、アモルファスリボン2を破損させてしまうおそれを大きく低減することができる。
また、第1実施形態の図8に示したような1つの鉄心片3の接合面3aを付き合わせることで開口部3bを閉じて環状に形成する巻鉄心1においても同様に、装着した巻線4を用いてアモルファスリボン2を焼鈍することができる。また、複数のフープ10から巻解いたものを重ねた状態で所定の長さに切断したアモルファスリボン2を用いた巻鉄心1、少なくとも1つの角部を曲面状に成形した巻鉄心1、および少なくとも1つの角部を直線状に成形した巻鉄心1にも本実施形態の製造方法を適用することができる。
(その他の実施形態)
実施形態では2枚のアモルファスリボン2を重ねて切断したものを用いる例を示したが、3枚以上を重ねたアモルファスリボン2を切断して用いることができる。また、重ねずに1枚のアモルファスリボン2を切断したものを用いることもできる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は巻鉄心、2はアモルファスリボン(アモルファス材)、3は鉄心片(巻鉄心)、3bは開口部、4は巻線、15は断熱材、20は真空炉を示す。

Claims (6)

  1. リボン状のアモルファス材を巻回して形成される巻鉄心の製造方法であって、
    所定の長さに切断した前記アモルファス材を積層してU字状に成形し、
    U字状に成形した状態で前記アモルファス材を焼鈍し、
    焼鈍した前記アモルファス材の開口部を閉じて環状に成形することを特徴とする巻鉄心の製造方法。
  2. リボン状のアモルファス材を巻回して形成される巻鉄心の製造方法であって、
    所定の長さに切断した前記アモルファス材を積層してU字状に成形し、
    成形した状態で前記アモルファス材に巻線を装着し、
    前記アモルファス材の開口部を閉じて環状に成形し、
    環状に成形した状態で前記アモルファス材を焼鈍することを特徴とする巻鉄心の製造方法。
  3. 前記アモルファス材に巻線を装着する部位に、当該巻線との間に断熱材を配設した状態で巻線を装着し、
    前記断熱材および前記巻線を装着した状態で前記アモルファス材を真空環境下に設置して前記巻線に高周波電圧を印加して前記アモルファス材を焼鈍することを特徴とする請求項1または2記載の巻鉄心の製造方法。
  4. 前記アモルファス材は、複数のフープから巻解いたものを重ねた状態で所定の長さに切断されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の巻鉄心の製造方法。
  5. 前記アモルファス材を成形する際、少なくとも1つの角部を曲面状に成形することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の巻鉄心の製造方法。
  6. 前記アモルファス材を成形する際、少なくとも1つの角部を直線状に成形することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の巻鉄心の製造方法。
JP2017055749A 2017-03-22 2017-03-22 巻鉄心の製造方法 Pending JP2018160502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017055749A JP2018160502A (ja) 2017-03-22 2017-03-22 巻鉄心の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017055749A JP2018160502A (ja) 2017-03-22 2017-03-22 巻鉄心の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018160502A true JP2018160502A (ja) 2018-10-11

Family

ID=63796776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017055749A Pending JP2018160502A (ja) 2017-03-22 2017-03-22 巻鉄心の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018160502A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113035560A (zh) * 2021-04-02 2021-06-25 广东安沛电力有限公司 一种开口立体卷铁芯的制作方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140015A (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 Toshiba Corp 鉄心の製造方法
JPS6140017A (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 Toshiba Corp 静止誘導電器の製造方法
JPS61179507A (ja) * 1985-02-04 1986-08-12 Toshiba Corp 鉄心の製造方法
JPS61179518A (ja) * 1985-02-04 1986-08-12 Toshiba Corp 静止誘導電器の製造方法
JPS61179516A (ja) * 1985-02-04 1986-08-12 Toshiba Corp 静止誘導電器の製造方法
JPS61134018U (ja) * 1985-02-07 1986-08-21
JPS62274612A (ja) * 1986-05-22 1987-11-28 Aichi Electric Co Ltd 巻鉄心の巻回方法
JP2001516143A (ja) * 1997-08-21 2001-09-25 アライド・シグナル・インコーポレーテツド セグメント化された変圧器コア
JP2005012117A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd アモルファス鉄心変圧器及びその製造方法
JP2009296005A (ja) * 2001-04-25 2009-12-17 Metglas Inc 三相変圧器用アモルファス金属製三脚磁心
WO2015031936A1 (en) * 2013-09-03 2015-03-12 Aem Cores Pty Ltd A wound transformer core

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140015A (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 Toshiba Corp 鉄心の製造方法
JPS6140017A (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 Toshiba Corp 静止誘導電器の製造方法
JPS61179507A (ja) * 1985-02-04 1986-08-12 Toshiba Corp 鉄心の製造方法
JPS61179518A (ja) * 1985-02-04 1986-08-12 Toshiba Corp 静止誘導電器の製造方法
JPS61179516A (ja) * 1985-02-04 1986-08-12 Toshiba Corp 静止誘導電器の製造方法
JPS61134018U (ja) * 1985-02-07 1986-08-21
JPS62274612A (ja) * 1986-05-22 1987-11-28 Aichi Electric Co Ltd 巻鉄心の巻回方法
JP2001516143A (ja) * 1997-08-21 2001-09-25 アライド・シグナル・インコーポレーテツド セグメント化された変圧器コア
JP2009296005A (ja) * 2001-04-25 2009-12-17 Metglas Inc 三相変圧器用アモルファス金属製三脚磁心
JP2005012117A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd アモルファス鉄心変圧器及びその製造方法
WO2015031936A1 (en) * 2013-09-03 2015-03-12 Aem Cores Pty Ltd A wound transformer core

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113035560A (zh) * 2021-04-02 2021-06-25 广东安沛电力有限公司 一种开口立体卷铁芯的制作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12154711B2 (en) Adhesively-laminated core for stator and electric motor
US12068097B2 (en) Laminated core, core block, electric motor and method of producing core block
WO2015111320A1 (ja) 巻鉄心及び巻鉄心の製造方法
JP4350890B2 (ja) セグメント化された変圧器コア
KR101501862B1 (ko) 회전 전기 기기용 나선 코어의 제조 방법 및 회전 전기 기기용 나선 코어의 제조 장치
CN103975504B (zh) 旋转电机和旋转电机的制造方法
JP5953541B2 (ja) 立体三角形構造のアモルファス合金変圧器鉄心の製造方法
US20180233267A1 (en) Core for Stationary Induction Apparatus
WO2019168158A1 (ja) 磁性コアとその製造方法、およびコイル部品
EP2597657B1 (en) Manufacturing method of a reactor device
JP2017157806A (ja) 巻鉄心および巻鉄心の製造方法
WO2017043099A1 (ja) 巻鉄心の製造方法および巻鉄心の製造装置
JP7088057B2 (ja) 合金薄帯の製造方法
JP6057777B2 (ja) 固定子、その固定子を備えた密閉型圧縮機及び回転機並びに金型
JP2018160502A (ja) 巻鉄心の製造方法
WO2012073565A1 (ja) アモルファス材を使用したリアクトル装置及びその製造方法
KR102109279B1 (ko) 무부하손실이 우수한 변압기용 적철심 제조방법
JP2018056336A (ja) 積層体及び複合積磁心
EP4354474A1 (en) Iron core of transformer, and manufacturing method therefor
JP5686440B2 (ja) 静止誘導電器用積層鉄心
US20210336516A1 (en) Manufacturing method of iron core, iron core, and stator
JP2007180135A (ja) 変圧器
JP7421662B2 (ja) 磁性コア、フープ材、および磁気部品
JP6520069B2 (ja) 磁心および変圧器
JP2021114868A (ja) 電気機械の積層鉄心の製造方法および電気機械の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210706

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210706

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210716

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210727

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20210903

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20210907

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220426

C30 Protocol of an oral hearing

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C30

Effective date: 20220719

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20220809

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20220913

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20220913