JP2018153571A - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Abstract
Description
吸収体と、この吸収体の表側を覆う液透過性のトップシートと、おむつの前後少なくとも一方側に幅方向に沿って設けられた、トップシート上に起き上がる起き上がり部分を有するウエスト起き上がりギャザーとを備えた、使い捨ておむつにおいて、
展開状態で前記ウエスト起き上がりギャザーの起き上がり部分と重なる領域の幅方向の一部に、前記吸収体の表面に凸部が設けられるとともに、前記トップシートに前記吸収体の凸部に沿って突出した突出部が設けられており、
前記トップシートの表面における、少なくとも前記突出部の頂部に、パッド係止手段が設けられており、
前記ウエスト起き上がりギャザーの起き上がり部分は、前記突出部の頂部以外では前記トップシートに接合されていない、
ことを特徴とする使い捨ておむつ。
本使い捨ておむつをアウターとしてその表面に吸収パッドを敷くときには、ウエスト起き上がりギャザーを持ち上げ、パッド係止手段によるウエスト起き上がりギャザーとトップシートとの接合を剥離した後、ウエスト起き上がりギャザーとトップシートとの間に吸収パッドを挿入する。この際、吸収パッドはトップシート表面のパッド係止手段によりトップシート上に固定される。
一方、吸収パッドを使用しない場合、パッド係止手段によるウエスト起き上がりギャザーとトップシートとの接合を剥離せずに使用したとしても、ウエスト起き上がりギャザーの起き上がり部分は、突出部の頂部以外ではトップシートに接合されていないため、トップシート表面から浮き上がり、ウエスト起き上がりギャザーとトップシートとの間に受け入れ空間が形成され、またこの受け入れ空間が前後方向中央側に開口する。よって、尿などの排泄物は、ウエスト起き上がりギャザーとトップシートとの間の空間にある程度受け入れることができるため、起き上がりギャザーがパッド係止手段によりトップシート上に仮止めされた状態における漏れ防止効果が改善されるものとなる。
前記凸部は、前記領域内の幅方向両側に、ウエスト側に向かうにつれて幅方向中央側に位置するように連続的又は間欠的に設けられている、
第1の態様の使い捨ておむつ。
排泄物は排泄位置から同心円状に拡散しやすいため、幅方向両側にそれぞれ位置する凸部及び突出部の間隔がウエスト側に向に向かって狭くなるように配置されていると、吸収パッドを使用せずに、パッド係止手段によるウエスト起き上がりギャザーとトップシートとの接合を剥離せずに使用した場合、排泄物を凸部及び突出部で堰き止めて吸収しやすくなる。また、ウエスト起き上がりギャザーとトップシートとの間の空間が大きく形成され、かつその空間につながる開口も広く形成されるため、より一層漏れ防止効果が改善される。
前記凸部として、多数のドット状の凸部が互いに間隔を空けて配置されている、
第1又は2の態様の使い捨ておむつ。
このように多数のドット状の凸部が互いに間隔を空けて配置されていると、吸収パッドを併用するとき、吸収パッドの裏面とパッド係止手段との接触圧力が高くなるため、スパイクと同様の作用により、吸収パッドがズレにくいという利点がある。
前記吸収体の前記凸部を有する部分の密度が、前記凸部以外の部分の密度以上である、第1〜3のいずれか1つの態様の使い捨ておむつ。
この態様によると、凸部が潰れにくいという利点がもたらされる。また、このような構造は、パルプ等の短繊維や高吸収性ポリマー粒子を吸収体型内に集積することにより吸収体の成形する手法により形成することができるため、凸部を容易に形成できるという利点もある。
前記吸収体の前記凸部以外の部分の密度が、前記凸部を有する部分の密度よりも高い、第1〜3のいずれか1つの態様の使い捨ておむつ。
この構造では、凸部よりも凸部以外の部分の液保持性に優れるため、液の逆戻りが発生しにくいという利点がある。また、このような構造は、トップシートを吸収体上に配置した状態でトップシート上から吸収体内に食い込むようにエンボス加工を施し、吸収体の凸部となる部分よりもそれ以外の部分を厚み方向に圧縮するとともに、トップシートに突出部を形成することにより製造できるため、凸部を容易に形成できるという利点もある。
吸収体と、この吸収体の表側を覆う液透過性のトップシートと、おむつの幅方向両側に前後方向に沿って設けられた、トップシート上に起き上がる起き上がり部分を有するサイド起き上がりギャザーとを備えた、使い捨ておむつにおいて、
展開状態で前記サイド起き上がりギャザーの起き上がり部分と重なる領域の前後方向の一部に、前記吸収体の表面に凸部が設けられるとともに、前記トップシートに前記吸収体の凸部に沿って突出した突出部が設けられており、
前記トップシートの表面における、少なくとも前記突出部の頂部に、パッド係止手段が設けられており、
前記サイド起き上がりギャザーの起き上がり部分は、前記突出部の頂部以外では前記トップシートに接合されていない、
ことを特徴とする使い捨ておむつ。
展開状態でサイド起き上がりギャザーの起き上がり部分と重なる領域についても、ウエスト起き上がりギャザーの場合と同様の構造を採用し、同様の利点をもたらすことができる。
図1〜図6(a)は、テープタイプ使い捨ておむつの一例を示しており、この使い捨ておむつは、液不透過性シート1の内面と、透液性トップシート2との間に、吸収体3が介在されているものである。
吸収体3としては、パルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布からなる繊維集合層を単層又は複数層有する基本構造を有し、必要に応じて粒子状などの高吸収性ポリマーを繊維集合層中に混合したり、繊維集合層中又は繊維集合層の表面に固着したり、繊維集合層間に層状に介在させたりしたもの等、公知のものを特に限定なく用いることができる。図示形態の吸収体3は一層構造とされているが、下層吸収体とその上に積層された上層吸収体とからなる二層構造であっても良い。また、必要に応じて、吸収体3はクレープ紙(図示省略)により包むことができる。また、吸収体3の形状は適宜定めることができるが、図示のように股間部を含む前後方向LDの中間部分の幅がその前後両側よりも狭い砂時計形状(括れ形状)の他、長方形等のように、股間部の前側から後側まで延在する形状が好適である。吸収体3におけるパルプ目付けは100〜500g/m2程度、厚みは1〜15mm程度であるのが望ましい。また、高吸収性ポリマーの目付けは0〜300g/m2程度であるのが望ましい。高吸収性ポリマーの含有率が少な過ぎると、十分な吸収能を与えることができず、多過ぎるとパルプ繊維間の絡み合いが無くなり、ヨレや割れ等が発生し易くなる。
液不透過性シート1は、吸収体3の周囲より外側に延在しており、吸収体3に吸収された排泄物の裏側への移動を遮断するものである。液不透過性シート1としては、ポリエチレンフィルム等のプラスチックフィルムの他、ムレ防止の点から遮水性を損なわずに透湿性を備えたシートも用いることができる。この遮水・透湿性シートは、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸又は二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートを用いることができる。液不透過性シート1の単位面積あたりの重量は13〜40g/m2であるのが好ましく、厚みは0.01〜0.1mmであるのが好ましい。
トップシート2としては、有孔又は無孔の不織布や穴あきプラスチックシートなどが用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。また、不織布の加工方法としては、スパンレース法、スパンボンド法、SMS法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等の公知の方法を用いることができる。透液性トップシート2に用いる不織布の繊維目付けは15〜30g/m2であるのが好ましく、厚みは0.05〜1mmであるのが好ましい。
図1、図4及び図6(a)にも示されるように、物品内面の両側部(図示形態ではトップシート2の側縁部表面からその側方に延在する液不透過性シート1の表面)には、サイド起き上がりギャザー4を構成するサイド起き上がりギャザーシート4sの幅方向WDの外側の付根部分4xが前後方向LDの全体にわたり貼り付けられている。サイド起き上がりギャザーシート4sは、各種不織布(スパンボンド不織布が好適である)の他、液不透過性シートに用いられるものと同様のプラスチックフィルム、又はこれらの積層シートを用いることができるが、肌への感触性の点で、撥水処理を施した不織布が好適である。サイド起き上がりギャザーシート4sの幅方向WDの中央側の突出部分4cは、前後方向LDの両端部では倒伏状態で物品内面(図示形態ではトップシート2表面)にホットメルト接着剤等の手段により固着され、倒伏部分4eとされているが、これらの間の中間部は非固定の起き上がり部分4fとなっている。突出部分4cの少なくとも先端部(展開状態における幅方向WDの中央側の端部)は、幅方向WDの中央側で折り返された二層構造となっており、起き上がり部分4fの少なくとも先端部における層間には、細長状の弾性部材4Gが前後方向LDに沿って伸長した状態でホットメルト接着剤等により固定されている。この弾性部材4Gは図示例では所定の間隔を空けて複数本設けられているが、一本でも良い。弾性部材4G(他の弾性部材も同様)としては、糸状、紐状、帯状等に形成された天然ゴム又は合成ゴム、具体的にはスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等、通常使用される素材を用いることができる。この起き上がり部分4fは、弾性部材4Gの収縮力が作用する結果、図4に示されるように、物品内面(図示形態ではトップシート2表面)に対して起立する。この起き上がり部分4fの基端4bはサイド起き上がりギャザー4における幅方向WDの外側の固定部分4xと突出部分4cとの境に位置する。なお、図1中の右斜め上がりの斜線部分はサイド起き上がりギャザー4の固着部分を示しており、左斜め上がりの斜線部分は後述するウエストギャザーシート30の固着部分を示している。
他方、図示形態の使い捨ておむつの後端部(図示例の場合はエンドフラップ部EF)には、おむつ内面(図示形態ではトップシート2表面)から起き上がるウエスト起き上がりギャザー30が設けられている。より詳細には、図5及び図6(a)にも示すように、ウエスト起き上がりギャザー30は、トップシート2表面にホットメルト接着剤等の接合手段により接合されたウエスト側の付根部分33と、この付根部分33から股間側に突出する突出部分34とを有している。突出部分34のうち幅方向WDの両端部はトップシート2とサイド起き上がりギャザーシート4sとの間に挟まれて両シートに対してホットメルト接着剤等の接合手段により接合された倒伏部分35とされている(図1及び図6(a)にはこれらの接合部分が右斜め下向きの斜線で示されている)。突出部分34のうち倒伏部分35の間に位置する部分は、おむつ表面には非固定の起き上がり部分36とされている。図示形態では、ウエスト起き上がりギャザー30の起き上がり部分36とサイド起き上がりギャザー4の起き上がり部分4fと重なる部分が相互に接合されているが、非接合でもよい。
サイドフラップ部SFの前後方向LDの中間部には、液不透過性シート1と外装シート12との間に細長状の弾性部材7が前後方向LDに沿って伸長状態でホットメルト接着剤等により固定されており、この弾性部材7の収縮によりサイドフラップ部SFにはいわゆる平面ギャザーが形成されている。この平面ギャザーにより、おむつの側部が弾性伸縮して脚周りにフィットするようになる。
背側部分Bのサイドフラップ部SFには、その側縁からそれぞれ突出するファスニングテープ5が取り付けられるとともに、腹側部分Fの胴周り部表面に幅方向WDに沿ってターゲットテープ6が貼着されており、身体への装着に際しては、おむつ100を身体にあてがった状態で、両側のファスニングテープ5を腰の各側から腹側外面に回してターゲットテープ6に止着する。ターゲットテープ6は省略することもでき、その場合にはファスニングテープ5はおむつ外面(図示形態の場合外装シート12)に直に止着される。
特徴的には、図5(b)及び図6(a)に示すように、展開状態でウエスト起き上がりギャザー30の起き上がり部分36と重なる領域の幅方向WDの一部に、吸収体3の表面に凸部3p(周囲よりも高い島状の部分)が設けられるとともに、トップシート2に吸収体3の凸部3pに沿って突出した突出部2pが設けられている。また、トップシート2の表面における、少なくとも突出部2pの頂部に、パッド係止手段20が設けられており、ウエスト起き上がりギャザー30の起き上がり部分36は、突出部2pの頂部以外ではトップシート2に接合されていない。
上記例は、背側部分Bにのみウエスト起き上がりギャザー30を設けているが、腹側部分Fにもウエスト起き上がりギャザー30を設けることができる。この場合、背側部分Bにおけるパッド係止手段20に代えて又はこれとともに、腹側部分Fにもパッド係止手段20を設けることができる。
Claims (6)
- 吸収体と、この吸収体の表側を覆う液透過性のトップシートと、おむつの前後少なくとも一方側に幅方向に沿って設けられた、トップシート上に起き上がる起き上がり部分を有するウエスト起き上がりギャザーとを備えた、使い捨ておむつにおいて、
展開状態で前記ウエスト起き上がりギャザーの起き上がり部分と重なる領域の幅方向の一部に、前記吸収体の表面に凸部が設けられるとともに、前記トップシートに前記吸収体の凸部に沿って突出した突出部が設けられており、
前記トップシートの表面における、少なくとも前記突出部の頂部に、パッド係止手段が設けられており、
前記ウエスト起き上がりギャザーの起き上がり部分は、前記突出部の頂部以外では前記トップシートに接合されていない、
ことを特徴とする使い捨ておむつ。 - 前記凸部は、前記領域内の幅方向両側に、ウエスト側に向かうにつれて幅方向中央側に位置するように連続的又は間欠的に設けられている、
請求項1記載の使い捨ておむつ。 - 前記凸部として、多数のドット状の凸部が互いに間隔を空けて配置されている、
請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。 - 前記吸収体の前記凸部を有する部分の密度が、前記凸部以外の部分の密度以上である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記吸収体の前記凸部以外の部分の密度が、前記凸部を有する部分の密度よりも高い、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 吸収体と、この吸収体の表側を覆う液透過性のトップシートと、おむつの幅方向両側に前後方向に沿って設けられた、トップシート上に起き上がる起き上がり部分を有するサイド起き上がりギャザーとを備えた、使い捨ておむつにおいて、
展開状態で前記サイド起き上がりギャザーの起き上がり部分と重なる領域で、前記吸収体の表面に凸部が設けられるとともに、前記トップシートに前記吸収体の凸部に沿って突出した突出部が設けられており、
前記トップシートの表面における、少なくとも前記突出部の頂部に、パッド係止手段が設けられており、
前記サイド起き上がりギャザーの起き上がり部分は、前記突出部の頂部以外では前記トップシートに接合されていない、
ことを特徴とする使い捨ておむつ。
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