JP2018140746A - 鞍乗型車両およびその組立方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】後輪を当該後輪と幅の異なる後輪に容易に付け替えることのできる鞍乗型車両を提供する。【解決手段】左シートフレーム13Lに設けられた第1ブラケット板31および第2ブラケット板32と、第1ブラケット板31と第2ブラケット板32との間に配置されたカラー35とを備える。カラー35は、第1円筒部35aと、第1円筒部35aよりも外径が大きな第2円筒部35bとを有している。リアクッションユニット8の上支持部8Aは、カラー35の第1円筒部35aに支持されている。カラー35の向きは変更可能である。第1円筒部35aが第2円筒部35bよりも車幅方向の外方に位置するときに、カラー35の中心線35cを含む鉛直断面において、第1円筒部35aは左シートフレーム13Lの中心13Lcを通る鉛直線13V上に位置する。【選択図】図8
Description
本発明は、鞍乗型車両およびその組立方法に関する。
従来から、車体フレームに揺動可能に支持されたパワーユニットと、パワーユニットに支持された後輪と、車体フレームに支持された上支持部とパワーユニットに支持された下支持部とを有するリアクッションユニットとを備えた鞍乗型車両が知られている。このような鞍乗型車両では、リアクッションユニットは後輪の側方に配置される。
例えば、特許文献1の第2図に、そのような鞍乗型車両が記載されている。特許文献1に開示された鞍乗型車両では、リアクッションユニットは後輪の左方に配置されている。リアクッションユニットの上支持部は、車体フレームのうち左のシートフレームに支持されている。リアクッションユニットの下支持部は、パワーユニットのうち後輪の左方に位置する伝動ケースに支持されている。リアクッションユニットは、後輪が路面から受ける衝撃を緩和するものである。後輪が路面から受ける力は、パワーユニットを介してリアクッションユニットに伝わる。上記鞍乗型車両では、左のシートフレームのうち収納ボックスの真下に位置する部分に、車幅方向の内方に延びるブラケットが溶接されている。なお、車幅方向の内方とは、車幅方向の中央の方のことである。車幅方向の外方とは、車幅方向の中央の方と反対の方のことである。リアクッションユニットの上支持部は、上記ブラケットに支持されている。このように、シートフレームとリアクッションユニットの上支持部との間に、車幅方向の内方に延びるブラケットを介在させることにより、リアクッションユニットを車幅方向の中央付近に配置している。
ところで、鞍乗型車両を所有しているユーザにおいて、例えば、標準寸法の後輪を標準寸法よりも幅の太い後輪に付け替えたいというニーズがある。後輪は、パワーユニットの後端部に取り付けられ、パワーユニットの後端部の側方に配置される。パワーユニットの後端部は、後輪よりも車幅方向の外方に位置する。そのため、標準寸法の後輪から幅の太い後輪に付け替えた場合、パワーユニットの位置は車幅方向の外方にずれることになる。その場合、リアクッションユニットの位置を車幅方向の外方にずらすことが好ましい。
従来は、リアクッションユニットの位置を車幅方向の外方にずらすために、シートフレームとリアクッションユニットの上支持部との間に介在するブラケットを付け替える必要があった。しかし、そのようなブラケットの付け替えは容易ではなかった。そのため、リアクッションユニットの位置変更を考慮すると、後輪の付け替えは容易ではなかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、後輪を当該後輪と幅の異なる後輪に容易に付け替えることのできる鞍乗型車両を提供することである。
まず、本願発明者は、ブラケットを付け替えるという発想ではなく、幅の異なる後輪への付け替えに対応できるようにブラケットの形状を変更することを考えた。しかし、幅の太い後輪は、標準寸法の後輪に比べて、路面から受ける力が大きい。幅の太い後輪に付け替えた場合、リアクッションユニットを介してシートフレームに伝わる力は大きくなる傾向がある。それゆえ、本願発明者は、後輪を付け替えるときには、ブラケットの形状変更だけでなく、シートフレームが受ける影響も考慮する必要があることに気が付いた。しかし、幅の異なる後輪への付け替えに対応できるようにシートフレームの形状を変更することは、車体フレームのコストアップを招くため、好ましくない。
本願発明者は更なる鋭意研究の結果、幅の太い後輪に付け替える場合に、シートフレームに対する力の伝わり方を工夫することにより、シートフレームの形状を変更しなくてもシートフレームの剛性を確保できることに思い至った。すなわち、幅の太い後輪に付け替える場合に、リアクッションユニットの上支持部の車幅方向の位置がシートフレームの車幅方向の位置に近づくようにすることにより、シートフレームの形状を変更しなくても後輪の付け替えが可能になることに思い至った。本発明は上記知見に基づくものである。
本発明に係る鞍乗型車両は、ヘッドパイプと、車両側面視において前記ヘッドパイプから下方に延びるダウンフレームと、車両側面視において前記ダウンフレームから後方かつ上方に延びるシートフレームと、を有する車体フレームを備える。前記鞍乗型車両は、前記シートフレームに支持された収納ボックスと、前記シートフレームに揺動可能に支持されたパワーユニットと、前記パワーユニットに支持された後輪と、を備える。前記シートフレームは、車両側面視において前記収納ボックスと重なる第1部分と、車両側面視において前記第1部分よりも後方に位置しかつ車両背面視にて前記収納ボックスと重なる第2部分と、を含む。前記鞍乗型車両は、前記シートフレームの前記第2部分に設けられた第1ブラケット板と、前記シートフレームの前記第2部分に設けられ、前記第1ブラケット板よりも車幅方向の内方に配置された第2ブラケット板と、を備える。前記鞍乗型車両は、第1の外径を有する第1円筒部と、前記第1の外径よりも大きな第2の外径を有する第2円筒部とを有し、前記第1ブラケット板と前記第2ブラケット板との間に配置されたカラーを備える。前記鞍乗型車両は、前記カラーの前記第1円筒部が挿入されかつ前記第1円筒部に揺動可能に支持された円筒状の上支持部と、前記パワーユニットに揺動可能に支持された下支持部とを有するリアクッションユニットを備える。前記第1ブラケット板は、前記カラーの中心線を含む鉛直断面における前記シートフレームの中心よりも車幅方向の外方に配置されている。前記第2ブラケット板の少なくとも一部は、前記カラーの中心線を含む鉛直断面における前記シートフレームの車幅方向の内端よりも車幅方向の内方に配置されている。前記カラーは、前記第1ブラケット板と前記第2ブラケット板との間において前記第1円筒部が前記第2円筒部よりも車幅方向の外方に位置するように配置されたときに、前記カラーの中心線を含む鉛直断面において前記第1円筒部が前記シートフレームの中心を通る鉛直線上に位置するように形成されている。
上記鞍乗型車両によれば、第1ブラケット板と第2ブラケット板との間に配置されるカラーの向きを変えることにより、リアクッションユニットの上支持部の車幅方向の位置を容易に変更することができる。そのため、相対的に幅の細い後輪を装着する場合には、リアクッションユニットの上支持部を相対的に車幅方向の内方に配置することができる。相対的に幅の太い後輪を装着する場合には、リアクッションユニットの上支持部を相対的に車幅方向の外方に配置することができる。したがって、幅の異なる後輪の付け替えが容易となる。
また、幅の太い後輪を装着する場合、カラーは、第1円筒部が第2円筒部よりも車幅方向の外方に位置するように配置される。上記鞍乗型車両によれば、幅の太い後輪を装着する場合、リアクッションユニットの上支持部は、前記鉛直断面においてシートフレームの中心を通る鉛直線上に位置することとなる。そのため、リアクッションユニットからシートフレームに伝わる荷重は、シートフレームの中心付近に伝わりやすい。よって、シートフレームの形状を変更しなくても、シートフレームはリアクッションユニットからの荷重を効果的に受け止めることができる。したがって、シートフレームの形状を変更する必要がないので、幅の異なる後輪の付け替えが容易となる。
本発明の好ましい一態様によれば、前記第1円筒部は、前記第2円筒部よりも車幅方向の外方に位置する。前記カラーの中心線を含む鉛直断面において、前記リアクッションユニットの前記上支持部は、前記シートフレームの中心を通る鉛直線上に配置されている。
上記態様によれば、相対的に幅の太い後輪を備えた鞍乗型車両が得られる。幅の太い後輪を備えた鞍乗型車両では、幅の細い後輪を備えた鞍乗型車両に比べると、リアクッションユニットが受ける荷重が大きくなる傾向がある。上記態様によれば、上記鉛直断面において、リアクッションユニットの上支持部はシートフレームの中心を通る鉛直線上に配置されている。よって、リアクッションユニットに加わる荷重をシートフレームにてバランスよく支持しやすい。路面から後輪およびパワーユニットを介してリアクッションユニットに加わる荷重が相対的に大きくても、リアクッションユニットをシートフレームにより十分に支持することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記第1円筒部は、前記第2円筒部よりも車幅方向の内方に位置する。前記カラーの中心線を含む鉛直断面において、前記リアクッションユニットの前記上支持部は、前記シートフレームの中心を通る鉛直線よりも車幅方向の内方に配置されている。
上記態様によれば、相対的に幅の細い後輪を備えた鞍乗型車両が得られる。また、リアクッションユニットは、より車幅方向の中央付近に配置されている。そのため、車幅方向の寸法を小型化することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記第1ブラケット板は、前記シートフレームから鉛直下向きに延びる平板である。前記第2ブラケット板は、前記シートフレームから車幅方向の内方かつ下方に延びる根元部と、根元部から鉛直下向きに延びる本体部とを有する屈曲板である。
上記態様によれば、第1ブラケット板および第2ブラケット板のシートフレームに対する取付強度を確保しながら、第1ブラケット板と第2ブラケット板との間の寸法を確保することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記カラーの中心線を含む鉛直断面において、前記カラーの中心線に沿った方向の寸法は、前記シートフレームの前記カラーの中心線に沿った方向と平行な方向の寸法の1/2以上である。
上記態様によれば、カラーの寸法が大きいので、カラーの向きを変えたときの第1円筒部の位置の変化量を大きくすることができる。よって、リアクッションユニットの車幅方向の位置の変更量を大きくすることができる。付け替えることのできる後輪の幅の違いを大きくすることができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記カラーの中心線上において、前記シートフレームの中心を通る鉛直線と前記第1ブラケット板との間の距離は、前記シートフレームの中心を通る鉛直線と前記第2ブラケット板との間の距離よりも小さい。
上記態様によれば、カラーの中心線上において、第1ブラケット板と第2ブラケット板との中間位置は、シートフレームの中心よりも車幅方向の内方に位置する。そのため、リアクッションユニットを車幅方向の中央付近に配置することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記シートフレームは、前記カラーの中心線を含む鉛直断面における輪郭が、車幅方向の寸法が上下方向の寸法よりも大きな楕円形に形成されている。
上記態様によれば、リアクッションユニットをシートフレームにより十分に支持することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記第2ブラケット板は、車両背面視において前記収納ボックスと重なっている。
上記態様によれば、第2ブラケット板は車幅方向の中央付近に配置される。そのため、カラーを車幅方向の中央付近に配置することができる。よって、リアクッションユニットを車幅方向の中央付近に配置することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記第1ブラケット板および前記第2ブラケット板は、車両背面視において前記収納ボックスと重なっている。
上記態様によれば、第1ブラケット板および第2ブラケット板は、車幅方向の中央付近に配置される。そのため、カラーを車幅方向の中央付近に配置することができる。よって、リアクッションユニットを車幅方向の中央付近に配置することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記カラーは金属製である。前記鞍乗型車両は、前記リアクッションユニットの前記上支持部と前記カラーとの間に介在するゴム製の筒状部材を備えている。
上記態様によれば、カラーの剛性が高いので、リアクッションユニットの上支持部を堅牢に支持することができる。一方、リアクッションユニットの上支持部とカラーとの間にゴム製の筒状部材が介在するので、パワーユニットが揺動したときに、リアクッションユニットの上支持部はカラーに対して円滑に揺動する。また、カラーの摩耗が抑制される。
本発明に係る鞍乗型車両の組立方法では、前記後輪として第1の幅を有する第1の後輪を用いる場合には、前記第1円筒部が前記第2円筒部よりも車幅方向の内方に位置するように前記カラーを前記第1ブラケット板と前記第2ブラケット板との間に配置する。前記後輪として前記第1の幅よりも大きな第2の幅を有する第2の後輪を用いる場合には、前記第1円筒部が前記第2円筒部よりも車幅方向の外方に位置するように前記カラーを前記第1ブラケット板と前記第2ブラケット板との間に配置する。
上記組立方法によれば、第1の後輪を第2の後輪に容易に付け替えることができる。また、第2の後輪を第1の後輪に容易に付け替えることができる。
本発明によれば、後輪を当該後輪と幅の異なる後輪に容易に付け替えることのできる鞍乗型車両を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の一形態について説明する。図1は、鞍乗型車両の一例である自動二輪車1の左側面図である。本実施形態に係る自動二輪車1は、スクータ型の自動二輪車である。図2は自動二輪車1の正面図であり、図3は自動二輪車1の平面図である。図4は自動二輪車1の一部の背面図である。詳細は後述するが、自動二輪車1は後輪6の付け替えが可能であり、後輪6の付け替えに伴ってリアクッションユニット8の車幅方向の位置を変更可能に構成されている。
以下の説明では、前、後、左、右、上、下とは、自動二輪車1が無負荷状態かつ水平面上に直立しているときにシート2に着座した仮想的な乗員から見た前、後、左、右、上、下をそれぞれ意味するものとする。無負荷状態とは、自動二輪車1に燃料が充填されておらず、荷物が搭載されておらず、乗員が搭乗していない状態を意味する。図面の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表す。
図5に示すように、自動二輪車1は車体フレーム10を備えている。車体フレーム10は、ヘッドパイプ11と、車両側面視においてヘッドパイプ11から下方に延びるダウンフレーム12と、車両側面視においてダウンフレーム12から後方かつ上方に延びる左右のシートフレーム13L,13R(図4参照)とを有している。図4に示すように、車両背面視において、左シートフレーム13Lは車両中心線CLの左方に配置され、右シートフレーム13Rは車両中心線CLの右方に配置されている。ここで、車両背面視における車両中心線CLとは、自動二輪車1が無負荷状態かつ水平面上に直立しているときに、車両背面視においてヘッドパイプ11の中心を通る鉛直線のことである。なお、車両背面視において、車両中心線CLは後輪6の車幅方向の中央に位置する。本実施形態では、左シートフレーム13Lと右シートフレーム13Rとは、車両中心線CLを基準として左右対称の形状を有している。ただし、特に限定されない。
図5に示すように、ヘッドパイプ11にはステアリングシャフト20が回転可能に挿入されている。ステアリングシャフト20の上部には、ハンドル30が支持されている。ステアリングシャフト20の下部には、フロントフォーク21が固定されている。フロントフォーク21の下端部には、前輪5が支持されている。前輪5は、フロントフォーク21を介してステアリングシャフト20に支持されている。
左シートフレーム13Lおよび右シートフレーム13Rには、パワーユニット50が揺動可能に支持されている。左シートフレーム13Lおよび右シートフレーム13Rにはピボット軸53が設けられている。パワーユニット50は、ピボット軸53に揺動可能に支持されている。パワーユニット50は、内燃機関51と、Vベルト式無段変速機(図示せず)と、Vベルト式無段変速機を覆う伝動ケース52とを含んでいる。なお、パワーユニット50の動力源は内燃機関51に限定されず、例えば電動モータであってもよい。パワーユニット50はVベルト式無段変速機に代えて、複数のギアを備えた変速機を備えていてもよい。パワーユニット50の後端部には、後輪6が支持されている。後輪6は伝動ケース52の右方に配置されている。左シートフレーム13Lと後輪6とには、リアクッションユニット8が接続されている。
図1に示すように、シート2はヘッドパイプ11(図1では図示せず。図5参照)の後方に配置されている。ヘッドパイプ11の前方にはフロントカバー41が配置されている。シート2の前方かつ下方には、足載せ台3が設けられている。シート2の下方かつ側方には、サイドカバー42が配置されている。
図5に示すように、左シートフレーム13Lおよび右シートフレーム13Rには、収納ボックス45が支持されている。収納ボックス45は、上方が開放された箱状に形成されている。収納ボックス45には、例えばヘルメットなどを収納することができる。ただし、収納ボックス45に収納される物品は特に限定されない。収納ボックス45は、左壁45WL、右壁45WR、および後壁45WRrを有している。
収納ボックス45の後方には、シート支持部材46が配置されている。シート支持部材46は、収納ボックス45の後壁45WRrの後方に配置されている。なお、図5における符号45eは、収納ボックス45の後端を表している。収納ボックス45およびシート支持部材46の上方にはシート2が配置されている(図1参照)。シート支持部材46は、シート2の荷重を支える部材である。収納ボックス45と異なり、シート支持部材46は物品を収納する部材ではない。
収納ボックス45の前端部には、軸44が設けられている。シート2は軸44に回転可能に支持されている。シート2が収納ボックス45の真上に位置する場合、収納ボックス45の上方はシート2によって塞がれる。一方、シート2を軸44の周りに前方に回転させると、シート2は収納ボックス45の真上の位置から前方に移動し、収納ボックス45の上方が開放される。これにより、収納ボックス45への物品の出し入れが可能となる。
図5に示すように、左シートフレーム13Lは、車両側面視において収納ボックス45と重なる第1部分13aと、車両側面視において第1部分13aよりも後方に位置する第2部分13bとを含んでいる。車両側面視において、第2部分13bは収納ボックス45と重なっていない。車両側面視において、第2部分13bは収納ボックス45の後方に位置している。図示は省略するが、右シートフレーム13Rも、車両側面視において収納ボックス45と重なる第1部分と、車両側面視において第1部分よりも後方に位置する部分とを含んでいる。図4に示すように、左シートフレーム13Lの第2部分13bは、車両背面視において収納ボックス45と重なっている。
左シートフレーム13Lおよび右シートフレーム13Rは、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうような形状に形成されている。なお、車幅方向の内方とは車両中心線CLに近づく方であり、車幅方向の外方とは車両中心線CLから遠ざかる方のことである。左シートフレーム13Lは、後方に行くほど右方に向かうような形状に形成されている。右シートフレーム13Rは、後方に行くほど左方に向かうような形状に形成されている。左シートフレーム13Lおよび右シートフレーム13Rは、車両背面視において、後方に行くほど車両中心線CLに近づくような形状に形成されている。
収納ボックス45の左壁45WLは、後方に行くほど右方に向かうような形状に形成されている。右壁45WRは、後方に行くほど左方に向かうような形状に形成されている。すなわち、左壁45WLおよび右壁45WRは、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうような形状に形成されている。収納ボックス45は、後方に行くほど車幅方向の寸法が小さくなるような形状に形成されている。左壁45WLの少なくとも一部は、左シートフレーム13Lの右方に配置されている。右壁45WRの少なくとも一部は、右シートフレーム13Rの左方に配置されている。
図6に示すように、左シートフレーム13Lには、第1ブラケット板31および第2ブラケット板32が設けられている。また、第1ブラケット板31および第2ブラケット板32の前部および後部には、ブラケット板33が架け渡されている。ブラケット板33は、第1ブラケット板31の後端部と第2ブラケット板32の後端部とに接続されている。他のブラケット板33は、第1ブラケット板31の前端部と第2ブラケット板32の前端部とに接続されている。ブラケット板33は第1ブラケット板31および第2ブラケット板32と一体であってもよく、別体であってもよい。ブラケット板33も左シートフレーム13Lに設けられている。なお、ブラケット板33は必ずしも必要ではなく、省略することも可能である。第2ブラケット板32は、第1ブラケット板31よりも車幅方向の内方に配置されている。本実施形態では、第1ブラケット板31および第2ブラケット板32は、左シートフレーム13Lに溶接されている。第1ブラケット板31および第2ブラケット板32は、左シートフレーム13Lに溶接された溶接部を有している。ただし、左シートフレーム13Lに対する第1ブラケット板31および第2ブラケット板32の固定方法は何ら限定されない。例えば、第1ブラケット板31および第2ブラケット板32は、左シートフレーム13Lに対しボルトにより固定されていてもよい。図4に示すように、車両背面視において、第1ブラケット板31および第2ブラケット板32は収納ボックス45と重なっている。図5に示すように、車両側面視において、第1ブラケット板31および第2ブラケット板32は、収納ボックス45と重なっていない。車両側面視において、第1ブラケット板31および第2ブラケット板32は、収納ボックス45の後方に配置されている。
図7に示すように、第1ブラケット板31は、左シートフレーム13Lから鉛直下向きに延びる平板によって構成されている。第2ブラケット板32は、左シートフレーム13Lから車幅方向の内方かつ下方に延びる根元部32aと、根元部32aから鉛直下向きに延びる本体部32bとを有する屈曲板によって構成されている。第2ブラケット板32の本体部32bは第1ブラケット板31と平行に配置されている。第2ブラケット板32の本体部32bおよび第1ブラケット板31は、車両前後方向および車両上下方向に延びている。ただし、第1ブラケット板31および第2ブラケット板32の形状は特に限定されない。例えば、第1ブラケット板31は屈曲板によって構成されていてもよく、第2ブラケット板32は平板によって構成されていてもよい。第1ブラケット板31は、左シートフレーム13Lの中心13Lcよりも車幅方向の外方に配置されている。第2ブラケット板32は、左シートフレーム13Lの中心13Lcよりも車幅方向の内方に配置されている。第2ブラケット板32の少なくとも一部は、左シートフレーム13Lの車幅方向の内端13Liよりも車幅方向の内方に配置されている。ここでは、第2ブラケット板32の本体部32bは、左シートフレーム13Lの車幅方向の内端13Liよりも車幅方向の内方に配置されている。
第1ブラケット板31と第2ブラケット板32との間には、カラー35が配置されている。カラー35は第1ブラケット板31と第2ブラケット板32の本体部32bとの間に配置されている。カラー35は円筒状の部材であり、本実施形態では金属製である。カラー35は、第1の外径d1を有する第1円筒部35aと、第1の外径d1よりも大きな第2の外径d2を有する第2円筒部35bとを有している。カラー35は車幅方向に沿って配置されている。カラー35の中心線35cは車幅方向に延びている。第1円筒部35aと第2円筒部35bとは、同軸状に配置されており、車幅方向に並んでいる。第1円筒部35aと第2円筒部35bとの間には、段差35dが形成されている。ここでは、第1円筒部35aは第2円筒部35bよりも車幅方向の内方に位置している。第1円筒部35aは第2円筒部35bの右方に位置している。
カラー35の第1円筒部35aは、ゴム製の筒状部材9に嵌め込まれている。リアクッションユニット8は、円筒状の上支持部8Aを有している。上支持部8Aには、筒状部材9およびカラー35の第1円筒部35aが嵌め込まれている。このように、上支持部8Aにはカラー35の第1円筒部35aが挿入されており、上支持部8Aと第1円筒部35aとの間には筒状部材9が介在している。上支持部8Aは、カラー35に対して、カラー35の中心線35c周りに揺動可能なように支持されている。カラー35の段差35dは、筒状部材9および上支持部8Aの側方に位置する。段差35dにより、筒状部材9および上支持部8Aが第1円筒部35a上から第2円筒部35b上に移動することが規制されている。上支持部8Aは、カラー35に対して、車幅方向に移動しないように支持されている。上支持部8Aの内径は、第1円筒部35aの外径d1よりも大きい。上支持部8Aの内径は、第2円筒部35bの外径d2よりも小さい。図7に示すように、カラー35の中心線35cを含む鉛直断面において、リアクッションユニット8の上支持部8Aは、左シートフレーム13Lの中心13Lcを通る鉛直線13Vよりも車幅方向の内方に配置されている。
カラー35は、ボルト25およびナット26により、第1ブラケット板31および第2ブラケット板32に固定されている。リアクッションユニット8の上支持部8Aは、カラー35とボルト25とナット26とにより、第1ブラケット板31および第2ブラケット板32に固定されている。これにより、リアクッションユニット8の上支持部8Aは、左シートフレーム13Lに支持されている。
前述の通り、左シートフレーム13Lの第2部分13bは、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように形成されている。図7に示すように、カラー35の中心線35cを含む鉛直断面において、左シートフレーム13Lの第2部分13bの輪郭は楕円形状を有している。当該鉛直断面において、左シートフレーム13Lの車幅方向の寸法13fは、上下方向の寸法13gよりも大きい。図7に示すように、カラー35の中心線35cを含む鉛直断面において、カラー35の中心線35cに沿った方向の寸法35fは、左シートフレーム13Lの上記中心線35cと平行な方向の寸法13fの1/2以上である。カラー35は、リアクッションユニット8の上支持部8Aの上記中心線35cと平行な方向の寸法よりも大きい。カラー35の中心線35cを含む鉛直断面において、左シートフレーム13Lの中心13Lcを通る鉛直線13Vと第1ブラケット板31との間の距離は、鉛直線13Vと第2ブラケット板32との間の距離よりも小さい。
図5に示すように、パワーユニット50は、伝動ケース52に接続されたブラケット54を有している。ブラケット54には、リアクッションユニット8の下支持部8Bが揺動可能に支持されている。なお、パワーユニット50のうち、リアクッションユニット8の下支持部8Bが支持される部分はブラケット54に限定されない。例えば、下支持部8Bは伝動ケース52に支持されていてもよい。下支持部8Bが支持される部分は何ら限定されない。図4に示すように、リアクッションユニット8は、車両背面視においてリアクッションユニット8の中心線8cが車両中心線CLと平行になるように配置されている。すなわち、リアクッションユニット8は、鉛直線に沿って配置されている。
以上が自動二輪車1の構成である。自動二輪車1では、後輪6の付け替えが可能である。次に、後輪6を後輪6よりも幅の太い後輪7に付け替えたときの自動二輪車1の構成について説明する。
図8、図9、図10は、それぞれ後輪6を後輪7に付け替えたときの図4、図6、図7に相当する図である。図4および図8に示すように、後輪7の幅7wは後輪6の幅6wよりも大きい。7w>6wである。図4および図8において、符号6p、7pは、車両背面視において、パワーユニット50の車幅方向の最外端と車両中心線CLとの距離を表す。すなわち、符号6p、7pは、車両背面視において、パワーユニット50の左端と車両中心線CLとの距離を表す。ここで、7p>6pである。幅の太い後輪7を装着する場合、後輪6を装着する場合よりも、パワーユニット50の車幅方向の最外端は、車両中心線CLから遠くに位置する。本実施形態では、幅の太い後輪7を装着する場合、後輪6を装着する場合よりも、パワーユニット50の左端はより左方に位置する。後輪6を後輪7に付け替えると、パワーユニット50の位置は左方にΔp=7p−6pだけずれることになる。その結果、リアクッションユニット8の下支持部8Bの位置は、Δpだけ左方にずれることになる。
そこで、後輪6を後輪7に付け替えるときには、カラー35の向きを逆にすることにより、リアクッションユニット8の上支持部8Aの位置を左方にずらす。詳しくは、図9および図10に示すように、後輪7を装着するときには、カラー35は、第1ブラケット板31と第2ブラケット板32との間において、第1円筒部35aが第2円筒部35bよりも車幅方向の外方に位置するように配置される。これにより、リアクッションユニット8の上支持部8Aの位置は、車幅方向の外方にずれる。すなわち、リアクッションユニット8の上支持部8Aの位置は左方にずれる。本実施形態では、カラー35の向きを変えることにより、上支持部8Aの位置はΔpだけ左方にずれるように構成されている。これにより、幅の太い後輪7を装着したときにも、車両背面視において中心線8cが車両中心線CLと平行になるようにリアクッションユニット8を配置することができる。すなわち、リアクッションユニット8を鉛直線に沿って配置することができる。
なお、図10に示すように、幅の太い後輪7を装着したときには、カラー35の中心線35cを含む鉛直断面において、上支持部8Aは左シートフレーム13Lの中心13Lcを通る鉛直線13V上に配置される。上記鉛直断面において、上支持部8Aは鉛直線13Vと交差する。これにより、リアクッションユニット8が受ける上向きの荷重は、上支持部8Aから左シートフレーム13Lの中心13Lcに向けて伝達されやすくなる。
なお、後輪6を後輪7に付け替えるときには、ボルト25をナット26から外す。次に、カラー35を第1ブラケット板31および第2ブラケット板32の間から外す。そして、カラー35をリアクッションユニット8の上支持部8Aから外す。後輪6を後輪7に付け替えた後、カラー35の向きを反対にして、カラー35をリアクッションユニット8の上支持部8Aに挿入する。すなわち、第1円筒部35aが第2円筒部35bよりも車幅方向の外方に位置するようにカラー35の向きを変え、第1円筒部35aを上支持部8Aに挿入する。なお、この際、ゴム製の筒状部材9は付けたままでもよく、交換してもよい。そして、ボルト25およびナット26により、カラー35を第1ブラケット板31および第2ブラケット板32に固定する。これにより、後輪7の付け替えとともに、リアクッションユニット8の車幅方向の位置を容易に変更することができる。
以上のように、本実施形態に係る自動二輪車1によれば、第1ブラケット板31と第2ブラケット板32との間に配置されるカラー35の向きを変えることにより、リアクッションユニット8の車幅方向の位置を容易に変更することができる。そのため、図4に示すように、相対的に幅の細い後輪6を装着する場合には、リアクッションユニット8を相対的に車幅方向の内方に配置することができる。図8に示すように、相対的に幅の太い後輪7を装着する場合には、リアクッションユニット8を相対的に車幅方向の外方に配置することができる。したがって、幅の異なる後輪6,7を容易に付け替えることができる。
幅の太い後輪7を装着する場合、図10に示すように、カラー35は第1円筒部35aが第2円筒部35bよりも車幅方向の外方に位置するように配置される。自動二輪車1によれば、幅の太い後輪7を装着する場合、リアクッションユニット8の上支持部8Aは左シートフレーム13Lの中心13Lcを通る鉛直線13V上に位置することとなる。そのため、リアクッションユニット8から左シートフレーム13Lに伝わる荷重は、左シートフレーム13Lに対して垂直に伝わる。よって、左シートフレーム13Lの形状を変更しなくても、左シートフレーム13Lはリアクッションユニット8からの荷重を効果的に受け止めることができる。したがって、剛性を高めるために左シートフレーム13Lの形状を変更する必要はない。車体フレーム10およびブラケット板31,32の変更が不要であるので、幅の異なる後輪6,7の付け替えが容易となる。
また、自動二輪車1では、相対的に幅の細い後輪6を装着したときに、リアクッションユニット8は、より車幅方向の中央付近に配置される。そのため、相対的に幅の細い後輪6を装着するときに、車幅方向の寸法を小型化することができる。
自動二輪車1では、幅の太い後輪7を装着した場合、路面から受ける荷重が大きくなる傾向がある。幅の細い後輪6を装着する場合に比べると、リアクッションユニット8が受ける荷重は大きくなる傾向がある。本実施形態に係る自動二輪車1によれば、図10に示すように、カラー35の中心線35cを含む鉛直断面において、リアクッションユニット8の上支持部8Aは、左シートフレーム13Lの中心13Lcを通る鉛直線13V上に配置されている。よって、リアクッションユニット8に加わる荷重を左シートフレーム13Lにてバランスよく支持しやすい。路面から後輪7およびパワーユニット50を介してリアクッションユニット8に加わる荷重が相対的に大きくても、リアクッションユニット8を左シートフレーム13Lにより十分に支持することができる。
本実施形態では、第1ブラケット板31は、左シートフレーム13Lから鉛直下向きに延びる平板である。第2ブラケット板32は、左シートフレーム13Lから車幅方向の内方かつ下方に延びる根元部32aと、根元部32aから鉛直下向きに延びる本体部32bとを有する屈曲板である。このような構成により、第1ブラケット板31および第2ブラケット板32の左シートフレーム13Lに対する取付強度を確保しながら、第1ブラケット板31と第2ブラケット板32との間の寸法を確保することができる。
本実施形態では、カラー35の中心線35cを含む鉛直断面において、カラー35の中心線35cに沿った方向の寸法35fは、左シートフレーム13Lの上記中心線35cと平行な方向の寸法13fの1/2以上である。このように、カラー35の寸法が大きいので、カラー35の向きを変えたときの第1円筒部35aの位置の変化量を大きくすることができる。よって、リアクッションユニット8の車幅方向の位置の変更量を大きくすることができる。付け替えることのできる後輪6,7の幅の違いを大きくすることができる。
本実施形態では、カラー35の中心線35cを含む鉛直断面において、左シートフレーム13Lの中心13Lcを通る鉛直線13Vと第1ブラケット板31との間の距離は、鉛直線13Vと第2ブラケット板32との間の距離よりも小さい。第1ブラケット板31と第2ブラケット板32との中間位置は、左シートフレーム13Lの中心13Lcよりも車幅方向の内方に位置する。そのため、リアクッションユニット8を車幅方向の中央付近に配置することができる。
本実施形態によれば、カラー35の中心線35cを含む鉛直断面において、左シートフレーム13Lの輪郭は、車幅方向の寸法13fが上下方向の寸法13gよりも大きな楕円形に形成されている。これにより、リアクッションユニット8を左シートフレーム13Lにより十分に支持することができる。
本実施形態によれば、第2ブラケット板32は、車両背面視において収納ボックス45と重なっている。第2ブラケット板32は車幅方向の中央付近に配置される。第1ブラケット板31は、車両背面視において収納ボックス45と重なっている。第1ブラケット板31は車幅方向の中央付近に配置される。そのため、カラー35を車幅方向の中央付近に配置することができる。よって、リアクッションユニット8を車幅方向の中央付近に配置することができる。
本実施形態によれば、カラー35は金属製である。カラー35の剛性が高いので、リアクッションユニット8の上支持部8Aを堅牢に支持することができる。一方、リアクッションユニット8の上支持部8Aとカラー35との間には、ゴム製の筒状部材9が介在する。そのため、パワーユニット50が揺動したときに、リアクッションユニット8の上支持部8Aはカラー35に対して円滑に揺動する。また、カラー35の摩耗が抑制される。
本実施形態に係る自動二輪車1の組立方法によれば、幅6wを有する後輪6を用いる場合には、第1円筒部35aが第2円筒部35bよりも車幅方向の内方に位置するようにカラー35を第1ブラケット板31と第2ブラケット板32との間に配置する。一方、幅6wよりも大きな幅7wを有する後輪7を用いる場合には、第1円筒部35aが第2円筒部35bよりも車幅方向の外方に位置するようにカラー35を第1ブラケット板31と第2ブラケット板32との間に配置する。このような組立方法により、後輪6を後輪7に容易に付け替えることができ、また、後輪7を後輪6に容易に付け替えることができる。
以上、本発明の実施の一形態について説明した。しかし、前記実施形態は一例に過ぎず、本発明が前記実施形態に限定されないことは勿論である。本発明は、他にも種々の形態にて実施することができる。
前記実施形態では、リアクッションユニット8は後輪6,7の左方に配置されるが、右方に配置されてもよい。すなわち、第1ブラケット板31および第2ブラケット板32を右シートフレーム13Rに設けてもよい。それら第1ブラケット板31および第2ブラケット板32の間にカラー35を配置し、カラー35の第1円筒部35aに上支持部8Aを支持させ、上支持部8Aを後輪6,7よりも右方に配置してもよい。パワーユニット50の一部を後輪6,7の右方に配置し、下支持部8Bを上記一部に揺動可能に支持することにより、下支持部8Bを後輪6,7の右方に配置してもよい。
前記実施形態では、シートフレーム13L,13Rは中空のパイプによって形成されている。しかし、シートフレーム13L,13Rは中実の棒によって形成されていてもよい。シートフレーム13L,13Rの横断面の輪郭形状は、円形に限らず、楕円形などの他の形状であってもよい。
前記実施形態に係る鞍乗型車両はスクータ型の自動二輪車である。しかし、鞍乗型車両とは、乗員が跨がって乗車する車両のことであり、その形式は特に限定されない。鞍乗型車両は、スクータ型以外の型式の自動二輪車であってもよく、自動二輪車以外の車両であってもよい。鞍乗型車両は、例えば旋回時に車体が鉛直線から傾く車両であるが、車輪の数は2つに限定されない。鞍乗型車両は、車輪の数が3つ以上の車両であってもよい。鞍乗型車両は、2つの前輪を備えた三輪車であってもよい。
ここに用いられた用語及び表現は、説明のために用いられたものであって限定的に解釈するために用いられたものではない。ここに示されかつ述べられた特徴事項の如何なる均等物をも排除するものではなく、本発明のクレームされた範囲内における各種変形をも許容するものであると認識されなければならない。本発明は、多くの異なった形態で具現化され得るものである。この開示は本発明の原理の実施形態を提供するものと見なされるべきである。それらの実施形態は、本発明をここに記載しかつ/又は図示した好ましい実施形態に限定することを意図するものではないという了解のもとで、実施形態がここに記載されている。ここに記載した実施形態に限定されるものではない。本発明は、この開示に基づいて当業者によって認識され得る、均等な要素、修正、削除、組み合わせ、改良及び/又は変更を含むあらゆる実施形態をも包含する。クレームの限定事項はそのクレームで用いられた用語に基づいて広く解釈されるべきであり、本明細書あるいは本願のプロセキューション中に記載された実施形態に限定されるべきではない。
1…自動二輪車、5…前輪、6…後輪(第1の後輪)、7…後輪(第2の後輪)、8…リアクッションユニット、8A…上支持部、8B…下支持部、9…筒状部材、10…車体フレーム、11…ヘッドパイプ、12…ダウンフレーム、13L…左シートフレーム(シートフレーム)、13a…左シートフレームの第1部分、13b…左シートフレームの第2部分、31…第1ブラケット板、32…第2ブラケット板、32a…根元部、32b…本体部、35…カラー、35a…第1円筒部、35b…第2円筒部、45…収納ボックス、50…パワーユニット、CL…車両中心線
Claims (11)
- ヘッドパイプと、車両側面視において前記ヘッドパイプから下方に延びるダウンフレームと、車両側面視において前記ダウンフレームから後方かつ上方に延びるシートフレームと、を有する車体フレームと、
前記シートフレームに支持された収納ボックスと、
前記シートフレームに揺動可能に支持されたパワーユニットと、
前記パワーユニットに支持された後輪と、を備え、
前記シートフレームは、車両側面視において前記収納ボックスと重なる第1部分と、車両側面視において前記第1部分よりも後方に位置しかつ車両背面視にて前記収納ボックスと重なる第2部分と、を含み、
前記シートフレームの前記第2部分に設けられた第1ブラケット板と、
前記シートフレームの前記第2部分に設けられ、前記第1ブラケット板よりも車幅方向の内方に配置された第2ブラケット板と、
第1の外径を有する第1円筒部と、前記第1の外径よりも大きな第2の外径を有する第2円筒部とを有し、前記第1ブラケット板と前記第2ブラケット板との間に配置されたカラーと、
前記カラーの前記第1円筒部が挿入されかつ前記第1円筒部に揺動可能に支持された円筒状の上支持部と、前記パワーユニットに揺動可能に支持された下支持部とを有するリアクッションユニットと、を備え、
前記第1ブラケット板は、前記カラーの中心線を含む鉛直断面における前記シートフレームの中心よりも車幅方向の外方に配置され、
前記第2ブラケット板の少なくとも一部は、前記カラーの中心線を含む鉛直断面における前記シートフレームの車幅方向の内端よりも車幅方向の内方に配置され、
前記カラーは、前記第1ブラケット板と前記第2ブラケット板との間において前記第1円筒部が前記第2円筒部よりも車幅方向の外方に位置するように配置されたときに、前記カラーの中心線を含む鉛直断面において前記第1円筒部が前記シートフレームの中心を通る鉛直線上に位置するように形成されている、鞍乗型車両。 - 前記第1円筒部は、前記第2円筒部よりも車幅方向の外方に位置し、
前記カラーの中心線を含む鉛直断面において、前記リアクッションユニットの前記上支持部は、前記シートフレームの中心を通る鉛直線上に配置されている、請求項1に記載の鞍乗型車両。 - 前記第1円筒部は、前記第2円筒部よりも車幅方向の内方に位置し、
前記カラーの中心線を含む鉛直断面において、前記リアクッションユニットの前記上支持部は、前記シートフレームの中心を通る鉛直線よりも車幅方向の内方に配置されている、請求項1に記載の鞍乗型車両。 - 前記第1ブラケット板は、前記シートフレームから鉛直下向きに延びる平板であり、
前記第2ブラケット板は、前記シートフレームから車幅方向の内方かつ下方に延びる根元部と、根元部から鉛直下向きに延びる本体部とを有する屈曲板である、請求項1〜3のいずれか一つに記載の鞍乗型車両。 - 前記カラーの中心線を含む鉛直断面において、前記カラーの中心線に沿った方向の寸法は、前記シートフレームの前記カラーの中心線に沿った方向と平行な方向の寸法の1/2以上である、請求項1〜4のいずれか一つに記載のスクータ型自動二輪車。
- 前記カラーの中心線上において、前記シートフレームの中心を通る鉛直線と前記第1ブラケット板との間の距離は、前記シートフレームの中心を通る鉛直線と前記第2ブラケット板との間の距離よりも小さい、請求項1〜5のいずれか一つに記載のスクータ型自動二輪車。
- 前記シートフレームは、前記カラーの中心線を含む鉛直断面における輪郭が、車幅方向の寸法が上下方向の寸法よりも大きな楕円形に形成されている、請求項1〜6のいずれか一つに記載の鞍乗型車両。
- 前記第2ブラケット板は、車両背面視において前記収納ボックスと重なっている、請求項1〜7のいずれか一つに記載の鞍乗型車両。
- 前記第1ブラケット板および前記第2ブラケット板は、車両背面視において前記収納ボックスと重なっている、請求項1〜7のいずれか一つに記載の鞍乗型車両。
- 前記カラーは金属製であり、
前記リアクッションユニットの前記上支持部と前記カラーとの間に介在するゴム製の筒状部材を備えている、請求項1〜9のいずれか一つに記載のスクータ型自動二輪車。 - 請求項1に記載の鞍乗型車両の組立方法であって、
前記後輪として第1の幅を有する第1の後輪を用いる場合には、前記第1円筒部が前記第2円筒部よりも車幅方向の内方に位置するように前記カラーを前記第1ブラケット板と前記第2ブラケット板との間に配置し、
前記後輪として前記第1の幅よりも大きな第2の幅を有する第2の後輪を用いる場合には、前記第1円筒部が前記第2円筒部よりも車幅方向の外方に位置するように前記カラーを前記第1ブラケット板と前記第2ブラケット板との間に配置する、鞍乗型車両の組立方法。
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