JP2018106584A - 情報処理システム、情報処理システムの制御方法、情報処理システムの制御方法のプログラム、画像形成装置および情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】処方箋情報の送信先の候補を適切に提示することができる仕組みを提供すること。【解決手段】薬剤情報を含む処方箋情報を読み取る読取手段と、該読取手段で読み取った処方箋情報を送信する送信手段と、を備える情報処理システムであって、読取手段で読み取った処方箋情報に含まれる薬剤情報が、以前に薬局で処方された薬剤を含むか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定結果に基づいて、送信手段による処方箋情報の送信先として薬剤を以前に処方した薬局を選択させるための選択画面を表示部に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図6
Description
本発明は、処方箋情報の読み取りが可能な情報処理システム、情報処理システムの制御方法、情報処理システムの制御方法のプログラム、画像形成装置および情報処理装置に関する。
病院にて発行された処方箋を受け取った患者は、該患者自身で調剤薬局に処方箋を提出し薬剤を受け取る場合がある。そして、調剤薬局での待ち時間を短縮するため、患者は、調剤薬局に出向く前に、処方箋の情報をFAX等により送信する場合がある。調剤薬局は、該処方箋の情報により、調剤のための作業を事前に行うことができる。この場合に、患者は、情報処理装置により提示された調剤薬局のリスト等から、処方箋を送信する調剤薬局を選択することができる。
特許文献1には、患者が所持する携帯端末の位置情報に基づいて、処方箋に記載された薬剤を調剤可能な近隣の調剤薬局のリストを提示する処方箋受領システムが開示されている。
しかし、特許文献1に記載されたシステムでは、位置情報に基づいて近隣の調剤薬局のリストが提示されているのみであり、患者の好みの傾向に合った調剤薬局が提示されない場合がある。そのため、従来技術のシステムでは、処方箋の情報の送信先を選択する際に、患者にとって手間がかかるおそれがあった。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、処方箋情報の送信先の候補を適切に提示することができる仕組みを提供することを目的とする。
そこで、本発明は、薬剤情報を含む処方箋情報を読み取る読取手段と、該読取手段で読み取った処方箋情報を送信する送信手段と、を備える情報処理システムであって、前記読取手段で読み取った処方箋情報に含まれる薬剤情報が、以前に薬局で処方された薬剤を含むか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記送信手段による前記処方箋情報の送信先として前記薬剤を以前に処方した薬局を選択させるための選択画面を表示部に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、処方箋情報の送信先の候補を適切に提示することができる仕組みを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。
図1を用いて、本実施形態における情報処理システムの一例を示す図である。図1における情報処理システム10は、情報処理装置100、画像形成装置200を含む。
情報処理システム10は、1または2以上の画像形成装置200、及び情報処理装置100がローカルネットワーク(LAN)300を介して接続される構成となっている。なお、画像形成装置200にログインするための認証用のサーバ(図示しない)を備える構成であってもよい。
なお、本実施形態では、画像形成装置200内にユーザ認証テーブルを記憶し、ユーザ認証を行う構成となっている。情報処理システム10は、選択した薬局に処方箋情報を送信可能な情報処理システム(処方箋情報送信システム)である。
情報処理装置100は、患者情報と薬局情報のデータベースの管理を行う。また、情報処理装置100は、画像形成装置200への画面表示、画像形成装置200へのファクシミリ送信指示を行う。
画像形成装置200は、ウェブブラウザー機能を備えており情報処理装置100で管理している画面の表示を行う。また、画像形成装置200は、情報処理装置100から要求があった場合に、文書を読み取る読み取り動作、文書をファクシミリデータとして送信するファクシミリ送信動作を行うことが可能である。ここで、読み取り動作は、文書に対し光学的に走査するスキャン動作を含みうる。また、画像形成装置200は、読み取った文書をファクシミリ送信以外の送信方法(例えば、メール送信)により送信することも可能である。
ここで、患者情報は、患者に関する情報であり、図9(a)、(b)で示す情報がその一例である。薬局情報は、薬局に関する情報であり、図9(c)で示す情報がその一例である。また、処方箋情報は、処方箋に記載された情報を示し、少なくとも薬剤情報を含む。ここで、処方箋は、紙媒体である場合について説明するが、電子化された情報であってもよい。薬剤情報は、薬剤に関する情報を示し、少なくとも処方箋で処方されるべき薬剤を特定するための情報を含む。薬剤を特定するための情報は、例えば、薬剤名である。
図2は、本実施形態における情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、情報処理装置100は、システムバス204を介してCPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、よび通信I/Fコントローラ208が接続される。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
ROM202あるいは外部メモリ211は、CPU201が実行する制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、本情報処理方法を実現するためのコンピュータ読み取り実行可能なプログラムおよび必要な各種データ(データテーブルを含む)を保持している。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
入力コントローラ205は、入力デバイス209からの入力を制御する。入力デバイス209がタッチパネルの場合、ユーザがタッチパネルに表示されたアイコンやカーソルやボタンに合わせて押下(指等でタッチ)することにより、各種の指示を行うことができることとする。なお、入力デバイス209は、キーボードおよびマウス等のポインティングデバイスも含みうる。
また、タッチパネルは、マルチタッチスクリーンなどの、複数の指でタッチされた位置を検出することが可能なタッチパネルであってもよい。
ビデオコントローラ206は、ディスプレイ210などの外部出力装置への表示を制御する。ディスプレイは本体と一体になったノート型パソコンのディスプレイも含まれるものとする。なお、外部出力装置はディスプレイに限ったものははく、例えばプロジェクタであってもよい。また、前述のタッチ操作を受け付け可能な装置については、入力装置も提供する。
なおビデオコントローラ206は、表示制御を行うためのビデオメモリ(VRAM)を制御することが可能で、ビデオメモリ領域としてRAM203の一部を利用することもできるし、別途専用のビデオメモリを設けることも可能である。
メモリコントローラ207は、外部メモリ211へのアクセスを制御する。外部メモリとしては、ブートプログラム、各種アプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、および各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク)、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等を利用可能である。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信やISDNなどの電話回線、および携帯電話の3G回線を用いた通信が可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
次に、図3を用いて、本実施形態における画像形成装置200を制御するコントローラユニットのハードウェア構成について説明する。
図3は、図1に示した画像形成装置200のコントローラユニットのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、316はコントローラユニットで、画像入力デバイスとして機能するスキャナ部314や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ部312と接続する一方、LAN(例えば、図1に示したLAN300)や公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
コントローラユニット316において、301はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。302はRAMで、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
303はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。304は外部記憶装置(ハードディスクドライブ(HDD))で、システムを制御するための各種プログラム,画像データ等を格納する。
307は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部(UI)308とのインタフェース部であり、操作部308に表示する画像データを操作部308に対して出力する。また、操作部I/F307は、操作部308から本システム使用者が入力した情報(例えば、ユーザ情報等)をCPU301に伝える役割をする。なお、操作部308はタッチパネルを有する表示部を備え、該表示部に表示されたボタンを、ユーザが押下(指等でタッチ)することにより、各種指示を行うことができる。
305はネットワークインタフェース(Network I/F)で、ネットワーク(LAN)に接続し、データの入出力を行う。306はモデム(MODEM)で、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
318は外部インタフェース(外部I/F)で、USB、IEEE1394,プリンタポート,RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部であり、認証で必要となるICカードの読み取り用のカードリーダ319が外部I/F318に接続されている。そして、CPU301は、この外部I/F318を介してカードリーダ319によるICカードからの情報読み取りを制御し、該ICカードから読み取られた情報を取得可能である。尚、ICカードに限らず、ユーザを特定することが可能な記憶媒体であってもよい。この場合、記憶媒体にはユーザを識別するための識別情報が記憶される。この識別情報は、記憶媒体の製造番号でも、ユーザが企業内で与えられるユーザコードであってもよい。
以上のデバイスがシステムバス309上に配置される。
320はイメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)であり、システムバス309と画像データを高速で転送する画像バス315とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス315は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス315上には以下のデバイスが配置される。
310はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。311はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ部312とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、313はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ部314とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
317は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行い、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部317は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部314は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部308から読み取り起動指示することにより、CPU301がスキャナ314に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU301からの指示によって開始する。なお、プリンタ部312には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部308は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F307を介してCPU301に伝える。また、操作部308は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
ここで、操作部308のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部308のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部308のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ319は、CPU301からの制御により、ICカード内に記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F318を介してCPU301へ通知する。
次に、図4を用いて、本実施形態における情報処理システム10における、情報処理装置100および画像形成装置200の機能構成の一例について説明する。尚、図4に示す機能構成はあくまで一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があるため、これに限定されない。また、各機能部が有する詳細な機能は、後述する各フローチャートにおいて説明する。また、各機能は、情報処理装置100のCPU201(制御部)および画像形成装置200のCPU301(制御部)により実行される。
情報処理装置100は、機能部として、判定制御部401と、通信制御部402と、データベース管理部403を備える。
画像形成装置200は、機能部として、読取制御部410と、通信制御部411と、表示制御部412と、ファクシミリ制御部413と、を備える。
判定制御部401は、読取制御部410で読み取った処方箋情報に含まれる薬剤情報が、以前に薬局で処方された薬剤を含むか否かを判定する機能を備える。具体的には、読取制御部410で読み取った処方箋情報に含まれる薬剤情報と、データベース管理部403により管理される処方履歴に含まれる処方箋が一致するか否かを判定する。
通信制御部402は、画像形成装置200とLAN300を介した通信を制御する機能を有する。
データベース管理部403は、患者と、該患者が過去に処方された処方箋の処方履歴と、該処方箋が送信された送信履歴と、を対応づけて管理する機能を備える。
読取制御部410は、薬剤情報を含む処方箋情報を読み取る読み取り動作を制御する機能を有する。
通信制御部411は、情報処理装置100とのLAN300を介した通信を制御する機能を有する。
表示制御部412は、画像形成装置200の操作部308の表示部の表示を制御する機能を有する。具体的には、表示制御部412は、読取制御部410で読み取った処方箋情報に含まれる薬剤情報が、以前に薬局で処方された薬剤を含む場合には、以前に処方した薬局を選択可能な選択画面を表示部に表示させる。
ファクシミリ制御部413は、読取制御部410で読み取った処方箋情報をファクシミリデータとしてファクシミリ送信する機能を有する。
なお、画像形成装置200が、判定制御部401とデータベース管理部403の機能の一部または全てを実行してもよい。また、情報処理装置100が、読取制御部410と表示制御部412とファクシミリ制御部413の機能の一部または全てを実行してもよい。
次に図5〜図7のフローチャートを用いて、本実施形態における情報処理システム10の動作について説明する。以下で説明する各ステップは、情報処理装置100の制御部201(CPU201)および画像形成装置200の制御部301(CPU301)が各機能部を動作することにより実行される処理である。
図5において、情報処理システム10は、画像形成装置200により読み取られた処方箋情報から薬剤名を取得する。そして、情報処理システム10は、該取得した薬剤名と、データベース情報にある処方箋が一致するか否かの照合を行う。
ステップS501において、画像形成装置200の制御部301は、ユーザがICカードをかざすことによりカードリーダ319からカードIDを取得する。また、制御部301は、ユーザから入力されたユーザIDとパスワードを入力する。画像形成装置200の制御部301は、取得したユーザ情報と、画像形成装置200に記憶されているユーザ認証テーブル(図示しない)を参照する。画像形成装置200の制御部301は、これらが一致した場合にユーザにログインさせる。ユーザ認証テーブルには、ユーザID、パスワード、ICカードのカードIDがそれぞれ対応付けて登録されている。なお、ユーザ認証テーブルは、別途情報処理装置100に記憶されている構成であってもよい。
ステップS502において、情報処理装置100の制御部201は、画像形成装置200からユーザIDを含む情報を取得する。
ステップS503において、情報処理装置100の制御部201は、ユーザIDを用いてユーザ認証動作を行い、該認証の結果を送信する。
ステップS504において、画像形成装置200の制御部301は、S503で認証が正常に完了した場合に、図8(a)で示す読み取り実行画面800を表示する。この場合に、ログインしたユーザは画像形成装置200を利用可能となる。ログインした際に、該ログインしたユーザのユーザIDやその他ユーザIDが紐づく情報(例えばメールアドレスや使用権限等)を含むユーザ情報が、メモリに記憶される。なお、ログアウトするとメモリに記憶されているユーザ情報は削除される。
ステップS505において、画像形成装置200の制御部301は、ユーザの操作によって、図8(a)で示す読み取りボタン801が押下された場合に、情報処理装置100に読み取り実行要求を送信する。
ステップS506において、情報処理装置100の制御部201は、画像形成装置200からの読み取り実行要求を受信する。情報処理装置100の制御部201は、該実行要求の受信に応じて、読み取り設定(図示しない)を含む読み取り命令を生成し、画像形成装置200に対して該読み取り命令を送信する。
ステップS507において、画像形成装置200の制御部301は、情報処理装置100から読み取り命令を受信し、該受信した読み取り命令に従って読み取り動作を実行する。
ステップS508において、画像形成装置200の制御部301は、読み取り動作によって生成された読み取りファイル(処方箋情報)を所定の格納先に送信する。ここで、所定の格納先は、例えば、情報処理装置100で読み取り設定に含まれるファイル送信先(格納先パス)である。送信は、WEBDAV送信やFTP送信を用いて行う。
なお、画像形成装置200の制御部301は、読み取られた原稿毎に1つのファイルを生成するものとしているが、この限りではない。例えば、複数枚で1つの処方箋となる場合には、画像形成装置200の制御部301が、先頭のページを認識し、1つの処方箋毎に読み取りファイルを生成してもよい。この場合に、画像形成装置200の制御部301は、生成したファイル単位で送信する構成としてもよい。
ステップS509において、情報処理装置100の制御部201は、画像形成装置200から読み取りファイルを受信し、メモリに格納する。この場合に、情報処理装置100の制御部201は、画像形成装置200から送信されるジョブ状況情報の取得を行い、読み取り完了、ならびに読み取られた処方箋情報のファイル送信の完了のステータスとなった場合に、格納先のファイルを取得することとする。
ステップS510において、情報処理装置100の制御部201は、格納先の送信ファイルを取得して、処方箋に対して、OCR処理を実行する。
ステップS511において、情報処理装置100の制御部201は、OCR処理結果を取得する。これにより、情報処理装置100の制御部201は、送信された処方箋で処方された薬剤情報を取得できる。なお、ここでは、薬剤情報として、薬剤名を取得した場合について説明するがこれに限られるものではない。例えば、処方箋から処方箋情報を取得する方法は、処方箋全体を撮影して画像として認識させて取得する方法、薬剤を識別可能な識別番号、二次元バーコード等の情報を取得する方法も含まれる。
ステップS512において、情報処理装置100の制御部201は、データベースとの接続を行う。
ステップS513において、情報処理装置100の制御部201は、S502で取得したユーザIDを検索キーとしてデータベース検索を行う。情報処理装置100の制御部201は、該ユーザIDと図9(a)で示すユーザIDが一致するか否かを判定し、該判定結果に応じてユーザIDが一致するレコードデータ(患者情報データ)の取得を行う。
ステップS514において、情報処理装置100の制御部201は、S511で取得した薬剤名とS513で取得した患者情報データ内の薬剤情報が示す薬剤名とが一致するか否かを判定する。ここで、薬剤情報は、薬剤(履歴1〜3)から構成され。情報処理装置100の制御部201は、これらの各々とS511で取得した薬剤名とのマッチング処理を行う。
次に、図6を用いて、情報処理システム10が、薬剤の情報および画像形成装置200から取得した情報に基づいて薬局情報の一覧(リスト)を取得する処理について説明する。
ステップS601において、情報処理装置100の制御部201は、読み取られた薬剤情報が以前に処方された薬剤か否かの判定処理を行う。該判定処理は、読み取られた薬剤名を検索キーとして、患者情報データのいずれかと一致するか否かの判定する処理である。つまり、情報処理装置100の制御部200は、S601の判定結果を用いて、以前に同じ薬剤が処方されていたか否かに応じて制御を切り替える。
ステップS602において、情報処理装置100の制御部200は、以前に同じ薬剤が処方されていると判定された場合には、以前に処方した薬局を選択させるための選択画面を画像形成装置200に送信する。ここで、選択画面は、以前にまた、選択画面は、選択条件(ソート順)として、以前に受け取った薬局、病院からの最寄りの薬局、ユーザの自宅からの最寄りの薬局のいずれかを一覧を選択させるための情報を含む。
ステップS603において、情報処理装置100の制御部200は、以前に同じ薬剤が処方されていない場合には、病院からの最寄り薬局、ユーザの自宅からの最寄りの薬局を選択させる選択画面を送信する。換言すると、ステップS601からS603により、情報処理装置100の制御部200は、以前に同じ薬剤が処方されているか否かを判定した判定結果に応じて、以前に受け取った薬局を選択させるための選択画面を送信するか否かを切り替えていると言える。
ステップS604において、情報処理装置100の制御部200は、画像形成装置200側で選択された情報を取得する。当該情報を取得する前に、画像形成装置200の制御部301は、S602において情報処理装置100の制御部200から送信された選択画面を受信する。画像形成装置200の制御部301は、該選択画面を受信したことに応じて、図8(b)で示す処方箋受け取り選択画面810を表示する。画像形成装置200の制御部301は、処方箋受け取り選択画面810においてユーザの操作を受け付けることによって、薬局選択を行う際の表示条件を情報処理装置100の制御部200に送信する。ここで、画像形成装置200の制御部301は、情報処理装置100の制御部200により、以前に同じ薬剤が処方されているか否かを判定した判定結果に応じて、処方箋受け取り選択画面810として表示させる表示内容を切り替えていると言える。具体的には、画像形成装置200の制御部301は、以前に同じ薬剤が処方されていると判定された場合には、処方箋受け取り選択画面810に、「以前に受け取った薬局」を示す表示811を表示させる。一方、画像形成装置200の制御部301は、以前に同じ薬剤が処方されていると判定されていない場合には、処方箋受け取り選択画面810に、「以前に受け取った薬局」を示す表示811を表示させない。
そして、情報処理装置100の制御部200は、処方箋受け取り選択画面810で「以前に受け取った薬局」が選択されたか否かを判定する。情報処理装置100の制御部200は、「以前に受け取った薬局」が選択された場合に、ステップS606へ処理を移行する。情報処理装置100の制御部200は、「以前に受け取った薬局」とは異なる選択肢が選択された場合に、ステップS605へ処理を移行する。
ステップS605において、情報処理装置100の制御部200は、処方箋受け取り選択画面810または処方箋受け取り選択画面820で「病院からの最寄りの薬局」が選択されたか否かを判定する。情報処理装置100の制御部200は、「病院からの最寄りの薬局」が選択された場合に、S609へ処理を移行する。一方で、情報処理装置100の制御部200は、処方箋受け取り選択画面810または処方箋受け取り選択画面820で「病院からの最寄りの薬局」が選択されていない場合、すなわち「自宅からの最寄りの薬局」が選択された場合に、S609へ処理を移行する。
なお、ステップS605において、画像形成装置200の制御部301は、該選択画面を受信したことに応じて、図8(b)で示す処方箋受け取り選択画面810を表示する。
よって、S604およびS605により、情報処理装置100の制御部201は、薬局の選択を行う上での条件情報のうち、「以前に受け取った薬局」、「病院からの最寄りの薬局」、「ユーザの自宅からの最寄り」のいずれの条件が選択されたかの判定を行う。
ステップS606において、情報処理装置100の制御部201は、取得しているログインユーザIDを検索キーとして、データベース検索を行う。該データベース検索において、情報処理装置100の制御部201は、図9(a)で示す薬剤名と対応する処方箋送付先データ(処方先)を検索して取得する。なお、複数の合致情報が存在する場合には、情報処理装置100の制御部201は、複数データを取得する。
ステップS607において、情報処理装置100の制御部201は、データベース検索結果として取得した処方箋送付先データを検索キーとして、図9(c)示すデータベースの検索を行う。情報処理装置100の制御部201は、管理IDに合致した薬局名、開店時間、閉店時間、休日、FAX番号、住所データの取得を行う。該データベース検索において、情報処理装置100の制御部201は、複数の合致情報が存在する場合は複数のレコードを取得する。
ステップS608において、情報処理装置100の制御部201は、取得されたレコード情報を一覧情報(リスト情報)として取得する。情報処理装置100の制御部201は、該リスト情報のうち対応する薬剤情報に基づいて直近に受け取った順に並び替え処理を行うとともに、該並び替えた後の一覧情報を画像形成装置200へ送信する。
ステップS609において、情報処理装置100の制御部201は、画像形成装置200が配置されている位置情報の取得を行う。なお、本実施形態において、画像形成装置200は、病院内に配置されているものとするが、病院との相対的な位置関係が設定されていればこれに限られるものではない。
ステップS610において、情報処理装置100の制御部201は、図9(c)で示すデータベースの検索を行う。この場合に、情報処理装置100の制御部201は、図9(c)で示す位置情報をから、画像形成装置200が配置されている位置情報を基準として、所定の範囲内にある薬局情報の検索を行う。ここで、該所定の範囲は、情報処理装置100により、設定ファイルで記録しておいてもよく、画像形成装置200の画面上でユーザが入力する方式でもよい。
ステップS611において、情報処理装置100の制御部201は、取得された情報を一覧情報として保持する。情報処理装置100の制御部201は、該一覧情報のうち、画像形成装置200が配置されている位置からの距離が近い順、すなわち病院から近い順にソート処理を行い、情報処理装置100の制御部201が画像形成装置200へ該ソート処理した結果を送信する。
ステップS612において、情報処理装置100の制御部201は、データベース検索を行いユーザの自宅情報を取得する。なお自宅情報を取得する際に、情報処理装置100の制御部201は、ユーザIDを検索キーとした図9(b)で示す位置情報を検索し、取得を行う。
ステップS613において、情報処理装置100の制御部201は、図9(c)へのデータベース検索を行う。この場合に、情報処理装置100の制御部201は、取得したユーザの自宅情報を基準として、所定の範囲内にある薬局情報の検索を行う。ここで、該所定の範囲は、情報処理装置100により、設定ファイルで記録しておいてもよく、画像形成装置200の画面上でユーザが入力する方式でもよい。
ステップS614において、情報処理装置100の制御部201は、取得された情報を一覧情報として保持する。情報処理装置100の制御部201は、該一覧情報のうち、画像形成装置200が配置されている位置からの距離が近い順、すなわち病院から近い順にソート処理を行い、情報処理装置100の制御部201が画像形成装置200へ送信する。
図7を用いて、情報処理システム10における、ユーザが選択した薬局に対してファクシミリデータのファクシミリ送信を行う処理を説明する。
ステップS701において、情報処理装置100の制御部201は、S608,S611,S614のいずれかで取得した一覧情報を画像形成装置200へ送信する。
ステップS702において、画像形成装置200の制御部301は、情報処理装置100から一覧情報を受信するとともに、図8(d)で示す処方箋送信選択画面830を表示する。
ステップS703において、画像形成装置200の制御部301は、ユーザの操作により薬局の選択を受け付け、該選択された薬局を示す情報を情報処理装置100に送信する。この場合に、ユーザは、図8(d)の処方箋送信選択画面830上の薬局リスト831から薬局を選択した後に、図8(d)で示す送信ボタン832を押下することでファクシミリ送信が開始される。
ステップS704において、情報処理装置100の制御部201は、画像形成装置200から選択された薬局情報を受信する。情報処理装置100の制御部201は、図9(c)で示す薬局情報に対応づけられたファクス番号を、読み取られた処方箋情報と共にファクシミリデータとして生成する。
ステップS705において、情報処理装置100の制御部201は、ファクシミリデータを含むファクシミリ送信命令を画像形成装置200に送信する。
ステップS706において、画像形成装置200の制御部301は、情報処理装置100からファクシミリ送信命令を受信し、ファクシミリ送信命令に基づいてファクシミリ送信を実行する。
ステップS707において、画像形成装置200の制御部301は、ファクシミリ送信の完了画面(図示しない)を表示する。なお、画像形成装置200の制御部301は、当該完了情報とともに、薬局名および処方箋情報を完了画面に表示させてもよい。当該表示により、ユーザは、誤った薬局に送信していないか否かを再確認することができる。
なお、画像形成装置200の制御部301は、情報処理装置100の制御部201がジョブ状況の確認を行った結果に基づいて完了情報を表示させてもよい。
次に、図8を用いて、画像形成装置200で表示される画面の一例について説明する。これらの画面は、画像形成装置200における操作部308の表示部に表示される。
図8(a)は、処方箋の読み取りを行うための読み取り実行画面800である。読み取り実行画面800には、複数の表示アイテム(801〜804)が表示される。読み取り実行画面800は、少なくとも読み取りボタン801を含む。
読み取りボタン801は、画像形成装置200にて処方箋情報を読み取るための指示を受け付ける表示である。ユーザは、操作部308に表示される読み取りボタン801を選択することで、処方箋情報を読み取ることが可能となる。
読み取り実行画面800は、更に、操作すべき内容をユーザに提示するための表示802、UserIDを示す表示803、操作内容を取り消すための表示804を含んでいてもよい。
図8(b)は、処方箋受け取り選択画面810である。処方箋受け取り選択画面810は、複数の表示アイテムとして、選択ボタン811、812、813を含んで表示される。更に、処方箋受け取り選択画面810は、操作すべき内容をユーザに提示するための表示814を含んでいてもよい。処方箋受け取り選択画面810は、少なくとも、薬局一覧情報をいずれの条件で表示させるかを選択可能な態様で表示する。
選択ボタン811は、以前に同じ薬剤を受け取った薬局の検索結果の表示の要求を受け付けるため機能を備える。
選択ボタン812は、画像形成装置200が置かれている病院から最寄りの薬局の検索結果の表示の要求を受け付ける機能を備える。
選択ボタン813は、自宅から最寄りの薬局の検索結果を表示の要求を受け付ける機能を備える。
図8(c)は、処方箋受け取り選択画面820である。なお、処方箋受け取り選択画面820は、過去に同じ薬剤を処方されていなかった場合に表示される。処方箋受け取り選択画面820は、受け取りたい薬局のグループ選択を行うための処方箋受け取り選択の画面である。処方箋受け取り選択画面820は、複数の表示アイテムとして、選択ボタン821、822を含んで表示される。
処方箋受け取り選択画面820における選択ボタン821および822は、処方箋受け取り選択画面810における選択ボタン812および選択ボタン813にそれぞれ対応した機能を備える。処方箋受け取り選択画面820は、選択ボタン811に対応する表示を含まない場合について説明したがこれに限られるものではない。例えば、処方箋受け取り選択画面820において、選択ボタン811に対応するボタンを表示させ、他の選択ボタンと色や大きさを変更することで、ユーザに当該対応するボタンを押させないような表示にしてもよい。あるいは、処方箋受け取り選択画面820において、選択ボタン811を表示した状態で、ユーザからの入力を受け付けないようにしてもよい。
図8(d)は、図8(b)または図8(c)で選択された条件に基づいて表示される送信先選択画面830である。送信先選択画面830には、複数の表示アイテムとして、薬局リスト831、ファクシミリ送信ボタン832、表示条件833が表示される。ユーザは、操作部308の表示部に表示された薬局リスト831から薬局を選択することができる。画像形成装置200の制御部301は、該選択された薬局に対して、送信ボタン832が押下されることに応じてファクシミリ送信を開始する。
薬局リスト831は、図8(b)または図8(c)で選択された条件833に基づいて表示される薬局の一覧である。薬局リスト831は、薬局名と、住所、閉店時間を含んで表示される。ここで、薬局リスト831は、閉店時間を表示しているがこれに限られるものでなく、営業時間や、ユーザが任意に選択した時間に営業しているか否かを示してもよい。
ファクシミリ送信ボタン832は、薬局リスト831で選択された薬局に対して、ファクシミリ送信をする処理を受け付ける。
次に、図9を用いて、情報処理装置100の制御部201が管理するデータテーブルの一例について説明する。当該データテーブルは、RAM202、ROM203、または外部メモリ211に記憶されている。図9(a)、(b)は、患者情報を管理する患者情報テーブル900である。
図9(a)で示す患者情報テーブル900が管理する患者情報は、以前に処方された薬剤の情報901と、患者名902とが対応づけられた情報である。患者情報は、更に、最新の処方日時を示す情報903、患者の住所904、患者を特定するための識別番号905(UserID)が更に対応づけられている。情報処理装置100は、それぞれの患者情報に対して、異なる管理ID906を付与することで、患者毎の情報管理を容易に行うことができる。図9(b)で示す患者情報テーブル910は、患者が過去に処方された処方箋の処方履歴と、該処方箋が送信された送信履歴(処方先)とが対応づけられているデータベースである。なお、図9(a)、(b)はそれぞれが互いに対応づけられたデータベースである。
図9(c)は、薬局情報を管理する薬局情報テーブル920である。薬局情報テーブル920は、処方箋の送付先となる薬局情報を管理するテーブルである。薬局情報テーブル920が管理する薬局情報は、ファクス番号921と、薬局名922と、営業時間を示す情報923(開店時間、閉店時間、休日)と、住所924とが対応づけられて情報である。
以上、本実施系形態の情報処理システムにおいて、処方箋情報の送信先の候補を適切に提示することが可能である。
上述の本実施形態において、情報処理システム10が、読取制御部410で読み取られた処方箋情報に含まれる薬剤情報が、判定制御部401により以前に薬局で処方された薬剤を含むと判定された場合には、該以前に薬局で処方された薬局の一覧を取得可能な選択画面を表示している。このため、情報処理システム10により、処方箋情報の送信先の候補を適切に提示することができる仕組みを提供される。そして、患者(ユーザ)は、自身が過去に同じ処方箋を処方してもらった薬局を容易に選択することができる。特に、行きつけの薬局がある患者にとっては、処方箋情報の送信先の候補を適切に選択するために、より便利なシステムであると言える。
また、情報処理システム10は、以前に該以前に薬局で処方された薬剤の一覧と、更に異なる他の条件から選択された条件で、薬局の一覧を表示させるための選択画面を表示している。このため、患者が好みの条件で、処方箋情報の送信先の候補を適切に選択することができる。
なお、情報処理システム10は、以前に薬局で処方された薬剤の一覧を取得可能な選択画面802を表示させなくともよい。つまり、情報処理システム10は、薬剤を以前に処方した薬局を選択させるための選択画面として、判定制御部401による判定後直ちに、以前に薬局で処方された薬剤の一覧830を表示させてもよい。
なお、本実施形態は、コンピュータや制御コンピュータがプログラム(コンピュータプログラム)を実行することによって実現することもできる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も実施例として適用することができる。また、上記のプログラムも実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体およびプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
以上、実施形態に基づいて詳述してきたが、特定の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明の範疇に含まれる。さらに、上述した実施形態は一実施の形態を示すものにすぎず、上述した実施形態から容易に想像可能な発明も本発明の範疇に含まれる。
10 情報処理システム
100 情報処理装置
200 画像形成装置
401 判定制御部
412 表示制御部
100 情報処理装置
200 画像形成装置
401 判定制御部
412 表示制御部
Claims (12)
- 薬剤情報を含む処方箋情報を読み取る読取手段と、該読取手段で読み取られた処方箋情報を送信する送信手段と、を備える情報処理システムであって、
前記読取手段で読み取られた処方箋情報に含まれる薬剤情報が、以前に薬局で処方された薬剤を含むか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記送信手段による前記処方箋情報の送信先として前記薬剤を以前に処方した薬局を選択させるための選択画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理システム - 前記表示制御手段は、前記判定手段による判定結果により、前記読取手段で読み取られた処方箋情報に含まれる薬剤情報が以前に薬局で処方された薬剤を含むと判定された場合には、前記選択画面を表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記選択画面は、前記読み取り手段で読み取られた処方箋情報に含まれる薬剤情報が、以前に薬局で処方された薬剤を含む場合には、該処方した薬局の一覧を示す情報を選択可能な第一の表示アイテムと、他の条件に基づいて薬局の一覧を示す情報を選択可能な第二の表示アイテムと、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
- 前記他の条件は、前記読取手段で前記処方箋情報を読み取った位置情報および患者の自宅の位置情報のうち少なくともいずれか一方を含む条件であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記表示制御手段は、前記判定手段による判定結果により、前記読取手段で読み取られた処方箋情報に含まれる薬剤情報が以前に薬局で処方された薬剤を含まないと判定された場合には、前記選択画面とは異なる他の選択画面を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 患者と、該患者が過去に処方された処方箋の履歴と、該処方箋が送信された送信履歴と、を対応づけて管理する管理手段を更に有し、
前記判定手段は、前記読取手段で読み取った処方箋情報に含まれる前記薬剤情報と、前記管理手段により管理される前記処方履歴に含まれる薬剤が一致するか否かを判定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記表示制御手段は、前記判定手段により、前記読取手段で読み取った処方箋情報に含まれる前記薬剤情報と、前記管理手段により管理される前記処方履歴に含まれる処方箋とが一致すると判定された場合に、該処方履歴に対応付けられた送信履歴に基づく薬局を選択可能な態様で前記選択画面に表示することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
- 前記送信手段は、ファクシミリ送信を含み、
前記読取手段で読み取った処方箋情報を、前記表示部により選択された薬局にファクシミリで送信することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 薬剤情報を含む処方箋情報を読み取る読取手段と、該読取手段で読み取った処方箋情報を送信する送信手段と、を備える情報処理システムの制御方法であって、
前記読取手段で読み取った処方箋情報に含まれる薬剤情報が、以前に薬局で処方された薬剤を含むか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程による判定結果に基づいて、前記送信手段による前記処方箋情報の送信先として前記薬剤を以前に処方した薬局を選択させるための選択画面を表示部に表示させる表示制御工程と、
を有することを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項9に記載の情報処理システムの制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
- 薬剤情報を含む処方箋情報を読み取る読取手段と、該読取手段で読み取った処方箋情報を送信する送信手段と、を備える画像形成装置であって、
前記読取手段で読み取った処方箋情報に含まれる薬剤情報が、以前に薬局で処方された薬剤を含むか否かが判定された判定結果に基づいて、前記送信手段による前記処方箋情報の送信先として前記薬剤を以前に処方した薬局を選択させるための選択画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 薬剤情報を含む処方箋情報を読み取る読取手段と、該読取手段で読み取った処方箋情報を送信する送信手段と、を備え、画像形成装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記読取手段で読み取った処方箋情報に含まれる薬剤情報が、以前に薬局で処方された薬剤を含むか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記薬剤を以前に処方した薬局を選択させるための選択画面を送信するか否かを決定する決定手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016255047A JP2018106584A (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 情報処理システム、情報処理システムの制御方法、情報処理システムの制御方法のプログラム、画像形成装置および情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016255047A JP2018106584A (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 情報処理システム、情報処理システムの制御方法、情報処理システムの制御方法のプログラム、画像形成装置および情報処理装置 |
Publications (1)
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JP2016255047A Pending JP2018106584A (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 情報処理システム、情報処理システムの制御方法、情報処理システムの制御方法のプログラム、画像形成装置および情報処理装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020129198A (ja) * | 2019-02-07 | 2020-08-27 | 株式会社Epark | サービス提供装置、サービス提供方法およびプログラム |
-
2016
- 2016-12-28 JP JP2016255047A patent/JP2018106584A/ja active Pending
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