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JP2018105408A - 連結構造 - Google Patents

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JP2018105408A
JP2018105408A JP2016252037A JP2016252037A JP2018105408A JP 2018105408 A JP2018105408 A JP 2018105408A JP 2016252037 A JP2016252037 A JP 2016252037A JP 2016252037 A JP2016252037 A JP 2016252037A JP 2018105408 A JP2018105408 A JP 2018105408A
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JP
Japan
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pipe member
diameter
connector
connection structure
enlarged
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Pending
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JP2016252037A
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English (en)
Inventor
琢也 遠野
Takuya Tono
琢也 遠野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】パイプ部材と被固定部材を正確な位置で且つ容易に取付できる連結構造の提供をする。
【解決手段】突出支持板3の孔部30とパイプ部材4の端部に挿入され、ボルト2によりパイプ部材4内で拡径可能とした拡径部14を備えた連結具1を用いて、突出支持板3とパイプ部材4とを連結させる連結構造であって、パイプ部材4は、内壁に係止孔40を備え、連結具1は、突出支持板3に係止される凸部15及び拡径部14を有し小判形挿入口30に挿入可能な胴部10と、胴部10より大形の鍔部13と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、パイプ部材の端部に他の部材を連結固定する連結構造に関する。
一般的に什器にはパイプ部材が使用されることがあり、他の部材と連結されて什器が組み立てられている。パイプ部材を他の部材と連結させる際、溶接や接着材等を用いて固定することがあるが、その作業が煩雑となっていた。簡便な手段として、ボルトを使った連結構造が用いられることもある。
ボルトを使った連結構造の一例として、特許文献1のようなパイプ固定装置にあっては、内部に突起を備えたパイプ部材と、孔部を備えたブラケット(被固定部材)と、パイプ部材内に挿入され拡径可能な主パートと、ボルト(拡径手段)と螺合し主パート内の空間に螺入されることにより主パートを拡径するナットと、パイプ部材内でナットの落下を防止するスナップリングと、頭部(鍔部)でブラケットを支持しナットと螺合するボルトと、から構成されている。
このボルトを使った連結構造を用いてパイプ部材とブラケットを連結させる際は、予め主パートの備える空間部にナットとスナップリングを配置し一体化させ、次に、主パートをブラケットに備えられた孔部に嵌合させ、ボルトがナットから離脱しない程度に軽く螺合し、ブラケットに主パートをボルトで仮止めさせる。次いで、主パートの外径側で軸方向に延びる位置決め溝をパイプ部材の内壁に備えられた突起に沿わせて主パートにパイプ部材を外挿させる。その後、パイプ部材の端部をブラケットに当接させるように把持しながらボルトで本締めする。このとき、主パートの空間部に配置されたナットが、ボルトの頭部方向へ引き寄せられ、主パートの軸方向に備えられた摺り割及び内周側のテーパにより、ボルトの螺入に伴って主パートがパイプ部材内で拡径されるようになっている。よって、主パートはパイプ部材の内壁に向かって押圧力をかけ、ブラケットとパイプ部材とが固定されるようになっている。
特開2002−31112号公報(第25頁、第1図)
そのため、特許文献1の連結構造を用いたパイプ固定装置にあっては、パイプ部材が主パートにより本締めされるまで軸方向に摺動可能であったため、パイプ部材の端部をブラケット(被固定部材)に当接させるように本締め作業中、把持しておく必要があり、パイプ部材と被固定部材の位置決めの精度が低く組立作業も煩雑であった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、パイプ部材と被固定部材を正確な位置で且つ容易に取付できる連結構造の提供を目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の連結構造は、
被固定部材の孔部と前記パイプ部材の端部に挿入され、拡径手段により該パイプ部材内で拡径可能とした拡径部を備えた連結具を用いて、該被固定部材と前記パイプ部材とを連結させる連結構造であって、
前記パイプ部材は、内壁に被係止部を備え、
前記連結具は、前記被係止部に係止される係止部及び前記拡径部を有し、前記孔部に挿入可能な胴部と、前記胴部より大形の鍔部と、を備えていることを特徴としている。
この特徴によると、連結具の胴部を被固定部材の孔部に挿入し、パイプ部材の端部に挿入させると、連結具の係止部とパイプ部材の被係止部が係合され、被固定部材が連結具の鍔部とパイプ部材の端部によって保持された適切な位置状態になる。この状態で拡径手段を連結具内へ挿入させることによりパイプ部材と被固定部材を固定可能であることから、パイプ部材と被固定部材を正確な位置で且つ容易に取付できる。
前記連結具の胴部に備えられた係止部は、凸部であり、前記パイプ部材に備えられた被係止部は、前記凸部に嵌合する係止孔であることを特徴としている。
この特徴によると、連結具に備えられた凸部がパイプ部材の備える孔部と嵌合し、パイプ部材の軸方向への動きを規制するとともに且つ回転も規制させることができる。
前記凸部は、前記連結具の拡径部に形成されていることを特徴としている。
この特徴によると、拡径手段によって凸部と係止孔との係合状態が強められるため、より確実に軸方向への動きを止めるとともに且つ回転も規制させることができる。
少なくとも前記連結具の拡径部は、有弾性の素材で形成されていることを特徴としている。
この特徴によると、連結具をパイプ部材の端部に挿入させる際、有弾性の特徴から連結具の拡径部をパイプ部材に挿入させ易くなる。
前記拡径手段は、圧入部材で構成されていることを特徴としている。
この特徴によると、圧入部材を連結具に圧入するだけで拡径部を拡径させることができる。
前記連結具は、前記被固定部材に対し、非回転係合されていることを特徴としている。
この特徴によると、連結具の回転が規制されることにより、被固定部材に挿入された連結具は、周方向の位置が常に一定であることから組立てが容易である。
実施例1における落下防止装置に用いた連結構造の分解斜視図である。 (a)は連結具を示す平面図であり、(b)は連結具を示す側面図である。 連結構造の一部の部品を断面で示す分解図である。 被固定部材と連結具が嵌合した様子を示す図である。 (a)は連結具によりパイプ部材を仮保持する様子を示す斜視図であり、(b)はその断面図である。 (a)は連結具を用いて突出支持板とパイプ部材を連結した状態を示す斜視図であり、(b)はその断面図である。
本発明に係る連結構造を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る連結構造につき、図1から図6を参照して説明する。以下、図5(b)の紙面右側を連結構造の正面側(前方側)とし、図5(b)の紙面下側を連結構造の下面(下方側)として説明する。
図1に示されるように、棚の上に置かれた本が落下しないように、棚前面側に配設したパイプ部材4を備えた本棚に用いられる落下防止装置Aの一部を示したものであり、本の出し入れ時には、上方位置にあるパイプ部材4を側板Bに設けた垂直溝Sに沿って下方に移動できるようにした落下防止装置Aの一部である連結構造の分解図が示されており、側板Bに設けた垂直溝Sに沿って、本発明の被固定部材である突出支持板3は、昇降自在に取り付けられる。
この突出支持板3に対して直交するように配設したパイプ部材4は、突出支持板3の前方から連結具1をパイプ部材4に挿入して組付けられる。
突出支持板3には、連結具1が挿入される本発明の孔部に相当する小判形挿入口30が設けられている。そして、パイプ部材4は、連結具1が挿入される挿入口43と、軸方向端部近傍41に連結具1の本発明の係止部に相当する凸部15と係止する本発明の被係止部に相当する係止孔40が形成されている。
図2(a),(b)に示されるように、連結具1は、例えば樹脂形成品であり、突出支持板3の前方側面32(図1参照)に当接し連結具1の後方への移動が制限される鍔部13と、中央部11と、突出支持板3の小判形挿入口30(図1参照)と嵌合される径方向断面略小判形に形成された嵌合部12と、中央部11側から軸方向後端部へ向かって縮径されている拡径部14とで構成された胴部10から成り、拡径部14には軸方向後端部から中央部11に亘って開口されるスリット16と、外周に設けられ上下方向に延びる一対の側面視略円錐台状の凸部15,15と、が設けられている。
また、図3に示されるように、連結具1は、図1に示したようにして鍔部13からボルトを用いた拡径手段が挿入できるように内部に軸方向に貫通する貫通孔10Aが形成されており、ボルト2の頭部21が凹部17に収容されると、ボルト2の頭部底面22は陥没面17Aに当接する。また、連結具1には、ボルト2の雄ネジ部23と螺合される雌ネジ部18と、ボルト2の雄ネジ部23の外径よりも内径が短く形成され、ボルト2の先端部が当接する内部縮径部19が形成されている。
次に、本発明の連結構造100の具体的な取付態様について図4から図6を用いて説明する。
図4及び図5に示されるように、本発明の連結構造100を組付ける際は、まず、突出支持板3の備える小判形挿入口30(図1参照)に、連結具1を拡径部14側から挿入する。小判形挿入口30に挿入された連結具1は、同形状の嵌合部12の外周面121と、突出支持板3の小判形挿入口30の内周面31の全面が当接することで両者が嵌合し、その小判形からなる形状から連結具1の回転が規制されるようになっており、後述の組立てが容易になっている。
連結具1と突出支持板3が嵌合した状態で、パイプ部材4の挿入口43へ連結具1を挿入する。このとき、拡径部14の係止部としての凸部15の最大径d1は、パイプ部材4の内径d2より大きくなっているが(図3参照)、パイプ部材4への挿入時には、スリット16により中央部11及び拡径部14は径方向内方に撓むことでパイプ部材4の挿入口43から円滑に挿入できる。
凸部15がパイプ部材4の被係止部としての係止孔40の位置に到達すると、凸部15に負荷されていた撓み力が解放されて、凸部15は係止孔40に係合する。
このようにして、パイプ部材4の先端部44が突出支持板3の後方面33に当接する状態で、凸部15が本発明の被係止孔に相当する係止孔40に嵌合係止するように設計されているので、図5(b)に示したように、パイプ部材4は連結具1に対して常に正確な位置で仮固定されることになる。この仮固定の状態では、突出支持板3は、パイプ部材4の先端部44と連結具1の鍔部13の凹部17とは軸方向反対側の側端面131との間に挟まれて位置決めされることとなる。
その後、図5(a),(b)に示されるように、突出支持板3に連結具1を介してパイプ部材4が仮保持された状態で、連結具1の鍔部13からボルト2を挿入し、ボルト2の雄ネジ部23と連結具1の雌ネジ部18を螺合させる。
図6(a),(b)に示されるように、雌ネジ部18を通過した雄ネジ部23の先端が、内部縮径部19に当接することで、拡径部14及び中央部11に形成したスリット16により開口されていることから拡径部14が径方向へ拡径される。これにより、凸部15,15をパイプ部材4の係止孔40,40に仮固定した状態よりも深く係合させて組付けは完了する。なお、深く係合するとは、径方向において係止孔40と凸部15との係合代が多いことを意味する。これによって、パイプ部材4の軸方向への動き・回転を強く規制させ、また、凸部15が係止孔40を通して目視できるので、パイプ部材4に連結具1が正確に位置合わせされていること、さらに、突出支持板3がパイプ部材4の先端部44と連結具1の側端面131との間に挟まれて位置合わせされていることを確認することもできる。
また、図6(b)が示すように、係止孔40,40内に突出した凸部15,15の突出面151,151は、パイプ部材4の外周面と略面一になるか、もしくは若干内側に位置するように設定されている。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、パイプ部材4の備える係止孔40と連結具1の備える凸部15は、それぞれ2つであると記述したが、孔部と凸部をそれぞれ3つ以上等配してもよいし、1つずつとしても良い。
また、連結具1とボルト2が螺合して拡径部14を拡径すると記述したが、連結具1内にピン部材(圧入部材)を圧入し、その先端で拡径部14を拡径させても良い。
また、鍔部13は円形状として記述したが、突出支持板3の孔部から抜け出ない形状であれば良く、例えば三角形状・四角形状などとしても良い。
また、小判形挿入口30と嵌合部12は小判形状と記述したが、両者が非回転係合されれば良く、例えば三角形状・四角形状などとしても良い。
1 連結具
2 ボルト(拡径手段)
3 突出支持板(被固定部材)
4 パイプ部材
10 胴部
11 中央部
12 嵌合部
13 鍔部
14 拡径部
15 凸部(係止部)
16 スリット
18 雌ネジ部
19 内部縮径部
23 雄ネジ部
30 小判形挿入口
40 係止孔(被係止部)
43 挿入口
100 連結構造
A 落下防止装置
B 側板
d1 最大径
d2 内径
S 垂直溝

Claims (6)

  1. 被固定部材の孔部と前記パイプ部材の端部に挿入され、拡径手段により該パイプ部材内で拡径可能とした拡径部を備えた連結具を用いて、該被固定部材と前記パイプ部材とを連結させる連結構造であって、
    前記パイプ部材は、内壁に被係止部を備え、
    前記連結具は、前記被係止部に係止される係止部及び前記拡径部を有し前記孔部に挿入可能な胴部と、前記胴部より大形の鍔部と、を備えていることを特徴とする連結構造。
  2. 前記連結具の胴部に備えられた係止部は、凸部であり、前記パイプ部材に備えられた被係止部は、前記凸部に嵌合する係止孔であることを特徴とする請求項1に記載の連結構造。
  3. 前記凸部は、前記連結具の拡径部に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の連結構造。
  4. 少なくとも前記連結具の拡径部は、有弾性の素材で形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の連結構造。
  5. 前記拡径手段は、圧入部材で構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の連結構造。
  6. 前記連結具は、前記被固定部材に対し、非回転係合されていることを特徴とする請求項1ないし5に記載の連結構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021149755A1 (ja) * 2020-01-22 2021-07-29 株式会社オーハタ 物品の連結具、及びそれを用いた連結構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021149755A1 (ja) * 2020-01-22 2021-07-29 株式会社オーハタ 物品の連結具、及びそれを用いた連結構造
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