JP2018072078A - 距離測定装置 - Google Patents
距離測定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018072078A JP2018072078A JP2016209734A JP2016209734A JP2018072078A JP 2018072078 A JP2018072078 A JP 2018072078A JP 2016209734 A JP2016209734 A JP 2016209734A JP 2016209734 A JP2016209734 A JP 2016209734A JP 2018072078 A JP2018072078 A JP 2018072078A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- unit
- irradiation
- distance
- interference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Abstract
Description
特許文献1には、レーザ光の発光停止期間中に受光された光の強度が所定値以上の場合に、距離の測定精度を低下させる要因となる他車両からのレーザ光の入力があったと判断する技術、が提案されている。以下では、特許文献1にて提案されている技術を従来技術という。
本開示によれば、照射時の直前における直前期間内に受光部によって受光された光の強度に基づいて干渉光が発生したか否かを判断するので、従来技術とは異なり、距離の測定精度を低下させるおそれが無い干渉光が検出されることを除くことができる。つまり、距離の測定精度を低下させるおそれがある光の有無を精度よく検出することができる。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す距離測定装置10は車両に搭載される装置である。以下では、距離測定装置10を搭載する車両を自車両ともいう。距離測定装置10は、図1に示すように、制御部11と、レーザレーダ12と、運転支援部13と、を備える。
照射部21は、図3に示すように、駆動回路211、LD212、及び照射光学部213を備える。LDとは、laser diodeの略であり、発光素子を表す。
受光部23は、図4に示すように、受光光学部231、受光素子部232、及び増幅部233を備える。
受光素子部232は、複数のPD234を備える。PDは、Photodiodeの略であり、受光素子を表す。それぞれのPD234は、受光光学部231を介して受光した光の大きさに応じた電圧値を有する受光信号を発生させる。増幅部233は該受光信号を増幅して出力する。なお、受光部23による受光結果とは、受光部23から出力される受光信号R1〜RNのことである。
また、測距部25は、受光信号がR1〜RNのうちのいずれであるかにより、レーザレーダ12を基準とする測距点の方向(以下、測距点方向)を推測する。
制御部11は、CPU51と、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ52とする)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。制御部11の各種機能は、CPU51が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ52が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。なお、制御部11を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。
次に、制御部11が実行する測定処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。なお、以下の説明において主語が省略されている場合は、制御部11を主語とする。
ここで、制御部11は、干渉光が無い場合には処理をS60へ移行させ、S60にて距離算出を行った後に、本測定処理を終了する。なお、本実施形態では、S60では、測距部25に測距データを算出させ、算出させた測距データを取得するように構成されている。ただし、これに限定されるものではなく、制御部11は、S60において測距データを算出するように構成されてもよい。
このように、本測定処理では、直前期間T内における受光強度Xに基づいて、干渉光の有無が判断される。そして、該干渉光が有る場合には、反射光に基づく距離の算出は行われない。
制御部11は、S140では、干渉光が有ると判断して干渉フラグをセットし、本干渉光処理を終了する。なお、干渉フラグは、受光信号R1〜RNのうち少なくとも1つの受光信号に基づいて干渉光が有ると判断された場合にセットされうる。
本干渉光処理では、直前期間T内において受光部23にて受光された光の波形が単調減少を示す場合、または単調増加を示す場合に干渉光が有ると判断するので、距離の測定精度を低下させるおそれが有る干渉光の有無が精度よく検出される。
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1a)距離測定装置10は、照射部21から照射された光の反射光を受光部23にて受光することによって物体までの距離を測定する。制御部11では、照射処理部55は照射部21に光を照射させる。また、受光処理部56は、受光部23による受光結果を取得する。そして、判断部57は、照射部21による光の照射時の直前における予め定められた期間である直前期間T内に取得された受光結果が表す光の強度に基づいて、照射部21以外から照射された光である干渉光の有無を判断する。
一般に、ノイズは、その強度がランダムに変化するので、直前期間T内において単調減少する信号は、ノイズとは異なる信号として区別することが可能である。
[2.第2実施形態]
[2−1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
次に、第2実施形態の制御部11が、第1実施形態の干渉光処理(図9)に代えて実行する干渉光処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。なお、図11におけるS130−S140の処理は、図9におけるS130−S140の処理と同様であるため、説明を一部簡略化している。
つまり、本実施形態では、制御部11は、S105、S115、及びS125の全ての判定条件において否定判断された場合に処理をS130へ移行させて干渉フラグをリセットする。また、本実施形態では、制御部11は、これらの判定条件のうち少なくとも1つの判定条件において肯定判断された場合に処理をS140へ移行させて干渉フラグをセットする。
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1a)を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
これによれば、直前期間T内における受光強度と検出範囲との比較によって、距離の測定精度を低下させるおそれが有る干渉光の有無を精度よく、且つ簡易に判断することができる。
[3.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
S10が照射処理部55としての処理に相当し、S30が受光処理部56としての処理に相当し、S40、S105、S110、S115、S120、S125が判断部57としての処理に相当し、S60が距離算出部としての処理に相当する。
Claims (5)
- 照射部(21)から照射された光の反射光を受光部(23)にて受光することによって物体までの距離を測定する距離測定装置(10)であって、
前記照射部に光を照射させる照射処理部(55)と、
前記受光部による受光結果を取得する受光処理部(56)と、
前記照射部による光の照射時の直前における予め定められた期間である直前期間内に取得された前記受光結果が表す光の強度に基づいて、前記照射部以外から照射された光である干渉光の有無を判断するように構成された判断部(57)と、
を備える距離測定装置。 - 請求項1に記載の距離測定装置であって、
前記判断部(S110、S125)は、前記受光結果が表す光の強度が時間の経過に伴って変化する際の変化態様が単調減少である場合に、干渉光が有ると判断する
距離測定装置。 - 請求項1または請求項2に記載の距離測定装置であって、
前記判断部(S120、S115)は、前記受光結果が表す光の強度が時間の経過に伴って変化する際の変化態様が単調増加である場合に、干渉光が有ると判断する
距離測定装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の距離測定装置であって、
前記判断部(S105)は、前記直前期間内に取得された受光結果が表す光の強度が、予め定められた範囲である検出範囲外の値である場合に、前記干渉光が有ると判断する
距離測定装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の距離測定装置であって、
前記判断部によって前記干渉光が無いと判断された場合に前記物体までの距離を算出し、前記干渉光が有ると判断された場合に前記物体までの距離を算出しない距離算出部(58)
を更に備える距離測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016209734A JP6733495B2 (ja) | 2016-10-26 | 2016-10-26 | 距離測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016209734A JP6733495B2 (ja) | 2016-10-26 | 2016-10-26 | 距離測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018072078A true JP2018072078A (ja) | 2018-05-10 |
JP6733495B2 JP6733495B2 (ja) | 2020-07-29 |
Family
ID=62115165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016209734A Active JP6733495B2 (ja) | 2016-10-26 | 2016-10-26 | 距離測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6733495B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024154429A1 (ja) * | 2023-01-16 | 2024-07-25 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 測距装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007205775A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Sunx Ltd | 光電センサ |
JP2008089505A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ装置 |
JP2011089909A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Nippon Signal Co Ltd:The | 距離画像センサおよびこれを用いた距離画像処理システム |
US20150062555A1 (en) * | 2013-09-04 | 2015-03-05 | Hyundai Mobis Co., Ltd. | Lidar sensor system |
-
2016
- 2016-10-26 JP JP2016209734A patent/JP6733495B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007205775A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Sunx Ltd | 光電センサ |
JP2008089505A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ装置 |
JP2011089909A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Nippon Signal Co Ltd:The | 距離画像センサおよびこれを用いた距離画像処理システム |
US20150062555A1 (en) * | 2013-09-04 | 2015-03-05 | Hyundai Mobis Co., Ltd. | Lidar sensor system |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024154429A1 (ja) * | 2023-01-16 | 2024-07-25 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 測距装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6733495B2 (ja) | 2020-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6207407B2 (ja) | レーザレーダ装置、物体検出方法、及び、プログラム | |
JP4901128B2 (ja) | 距離測定装置、及び距離測定方法 | |
JP6805504B2 (ja) | 距離測定装置、移動体装置及び距離測定方法 | |
JPWO2018181250A1 (ja) | 距離画像生成装置及び距離画像生成方法 | |
JP6544315B2 (ja) | レーダ装置 | |
JP2009192499A (ja) | 距離画像生成装置 | |
JP6119198B2 (ja) | 車載レーダ装置 | |
JP2013033024A (ja) | 距離,速度測定装置 | |
JP6186863B2 (ja) | 測距装置及びプログラム | |
JP2023182846A (ja) | センサ制御装置 | |
JP2023075170A (ja) | センサ装置 | |
JP6733495B2 (ja) | 距離測定装置 | |
JP6417981B2 (ja) | 測距装置 | |
JP5602554B2 (ja) | 光測距装置 | |
JP7476583B2 (ja) | 測定装置 | |
JP2016048179A (ja) | レーザレーダ装置及び物体検出方法 | |
JP2021032794A (ja) | 計測装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体 | |
JP7275701B2 (ja) | 測距装置および測距装置における異常判定方法 | |
JP2015152428A (ja) | レーザレーダ装置及び物体検出方法 | |
JP6747115B2 (ja) | レーザレーダ装置 | |
JP6210906B2 (ja) | レーザレーダ装置 | |
JP2000137077A (ja) | パルスレーザ測距装置 | |
JP6962381B2 (ja) | 飛行時間測定を行うための技法 | |
JP6197724B2 (ja) | 距離画像生成装置 | |
JP2024021708A (ja) | 距離計測装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200107 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200302 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200609 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200622 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6733495 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |