JP2018054196A - 熱源装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の第1実施形態の構成を図1に示す。
加熱用の熱源機10の流体流出口に配管21を介して加熱負荷30の流体流入口が接続され、その加熱負荷30の流体流出口に配管22およびその配管22上のポンプ23を介して熱回収機70における凝縮器72の流体流路72wの一端が接続されている。流体流路72wの他端は、配管24を介して熱源機10の流体流入口に接続されている。配管21,22,24、ポンプ23、流体流路72wにより、熱源機10と加熱負荷30との間で流体(例えば水)を循環させる加熱側循環路が構成されている。
システムコントローラ80は、加熱側循環路の流体の熱量P1が熱回収機70の運転に必要な最低加熱側熱量Phminに達しているか否かに応じて、かつ冷却側循環路の流体の熱量P2が熱回収機70の運転に必要な最低加熱側熱量Pcminに達しているか否かに応じて、熱源機10,40および熱回収機70の運転を制御する。
さらに、システムコントローラ80は、熱回収機70および熱源機10,40が共に運転オンした状態において、加熱側循環路および冷却側循環路のうち低熱量側の流体の温度が設定値一定となるように熱回収機70の能力を制御しかつ高熱量側の流体の温度が設定値一定となるようにその高熱量側の流体が流れる熱源機(熱源機10または熱源機40)の能力を制御する。低熱量側とは、熱量P1と熱回収機70が発揮している加熱側熱量Phとの差ΔP1および熱量P2と熱回収機70が発揮している冷却側熱量Pcとの差ΔP2のどちらか小さい方のことである。高熱量側とは、熱量P1と熱回収機70が発揮している加熱側熱量Phとの差ΔP1および熱量P2と熱回収機70が発揮している冷却側熱量Pcとの差ΔP2のどちらか大きい方のことである。上記設定値は、熱回収機70の容量等に応じて予め定められた設計上の値であって、加熱側循環路の流体に対する設定値T1sおよび冷却側循環路の流体に対する設定値T2sがある。
図4に示すように、加熱側循環路の流体の流量F1を検知する流量計25が加熱側循環路の配管21に配置され、その流量計25の検知流量F1がシステムコントローラ80に送られる。冷却側循環路の流体の流量F2を検知する流量計55が冷却側循環路の配管51に配置され、その流量計55の検知流量F2がシステムコントローラ80に送られる。熱源機10,40は、流量センサ13,43を有していない。
他の構成は第1実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
第3実施形態では、図6に示すように、加熱器30aおよび再熱器30bを含む加熱負荷30と、冷却器60aを含む冷却負荷60と、ファン91と、吸込み空気条件センサ92とにより、エアハンドリングユニット等の外調機90が構成されている。
第4実施形態では、図8に示すように、熱源機10,40に代えて、複数のモジュール型熱源機111,112,113が配置されている。モジュール型熱源機111は、ヒートポンプ式冷凍サイクルを搭載したいわゆる空冷ヒートポンプチラーであり、加熱運転の機能および冷却運転の機能を併せ持つ。モジュール型熱源機112,113も、同じ空冷ヒートポンプチラーであり、加熱運転の機能および冷却運転の機能を併せ持つ。
上記実施形態では、加熱側循環路における熱源機10の上流側に熱回収機70が存し、冷却側循環路における熱源機40の上流側に熱回収機70が存する場合を例に説明したが、加熱側循環路における熱源機10の下流側に熱回収機70が存し、冷却側循環路における熱源機40の下流側に熱回収機70が存する構成であっても、同様に実施可能である。
Claims (7)
- 加熱用の熱源機と、
冷却用の熱源機と、
前記加熱用の熱源機と加熱負荷との間で流体を循環させる加熱側循環路と、
前記冷却用の熱源機と冷却負荷との間で流体を循環させる冷却側循環路と、
前記加熱側循環路および前記冷却側循環路の一方に流れる流体の熱を回収しそれを他方に流れる流体に供給する熱回収機と、
前記加熱側循環路の流体の熱量が前記熱回収機の運転に必要な最低加熱側熱量に達し、かつ前記冷却側循環路の流体の熱量が前記熱回収機の運転に必要な最低冷却側熱量に達している場合に、前記熱回収機を運転させる制御手段と、
を備えたことを特徴とする熱源装置。 - 前記制御手段は、運転開始に際し、先ず前記各熱源機の運転をオンして前記加熱側循環路の流体の熱量P1および前記冷却側循環路の流体の熱量P2を検出し、この熱量P1が前記最低加熱側熱量と同じでかつ前記熱量P2が前記最低冷却側熱量と同じである場合は前記熱回収機の運転をオンして前記各熱源機の運転をオフし、前記熱量P1が前記最低加熱側熱量より大きい場合または前記熱量P2が前記最低冷却側熱量より大きい場合は前記熱回収機の運転をオンするとともに前記各熱源機の運転オンを継続する、
ことを特徴とする請求項1に記載の熱源装置。 - 前記加熱用の熱源機は、前記加熱側循環路から流入する流体の温度を検知する第1入流体温度センサ、前記加熱側循環路に流出する流体の温度を検知する第1出流体温度センサ、前記加熱側循環路の流体の流量を検知する第1流量センサを含み、
前記冷却用の熱源機は、前記加熱側循環路から流入する流体の温度を検知する第2入流体温度センサ、前記加熱側循環路に流出する流体の温度を検知する第2出流体温度センサ、前記加熱側循環路の流体の流量を検知する第2流量センサを含み、
前記制御手段は、前記加熱側循環路の流体の熱量P1を前記第1入流体温度センサの検知温度、前記加熱側循環路の流体に対する設定値T1s、前記第1流量センサの検知流量に基づいて検出し、前記冷却側循環路の流体の熱量P2を前記第2入流体温度センサの検知温度、前記冷却側循環路の流体に対する設定値T2s、前記第2流量センサの検知流量に基づいて検出する、
ことを特徴とする請求項2に記載の熱源装置。 - 前記加熱側循環路の流体の流量を検知する第1流量計と、
前記冷却側循環路の流体の流量を検知する第2流量計と、
をさらに備え、
前記熱回収機は、前記加熱側循環路から流入する流体の温度を検知する第3入流体温度センサ、前記加熱側循環路に流出する流体の温度を検知する第3出流体温度センサ、前記冷却側循環路に流入する流体の温度を検知する第4入流体温度センサ、および前記冷却側循環路から流出する流体の温度を検知する第4出流体温度センサを含み、
前記制御手段は、前記加熱側循環路の流体の必要熱量P1´を前記第3入流体温度センサの検知温度、前記加熱側循環路の流体に対する設定値T1s、前記第1流量計の検知流量F1に基づいて検出し、前記冷却側循環路の流体の必要熱量P2´を前記第4入流体温度センサの検知温度、前記加熱側循環路の流体に対する設定値T1s、前記第2流量計の検知流量F2に基づいて検出し、検出した必要熱量P1´が前記最低加熱側熱量以上でかつ検出必要熱量P2´が前記最低冷却側熱量以上である場合は前記熱回収機の運転をオンし、前記検出した必要熱量P1´が前記最低加熱側熱量未満の場合は前記加熱用の熱源機の運転をオンし、前記検出必要熱量P2´が前記最低冷却側熱量未満の場合は前記冷却用の熱源機の運転をオンする、
ことを特徴とする請求項1に記載の熱源装置。 - 前記制御手段は、前記熱回収機および前記各熱源機が運転オンしているとき、前記加熱側循環路および前記冷却側循環路のうち低熱量側の流体の温度が設定値一定となるように前記熱回収機の能力を制御しかつ高熱量側の流体の温度が設定値一定となるようにその高熱量側の流体が流れる前記熱源機の能力を制御する、
ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の熱源装置。 - 前記加熱負荷は、外調機の加熱器および再熱器であり、
前記冷却負荷は、前記外調機の冷却器である、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の熱源装置。 - 前記各熱源機は、加熱運転の機能および冷却運転の機能を併せ持つ複数のモジュール型熱源機であり、
前記各モジュール型熱源機のうち、加熱運転するモジュール型熱源機と前記加熱側循環路との流路を形成し、冷却運転するモジュール型熱源機と前記冷却側循環路との流路を形成する流路切換ユニット、をさらに備え、
前記制御手段は、前記加熱負荷の大きさおよび前記冷却負荷の大きさに応じて、前記各モジュール型熱源機の加熱運転・冷却運転・運転台数を制御するとともに前記流路切換ユニットによる流路の形成を制御する、
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の熱源装置。
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