JP2018044674A - 摩擦ダンパー - Google Patents
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Abstract
【課題】減衰作用が作動方向によって決まる摩擦ダンパーを改良する。【解決手段】摩擦ダンパー(1)は、長手方向軸(3)を有するハウジング(2)と、長手方向軸(3)に沿って移動可能なプランジャ(4)と、プランジャ(4)に摩擦力を発生させる摩擦ユニット(24)とを備える。摩擦ユニット(24)は、プランジャ(4)に対して摺動して支持する少なくとも1つの摩擦ライニング(25)と、少なくとも1つの摩擦ライニング(25)が保持される摩擦ライニングキャリア(26)とを備え、摩擦ライニングキャリア(26)は、ハウジング(2)内のプランジャ(4)に対して引き出し位置と押し込み位置との間で移動可能に配置され、引き出し位置で作用する引き出し摩擦は、押し込み位置で作用する押し込み摩擦とは異なる。【選択図】図2
Description
本発明は、摩擦ダンパーに関する。
摩擦ダンパーは、特許文献1、特許文献2、特許文献3及び特許文献4から知られており、可動部品の移動減衰に使用されている。摩擦ダンパーの減衰作用が、作動方向によって異なる場合、特定の用途において有利である。例えば、ドア、家具品又は自動車の車輪止めを開く際、比較的低い減衰作用は開口運動を妨げない。ドアの閉動作の際、比較的顕著な減衰作用は、重力の結果として意図しないドアのバタンとする音が騒音公害又は騒音被害を招くことを防止する。
本発明の課題は、減衰作用が作動方向によって決まる摩擦ダンパーを改良することである。
この課題は、本発明により、請求項1に特定された特徴を有する摩擦ダンパーによって達成される。
本発明によれば、摩擦ダンパーにおいて、摩擦ライニングキャリアを引き出し位置と押し込み位置の間で移動させることができれば、方向に依る減衰作用を簡単に達成できることが認められている。摩擦ユニットは、ハウジングの長手方向軸に沿ってハウジングの少なくとも一部分で移動可能なプランジャに摩擦力を発生させるのに役立つ。ハウジングは、複数部品の構成とすることができ、シリンダハウジング部と、それに接続されたダンピングハウジング部とを有することができる。1つの特別な実施形態によれば、シリンダハウジング部を省略することができる。そのハウジングは、もっぱら、ダンピングハウジング部のみからなる。摩擦ライニングキャリアは、プランジャに対し摺動して支持するように作用する少なくとも1つの摩擦ライニングを保持する。プランジャに対し摺動して支持する摩擦ライニングと、引き出し方向(すなわち、ハウジングから外へ)、又は押し込み方向(すなわち、ハウジング内へ)のいずれかで長手方向軸に沿って移動されるプランジャによって、プランジャと摩擦ユニットの間に摩擦力が発生する。摩擦ライニングキャリアは、ハウジング内でプランジャに対して移動できるように配置されている。引き出し位置で、引き出し摩擦が作用する。押し込み位置で、押し込み摩擦が作用する。引き出し摩擦と押し込み摩擦は異なる。摩擦ダンパー、特に摩擦ユニットは受動的に作用する。これは、異なる引き出し摩擦と押し込み摩擦を設定する摩擦ユニットの追加の作動が不必要であることを意味する。異なる摩擦作用は、プランジャの作動方向で決まるように直接的かつ自動的に設定される。本発明による摩擦ダンパーは、複雑ではなく堅固(ロバスト)な構成である。本発明による摩擦ダンパーは、特にコスト効率の良い方法で製造することができる。
請求項2に記載の摩擦ダンパーにおいて、摩擦ライニングキャリアの移動は、プランジャの移動から直接生じる。摩擦ライニングキャリアは受動的に移動される。摩擦ライニングキャリアの能動的な移動(例えば、別個のアクチュエータによる)は、不要である。摩擦ライニングキャリアの移動は、摩擦ダンパーの典型的な作動シーケンスに統合される。
請求項3に係る摩擦ライニングキャリアの傾斜は、引き出し位置と押し込み位置の間の変遷を簡単にする。傾斜軸は、特に、ハウジング上に固定されて配置される。
請求項4に記載の傾斜ピンは、摩擦ライニングキャリアの傾斜能力を簡素化する。
請求項5に記載の摩擦ライニングキャリアの実施形態は、特に費用効率の高い製造を可能にする。摩擦ライニングキャリアは、鏡面対称構成の2つの摩擦ライニングキャリア部分から構成することができる。摩擦ライニングキャリア部分は、少なくともハーフシェルとしての領域内に構成されている。製造のための支出が減少する。
請求項6に記載のハウジングの実施形態は、請求項5に記載の摩擦ライニングキャリアの実施形態による利点を実質的に有しており、ここで参照される。ハウジング部分が少なくとも鏡面対称であり、特に同一構成であることが考えられる。
請求項7に記載の摩擦ダンパーの実施形態は、摩擦ライニングに対するプランジャの安定した支持が摩擦ライニングキャリアの少なくとも1つの位置、例えば引き出し位置で確実に行われることを保証する。その結果、プランジャは確実に案内される。堅固(ロバスト)で、特に、一定の摩擦条件が保証される。摩擦ライニングキャリア内のプランジャの(長手方向軸に関して)半径方向の撓みは実質的に排除される。摩擦ライニングは、実質的にハーフシェル輪郭を有する。ハーフシェル輪郭は、開いた管状断面である。ハーフシェルの内側輪郭は、特に、内側円筒状の周面である。ハーフシェルの内側輪郭は、異なる構成であってもよい。ハーフシェルの内側輪郭がプランジャの外側輪郭に対応することが不可欠である。例えば、プランジャは、長手方向軸に関して垂直に向けられた正方形の断面積を有することができる。この場合、ハーフシェルの輪郭は多角形の形状である。
請求項8に記載の貫通開口を有する摩擦ライニングキャリアの一実施形態は、効果的な摩擦減衰を可能にする。少なくとも1つの摩擦ライニングを、内側に配置されたプランジャと外側に配置された摩擦ライニングキャリアの間に、長手方向軸に関して半径方向に配置することができる。特に、少なくとも1つの摩擦ライニングが、摩擦ライニングキャリアによってプランジャへ半径方向に押圧される。
請求項9に記載の貫通開口の実施形態は、引き出し位置と押し込み位置の間の有利な切り替えを可能にする。例えば、輪郭に分割線があることにより、貫通開口の非対称輪郭が存在する。貫通開口は、特に、非対称の内側輪郭を有する。非対称の内側輪郭は、部分で対称的な構成とすることができ、例えば、円形部分として構成することができる。対称的とは、長手方向軸に関して回転対称であることを意味する。非対称の内側輪郭はとにかく、特に非円形構成である少なくとも1つの非対称部分を有する。特に、互いに別個の構成である複数の非対称部分を設けることもできる。非対称の内側輪郭は、少なくとも部分的に長手方向軸に関して回転対称の構成でないことが不可欠である。非対称とは、特に、輪郭に関して垂直に向けられた長手方向軸に関して回転対称でないことを意味する。分割線は、特に直線であり、特に長手方向軸と交差する直線である。分割線は、長手方向軸に沿って延びる分割平面を表している。分割線は、曲線状又はねじれの構成であってもよい。分割線は、貫通開口の輪郭を対称な(特に円形の)輪郭部分と非対称な(特に非円形の)輪郭部分とに分割する。対称輪郭部分と非対称輪郭部分は、分割線を介して互いに分離されている。
請求項10に記載の貫通開口の実施形態は、第1又は第2貫通開口部のいずれかが、傾斜位置によって決まるハウジングの長手方向軸に平行な状態で、摩擦ライニングキャリアが配置されることを保証する。それぞれの貫通開口部は部分長手方向軸を有し、この部分長手軸は互い関して傾斜して配置されている。部分長手方向軸は、特に、摩擦ライニングキャリアの引き出し位置において、第1部分長手方向軸がハウジングの長手方向軸に平行に配置され、第2部分長手方向軸がハウジングの長手方向軸線に関して傾斜して配置されるように向けられている。したがって、押し込み位置において、第2部分長手方向軸はハウジングの長手方向軸に平行に配置され、第1部分長手方向軸はハウジングの長手方向軸に対して傾斜して配置される。
請求項11に記載の摩擦ライニングレセプタクルは、摩擦ライニングキャリア上の摩擦ライニングの信頼性があり、かつ確実な受け入れを可能にする。摩擦ライニングは摩擦ライニングレセプタクルに、特に、ハウジングの長手方向軸及び/又は部分長手方向軸に関して半径方向及び/又は軸方向に保持される。摩擦ライニングレセプタクルは、特に、摩擦ライニングの厚さよりも僅かに小さい深さを有し、その結果、摩擦ライニングは、プランジャ上に半径方向へ恒久的に押し付けられる。摩擦ライニングレセプタクルは、長手方向軸に沿って向けられ、摩擦ライニングの長さにほぼ対応する長さを有する。そして、摩擦ライニングは、信頼性があり軸方向に初期応力を与えない方法で摩擦ライニングレセプタクル内に保持される。摩擦ライニングの長さよりも短い長さを有する摩擦ライニングレセプタクルによって、摩擦ライニングへ軸方向に初期応力を与えることも考えられる。代替案として、摩擦ライニングレセプタクルの長さが摩擦ライニングの長さよりも長くあってもよい。この場合、摩擦ダンパーはフリーホイール機能を有することができる。
請求項12に記載の貫通開口の一実施形態では、摩擦ライニングキャリアの傾斜位置に応じて、摩擦ライニングキャリアのプランジャに対する信頼性のある支持が、少なくとも部分的に確保されることが保証される。
請求項13に記載のダンピングハウジング部は、コンパクトで、摩擦減衰に必要とされる構成要素の全体的なサイズの小さい保護された配置を可能とする。
シリンダハウジングを有さない請求項14に記載の摩擦ダンパーの実施形態は、特に、複雑でなく、かつ安価な構成である。
請求項15に記載の摩擦ダンパーは、改善された(特に直接的な)摩擦ダンパーの旋回部分(特に家具要素)への旋回可能な締結を可能とする。
本発明のさらなる有利な改良、追加の特徴及び詳細は、図面を用いて2つの例示的な実施形態の以下の説明から得られる。
摩擦ダンパー1は、長手方向軸3を具備するハウジング2と、その長手方向軸3に沿って移動可能なプランジャ4とを有する。
ハウジング2は、複数部品構成であり、シリンダハウジング部5と、シリンダハウジング部5に接続されたダンピングハウジング部6とを有する。シリンダハウジング部5とダンピングハウジング部6とは、長手方向軸3に沿って一列に配置されている。シリンダハウジング部5とこれに接続されたダンピングハウジング部6とが、共通ハウジング2を形成する。
シリンダハウジング部5は、シリンダチューブとして構成することができる。シリンダハウジング部5は、長手方向軸3に関して垂直な面内で異なる断面形状を有することができ、特に、非円形の内側輪郭を具備する非円形の断面形状を有することができる。プランジャ4の反対側の一端部には、閉止プラグ7を介してハウジング2が閉鎖されている。球状ヘッドレセプタクルの形態の第1締結要素8が、閉止プラグ7に締結されている。プランジャ4は、ハウジング2内に自由端21を備えて配置されている。プランジャ4が意図せずハウジング2から完全に引き出されるのを防止するために、特にワッシャ形態の引き出し保護手段を自由端21に配置することができる。自由端21の反対側に位置するプランジャ4の外側端部22は、ハウジング2の外側に配置されている。第2締結要素23は、外側端部22に配置され、第2締結要素23は、特に球状ヘッドレセプタクルとしての第1締結要素8と同一構成であり得る。締結要素8、23を介して、摩擦ダンパーを構成要素に固定することができ、互いに関してそれらの相対運動は減衰される。例えば、第1締結要素は家具本体に固定され、第2締結要素23は家具のドアに固定される。閉止プラグ7に対向するシリンダチューブの端部において、シリンダハウジング部5は差し込みプラグ9によってダンピングハウジング部6に直接接続されている。差し込みプラグ9は、ダンピングハウジング部6と一体に構成されている。
閉止プラグ7及び差し込みプラグ9は、半径方向内側に突出した押圧部10を介してシリンダチューブに保持されている。複数の(特に6つ又は8つの)押圧部10が、シリンダチューブの外周に沿って設けられている。閉止プラグ7及び差し込みプラグ9は、長手方向軸3に対し軸方向及び半径方向の両方で、シリンダハウジング上に確実に固定される。
ダンピングハウジング部6は、長手方向軸3に関して垂直な面で非円筒形の形状である。長手方向軸3によって横切られた、ダンピングハウジング部6の上部領域において、ダンピングハウジング部6は、実質的に砂時計形状の凹部11を有する。砂時計形状の凹部11は、互いに向けて円錐状に先細りとなるように配置された2つの円錐台状の凹部12を有し、ワッシャ部13を介して互いに接続されている。
ダンピングハウジング部のその凹部11の下方には、円筒状の傾斜ピン14が設けられている。傾斜ピン14は、ハウジング2の長手方向軸3に関して垂直に向けられた傾斜軸15に沿って延びている。傾斜軸15は、長手方向軸3から間隔をあけて配置されている。傾斜軸15及び長手方向軸3は、互いに垂直に向けられている。傾斜軸15と長手方向軸3は交差していない。3次元空間における、傾斜軸15と長手方向軸3の位置関係は、ねじれ(crooked)と呼ばれる。
差し込みプラグ9は、連続した開口16を有し、この開口16を通って、プランジャ4が案内されて移動できる。
ダンピングハウジング部6は、複数部品構成であり、2つの同一のハウジング部分17を有する。ハウジング部分17は、傾斜軸15に関して垂直に向けられた分割面で分離することができる。分割面は、長手方向軸3を有する。ハウジング部分17は、例えば、2つの接続ピン18を有し、それぞれ対応する接続開口19に差し込むことができる。2つのハウジング部分17を互いに差し込んで、ダンピングハウジング部6を形成することができる。
ハウジング2はハウジング開口20を有し、そのハウジング開口20を通ってプランジャ4がハウジング2内に案内される。ハウジング開口20は、開口16の反対側に位置するように、ダンピングハウジング部6上に配置される。ハウジング開口20及び開口16は、両方とも長手方向軸3に対して同軸上に配置されている。
摩擦ダンパー1は、2つの摩擦ライニング25と摩擦ライニングキャリア26とを備える摩擦ユニット24を有する。摩擦ライニングキャリア26は、搬送プレート27を有する。傾斜開口28は、搬送プレート27に設けられており、傾斜開口28により摩擦ライニングキャリア26は、ハウジング2内(特にダンピングハウジング部6内)に配置されており、傾斜ピン14上にある傾斜軸15を中心として傾けることができる。通路部29は、搬送プレート27上に完全に一体的に形成されており、この通路部29は貫通開口30を有する。通路部29は中空形状である。プランジャ4は、貫通開口30を通って案内される。その貫通開口30は、長手方向軸3に関して垂直な面で少なくとも部分的に非対称形状である。貫通開口30は、第1貫通開口部31と第2貫通開口部32とを有し、いずれも、それぞれ部分長手方向軸33、34を有する。第1部分長手方向軸33及び第2部分長手方向軸34は、互いに関して傾斜して配置され、示されている例示的な実施形態によれば、約10°の傾斜角度nを有する。
部分長手方向軸33、34は、交差点35で交差する。示されている例示的な実施形態によれば、第1貫通開口部31は、図9に示すように、交差点35に関して、第1部分長手方向軸の左上及び右下に延びている。
第1貫通開口部は、第1部分長手方向軸33に沿って半円筒状の窪みとして構成され、第1貫通開口部31は、互いに分離して構成され、交差点35に関して鏡面対称となるように配置された2つの部品部分を有する。したがって、第2貫通開口部32の部品部分は、交差点35に関して鏡面対称となるように構成され、互いに分離している。示されている例示的な実施形態によれば、各場合において、1つの摩擦ライニングレセプタクル36が、第1貫通開口部31内に2つの部品部分で配置され、その摩擦ライニングレセプタクル36内にそれぞれの半円筒シェル形状の摩擦ライニング25が挿入される。2つの摩擦ライニング25は、摩擦ライニングキャリア26上にZ字状に配置されている。貫通開口30は、ハウジングの長手方向軸3に関して垂直な平面に非対称断面を有する。第1貫通開口部31又は第2貫通開口部32は、それぞれ長手方向軸3に関して180°の開き角度で延びている。部分長手方向軸33、34の傾斜配置により、貫通開口30の断面積及び/又は断面輪郭は、長手方向軸3に沿って可変である。
摩擦ライニングキャリア26は、2つの鏡面対称の摩擦ライニングキャリア部分37から構成することができる。摩擦ライニングキャリア部分37は、それぞれ接続ボルト38と接続凹部39とを有し、それらは摩擦ライニングキャリア部分37を摩擦ライニングキャリア26に接続するために、お互いに互い違いに嵌まり合う。
以下より、摩擦ダンパー1の機能について、図2及び図3を用いてより詳細に説明する。プランジャ4を引き出し方向40に作動する場合、プランジャ4は摩擦ライニング25に接触する。プランジャ4と摩擦ライニング25の間で最初に作用する静止摩擦により、摩擦ライニングキャリア26は、プランジャ4によって駆動される。すなわち、傾斜軸15の周りで引き出し位置に旋回される。基本摩擦に対応し、0Nより大きい値を有する静止摩擦の大きさを、特に目標通りに設定することができる。軸方向及び/又は半径方向の予応力によって、静止摩擦係数の目標設定能力が可能となり、それをもって摩擦ライニング25が摩擦ライニングキャリア26内に配置される。さらに、摩擦ライニング25の形状及び材料は、静止摩擦の大きさに直接影響を与える。図2によれば、旋回運動は、傾斜軸15を中心として反時計回り方向に生じる。プランジャ4を引き出し方向40に作動させる場合、傾斜軸15周りの摩擦ライニングキャリア26の更なる傾斜は、摩擦ライニングキャリア26が、ハウジング2、特にダンピングハウジング部6、特にハウジング開口20を取り囲むダンピングハウジング部6の端部領域、及び/又はダンピングハウジング部6の上部円筒形円周面48で、ハウジング開口20から離れて面するように配置された円錐台部12の内周面に当接することで阻止される。
摩擦ライニングキャリア26の引き出し位置を図2に示す。摩擦ライニングキャリア26の引き出し位置は、ハーフシェル形状の摩擦ライニング25が、それぞれそれらの円筒形内面をプランジャ4の外面に当接していることを意味する。図2の左側に示されている摩擦ライニング25は、上方からプランジャ4を押圧する。図2の右側に示されている摩擦ライニング25は、下方からプランジャ4を押圧する。摩擦ライニング25は、プランジャ4の外側に対して確実に押圧される。プランジャ4の軸方向移動は、摩擦ライニング25によって摩擦で減衰される。プランジャ4が引き出し方向40にさらに作動する場合、摩擦作用、すなわち引き出し摩擦がプランジャ4と摩擦ライニング25の間に作用する。
図3に示すように、プランジャ4を引き出し方向40に対向する押し込み方向41に作動する場合、プランジャ4と摩擦ライニング25の間で最初に作用する静摩擦は、摩擦ライニングキャリア26が傾斜軸15を中心として時計方向に旋回されることをもたらす。摩擦ライニングキャリア26の傾斜軸15周りの時計方向への旋回運動は、摩擦ライニングキャリア26が、ハウジング2、特にダンピングハウジング部6、特に差し込みプラグ9、及び/又はダンピングハウジング部6の上部円筒形円周面48で、ハウジング開口20に面するように配置された円錐台部12の内周面に当接することで制限される。その結果、摩擦ライニングキャリア26の更なる傾斜が防止される。
摩擦ライニングキャリア26は、押し込み位置に位置している。押し込み位置で押し込み摩擦が生じる。示されている例示的な実施形態によれば、引き出し摩擦及び押し込み摩擦は、互いに異なる。示された例示的な実施形態では、摩擦ライニングが第2貫通開口部32に設けられていないので、押し込み摩擦は実質的に存在しない。第1貫通開口部31において、摩擦ライニング25は、それぞれ、プランジャ4に対して上下から外側の端部側の外縁で支えている。摩擦ライニング25のこの直線的な接触は、引き出し方向への作動の場合に摩擦ライニングキャリア26の傾斜を確保する必要最小限の摩擦を保証する。示されている例示的な実施形態によれば、第2貫通開口部32は、プランジャ4の外径よりわずかに大きい内径を有するシリンダ開口である断面で構成されている。摩擦ライニングキャリア26を押し込み位置に配置する場合、プランジャ4は実質的に貫通開口30を介する摩擦を受けることなく案内される。
さらなる例示的な実施形態(図示せず)によれば、2つの摩擦ライニングを第2貫通開口部に取り付けることも考えられる。本発明による異なる摩擦作用は、例えば、摩擦ライニングの異なる材料が使用されるという事実により達成され得る。第1及び第2貫通開口部31、32内の摩擦ライニングが異なる押圧力で配置されていることにより、異なる摩擦作用を達成することも考えられる。言うまでもなく、さらなる例示的な実施形態(図示せず)によれば、第1貫通開口部31に摩擦ライニングを備えず、第2貫通開口部32のみに摩擦ライニングを設けることも可能である。このタイプの実施形態では、押し込み方向41における摩擦の増大と、引き出し方向40における実質的に摩擦がない状態が達成されるだろう。
本発明の第2の例示的な実施形態について、図10〜図14を参照して説明する。構造的に同一の部分には、第1の例示的な実施形態と同じ参照番号が付されており、その参照の記載はそれによってなされる。構造的に異なるが機能的に同一の部分には、aを付けた同じ参照番号が付されている。
摩擦ダンパー1aの本質的な相違は、ハウジング2aがシリンダハウジング部を有していないことにある。ハウジング2aは、ダンピングハウジング部6aのみを備えている。
プランジャ4aはハウジング2aを通って案内され、ハウジング2aの両側に露出して配置されている。
プランジャ4aの自由端21aには引出し止め要素42が設けられ、図に示されている例示的な実施形態により、それはプランジャ4aと完全に一体として形成されている。引出し止め要素42はワッシャ形状の構成であり、長手方向軸3に関して垂直な直径を有する。その直径は、ハウジング開口20の直径よりも大きい。
第1締結要素8aは、ハウジング2aの外側、特にダンピングハウジング部6aに配置されている。第1締結要素8aは、特にハウジング2a上に、特にダンピングハウジング部6a上に完全に一体として形成された受けスタブの形態で構成されている。受けスタブはスリーブ形状で構成されており、旋回可能な接続のために家具要素44上の受けピン(図示せず)と相互作用することができる。特に、受けスタブに導入される受けピンを軸方向に固定(特にラッチ)するため、受けスタブの内側にラッチ要素を設けることができる。その結果、受けピンから受けスタブの望まない解放が防止される。
第1締結要素8aにより、摩擦ダンパー1aは、特にハウジング2aとともに、家具要素44上で、特に家具本体45上でハウジング旋回軸43の周りに旋回できるように連結されている。家具扉46は、家具本体45に旋回可能に連結されている。第2締結要素23aにより、摩擦ダンパー1aは、家具扉46上に旋回可能に連結されている。
ハウジング旋回軸43は、長手方向軸3に関して垂直に向けられている。ハウジング旋回軸43は、長手方向軸3と交差している。
以下の説明では、第2の例示的な実施形態による摩擦ダンパー1aの作用をより詳細に説明する。図13の家具要素44の閉じた配置から進んで、家具扉46は開放する目的のために、家具本体45に関して家具要素旋回軸47周りに旋回する。家具扉46とともに、家具扉46上の第2締結要素23aを介して連結されたプランジャ4aは、ハウジング2aに対して引き出し方向40に沿って移動する。
ハウジング2aが家具本体45に旋回可能に連結されていることにより、ハウジング2aはハウジング旋回軸43周りに旋回できる。これにより、ハウジング2aが家具扉46の旋回運動に追随することが保証される。摩擦ダンパー1aは、長手方向軸3が引き出し方向40及び/又は押し込み方向41に平行に配向されるように、家具要素44に連結されることが保証される。引き出し方向40及び/又は押し込み方向41の傾斜は、家具本体45に関する家具扉46の旋回角度によって決まる。図11は、家具本体45に関して90°の家具扉の旋回角度となる、引き出し方向40及び押し込み方向41を示す。家具扉46の旋回角度が小さいほど、図11の水平方向に関する引き出し方向40及び/又は押し込み方向41の傾きが小さくなる。
図13において、押し込み方向41と引き出し方向40とは、水平方向を向いている。
家具扉46の開口により、図14によるプランジャ4aはハウジング2aに関して引き出し方向40に沿って右に移動される。プランジャ4a上にある摩擦ライニング25の摩擦接触の結果として、摩擦ライニングキャリア26は、傾斜軸15周りに時計回りの方向で図12の位置に旋回される。この位置において、摩擦ライニング25は、実質的にプランジャ4aに対して円筒形のハーフシェル面で支持し、最大の摩擦効果を引き起こす。引き出し方向40において、摩擦ダンパー1aは摩擦減衰を(特に、最大で)引き起こす。
家具本体45に対する家具扉46の閉動作の場合、プランジャ4aはハウジング2aに関して押し込み方向41に沿って移動される。摩擦ライニング25とプランジャ4a間の静止摩擦の結果として、摩擦ライニング25は、摩擦ライニングキャリア26とともに、傾斜軸15の周りを反時計回りの方向で図14に示される傾斜位置に移動される。この位置では、摩擦ライニング25を備える摩擦ライニングキャリア26は、最小限の摩擦作用しか生じなく、特に摩擦作用を生じない。摩擦ダンパー1aの機能は、第1の例示的な実施形態に係る摩擦ダンパー1の機能と実質的に同じである。
1、1a 摩擦ダンパー
2、2a ハウジング
3 長手方向軸
4、4a プランジャ
5 シリンダハウジング部
6、6a ダンピングハウジング部
7 閉止プラグ
8、8a 第1締結要素
9 差し込みプラグ
10 押圧部
11 凹部
12 円錐台部
13 ワッシャ部
14 傾斜ピン
15 傾斜軸
16 開口
17 ハウジング部分
18 接続ピン
19 接続開口
20 ハウジング開口
21、21a 自由端
22 外側端部
23、23a 第2締結要素
24 摩擦ユニット
25 摩擦ライニング
26 摩擦ライニングキャリア
27 搬送プレート
28 傾斜開口
29 通路部
30 貫通開口
31 第1貫通開口部
32 第2貫通開口部
33 第1部分長手方向軸
34 第2部分長手方向軸
35 交差点
36 摩擦ライニングレセプタクル
37 摩擦ライニングキャリア部分
38 接続ボルト
39 接続凹部
40 引き出し方向
41 押し込み方向
42 引出し止め要素
43 ハウジング旋回軸
44 家具要素
45 家具本体
46 家具扉
48 上部円筒形円周面
II−II 切断線
XII−XII 切断線
XIV−XIV 切断線
n 傾斜角度
2、2a ハウジング
3 長手方向軸
4、4a プランジャ
5 シリンダハウジング部
6、6a ダンピングハウジング部
7 閉止プラグ
8、8a 第1締結要素
9 差し込みプラグ
10 押圧部
11 凹部
12 円錐台部
13 ワッシャ部
14 傾斜ピン
15 傾斜軸
16 開口
17 ハウジング部分
18 接続ピン
19 接続開口
20 ハウジング開口
21、21a 自由端
22 外側端部
23、23a 第2締結要素
24 摩擦ユニット
25 摩擦ライニング
26 摩擦ライニングキャリア
27 搬送プレート
28 傾斜開口
29 通路部
30 貫通開口
31 第1貫通開口部
32 第2貫通開口部
33 第1部分長手方向軸
34 第2部分長手方向軸
35 交差点
36 摩擦ライニングレセプタクル
37 摩擦ライニングキャリア部分
38 接続ボルト
39 接続凹部
40 引き出し方向
41 押し込み方向
42 引出し止め要素
43 ハウジング旋回軸
44 家具要素
45 家具本体
46 家具扉
48 上部円筒形円周面
II−II 切断線
XII−XII 切断線
XIV−XIV 切断線
n 傾斜角度
Claims (15)
- 摩擦ダンパーであって、
a.長手方向軸(3)を有するハウジング(2;2a)と、
b.前記長手方向軸(3)に沿って移動可能なプランジャ(4;4a)と、
c.前記プランジャ(4;4a)に摩擦力を発生させる摩擦ユニット(24)とを備え、
前記摩擦ユニット(24)は、
i.前記プランジャ(4;4a)に対して摺動して支持する少なくとも1つの摩擦ライニング(25)と、
ii.前記少なくとも1つの摩擦ライニング(25)が保持される摩擦ライニングキャリア(26)とを備え、
前記摩擦ライニングキャリア(26)は、引き出し位置と押し込み位置との間で前記ハウジング(2;2a)内の前記プランジャ(4;4a)に対して移動可能に配置され、
前記引き出し位置で作用する引き出し摩擦は、前記押し込み位置で作用する押し込み摩擦と異なる、摩擦ダンパー。 - 前記プランジャ(4;4a)の引き出し方向(40)への移動中に、前記摩擦ライニングキャリア(26)が前記引き出し位置に移動され、
前記プランジャ(4;4a)の押し込み方向(41)への移動中に、前記摩擦ライニングキャリア(26)が前記押し込み位置に移動されるように、
前記摩擦ユニット(24)が前記プランジャ(4;4a)と相互作用することを特徴とする請求項1に記載の摩擦ダンパー。 - 前記摩擦ライニングキャリア(26)は、傾斜軸(15)の周りで傾斜できるように前記ハウジング(2;2a)内に配置され、前記傾斜軸(15)が前記長手方向軸(3)に関して横切って配置され、特に垂直に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の摩擦ダンパー。
- 傾斜ピン(14)が前記ハウジング(2;2a)内に設けられ、前記摩擦ライニングキャリア(26)が傾斜できるように、前記摩擦ライニングキャリア(26)は、傾斜開口(28)によって前記傾斜ピン(14)に連結されていることを特徴とする請求項3に記載の摩擦ダンパー。
- 前記摩擦ライニングキャリア(26)は、特に鏡面対称構成の2つの摩擦ライニングキャリア部分(37)を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の摩擦ダンパー。
- 前記ハウジング(2;2a)は、特に鏡面対称構成の2つのハウジング部分(17)を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の摩擦ダンパー。
- 2つの、特に同一の摩擦ライニング(25)であって、特にいずれもハーフシェル輪郭を有する摩擦ライニング(25)を特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の摩擦ダンパー。
- 前記摩擦ライニングキャリア(26)は、貫通開口(30)を有し、前記プランジャ(4;4a)が前記貫通開口(30)を通って案内されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の摩擦ダンパー。
- 前記貫通開口(30)は、前記長手方向軸(3)に関して少なくとも垂直な部分で非対称である輪郭を有することを特徴とする請求項8に記載の摩擦ダンパー。
- 前記貫通開口(30)は、第1貫通開口部(31)と第2貫通開口部(32)とを有し、前記第1貫通開口部(31)と前記第2貫通開口部(32)は、特にそれぞれ1つの部分長手方向軸(33、34)を有し、前記部分長手方向軸(33、34)は、互いに関して傾斜角度(n)で傾斜して配置されていること特徴とする請求項8又は9に記載の摩擦ダンパー。
- 前記貫通開口(30)は、前記少なくとも1つの摩擦ライニング(25)用の摩擦ライニングレセプタクル(36)を有することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項に記載の摩擦ダンパー。
- 前記貫通開口(30)は、前記長手方向軸(3)に関して垂直な断面を有し、前記断面は、前記長手方向軸(3)に沿って可変であることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか一項に記載の摩擦ダンパー。
- 前記ハウジング(2;2a)は、ダンピングハウジング部(6;6a)を有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の摩擦ダンパー。
- 前記ハウジング(2a)は、前記ダンピングハウジング部(6a)のみによって形成されていることを特徴とする請求項13に記載の摩擦ダンパー。
- 前記摩擦ダンパーは、旋回可能な部分に固定するための第1締結要素(8;8a)を有し、前記第1締結要素(8a)は、特に前記ダンピングハウジング部(6a)に配置されていることを特徴とする請求項13又は14に記載の摩擦ダンパー。
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