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JP2018030701A - エレベーターシステム及びエレベーター停電時電源供給方法 - Google Patents

エレベーターシステム及びエレベーター停電時電源供給方法 Download PDF

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JP2018030701A JP2016165370A JP2016165370A JP2018030701A JP 2018030701 A JP2018030701 A JP 2018030701A JP 2016165370 A JP2016165370 A JP 2016165370A JP 2016165370 A JP2016165370 A JP 2016165370A JP 2018030701 A JP2018030701 A JP 2018030701A
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Ryuichi Nishisako
竜一 西迫
政和 金
Masakazu Kin
政和 金
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Abstract

【課題】エレベーターの停電用のバッテリーが劣化しても、適切な停電時の最寄階の着床運転が行えるようにする。【解決手段】複数台のエレベーターかごと、それぞれのエレベーターかご毎に停電用のバッテリーを備えたシステムにおいて、停電を検出した際に、かご位置及び負荷情報から、エレベーターかごの停電時最寄階着床運転に必要なバッテリー容量を算出する。そして、その算出した結果に基づいて生成された指令で、エレベーターかご毎のバッテリーを、劣化または充電容量不足を検出したバッテリーが接続されたエレベーターかごの駆動用電源に切り替える。【選択図】図7

Description

本発明は、エレベーターシステム及びエレベーター停電時電源供給方法に関する。
エレベーターは停電発生時に乗客を閉じ込めないように、停電時に、バッテリーの電源を使って最寄階への着床運転を行う機能(停電時の最寄階着床運転機能)を有するものが近年普及している。この場合、保守員は、定期的に停電時の最寄階着床運転機能用のバッテリーの交換作業を行う必要がある。具体的には、保守員が定期的(数年ごと)にバッテリーを交換するようにしている。
バッテリーを交換する周期(年数)は、通常、バッテリーの製造メーカーが推奨する寿命により決まる。
特開2009−62152号公報 特開2013−203513号公報
ところが、実際のエレベーターの運用では、交換前にバッテリーの寿命が尽きてしまう可能性がある。すなわち、バッテリーの周囲が高温多湿等の環境悪化により劣化が激しい状況で使用されたり、通常よりも停電の発生頻度が多く充放電が頻繁に繰り返されていたりすると、交換前にバッテリーの寿命が尽きてしまう。このような場合には、停電が発生したとしても、バッテリーの電源を使った最寄階への着床運転ができなくなってしまう。
このような課題を解決するために、例えば特許文献1には、エレベーターの利用頻度が少ない時間帯において、バッテリーの劣化を自動診断する技術が提案されている。
また、特許文献2には、エレベーターと乗客コンベア(いわゆるエスカレーター)を有する建物において、停電時に、蓄電量の多い乗客コンベアのバッテリーから、運転不可となっているエレベーターへ給電を行う技術が提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載されるようにバッテリーの劣化を自動診断して、劣化していると診断されたとしても、劣化したバッテリーが交換されるまでには、ある程度の日数が必要になる。なぜなら、バッテリーの交換作業自体、作業員を現場に派遣して行わなければならないからである。したがって、特許文献1に記載された技術を適用したとしても、依然として停電時には、バッテリーが劣化した状態で最寄階への着床運転機能が実行される可能性がある。
また、特許文献2に記載された技術は、エレベーターの他に乗客コンベアを備えた建物にしか適用できない。また、供給元の乗客コンベア側のバッテリーの状況によっては、最寄階への着床運転に必要な十分な充電残量がない場合もあり得る。したがって、適用される建物が限られるだけでなく、仮に適用が可能であっても、乗客コンベア側のバッテリーから常に十分な電力が供給されるとは限らないという問題があった。
本発明は、停電時に最寄階までの着床運転機能の実行を、適切に行うことができるエレベーターシステム及びエレベーター停電時電源供給方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならは、複数台のエレベーターかごが配置され、それぞれのエレベーターかご毎に停電時の電源供給用のバッテリーが用意されたエレベーターシステムに適用される。そして、電源の停電検出部と、バッテリーの診断部と、制御部と、電源切替部とを備える。
制御部は、エレベーターかごの位置及び負荷情報を検出する。
電源切替部は、停電検出部が停電を検出した際に、制御部が検出したかご位置及び負荷情報から、エレベーターかごの停電時最寄階着床運転に必要なバッテリー容量を算出した結果に基づいて生成された指令で、エレベーターかご毎のバッテリーを、診断部が劣化または充電容量不足を検出したバッテリーが接続されたエレベーターかごの駆動用電源に切り替える。
本発明によれば、いずれかのバッテリーが劣化または充電容量不足のとき、他のエレベーターかご用として配置されたバッテリーの中で、余力のある容量のバッテリーが自動的に選ばれて電源が切り替わることで、適切な停電時最寄階着床運転ができるようになる。
したがって、本発明によると、劣化したバッテリーが存在した場合でも、全てのエレベーターかごを停電時に最寄階に着床させることができるようになる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態例によるエレベーターシステムの例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による制御装置とバッテリー切替装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例の各装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例による切替部の接続例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による制御装置での、各エレベーターかごの運転制御例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例によるバッテリーの診断処理例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による停電時のバッテリー切替処理例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態例(以下、「本例」と称する)を、添付図面を参照して説明する。
[1.エレベーターシステム全体の構成]
図1は、本例のエレベーターシステムの全体構成例を示す図である。
図1の例では、建物101内に、3台のエレベーターかご104a,104b,104cが設置されている。3台のエレベーターかご104a,104b,104cは、それぞれ1号機、2号機、3号機と称する。それぞれのエレベーターかご104a,104b,104cは、電動機103a,103b,103cの駆動により昇降する。なお、電動機103a,103b,103cは、3台のエレベーターかご104a,104b,104cのそれぞれに用意された制御部102a,102b,102cによって運転制御される。
例えば、1号機のエレベーターかご104aには、ワイヤーロープを介して、つり合いおもり106aが接続され、そのワイヤーロープの経路に配置された電動機103aを駆動することによりエレベーターかご104aが昇降する。ワイヤーロープの経路にはプーリー105aが配置される。また、エンコーダー112aが設けられ、このエンコーダー112aにより電動機103aの回転駆動量が検出され、エレベーターかご104aの昇降位置が検出される。さらに、エレベーターかご104aには、荷重センサー107aが取り付けられ、エレベーターかご104aの荷重が検出される。荷重センサー107aとしては、例えば、かご内に乗客が乗込んだ際の沈み込み量を検出する非接触センサーが使用される。
エンコーダー112aが検出した昇降位置や荷重センサー107aが検出した荷重は、制御部102aに供給される。
他のエレベーターかご104b,104cも、制御部102b,102cの制御による電動機103b,103cの駆動で昇降する。そして、エンコーダー112b,112cにより、エレベーターかご104b,104の昇降位置が検出され、荷重センサー107b,107cによりその荷重が検出される。プーリー105b,105cやつり合いおもり106b,106cについても、1号機と同様の構成である。
1号機から3号機の各号機の電動機103a,103b,103c及び制御部102a,102b,102cには、商用電源108が供給されている。電動機103a,103b,103cには、三相交流200Vなどの比較的高圧の電源が供給される。制御部102a,102b,102cには、交流電源または交流を変換した直流電源が供給される。
ここで、1号機から3号機の各号機の制御部102a,102b,102cには、停電検出部110a,110b,110cが接続されている。そして、商用電源108の供給が停止した際(停電時)には、各停電検出部110a,110b,110cによりその停電が検出される。なお、図1の例では、各号機ごとに停電検出部110a,110b,110cを備える構成としたが、各号機で共通の1つの停電検出部を備える構成としてもよい。また、停電検出部110a,110b,110cが停電を検出した際には、後述する電源切替部111に停電したことが伝えられる。
さらに、本例のシステムは、各号機ごとに、停電時に使用するバッテリー109a,109b,109cを備える。停電時には、バッテリー109a,109b,109cに充電された直流電源が、インバーター(不図示)で交流電源に変換された後、電動機103a,103b,103cに供給される。バッテリー109a,109b,109cとしては、例えば鉛蓄電池などの二次電池が使用される。この二次電池としては、停電時に最寄階までの着床運転を行うのに必要な電圧及び容量のものが用いられるが、詳細については後述する。
制御部102a,102b,102cについても、停電時には、バッテリー109a,109b,109cからの電源が供給される。但し、制御部102a,102b,102cについては、バッテリー109a,109b,109cとは別の制御系用のバッテリー(不図示)から停電時に電源が供給される構成としてもよい。
さらに、本例のエレベーターシステムは、電源切替部111を備える。すなわち、本例のエレベーターシステムは、停電時には各号機の電動機103a,103b,103cが、対応したバッテリー109a,109b,109cからの電源で作動することを基本とする。
しかしながら、各バッテリー109a,109b,109cの使用状況によって、停電時に最寄階までの着床運転ができない可能性がある。そのような場合には、電源切替部111が各バッテリー109a,109b,109cからの電源供給経路を切り替える。
この電源切替部111も、停電時には、制御部102a,102b,102cと同様に、いずれかのバッテリー109a,109b,109cからの電源で作動するようになっている。あるいは、バッテリー109a,109b,109cとは別の制御系用のバッテリーからの電源で、停電時に電源切替部111を作動させるようにしてもよい。
なお、各号機のバッテリー109a,109b,109cは、通常運転時には、商用電源8を変換した直流電源により常時充電され、満充電された状態で待機している。
[2.制御部及び電源切替部の構成]
図2は、1号機と2号機に対応した制御部102a,102b及び電源切替部111の構成例を示すブロック図である。なお、図2では1号機及び2号機の制御部102a,102bの構成を示すが、3号機の制御部102cについても同様の構成であり、3号機についての説明は省略する。
制御部102a,102bは、エレベーターかご制御部201a,201bを備え、かご内のボタンや乗り場の呼びボタンなどの操作に基づいて、電動機103a,103b(図1)によるエレベーターかご104a、104bの駆動を制御する。また、エレベーターかご制御部201a,201bは、エンコーダー112a,112bによって検出されるかごの昇降位置情報と、荷重センサー107b,107cによって検出される荷重情報を取得する。そして、取得した昇降位置情報及び荷重情報は、通信部202a,202bから電源切替部111側に送信される。
また、制御部102a,102bは、バッテリー診断部203a,203bを備え、各号機のバッテリー109a,109bの電圧などから、バッテリー状態の診断を行う。バッテリー診断部203a,203bによる診断は、エレベーターかご制御部201a,201bからの指令により、例えば月1回のように定期的に行う。このバッテリー状態の診断の具体的な例については後述する。
電源切替部111は、制御部102a,102bと接続された通信部204と、通信部204にて受信したエレベーターかごの運転状況を記録する記録部205と、停電時にかごを最寄階まで走行させるために必要な電力容量を演算する容量演算部206とを備える。記録部205には、各号機のエレベーターかごの運転状況の他に、各号機のバッテリー109a,109bの診断結果についても記録される。容量演算部206は、記録部205に記録された、最新の各号機のかごの位置や負荷から、電力容量を演算する。
さらに電源切替部111は、バッテリーの接続先を判定する供給判定部207と、供給判定部207からの指令により、バッテリーの接続先を切替える切替部208とを備える。供給判定部207は、容量演算部206での演算で得た情報と、各号機のバッテリー109a,109bの診断結果に基づいて、バッテリーの供給路の切替を行う指令を、切替部208に対して行う。
[3.制御部及び電源切替部のハードウェア構成例]
図3は、制御部102a,102b,102c及び電源切替部111を構成するコンピュータ装置のハードウェア構成例を示す。制御部102a,102b,102c及び電源切替部111は、例えばコンピュータ装置Cで構成される。
すなわち、コンピュータ装置Cは、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)C1、ROM(Read Only Memory)C2、RAM(Random Access Memory)C3、表示部C5、操作部C6、不揮発性ストレージC7、及びインターフェイス部C8を備える。これら各部C1,C2,C3,C5,C6,C7,C8は、バスラインC4によりデータ転送可能に接続されている。
CPU C1は、制御部102a,102b,102cまたは電源切替部111を構成する各部の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROM C2から読み出して実行する。RAM C3には、演算処理の途中に発生した変数やパラメーター等が一時的に書き込まれる。
不揮発性ストレージC7としては、例えば、HDD(Hard disk drive)、SSD(Solid State Drive)、その他の各種記憶媒体が用いられる。この不揮発性ストレージC7には、OS(Operating System)、各種のパラメーターの他に、コンピュータ装置Cを制御部102a,102b,102cや電源切替部111として機能させるためのプログラムが記録されている。
インターフェイス部C8は、LAN(Local Area Network)、専用線等を介して各種のデータを他の装置(処理部)と送受信する。なお、コンピュータ装置Cが表示部C5や操作部C6を備えるのは一例であり、必要によりこれら表示部C5や操作部C6を設けない構成としてもよい。
[4.切替部の構成例]
図4は、切替部208によるバッテリー109a,109b,109cからの電源の供給路の切替構成の例を示す。
各号機の制御部102a,102b,102cには、各号機のバッテリー109a,109b,109cからの電源が供給される。各号機の電動機103a,103b,103cについても、各号機のバッテリー109a,109b,109cからの電源が供給される。但し、電動機103a,103b,103cには、インバータ(不図示)で変換された交流電源が供給される。
そして、図4に示すように、各バッテリー109a,109b,109cのマイナス側は共通に接続されており、各バッテリー109a,109b,109cのプラス側に切替部208内の各開閉スイッチ208a,208b,208cの一端が接続されている。各開閉スイッチ208a,208b,208cの他端は共通に接続されている。これらの開閉スイッチ208a,208b,208cは、供給判定部207(図2)からの指令により開閉される。
このように構成したことで、例えば開閉スイッチ208a,208bをオン状態としたときには、1号機のバッテリー109aから2号機の制御部102b及び電動機103bに電源が供給されるようになる。また、2号機のバッテリー109bから1号機の制御部102a及び電動機103aへも電源が供給されるようになる。
このように3個の開閉スイッチ208a,208b,208cのオン・オフの組み合わせで、各号機のバッテリー109a,109b,109cから、他の号機の制御部及び電動機に電源が供給されるようになる。各開閉スイッチ208a,208b,208cは、電源切替えを行う場合のみオン状態になり、電源切替えを実行しない場合にはオフ状態を維持する。
[5.各号機の制御部での処理]
図5は、各号機の制御部102a,102b,102cでのエレベーターの制御処理例を示すフローチャートである。ここでは、1号機の制御部102aを例にして説明するが、他の号機の制御部102b,102cについても同じ制御処理が行われる。
まず、エレベーターの電源が投入されると、制御部102aはイニシャル処理を実行し(ステップS301)、イニシャル処理の完了後に、通常運転処理に移る(ステップS302)。そして、通常運転処理中に、制御部102aは定期的にバッテリー109aの診断処理を行う(ステップS303)。バッテリー診断処理は、例えば1ヶ月に1回などの予め設定した周期で行われる。このバッテリー109aの診断処理は、バッテリー109aの劣化の有無を診断する処理であるが、その詳細については後述する。
バッテリー109aの診断処理を終了した後、通常運転処理に戻る。ここで、制御部102aは、エレベーターかごの運転状況データを電源切替部111に伝送する(ステップS304)。この運転状況データには、少なくとも現在のエレベーターかごの位置と現在の荷重の情報とが含まれる。そして、制御部102aは、通常運転中に停電検出部110aが停電を検出したか否かを判断する(ステップS305)。ここで、停電を検出しない場合(ステップS305のNO)には、制御部102aは、ステップS302の通常運転処理を継続する。
ステップS305で停電を検出した場合(ステップS305のYES)には、制御部102aは、自号機のバッテリーに切り替える許可があるか否かを判断する(ステップS306)。なお、自号機のバッテリーに切り替える許可については、ステップS303でのバッテリー診断処理の中で設定される。
そして、自号機のバッテリーに切り替える許可がある場合(ステップS306のYES)には、制御部102aは、電動機103aを駆動させる電源として、自号機のバッテリー109aからの電源に切替える(ステップS307)。そして、自号機のバッテリー109aからの電源が供給される状態で、制御部102aは、電動機103aによりエレベーターかご104aを最寄階までの着床運転を行う(ステップS308)。
この最寄階までの着床運転には、上側の最寄階に着床させる場合と、下側の最寄階に着床させる場合の2通りが考えられる。上側の最寄階に着床させるか、下側の最寄階に着床させるかについては、エンコーダー112aにより検出されたエレベーターかご104aの位置と、荷重センサー107aにより検出された荷重とに基づいて決定される。但し、いずれの場合でも、最寄階までの着床運転時には、通常時よりも低速で運転して、消費電力を抑える処理を行うようにする。そして、エレベーターかご104aが最寄階へ到着すると、制御部102aは運転を休止させる。
また、ステップS306において、自号機のバッテリーに切り替えが禁止されている場合(ステップS306のNO)には、制御部102aは、他号機のバッテリー109bまたは109cからの電源供給があるか否かを判断する(ステップS309)。ここで、他号機のバッテリー109bまたは109cからの電源供給がある場合(ステップS309のYES)、ステップS308に移り、制御部102aは、供給される電源を使って、電動機103aでエレベーターかご104aを最寄階までの着床運転を行うように制御する。
また、他号機のバッテリー109bまたは109cからの電源供給がない場合(ステップS309のNO)には、最寄階までの着床運転を行わない状態で待機する。すなわち、バッテリーが劣化した状態で最寄階までの着床運転を実行したとしても、十分な容量の電源が供給されないため、走行中に再び停止してしまう可能性がある。したがって、乗客に不安を与えることを避けるためにも、最寄階までの着床運転を行わないようにする。なお、この最寄階までの着床運転を行わない場合には、制御部102aは、エレベーターの監視センター(不図示)に対して、最寄階までの着床運転が実行されていないことを自動的に通知するようにしてもよい。
[6.バッテリーの診断処理]
図6は、制御部102aが行うバッテリー109aの診断処理例を示すフローチャートである。この診断処理は、図5のフローチャートのステップS303で実行される。
まず、制御部102aは、現在の日時がバッテリーを診断する日時であるか否かを判断する(ステップS401)。ここでは、例えば月1回の診断日時が予め設定されており、その診断日時になったか否かが判断される。
ステップS401で現在日時が診断日時と一致しない場合(ステップS401のNO)には、診断処理を終了して、通常運転を継続する。また、現在日時が診断日時と一致した場合(ステップS401のYES)、制御部102aは、バッテリー109aの充電が完了しているかのチェックを行う(ステップS402)。バッテリー109aの充電が完了しているか否かの判断は、バッテリー診断部203aによって行われる。ここでは、バッテリー電圧などから充電状態を正確に測定してもよいが、例えばバッテリー109aを装着(交換)して、充電開始(空の状態)から満充電になるまでの時間が経過したときには、充電完了と判断するようにしてもよい。
ステップS402で、充電が完了していない状態と判断した場合(ステップS402のNO)、正確な診断結果が得られないので、制御部102aは、診断処理を終了して、通常運転処理に戻る。但し、この場合には、充電が完了すると想定される時間が経過した後に、再度診断処理を開始してもよい。
そして、ステップS402で、充電が完了した状態と判断した場合(ステップS402のYES)には、制御部102aは、バッテリー109aの診断処理を行う(ステップS403)。ここでは、例えばバッテリー109aの電圧を測定して、予め設定された閾値を超えていれば、制御部102aは、診断結果OK、つまり劣化なしと判断する。ここでの閾値は、電動機103aでエレベーターかご104aを最寄階までの着床運転を行うのに必要な最小の値に設定する。また、電圧を測定する代わりに、バッテリー109aを放電させて、所定の放電容量を満たした場合に、診断結果OKと判断するようにしてもよい。
次に、制御部102aは、ステップS403で診断結果OKとなったか否かを判断する(ステップS404)。ここで、バッテリー109aの劣化がなく診断結果OKである場合には(ステップS404のYES)、停電時に自号機のバッテリー109aへの切り替えを許可し、制御部102aは許可情報を登録する(ステップS405)。
また、バッテリー109aが劣化して診断結果OKでない場合には(ステップS404のNO)、停電時に自号機のバッテリー109aへの切り替えを禁止し、制御部102aは禁止情報(診断結果NG)を登録する(ステップS406)。これらの診断結果の情報は、制御部102が保持すると共に電源切替部111にも伝送し、電源切替部111の記録部205に記憶する。
[7.停電時バッテリー供給切替え処理]
図7は、停電時に電源切替部111の制御で実行されるバッテリー供給切替え処理例を示すフローチャートである。
まず、電源切替部111は、ステップS304(図5)にて送信された各号機のかご位置及び荷重を含む運転状況データを取得すると共に、各号機のバッテリー109a〜109cの診断結果を取得する(ステップS501)。
各号機の運転状況データは、記録部205に記録され、各制御部102a〜102cから伝送される毎に最新のデータに更新される(ステップS502)。そして、電源切替部111は、電源の停電検出処理を行い、停電検出部110a〜110cで停電発生が検出されたか否かを判断する(ステップS503)。ここで、停電発生が検出されない状況のとき(ステップS503のNO)、電源切替部111は、ステップS501の運転状況データの取得処理に戻る。したがって、記録部205に記録される運転状況データは、停電が発生する直前まで最新のものに更新される処理が繰り返される。
そして、ステップS503で停電発生が検出された場合には(ステップS503のYES)、電源切替部111は、記録部205に記録された診断結果で、診断結果NGの号機があるか否かを判断する(ステップS504)。ここで、全ての号機で診断結果NGがない(つまり診断結果OK)のとき(ステップS504のNO)には、自号機のバッテリーに切替えても問題ないため、電源切替部111での電源切替えが実行されない。すなわち、各号機では、図3のフローチャートのステップS307での自号機のバッテリー109a〜109cの電源供給に切り替わり、それぞれの号機のバッテリー109a〜109cを使って、最寄階までの着床運転が実行される。
また、ステップS504で、診断結果NGの号機が存在する場合(ステップS504のYES)には、容量演算部206が、各号機での最寄階までの着床運転に必要なバッテリー消費量を演算する(ステップS505)。ここでは、停電になる直前に取得した各号機のエレベーターかごの位置と荷重から、最寄階に着床させるまでの運転に必要な電力量(バッテリー消費量)を演算する。
バッテリー駆動による停電時の自動着床運転のエレベーターかごの動きとしては、例えば走行途中に停止した場合には、電動機を起動してエレベーターかごを最寄階まで走行させる。そして、最寄階に到着したらドアを開き、エレベーターを休止状態にする動作を行う。このとき、必要となるバッテリーの容量は、走行時の駆動電流と、ドアを開く際のドアモーター駆動電流、エレベーターかごを動かすための制御部を動作させるための電源電流によって決定される。
なお、バッテリー駆動による走行時の駆動電流は、エレベーターかご内の負荷(荷重)の値、走行時の抵抗値、電動機効率、インバーター効率、バッテリー駆動時の速度及び走行距離などの情報によって算出することができる。この中で、変動するパラメーターは走行距離とエレベーターかご内の負荷である。その他のパラメーターは停電時の状態によらず一定であり、かごの大きさや電動機の種類によって一様に決定されるものである。
例えば、フロアとフロアの間で停止した場合、最寄階までの距離があるため、バッテリー駆動によりエレベーターかごを走行させなければならない。そのため、フロアにいる状態で停止した場合と比べ、長い間電動機を動作しなければいけないため、バッテリーの消費量が多くなる。また、通常、停電時の最寄階までの着床運転は、回生運転が行われる方向に動く。
そのため、エレベーターかご内の負荷が少ない場合は、かごはつり合いおもりに引っ張られ、アップ方向が回生運転の方向となる。一方、エレベーターかごが満員の場合は、つり合いおもりがかごに引っ張られるため、ダウン方向が回生運転の方向となる。このような回生運転を行うことにより、走行に要する電力は少なくてすむ。一方、かごがつり合いおもりとつりあう程度にかご内の負荷がある場合は、引っ張られる力が小さいため、走行時の消費電力は多くなる。
ステップS505でのバッテリー消費量の演算時には、これらのかごの位置及びかご内の負荷情報に基づいて、正確なバッテリーの消費量を算出することができる。
そして、容量演算部206での演算が行われると、供給判定部207は、建物内の全号機の演算が完了したか否かを判断し(ステップS506)、演算が完了していない号機がある場合(ステップS506のNO)、ステップS505に戻って、未演算の号機の演算を行う。
そして、ステップS506で全号機の演算が完了したと判断したとき(S506のYES)、バッテリー診断結果OKの号機の内で、ステップS505で算出したバッテリー消費量が少ない号機順に並べる(ステップS507)。そして、供給判定部207は、その並べた結果から、バッテリー診断結果NGの号機に電源を供給するバッテリーを決定し(ステップS508)、決定した状態とする指令を、切替部208に供給する(ステップS509)。
具体的には、ステップS508で、バッテリー消費が最も少なかった号機のバッテリーを、バッテリー診断結果NGのため最寄階までの着床運転が未実施の号機に接続する指令を送り、ステップS509で、バッテリー診断結果NGの号機で最寄階までの着床運転を実行させる。
このようにして停電用のバッテリーが劣化したものが存在するとき、バッテリー容量に最も余力があるものを判断して、他号機への電源供給を行う。これにより、停電用のバッテリーによる最寄階までの着床運転の実行で、最寄階に着床できない状態の発生を防止することができる。この場合、ステップS505でのバッテリー消費量の演算は停電発生後直ちに行うことができ、他の号機での最寄階までの着床運転完了を待つことなく、各号機の最寄階までの着床運転を直ちに実行できるようになる。
なお、ステップS508で電源を供給するバッテリーとして、例えば1個のバッテリーだけでは十分でないと判断した場合には、複数個のバッテリーから同時に、バッテリー診断結果NGの号機に電源を供給するようにしてもよい。
[8.変形例]
上述した実施の形態例では、建物101に配置された電源切替部111が備える記録部205にエレベーターかごの位置や負荷を記録して、その記録した位置や荷重から算出したバッテリー容量から、切替部208に送る指令を生成するようにした。これに対して、エレベーターかごの位置や負荷については、外部の装置(例えばエレベーターの監視センターなど)に記録して、その外部の装置から得た指令で、電源切替部111内の切替部208が、バッテリーの切替えを行うようにしてもよい。
また、本発明は上記した実施の形態例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
例えば、図1の例では3台のエレベーターかごを備えたシステムとしたが、2台または4台以上のエレベーターかごを備えたシステムに適用してもよい。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
101…建物、102a,102b,102c…制御部、103a,103b,103c…電動機、104a,104b,104c…エレベーターかご、105a,105b,105c…プーリー、106a,106b,106c…つり合いおもり、107a,107b,107c…荷重センサー、108…商用電源、109a,109b,109c…バッテリー、110a,110b,110c…停電検出部、111…電源切替部、112a,112b,112c…エンコーダー、201a,201b…エレベーターかご制御部、202a,202b…通信部、203a,203b…バッテリー診断部、204…通信部、205…記録部、206…容量演算部、207…供給判定部、208…切替部、208a,208b,208c…開閉スイッチ

Claims (4)

  1. 複数台のエレベーターかごが配置され、それぞれのエレベーターかご毎に停電時の電源供給用のバッテリーが用意されたエレベーターシステムであり、
    電源の停電検出部と、
    前記バッテリーの診断部と、
    前記エレベーターかごの位置及び負荷情報を検出する制御部と、
    前記停電検出部が停電を検出した際に、前記制御部が検出したかご位置及び負荷情報から、前記エレベーターかごの停電時最寄階着床運転に必要なバッテリー容量を算出した結果に基づいて生成された指令で、前記エレベーターかご毎のバッテリーを、前記診断部が劣化または充電容量不足を検出したバッテリーが接続されたエレベーターかごの駆動用電源に切り替える電源切替部とを備える
    エレベーターシステム。
  2. 前記制御部が検出した前記エレベーターかごの位置及び負荷情報を記録する記録部と、
    前記停電検出部が停電を検出した際に前記記録部が記録している前記エレベーターかごの位置及び負荷情報に基づいて、前記エレベーターかごの停電時最寄階着床運転に必要なバッテリー容量を演算する容量演算部とを備え、
    前記容量演算部が演算したバッテリー容量に基づいて前記指令を生成するようにした
    請求項1に記載のエレベーターシステム。
  3. 前記容量演算部は、前記診断部が停電時最寄階着床運転可能と診断したバッテリーの内で、停電時の前記エレベーターかごの位置及び負荷情報から、停電時最寄階着床運転に必要なバッテリー容量が少ない順番を判断し、バッテリー容量が少ないバッテリーから優先的に他のエレベーターかごの駆動用電源に切り替える前記指令を生成する
    請求項2に記載のエレベーターシステム。
  4. 複数台のエレベーターかごが配置され、それぞれのエレベーターかご毎に停電時の電源供給用のバッテリーが装着されたエレベーターシステムに適用されるエレベーター停電時電源供給方法であり、
    電源の停電検出処理と、
    前記バッテリーの診断処理と、
    前記エレベーターかごの位置及び負荷情報を検出するエレベーターかご制御処理と、
    前記停電検出処理で停電を検出した際に、前記エレベーターかご制御処理により検出したかご位置及び負荷情報から、前記エレベーターかごの停電時最寄階着床運転に必要なバッテリー容量を算出した結果に基づいて生成された指令で、前記エレベーターかご毎のバッテリーを、前記診断処理で劣化または充電容量不足を検出したバッテリーが装着されたエレベーターかごの駆動用電源に切り替える電源切替処理とを含む
    エレベーター停電時電源供給方法。
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