JP2018030694A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シートカセットの固定力を安定させる画像形成装置を提供する。【解決手段】ロック機構9は、シートカセット10のカム面111eに接触するローラ92を有し、鉛直方向に変位可能に構成されたロック部材91と、ロック部材91を下方向に付勢する付勢部材93と、ロック部材91に設けられた第1突起部94及び第2突起部95と、筐体2に設けられ、第1突起部94と係合して案内する第1溝部96と、筐体2に第1溝部96と平行に設けられ、第2突起部95と係合して案内する第2溝部97とを備える。そして、シートカセット10が収納位置にある場合に、前方向と鉛直方向とを含む平面に対して垂直方向から見たときに、第1突起部94、第2突起部95及びローラ92は、カム面111eのローラ92との接触箇所における法線L1が、第1突起部94と第2突起部95とを結ぶ線分L2と交差するように配置されている。【選択図】図3
Description
本発明は、シートカセットを備えた画像形成装置に関する。
一般的な画像形成装置には複数枚のシートを収容するシートカセットが備えられている。このシートカセットは、例えば画像形成装置本体に対して前面側から挿抜可能とされている。そして、画像形成装置本体にはシートカセットを所定の位置に固定するロック機構が設けられている。
特許文献1には、ロック機構としてロックアームとコイルバネとを備えたロック部材が開示されている。ロックアームはL字型に形成されており、フレームに揺動可能に支持されている。コイルバネは、ロックアームをシートカセットに向けて付勢するように、フレームとロックアームとの間に配置されている。
また、シートカセットには、ロックアームと接触する凹部が形成されている。そして、シートカセットが画像形成装置本体に挿入されると、ロックアームが揺動してシートカセットの凹部に嵌まり込みシートカセットが画像形成装置本体に固定される。
特許文献1のように回動するロック部材を用いた場合、ロック部材の寸法誤差等によってロック部材が凹部に接触する接触位置にずれが生じやすい。接触位置のずれが生じると、ロック部材と傾きを有する凹部との接触角が変化して分力の違いが発生するため、シートカセットを固定する固定力も変化する。その結果、画像形成装置本体に収納されたシートカセットは個々の製品ごとの誤差により安定して固定されないものが生じる可能性がある。
本発明は、シートカセットの固定力を安定させる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に対して収納された収納位置と前記画像形成装置本体から第1方向に沿って引き出された引出位置との間をスライド可能に構成され、前記第1方向に対して傾斜したカム面を有するシートカセットと、前記シートカセットを前記収納位置に固定するロック機構とを備え、前記ロック機構は、前記カム面に接触する接触部を有し、前記第1方向と交差する第2方向に変位可能に構成されたロック部材と、前記ロック部材を前記シートカセットに向けて付勢する付勢部材と、前記ロック部材又は前記画像形成装置本体の一方に設けられた第1突起部と、前記ロック部材又は前記画像形成装置本体の一方に設けられ、前記第1突起部に対して前記第1方向に異なる位置に配置された第2突起部と、前記ロック部材又は前記画像形成装置本体の他方に前記第2方向へ延びるように設けられ、前記第1突起部と係合して案内する第1溝部と、前記ロック部材又は前記画像形成装置本体の他方に前記第1溝部と平行に設けられ、前記第2突起部と係合して案内する第2溝部とを備え、前記シートカセットが前記収納位置にある場合に、前記第1方向と前記第2方向とを含む平面に対して垂直方向から見たときに、前記第1突起部、前記第2突起部及び前記接触部は、前記カム面の前記接触部との接触箇所における法線が、前記第1突起部と前記第2突起部とを結ぶ線分と交差するように配置されている。
上記の構成によれば、シートカセットが収納位置にある場合、つまりロック機構でシートカセットを固定している場合に、カム面の接触部との接触箇所における法線が、第1突起部と第2突起部とを結ぶ線分と交差する範囲内に収まることにより、ロック部材を回転させる力が生じにくい。
本発明によれば、ロック部材を回転させる力が生じにくいので、ロック機構がカム面から受ける反力の方向及び大きさが安定する。よって、ロック機構によるシートカセットの固定力が安定する。また、ロック機構はカム面から受ける反力を第1突起部と第2突起部とに分散することで安定して受けることができるので、シートカセットの固定力を安定させることに寄与する。
[画像形成装置の全体構成]
図1は、本発明の一実施形態の画像形成装置1の中央断面図である。以下の説明では、図1に示すように画像形成装置1が使用可能に設置された状態を基準とし、前後、左右、上下の各方向を定める。画像形成装置1は、画像形成装置本体の一例としての筐体2と、供給ユニット3と、モータ4と、画像形成ユニット5と、排出ユニット8と、ロック機構9とを備えている。
図1は、本発明の一実施形態の画像形成装置1の中央断面図である。以下の説明では、図1に示すように画像形成装置1が使用可能に設置された状態を基準とし、前後、左右、上下の各方向を定める。画像形成装置1は、画像形成装置本体の一例としての筐体2と、供給ユニット3と、モータ4と、画像形成ユニット5と、排出ユニット8と、ロック機構9とを備えている。
筐体2は、画像形成装置1の各構成部材を支持するフレームと、画像形成装置1の外観を構成する外装カバーとを備える。供給ユニット3は、画像形成装置1の下部に配置され、供給ユニット3に保持されるシートSを画像形成ユニット5に搬送するものである。
画像形成ユニット5は、供給ユニット3よりもシートSの搬送方向下流側に配置され、供給ユニット3から搬送されてきたシートSに画像を形成するものである。排出ユニット8は、画像形成ユニット5よりもシートSの搬送方向下流側に配置され、画像形成ユニット5により画像が形成されたシートSを画像形成装置1の外部へ排出するものである。
供給ユニット3は、シートカセット10と、供給機構20と、搬送ローラ24と、レジストローラ26と、ロック機構9とを備えている。
シートカセット10は、筐体2に対して収納された収納位置と、筐体2から第1方向に引き出された引出位置との間をスライド可能に構成される。本実施形態において第1方向は前方向である。つまり、シートカセット10は筐体2に対して水平方向に挿抜可能に構成される。
またシートカセット10は、複数枚のシートSを収容可能なカセット本体11と、カセット本体11に配置されシートSが積載されるとともにシートSを上下方向に変位可能な圧板12と、圧板12を上昇させる圧板上昇部材13とを有する。圧板上昇部材13はモータ4によって駆動される。図1では圧板上昇部材13の上昇によって圧板12が持ち上げられ、圧板12上に積載されているシートSが供給可能位置まで上昇させられた状態を示している。
供給機構20はシートカセット10に積載されるシートSを一枚ずつ分離して取り出し、搬送ローラ24へ向けて搬送する機構である。供給機構20は、ピックアップローラ21と、分離ローラ22と、分離パッド23とを備えている。
ピックアップローラ21は圧板12により供給可能位置まで上昇されたシートSを取り出すためのローラであり、圧板12の上方に配置されている。分離ローラ22はピックアップローラ21よりもシートSの搬送方向下流側に配置されており、分離パッド23は分離ローラ22に対向配置されるとともに分離ローラ22に向けて付勢されている。
ピックアップローラ21により取り出されたシートSは分離ローラ22側へ送り出され、分離ローラ22と分離パッド23との間で1枚ずつに分離され、搬送ローラ24に向けて搬送される。
搬送ローラ24はシートSに搬送力を付与するローラであり、供給機構20よりもシートSの搬送方向下流側に配置されている。搬送ローラ24の対向位置には、紙粉取りローラ25が配置されている。供給機構20から搬送ローラ24に向けて搬送されてきたシートSは搬送ローラ24と紙粉取りローラ25とで挟持され、レジストローラ26へ向けて搬送される。
レジストローラ26は搬送ローラ24よりもシートSの搬送方向下流側に配置されている。レジストローラ26は対向配置されるレジストコロ27との間で搬送されるシートSの先端の移動を規制して一旦停止させた後、所定のタイミングにて転写位置に向けて搬送する。
画像形成ユニット5は、供給ユニット3から搬送されてきたシートSの表面に画像を転写するプロセスカートリッジ50と、プロセスカートリッジ50の感光体ドラム54の表面を露光する露光ユニット60と、プロセスカートリッジ50によりシートSに転写された画像を定着させる定着ユニット70とを備えている。
プロセスカートリッジ50は筐体2におけるシートカセット10の収納位置よりも上方に配置されている。プロセスカートリッジ50は、現像剤収容室51と、供給ローラ52と、現像ローラ53と、感光体ドラム54と、転写ローラ55とを備えている。
現像剤収容室51には現像剤となるトナーが収容されている。現像剤収容室51に収容されたトナーは、図示しない撹拌部材により撹拌されながら供給ローラ52に送られる。供給ローラ52は現像剤収容室51から送られてくるトナーをさらに現像ローラ53へ供給する。現像ローラ53は供給ローラ52に密着して配置されており、供給ローラ52から供給されるとともに図示しない摺接部材により正帯電されたトナーを担持する。
感光体ドラム54は現像ローラ53に隣接して配置されている。感光体ドラム54の表面は図示しない帯電器により一様に正帯電された後、露光ユニット60により露光される。感光体ドラム54の露光された部分は他の部分よりも電位が低くなり、感光体ドラム54に画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、静電潜像が形成された感光体ドラム54の表面に、正に帯電されたトナーが現像ローラ53から供給されることにより、静電潜像が顕像化されて現像剤像となる。
転写ローラ55は感光体ドラム54に対向配置される。転写ローラ55の表面に転写バイアスがされている状態で、現像剤像が形成された感光体ドラム54と転写ローラ55との間(転写位置)でシートSを挟持しなから搬送することにより、感光体ドラム54の表面に形成された現像剤像がシートSの表面に転写される。
露光ユニット60は、レーザダイオードと、ポリゴンミラーと、レンズと、反射鏡とを備えており、画像形成装置1に入力された画像データに基づいてレーザ光を感光体ドラム54へ向けて照射することにより、感光体ドラム54の表面を露光する。
定着ユニット70は、加熱ローラ71と、押圧ローラ72とを備えている。加熱ローラ71はモータ4からの駆動力により回転駆動され、加熱ローラ71は図示しない電源から電力を供給することで加熱される。押圧ローラ72は加熱ローラ71に対向配置されており、加熱ローラ71に密着して従動回転する。現像剤像が転写されたシートSが定着ユニット70に搬送されてくると、加熱ローラ71と押圧ローラ72との間でシートSを挟持しながら搬送し、シートSに現像剤像を定着させる。
排出ユニット8は、排出ローラ81と、排出トレイ82とを備えている。排出ローラ81は一対のローラであり、定着ユニット70から搬送されてくるシートSを筐体2の外部へ向けて排出する。排出トレイ82は筐体2の上面に形成されており、排出トレイ82には排出ローラ81により筐体2の外部に排出されたシートSが堆積される。
ロック機構9は、シートカセット10を収納位置に固定するものであり、シートカセット10の左右側壁部の上方に一対設けられている。以下に、シートカセット10を収納位置に固定する構造について詳しく説明する。
[収納位置に固定するためのシートカセットの構成]
図2はシートカセット10と筐体2の一部分とロック機構9とを示す平面図である。図2においてはシートカセット10が収納位置にある状態を示している。シートカセット10は筐体2の左側に配置された左側筐体2Aと右側に配置された右側筐体2Bとの間に位置している。
図2はシートカセット10と筐体2の一部分とロック機構9とを示す平面図である。図2においてはシートカセット10が収納位置にある状態を示している。シートカセット10は筐体2の左側に配置された左側筐体2Aと右側に配置された右側筐体2Bとの間に位置している。
カセット本体11は上面が開口された略直方体形状である。カセット本体11はシートSを収容するための左側壁部111及び右側壁部112を有する。左側壁部111の上面には、図1に示すように、後端側から順に第1傾斜面111a、第2傾斜面111b、第3傾斜面111c、水平面111dが形成されている。右側壁部112は左側壁部111と同構成であるので説明を省略する。
第1傾斜面111aは後端側から前端側へ向かって上る斜面であり、第2傾斜面111bは後端側から前端側へ向かって下る斜面である。また、第2傾斜面111bは第1傾斜面111aより急斜面である。第3傾斜面111cは後端側から前端側へ向かって上る斜面であり、第2傾斜面111bの前端部と水平面111dの後端部とを繋げるための斜面である。
このように、第1傾斜面111a及び第2傾斜面111bを前方向に対して傾斜させて配置することで、第1傾斜面111a及び第2傾斜面111bはロック機構9が接触して移動するカム面111eとなる。カム面111eとしての第1傾斜面111aはシートカセット10の挿入途中にロック機構9が接触する面であり、カム面111eとしての第2傾斜面111bはシートカセット10が収納位置にある場合にロック機構9が接触する面である。そして、第2傾斜面111bが第1傾斜面111aより急斜面であることにより、ロック機構9はシートカセット10をより確実に収納位置に固定することができる。
本実施形態において、カム面111eは鉛直上向きに配置されているので、ロック機構9はカム面111eを上から下方向へ押す構成となる。この構成により、シートカセット10の下側にロック機構9を配置する必要がなく、筐体2の最下部にシートカセット10を配置できる。また、左側壁部111の上面をカム面111eとして利用することにより、シートカセット10に別途にカム面を設ける必要がないので画像形成装置1を小型化することができる。
[ロック機構の構成]
図3は図1のロック機構9周辺の拡大図であり、図4は図3のロック機構9の左側面図である。ロック機構9は、ロック部材91と、付勢部材93と、第1突起部94と、第2突起部95と、第1溝部96と、第2溝部97とを備えている。もう一方のロック機構9は本ロック機構9と左右対称の構成であるので説明を省略する。
図3は図1のロック機構9周辺の拡大図であり、図4は図3のロック機構9の左側面図である。ロック機構9は、ロック部材91と、付勢部材93と、第1突起部94と、第2突起部95と、第1溝部96と、第2溝部97とを備えている。もう一方のロック機構9は本ロック機構9と左右対称の構成であるので説明を省略する。
ロック部材91は左側筐体2Aの内側面に沿って配置されている。ロック部材91は、カム面111eに接触する接触部の一例としてのローラ92を有し、第2方向に変位可能に構成された部材である。本実施形態において第2方向は鉛直下方向である。すなわち、ロック部材91は筐体2に対して鉛直方向にスライド可能に構成される。ローラ92はロック部材91の下端に形成された切欠部91bに配置され、左右方向に延びる回転軸部92aによって軸支されている。
また、ロック部材91は第1方向と第2方向とを含む平面に対して垂直方向から見たとき、つまり左又は右方向から見たときに略三角形であり、各頂点にローラ92と第1突起部94と第2突起部95とが配置されている。これにより、ロック部材91を小型化することができる。また、ロック部材91には付勢部材93の下端部93aを支持するための凹部91aが形成されている。
付勢部材93は、ロック部材91をシートカセット10に向けて付勢する部材である。本実施形態において付勢部材93はロック部材91を鉛直下方向へ向けて付勢している。付勢部材93としては、例えば、ばね、ゴム等の弾性体を用いることができ、本実施形態では圧縮コイルばねを用いている。付勢部材93の下端部93aはロック部材91の凹部91aに支持され、上端部93bは筐体2からロック部材91の上方へ水平に突出した支持部98に支持されている。
第1突起部94は、ロック部材91の前端の左側面から左方へ突出した円柱状の突起である。第2突起部95は、ロック部材91の上端の左側面から左方へ突出した円柱状の突起である。第2突起部95は第1突起部94に対して第1方向に異なる位置に配置されている。
第1溝部96は、左側筐体2Aの内側面に第2方向へ延びるように設けられ、第1突起部94と係合して案内する溝である。第2溝部97は、左側筐体2Aの内側面に第1溝部96と平行に設けられ、第2突起部95と係合して案内する溝である。本実施形態において第1溝部96及び第2溝部97は鉛直方向に直線状に延びており、第1突起部94及び第2突起部95を鉛直方向に案内することによってロック部材91を鉛直方向に変位させる。
また、ロック機構9の各部は、シートカセット10が収納位置にある場合に、第1方向と第2方向とを含む平面に対して垂直方向から見たとき、つまり左又は右方向から見たときに、以下のような配置となっている。第1突起部94、第2突起部95及びローラ92は、カム面111eのローラ92との接触箇所における法線L1が、第1突起部94と第2突起部95とを結ぶ線分L2と交差するように配置されている。
このように、シートカセット10が収納位置にある場合、つまりロック機構9でシートカセット10を固定している場合に、カム面111eのローラ92との接触箇所における法線L1が、第1突起部94と第2突起部95とを結ぶ線分L2と交差する範囲内に収まることにより、ロック部材91を第1方向と第2方向とを含む平面に平行な方向へ回転させる力が生じにくく、ロック機構9がカム面111eから受ける反力Fの方向及び大きさが安定する。よって、ロック機構9によるシートカセット10の固定力が安定する。また、ロック機構9はカム面111eから受ける反力Fを第1突起部94が受ける力F1と第2突起部95が受ける力F2とに分散することで安定して受けることができるので、シートカセット10の固定力を安定させることに寄与する。
また、第2突起部95は第1突起部94に対して第2方向に異なる位置に配置されている。これにより、第1突起部94と第2突起部95とが第2方向において同じ位置に配置されないので、第1突起部94及び第2突起部95と第1溝部96及び第2溝部97との間のこじる動作を抑制でき、ロック部材91が第2方向にスムーズに変位する。
シートカセットが前記収納位置にある場合に、第1方向と第2方向とを含む平面に対して垂直方向から見たときに、第1突起部94と第2突起部95とを通る直線から離れた位置にローラ92が位置している。これにより、第1突起部94と第2突起部95とを通る直線上にローラ92が位置する場合よりもロック部材91の表面積が大きくなり、ロック部材91の強度を高めることができる。
また、第2方向におけるローラ92と第1突起部94との距離D1又はローラ92と第2突起部95との距離D2のうち長い方の距離が、第1方向における第1突起部94と第2突起部95との距離D3よりも長くなっている。本実施形態では、距離D2が距離D1より長く、距離D2が距離D3よりも長くなっている。これにより、ローラ92がカム面111eから受ける反力Fによって、ローラ92が第1突起部94又は第2突起部95を遠くから押すことになり、第1突起部94及び第2突起部95と第1溝部96及び第2溝部97との間のこじる動作を抑制でき、ロック部材91が第2方向にスムーズに変位する。
[位置決め部の構成]
図1及び図2に示すように、シートカセット10には、シートカセット10を収納位置に位置決めする左右一対の位置決め部14が設けられている。一方、筐体2には、位置決め部14に係合する左右一対の係合部15が設けられている。位置決め部14及び係合部15は、シートカセット10が筐体2に挿入されて収納位置に到達したときに互いに係合する位置に設けられる。
図1及び図2に示すように、シートカセット10には、シートカセット10を収納位置に位置決めする左右一対の位置決め部14が設けられている。一方、筐体2には、位置決め部14に係合する左右一対の係合部15が設けられている。位置決め部14及び係合部15は、シートカセット10が筐体2に挿入されて収納位置に到達したときに互いに係合する位置に設けられる。
位置決め部14は、左側壁部111及び右側壁部112の外面の前端側に、それぞれ左側筐体2A及び右側筐体2Bへ向けて突出して設けられた円柱状の突起である。係合部15は、左側筐体2A及び右側筐体2Bの内面の前端側に、それぞれ左側壁部111及び右側壁部112へ向けて突出して設けられた略L字型の突起である。なお、位置決め部14及び係合部15の形状には特に限定はない。
また、シートカセット10の第1方向の一端側である前端側に位置決め部14を設け、第1方向の他端側である後端側にカム面111eを設けることにより、シートカセット10の前端側が位置決め部14で位置決めされた場合に、後端側をロック機構9で固定することによって後端側の位置が不安定になることを抑制することができる。
[シートカセット引き出し時の動作]
次に、収納位置にあるシートカセット10を筐体2から引き出すときの動作について、図5から図9を参照して説明する。図5に示すように、シートカセット10が収納位置にある状態では、位置決め部14が係合部15と係合することでシートカセット10の後方向への移動が規制されている。また、ローラ92が第2傾斜面111bを押すことで後方向へ力が掛かった状態となり、前方向への移動が規制される。よって、シートカセット10は前後方向への移動が規制された状態であり、収納位置に固定されている。
[シートカセット引き出し時の動作]
次に、収納位置にあるシートカセット10を筐体2から引き出すときの動作について、図5から図9を参照して説明する。図5に示すように、シートカセット10が収納位置にある状態では、位置決め部14が係合部15と係合することでシートカセット10の後方向への移動が規制されている。また、ローラ92が第2傾斜面111bを押すことで後方向へ力が掛かった状態となり、前方向への移動が規制される。よって、シートカセット10は前後方向への移動が規制された状態であり、収納位置に固定されている。
図5の状態からロック機構9の付勢力に抗してシートカセット10を前方向に引くと、第2傾斜面111bが前方向へ移動することによってローラ92が押し上げられる。このとき、第1突起部94が第1溝部96に沿って上昇し、第2突起部95が第2溝部97に沿って上昇することにより、ロック部材91が上昇する。そして、図6に示すように、ローラ92が第2傾斜面111bと第1傾斜面111aとの境界に到達したときに、ロック部材91が最も高い位置まで到達する。
図6の状態から、さらにシートカセット10を前方向に引くと、カム面111eが前方向へ移動し、図7に示すように、付勢部材93の付勢力によってロック部材91が下降する。このとき、第1突起部94が第1溝部96に沿って下降し、第2突起部95が第2溝部97に沿って下降することにより、ローラ92が第1傾斜面111aに沿って下降する。
そして、図8に示すように、ローラ92が第1傾斜面111aの後端に到達すると、ロック部材91は、図示しない規制部材によって下降することが規制され、さらにシートカセットを前方向に引くと、第1傾斜面111aが前方向へ移動することによって、図9に示すようにローラ92と離間する。その後、シートカセット10は引出位置まで引き出される。規制部材の一例としては、第1突起部94が第1溝部96の下端部に当接する形態、及び/又は第2突起部95が第2溝部97の下端部に当接する形態が挙げられる。
[シートカセット挿入時の動作]
次に、引出位置にあるシートカセット10を筐体2へ挿入するときの動作について、図5から図9を参照して説明する。シートカセット10を引出位置から後方向へ移動させて筐体2へ挿入すると、図9の状態を経て図8に示すように、第1傾斜面111aの後端がローラ92に接触する。
次に、引出位置にあるシートカセット10を筐体2へ挿入するときの動作について、図5から図9を参照して説明する。シートカセット10を引出位置から後方向へ移動させて筐体2へ挿入すると、図9の状態を経て図8に示すように、第1傾斜面111aの後端がローラ92に接触する。
図8の状態からロック機構9の付勢力に抗してシートカセット10を後方向へ押し込むと、第1傾斜面111aが後方向へ移動することによってローラ92が押し上げられる。このとき、第1突起部94が第1溝部96に沿って上昇し、第2突起部95が第2溝部97に沿って上昇することにより、ロック部材91が上昇する。そして、図7の状態を経て図6に示すように、ローラ92が第1傾斜面111aと第2傾斜面111bとの境界に到達したときに、ロック部材91が最も高い位置まで到達する。また、図6の状態に到達すると、位置決め部14が係合部15と接触し始める。
図6の状態から、さらにシートカセット10を後方向へ押し込むと、カム面111eが後方向へ移動し、付勢部材93の付勢力によってロック部材91が下降する。このとき、このとき、第1突起部94が第1溝部96に沿って下降し、第2突起部95が第2溝部97に沿って下降することにより、ローラ92が第2傾斜面111bに沿って下降する。
そして、図5に示すように、シートカセット10が収納位置に到達すると、位置決め部14が係合部15と完全に係合し、シートカセット10の後方向への移動が規制される。一方、ローラ92が第2傾斜面111bを押すことで後方向へ力が掛かった状態が維持され、前方向への移動が規制される。よって、シートカセット10は前後方向への移動が規制され、収納位置に固定される。
[変形例]
なお、上記の実施形態では第1方向を前方向としたが、これに限定されることはなく、画像形成装置の形態に応じて後方向、左方向、右方向、上方向、下方向等、どの方向であってもよい。また、上記の実施形態では第2方向を鉛直下方向としたが、これに限定されることはなく、第2方向は第1方向と交差する方向であればよい。例えば、第1方向を前方向、第2方向を左右方向とし、カム面をシートカセットの左側壁部及び右側壁部の外面に左右方向に向かって設け、ロック機構が左右方向に変位する構成としてもよい。
なお、上記の実施形態では第1方向を前方向としたが、これに限定されることはなく、画像形成装置の形態に応じて後方向、左方向、右方向、上方向、下方向等、どの方向であってもよい。また、上記の実施形態では第2方向を鉛直下方向としたが、これに限定されることはなく、第2方向は第1方向と交差する方向であればよい。例えば、第1方向を前方向、第2方向を左右方向とし、カム面をシートカセットの左側壁部及び右側壁部の外面に左右方向に向かって設け、ロック機構が左右方向に変位する構成としてもよい。
上記の実施形態では接触部としてローラ92を設けたが、接触部はロック部材91の三角形の先端部分とするなど、ローラ92以外の構成であってもよい。
また、上記の実施形態では第1突起部94をロック部材91に設け、第1溝部96を筐体2に設けたが、逆に第1突起部を筐体2に設け、第1溝部をロック部材91に設けてもよい。第2突起部95と第2溝部97も同様である。
上記の実施形態では第1傾斜面111aに続けて第2傾斜面111bを設けたが、第1傾斜面と第2傾斜面との間に水平面や傾斜面を設けてもよい。
上記の実施形態ではシートカセット10の前端側に位置決め部14を設け、後端側にカム面111eを設けたが、位置決め部14及びカム面111eの位置に限定はない。例えば、シートカセット10の後端側に位置決め部14を設け、前端側にカム面111eを設けてもよい。
上記の実施形態では付勢部材93として圧縮コイルばねを用いたが、引張コイルばねを用いることもできる。図10に、引張コイルばねを用いたロック機構の変形例を示す。図10のロック機構9Aが上記の実施形態のロック機構9と異なる点は以下の通りである。すねわち、左側筐体2Aに上下方向に延びた凹部2aを設け、この凹部2aに引張コイルばねである付勢部材93Aを配置し、付勢部材93Aの上フック93Bをロック部材91Aの左側面に係合し、付勢部材93Aの下フック93Cを凹部2aに係合している。これにより、付勢部材93Aはロック部材91Aを鉛直下方向へ向けて付勢する。その他の構成は上記の実施形態のロック機構9と同様である。
[実施形態の効果]
上記の実施形態である画像形成装置1は、筐体2と、筐体2に対して収納された収納位置と筐体2から第1方向に沿って引き出された引出位置との間をスライド可能に構成され、第1方向に対して傾斜したカム面111eを有するシートカセット10とを備える。また、画像形成装置1はシートカセット10を収納位置に固定するロック機構9を備える。ロック機構9は、カム面111eに接触する接触部を有し、第1方向と交差する第2方向に変位可能に構成されたロック部材91を備える。また、ロック機構9はロック部材91をシートカセット10に向けて付勢する付勢部材93を備える。また、ロック機構9は、ロック部材91又は筐体2の一方に設けられた第1突起部94と、ロック部材91又は筐体2の一方に設けられ、第1突起部94に対して第1方向に異なる位置に配置された第2突起部95とを備える。また、ロック機構9は、ロック部材91又は筐体2の他方に第2方向へ延びるように設けられ、第1突起部94と係合して案内する第1溝部96と、ロック部材91又は筐体2の他方に第1溝部96と平行に設けられ、第2突起部95と係合して案内する第2溝部97とを備える。そして、シートカセット10が収納位置にある場合に、第1方向と第2方向とを含む平面に対して垂直方向から見たときに、第1突起部94、第2突起部95及び接触部は、カム面111eの接触部との接触箇所における法線L1が、第1突起部94と第2突起部95とを結ぶ線分L2と交差するように配置されている。
上記の実施形態である画像形成装置1は、筐体2と、筐体2に対して収納された収納位置と筐体2から第1方向に沿って引き出された引出位置との間をスライド可能に構成され、第1方向に対して傾斜したカム面111eを有するシートカセット10とを備える。また、画像形成装置1はシートカセット10を収納位置に固定するロック機構9を備える。ロック機構9は、カム面111eに接触する接触部を有し、第1方向と交差する第2方向に変位可能に構成されたロック部材91を備える。また、ロック機構9はロック部材91をシートカセット10に向けて付勢する付勢部材93を備える。また、ロック機構9は、ロック部材91又は筐体2の一方に設けられた第1突起部94と、ロック部材91又は筐体2の一方に設けられ、第1突起部94に対して第1方向に異なる位置に配置された第2突起部95とを備える。また、ロック機構9は、ロック部材91又は筐体2の他方に第2方向へ延びるように設けられ、第1突起部94と係合して案内する第1溝部96と、ロック部材91又は筐体2の他方に第1溝部96と平行に設けられ、第2突起部95と係合して案内する第2溝部97とを備える。そして、シートカセット10が収納位置にある場合に、第1方向と第2方向とを含む平面に対して垂直方向から見たときに、第1突起部94、第2突起部95及び接触部は、カム面111eの接触部との接触箇所における法線L1が、第1突起部94と第2突起部95とを結ぶ線分L2と交差するように配置されている。
この構成によれば、シートカセット10が収納位置にある場合、つまりロック機構9でシートカセット10を固定している場合に、カム面111eの接触部との接触箇所における法線L1が、第1突起部94と第2突起部95とを結ぶ線分L2と交差する範囲内に収まることにより、ロック部材91を回転させる力が生じにくく、ロック機構9がカム面111eから受ける反力Fの方向及び大きさが安定する。よって、ロック機構9によるシートカセット10の固定力が安定する。また、ロック機構9はカム面111eから受ける反力Fを第1突起部94が受ける力F1と第2突起部95が受ける力F2とに分散することで安定して受けることができるので、シートカセット10の固定力を安定させることに寄与する。
また上記の実施形態である画像形成装置1によれば、第2突起部95は、第1突起部94に対して第2方向に異なる位置に配置される。
この構成によれば、第1突起部94と第2突起部95とが第2方向において同じ位置に配置されないので、第1突起部94及び第2突起部95と第1溝部96及び第2溝部97との間のこじる動作を抑制でき、ロック部材91が第2方向にスムーズに変位する。
また上記の実施形態である画像形成装置1によれば、シートカセット10が収納位置にある場合に、第1方向と第2方向とを含む平面に対して垂直方向から見たときに、第1突起部94と第2突起部95とを通る直線から離れた位置に接触部が位置する。
この構成によれば、第1突起部94と第2突起部95とを通る直線上に接触部が位置する構成よりもロック部材91の表面積が大きくなり、ロック部材91の強度を高めることができる。
また上記の実施形態である画像形成装置1によれば、第2方向における接触部と第1突起部94との距離D1又は接触部と第2突起部95との距離D2のうち長い方の距離が、第1方向における第1突起部94と第2突起部95との距離D3よりも長い。
この構成によれば、接触部がカム面111eから受ける反力Fによって、接触部が第1突起部94又は第2突起部95を遠くから押すことになり、第1突起部94及び第2突起部95と第1溝部96及び第2溝部97との間のこじる動作を抑制でき、ロック部材91が第2方向にスムーズに変位する。
また上記の実施形態である画像形成装置1によれば、第1方向と第2方向とを含む平面に対して垂直方向から見たときに、ロック部材91は三角形であり、各頂点に接触部と第1突起部94と第2突起部95とが配置される。
この構成によれば、ロック部材91を小型化することができる。
また上記の実施形態である画像形成装置1によれば、第1方向が水平方向であり、第2方向が鉛直方向である。
この構成によれば、シートカセット10の挿抜方向が水平方向、ロック機構9の変位方向が鉛直方向となるので、ロック機構9は上方向又は下方向からシートカセット10を固定する。よって、シートカセット10の挿抜方向と直交する水平方向にはロック機構9から力が加わらないので、シートカセット10の挿抜方向と直交する水平方向の位置が安定する。
また上記の実施形態である画像形成装置1によれば、カム面111eは鉛直上向きに配置されている。
この構成によれば、ロック機構9はカム面111eを上方向から押す構成となるので、筐体2の最下部にシートカセット10を配置できる。
また上記の実施形態である画像形成装置1によれば、シートカセット10はシートを収容するための左側壁部111を有し、左側壁部111の上面にカム面111eが形成されている。
この構成によれば、左側壁部111の上面をカム面111eとして利用することにより、別途にカム面111eを設ける必要がないので画像形成装置1を小型化することができる。
また上記の実施形態である画像形成装置1によれば、接触部にはローラ92が設けられている。
この構成によれば、ローラ92を設けることにより、シートカセット10の挿抜動作がスムーズになり、小さな力でシートカセット10を挿抜することができる。
また上記の実施形態である画像形成装置1によれば、カム面111eは、シートカセット10の挿入途中に接触部が接触する第1傾斜面111aと、シートカセット10が収納位置にある場合に接触部が接触する第2傾斜面111bとを有し、第2傾斜面111bが第1傾斜面111aより急斜面である。
この構成によれば、シートカセット10が収納位置にある場合に接触部が接触する第2傾斜面111bが第1傾斜面111aより急斜面であることにより、ロック機構9はシートカセット10をより確実に収納位置に固定することができる。
また上記の実施形態である画像形成装置1によれば、シートカセット10の第1方向の一端側にシートカセット10を収納位置に位置決めする位置決め部14が設けられ、シートカセット10の第1方向の他端側にカム面111eが設けられる。
この構成によれば、シートカセット10の一端側が位置決め部14で位置決めされた場合に、他端側をロック機構9で固定することによって他端側の位置が不安定になることを抑制することができる。
1 画像形成装置
2 筐体(画像形成装置本体)
9 ロック機構
10 シートカセット
14 位置決め部
91 ロック部材
92 ローラ(接触部)
93 付勢部材
94 第1突起部
95 第2突起部
96 第1溝部
97 第2溝部
111 左側壁部
112 右側壁部
111a 第1傾斜面
111b 第2傾斜面
111e カム面
2 筐体(画像形成装置本体)
9 ロック機構
10 シートカセット
14 位置決め部
91 ロック部材
92 ローラ(接触部)
93 付勢部材
94 第1突起部
95 第2突起部
96 第1溝部
97 第2溝部
111 左側壁部
112 右側壁部
111a 第1傾斜面
111b 第2傾斜面
111e カム面
Claims (11)
- 画像形成装置本体と、
前記画像形成装置本体に対して収納された収納位置と前記画像形成装置本体から第1方向に沿って引き出された引出位置との間をスライド可能に構成され、前記第1方向に対して傾斜したカム面を有するシートカセットと、
前記シートカセットを前記収納位置に固定するロック機構とを備え、
前記ロック機構は、
前記カム面に接触する接触部を有し、前記第1方向と交差する第2方向に変位可能に構成されたロック部材と、
前記ロック部材を前記シートカセットに向けて付勢する付勢部材と、
前記ロック部材又は前記画像形成装置本体の一方に設けられた第1突起部と、
前記ロック部材又は前記画像形成装置本体の一方に設けられ、前記第1突起部に対して前記第1方向に異なる位置に配置された第2突起部と、
前記ロック部材又は前記画像形成装置本体の他方に前記第2方向へ延びるように設けられ、前記第1突起部と係合して案内する第1溝部と、
前記ロック部材又は前記画像形成装置本体の他方に前記第1溝部と平行に設けられ、前記第2突起部と係合して案内する第2溝部とを備え、
前記シートカセットが前記収納位置にある場合に、前記第1方向と前記第2方向とを含む平面に対して垂直方向から見たときに、前記第1突起部、前記第2突起部及び前記接触部は、前記カム面の前記接触部との接触箇所における法線が、前記第1突起部と前記第2突起部とを結ぶ線分と交差するように配置されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第2突起部は、前記第1突起部に対して前記第2方向に異なる位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記シートカセットが前記収納位置にある場合に、前記第1方向と前記第2方向とを含む平面に対して垂直方向から見たときに、前記第1突起部と前記第2突起部とを通る直線から離れた位置に前記接触部が位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記第2方向における前記接触部と前記第1突起部との距離又は前記接触部と前記第2突起部との距離のうち長い方の距離が、前記第1方向における前記第1突起部と前記第2突起部との距離よりも長いことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記第1方向と前記第2方向とを含む平面に対して垂直方向から見たときに、前記ロック部材は三角形であり、各頂点に前記接触部と前記第1突起部と前記第2突起部とが配置されることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記第1方向が水平方向であり、前記第2方向が鉛直方向であることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記カム面は鉛直上向きに配置されていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記シートカセットはシートを収容するための側壁部を有し、
前記側壁部の上面に前記カム面が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記接触部にはローラが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項8の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記カム面は、前記シートカセットの挿入途中に前記接触部が接触する第1傾斜面と、前記シートカセットが前記収納位置にある場合に前記接触部が接触する第2傾斜面とを有し、前記第2傾斜面が前記第1傾斜面より急斜面であることを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記シートカセットの前記第1方向の一端側に前記シートカセットを前記収納位置に位置決めする位置決め部が設けられ、
前記シートカセットの前記第1方向の他端側に前記カム面が設けられることを特徴とする請求項1から請求項10の何れか一項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016165127A JP2018030694A (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016165127A JP2018030694A (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018030694A true JP2018030694A (ja) | 2018-03-01 |
Family
ID=61304901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016165127A Pending JP2018030694A (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018030694A (ja) |
-
2016
- 2016-08-25 JP JP2016165127A patent/JP2018030694A/ja active Pending
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