JP2017527325A - 使い捨てパケットのための加熱システム - Google Patents
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Abstract
パウチを含む加熱システムであって、パウチ内には、一つ以上の使い捨てパケットが加熱のために配置される。好ましい実施形態では、パウチは、プリント加熱要素、プリント回路要素、及び電源に接続するための手段を含む。電力は、USB型コネクタ、又は加熱パウチと連動するように特別設計された手持ち式電源を介して供給され得る。【選択図】 図1
Description
本発明は、雑誌及び他の販売促進プログラムで無料配布されるパケットなどの、美容及びパーソナルケア用のパケットの分野に関する。本発明はまた、加熱される美容製品を対象とする。
製品を配布するためのパケットは、美容及びパーソナルケアの分野ではよく知られている。雑誌等で配布するのに適した基本的なパケットは、油吸着を防ぐためにコーティングされた従来のペーパーウェブで作られる。或いは、プラスチックラミネート及びフォイルラミネートも使用される。典型的なパケットは、相互に折り重なることが可能な第1及び第2のパネルと、パネルの周囲に沿った接合部とを有する、シートを含み得る。接合は、例えば、接着剤又は溶接の連続的な線によって達成され得る。接合されたパネルとパネルとの間に、製品のためのリザーバが画定される。各パネルは、100μから250μ程度の厚さであり得る。通常、リザーバから製品を取り出すためにパケットを開くための手段が設けられる。例えば、シートのより弱い部分に沿って、プルタブ又は開封帯が配置され得る。一般に、パケットは、比較的平坦である。多くのパケットは、基本的に長方形又は正方形で、一辺が25mm〜150mmであるが、より大きい及びより小さいパケット、並びに違う形状のパケットも知られている。パケットの二つの対向したパネルは、インク印刷などの、パッケージングの分野で知られている任意の適切な手段によって装飾され得る。場合により、パケット材料は、完成したパケットに向上した品質を与えるように処理される。例えば、フォイル製パケットは、フォイルの空気及び水に対する透過性を低くするように処理され得る。プラスチック製パケットは、パケット材料の黄変を防ぐように処理され得る。パケットの内側又は外側に適用するための多くのタイプの処理が知られている。
美容及びパーソナルケアの分野では、一部のパケットは、1gから5g程度の製品、又はちょうど一回の利用に十分な製品を配布するために使用される(即ち、使い捨てパケット)。それらの使い捨てパケットは、通常、使用者によってパケットが開かれた後でパケットを再封するための手段を備えていない。使い捨てパケットは、無料の製品サンプルを提供するのに適しており、又は、使い捨てパケットは、大口で販売されることもある。
1gから5gを超える製品を保持するのに適したパケットもまた、美容及びパーソナルケアの市場で使用される。それらのパケットは、ちょうど一回分ではなく、二回、三回、若しくはより多くのメーキャップ又はパーソナルケア処置に十分な製品を供給するように設計され得る。この場合、パケットは、例えばジップロック又はねじ式の閉鎖機構により再封可能とされ得る。これらのより大きなパケットは、10g以上の製品を含むことができ、また、個別での小売り、又は大量での販売を対象とする。
パケットは、クリーム、ローション、ジェル、リキッド、パウダー、及びペーストを含む広範な製品、即ち、スキントリートメント製品、カラーメーキャップ製品、及び芳香製品を保持するのに適している。シートタイプの物品もまた、パケットでの配布に適している。そのような製品の例には、手及び顔を清潔にするためのウェットティッシュ(moist towelette)、並びに皮膚をトリートメントするためのシートタイプのマスク製品が含まれる。通常、単一のパケット内にはシートタイプの物品が一つだけ存在し、したがって、そのようなパケットは、使い捨てパケットと見なすことができる。細棒(wand)タイプの塗布器を組み込むパケットも知られている。細棒は、パケット内まで延在し、リザーバから製品を取り出すために使用される。パケットが一回を超える利用を対象とする場合、塗布器は、使用と使用との間でパケットを封止する閉鎖システムの一部とすることができる。
昨今では、パーソナルケア企業は、美容又はパーソナルケアの体験に加熱源を組み込むことにより、消費者の関心を集めようとしている。これまでは、そのようなことを行うことのコスト及び複雑さが、無料サンプルとして配布されるように意図されたパケットを加熱するための手段を企業が供給することを妨げてきた。しかし、無料のパケットサンプルが、市販用サイズの加熱製品の販売を促進することを目的としている場合、パケットで供給される製品も加熱されると有利なはずである。本発明は、この要求に取り組む。
主な目的は、美容又はパーソナルケア用の使い捨てパケット内の製品を加熱するための簡単な手段を提供することである。
別の目的は、製品を使用する直前に、加熱によって活性化される美容製品又はパーソナルケア製品の使い捨てパッケージを経済的に提供することである。
別の目的は、送電網又は送電線に接続することなくどこでも加熱することができる使い捨てパケットを提供することである。
別の目的は、従来のパケットの使用を多感覚的な体験に変容させることである。
本発明は、パケットを加熱するためのシステムである。システムはパウチを含み、このパウチ内には、一つ以上の使い捨てパケットが加熱のために配置される。幾つかの好ましい実施形態では、パウチは、プリント加熱要素、及びプリント回路要素を含む。パウチは、再使用可能であり、且つ、保温するために封止可能とされ得る。システムは、パウチを電源に接続するための手段をさらに含む。システムは、家から離れて、また、電力網への接続なしで、使用され得るように設計される。パウチの回路は、タイマ、デジタル記憶構造、デジタルオペレーティングシステム、及びプログラミングコードなどの、様々な電子的なハードウェア及びソフトウェアを含み得る。
「使い捨て」パケットとは、使用者によってパケットが開かれた後でパケットを再封するための手段を持たないパケットを意味する。好ましい使い捨てパケットは、10g以下の製品を保持し、より好ましくは5g以下の製品を保持し、最も好ましくは2g以下の製品を保持する。以下、特に指定のない限り、「パケット」は「使い捨てパケット」を意味する。
「含む(comprise)」とは、要素の群が、明記されたものに限定されず、追加的な要素を含む場合もあればそうでない場合もあることを意味する。
加熱パウチ
図1〜図3を参照すると、本発明の一つの実施形態によるパウチ1が、上面パネル1a及び下面パネル1bを含む。各パネルは、それぞれの第1の周囲部分1c、1c'、及びそれぞれの第2の周囲部分1d、1d'を有する。第1の周囲部分は、互いに恒久的に接合され、したがって、二つのパネルの間に配置されるリザーバ1eを形成する。接合は、例えば、接着剤、又は音波溶接(sonic welding)などの溶接の連続的な線によって達成され得る。第2の周囲部分は、互いに恒久的には接合されず、したがって、リザーバ1eに通じる開口部を形成する。パウチ開口部は再封可能であることが好ましく、つまり、パウチ開口部は、繰り返し封止及び開封され得ることが好ましい。幾つかの好ましい実施形態では、開口部は、Ziploc(登録商標)として一般に知られるタイプのスライダシール1fを備える。或いは、ジッパー、スナップフィットメント(snap fitment)、ボタン、等が使用され得る。多少の熱がリザーバから逃げる場合でも妥当な時間内でパケットが温まることができるのであれば、シールは気密である必要はない。
図1〜図3を参照すると、本発明の一つの実施形態によるパウチ1が、上面パネル1a及び下面パネル1bを含む。各パネルは、それぞれの第1の周囲部分1c、1c'、及びそれぞれの第2の周囲部分1d、1d'を有する。第1の周囲部分は、互いに恒久的に接合され、したがって、二つのパネルの間に配置されるリザーバ1eを形成する。接合は、例えば、接着剤、又は音波溶接(sonic welding)などの溶接の連続的な線によって達成され得る。第2の周囲部分は、互いに恒久的には接合されず、したがって、リザーバ1eに通じる開口部を形成する。パウチ開口部は再封可能であることが好ましく、つまり、パウチ開口部は、繰り返し封止及び開封され得ることが好ましい。幾つかの好ましい実施形態では、開口部は、Ziploc(登録商標)として一般に知られるタイプのスライダシール1fを備える。或いは、ジッパー、スナップフィットメント(snap fitment)、ボタン、等が使用され得る。多少の熱がリザーバから逃げる場合でも妥当な時間内でパケットが温まることができるのであれば、シールは気密である必要はない。
パウチ1のリザーバ1eは、一つ以上の美容及び/又はパーソナルケア用パケット10を受容することができる。典型的なパケットは、上面パネル10a及び下面パネル10bを含む。パケット内の製品の加熱は、パケットの上面パネル及び下面パネルの表面全体がパウチ1の上面パネル及び下面パネル1a、1bにぴったり接して位置すると、より均一且つ効率的になる。そのように位置することにより、パウチとパケットとの間の最も大きい接触面積、及び、パケットへの最も大きい熱移動が与えられる。したがって、リザーバ1eのサイズ及びパウチ開口部1dのサイズは、パケットを曲げる又は折り畳む必要なしに、パウチに入れられるいかなるパケット10も収容することができると、好ましい。例えば、リザーバは一般に、長方形(場合により、正方形)であって、25mm〜150mm×25mm〜150mmの大きさであり得る。リザーバ内への開口部1dは、リザーバと同じ幅か又は僅かに小さくすることができ、そのため、開口部は一般に、幅が25mm〜150mmである。
一つ以上の加熱要素2が、パウチ1のパネル1a、1bのうちの少なくとも一方と物理的に接触している。加熱要素内で熱が生成されると、一部の熱はリザーバ1e内のパケット10へ進み、したがってパケットの温度を上昇させる。熱は、パケットを通過して、パケット内の製品に伝わる。パウチ1のパネルは、リザーバ内のパケットの加熱を促進するように設計される。本発明者らは、二つの可能な構成を考える。第1の構成では、一つ以上の加熱要素2が、パウチパネル1a、1bの一方又は両方の外側表面1g、1h上に配置される。この場合、加熱要素からの熱は、パケットに達するためにパウチ1のパネルを通過しなければならない。したがって、パネル材料、又はそのかなりの部分は、効率的に熱を伝達するべきである。
第2の構成では、一つ以上の加熱要素が、パウチパネル1a、1bの一方又は両方の内側表面(標識されていない)上に配置される。この場合、加熱要素からの熱は、パケットに達するためにパネルを通過する必要はない。この場合は、パネル材料、又はそのかなりの部分が熱の優れた絶縁体であると、より効率的であろう。これは、パケットの加熱をより効率的なものにする。
パウチ1のパネル1a、1bを介した熱伝達は、パネルの厚さに応じる。一般に、加熱要素がパネルの外側表面上に存在する場合、実厚さは、熱伝達とパケット10を加熱するための所望の時間の長さとの比率に基づいて選択されるべきである。加熱要素がパネルの内側表面上に存在する場合、パネルの厚さは制約が少なくなり、パウチ内部に熱を保持するように選択され得る。いずれにしても、パネル材料はまた、パウチを繰り返し使用することができるように、繰り返される加熱及び冷却のサイクルに耐えるべきである。パネルの構成は、一種類の材料、又異なる材料のスタック若しくはラミネートを含み得る。パケットの分野で使用されるのと同一のプラスチックフィルム、ペーパー、及び金属フォイルの多くが、パウチのパネルに有用であり得る。パウチ材料の幾つかの有用な例には、ポリエチレン(PE;低密度、中密度、及び高密度のもの)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、エチレン酢酸ビニル(EVA)、ポリブチレン(PB)、ビニル類、ポリエステル類、スチレンポリマー類、ナイロン、ポリカーボネート、アクリル類、アクリロニトリル類、フルオロポリマー類、セロハン、及びアルミニウム箔のフィルムが含まれる。それらのラミネートも使用され得る。例えば、PETの外側層と低密度ポリエチレン(LDPE、low density polyethylene)の内側層とを含むパウチが、本発明に有用である。袋内部のパケットへの熱伝達を向上させるためにアルミニウム箔を含むラミネートもまた有用である。このラミネートの一つの例は、PET12/Alu09/PET12/PE75である。ほとんどのパネル構成は不透明なものであるが、パネルに使用され得る透明なラミネートの一つの例は、酸化ケイ素/PE75でコーティングされたPET12/PET12である。この場合、パウチ内部のパケットは、外部から見える。パウチのパネルの厚さは、パケットの製造に関するのと同程度、例えば約100μmから250μm、好ましくは100μmから200μm、より好ましくは100μmから150μmであり得る。
パケットのラミネートは、通常、低いガス透過性及び湿気防止など、遮断特性の強化のために選択される。しかし、それらの特性は一般に、パウチ1に対して考慮されることはほぼない。パケットがパウチ内にある時間は短く、パウチはそのような保護を提供しなくともよい。むしろ、パネル材料は、熱伝達を支援又は妨害する能力、プリント回路に使用されるインクに対応する能力、及びマーケティング目的に使用されるインク又は装飾要素に対応する能力のうちの一つ以上に基づいて選択されるべきである。
パウチ内部でパケットを加熱することは、リザーバ内のより大量の製品を加熱すること(例えば、売るのに適したサイズの容器内のマスカラ製品を加熱すること)とは異なる。リザーバ内の大量の製品を加熱する状況では、製品の揮発性成分は、リザーバ内の製品が加熱され且つ周囲大気にさらされるたびに、より急速に失われる。製品が完全に乾燥することは、そのような製品のマーケティングにとって重大な問題である。しかし、本発明では、指示通りに使用された場合、パケットは一回だけ加熱され、また、加熱時間は一般に、加熱中は密閉されたパッケージ内にある製品に悪影響を与えるには短すぎるので、製品が完全に乾燥することは、現実的な問題にならない。したがって、製品が揮発性成分を含む場合でも、パケットが開かれた後ですら、製品が加熱によって著しく劣化するほどの時間はない。
前述のように、一つ以上の加熱要素が、パウチの外側の、パウチ1のパネル1a、1bの一方又は両方に配置され得る。一つの実施形態では、加熱要素2が、連続的な電気経路として形成され、この電気経路は、加熱要素が配置されるパネルの第1の周囲部分1c上又はその近くに配置された正端子2a及び負端子2bを有する。抵抗電気経路は、パネル全体に均一に熱を生成するために、パウチのパネル全体に輪を描く。外部電源が、電力リード線を通じてパウチの抵抗経路に接続され、それにより加熱回路が完成され得る。接続は、随意に確立及び解除できることが好ましい。例えば、接続は、ワニ口クリップ又は他のバネ式クリップなどの金属製クランプ3a、3bを用いて達成され得る。パウチの外部の供給源からの電力は、一方の端子に届き、電気抵抗が熱を生成する回路を通過して、他方の端子から出る。パウチの反対側上に第2の加熱要素2'が存在する場合(図2参照)、その要素は、パウチの縁部に巻き付くことにより、同じ正端子2a及び負端子2bにおいて終端し得る。或いは、第2の正端子2a'及び負端子2b'の組が、好ましくは第1の端子2a、2bの組に向かい合って、第2の加熱要素の端部に設けられてもよい。このようにして、パウチの一方の側の加熱要素を接続すると、パウチのもう一方の側の加熱要素が自動的に接続される。そうでない場合、別々の接続が設けられる必要がある。
電源への接続
加熱パウチは、電源への電気的接続を必要とする。接続は、随意に確立及び解除され得るようなものでなければならない(以下、電源への「解除可能な」接続)。本発明は、加熱パウチと協働するように設計された電力リード線を含む。一つの実施形態が図3に示されており、この実施形態では、電力ケーブル3が、一方の端部にバネ式クリップ3a、3bなどの金属製クランプを備え、もう一方の端部にUSB型コネクタ3cを備える。この実施形態では、加熱パウチは、コンピュータ20、自動車のコンソール、バス又は航空機内の無料コンセント(courtesy outlet)、又は低圧電力を提供することができる他のデバイスなどの、相補的なUSBジャック30を有する充電デバイスにUSB型コネクタを接続することにより、作動され得る。バネ式クリップ3a、3bとパウチ加熱要素の正端子及び負端子2a、2bとの間に接触が確立されると、加熱回路が完成して(即ち、閉じて)、電気が充電デバイスからパウチの加熱要素を流れて充電デバイスに戻ることになる。これが起こっている間に、熱が生成されて、パウチの内部が加熱される。クリップが取り外されると、回路が開かれて、加熱が停止する。
加熱パウチは、電源への電気的接続を必要とする。接続は、随意に確立及び解除され得るようなものでなければならない(以下、電源への「解除可能な」接続)。本発明は、加熱パウチと協働するように設計された電力リード線を含む。一つの実施形態が図3に示されており、この実施形態では、電力ケーブル3が、一方の端部にバネ式クリップ3a、3bなどの金属製クランプを備え、もう一方の端部にUSB型コネクタ3cを備える。この実施形態では、加熱パウチは、コンピュータ20、自動車のコンソール、バス又は航空機内の無料コンセント(courtesy outlet)、又は低圧電力を提供することができる他のデバイスなどの、相補的なUSBジャック30を有する充電デバイスにUSB型コネクタを接続することにより、作動され得る。バネ式クリップ3a、3bとパウチ加熱要素の正端子及び負端子2a、2bとの間に接触が確立されると、加熱回路が完成して(即ち、閉じて)、電気が充電デバイスからパウチの加熱要素を流れて充電デバイスに戻ることになる。これが起こっている間に、熱が生成されて、パウチの内部が加熱される。クリップが取り外されると、回路が開かれて、加熱が停止する。
図4は、加熱パウチ1と協働するように設計された電力リード線の別の実施形態を示す。電力トング4が、パウチ1の縁部を挟んでパウチの正端子及び負端子2a'、2b'及び場合により2a、2bとの電気的接触をするように設計される。電力トングは、握り部4h、固定ジョー4f、及びバネ式の可動ジョー4gを備える。トングは図5〜図7により詳細に示されており、次にそれらについて説明する。
握り部4hは、本体4i、ベース4j、及びカバー4kを含む。本体、ベース、及びカバーは、一つ、二つ、又はより多くの電池を電気的に直列に収容するのに適した電池室4lを画定する。カバーは、電池5を交換することができるように、消費者によって取り外し可能であることが好ましい。固定ジョー4fは、上部固定ジョー4m及び下部固定ジョー4nを含む。下部固定ジョーは二つの穴4t、4uを有し、これらの穴4t、4uを通して、電力端子4a、4bが突出する。電力端子は、パウチ1の加熱要素2'の正端子及び負端子2a'、2b'と同時に接触することができるように、位置決めされる。「固定ジョー」とは、ジョーが握り部4hの本体4iに対して動かないことを意味する。
本体4i、ベース4j、及び上部固定ジョー4mは、個別に製造されてから組み立てられてもよく、又は、単体構造のものであってもよい。下部固定ジョー4nは、図に示されるように、電力リード線4c、4dが組み立てられてから、上部固定ジョーに接続される。全ての部品は、スナップフィットメント、接着剤、又は溶接などの任意の適切な手段によって組み立てられ得る。組み立てられると、上部及び下部の固定ジョーは、内部を電力リード線4c、4dが通る一つの合成ジョー要素を形成し、電力リード線4c、4dは、一つ以上の電池5から電力端子4a、4bに、また、電力端子4a、4bから一つ以上の電池5に、電気を運ぶことができる。一つ以上の電池は、電池室4l内に備えられる。一つ以上の電池が存在する場合、それらの電池は、一つ以上のジャンパ4eを介して電気的に直列に接続される。電池の(又は、直列の電池の)陰極5a及び陽極5bは、電力リード線4c、4dと電気的に接触する。
可動ジョー4gは、下部固定ジョー4nのヒンジ4qと協働するヒンジ4pを含む。示された実施形態では、二つの部品を可動の関節において接続するために、ピン型ヒンジが設けられている。加熱パウチ1の縁部がジョーとジョーとの間にしっかりと保持され得るように、可動ジョーを下部固定ジョーに対して付勢するバネ要素4sが設けられる。加熱パウチ1の縁部がジョーとジョーとの間にしっかりと保持されると、下部固定ジョー4nの穴4t、4uを通して突出する電力端子4a、4bは、パウチ加熱要素2'の正端子及び負端子2a'、2b'と物理的に接触する。
電力端子4a、4bとパウチ加熱要素の正端子及び負端子2a'、2b'との間に接触が確立されると、加熱回路が完成して(即ち、閉じて)、電気が電池からパウチの加熱要素を流れて電池に戻ることになる。これが起こっている間に、熱が生成されて、パウチの内部が加熱される。トングのジョーが開かれて電力端子と加熱要素端子との間の接触が破られると、回路が開かれて、加熱が停止する。トングのジョーは、延長部分4rに対して握り部4の方向に指の圧力を加えることによって開かれ得る。
電力トングは、比較的小さく、且つ、軽量のプラスチック及び金属の構造のものである。トングは、使い易い手持ち式のポータブルデバイスであり、したがって、主電源及びUSB電源の接続が利用可能でない場合でも、加熱パウチを使用することを可能にする。
加熱要素
本発明の加熱要素2は、一つ以上のフレキシブルプリント回路を含む。フレキシブルプリント回路(FPC、Flexible Printed Circuit)は、当業者にはよく知られている。基本的なFPCは、ベースとしての誘導体基板と、基板の上の接着剤層と、接着剤上に配置された導体要素と、回路要素を覆う保護層とを含む。典型的な基板材料には、ポリイミド、ポリエステル、ポリエチレン、フルオロカーボンフィルム、芳香族ポリアミドペーパー、複合材料、及び他の多くのものが含まれる。基板は、曲線状且つ/又は可撓性であってもよい。
本発明の加熱要素2は、一つ以上のフレキシブルプリント回路を含む。フレキシブルプリント回路(FPC、Flexible Printed Circuit)は、当業者にはよく知られている。基本的なFPCは、ベースとしての誘導体基板と、基板の上の接着剤層と、接着剤上に配置された導体要素と、回路要素を覆う保護層とを含む。典型的な基板材料には、ポリイミド、ポリエステル、ポリエチレン、フルオロカーボンフィルム、芳香族ポリアミドペーパー、複合材料、及び他の多くのものが含まれる。基板は、曲線状且つ/又は可撓性であってもよい。
典型的な導体材料には、銅及びアルミニウムなどの金属箔、並びに、ステンレス鋼、ベリリウム銅、リン青銅、銅ニッケル、及びニッケルクロム抵抗合金を含む金属混合物が含まれる。しかし、フレキシブル基板上に導体材料を付着させる最もコスト効率の高い方法のうちの一つは、従来のインク印刷技法を使用する。スクリーン印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷、オフセット印刷、及びインクジェット印刷などの、従来のインク印刷で知られている様々な技術を使用して、基板上にポリマー厚膜(PTF、Polymer thick film)インクが適用され得る。プリントPTF電子技術(printed PTF electronics)は、比較的低コストの大量製法(high volume process)である。PTFインクは、ポリマー結合剤(即ち、ポリエステル、エポキシ、アクリル)と、銀、抵抗性炭素(resistive carbon)、又はその両方などの粒状導体材料との混合物である。インクは、別の接着剤を伴わずに、基板に直接適用され得る。銀及び炭素のポリマー厚膜(PTF)インクが最も一般的な無機インクであるが、塩化銀、シルバーカーボン(silver carbon)、白金、金、及びリン光体などの、他のインクのタイプの取り合わせを、様々な会社が提供している。有機インクのタイプには、ポリ(スチレンスルホン酸)でドープされた、ポリ(アニリン)及びポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)などの導電性ポリマーが含まれる。高分子半導体には、ポリ(3-ヘキシルチオフェン)及びポリ(9,9-ジオクチルフルオレンco-ビチオフェン)のようなポリ(チオフェン)類が含まれる。硬化したときにより大きな柔軟性と耐擦過性とを提供するインクが、一般に好ましい。
本発明にとって特に注目すべきは、コンダクティブコンパウンズ(Conductive Compounds)(ハドソン、NH)から入手可能なPTC-614、PTC-842、PTC-921、及びPTC-922インクなどの、正温度係数(PCT、positive thermal coefficient)インクである。それらのインクは、低DC電圧用途に適しており、且つ自己調整のもの、つまり、特定の温度に達すると、インクがフィードバックループを伴わずに或る温度範囲(例えば、45℃から50℃、又は50℃から60℃、又は60℃から70℃)を維持することができるものである。
加熱パウチ1の一つ以上の表面に接着剤を使用して一つ以上の既製FPCを接着することにより、一つ以上のFPCが本発明に組み込まれ得る。既製FPCの例には、ミンコ(Minco)(ミネアポリス、MN)によって製造されたもの、及び、テンプコ(Tempco)(ウッドデール、イリノイ州)によって製造されたものが含まれる。或いは、一つ以上のFPCが、パウチの一つ以上の内側表面又は外側表面上に直接印刷され得る。いずれにしても、パウチの外側表面にFPCが適用される場合には、FPCは、パウチの上面パネル及び下面パネル1a、1bが互いに接合される前又は後のどちらでも、パウチに適用され得る。FPCがパウチの内側表面に適用されるのであれば、FPCは、パウチのパネルが接合される前に付着されるべきである。
一般に、フレキシブルプリント回路の基板は、かさのある非プリント電子要素を組み込み得る。専門的に言えば、パウチ1のプリント回路にそのような要素を組み込むことを妨げるものはない。問題となるのは、コストと利便性である。有用であり得る電子要素には、サーミスタ、タイマ、電圧調整器、コンデンサ、抵抗器、LED、集積回路チップ、論理ゲート、等が含まれる。
トング4の好ましい実施形態では、一つ以上の電池によって電力が供給される。定められた性能水準に達するのに必要な電力を電池が送達することができる限り、多くのタイプの電池を使用することができる。電池のタイプの例には、亜鉛-炭素(又は標準の炭素)、アルカリ、リチウム、ニッケル-カドミウム(再充電可能)、ニッケル-水素(再充電可能)、リチウム-イオン、亜鉛-空気、亜鉛-酸化水銀、及び銀-亜鉛の化学的構造のものが含まれる。懐中電灯及び煙探知機で使用される電池などの一般的な家庭用の電池が、小型の手持ち式デバイスで頻繁に見られる。それらには、典型的には、単三電池(AA battery)、単四電池(AAA battery)、単二電池(C battery)、単一電池(D battery)、及び角形電池(9volt battery)として知られているものが含まれる。適切であり得る他の電池は、補聴器及び腕時計に一般に見られるものである。さらに、電池は、普通の家庭ゴミの流れにおいて処分可能であると好ましい。したがって、処分するために条例により通常の家庭ゴミの流れから分離しなければならない(水銀を含有する電池などの)電池は、あまり好ましくない。上記のように、握り部4hは、電池が交換可能であるように、電池室4lへのアクセスを提供するカバー4kを含む。場合により、電池は再充電可能である。そのために、今しがた説明したように電池が握り部から取り外され得るか、又は、システムが充電ベースに置かれて充電ベースからの電力が電池に送られて電池に蓄えられ得るように、システムの外側が電池への導線を備え得る。
加熱効率を高めるために、プリント加熱要素2は、パウチのパネル1a、1bの表面のかなりの部分を覆うべきである。例えば、図1に示されるように、加熱要素は、パウチ1の一方の端部から他方の端部へ、また、パウチの一方の側から他方の側へと延在する。
好ましい実施形態では、パウチ1を少なくとも50℃に加熱するまでの時間は、3分間以下、より好ましくは2分間以下である。経験から、エネルギーが5Wから10Wの比率で変換されると、必要な時間内で典型的なサンプルサイズのパケットの温度が少なくとも25℃上昇され得ることが分かっている。一部のUSB規格は、電圧を5V±5%(4.75Vから5.25V)に定める。一般的な電池は、1.5V又は3.0Vの公称電圧を有する。四つまでのそのような電池が使用された場合、約12Vの電圧が利用可能である。本発明のパウチは、典型的には1.5Vから12Vの範囲内の低電圧を利用する。加熱要素の抵抗を調整することにより、所望の電力変換率を得ることができる。加熱要素の電気抵抗は、インクの組成、付着されるインクの量、及び、付着されるインクの断面積によって、調整することができる。加熱要素の抵抗の有用な範囲は、約1Ωから約15Ωであり、好ましくは2Ωから10Ωであり、より好ましくは3Ωから5Ωである。例えば、加熱要素の抵抗が約2.5Ωから5Ωの間であった場合、5Vの電源が約1Aから2Aの電流を生成し、電力が約5Wから10Wで提供される。パウチ1の一つの実用的な実施形態では、それらのパラメータは、2〜3分間で50℃まで加熱されるパウチをもたらした。この回路に使用された正温度係数インクの自己調整性は、たとえ回路が長時間にわたって放置された場合でも、温度が約50℃を超えて上昇するのを防止した。
使用方法
使用に際しては、本明細書で説明されるようなパケット10及び加熱パウチ1を所持する人が、パウチの周辺部にある開口部1dを通してパケットをリザーバ1e内に挿入する。パウチは、上述のように設けられた手段によって閉じられるか又は封止される。パウチは、加熱要素2'の正端子及び負端子2a'、2b'と電力トング4の電力端子4a、4bとの間に電気的接触が確立されるように、電力トング4のグリップ内に配置される。パウチ及びトングは、パケット内の製品を製品適用温度まで加熱するのに十分な時間にわたって、接続されたままにされる。その後、パウチはトングのグリップから取り外される。加熱パウチが開かれて、加熱されたパケットがパウチから取り出される。パケットが開かれ、加熱された製品が分配されて人の皮膚、毛髪、又は爪に適用される。
使用に際しては、本明細書で説明されるようなパケット10及び加熱パウチ1を所持する人が、パウチの周辺部にある開口部1dを通してパケットをリザーバ1e内に挿入する。パウチは、上述のように設けられた手段によって閉じられるか又は封止される。パウチは、加熱要素2'の正端子及び負端子2a'、2b'と電力トング4の電力端子4a、4bとの間に電気的接触が確立されるように、電力トング4のグリップ内に配置される。パウチ及びトングは、パケット内の製品を製品適用温度まで加熱するのに十分な時間にわたって、接続されたままにされる。その後、パウチはトングのグリップから取り外される。加熱パウチが開かれて、加熱されたパケットがパウチから取り出される。パケットが開かれ、加熱された製品が分配されて人の皮膚、毛髪、又は爪に適用される。
或いは、パケット10及び加熱パウチ1を有する人が、パウチの周辺部にある開口部1dを通してリザーバ1e内にパケットを挿入する。パウチは、上述のように設けられた手段によって閉じられるか又は封止される。図に示されるように、USB電力ケーブル3の二つの金属製クランプ又はクリップ3a、3bが、加熱要素2の正端子及び負端子2a、2bに取り付けられる。電気が加熱要素を通って流れるように、USBケーブルのUSB型コネクタ3cが、コンピュータ、自動車のコンソール、バス又は航空機の無料コンセント、又は電力を提供することができる他のデバイス上のUSBジャックに挿入される。電気は、パケット内の製品を製品適用温度まで加熱するのに十分な時間にわたって、加熱要素を通って流される。その後、USBケーブルのクリップをパウチから取り外すこと、及び/又はUSB型コネクタをUSBジャックから取り外すことにより、電気の流れが停止される。加熱パウチが開かれて、加熱されたパケットがパウチから取り出される。パケットが開かれ、加熱された製品が分配されて人の皮膚、毛髪、又は爪に適用される。
幾つかの任意選択の特徴
幾つかの好ましい実施形態では、使用者が誤ってパケット内の製品を加熱するのに必要な時間を超えて回路を閉じたままにした場合に電池を温存するために、停止タイマが含まれる。場合により、適用温度に達したときにそのことを使用者に知らせる表示器が、加熱回路に含まれる。表示は、パウチ1に、又は電力トング4に組み込まれ得る。表示器は、製品が所望の温度に達したとき又は所定の時間の後にオン又はオフになる(LEDなどの)ライトであってもよい。別の表示器は、パウチに組み込まれたサーモクロミック材料であってもよく、これは、設定温度に達したときに特定の色になる。
幾つかの好ましい実施形態では、使用者が誤ってパケット内の製品を加熱するのに必要な時間を超えて回路を閉じたままにした場合に電池を温存するために、停止タイマが含まれる。場合により、適用温度に達したときにそのことを使用者に知らせる表示器が、加熱回路に含まれる。表示は、パウチ1に、又は電力トング4に組み込まれ得る。表示器は、製品が所望の温度に達したとき又は所定の時間の後にオン又はオフになる(LEDなどの)ライトであってもよい。別の表示器は、パウチに組み込まれたサーモクロミック材料であってもよく、これは、設定温度に達したときに特定の色になる。
幾つかの実施形態では、本明細書で説明されるようなUSBケーブル3が好ましい。インターネットアクセス又は他のネットワークアクセスを有するデバイスにUSBケーブルを接続することにより、電力だけでなく、パウチとの間でデータを転送することが可能になり得る。例えば、パウチは、プログラムされた命令を有する集積回路を含んで構成され得る。USBプラグをインターネット対応デバイスに差し込むことにより加熱回路が完成されると、パウチのコード化された命令が、デバイスに移動して、そのようなデバイスに通常関連付けられたあらゆる種類の情報体験(informational experience)及びメディア体験(media experience)を開始することができる。例えば、インターネット対応デバイスにUSBプラグが挿入された場合、製品の使用を補完するコンテンツを含むウェブサイトが立ち上げられ得る。例えば、一つ以上の製品の使用に関するアドバイス及び情報を提供する美容アドバイザーの映像が表示されてもよく、又は、その製品の販売用サイズのパッケージの宣伝が行われてもよい。体験は、どの製品を試用しているのか使用者が確認できるように、また、適切なコンテンツが使用者のデバイスにダウンロードされ得るように、対話方式のものであってもよい。デバイスは、パケットを加熱しさらにデバイスを駆動させるのに十分な電力を提供できなければならない。大衆消費電子製品は改良を続けているので、必要な電力を供給することが可能な電子デバイスの数は、増える一方であろう。その過程において、従来のパケットの使用は、多感覚的な体験に変容してきた。
電力トング4は、USB電源を都合良く利用することができないときに好まれるであろう。例えば、旅行中や、大型店舗内の美容製品カウンターで、電力トングが好まれる可能性がある。カウンターの販売員が、加熱パウチ1をコンピュータに接続する必要なしに、関心を持った消費者のためのサンプルを次から次に加熱することができる。同様に、旅行中はUSB電源へのアクセスが不便な場合があるが、電池式のトング4は、手持ち式で且つ使い勝手がよい。
Claims (14)
- 上面パネル及び下面パネルと、
前記パネルのうちの少なくとも一つと物理的に接触する一つ以上の加熱要素と、
を備えている加熱パウチであって、
前記上面パネル及び下面パネルが、
25mm〜150mm×25mm〜150mmの大きさのリザーバを前記二つのパネルの間に形成するように互いに恒久的に接合されるそれぞれの第1の周囲部分、及び、
前記リザーバに通じるパウチ開口部を形成するそれぞれの第2の周囲部分
を有しており、
前記加熱要素が、連続的な抵抗電気経路であり、前記抵抗電気経路が、前記加熱要素が配置されるパネルの前記第1の周囲部分の近くに配置された正端子及び負端子を有している、加熱パウチ。 - 前記上面パネル及び下面パネルが、25μmから100μmの厚さである、請求項1に記載の加熱パウチ。
- 前記パウチ開口部が再封可能である、請求項1に記載の加熱パウチ。
- 前記加熱要素のうちの少なくとも一つが、前記上面パネル又は下面パネルの外側表面上に配置されている、請求項1に記載の加熱パウチ。
- 前記加熱要素が、1Ωから15Ωの間の抵抗を有している、請求項4に記載の加熱パウチ。
- 前記加熱要素が、5ワットから10ワットの比率で電気エネルギーを熱に変換することが可能である、請求項5に記載の加熱パウチ。
- 前記加熱要素が、前記上面パネル又は下面パネルの前記外側表面に印刷される正温度係数インクを含んでいる、請求項6に記載の加熱パウチ。
- 請求項7に記載の加熱パウチと、
外部電源を前記加熱パウチの前記正端子及び負端子に接続するための手段と、
を備えており、前記電源の電圧が1.5Vから12Vの範囲内である、パケット加熱システム。 - 前記正端子及び負端子を前記外部電源に接続するための前記手段が、電力ケーブルを含んでおり、前記電力ケーブルが、一方の端部に二つの金属製クランプを有し、もう一方の端部にUSB型コネクタを有している、請求項8に記載のパケット加熱システム。
- 前記パウチが、プログラムされた命令を有する集積回路を含んで構成されており、前記USB型電力ケーブルが、前記パウチとの間でデータを転送することが可能である、請求項9に記載のパケット加熱システム。
- 前記外部電源が、一つ以上の電池を含んでいる、請求項8に記載のパケット加熱システム。
- 前記正端子及び負端子を前記外部電源に接続するための前記手段が、
前記一つ以上の電池を収容する握り部と、
固定ジョーと、
前記固定ジョーにヒンジ付けされた可動ジョーであって、前記パウチが前記固定ジョーと前記可動ジョーとの間に把持され得るように、前記固定ジョーに対して付勢される可動ジョーと、
前記パウチが前記固定ジョーと前記可動ジョーとの間に把持されたときに前記加熱要素の前記正端子及び負端子と同時に接触するように位置決めされた、正電力端子及び負電力端子と、
前記一つ以上の電池と前記正電力端子及び負電力端子との間で電気を運ぶことが可能な正電力リード線及び負電力リード線と、
を含むトングである、請求項11に記載のパケット加熱システム。 - パウチのリザーバにパケットを挿入するステップと、
電力ケーブルの金属製クランプを加熱要素の正端子及び負端子に取り付けるステップと、
電気が前記加熱要素を通って流れるように、電力を提供することができるUSBジャックにUSB型コネクタを挿入するステップと、
前記パケット内の製品を製品適用温度まで加熱するのに十分な時間にわたって、電気を前記加熱要素に流すステップと、
前記電気の流れを停止するステップと、
加熱パウチから前記パケットを取り出すステップと、
を含む、請求項9に記載のパケット加熱システムを使用する方法。 - パウチのリザーバにパケットを挿入するステップと、
加熱要素の正端子及び負端子とトングの電力端子との間に電気的接触が確立されて電気が前記加熱要素を通って流れるように、前記パウチを前記トングのグリップ内に配置するステップと、
前記パケット内の製品を製品適用温度まで加熱するのに十分な時間にわたって、電気を前記加熱要素に流すステップと、
前記トングの前記グリップから前記パウチを取り外すステップと、
加熱パウチから前記パケットを取り出すステップと、
を含む、請求項12に記載のパケット加熱システムを使用する方法。
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