JP2005058363A - 食品加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】食品の種類や大きさ等を問わず、食品全体への熱伝導が効率よく行われる食品加熱装置を提供する。
【解決手段】食品加熱装置は、食品を覆う可撓性の被覆部材1と、被覆部材1に設けられた可撓性の加熱器2と、加熱器2の加熱量を制御する加熱制御装置とを備えた構造となっている。これにより、食品K1の大きさや形状に対応して被覆部材1が撓むため、加熱器2で発せられた熱が被覆部材1を通じて食品K1全体に伝導する。
【選択図】 図1
【解決手段】食品加熱装置は、食品を覆う可撓性の被覆部材1と、被覆部材1に設けられた可撓性の加熱器2と、加熱器2の加熱量を制御する加熱制御装置とを備えた構造となっている。これにより、食品K1の大きさや形状に対応して被覆部材1が撓むため、加熱器2で発せられた熱が被覆部材1を通じて食品K1全体に伝導する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、缶飲料、ペットボトル飲料等の食品を加熱する食品加熱装置に関するものである。
一般に、缶飲料、ペットボトル飲料等の食品を加熱する場合は、これらの食品を温蔵ショーケースに収納して加熱したり、または、自動販売機に収納して加熱し、これを販売している。
しかしながら、このようなショーケースや自動販売機では、販売商品はもとより、それ以外の庫内収納食品の全てが常時加熱されるため、省エネ上必ずしも有効な食品加熱手段ということができなかった。また、高温(加熱)保管は商品の劣化を招き、早期廃棄や消費(賞味)期限を短期化させるという問題点や、商品購入者からの味覚劣化の苦情もある。
このような問題点に着目し、近年、自動販売機において、加熱手段として電子レンジを搭載したものが提案されている(特開平3−109697号公報)。この自動販売機では、加熱食品を販売するときは食品を一旦電子レンジに搬送して加熱し、食品調理を行った後に販売する構造となっている。他の提案として、自動販売機の商品販売路に食品受けを設置し、この食品受けを高周波誘導加熱装置で加熱するものも提案されている(特開平2−19993号公報)。この自動販売機では販売商品を食品受けで受け、食品受けで加熱した後に販売する構造となっている。
特開平3−109697号公報
特開平2−19993号公報
しかしながら、前者のものでは電子レンジといった大がかりなものとなっているし、また、後者のものでは食品受けに一部接触した状態で誘導加熱されるため、食品への熱伝達効率が悪く、加熱効率が低くなっていた。
本発明の目的は、前記従来の課題に鑑み、食品の種類や大きさ等を問わず、食品全体への熱伝導が効率よく行われる食品加熱装置を提供することにある。
本発明は前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る食品加熱装置は、食品を覆う可撓性の被覆部材と、被覆部材に設けられた可撓性の加熱手段と、加熱手段の加熱量を制御する加熱制御手段とを備えた構造となっている。請求項1の発明によれば、食品の大きさや形状に対応して被覆部材が撓むため、被覆部材と食品との密着性が向上し、加熱手段で発せられた熱が被覆部材を通じて食品全体に伝導する。また、加熱制御手段により食品の種類や大きさ等に合わせて加熱量を調整し、食品を適正温度に加熱することができる。
請求項2の発明に係る食品加熱装置は、食品を覆い金属材料を含む可撓性の被覆部材と、被覆部材に渦電流を発生させる誘導加熱装置と、誘導加熱装置の加熱量を制御する加熱制御手段とを備えた構造となっている。請求項2の発明によれば、食品の大きさや形状に対応して被覆部材が撓むため、被覆部材と食品との密着性が向上し、うず電流により発生したジュール熱が被覆部材を通じて食品全体に伝導する。
請求項3の発明は、請求項1又は2の食品加熱装置において、食品を揺動する揺動手段を有する。食品が缶飲料となっているときは、缶飲料が揺動手段により揺動させるため、飲料が撹拌され、食品への熱伝達効率が向上する。
請求項4の発明は、請求項1〜3の食品加熱装置において、被覆部材を食品に密着させる密着手段を有しているので、食品の外面に被覆部材が密着し、食品への熱伝達効率が向上する。
請求項5の発明は、請求項4の食品加熱装置において、密着手段は、食品を覆うように配置されたシート状の被覆部材が食品に密着されるよう被覆部材を巻き取る巻き取り装置で構成されている。請求項5の発明によれば、巻き取り装置で被覆部材を巻き取るとき、被覆部材が食品の外面に密着し、食品への熱伝達効率が向上する。
請求項6の発明は、請求項4の食品加熱装置において、密着手段は、被覆部材を絞り込み食品に密着させる絞り込み装置で構成されている。請求項6の発明によれば、絞り込み装置で被覆部材を絞り込むとき、被覆部材が食品の外面に密着し、食品への熱伝達効率が向上する。
請求項7の発明は、請求項4の食品加熱装置において、密着手段は、被覆部材の背面に空気圧を付加し被覆部材を食品に密着させる空気圧装置で構成されている。請求項7の発明によれば、空気圧装置で被覆部材の背面に空気圧を付加するとき、被覆部材が食品の外面に密着し、食品への熱伝達効率が向上する。なお、袋体に空気を供給して被覆部材の背面に空気圧を付加するようにしても良い(請求項8の発明)。
また、可撓性部材は可撓性の金属、樹脂、ゴム又はこれらの複合材料から構成しても良い(請求項9の発明)。加熱手段はコードヒータ、ニクロム線ヒータ、金属箔ヒータ、カーボン繊維ヒータ、セラミックヒータ又はこれらの複合材料から構成しても良い(請求項10の発明)。
請求項11の発明は、請求項1〜10の食品加熱装置において、加熱制御手段は、食品又は可撓性部材の温度を検知する温度センサと、温度センサの検知温度に基づき加熱手段を制御する制御部とを有する構造となっている。請求項11の発明によれば、温度センサの検知温度に基づき食品が所望温度となるよう加熱することができる。
請求項12の発明は、請求項1〜10の食品加熱装置において、加熱制御手段は、食品の種類や大きさに対応して加熱時間を任意に設定できる加熱時間設定スイッチと、加熱時間設定スイッチの設定時間に基づき加熱手段を制御する制御部とを有する構造となっている。請求項12の発明によれば、加熱時間設定スイッチにより任意の加熱時間を設定することができ、食品が所望温度となるよう加熱することができる。
請求項13の発明は、請求項1、3〜12の食品加熱装置において、食品の側面は被覆部材で覆われ、食品の上端と下端は食品温度を維持する断熱材又は面状ヒータで覆われた構造となっている。請求項13の発明によれば、食品の側面のみが被覆部材で覆われているときは、食品の上下端を断熱材又は面状ヒータで覆う構造となっているため、食品が短時間で加熱される。
なお、加熱手段は区分けされた複数の加熱部で構成するようにしても良い(請求項14の発明)。これにより、発熱作用を発揮させる各加熱部を任意に選択し、加熱手段の全体の加熱量を調整することができる。
請求項1の発明によれば、食品の大きさや形状に対応して被覆部材が撓むため、加熱手段で発せられた熱が被覆部材を通じて食品全体に伝導し、短時間で食品を加熱することができる。また、加熱制御手段により食品の種類や大きさ等に合わせて加熱量を調整し、食品を適正温度に加熱することができる。
請求項2の発明に係る食品加熱装置は、食品を覆い金属材料を含む可撓性の被覆部材と、被覆部材にうず電流を発生させる誘導加熱装置と、誘導加熱装置の加熱量を制御する加熱制御手段とを備えた構造となっている。請求項2の発明によれば、食品の大きさや形状に対応して被覆部材が撓むため、うず電流により発生したジュール熱が被覆部材を通じて食品全体に伝導する。
請求項3の発明によれば、揺動手段により缶飲料を揺動するときは、飲料が撹拌され、食品への熱伝達効率が向上し、加熱時間が更に短時間になる。
請求項4〜7の発明は、被覆部材を食品に密着させる密着手段を有しているので、食品の外面に被覆部材が密着し、食品への熱伝達効率が更に向上する。
図1乃至図6は本発明に係る食品加熱装置の第1実施形態を示すもので、図1は食品加熱装置の斜視図、図2は食品加熱装置の平面図、図3は加熱器の展開図、図4は図2のA−A線矢視方向の断面図、図5食品加熱装置の駆動回路を示すブロック図、図6は食品加熱装置の制御フローチャートである。
本実施形態に係る食品加熱装置は、食品(本実施形態では缶飲料K1)を覆う被覆部材1と、被覆部材1に設けられた加熱器2と、加熱器2の加熱量を制御する加熱制御装置3とを有している。
被覆部材1は可撓性の耐熱樹脂シートで構成されたもので、図3に示すように帯状に形成され、図1及び図2に示すように、食品K1の周側面を覆ったり、また、図3に示すように展開して食品K1を取り出せるようになっている。被覆部材1の材料は耐熱性と可撓性を有するものであれば、金属やゴム材料であってもよい。
加熱器2は可撓性の加熱材料で構成されたもので、図3及び図4(a)に示すように、被覆部材1の一方の面に蛇行状に設置されている。本実施形態では加熱器としてニクロム線を用いているが、コードヒータ、金属箔ヒータ、カーボン繊維ヒータ、セラミックヒータ又はこれらの複合材料を用いるようにしてもよい。なお、被覆部材1で食品K1を覆う際、図1に示すように、加熱器2側を内側にして食品K1を覆うようにしてもよいし、或いは逆に、加熱器2側を外側にして食品K1を覆うようにしてもよい。
また、被覆部材1を2枚の耐熱樹脂シート1a,1bで構成し、図4(b)に示すように、加熱器2を各耐熱樹脂シート1a,1bで挟んで形成するようにしてもよい。
更に、被覆部材1を2枚の耐熱樹脂シート1a,1bと断熱材1cで構成するようにしてもよい。即ち、図4(c)に示すように、加熱器2を2枚の耐熱樹脂シート1a,1bで挟み、更に、耐熱樹脂シート1bの外側に可撓性の断熱材1cを接着する。これにより、断熱材1c側を外側にして食品K1を覆うとき、ジュール熱の外部への漏洩が抑制される。
更にまた、被覆部材1を耐熱樹脂シート1bと耐熱ゴムシート1dと断熱材1cで構成するようにしてもよい。即ち、図4(d)に示すように、加熱器2を可撓性の耐熱ゴムシート1dと耐熱樹脂シート1bで挟み、更に耐熱樹脂シート1bの外側に可撓性の断熱材1cを接着する。耐熱ゴムシート1d側を内側にして食品K1を覆うとき、ゴムの柔軟性により被覆部材1と食品K1との密着性が向上する。なお、この耐熱ゴムシート1dの代わりに可撓性の金属シート(図示しない)を用いるようにしても良い。これにより、金属シートにより食品K1への熱伝導率が向上する。
加熱制御装置3は、図5に示すように、マイクロコンピュータ(マイコン)3aで制御される。マイコン3aはI/Oポート3b,3c、CPU3d及びメモリ3eを有している。メモリ3eには各種の電力出力値や加熱時間(加熱器2の通電時間)が記憶されている。マイコン3aには電力出力設定スイッチ3fから信号が入力されるようになっている。電力出力設定スイッチ3fは加熱器2に通電する電力出力を設定するもので、食品K1の大きさや種類に対応して上下各種の電力出力値が設定できるようになっている。マイコン3aには加熱スイッチ3gからの信号が入力されるようになっている。加熱スイッチ3gは手動或いは自動を問わず、被覆部材1で食品K1を覆い加熱準備が完了したとき、加熱信号が入力されるようになっている。マイコン3aから出力された信号は加熱器駆動回路3hに出力され、加熱器2の電力出力及び通電・非通電が制御される。
加熱制御装置3による加熱器2の駆動制御を図6を参照して説明する。まず、電力出力設定スイッチ3fにより食品K1の種類や大きさに対応する電力出力値を設定する(S1)。電力出力値の設定の後に加熱スイッチ3gがオンしたとき、(食品K1が図1に示すように被覆部材1で覆われたとき)(S2)、加熱時間に亘って加熱器2に通電する(S3)。この加熱時間が終了したときは、加熱器2をオフし(S4)、食品K1の加熱操作を終了する。
本実施形態によれば、食品K1を被覆部材1で覆う際、食品K1の大きさや形状に対応して被覆部材1が撓むため、被覆部材1と食品K1とが密着し、加熱器2で発せられた熱が被覆部材2を通じて食品K1全体に伝導する。従って、食品K1を短時間で所望温度に加熱することができる。
また、加熱制御装置3により食品K1の種類や大きさ等に合わせて電力出力を調整することができるので、食品K1の加熱量が調整され、食品K1を適正温度に加熱することができる。
図7は本発明に係る食品加熱装置の第2実施形態を示すものである。第2実施形態に係る加熱器2は、第1,第2,第3加熱部2a,2b,2cに区分されている。第1加熱部2aは被覆部材2の左側全体に配置され、第2加熱部2bは被覆部材2の右側上部に配置され、第3加熱部2cは被覆部材2の右側下部に配置されている。
本実施形態によれば、加熱器2が第1,第2,第3加熱部2a,2b,2cに区分されているので、各加熱部2a,2b,2cを任意に選択して通電するとき、食品K1の種類や大きさに合わせて加熱量を調整することができる。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態を同様である。
図8は本発明に係る食品加熱装置の第3実施形態を示すものである。この第3実施形態に係る食品加熱装置は、前記第1,2実施形態に係る食品加熱装置に被覆部材1の密着手段(絞り込み装置4)を付加した構造となっている。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号を用い、その説明を省略する。
絞り込み装置4は、ラック4a1,4b1と、ピニオン4a2,4b2と、ローラ4a3,4b3とからなる絞り込み部4a,4bを有している。各絞り込み部4a,4bは被覆部材1の端側の重ね合わされた部分に互いに対向して配置されている。また、各絞り込み部4a,4bの各ラック4a1,4b1の先端には各ローラ4a3,4b3が回動自在に設置されており、各ローラ4a3,4b3の間に被覆部材1が重ねて挟み込まれている。各ラック4a1,4b1には各ピニオン4a2,4b2が歯合しており、各ピニオン4a2,4b2を可逆転可能なモータ4cで駆動し、各ラック4a1,4b1を前後方向に移動するようになっている。
本実施形態に係る食品加熱装置において、食品K1を覆うときは、実線で示すように、各絞り込み部4a,4bを食品K1に向かって移動させる。これにより、被覆部材1が絞り込まれ、食品K1と被覆部材1とが密着状態となる。一方、被覆された食品K1を外すときは、破線で示すように、各絞り込み部4a,4bを食品K1から離隔する方向に向かって移動させる。これにより、被覆部材1の弾発力により復元し、食品K1と被覆部材1との密着状態が解除される。
本実施形態によれば、絞り込み装置4により食品K1と被覆部材1とを密着させることできるので、加熱器で発生した熱が食品K1に効率よく伝達される。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
図9は本発明に係る食品加熱装置の第4実施形態を示すものである。第4実施形態に係る食品加熱装置は、加熱器2が設置された被覆部材1を2個用いるとともに、密着手段(絞り込み装置4)を2個有する構造となっている。なお、前記第3実施形態と同一構成部分は同一符号を用い、その説明を省略する。
2個の各被覆部材1は食品K1を間にして覆っており、各絞り込み装置4は被覆部材1の両端側の重ね合わされた部分に配置されている。本実施形態では前記第3実施形態に係る絞り込み装置4を左右に配置しており、これにより、各被覆部材1を両側から絞り込み、食品K1を覆う構造となっている。
本実施形態によれば、加熱器2が設置された被覆部材1を2個用いているので、食品K1を保持する許容範囲が大きくなっており、大きさの異なる各種食品K1に対応することができる。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
図10は本発明に係る食品加熱装置の第5実施形態を示すものである。第5実施形態に係る食品加熱装置は、前記第1,2実施形態に係る食品加熱装置に被覆部材1の密着手段(巻き取り装置5)を付加した構造となっている。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号を用い、その説明を省略する。
被覆部材1の上下端側には巻き取り装置5の送り穴1eが所定ピッチで多数形成されている。巻き取り装置5は、図10及び図11に示すように、一対の送りローラ5aと、一対の巻き取りローラ5bと、巻き取りローラ5bを回転させる可逆転可能なモータ5cとを有している。
各送りローラ5a及び各巻き取りローラ5bはそれぞれ僅かな間隙をおいて配置されている。また、各送りローラ5aは食品K1の保持位置側にあり、一方、各巻き取りローラ5bは食品Sの保持位置から離隔して配置されている。また、巻き取りローラ5bの上部周面及び下部周面には周方向に多数の係止突起5dが突設されている。各係止突起5dのピッチは各送り穴1eと同ピッチとなっており、各係止突起5dが各送り穴1eに係脱可能になっている。
モータ5cはギア5e,5f,5g,5hと有している。モータ5cの回転力(正転)が、図12の実線矢印に示すように、ギア5e、ギア5f、ギア5g及びギア5hと順次伝達され、各巻き取りローラ5bを互いに逆方向に回転させるようになっている。なお、モータ5eを逆転するときは各巻き取りローラ5bが正転時と逆方向に回転する。これにより、被覆部材1の巻き取り量が任意に変更でき、図11の実線矢印に示すように、被覆部材の保持径を小さくしたり、或いは、図11の2点鎖線矢印に示すように、保持径を大きくすることができる。
本実施形態によれば、巻き取り装置5の駆動により、食品K1と被覆部材1とを密着させることできるので、加熱器で発生した熱が食品K1に効率よく伝達される。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
図13は本発明に係る食品加熱装置の第6実施形態を示すものである。第6実施形態に係る食品加熱装置は、前記第5実施形態に係る被覆部材1の上下端に蓋体6を付加した構造となっている。なお、前記第5実施形態と同一構成部分は同一符号を用い、その説明を省略する。
蓋体6は耐熱性の断熱材で形成されたものである。これにより、被覆部材1の上下端から加熱器で発生した熱の漏洩が抑制され、効率よく食品K1を加熱することができる。なお、蓋体6に図示しない加熱器を設け、食品K1の上下からも加熱するようにしてもよい。その他の構成、作用は前記第5実施形態と同様である。
図14及び図15(a)(b)は本発明に係る食品加熱装置の第7実施形態を示すものである。前記各実施形態では食品K1を被覆部材1のみで保持するよう構成されているが、本実施形態では食品K1を上下一対の容器7を用いて保持する構成となっている。
容器7は両側に側板7aを有する半円筒状の筒体となっている。この容器7の開口端には内側に向かって所定幅のつば7bが形成されており、各つば7bの間に前記各実施形態と同様の加熱器付き被覆部材1が設置されている。
食品K1を加熱するときは、図15(a)に示すように、上下の各容器7の間に食品K1を入れ、図15(b)に示すように、各容器7の開口を閉塞する。このとき、被覆部材1及び加熱器が可撓性を有しているため、被覆部材1が食品K1の形状及び大きさに合わせて撓み、被覆部材1と食品K1が密着する。この密着状態で加熱器に通電すればよい。
本実施形態によれば、加熱器の熱が食品K1に効率よく伝達されるし、また、食品K1全体が容器7内に収容されるため、外部に熱が漏れにくくなっている。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
図16及び図17(a)(b)は本発明に係る食品加熱装置の第8実施形態を示すものである。前記第7実施形態は被覆部材1が容器7に食品K1により撓む構成となっているが、本実施形態は空気圧装置8により被覆部材1を撓ます構成となっている。なお、前記第7実施形態と同一構成部分は同一符号を用い、その説明を省略する。
空気圧装置8は空気ポンプ8aと空気供給管8bとからなる。空気供給管8bは2つに分岐し、一方の分岐管8b1は上方の容器7を貫通して容器7と被覆部材1との間に連通し、他方の分岐管8b2は下方の容器7を貫通して容器7と被覆部材1との間に連通している。
食品K1を加熱するときは、図17(a)に示すように、上下の各容器7の間に食品K1を入れ、各容器7の開口を閉塞する。次いで、空気ポンプ8aを駆動して空気を供給する。これにより、被覆部材1が食品K1の形状及び大きさに合わせて撓み、被覆部材1と食品K1が密着する。この密着状態で加熱器に通電すればよい。
本実施形態によれば、前記第7実施形態と同様に、熱が食品K1に効率よく伝達されるし、また、食品K1全体が容器7内に収容されるため、外部に熱が漏れにくくなっている。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
図18(a)(b)は本発明に係る食品加熱装置の第9実施形態を示すものである。前記第8実施形態は被覆部材1を空気圧により直接に撓ませる構成となっているが、本実施形態は袋体9に空気を供給して被覆部材1を撓ます構成となっている。なお、前記第8実施形態と同一構成部分は同一符号を用い、その説明を省略する。
袋体9は容器7の内面と被覆部材1との間に設置されたもので、この袋体9内に分岐管8b1,8b2が連通している。
食品K1を加熱するときは、図18(a)に示すように、上下の各容器7の間に食品K1を入れ、各容器7の開口を閉塞する。次いで、空気ポンプ8aを駆動して空気を供給する。これにより、袋体9が膨張し、袋体9の膨張により被覆部材1が変形する。そして、被覆部材1が食品K1の形状及び大きさに合わせて撓み、被覆部材1と食品K1が密着する。この密着状態で加熱器に通電すればよい。従って、前記第8実施形態と同様の作用効果が発揮される。
図19及び図20(a)(b)は本発明に係る食品加熱装置の第10実施形態を示すものである。前記第1〜9実施形態では可撓性の加熱器が設けられた可撓性の被覆部材1を用いて食品K1を加熱する構造について説明したが、本実施形態は加熱器として誘導加熱コイル10を用いている。なお、前記第7実施形態と同一構成部分は同一符号を用い、その説明を省略する。
誘導加熱コイル10は容器7の外面に蛇行状に付設されている。また、容器7はスチール、アルミニウム、銅等の金属で形成されている。更に、被覆部材1は可撓性を有する点では前記各実施形態と同様ではあるが、可撓性樹脂材料に金属材料が混合したものとなっている。
食品K1を加熱するときは、図20(a)に示すように、上下の各容器7の間に食品K1を入れ、各容器7の開口を閉塞する。これにより、被覆部材1が食品K1の形状及び大きさに合わせて撓み、被覆部材1と食品K1が密着する。ここで、誘導加熱コイル10に図示しない高周波電源より高周波電流を通電することにより、被覆部材1にうず電流が発生し、ジュール熱が被覆部材1を通じて食品K1全体に伝導する。
本実施形態によれば、前記第7実施形態と同様に、熱が食品K1に効率よく伝達されるし、また、食品K1全体が容器7内に収容されるため、外部に熱が漏れにくくなっている。なお、その他の構成、作用は前記第7実施形態と同様である。
図21(a)(b)は本発明に係る食品加熱装置の第11実施形態を示すものである。本実施形態は前記第10実施形態に係る食品加熱装置に対して前記第9実施形態で説明した、空気圧装置及び袋体の構造を付加したものである。なお、前記第10実施形態と同一構成部分は同一符号を用い、その説明を省略する。
即ち、分岐管8b1,8b2を容器7と被覆部材1との間に配置した袋体9に連通させている。なお、加熱器として誘導加熱コイル10を用いる点は前記第10実施形態と同様である。
本実施形態によれば、袋体9を膨張させ被覆部材1と食品K1を密着させた後に誘電加熱コイル10に通電する。これにより、被覆部材1にうず電流が発生し、ジュール熱が被覆部材1を通じて食品K1全体に伝導する。なお、その他の構成、作用は前記第10実施形態と同様である。
前記第7〜11実施形態は容器7に食品K1を静止して食品K1を加熱する構造となっている。従って、食品加熱時には食品K1の外側から内側に向かって徐々に加熱される構造となっている。しかしながら、これでは食品加熱時間が未だ充分に短いものとはいえない。そこで、以下の第12〜14実施形態は食品加熱時間を更に短かくするため、食品K1の揺動手段11〜13を採用した。
図22は本発明に係る食品加熱装置の第12実施形態を示すものである。本実施形態に係る揺動手段11は、食品K1を収容した容器7を一対の回転ローラ11aで支持する一方、回転ローラ11aをモータ11bで可逆転駆動するようになっている。なお、前記第7実施形態と同一構成部分は同一符号を用い、その説明を省略する。
本実施形態によれば、モータ11bの駆動により容器7が軸中心に正転・逆転されるため、容器7内の食品K1も軸中心に正転・逆転される。従って、食品K1内の飲料が撹拌される。
この撹拌作用により、食品K1内に熱が効率よく伝導し、飲料全体が効率よく加熱される。なお、その他の構成、作用は前記第7実施形態と同様である。
図23及び図24は本発明に係る食品加熱装置の第13実施形態を示すものである。本実施形態に係る揺動手段12は、図23に示すように、食品K1を収容した容器7を一対の支持脚12aで支持する一方、支持脚12aを支持台12b上に固着している。また、支持台12bはモータ12cにより水平方向に可逆転駆動されるようになっている。なお、前記第7実施形態と同一構成部分は同一符号を用い、その説明を省略する。
本実施形態によれば、図24の2点鎖線に示すように、モータ1の駆動により容器7が水平方向に正転・逆転されるため、容器7内の食品K1も水平方向に正転・逆転される。これにより、食品K1内の飲料が撹拌される。
この撹拌作用により、食品K1内に熱が効率よく伝導し、飲料全体が効率よく加熱される。なお、その他の構成、作用は前記第7実施形態と同様である。
図25及び図26は本発明に係る食品加熱装置の第14実施形態を示すものである。本実施形態に係る揺動手段13は、図25に示すように、食品K1を収容した容器7を一対の支持脚13aで支持する一方、支持脚13aを支持台13b上に固着している。また、支持台13bの下面には容器7の軸方向に沿って延びるラック13cが固着されている。また、ラック13cにはピニオン13dが歯合されている。ピニオン13dはモータ13eにより可逆転駆動するようになっている。
本実施形態によれば、図26の2点鎖線に示すように、モータ1の駆動により容器7が前後往復動されるため、容器7内の食品K1も前後往復動する。これにより、食品K1内の飲料が撹拌される。
この撹拌作用により、食品K1内に熱が効率よく伝導し、飲料全体が効率よく加熱される。なお、その他の構成、作用は前記第7実施形態と同様である。
前記第1〜14実施形態の加熱制御装置3は、電力出力設定スイッチ3fで食品K1の大きさや種類に対応する電力出力値を設定し、食品K1の加熱量を制御している。以下の第15〜17実施形態はこれ以外の加熱量制御を示すものである。
図27及び図28は本発明に係る食品加熱装置の第15実施形態を示すものである。本実施形態に係る加熱制御装置3は前記第1実施形態の電力出力設定スイッチ3fに代えて加熱時間設定スイッチ3iで加熱量を制御する構造となっている。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号を用い、その説明を省略する。
加熱時間設定スイッチ3iは加熱器2への通電時間を設定するもので、食品K1の大きさや種類に対応して長短各種の加熱時間が設定できるようになっている。また、メモリ3eには各種の加熱設定時間(加熱器2の通電設定時間)が記憶されている。
加熱器2の駆動制御を図28を参照して説明する。まず、加熱時間設定スイッチ3iにより食品K1の種類や大きさに対応する加熱時間を設定する(S11)。加熱時間の設定の後に加熱スイッチ3gがオンしたとき、(食品K1が図1に示すように被覆部材1で覆われたとき)(S12)、加熱設定時間に亘って加熱器2に通電する(S13)。この加熱設定時間が終了したときは、加熱器2をオフし(S14)、食品K1の加熱操作を終了する。
本実施形態によれば、加熱時間設定スイッチ3iにより食品K1の種類や大きさ等に合わせて加熱時間を調整できるので、食品K1の加熱量が調整され、食品K1を適正温度に加熱することができる。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
図29及び図30は本発明に係る食品加熱装置の第16実施形態を示すものである。本実施形態に係る加熱制御装置3は前記第1実施形態の電力出力設定スイッチ3fと加熱時間設定スイッチ3iの両者で加熱量を制御する構造となっている。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号を用い、その説明を省略する。
電力出力設定スイッチ3fは前記第1実施形態と同様に電力出力を設定するものである。また、加熱時間設定スイッチ3iは前記第15実施形態と同様に加熱器2への通電時間を設定するものである。食品K1の大きさや種類に対応して加熱器2への電力出力及び加熱時間を設定するようになっている。また、メモリ3eには各種の電力出力及び加熱設定時間が記憶されている。
加熱器2の駆動制御を図30を参照して説明する。まず、電力出力設定スイッチ3f及び加熱時間設定スイッチ3iにより食品K1の種類や大きさに対応する電力出力及び加熱時間を設定する(S21)。この設定の後に加熱スイッチ3gがオンしたとき、(食品K1が図1に示すように被覆部材1で覆われたとき)(S22)、設定電力出力及び加熱設定時間に亘って加熱器2に通電する(S23)。この加熱設定時間が終了したときは、加熱器2をオフし(S24)、食品K1の加熱操作を終了する。
本実施形態によれば、電力出力設定スイッチ3f及び加熱時間設定スイッチ3iを食品K1の種類や大きさ等に合わせて調整できるので、食品K1の加熱量が調整され、食品K1を適正温度に加熱することができる。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
図31及び図32は本発明に係る食品加熱装置の第17実施形態を示すものである。本実施形態に係る加熱制御装置3は食品加熱温度を設定する食品加熱温度設定スイッチ3jと食品温度を検知する温度センサ3kに基づき加熱量を制御するようになっている。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号を用い、その説明を省略する。
食品加熱温度設定スイッチ3jは食品K1の種類に対応する最適加熱温度を設定するようになっている。また、メモリ3eには食品K1の種類に対応する各種の設定加熱温度が記憶されている。
加熱器2の駆動制御を図32を参照して説明する。まず、食品加熱温度設定スイッチ3jにより食品K1の種類に対応する食品加熱温度を設定する(S31)。この設定の後に加熱スイッチ3gがオンしたとき、(食品K1が図1に示すように被覆部材1で覆われたとき)(S32)、設定加熱温度に基づいて加熱器2を制御する。即ち、温度センサ3kの検知温度に基づき食品K1が食品加熱温度に達したと判定したときは、加熱器2をオフし(S33,S34)、食品K1の加熱操作を終了する。
本実施形態によれば、食品K1の種類に合わせて加熱温度が調整できるので、食品K1の加熱量が調整され、食品K1を適正温度に加熱することができる。なお、温度センサ3kは被覆部材1の温度を検知し、加熱量を制御するようにしてもよい。その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
本実施形態に係る食品加熱装置は自動販売機の缶飲料の加熱装置として利用できることはもとより、食品を加熱調理するものであれば、これに限らず、何れのものにも利用することができる。
1…被覆部材、2…加熱器、2a,2b,2c…加熱部、3…加熱制御装置、4…絞り込み装置、5…巻き取り装置、6…蓋体、7…容器、8…空気圧装置、10…誘導加熱コイル、K1…食品。
Claims (14)
- 食品を覆う可撓性の被覆部材と、
前記被覆部材に設けられた可撓性の加熱手段と、
前記加熱手段の加熱量を制御する加熱制御手段とを備えた
食品加熱装置。 - 食品を覆い金属材料を含む可撓性の被覆部材と、
前記被覆部材に渦電流を発生させる誘導加熱装置と、
前記誘導加熱装置の加熱量を制御する加熱制御手段とを備えた、
食品加熱装置。 - 前記食品を揺動する揺動手段を有する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の食品加熱装置。 - 前記被覆部材を前記食品に密着させる密着手段を有する
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載の食品加熱装置。 - 前記密着手段は、前記被覆部材を巻き取り該被覆部材を前記食品に密着させる巻き取り装置で構成された
ことを特徴とする請求項4記載の食品加熱装置。 - 前記密着手段は、前記被覆部材を絞り込み前記食品に密着させる絞り込み装置で構成された
ことを特徴とする請求項4記載の食品加熱装置。 - 前記密着手段は、前記被覆部材の背面に空気圧を付加し該被覆部材を該食品に密着させる空気圧装置で構成された
ことを特徴とする請求項4記載の食品加熱装置。 - 前記空気圧装置は前記被覆部材の背面に配置され、空気圧が付加される可撓性の袋体を有する
ことを特徴とする請求項7記載の食品加熱装置。 - 前記可撓性部材は、可撓性の金属、樹脂、ゴム又はこれらの複合材料からなる
ことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項記載の食品加熱装置。 - 前記加熱手段は、コードヒータ、ニクロム線ヒータ、金属箔ヒータ、カーボン繊維ヒータ、セラミックヒータ又はこれらの複合材料からなる
ことを特徴とする請求項1、3〜9の何れか一項記載の食品加熱装置。 - 前記加熱制御手段は、前記食品又は前記可撓性部材の温度を検知する温度センサと、該温度センサの検知温度に基づき前記加熱手段を制御する制御部とを有する
ことを特徴とする請求項1〜10の何れか一項記載の食品加熱装置。 - 前記加熱制御手段は、前記食品の種類や大きさに対応して加熱時間を任意に設定できる加熱時間設定スイッチと、該加熱時間設定スイッチの設定時間に基づき前記加熱手段を制御する制御部とを有する
ことを特徴とする請求項1〜10の何れか一項記載の食品加熱装置。 - 前記食品の側面は前記被覆部材で覆われ、該食品の上端と下端は該食品温度を維持する断熱材又は面状ヒータで覆われた
ことを特徴とする請求項1、3〜12の何れか一項記載の食品加熱装置。 - 前記加熱手段は区分けされた複数の加熱部で構成された
ことを特徴とする請求項1〜13の何れか一項記載の食品加熱装置。
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